JP3097666U - 密閉縦型焼却炉 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃焼ガス温度を800℃以上に維持して完全燃焼することにより、改正廃掃法省令(設置基準)に適合し、かつ、ダイオキシン類対策特別法(環境基準)に対応した高性能化を実現した小型焼却炉を提供する。
【解決手段】密閉縦型焼却炉Xが、有底筒状炉体1の上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道6を立設し、該煙道6の排気導入部に二次燃焼用バーナー5を臨設し、有底筒状炉体1(11)の概略下半部に離隔外壁11を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁12に自然給気孔を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部設置した送風機2から強制送気するためのダクト21を臨ませ、かつ、その吹き出し口22を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置してなり、燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するものである。
【選択図】図2
【解決手段】密閉縦型焼却炉Xが、有底筒状炉体1の上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道6を立設し、該煙道6の排気導入部に二次燃焼用バーナー5を臨設し、有底筒状炉体1(11)の概略下半部に離隔外壁11を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁12に自然給気孔を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部設置した送風機2から強制送気するためのダクト21を臨ませ、かつ、その吹き出し口22を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置してなり、燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するものである。
【選択図】図2
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、木、紙、段ボールその他の一般雑芥(被処理物)を焼却処理するための密閉縦型焼却炉に係り、詳しくは、被処理物を、外気遮断可能な被処理物投入口及び残灰掃除口を有したロストルなしの有底筒状炉体に投入し、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガスを排気途中で完全燃焼した後、煙道を介して大気放出するようにした密閉縦型焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般雑芥は小型(燃焼能力50kg/h、火床面積0.5m2 )の焼却炉で燃焼処理する場合には届出不要であるが、この種の焼却炉にあっても法律により制限された設備基準(廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令、以下、改正廃掃法省令。)や環境基準(ダイオキシン類対策特別措置法。)に準拠したものが要請されている。
【0003】
こうしたなかで、本出願人は、先に投入口に外気遮断装置を有する密閉燃焼型の焼却炉を提案してきた。(例えば、特許文献1を参照。)
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案公報第3088635号公報(全図)
【0005】
ここでは、主に外気遮断による密閉燃焼の作用効果(ダイオキシン類対策)を提案している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記登録実用新案に係る技術的内容は投入口の構造に関するのであり炉内構造(燃焼構造を含む)については詳細に開示していない。なお、図面から看取される装置外観は本考案の説明図と概略同様であるが、本考案の要旨に影響するものではない。
【0007】
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するようにした密閉縦型焼却炉を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため本考案は、被処理物を、外気遮断可能な被処理物投入口及び残灰掃除口を有したロストルなしの有底筒状炉体に投入し、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガスを排気途中で完全燃焼した後、煙道を介して大気放出するようにした密閉縦型焼却炉であって、
有底筒状炉体の上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道を立設し、該煙道の排気導入部に二次燃焼用バーナーを臨設し、有底筒状炉体の概略下半部に離隔外壁を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁に自然給気孔を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部から強制送気するためのダクトを臨ませ、かつ、その吹き出し口を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置してなり、
燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を添付図面を参照して以下説明する。
【0010】
図1は本考案の実施の形態に係る装置(以下、実施例装置。)の正面視構成説明図である。
【0011】
図2は同じく右側面視部分断面説明図である。
【0012】
図3は炉体の右側面視縦断説明図である。
【0013】
図4は図3中のA部詳細説明図である。
【0014】
図5は炉体の背面視縦断説明図である。
【0015】
図6は炉体の平面視説明図である。
【0016】
図7は煙道の説明図である。
【0017】
図示するように、実施例装置Xは、外気遮断可能な被処理物投入口3及び残灰掃除口4を有したロストルなしの有底筒状炉体1を有する。〔図1、図2〕
【0018】
有底筒状炉体1は、その上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道6を立設している。〔図2、図6〕
【0019】
煙道6の排気導入部には二次燃焼用バーナー5を臨設している。なお、二次燃焼用バーナー5は灯油バーナーであり、炉外に燃料タンク10を設置している。〔図1、図2、図7〕
【0020】
二次燃焼用バーナー5の設置位置は、煙道6の排気導入部61(二次燃焼室)に臨設するのが好ましい。なお、排気導入部61は有底筒状炉体1の炉頂と煙道6を繋ぐ部分であり、二次燃焼用バーナー5を臨ませて二次燃焼室とするので煙道6より拡径している。ただし、より小型のものにあっては炉体1上部の煙道6の開口端に臨設するものであってもよい。〔図示省略〕
【0021】
また、煙道6の下端に排出ファン7を介設し、強制排気を促進するように構成する場合がある。なお、二次燃焼用バーナー5の設置位置の上方(排気方向)には温度センサー9(図示では挿通管91)を設けている。〔図7〕
【0022】
また、有底筒状炉体1の概略下半部には離隔外壁11を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁12に自然給気孔121 を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部設置の送風機2から強制送気するためのダクト21を臨ませている。そして、その吹き出し口22を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置している。〔図2、図3、図5〕
【0023】
さらに、外周には安全ネット8(金網)を周設している。〔図2、図3〕
【0024】
なお、ダクト21は炉頂壁に設けた2箇所の切替穴23を介していずれかを選び、左右勝手違いに炉内へ導入できる。当然のことながら、使用しない切替穴23は閉鎖する。〔図6〕
【0025】
また、被処理物投入口3は、上部炉壁に通口接続して傾設された投入路32を有し、該投入路32の底面に投入方向の前端縁を回動支持した可動板34を敷設している。この可動板34は、炉外からフラップ操作することにより投入路面の傾斜角度又は投入角度を変更可能とするものである。これにより、投入路32に小さな被処理物が残るのを解消する。〔図4〕また、投入口3の開口端に開閉蓋31を設け、かつ、通口接続部に炉外操作により開閉可能な遮断壁33を設けたものとされる。なお、いずれの炉外操作も操作レバー331(341)による。〔図1、図4〕
【0026】
この構成により、被処理物を被処理物投入口3から有底筒状炉体1に投入して燃焼空間を密閉状態におき、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガス(発生ガス)を排気途中で完全燃焼(二次燃焼)した後、煙道6を介して大気放出する。ここで、強制送気の主目的は強制導入した外気を対流させることにあり、これにより被処理物の効率的な燃焼・灰化が図れる。なお、着火は被処理物投入口3からおこなう。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上の構成よりなるものであり、これによれば燃焼ガス温度を800℃以上に維持して完全燃焼することができ、小型焼却炉でありながら改正廃掃法省令(設置基準)に適合し、かつ、ダイオキシン類対策特別法(環境基準)に対応した高性能化が実現できる。しかも、燃焼時に投入口を外気遮断し密閉燃焼するので安全性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の正面視構成説明図である。
【図2】同じく右側面視部分断面説明図である。
【図3】炉体の右側面視縦断説明図である。
【図4】図3中のA部詳細説明図である。
【図5】炉体の背面視縦断説明図である。
【図6】炉体の平面視説明図である。
【図7】煙道の説明図である。
【符号の説明】
1 有底筒状炉体
11 離隔外壁
12 内壁(内側の炉壁)
121 自然給気孔
2 送風機
21 ダクト
22 吹き出し口
23 ダクト切替穴
3 被処理物投入口
31 開閉蓋
32 投入路
33 遮断壁
331 操作レバー
34 可動板
341 操作レバー
4 残灰掃除口
5 二次燃焼バーナー
6 煙道
61 排気導入部(二次燃焼室)
62 フランジ
7 排気ファン
8 安全ネット
9 温度センサー
91 挿通管
10 燃料タンク
X 密閉縦型焼却炉〔実施例装置〕
【考案の属する技術分野】
