JP3097948B2 - 非線形素子の製造方法 - Google Patents
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Description
備える表示装置等に用いられる非線形素子の製造方法に
関する。
機器のダウンサイジング化に伴って、高機能フラットパ
ネルディスプレイに対する要求が高まっている。このフ
ラットパネルディスプレイとして、液晶パネル、EL
(エレクトロルミネッセンス)パネル、プラズマパネル
等の研究開発が進められている。特に、液晶パネルは、
時計や電卓、更には、パーソナルコンピュータやテレビ
などの幅広い範囲に対応できる表示装置として既に商品
化されている。今後においては、マルチメディア化が進
むにつれて、ディスプレイの高解像度化、高コントラス
ト化、フルカラー化および省電力駆動化等の高機能化が
要求される。
々の画素にアクティブ素子を設けたアクティブマトリッ
クス型表示装置が挙げられる。このアクティブマトリッ
クス方式の液晶表示装置においては、マトリクス状に設
けられた画素電極と、該画素電極の近傍を通る走査線と
が、アクティブ素子を介して電気的に接続された構成に
なっている。このアクティブ素子としては、2端子の非
線形素子および3端子の能動素子について、開発が精力
的に進められている。特に、2端子の非線形素子は、T
FTに代表される3端子の能動素子に比べて、製造の際
に必要とするマスク枚数が少ないため製造工程を簡略化
でき、低価格化が期待できる。
挟まれた非線形抵抗層に酸化タンタル膜を用いた素子
(特公昭61−32674号)や、同じく非線形抵抗層
にシリコン窒化膜やシリコン酸化膜を用いた素子(特公
平6−17957号)または硫化亜鉛膜を用いた素子
(特開平6−313899号)等が開発されている。な
かでも、非線形抵抗層に硫化亜鉛膜を用いた素子は、I
−V特性の非線形性が大きいばかりでなく、硫化亜鉛膜
中に不純物をドーピングすることによりI−V特性を制
御することが可能である。このため、表示媒体の電気光
学特性に応じたI−V特性を有する素子を設計でき、高
コントラストの表示装置を提供することができるという
大きな利点を有する。
鉛膜は、EB(Electron Beam)蒸着法、スパッタリン
グ法、CVD(Chemical Vapour Deposition)法、また
はMBE(Molecular Beam Epitaxy)法により作製する
ことができる。特に、スパッタリング法は、EB蒸着法
に比べて得られる膜の緻密性が良好であり、また、CV
D法やMBE法に比べて簡便に成膜できることから、有
効な手法である。
に、成膜したい物質をターゲットとし、ヘリウム、アル
ゴン、キセノン等に代表される不活性ガスをスパッタガ
スとして用いる。放電によりスパッタガスをイオン化さ
せ、そのイオンをターゲットに衝突させると、ターゲッ
ト表面の原子または分子がスパッタ蒸発する。このスパ
ッタ蒸発したターゲット物質を、基板上に付着させるこ
とにより薄膜が形成される。
鉛膜を成膜する場合には、硫化亜鉛のターゲットを用い
る。また、硫化亜鉛膜中に不純物を混合させる場合に
は、不純物を混合させた硫化亜鉛ターゲットを用いる。
スパッタガスとしては、アルゴン等の不活性ガスを用
い、この不活性ガスを真空排気したチャンバー内に放電
可能なガス圧まで導入し、高周波電源により放電を行
う。スパッタ時の制御パラメータとしては、高周波電源
の入力パワー、スパッタガス圧、スパッタガス流量およ
び基板温度等があり、各パラメータを最適化させて硫化
亜鉛膜の成膜を行う。ここで、硫化亜鉛を主成分とする
非線形抵抗層を用いた従来の非線形素子の製造方法と、
その非線形素子の特性について述べる。まず、製造方法
の例としては、以下のように行われる。まず、絶縁性基
板上に、Taからなる第1電極を形成する。次に、ニッ
ケルを混合した硫化亜鉛からなる焼成ターゲットを用
い、アルゴンガスをスパッタガスとして、第1電極上
に、ニッケルを混合した硫化亜鉛からなる非線形抵抗層
を膜厚80nm成膜する。更に、非線形抵抗層上に、A
lからなる第2電極を形成して非線形素子が完成する。
なI−V特性を示す。この非線形素子のI−V特性の急
峻性は、電圧20Vと5Vとを印加した時に流れる電流
値の比をとれば105程度であり、非線形抵抗層に酸化
