JP2017074264A - 机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルおよび該化粧パネルの製造方法 - Google Patents

机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルおよび該化粧パネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軽量かつ低コストで製造可能な机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルは、化粧パネルの一方の面を構成する化粧板21と、化粧パネルの他方の面を構成する第2の化粧板22と、化粧板21と第2の化粧板22との間に設けられる所定の厚さを有する発泡樹脂からなる芯材層3と、芯材層3の外周に取り付けられるエッジバンド4とを備え、エッジバンド4が芯材層3の外周に接着剤により固着され、化粧板21と芯材層3とが、第2の化粧板22と芯材層3とが、対向する面全体で接着剤により固着されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルおよび該化粧パネルを製造する製造方法に関する。
従来から、机の持ち運びが容易に行えるように、軽量な机が求められている。机の重量として大きな部分を占めるのが、机の天板部分であり、特に天板の軽量化が求められている。
特許文献1には、比重が0.52程度の発泡ポリスチレンの押出材を枠状に形成した枠組材と、枠組材の内側に枠組材とは異なる、多孔質なミラフォーム等の発泡樹脂を用いた芯材とを有する天板が開示されている。
実用新案登録第3196559号公報
しかし、特許文献1の天板は異なる種類の樹脂板を天板に用いており、天板の材料コストが高くなる。また、たとえば、旅館などの宿泊施設において、食事の際などに机を倉庫などから出し入れするために、より天板の軽量化が求められている。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みて、軽量かつ低コストで製造可能な、机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルを提供することを目的とする。
本発明の化粧パネルは、机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルであって、化粧パネルの一方の面を構成する化粧板と、前記化粧パネルの他方の面を構成する第2の化粧板と、前記化粧板と前記第2の化粧板との間に設けられる所定の厚さを有する発泡樹脂からなる芯材層と、前記芯材層の外周に取り付けられるエッジバンドとを備え、前記エッジバンドが前記芯材層の外周に接着剤により固着され、前記化粧板と前記芯材層とが、対向する面全体で接着剤により固着され、前記第2の化粧板と前記芯材層とが、対向する面全体で接着剤により固着されていることを特徴とする。
また、前記エッジバンドが脚付エッジバンドであり、前記芯材層の外周に前記脚付エッジバンドの脚部が挿入される溝が形成されていることが好ましい。
また、前記溝が、前記芯材層が加熱溶融されることにより形成され、加熱溶融された後、固化した溝に、前記脚付エッジバンドの脚部が挿入されていることが好ましい。
また、前記溝が、前記脚付エッジバンドの脚部が圧入される挿通部と、前記挿通部よりも前記芯材層の内側に位置し、前記挿通部よりも幅広に形成された、前記脚付エッジバンドの脚部の先端側が係合する係合凹部とを備えていることが好ましい。
また、前記発泡樹脂がビーズ法発泡スチロール(EPS)または押出ポリスチレン(XPS)であることが好ましい。
また、前記化粧パネルが、机の天板または家具の棚板であることが好ましい。