本考案は、木、紙、段ボールその他の一般雑芥(被処理物)を焼却処理するための密閉縦型焼却炉に係り、詳しくは、被処理物を、外気遮断可能な被処理物投入口及び残灰掃除口を有したロストルなしの有底筒状炉体に投入し、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガスを排気途中で完全燃焼した後、煙道を介して大気放出するようにした密閉縦型焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般雑芥は小型(燃焼能力50kg/h、火床面積0.5m2 )の焼却炉で燃焼処理する場合には届出不要であるが、この種の焼却炉にあっても法律により制限された設備基準(廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を改正する省令、以下、改正廃掃法省令。)や環境基準(ダイオキシン類対策特別措置法。)に準拠したものが要請されている。
【0003】
こうしたなかで、本出願人は、先に投入口に外気遮断装置を有する密閉燃焼型の焼却炉を提案してきた。(例えば、特許文献1を参照。)
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案公報第3088635号公報(全図)
【0005】
ここでは、主に外気遮断による密閉燃焼の作用効果(ダイオキシン類対策)を提案している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記登録実用新案に係る技術的内容は投入口の構造に関するのであり炉内構造(燃焼構造を含む)については詳細に開示していない。なお、図面から看取される装置外観は本考案の説明図と概略同様であるが、本考案の要旨に影響するものではない。
【0007】
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するようにした密閉縦型焼却炉を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため本考案は、被処理物を、外気遮断可能な被処理物投入口及び残灰掃除口を有したロストルなしの有底筒状炉体に投入し、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガスを排気途中で完全燃焼した後、煙道を介して大気放出するようにした密閉縦型焼却炉であって、
有底筒状炉体の上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道を立設し、該煙道の排気導入部に二次燃焼用バーナーを臨設し、有底筒状炉体の概略下半部に離隔外壁を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁に自然給気孔を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部から強制送気するためのダクトを臨ませ、かつ、その吹き出し口を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置してなり、
燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を添付図面を参照して以下説明する。
【0010】
図1は本考案の実施の形態に係る装置(以下、実施例装置。)の正面視構成説明図である。
【0011】
図2は同じく右側面視部分断面説明図である。
【0012】
図3は炉体の右側面視縦断説明図である。
【0013】
図4は図3中のA部詳細説明図である。
【0014】
図5は炉体の背面視縦断説明図である。
【0015】
図6は炉体の平面視説明図である。
【0016】
図7は煙道の説明図である。
【0017】
図示するように、実施例装置Xは、外気遮断可能な被処理物投入口3及び残灰掃除口4を有したロストルなしの有底筒状炉体1を有する。〔図1、図2〕
【0018】
有底筒状炉体1は、その上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道6を立設している。〔図2、図6〕
【0019】
煙道6の排気導入部には二次燃焼用バーナー5を臨設している。なお、二次燃焼用バーナー5は灯油バーナーであり、炉外に燃料タンク10を設置している。〔図1、図2、図7〕
【0020】
二次燃焼用バーナー5の設置位置は、煙道6の排気導入部61(二次燃焼室)に臨設するのが好ましい。なお、排気導入部61は有底筒状炉体1の炉頂と煙道6を繋ぐ部分であり、二次燃焼用バーナー5を臨ませて二次燃焼室とするので煙道6より拡径している。ただし、より小型のものにあっては炉体1上部の煙道6の開口端に臨設するものであってもよい。〔図示省略〕
【0021】
また、煙道6の下端に排出ファン7を介設し、強制排気を促進するように構成する場合がある。なお、二次燃焼用バーナー5の設置位置の上方(排気方向)には温度センサー9(図示では挿通管91)を設けている。〔図7〕
【0022】
また、有底筒状炉体1の概略下半部には離隔外壁11を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁12に自然給気孔121 を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部設置の送風機2から強制送気するためのダクト21を臨ませている。そして、その吹き出し口22を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置している。〔図2、図3、図5〕
【0023】
さらに、外周には安全ネット8(金網)を周設している。〔図2、図3〕
【0024】
なお、ダクト21は炉頂壁に設けた2箇所の切替穴23を介していずれかを選び、左右勝手違いに炉内へ導入できる。当然のことながら、使用しない切替穴23は閉鎖する。〔図6〕
【0025】
