JP5032715B1 - 書籍のページ押さえ具 - Google Patents

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Abstract

【課題】書籍のページ押さえ効果が大きく、安定して使用できる書籍のページ押さえ具を提供する。また、ページめくりの操作性が良好な書籍のページ押さえ具を提供する。
【解決手段】書籍を見開き状態に広げておくために使用する書籍のページ押さえ具であって、横断面がハート形の柱状体である本体部と、長尺体であるページ押さえ部とを備える。このページ押さえ部は、本体部のハート形横断面の左右の張出し部分にそれぞれ配設し、左右のページ押さえ部の長さ方向が互いに反対方向に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、書籍を見開き状態に広げておくために使用する書籍のページ押さえ具に関し、特に、ページ押さえ効果が大きく、安定して使用できる書籍のページ押さえ具に関する。
書籍を見開き状態に広げておくために使用する書籍のページ押さえ具には様々の態様のものが知られている。図2は、従来の書籍のページ押さえ具の態様を示す斜視図である(特許文献1参照)。この書籍のページ押さえ具は、図2に示すように、板状の本体部201と、本体部201のほぼ中央に位置するヒンジ部202と、ヒンジ部202を中心に本体部201に対して回動自在に連結する板状の回動部203と、回動部203の先端に粘着部204とを備える。
書籍を見開き状態に広げ、書籍の左右のページを連結するのど部に回動部203の先端を差し込むと、回動部203の先端にある粘着部204が書籍ののど部に結合する。このため、書籍のページ押さえ具が書籍に固定され、閉じようとするページの開放端が本体部201により押さえ付けられて、書籍を見開き状態に広げておくことができる。また、書籍を閉じるときは、ヒンジ部202を中心に回動部203を回転し、回動部203を本体部201上に重ねると、書籍のページ押さえ具は最も薄い状態に変形するため、携帯性に優れ、栞としても使用することができる。
しかし、書籍を閉じるときに、回動部203を回転し、本体部201に重ね、最も薄い状態に変形させ、優れた携帯性を得るためには、本体部201と回動部203が基本的に板状構造であることが必要である。したがって、この書籍のページ押さえ具は、構造上、軽量となり、不安定な構造となりやすいため、ページ押さえ効果を十分に高くすることができない。特に、見癖が未だ付いていない新しい書籍では、ページが見開き状態から閉じた状態に戻ってしまう傾向を抑えることが難しい。また、各ページの文字や絵柄の領域を避けて、書籍のページ押さえ具をページの欄外の余白領域に配置するときに、ページ押さえ効果が不十分となりやすい。
一方、回動部203の先端に配置する粘着部204の粘着力を高めることにより、ページ押さえ効果を高めることができる。しかし、書籍は、ページをめくりながら、どんどん次のページに読み進めていくから、粘着部204の粘着力を高めると、ページめくり時の操作性が低下する。また、新しいページを開くたびに、粘着部204の接着と取り外しを繰り返していくと、粘着力は次第に低下し、これに応じてページ押さえ効果も低下する。
図3は、従来の書籍のページ押さえ具の他の態様を示す斜視図である(特許文献2参照)。この書籍のページ押さえ具は、図3に示すように、つまみ部31と、つまみ部31の下に配置する透明押さえ部32と、透明押さえ部32の下に配置する軸33と、軸33の先端に配置する針部34とを備える。書籍を見開き状態にした後、書籍のページ押さえ具のつまみ部31を持って、左右のページを連結する書籍ののど部に針部34を刺し込むことにより、透明押さえ部32が左右のページを押さえるため、手を離しても書籍を見開き状態に保持することができる。
しかし、書籍のページをめくる毎に、書籍ののど部に針部34を刺し込むと、刺し込む毎に背表紙に穴が開くため、読み終わった後、本棚に戻した書籍は甚だ体裁の悪いものとなる。また、書籍に刺し込んだ針部34の保持力は大きなものではなく、何度も刺し込むにつれて次第に保持力は低下するから、大きなページ押さえ効果を安定して得ることができない。特に、見癖が未だ付いていない新しい書籍では、十分に大きなページ押さえ効果を安定して期待することは難しい。
特開2006−315181号公報 特開平11−235888号公報