タンタルを用いた非線形素子に比べると高い値である。
分とする非線形抵抗層を有する従来の非線形素子は、液
晶表示装置のアクティブ素子に適用する場合、以下のよ
うな課題があった。
いる場合、その非線形素子には以下のことが要求され
る。一般には、ON電流が十分高く、液晶駆動に必要な
電圧を印加できること、更にはOFF電流が十分低く、
非選択機間に液晶印加電圧を保持できることである。特
に、垂直配向のホワイトテーラー型ゲストホスト液晶や
ポリマー分散型の液晶のように駆動電圧が高い液晶を用
いた表示装置に対しては、その駆動を十分に行わせるべ
く、I−V特性の急峻性がより高いことが要求される。
このような要求に対し、硫化亜鉛を主成分とする非線形
抵抗層を有する従来の非線形素子では、駆動電圧が高い
液晶を用いた表示装置を駆動させるには、I−V特性の
急峻性が不十分であった。
決すべくなされたものであり、I−V特性の急峻性を向
上させ得る非線形素子の製造方法を提供することを目的
とする。
造方法は、対向する一対の電極の間に設けられる非線形
抵抗層を、スパッタガスとして不活性ガスと酸素ガスと
を1000:1〜20:1の比率で用いたスパッタリン
グ法により形成するので、そのことにより上記目的が達
成される。
る一対の電極の間に設けられる非線形抵抗層を、硫化亜
鉛からなる焼成ターゲットを用いて、スパッタガスとし
て不活性ガスと酸素ガスとを用いたスパッタリング法に
より形成するので、そのことにより上記目的が達成され
る。また、本発明の非線形素子の製造方法は、対向する
一対の電極の間に設けられる非線形抵抗層を、硫化亜鉛
および不純物からなる焼成ターゲットを用いて、スパッ
タガスとして不活性ガスと酸素ガスとを用いたスパッタ
リング法により形成するので、そのことにより上記目的
が達成される。
いて、前記一対の電極の一方である第1電極を基板上に
形成し、該第1電極の上に積層し、または一部接して非
線形抵抗層を形成し、該一対の電極の他方である第2電
極を該非線形抵抗層上に積層し、または一部接して形成
してもよい。
形抵抗層を、スパッタガスとして不活性ガスと酸素ガス
とを用いたスパッタリング法により形成している。その
結果、後述するように、スパッタガスとして不活性ガス
のみを用いた場合に比べて非線形素子のI−V特性の急
峻性が向上する。
に、第1電極、非線形抵抗層および第2電極を、基板側
からこの順に有する構成である。なお、非線形抵抗層は
第1電極上に積層され、つまり第1電極の全体を覆って
形成されていても、または一部接した状態、つまり非線
形抵抗層が第1電極の一部を覆って形成されていてもよ
い。また、第2電極は非線形抵抗層上に積層され、つま
り非線形抵抗層の全体を覆って形成されていても、また
は一部接した状態、つまり第2電極が非線形抵抗層の一
部を覆って形成されていてもよい。
ば、絶縁性基板上にTaからなる第1電極を形成する。
その上に、ニッケルを混合した硫化亜鉛の焼成ターゲッ
トを用いて、アルゴンガスと酸素ガスとの混合ガスをス
パッタガスとして、ニッケルを混合した硫化亜鉛からな
る非線形抵抗層を成膜する。更に、その上に、Alから
なる第2電極を形成して非線形素子とする。
nmとして得られた非線形素子のI−V特性である。し
たがって、本発明の非線形素子は、図1の12にて示す
従来の非線形素子に比べて低電圧側の電流値が減少し、
急峻性の向上した非線形特性となっている。
より作製される非線形素子をアクティブ素子に用いるこ
とにより、液晶駆動電圧の高い液晶モードを用いた表示
装置を十分駆動させることができる。更には、液晶駆動
電圧の比較的低い液晶モードを用いた表示装置にも適用
できる。その理由は、以下の通りである。
学特性が変化することを利用して表示を行うものであ
り、液晶駆動波形としては一般的には選択期間と非選択
期間とがある。選択期間の電位においては、低抵抗の状
態で液晶が駆動されるため、液晶に十分な電荷を流して
液晶に電圧を印加させ、非選択期間の電位では、液晶に
充電された電荷が放電しないような高抵抗の状態が要求
される。つまり、選択期間と非選択期間との非線形素子
の抵抗比が高いほど、換言すれば非線形素子のI−V特
性が急峻なほど、液晶に印加される電圧は高くなる。ま
た、非選択期間の電位は、データ信号の電圧に依存する
ため、非選択期間における抵抗が高いほど、データ信号
の電圧は高くでき、表示特性の優れたものとなる。