また、被処理物投入口3は、上部炉壁に通口接続して傾設された投入路32を有し、該投入路32の底面に投入方向の前端縁を回動支持した可動板34を敷設している。この可動板34は、炉外からフラップ操作することにより投入路面の傾斜角度又は投入角度を変更可能とするものである。これにより、投入路32に小さな被処理物が残るのを解消する。〔図4〕また、投入口3の開口端に開閉蓋31を設け、かつ、通口接続部に炉外操作により開閉可能な遮断壁33を設けたものとされる。なお、いずれの炉外操作も操作レバー331(341)による。〔図1、図4〕
【0026】
この構成により、被処理物を被処理物投入口3から有底筒状炉体1に投入して燃焼空間を密閉状態におき、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガス(発生ガス)を排気途中で完全燃焼(二次燃焼)した後、煙道6を介して大気放出する。ここで、強制送気の主目的は強制導入した外気を対流させることにあり、これにより被処理物の効率的な燃焼・灰化が図れる。なお、着火は被処理物投入口3からおこなう。
【0027】
【考案の効果】
本考案は以上の構成よりなるものであり、これによれば燃焼ガス温度を800℃以上に維持して完全燃焼することができ、小型焼却炉でありながら改正廃掃法省令(設置基準)に適合し、かつ、ダイオキシン類対策特別法(環境基準)に対応した高性能化が実現できる。しかも、燃焼時に投入口を外気遮断し密閉燃焼するので安全性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の正面視構成説明図である。
【図2】同じく右側面視部分断面説明図である。
【図3】炉体の右側面視縦断説明図である。
【図4】図3中のA部詳細説明図である。
【図5】炉体の背面視縦断説明図である。
【図6】炉体の平面視説明図である。
【図7】煙道の説明図である。
【符号の説明】
1 有底筒状炉体
11 離隔外壁
12 内壁(内側の炉壁)
121 自然給気孔
2 送風機
21 ダクト
22 吹き出し口
23 ダクト切替穴
3 被処理物投入口
31 開閉蓋
32 投入路
33 遮断壁
331 操作レバー
34 可動板
341 操作レバー
4 残灰掃除口
5 二次燃焼バーナー
6 煙道
61 排気導入部(二次燃焼室)
62 フランジ
7 排気ファン
8 安全ネット
9 温度センサー
91 挿通管
10 燃料タンク
X 密閉縦型焼却炉〔実施例装置〕
Claims (3)
- 木、紙、段ボールその他の一般雑芥(以下、被処理物という。)を焼却処理するための密閉縦型焼却炉において、
前記被処理物を、外気遮断可能な被処理物投入口及び残灰掃除口を有したロストルなしの有底筒状炉体に投入し、自然給気と強制送気を組み合わせて一次燃焼し、一次燃焼排ガスを排気途中で完全燃焼した後、煙道を介して大気放出するようにした密閉縦型焼却炉であって、
有底筒状炉体の上部に横断面視で炉心に対する偏心位置に煙道を立設し、該煙道の排気導入部に二次燃焼用バーナーを臨設し、
有底筒状炉体の概略下半部に離隔外壁を周設して二重壁構造とし、内側の炉壁に自然給気孔を形設し、炉内上半部の燃焼空間には外部設置した送風機から強制送気するためのダクトを臨ませ、かつ、その吹き出し口を炉内壁に沿って旋回気流を形成するように配向設置してなり、
燃焼空間を密閉状態におき、強制導入した外気を対流させながら被処理物を燃焼・灰化するようにしたことを特徴とする密閉縦型焼却炉。 - 煙道に排出ファンを介設し、強制排気を促進するようにした請求項1記載の密閉縦型焼却炉。
- 被処理物投入口が、上部炉壁に開口接続して傾設された投入路を有し、該投入路の底面に敷設され投入方向の前端縁を回動支持して炉外からフラップ操作することにより投入路面の傾斜角度又は投入角度を変更可能な可動板を設けるとともに、投入口に開閉蓋を設け、かつ、開口接続部に外部操作により開閉可能な遮断壁を設けた請求項1記載の密閉縦型焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002561U JP3097666U (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 密閉縦型焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002561U JP3097666U (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 密閉縦型焼却炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097666U true JP3097666U (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=43251460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002561U Expired - Lifetime JP3097666U (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 密閉縦型焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097666U (ja) |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003002561U patent/JP3097666U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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