また、本発明の机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルの製造方法は、化粧パネルの一方の面を構成する化粧板と、前記化粧パネルの他方の面を構成する第2の化粧板と、前記化粧板と前記第2の化粧板との間に設けられる所定の厚さを有する発泡樹脂からなる芯材層と、前記芯材層の外周に取り付けられるエッジバンドとを備えた化粧パネルの製造方法であって、前記製造方法が、前記芯材層の一方の面全体および/または化粧パネルの一方の面全体に接着剤を塗布する工程と、前記芯材層の一方の面に前記化粧板を貼り付ける化粧板貼付工程と、前記芯材層の他方の面全体および/または第2の化粧板の一方の面全体に接着剤を塗布する工程と、前記芯材層の他方の面に前記第2の化粧板を貼り付ける第2の化粧板貼付工程と、前記芯材層の外周に接着剤を塗布する塗布工程と、前記芯材層の外周に接着剤により前記エッジバンドを貼り付けるエッジバンド貼付工程とを含むことを特徴とする。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記エッジバンドが脚付エッジバンドであり、前記製造方法がさらに、前記芯材層の外周に溝を形成する溝形成工程を備え、前記貼付工程が、前記溝に前記エッジバンドを挿入することを含むことが好ましい。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記塗布工程が、前記溝内に接着剤を供給することを含むことが好ましい。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記溝形成工程が、前記芯材層を加熱溶融することを含むことが好ましい。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記溝が、前記脚付エッジバンドの脚部が圧入される挿通部と、前記挿通部よりも前記芯材層の内側に位置し、前記挿通部よりも幅広に形成された、前記脚付エッジバンドの脚部の先端側が係合する係合凹部とを備えていることが好ましい。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記発泡樹脂がビーズ法発泡スチロール(EPS)または押出ポリスチレン(XPS)であることが好ましい。
また、上記化粧パネルの製造方法は、前記化粧パネルが、机の天板または家具の棚板であることが好ましい。
本発明の化粧パネルおよび化粧パネルの製造方法によれば、机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルを軽量かつ低コストで製造可能となり、化粧パネルや机の持ち運びが容易となる。
本考案の一実施形態の天板を備えた机を示す斜視図である。 図1の天板の上面図である。 図1の天板を構成する各部材の、組み立て前の状態を示す部分断面図である。 図1の天板を、取付部材を含む切断線で切断した部分断面図である。 本考案の他の実施形態の天板を備えた机を示す斜視図である。 図5の机を、机の奥側から見た側面図である。 図5の机を、天板と枠体との接続部分を通る切断線により切断した断面図である。 図5の机の脚部をスタッキングした状態を示す側面図である。 (a)および(b)は、天板の枠体への取り付けを示す概略図である。 (a)は、第1の取付部材の一例を示す、天板の下側から見た状態を示す図であり、(b)は、(a)に示す第1の取付部材を側面から見た状態を示す図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の一実施形態の化粧パネルおよび化粧パネルの製造方法を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、化粧パネルとして、机の天板を例示して説明するが、本発明の化粧パネルは机の天板に限定されるものではなく、家具の棚板などであってもよい。
<第1実施形態>
図1に示されるように、本実施形態の天板(化粧パネル)1は、机Dの天板を構成する。机Dは、図1に示されるように、天板1と、天板1に取り付けられる複数の脚部Lとを有している。脚部Lは、本実施形態では、机Dの四隅に設けられている。詳細は後述するが、本実施形態では、天板1は、天板1の下面側に(第2の化粧板22の下面側に)、机Dの脚部Lを天板1に取り付けるための取付部材C(図3および図4参照)を備え、取付部材Cを介して脚部Lが取り付けられる。
図3および図4に示されるように、本実施形態の天板1は、机Dの天板1の天面(一方の面)を構成する化粧板21と、机Dの天板1の下面(他方の面)を構成する第2の化粧板22と、化粧板21と第2の化粧板22との間に設けられる所定の厚さを有する芯材層3と、芯材層3の外周に取り付けられるエッジバンド4とを備えている。
