JP3097319U - 芯材 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維強化樹脂複合体用の芯材の提供。
【解決手段】上下の表面に複数の縦向き及び横向きの溝101と複数の貫通孔102が設けられ、該溝が加熱圧延により形成された硬化溶融痕により形成され、該貫通孔はカッタを芯材の両側より挿入して形成したカッタ口で組成されている。この芯材10は繊維強化樹脂複合構造体を製造する時、液状樹脂の侵食及び残留を減少し、製品重量を軽減し、並びに製品表面の印刷痕の発生を防止できる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の芯材の構造に係り、特に表面に溝を具え、厚さ方向に貫通孔を具え、船舶、車両、海洋フロート、プール、飛行機、風力発電用羽根等の材料として使用される繊維強化樹脂(Fiber Reinforced Plastic;FRP)複合構造体製造に使用される芯材に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の大型FRP複合構造体は、真空バッグの真空補助樹脂転移法により製造される。そのステップは、まず、繊維強化樹脂及び強化プラスチックなどを含む材料で組成された強化繊維層を真空バッグで被覆し、その後、真空バッグの一辺より真空ポンプで減圧し、真空バッグ内を真空状態となし、その後、真空バッグ内のもう一辺より継続的に液状樹脂を供給し、この繊維強化層を液状樹脂に含浸させた後、この液状樹脂を硬化させて、FRP複合構造体を得る、というものである。
【0003】
上述のステップ中、真空ポンプで減圧する時、真空バッグが強化繊維層の表面と密着状態を呈して、全ての強化繊維層に均一且つ迅速に液状樹脂を含浸させられなくなることがある。この問題を解決するため、周知の技術によると、真空バッグ内に通路を形成し、真空吸引に伴い液状樹脂が通路に流入するようにし、これによりそれを均一にこの強化繊維層の内部に分配させる。
【0004】
通路形成の方法に関しては、特許文献1に記載があり、それは発泡樹脂等のプラスチックで組成された芯材の表面に、繊維強化樹脂層を配置し、真空補助樹脂転移法により、上述の繊維強化樹脂層に樹脂を含浸させる。上述の芯材の表面に溝を形成して液状樹脂を迅速に繊維強化樹脂層に分配するために、芯材と繊維強化樹脂層を一体化させる時に、芯材表面に複数の隆起部を具えた金属製布質薄片を設置するか、或いは複数の突起状の分配媒体を設置する。
【0005】
しかし、上述の剥離用薄片或いは金属製布質薄片を使用するか、或いは複数の突起状の分配媒体を設置する時、これらの物品の製造のために多くの製造コストと時間を費やさねばならない。
【0006】
また一方で、芯材表面に直接複数の縦向き或いは横向きの溝を形成すると、上述の真空補強樹脂転移法で真空吸引する時、真空バッグ内に空気層が残存する状況が発生し、且つこの空気層が溝中の液状樹脂の流通を遮断し、液状樹脂の芯材中の空気層残存の部分への進入を不能とするおそれがある。
【0007】
芯材の厚さ方向に各種の回転鋸或いは電動ドリルで複数の貫通孔を形成すると、上述の方法中の空気層残存の状況の発生を防止できるが、液状樹脂が芯材の溝或いは貫通孔内に分配された後に、溝と貫通孔中に液状樹脂が残留しうる。しかし、このような残留する液状樹脂は硬化後に体積が縮小して、そのためにFRP複合構造体の表面に、溝に沿って微小な凹凸が発生し、外観が破壊される問題が生じる。さらに、液状樹脂(例えばビニルエステル樹脂或いは不飽和ポリエステル樹脂)が溝及び貫通孔内を流通する時、芯材を侵食して芯材を軟化させ、並びに溝及び貫通孔の幅と深さを拡大して結果的に前述の凹凸をさらに明らかとする恐れがある。
【0008】
このほか、溝と貫通孔が液状樹脂の侵食により幅広或いは深くなる時、溝内に充填される液状樹脂量が多くなり、これによりFRP複合構造体製品の重量が大幅に増加しうる。このほか、各種の回転鋸或いは電動ドリルで芯材表面に溝を形成し貫通孔を形成する時にいずれも芯材の表面を破壊しうるため、液状樹脂がこれらの場所を侵食する状況が更に厳重となり、このためFRP複合構造体の重量が大幅に増加し、もとのFRP複合構造体の繊維強化樹脂重量を軽減させる設計の目的を達成できなくなる。
【0009】
図1は周知の技術による表面に溝を具えた芯材が液状樹脂の侵食により凹凸を形成した状態の表示図である。周知の技術によると、芯材1の表面に形成された溝11は、液状樹脂2が注入された後に、液状樹脂2がその中に残留し、この残留する液状樹脂2が硬化後に収縮することにより、FRP複合構造体の表面に溝11に沿って凹凸14が形成され、外観が破損される問題がある。さらに、液状樹脂2が溝11及び貫通孔(図示せず)内を流通する時、それが芯材1を侵食13して接触面を軟化させ、並びに溝11及び貫通孔(図示せず)の幅と深さ拡大し、結果として前述の凹凸14を更に明らかとする。