形素子を用いることにより、ツイストネマチック液晶の
ような比較的低電圧で駆動される液晶からホワイトテー
ラ型ゲストホスト液晶やポリマー分散型液晶等の駆動電
圧が高い液晶までの広い範囲にわたる液晶に対して駆動
可能となる。
いて使用する不活性ガスとしては、アルゴン、ヘリウ
ム、キセノンまたはネオンなどを用いることができ、そ
のうちの1種を単独で、または2種以上を混合して使用
できる。酸素ガスと不活性ガスとは、別々にチャンバー
に導入してもよく、予め両者を混合したガスを用意して
チャンバーに導入してもよい。不活性ガスと酸素ガスと
の比率は、1000:1〜20:1程度であるのが好ま
しい。
いて、硫化亜鉛中にドーピングさせる不純物の種類およ
び量によりI−V特性を変化させることができる。硫化
亜鉛のみからなる膜を成膜する場合には、硫化亜鉛の焼
成ターゲットを用いる。また、硫化亜鉛膜中に不純物を
混合させる場合には、不純物を混合させた硫化亜鉛の焼
成ターゲットを用いる。焼成したターゲットを用いるの
は、焼成しないターゲットを用いる場合に比べて再現性
を向上できる点で好ましい。スパッタ時の制御パラメー
タとしては、高周波電源の入力パワー、スパッタガス
圧、スパッタガス流量、基板温度等があり、各パラメー
タを最適化させて硫化亜鉛膜の成膜を行う。上記非線形
抵抗層の膜厚は、非線形素子の用途により異ならせても
よい。
を、液晶表示装置のアクティブ素子に適用した具体的な
実施例について説明する。
ーラー型ゲストホスト液晶を用いた反射型液晶表示装置
について説明する。
が形成された素子側基板の1画素分を示す平面図であ
り、図2(b)は、図2(a)のA−A’線による断面
図である。また、図3は、この実施例で作製される反射
型液晶表示装置の2画素分を示す斜視図である。この液
晶表示装置は、各々電極形成側表面に配向膜33が形成
された非線形素子側基板27と対向側基板29との間
に、ホワイトテーラー型ゲストホスト液晶34が挟まれ
た構成となっている。
に走査電極配線22およびその一部である第1電極22
aが形成され、その上に絶縁膜23が形成されている。
この絶縁膜23は、第1電極22aの上部分にコンタク
トホール23aが形成され、その上に、コンタクトホー
ル23aに一部充填されて、硫化亜鉛を主成分とする非
線形抵抗層24が形成されている。さらにその上に、画
素電極25が形成され、コンタクトホール23a近傍部
分が非線形素子の第2電極25aとなっている。非線形
素子は、非線形抵抗層24と、非線形抵抗層24を挟ん
で対向する第1電極22aと第2電極25aとから構成
されている。
28上に対向電極30が形成されている。この対向電極
30は、上記画素電極25と対向配設されている。
いて説明する。まず、素子側基板27の作製手順につい
て説明する。
成し、これを所定の形状にパターン形成して走査電極配
線22および走査電極配線22の一部である第1電極2
2aを形成する。この実施例では、ガラス基板21上に
厚み、例えば約200nmのTaをスパッタリング法に
より成膜し、所定のパターニングを行って走査電極配線
22および第1電極22aを形成した。
aと非線形抵抗層24との接続を行うためのコンタクト
ホール23aを設ける。この実施例では、有機系感光性
樹脂を用い、スピンコート法により約1.4μmの厚み
に塗布した後、露光・現像工程を通してコンタクトホー
ル23aを設けた絶縁膜23を形成した。このように有
機系感光性樹脂を用いることにより、パターニング工程
を簡略化できるという利点がある。その後、フォトプロ
セスにより、絶縁膜23表面に凹凸を形成した。この処
理により、絶縁膜23上に形成される画素電極25に凹
凸が形成されるので、反射型液晶表示装置の散乱効果を
生じさせることができる。
酸素ガスとを用いたスパッタリング法により非線形抵抗
層24を形成する。この実施例では、ニッケルを混合し
た硫化亜鉛の焼成ターゲットを用い、スパッタガスとし
てアルゴンガスと酸素ガスとを別々にチャンバーに導入
して、ニッケルを混合した硫化亜鉛からなる非線形抵抗
層24を膜厚80nm成膜した。このとき、アルゴンガ
スの流量は100sccmとし、酸素ガスの流量は1s
ccmとした。得られた非線形抵抗層24につき、フレ
ームレス原子吸光法によりニッケルの定量を行ったとこ
ろ、硫化亜鉛膜中のニッケル量は0.4wt%であっ