化粧板21および第2の化粧板22は、天板1の上下の表面を構成する化粧板である。化粧板21および第2の化粧板22は、同じ材料から構成されていてもよいし、異なる材料から構成されていてもよい。化粧板21および第2の化粧板22としては、表面硬度や耐久性の観点から、たとえば、メラミン化粧板が用いられる。しかし、化粧板21および第2の化粧板22はメラミン化粧板に限定されず、たとえば、ポリエステル化粧板、ポリ塩化ビニル化粧板、ポリオレフィン系化粧板等、公知の化粧板を用いても構わない。
化粧板21および第2の化粧板22の厚さは、特に限定されないが、天板1の軽量化の観点から、たとえば、0.3〜2.0mm、好ましくは0.8〜1.2mmとすることができる。なお、天板1の天面の大きさに対応する、化粧板21および第2の化粧板22の大きさは、天板1の大きさに応じて適宜選択される。
芯材層3は、図3および図4に示されるように、化粧板21および第2の化粧板22の間に設けられる層である。本実施形態の天板1においては、芯材層3は、板状に成形された発泡樹脂から構成されている。本実施形態では、芯材層3は、発泡樹脂の層のみからなる一層で構成され、略矩形の板状体として示されている。芯材層3は、たとえば、長方形の発泡樹脂板を、所定の大きさにカットすることにより容易に成形することができる。
芯材層3に用いられる発泡樹脂は、発泡ポリスチレンが好適に用いられ、高発泡のものを用いることが好ましい。芯材層3に発泡ポリスチレンを用いる場合、たとえば比重が0.01〜0.05、より好ましくは0.02〜0.03の発泡ポリスチレンを用いることができる。これにより、天板1の大部分を構成する芯材層3が軽量となるため、天板1の重量を大きく低減することができる。また、芯材層3が一層の板状の発泡ポリスチレンのみで形成される場合、従来の天板よりもはるかに低コストで製造することができる。
芯材層3の発泡ポリスチレンとしては、たとえば、ビーズ法発泡スチロール(EPS)または押出ポリスチレン(XPS)を用いることができる。なお、押出ポリスチレンとしては、たとえば、ミラフォーム(登録商標、株式会社JSP製)またはスタイロフォーム(登録商標、ダウ化工株式会社製)を用いることができる。このような押出ポリスチレンは、非常に安価であり、天板1の製造コストを大きく低減することができる。
また、本実施形態の天板1は、図3および図4に示されるように、脚部Lを取り付けるための取付部材Cを有している。取付部材Cは、本実施形態では、天板1の第2の化粧板22側に面同士で接触させて接着されたプレートC1と、プレートC1に一体的に設けられ、天板1とは反対側に突出して開口する円筒状の被連結部C2とで構成されている。ここで、被連結部C2は、プレートC1と一体的に設けられてもよいし、別体として設けられていてもよい。プレートC1は、天板1の第2の化粧板22に接着等により、取り付けることができればその材料は特に限定されるものではないが、例えば、金属、合成樹脂などで成形することができる。なお、本実施形態では、取付部材Cは、被連結部C2に雌ネジ部が形成され、被連結部C2の雌ネジ部に、脚部Lの一端に設けられた雄ネジ部が螺合して、脚部Lが取付部材Cに取り付けられるように構成されている。
取付部材C(プレートC1)と第2の化粧板22とが接着により面接触で接合される場合、取付部材Cと第2の化粧板22とをネジやリベット接合した時のように応力集中がなく、面接合により応力を分散させ、天板1の使用時などに継続的に加わる力をプレートC1と天板1との接合箇所において分散させ、高い接合強度を得ることができる。また、脚部Lを取付部材Cに螺合させたときに接合面に回転力が加わった場合であっても、接合面全体で回転力を分散させ、1箇所に力が集中しないため、脚部Lの着脱時に加わる、繰り返しの衝撃に耐えることができる。しかし、取付部材Cの形状は、図示する形状に限定されるものではなく、脚部Lを取り付けることができれば、その構造や形状は特に限定されない。また、取付部材Cは、本実施形態では、天板1の四隅に設けることを想定しているが、取付部材Cの個数は特に限定されず、取り付ける必要のある脚部Lの数に対応して適宜変更することができる。
また、本実施形態の天板1は、芯材層3の外周に、図2〜図4に示されるようにエッジバンド4が取り付けられている。本実施形態では、エッジバンド4は、図1および図2に示されるように、矩形状の天板1の四辺に対応する外周側面Aに4つ設けられ、天板1の外周を保護している。エッジバンド4の材料は特に限定されないが、たとえばABS樹脂等の合成樹脂により形成することができる。