本発明の課題は、書籍のページ押さえ効果が大きく、安定して使用できる書籍のページ押さえ具を提供することにある。また、ページめくりの操作性が良好な書籍のページ押さえ具を提供することを課題とする。
本発明は、書籍を見開き状態に広げておくために使用する書籍のページ押さえ具であって、横断面がハート形の柱状体である本体部と、長尺体であるページ押さえ部とを備える。このページ押さえ部は、本体部のハート形横断面の左右の張出し部分にそれぞれ配設し、左右のページ押さえ部の長さ方向が互いに反対方向に配置する。書籍を見開き状態に広げた後、書籍の左右のページを連結するのど部上に本体部のハート形横断面の突出部を配置したとき、本体部の下面が、見開き状態にあるページの曲面にフィットするように、本体部の下面が左右とも内方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する態様が好ましい。
また、書籍を見開き状態に広げた後、書籍の左右のページを連結するのど部上に本体部のハート形横断面の突出部を配置したとき、ページ押さえ部の下面が、見開き状態にあるページの曲面にフィットするように、上方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する書籍のページ押さえ具が好適である。一方、ページ押さえ部が、少なくとも本体部との連結部位に板バネを備える態様と、ページ押さえ部が透明である態様と、左右のページ押さえ部が、各々複数の板状体である態様がそれぞれ好ましい。
本体部が、本体部の側面を貫通するリングを備え、長手方向に2分割された本体部がリングに沿って摺動する書籍のページ押さえ具が好ましい。この場合、2分割された本体部は、それぞれの分割面であって、各本体部の接合時に接触する部位に磁石を有する態様が好適である。
本発明の書籍のページ押さえ具は、書籍を見開き状態に広げた後、左右のページを連結するのど部上に本体部のハート形横断面の突出部を配置することにより、ページ押さえ部が、書籍の左右のページを押さえるため、書籍を見開き状態に保持することができる。また、この書籍のページ押さえ具は、書籍上に配置するとき、粘着部や針部により書籍に固定しないため、ページめくり時の操作性が良好である。さらに、書籍のページ押さえ具が左右に不用意に移動するトラブルを防止することができるため、安定した書籍のページ押さえ具を提供することができる。本体部は、横断面が左右に張り出したハート形であり、柱状体であり、相当の自重を有するため、文鎮の機能を発揮し、見癖が未だ付いていない新しい書籍であっても、見開き状態を保持する能力が大きい。
本体部がハート形の横断面を有する柱状体であり、左右に配置するページ押さえ部と強固な接続を形成することができるため、堅牢な書籍のページ押さえ具を提供することができる。また、本体部が、ハート形の横断面を有する柱状体であり、ハート形横断面の上面が浅い窪みを有する曲面であるため、親指等で押さえやすく、長時間の読書によっても手首が疲れにくい。また、ハート形横断面の上面の窪みは、中央部において最も深くなるため、上面を親指等で押すことにより、親指等は自然に上面の中央部に落ち着く。このため、バランス良く本体部を押さえることができ、親指等による荷重は、ハート形横断面の突出部を通り、書籍ののど部に伝達するから、バランス良く書籍を保持することができる。
本発明の書籍のページ押さえ具の構造を示す斜視図である。 従来の書籍のページ押さえ具の態様を示す斜視図である。 従来の書籍のページ押さえ具の他の態様を示す斜視図である。 本発明の書籍のページ押さえ具の正面図である。 本発明の書籍のページ押さえ具の使用態様を例示する正面図である。 本発明の書籍のページ押さえ具の他の使用態様を例示する正面図である。 本発明の書籍のページ押さえ具の他の使用態様を例示する斜視図である。 本発明の書籍のページ押さえ具を収納する態様を示す斜視図である。
本発明の書籍のページ押さえ具は、書籍を見開き状態に広げておくために使用する。本明細書において、書籍とは、複数枚の紙等のシート状物が1辺で綴じられた状態にあるものをいい、この状態でシート状物の片面をページという。したがって、書籍は、代表的には印刷・製本された出版物であるが、ページ数の多少を問わず、定期刊行物及び不定期刊行物の両者が含まれる。また、書籍には、雑誌及びノートのほか、複数の紙等がバインダーで綴じられたファイル等の製本されていないものが含まれる。