【0010】
このほか、溝11及び貫通孔(図示せず)が液状樹脂2の侵食13により幅広或いは深くなる時、溝11内に充填されて硬化する液状樹脂2の量も多くなり、このためFRP複合構造体の重量が大幅に増加する。このほか、周知の技術によると、芯材1の表面に溝11を形成し、また各種の回転鋸或いは電動ドリルで貫通孔(図示せず)を形成する時、いずれも芯材1の表面を破壊し、このため液状樹脂2によるこの部分の侵食がさらに厳重となり、大幅にFRP複合構造体の重量が増加し、FRP複合構造体の重量軽減の設計の目的が達成されなくなる。
【0011】
【特許文献1】
特表2000−501659号公報明細書
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、繊維強化樹脂複合構造体製造用の芯材の構造を改良することにあり、この芯材は真空補助樹脂転移法で大型FRP複合構造体を製造する時、液状樹脂を迅速に且つ均一に強化繊維層中に分布させることができ、並びに液状樹脂による芯材侵食によるFRP複合構造体の重量増加を減らし、且つFRP複合構造体の表面の溝に沿って発生する凹痕が美観と強度に影響を与えるのを防止するものとする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、繊維強化樹脂複合構造体の製造に用いられる芯材において、
該芯材の上表面と下表面それぞれに複数の縦向き及び横向きの溝及び厚さ方向の複数の貫通孔が設けられ、該溝が加熱圧延により芯材表面に形成された硬化陥没の溶融痕により形成され、該貫通孔がカッタを芯材の両側より反対方向に挿入して形成される第1カッタ口と第2カッタ口で組成され、且つ第1カッタ口と第2カッタ口が該芯材中で交錯する孔を形成することを特徴とする、芯材としている。
請求項2の考案は、請求項1に記載の芯材において、溝の幅が0.4〜2μm、深さが0.4〜2μmとされ、且つ相互間の距離が10〜60μmとされたことを特徴とする、芯材としている。
請求項3の考案は、請求項1に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の交錯部分に夾角Gが形成され、該夾角Gの範囲が30〜150°角とされたことを特徴とする、芯材としている。
請求項4の考案は、請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の深さがいずれも芯材の厚さより小さく、第1カッタ口と第2カッタ口の深さの総和が該芯材の厚さより大きいことを特徴とする、芯材としている。
請求項5の考案は、請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の長さが2〜10μmとされ、幅が0.4〜1.5μmとされたことを特徴とする、芯材としている。
請求項6の考案は、請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の相互間の距離が30〜120μmとされたことを特徴とする、芯材としている。
請求項7の考案は、請求項6に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口が溝内に位置することを特徴とする、芯材としている。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の芯材は、第1表面と第2表面を具え、その特徴は、該第1表面と第2表面それぞれに複数の縦向き及び横向きの溝が設けられ、該芯材の厚さ方向に複数の貫通孔が設けられ、該複数の溝は加熱圧延方式で形成されることにある。この方法は、加熱されたローラを芯材の第1及び第2表面に接触させ、芯材の第1表面と第2表面に硬化による溶融痕を発生させ、このとき更に適当な圧力を加え、芯材表面に適当な深さの溝を形成する。この加熱したローラに適当な圧力を加えて芯材表面を転がす時、芯材の第1及び第2表面に硬化の溶融痕により溝が形成される。
【0015】
このほか、該複数の貫通孔はカッタの先端を垂直に芯材の第1表面の角度より挿入するが、該芯材を貫通させず、この時の挿入の深さをAとし、芯材厚さをtとすると、Aをtより必ず小さくする。その後、第2表面の、第1表面の切り口に対応する部分に、カッタを垂直に挿入し、芯材を不貫通とし、この時の挿入の深さをA’とし、芯材厚さをt’とすると、A’をt’より必ず小さくするが、ただし芯材表面に異なる方向より挿入した深さの総和は必ず該芯材の厚さより大きくなるようにし、則ちAとA’の総和が必ずtより大きくなるようにする。これによりカッタを第1表面及び第2表面よりそれぞれ垂直に挿入して形成したカッタ口は芯材中で交錯し、芯材の厚さ方向に貫通孔を形成する。