本実施形態では、エッジバンド4は芯材層3の外周に接着剤により固着されている。芯材層3とエッジバンド4とを接着する接着剤としては、特に限定されないが、たとえば、ゴム系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等を用いることができる。特に、ゴム系接着剤を用いる場合、発泡樹脂からなる芯材層3とエッジバンド4を強固に接着可能となる。そのため、エッジバンド4を接着するため、または、天板1の外周部にネジ等の固定部材を取り付けるための補強部材(木片等)などを設ける必要がない。そのため、天板1の軽量化が可能になる。そして、本実施形態では、天板1が、発泡樹脂、特にビーズ法発泡スチロール等の発泡ポリスチレンなどからなる単一の材料からなる芯材層3と、接着剤により芯材層3に固着されたエッジバンド4とから構成されている。そのため、従来のように、ネジ等の固定部材を取り付けるための木片や、ネジが効く比重の高い樹脂材料を用いる必要がなく、天板1を従来よりも遥かに軽量化することができる。さらに、芯材層3が単一の発泡樹脂のみで、芯材層3が木材や、異種の樹脂を含まないため、天板1の構成が非常にシンプルで、かつ、天板を非常に低コストとすることができる。
また、本実施形態では、化粧板21と芯材層3の一方の面とが、対向する面全体で接着剤により固着され、第2の化粧板22と芯材層3の他方の面とが、対向する面全体で接着剤により固着されている。このように、化粧板21および芯材層3が対向する面全体に塗布された接着剤により固着され、第2の化粧板22および芯材層3が対向する面全体に塗布された接着剤により固着されることにより、天板1の面に対して垂直な方向、たとえば天板1の上面に下方に向かって押圧する力が加わり、天板1が撓んだときに、天板1の上面側(一方の面側)および下面側(他方の面側)において、接合面全体に塗布された接着剤により、天板1の撓み時の応力を分散し、天板1の剛性を高めることができる。このような、化粧板21、第2の化粧板22と、芯材層3との間の面全体での接合により、破断されやすい発泡樹脂製の芯材層3を用いていても、天板1の優れた剛性、強度を得ることができる。化粧板21および第2の化粧板22と、芯材層3との間を接着する接着剤としては、上述した芯材層3とエッジバンド4との間を接着する接着剤と同様の接着剤を用いることができ、特にゴム系接着剤が好ましい。なお、本明細書において、接着剤には、液状の接着剤の他、接着テープ等も含まれる。また、本明細書において、面全体で固着とは、対向する面同士が、天板1の略全体、たとえば、90%以上の面積において連続して接着剤により固着されていることをいい、加工上の要因等により、たとえば天板1の外周縁において、部分的に接着剤が塗布されていない状態などは、当然に本発明に含まれる。
また、本実施形態では、化粧板21と芯材層3との間、芯材層3と第2の化粧板22との間、第2の化粧板22と取付部材Cとの間、および、芯材層3と脚付エッジバンド4との間のいずれもが、接着剤により接着接合されており、天板1にネジ等の固定部材を差し込む必要がなく、天板1を構成する部品点数が少なく、天板1の製造が容易となる。また、本実施形態では、ネジ固定用の補強部材が設けられておらず、机Dの脚部Lを取付部材Cを介して接着で接合するため、従来のように、机Dの脚部Lの取付位置が制限されない。したがって、天板1への脚部Lの取付位置の自由度が高まり、様々なデザインの机に対応が可能となる。
また、本実施形態では、図3および図4に示されるように、脚付エッジバンドが用いられている(以下、脚付エッジバンド4という)。脚付エッジバンド4は、図3および図4に示されるように、取り付けられたときに天板1の外周部を構成するエッジ部41と、エッジ部41の芯材層3に対向する面から略垂直に延びるエッジ脚部42とを備えている。エッジ部41は、図2に示されるように、天板1の側面に応じた長さを有する細長い部材であり、エッジ脚部42は、エッジ部41の長手方向に沿ってエッジ部41から略垂直に延びている。エッジ脚部42は、脚付エッジバンド4が芯材層3から外れにくくするために、図3および図4に示されるように、鋸歯状の係合部42aが形成されている。なお、エッジバンド4の構造は、脚付エッジバンドに限定されるものではなく、エッジ脚部42を有しないものであってもよい。