た。このように非線形抵抗層にニッケル等の不純物を混
合した硫化亜鉛を用いることにより、I−V特性の急峻
性を保った状態で、ニッケルの混合量に応じて非線形素
子を流れる電流を制御することができる。また、スパッ
タガスとしてアルゴンガスと酸素ガスとを用いているの
で、I−V特性の急峻性を高くすることができる。よっ
て、表示媒体の特性に応じた素子設計が可能となり、比
較的低い駆動電圧で駆動する液晶から高い駆動電圧の液
晶まで駆動させることができる。
性薄膜を形成し、これをパターニングして第2電極25
aとしても用いられる画素電極25を形成する。この実
施例では、スパッタリング法によりアルミニウムを厚み
約200nmに成膜し、パターニングを行って画素電極
25および第2電極25aを形成した。
層24および第2電極25aの重畳部が非線形素子とな
って、反射型液晶表示装置の素子側基板27が作製され
た。次に、対向側基板29の作製手順について説明す
る。対向側基板29は、絶縁性基板28上にデータ電極
30を形成する。この実施例では、ガラス基板28上に
厚み約200nmのITOをスパッタリング法により成
膜し、その後、フォト工程を施して臭化水素酸によりエ
ッチングを行い、フォトレジストを剥離することにより
ストライプ状のデータ電極30を得た。
と対向側基板29における素子や電極形成側面に、各々
垂直配向膜33を塗布し、配向膜33が形成されている
面が内側となるように両基板27、29の貼り合わせを
行った。そして、両基板の間隙にホワイトテーラー型ゲ
ストホスト液晶34を注入し、注入口を封止して反射型
液晶表示装置を完成した。
のホワイトテーラー型ゲストホストモードであり、偏光
板を用いないため、明るい表示が得られる。しかし、液
晶駆動電圧が高く、この液晶モードの液晶表示装置を駆
動させるためには、液晶駆動能力の高い非線形素子が必
要である。
駆動電圧に対する反射特性(V−R特性)が良好であ
り、非線形素子の液晶駆動電圧が高いことが確認でき
た。
マチック液晶を用いた透過型液晶表示装置について説明
する。
が形成された素子側基板の1画素分を示す平面図であ
り、図4(b)は、図4(a)のB−B’線による断面
図である。
査電極配線42およびその一部である第1電極42aが
形成され、その上に硫化亜鉛を主成分とする非線形抵抗
層44が形成されている。その上に絶縁膜43が形成さ
れ、第1電極42aの上部分にコンタクトホール43a
が形成されている。その上に、コンタクトホール43a
に一部充填されて第2電極46が形成され、第2電極4
6と一部接するように画素電極45が形成されている。
非線形素子は、非線形抵抗層44と、非線形抵抗層44
を挟んで対向する第1電極42aと第2電極46とから
構成されている。
作製手順について説明する。
成し、これを所定の形状にパターン形成して走査電極配
線42および走査電極配線42の一部である第1電極4
2aを形成する。この実施例では、ガラス基板41上に
厚み約300nmのTaをスパッタリング法により成膜
し、所定のパターニングを行って走査電極配線42およ
び第1電極42aを形成した。
素ガスとを用いたスパッタリング法により非線形抵抗層
44を形成する。この非線形抵抗層44は、実施例1の
非線形抵抗層24と同様のスパッタリング条件で成膜し
た。
層44と第2電極46との接続を行うためのコンタクト
ホール43aを設ける。この絶縁膜43およびコンタク
トホール43aは、実施例1の絶縁膜23およびコンタ
クトホール23aと同様にして形成した。
れを所定の形状にパターン形成して第2電極46を形成
する。この実施例では、厚み約200nmのCrをスパ
ッタリング法により成膜し、所定のパターニングを行っ
て第2電極46を形成した。最後に、導電性薄膜を形成
し、これをパターニングして画素電極45を形成する。
この実施例では、スパッタリング法によりITOを成膜
し、パターニングを行って第2電極46と一部接するよ
うに画素電極45を形成した。
層44および第2電極46の重畳部が非線形素子となっ
て、透過型液晶表示装置の素子側基板が作製された。
作製し、素子側基板と対向側基板における素子や電極形
成側面に各々垂直配向膜を塗布して配向処理を行って、
配向膜が形成されている面が内側となるように両基板の
貼り合わせを行った。その後、両基板の間隙に液晶を注