【0016】
本考案の芯材は、その表面に繊維強化樹脂層が配置され、真空補助樹脂転移法により繊維強化樹脂層に液状樹脂が含浸される時、液状樹脂は芯材の第1表面の溝中を流通して均一に強化繊維層の各部分に分配されるほか、液状樹脂はまたカッタ口の形成する貫通孔により第1表面から第2表面へと流れ、並びに第2表面の溝中を流通する。これにより液状樹脂の流通が更に順調とされ、且つ液状樹脂が均一且つ迅速に芯材表面の各繊維強化樹脂中に分配される。これによりFRP複合構造体の品質が高められ、並びにFRP複合構造体の製造時間が短縮される。
【0017】
【実施例】
本考案は以下の実施例により更に詳しく説明される。なお、以下の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【0018】
図2は本考案により製造された繊維強化樹脂複合構造体の芯材の構造を表示する斜視図である。本考案の芯材10は、第1表面10aと第2表面10bを具えている。本考案の特徴は以下のとおりである。第1表面10aと第2表面10bにそれぞれに複数の縦向き及び横向きの溝101が設けられ、該芯材10の厚さ方向に複数の貫通孔102が設けられ、該複数の溝101は加熱圧延方式で形成される。芯材10の第1表面10aと第2表面10bの複数の溝101は、加熱圧延方式で形成され、その方法は、加熱されたローラを芯材10の第1及び第2表面に接触させ、芯材10の第1表面10aと第2表面10bに硬化による溶融痕を発生させて陥没させ(図3参照)、この時更に適当な圧力を加えて芯材10の表面でローラを転がし、芯材10表面に芯材10の第1表面10aと第2表面10bに硬化による溶融痕103により形成された溝101を設ける。真空補助樹脂転移法によりFRP複合構造体を製造する時、液状樹脂に溝内で良好な流通性を具備させると共に、過多の液状樹脂が溝中に残留して製品の重量を増すのを防止するため、該溝101の幅は0.4〜2μm、好ましくは0.6〜1.4μmとされ、深さは0.4〜2μm、好ましくは0.6〜1.4μmとされる。このほか、液状樹脂を快速且つ迅速に芯材の表面に分散させるため、溝101相互間の距離は10〜60μm、好ましくは20〜40μmとされる。
【0019】
図4は図2の芯材中の、カッタ口で形成される貫通孔の透視図である。該複数の貫通孔102はカッタ先端を第1表面10aに垂直な角度で芯材10に挿入し、第1カッタ口102aを形成し、その深さAは、以下の方程式1で示すものとする。
A=1/2t+b (方程式1)
Aは第1カッタ口102aの深さを示し、その単位はμmとされる。
tは芯材10の厚さを示し、その単位はμmとされる。
bの数値は−5〜10μmとし、好ましくは0.5〜4μmとされ、且つA<tとされる。
その後、さらに第2表面10bの、第1カッタ口102aに対応する部分において、カッタを第2表面10bに垂直な角度で該芯材10に挿入し、第2カッタ口102bを形成する。第1カッタ口102aと第2カッタ口102bは夾角Gを具え、Gは30〜150°角とされ、好ましくは70〜110°角とされる。第2カッタ口102bの深さA’は以下の方程式2で示される。
A’=1/2t+c (方程式2)
A’は第2カッタ口102bの深さ、その単位はμmとする。
tは芯材10の厚さ、その単位はμmとする。
cの数値は−5〜10μmとし、好ましくは0.5〜4μmとし、且つA’<t、ただし、AとA’の総和はtより大きく、好ましくは0.5〜4μmとされる。
【0020】
カッタで第1表面10a及び第2表面10bに形成した第1カッタ口102aと第2カッタ口102bは、芯材10中で交錯してチャネルを形成し、則ち芯材10の厚さ方向にカッタ口により形成された貫通孔102が設けられる。
【0021】
真空補助樹脂転移法でFRP複合構造体を製造する時、液状樹脂が順調に貫通孔102を通り第1表面10aより第2表面10bに流通し、また、過多の液状樹脂が貫通孔102中に残留して製品重量を増加させないように、第1カッタ口102aと第2カッタ口102bの長さは2〜10μm、好ましくは3〜7μmとされ、幅は0.4〜1.5μm、好ましくは0.6〜1.0μmとされ、且つ相互間の距離は30〜120μm、好ましくは40〜80μmとされる。このほか、該貫通孔102は好ましくは該溝101内に位置するものとされる。
【0022】
【考案の効果】