本実施形態では、図3に示されるように、芯材層3の外周側面Aに脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が挿入される溝Gが形成され、溝Gにエッジ脚部42が挿入されて固定されている。この溝Gの形状は、エッジ脚部42を挿入することができれば特に限定されず、図示した形状以外に、外周側面Aに垂直な方向の溝Gの奥行方向で、一定の幅を有する溝であってもよい。本実施形態では、図3に示されるように、溝Gは、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が圧入される挿通部G1と、挿通部G1よりも芯材層3の内側に位置し、挿通部G1よりも幅広に形成された、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42の先端側が係合する係合凹部G2とを備えている。挿通部G1は、エッジ脚部42と略同一の幅か、エッジ脚部42の幅よりも狭くなるように形成され、エッジ脚部42の側面に形成された係合部42aにより、脚付エッジバンド4の抜けが防止される。また、係合凹部G2により、エッジ脚部42の先端側に形成された係合部(先端側係合部)42aが係合凹部G2の端部と係合してより強固に脚付エッジバンド4の抜けが防止される。
なお、溝Gは、上述した所望の溝の形状を形成できればその形成方法は特に限定されず、たとえば、芯材層3の外周側面Aに沿って、刃物等により切削加工してもよいし、後述するように、加熱ロッド等により、加熱溶融することにより形成することもできる。本実施形態では、芯材層3は芯材層3の発泡樹脂が加熱ロッド等の加熱手段により加熱溶融されることにより形成され、加熱溶融された後、固化した溝Gに、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が挿入されている。詳細は後述するが、このように溝Gの表面が溶融後に固化した状態となっていることにより、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が確実に係合する。本実施形態の天板1では、軽量化するために発泡樹脂を用いており、ネジが効かない材料で、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42も外れやすくなっている。このように軽量化するためには、通常はエッジバンド4を取り付ける際は、エッジバンド4の取付強度が犠牲になってしまうが、本実施形態では溝Gの表面が硬化されることにより、軽量化と、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42の抜けの防止を両立することができる。エッジバンド4の部分は、天板1や天板1を備えた机Dを使用する使用者に触れられることが多いため、この脚付エッジバンド4の抜けを防止することができることは天板として大きなメリットがある。
つぎに、本実施形態の天板(化粧パネル)1の製造方法について説明する。なお、以下に説明する製造方法はあくまで一例であり、本発明を限定するものではない。また、下記の製造方法における各工程の順序は特に限定されず、本発明の目的を達成できる範囲内で、適宜順序の変更が可能であることは言うまでもない。
<化粧板貼付工程>
本実施形態の天板1は、図3に示されるように、工場等で製造された略矩形板状の発泡ポリスチレン板である芯材層3を、天板1の天面を構成する化粧板21と、天板1の下面を構成する第2の化粧板22により挟み込み、接着剤により、互いに接合される。より具体的には、化粧板21、芯材層3、および、第2の化粧板22の間の接合は、接着剤を塗布した後、圧力が加えられて接合される。ここで、芯材層3の一方の面全体および/または化粧パネル21の一方の面全体に接着剤が塗布されて、芯材層3の一方の面に化粧板21が貼り付けられる。また、芯材層3の他方の面全体および/または第2の化粧板22の一方の面全体に接着剤が塗布されて、芯材層3の他方の面に第2の化粧板22が貼り付けられる。これにより、天板1の面に対して垂直な方向、たとえば天板1の上面に下方に向かって押圧する力が加わり、天板1が撓んだときに、天板1の上面側(一方の面側)および下面側(他方の面側)において、接合面全体に塗布された接着剤により、天板1の撓み時の応力を分散し、天板1の剛性を高めることができる。このような、化粧板21、第2の化粧板22と、芯材層3との間の面全体での接合により、破断されやすい発泡樹脂製の芯材層3を用いていても、天板1の優れた剛性、強度を得ることができる。