入し、注入口を封止した後、両基板の外側に偏光板を貼
り合わせて透過型液晶表示装置を完成した。
駆動電圧に対する透過特性(V−T特性)が良好であっ
た。
によれば、スパッタガスとして不活性ガスと酸素ガスと
を用いたスパッタリング法により、硫化亜鉛を主成分と
する非線形抵抗層を形成しているので、緻密な膜を簡便
な方法で得ることができ、非線形素子を流れる電流を制
御できると共に、非線形素子のI−V特性の急峻性を高
くすることができる。このような非線形素子を用いて表
示装置を作製することにより、ツイストネマチック液晶
のような比較的低電圧で駆動する液晶から、ホワイトテ
ーラー型ゲストホスト液晶やポリマー分散型液晶等のよ
うな駆動電圧が高い液晶まで、広い範囲の液晶を駆動す
ることができ、高品位・高画質な表示装置を低コストで
提供することができる。
の非線形素子のI−V特性と併せて示すグラフである。
子側基板の1画素分の平面図であり、(b)は(a)の
A−A’線による断面図である。
ある。
子側基板の1画素分の平面図であり、(b)は(a)の
B−B’線による断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 対向する一対の電極の間に設けられる非
線形抵抗層を、スパッタガスとして不活性ガスと酸素ガ
スとを1000:1〜20:1の比率で用いたスパッタ
リング法により形成する非線形素子の製造方法。 - 【請求項2】 対向する一対の電極の間に設けられる非
線形抵抗層を、硫化亜鉛からなる焼成ターゲットを用い
て、スパッタガスとして不活性ガスと酸素ガスとを用い
たスパッタリング法により形成する、非線形素子の製造
方法。 - 【請求項3】 対向する一対の電極の間に設けられる非
線形抵抗層を、硫化亜鉛および不純物からなる焼成ター
ゲットを用いて、スパッタガスとして不活性ガスと酸素
ガスとを用いたスパッタリング法により形成する、非線
形素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記一対の電極の一方である第1電極を
基板上に形成し、該第1電極の上に積層し、または一部
接して非線形抵抗層を形成し、該一対の電極の他方であ
る第2電極を該非線形抵抗層上に積層し、または一部接
して形成する請求項1乃至3のいずれか一つに記載の非
線形素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9389995A JP3097948B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 非線形素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9389995A JP3097948B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 非線形素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08292452A JPH08292452A (ja) | 1996-11-05 |
JP3097948B2 true JP3097948B2 (ja) | 2000-10-10 |
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ID=14095337
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9389995A Expired - Fee Related JP3097948B2 (ja) | 1995-04-19 | 1995-04-19 | 非線形素子の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3097948B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-19 JP JP9389995A patent/JP3097948B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08292452A (ja) | 1996-11-05 |
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