図1は、本発明の書籍のページ押さえ具の構造を示す斜視図である。図1に示すように、本発明の書籍のページ押さえ具は、横断面がハート形の柱状体である本体部1と、長尺体であるページ押さえ部2a,2bとを備える。図1には、ページ押さえ部2a,2bが本体部1の両側に各々2本ずつ配置し、ページ押さえ部2a,2bを構造上、補強する補強具2cを形成した例を示す。また、図1に示す例では、本体部1が2分割され、本体部1の側面1aを貫通するリング3を有するが、本体部1を分割していない態様と、リング3を形成しない態様が本発明に含まれる。
図4は、本発明の書籍のページ押さえ具の正面図である。図4に示す態様においては、柱状体である本体部1の底面が正面に見える。この底面に平行な平面により柱状体である本体部1を切断したときの断面、すなわち本体部1の横断面は、底面と同様のハート形状である。この書籍のページ押さえ具において、ページ押さえ部2は、本体部1のハート形横断面の左右の張出し部分1b,1cにそれぞれ配設し、左右のページ押さえ部2a,2bの長さ方向2A,2Bが互いに反対方向に配置する。
図5は、本発明の書籍のページ押さえ具の使用態様を例示する正面図である。図5(a)は、書籍のページ押さえ具10を表し、図5(b)は、見開き状態に広げた書籍20を表し、図5(c)は、書籍のページ押さえ具10を矢印の方向に移動して、書籍20上に配置した態様を表す。図5(c)に示すように、書籍のページ押さえ具10は、書籍20を見開き状態に広げた後、書籍の左右のページ21,22を連結するのど部23上に本体部1のハート形横断面の突出部1dを配置して使用する。
本発明の書籍のページ押さえ具10は、ページ押さえ部2が、本体部1のハート形横断面の左右の張出し部分1b,1cにそれぞれ配設し、左右のページ押さえ部2a,2bの長さ方向2A,2Bが互いに反対方向に配置する。このため、左右のページ21,22を連結するのど部23上に本体部1のハート形横断面の突出部1dを配置することにより、ページ押さえ部2a,2bが、書籍20のページ21,22を押さえて、書籍20を見開き状態に広げておくことができる。また、本発明の書籍のページ押さえ具は、書籍上に配置するとき、書籍ののど部に粘着部或いは針部で固定しないため、ページめくり時の操作性が、従来のページ押さえ具と比較して良好である。
本体部1は、横断面がハート形であり、ハート形横断面の突出部1dを、書籍20ののど部23に配置して使用するため、書籍のページ押さえ具10が左右に不用意に移動するトラブルを防止することができ、安定した書籍のページ押さえ具を提供することができる。また、本体部1は、横断面が左右に張り出したハート形であり、柱状体であるため、本発明の本体部1に相当する部分が板状体等である従来のページ押さえ具と比較して、本発明の本体部1は相当の自重を有する。したがって、本発明の本体部1が文鎮の機能を発揮するため、見癖が未だ付いていない新しい書籍であっても、見開き状態を保持する能力が大きい。さらに、本体部1が、ハート形の横断面を有する柱状体であるため、左右に配置するページ押さえ部2と本体部1との強固な接続を容易に得ることができる。したがって、堅牢な書籍のページ押さえ具を提供することができる。
図7は、本発明の書籍のページ押さえ具の他の使用態様を例示する斜視図である。図7に示す例は、通学電車の中で書籍20を手に持ち、その上に書籍のページ押さえ具10を配置し、本体部1を書籍20に親指で押さえながら使用する態様を示す。本発明の書籍のページ押さえ具は、図5(c)に示すように、本体部1が、ハート形の横断面を有する柱状体であり、ハート形横断面の上面1gが浅い窪みを有する曲面であるため、親指等で押さえやすく、長時間の読書によっても手首が疲れにくい。また、ハート形横断面の上面1gの窪みは、中央部において最も深くなるため、ハート形横断面の上面1gを親指等で押すことにより、親指等は自然にハート形横断面の上面1gの中央部に落ち着く。このため、バランス良く本体部1を押さえることができ、親指等による荷重は、ハート形横断面の突出部1dを通り、書籍20ののど部23に直接伝達するから、バランス良く書籍を保持することができる。
図5に示すように、書籍20を見開き状態に広げた後、左右のページ21,22を連結するのど部23上に本体部1のハート形横断面の突出部1dを配置する。このとき、本体部1の下面1e,1fが、見開き状態にあるページの曲面21e,22fにフィットするように、本体部の下面1e,1fが左右とも内方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する態様が好ましい。このような態様を有することにより、本体部1が書籍20上で安定化するため、本体部が書籍上を不用意にずれるトラブルを未然に防止する効果を高めることができる。また、本体部の下面がページの曲面を均一に押さえるため、ページ押さえ効果が向上する。