<溝形成工程>
上記化粧板貼り付け工程の後(または前)に、芯材層3の外周側面Aに溝Gが形成される。溝Gは、たとえば、外周側面Aの外周に沿って刃物等により切削してもよいが、本実施形態では、芯材層3を加熱溶融することにより溝Gを形成する。この場合、たとえば、芯材層3の樹脂を溶融可能な温度に熱せられた加熱ロッドに対して芯材層3を相対移動させる(または、芯材層3に対して加熱ロッドを移動させる)ことにより、溝Gを芯材層3の外周側面Aに形成する。加熱ロッドは、所望の溝の形状に対応した形状を呈している。本実施形態では、上述したように、挿通部G1および係合凹部G2を有する溝Gに対応する形状に加熱ロッドが形成されている。加熱ロッドにより加熱溶融された部分は、溝Gの形成時に溶融し、その後冷却されて固化する。
このように、溝Gが加熱溶融されて固化されることにより、脚付エッジバンド4が溝Gに挿入されたときに、脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が硬化した溝Gの表面と確実に係合し、脚付エッジバンド4の離脱が防止される。
<接着剤塗布工程>
溝Gが形成されると、芯材層3の外周側面Aに接着剤が塗布される。具体的には、溝G内に接着剤がノズル等の供給手段により供給されて塗布される。
<エッジバンド貼付工程>
接着剤が芯材層3の外周側面Aに塗布された後、エッジバンド4が貼り付けられる。より具体的には、溝G内に脚付エッジバンド4のエッジ脚部42が挿入される。この接着剤と、脚付エッジバンド4の溝Gへの係合とによって、エッジバンド4は強固に固定される。本実施形態では、このような発泡樹脂からなる芯材層3とエッジバンド4を強固に接着可能となる。そのため、エッジバンド4の接着や、天板1の外周部にネジ等の固定部材を取り付けるための補強部材などを設ける必要がない。そのため、天板1の軽量化が可能になる。そして、本実施形態では、天板1が、発泡樹脂、特にビーズ法発泡スチロール等の発泡ポリスチレンなどからなる単一の材料からなる芯材層3と、接着剤により芯材層3に固着されたエッジバンド4とから構成されている。そのため、従来のように、ネジ等の固定部材を取り付けるための木片や、ネジが効く比重の高い樹脂材料を用いる必要がなく、天板1を従来よりも遥かに軽量化することができる。さらに、芯材層3が単一の発泡樹脂のみで、芯材層3が木材や、異種の樹脂を含まないため、天板1の構成が非常にシンプルで、かつ、天板を非常に低コストとすることができる。また、化粧板21と芯材層3との間、芯材層3と第2の化粧板22との間、第2の化粧板22と取付部材Cとの間、および、芯材層3と脚付エッジバンド4との間のいずれもが、接着剤により接着接合されている場合は、天板1にネジ等の固定部材を差し込む必要がなく、天板1を構成する部品点数が少なく、天板1の製造が容易となる。
<机Dの脚部Lの取り付け工程>
また、取付部材Cも接着剤で天板1に取り付けることができる。この場合、天板1の製造にネジを用いる必要がなく、天板1の部品点数が減り、作業効率も良い。また、本実施形態では、ネジ固定用の補強部材が設けられておらず、机Dの脚部Lを取付部材Cを介して接着で接合するため、従来のように、机Dの脚部Lの取付位置が制限されない。したがって、天板1への脚部Lの取付位置の自由度が高まり、様々なデザインの机に対応が可能となる。
<第2実施形態>
上述した実施形態では、机の棒状の脚部が取付部材に螺合して取り付けられるものを示したが、以下に示す実施形態の天板のように、天板と脚部とが着脱可能で、脚部が積み重ね可能である机に適用してもよい。本実施形態の天板を有する机は、たとえば、旅館、ホテルなどの宴会場などにおいて用いられるお膳として機能する机に適用されるが、他の用途に適用することもできる。なお、以下では、第1実施形態と共通する点については、説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図5に示されるように、本実施形態では、机D2は、天板10と、天板10が着脱可能に接続される脚部L2とを備えている。天板10は、上述した第1実施形態の天板1と同様に、化粧板21、芯材層3、第2化粧板22、脚付エッジバンド4とを備えている(図7、図9(a)および(b)参照)。なお、天板10については、第1実施形態の天板1と、形状や大きさが異なる以外は同様の構造であるため、説明は省略する。