本考案によると、芯材10は、その表面に繊維強化樹脂層が配置され、真空補助樹脂転移法により繊維強化樹脂に液状樹脂が含浸される時、液状樹脂(図示せず)は第1表面10aの溝101中を流通して均一に分配され繊維強化樹脂層の各部分を満たすほか、液状樹脂はまた第1カッタ口102a及び第2カッタ口102bの形成する貫通孔104を通り、第1表面10aより第2表面10bに流通し、並びに第2表面10bの溝101中を流通する。これにより液状樹脂の流通が順調となり、且つ液状樹脂が均一且つ迅速に芯材10表面の各繊維強化樹脂層中に分配される。これによりFRP複合構造体の品質が高められ、並びにFRP複合構造体の製造時間が短縮される。
【0023】
このほか、FRP複合構造体の重量増加は、製造過程で過多の液状樹脂が内部に残留することが原因であるため、芯材の液状樹脂による侵食の程度を減らすことによりFRP複合構造体製品の重量を減らすことができる。本考案によると、ローラの加熱圧延により形成される溝101は、硬化した溶融痕103により形成され、並びに第1カッタ口102aと第2カッタ口102bにより形成される貫通孔102は、カッタ挿入時に摩擦により熱を発生し、カッタ口内壁にも硬化した溶融痕(図示せず)が形成されて、この溶融痕がこれらの区域の芯材構造を密実となす。これにより、液状樹脂がこの溝に沿って芯材表面を流通するか或いは貫通孔102を流れる時、液状樹脂の溝101中の芯材接触面に対する侵食状況が減り、更には芯材表面の侵食状況より少なくなりうる。このほか、本考案によると、溝101と貫通孔102がいずれも周知の技術よりも小さく、これにより大幅に液状樹脂のFRP複合構造体中の残留量を減らすことができる。すなわち、本考案による芯材は大幅に製造されるFRP複合構造体の重量を減らすことができる。
【0024】
また、侵食の程度が少ないため、液状樹脂の使用量が減り液状樹脂にかかる不必要な浪費が減り、これにより大幅にFRP複合構造体の製造コストを減らすことができる。
【0025】
さらに、芯材表面に設置された溝は加熱されたローラによる加熱圧延により形成され、且つ芯材中の貫通孔はカッタを直接挿入して形成されるため、作業上、容易に進行でき、ゆえに本考案の芯材は製造時に多過ぎる時間と作業コストを費やす必要がなく、これにより大幅にFRP複合構造体の製造コストを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の技術による表面に溝を具えた芯材が液状樹脂の侵食を受けて形成する凹凸の表示図である。
【図2】本考案の、FRP複合構造体製造用の芯材の構造を示す斜視図である。
【図3】図2の芯材の断面図である。
【図4】図2の芯材のカッタで形成された貫通孔の透視図である。
【符号の説明】
1 芯材
2 樹脂
11 溝
13 侵食
14 凹凸
10 芯材
10a 第1表面
10b 第2表面
101 溝
102 貫通孔
102a 第1カッタ口
102b 第2カッタ口
103 溶融痕
G 夾角

Claims (7)

  1. 繊維強化樹脂複合構造体の製造に用いられる芯材において、該芯材の上表面と下表面それぞれに複数の縦向き及び横向きの溝及び厚さ方向の複数の貫通孔が設けられ、該溝が加熱圧延により芯材表面に形成された硬化陥没の溶融痕により形成され、該貫通孔がカッタを芯材の両側より反対方向に挿入して形成される第1カッタ口と第2カッタ口で組成され、且つ第1カッタ口と第2カッタ口が該芯材中で交錯する孔を形成することを特徴とする、芯材。
  2. 請求項1に記載の芯材において、溝の幅が0.4〜2μm、深さが0.4〜2μmとされ、且つ相互間の距離が10〜60μmとされたことを特徴とする、芯材。
  3. 請求項1に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の交錯部分に夾角Gが形成され、該夾角Gの範囲が30〜150°角とされたことを特徴とする、芯材。
  4. 請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の深さがいずれも芯材の厚さより小さく、第1カッタ口と第2カッタ口の深さの総和が該芯材の厚さより大きいことを特徴とする、芯材。
  5. 請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の長さが2〜10μmとされ、幅が0.4〜1.5μmとされたことを特徴とする、芯材。
  6. 請求項1又は請求項3に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口の相互間の距離が30〜120μmとされたことを特徴とする、芯材。
  7. 請求項6に記載の芯材において、第1カッタ口と第2カッタ口が溝内に位置することを特徴とする、芯材。
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