図5に示すように、書籍20を見開き状態に広げた後、左右のページ21,22を連結するのど部23上に本体部1のハート形横断面の突出部1dを配置する。このとき、ページ押さえ部2a,2bは、見開き状態にあるページの曲面21a,22bにフィットするように、下面2a1,2b1が上方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する態様が好ましい。このような態様を有することにより、書籍のページ押さえ具10が書籍20上で安定化するため、書籍のページ押さえ具が書籍上を不用意にずれるトラブルを未然に防止する効果を高めることができる。また、ページ押さえ部の下面がページの曲面を均一に押さえるため、ページ押さえ効果が向上する。図5に示す例では、ページ押さえ部2a,2bの上面は湾曲していないが、ページ押さえ部の上面を下面と同様の湾曲形状とすることができる。
図6は、本発明の書籍のページ押さえ具の他の使用態様を例示する正面図である。図6(a)は、書籍のページ押さえ具10を表し、図6(b)は、薄手の書籍20上に書籍のページ押さえ具10を配置した態様を表し、図6(c)は、厚手の書籍20上に書籍のページ押さえ具10を配置した態様を表す。図6(a)に示す書籍のページ押さえ具10において、ページ押さえ部2a,2bは、少なくとも本体部との連結部位2a2,2b2に板バネを備える。ページ押さえ部が板バネを備えることにより、図6(a)に矢印で示すように、本体部1との連結部位を中心にしてページ押さえ部2a,2bを柔軟に回動させることができるようになる。
したがって、図6(b)に示すような薄手の書籍20に使用する場合においても、また、図6(c)に示すような厚手の書籍20に使用する場合においても、書籍の厚さに応じてページ押さえ部2a,2bの角度を変えることができるため、適切なページ押さえ効果が得られる。図6に示す例では、ページ押さえ部2a,2bは、本体部との連結部位2a2,2b2にのみ板バネを備え、ページ押さえ部における連結部位以外の部位は透明な部材により形成しているが、ページ押さえ部2a,2bの全体を板バネとする態様も可能である。板バネの弾性率は、書籍の厚さに応じて調整することができる。また、本発明の書籍のページ押さえ具を、机の上に静置した書籍の上に配置する場合には、本体部1が書籍20上で浮き上がることなく安定して配置する点で、板バネの弾性率を小さ目に調整する態様が好ましい。
一方、通学電車の中等で、書籍を手に持ち、その上に書籍のページ押さえ具を配置し、本体部1を書籍に押さえながら使用する場合には、ページ押さえ効果を高める点で、板バネの弾性率を高目に調整する態様が好ましい。また、図6(a)に示す例では、ページ押さえ部2a,2bは、長さ方向が斜め下方向に傾斜して配置するが、ページ押さえ部の長さ方向が示す角度は、書籍の厚さにより任意に調整することができる。また、長さ方向が示す角度は、本体部1とページ押さえ部2a,2bの相対的な大きさ、本体部とページ押さえ部との連結位置等に応じて調整することができる。
図1に示す例では、ページ押さえ部2a,2bは、補強具2cを除き、透明な部材で形成している。ページ押さえ部が透明であると、本発明の書籍のページ押さえ具を書籍の中央部に配置する態様においても、ページ押さえ部を通してページ面に記録された文字等を判読することができる点で好ましい。
図1に示す例では、左右のページ押さえ部2a,2bは、それぞれ複数の板状体により形成している。ページ押さえ部2a,2bを板状体とし、板状体の平面が本体部1の横断面に平行になるように配置すると、ページ押さえ部のページ押さえ力を高く維持したまま、ページ押さえ部により隠蔽されるページ面の面積を減少できる点で好ましい。一方、図1に示す例では、左右のページ押さえ部2a,2bは、それぞれ2本ずつ形成され、合計4本のページ押さえ部を備える。このように左右のページ押さえ部をそれぞれ複数とし、必要なページ押さえ力を複数のページ押さえ部で分担することにより、1本当たりのページ押さえ部の負担を減らし、ページ押さえ部を薄くすることができる。このため、ページ押さえ部のページ押さえ力を高く維持したまま、ページ押さえ部により隠蔽される書籍のページ面の面積を減少することができる。