脚部L2は、図5および図6に示されるように、天板10が取り付けられる枠体5と、枠体5に接続される脚部分6とを有している。枠体5は、本実施形態では、天板10側の水平材として形成されている。また、脚部分6は、図5および図6に示されるように、脚部L2の接地面に接地するように設けられた接地部7と、枠体5と接地部7とを連結する連結部8とを有している。また、図5に示されるように、天板10は、天板10および脚部L2を互いに脱着可能に接続する取付部材Cを有している。本実施形態では、取付部材Cは、図5および図7に示されるように、天板10の奥側に設けられた第1の取付部材Caと、天板10の手前側に設けられた第2の取付部材Cbとを有している。なお、本明細書において、奥側という場合、着座者から見たときの着座者から離れた側をいい、手前側というときは、着座者から見たときの着座者に近い側をいい、着座者から見たときの左右方向を左右という。第1の取付部材Caおよび第2の取付部材Cbは、脚部L2の枠体5の奥側の第1の部分5aおよび枠体5の手前側の第2の部分5bにそれぞれ取り付けられる。なお、第1の取付部材Ca、第2の取付部材Cb、第1の部分5a、第2の部分5bの構造や形状は、図示するものに限定されず、他の構造や形状であっても構わない。
枠体5の形状は特に限定されないが、本実施形態では、図5に示されるように、略矩形の環状(略ロ字状)に形成されている。接地部7の形状は限定されないが、本実施形態では、図5に示されるように、脚部L2の接地側の水平材として、略コ字状に形成されている。連結部8は、枠体5と接地部7とを連結する。
本実施形態では、略コ字状の接地部7は、上面視で枠体5よりも外側に一回り大きくなるように形成され、図6および図7に示されるように、連結部8は枠体5から接地部7に向かうにつれて外側に張り出すように傾斜して設けられている。これにより、図8に示されるように、天板10が脚部L2から取り外された状態で、複数の脚部L2がスタッキング可能となっている。
第1の取付部材Caおよび第2の取付部材Cbの構造は、天板10を枠体5に取り付けることができれば、特に限定されないが、本実施形態では、図9(a)および(b)に示されるように、第1の取付部材Caは、天板10の奥側に向かって開放し、枠体5の第1の部分5aに係合する係合部Eを備えている。また、図9(a)および(b)に示されるように、第2の取付部材Cbは、枠体5の第2の部分5bを挟持する、弾性変形可能な一対の挟持部Sa1、Sa2を備えている。
係合部Eは、天板10の奥側(図9(a)および(b)中、左側)に向かって開放し、図9(a)、(b)に示されるように、係合部E自体の断面が略C字状または、天板10の下面と係合部Eとにより、略C字状となるように構成されている。本実施形態では、係合部Eにより、または係合部Eと天板10の下面とにより形成される内側の空間に枠体5の第1の部分5aが入るような大きさに形成されている。より詳細に説明すると、係合部Eを含む第1の取付部材Caは、図10(a)および(b)に示されるように、天板10に取り付けられる平板部Ca1と、平板部Ca1から延びる係合部Eとを備えている。係合部Eは、図10(b)に示されるように、平板部Ca1から略垂直方向に延びた後、天板10の奥側に向かって延びて、係合部Eの奥側に向かって、平板部Ca1との間の間隔が広くなるように傾斜して延びている。これにより、枠体5の第1の部分5aに取り付けるときに取り付けやすくなっている。また、本実施形態では、係合部Eの手前側の幅は、脚部L2の奥側に設けられた2本の連結部8の間の間隔に対応している(図5および図6参照)。これにより、係合部Eが第1の部分5aに係合し、天板10が枠体5に取り付けられたときに、天板10の左右方向のずれを防止することができる。また、本実施形態では、図10(a)に示されるように、係合部Eは、係合部Eの奥側に向かって、左右方向の幅が狭くなるように構成されている。これにより、係合部Eを2本の連結部8の間に差し込むときに、容易に差し込むことができる。