図1に示すように、本発明の書籍のページ押さえ具は、本体部1が、本体部の側面1aを貫通するリング3を備え、長手方向(;図中の矢印の方向)に2分割された本体部がリング3に沿って摺動する態様が好ましい。本明細書において、リングとは、輪体又は環状体をいい、代表的には円形状又は楕円形状の輪郭を持つものを指す。また、図1には本体部1が2等分された態様を例示するが、本体部が2分割されているが、2等分ではない態様が本発明に含まれる。図8は、本発明の書籍のページ押さえ具を収納する態様を示す斜視図である。本発明の書籍のページ押さえ具は、図1に例示する態様によりページ押さえ具として使用するが、使用終了後は、長手方向に2分割された本体部をリング3に沿って摺動し、図8(a)に示す態様を経て、図8(b)に示す態様で収納することができる。2分割された本体部1h,1iをリング3に沿って摺動し、約180°回転すると、図1に示す態様から、図8(a)に示す態様を経て、図8(b)に示す態様となる。
使用時における図1に示すような書籍のページ押さえ具の態様は、長尺体である左右のページ押さえ部2a,2bの長さ方向が互いに反対方向に配置するため、長さ方向にスペースを取る。このため、図8に示すように、2分割された本体部1h,1iをリング3に沿って摺動し、約180°回転すると、長尺体である左右のページ押さえ部2a,2bが同方向に重なった位置に配置し、使用時の長さの約半分に短縮できる。したがって、コンパクトに収納することができる点で好ましい。図8に示すように、2分割された本体部1h,1iは、それぞれの分割面であって、2分割された本体部1h,1iの接合時に接触する部位に磁石4を有する態様が好ましい。本体部が2分割された態様は収納には好ましいが、使用時に不用意に分割する可能性がある。したがって、分割された本体部が、各々の分割面であって、各本体部の接合時に接触する部位に磁石を形成することにより、使用時における不用意な分割を回避することができる。
書籍のページ押さえ効果が大きく、安定して使用できる書籍のページ押さえ具を提供することができる。また、この書籍のページ押さえ具は、ページめくりの操作性が良好である。
1 本体部
1a 本体部の側面
1b,1c ハート形横断面の左右の張出し部分
1d ハート形横断面の突出部
1e,1f 本体部の下面
1g ハート形横断面の上面
1h,1i 2分割された本体部
2,2a,2b ページ押さえ部
2c 補強具
3 リング
4 磁石
10 書籍のページ押さえ具
20 書籍
21,21 ページ
23 のど部

Claims (8)

  1. 書籍を見開き状態に広げておくために使用する書籍のページ押さえ具であって、
    横断面がハート形の柱状体である本体部と、長尺体であるページ押さえ部とを備え、
    該ページ押さえ部は、前記本体部のハート形横断面の左右の張出し部分にそれぞれ配設し、左右のページ押さえ部の長さ方向が互いに反対方向に配置する書籍のページ押さえ具。
  2. 書籍を見開き状態に広げた後、書籍の左右のページを連結するのど部上に前記本体部のハート形横断面の突出部を配置したとき、本体部の下面が見開き状態にあるページの曲面にフィットするように、本体部の下面が左右とも内方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する請求項1に記載の書籍のページ押さえ具。
  3. 書籍を見開き状態に広げた後、書籍の左右のページを連結するのど部上に前記本体部のハート形横断面の突出部を配置したとき、前記ページ押さえ部の下面は、見開き状態にあるページの曲面にフィットするように、上方に向かって滑らかに湾曲した形状を有する請求項1又は2に記載の書籍のページ押さえ具。
  4. 前記ページ押さえ部は、少なくとも本体部との連結部位に板バネを備える請求項1〜3のいずれかに記載の書籍のページ押さえ具。
  5. 前記ページ押さえ部は、透明である請求項1〜4のいずれかに記載の書籍のページ押さえ具。
  6. 前記左右のページ押さえ部は、それぞれ複数の板状体である請求項1〜5のいずれかに記載の書籍のページ押さえ具。
  7. 前記本体部は、該本体部の側面を貫通するリングを備え、長手方向に2分割された前記本体部がリングに沿って摺動する請求項1〜6のいずれかに記載の書籍のページ押さえ具。
  8. 2分割された前記本体部は、それぞれの分割面であって、各本体部の接合時に接触する部位に磁石を有する請求項7に記載の書籍のページ押さえ具。
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