挟持部Sa1およびSa2は、本実施形態では、弾性変形することにより、断面が円形の枠体5の一部である第2の部分5bを挟み込んで係合するように構成されている。挟持部Sa1およびSa2との先端は、挟持部Sa1およびSa2の間の間隔が枠体5の外径よりも小さくなるように構成され、枠体5に向かって押し込むことにより、一時的に間隔が広がった後、さらに押し込むと間隔が狭くなり、枠体5の第2の部分5bを挟持する。
本実施形態の係合部Eを有する第1の取付部材Caと、挟持部Sa1、Sa2を有する第2の取付部材Cbとを、枠体5の第1の部分5aおよび第2の部分5bに取り付ける場合は、図9(a)に示されるように、まず、たとえば、床面に載置された脚部L2の枠体5に向かって、天板10を斜めにした状態で、係合部Eを第1の部分5aに係合させる。係合部Eを第1の部分5aに係合させ、脚部L2の奥側を係合した後、天板10の手前側を、図9(b)の状態となるように、係合部Eと第1の部分5aとの係合箇所を支点として旋回させて、天板10を下方に向かって下ろす。これにより、天板10を下ろして下方へ押し込むと、挟持部Sa1、Sa2が枠体5の第2の部分5aを挟持して、天板10の枠体5への取り付けが完了する(図9(b)参照)。このような構造により、本実施形態の天板10は、脚部L2への取り付けが非常に簡単である。天板10の取り外し時は、上述した動作と反対の動作をすることにより、天板10を脚部L2から取り外すことができ、天板10の取り外しも非常に簡単である。
さらに、本実施形態では、机D2の手前側に挟持部Sa1、Sa2を設け、机D2の奥側に係合部Eを設けている。着座者は、机D2に座ったときに、天板10の手前側に手や肘を載せたり、立ち上がるときなどに、天板10の手前側に体重をかけてしまうことがある。このような場合に、たとえば手前側、奥側の両方が挟持部Sa1、Sa2により、取り付けられていたり、手前側が係合部Eで、奥側が挟持部Sa1、Sa2である場合には、天板10の手前側に体重をかけた場合に、手前側、すなわち、枠体5の第2の部分5bを支点として、天板10が旋回してしまい、天板10が外れる可能性がある。一方、本実施形態の場合、天板10が第2の部分5bを支点として回転しようとしても、係合部Eの下側の部分が枠体5の第1の部分5aと係合して、第2の部分5bを支点として回転することがない。したがって、天板10に体重がかかったときの天板10の外れを防止することができる。したがって、天板10の枠体5への容易な取り付けができ、容易な着脱が可能であるにも拘らず、天板10の手前に手や肘をついて立ち上がるときに天板10が外れることを防止することができる。
以上のように、本実施形態の天板10によると、第1の実施形態の効果に加えて、天板10を従来よりも遥かに軽量化することができるとともに、天板10の構成が非常にシンプルで、かつ、天板10を非常に低コストとすることができる。また、天板10にネジ等の固定部材を差し込む必要がなく、部品点数が少なく、製造も容易となる。また、天板10を脚部L2から取り外した状態では、非常に軽量であるため、持ち運びが非常に容易であり、たとえば宴会場と倉庫の間で、机D2を出し入れする際の作業が非常に容易となる。また、天板10が、脚部L2から着脱可能であるため、机D2の収納を非常にコンパクトにすることができる。
1、10 天板
21 化粧板
22 第2の化粧板
3 芯材層
4 エッジバンド(脚付エッジバンド)
41 エッジ部
42 エッジ脚部
42a 係合部
5 枠体
5a 第1の部分
5b 第2の部分
6 脚部分
7 接地部
8 連結部
A 外周側面
C 取付部材
C1 プレート
C2 被連結部
Ca 第1の取付部材
Ca1 平板部
Cb 第2の取付部材
D、D2 机
E 係合部
G 溝
G1 挿通部
G2 係合凹部
L、L2 脚部
Sa1、Sa2 挟持部

Claims (13)

  1. 机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルであって、前記化粧パネルが、
    前記化粧パネルの一方の面を構成する化粧板と、
    前記化粧パネルの他方の面を構成する第2の化粧板と、
    前記化粧板と前記第2の化粧板との間に設けられる所定の厚さを有する発泡樹脂からなる芯材層と、
    前記芯材層の外周に取り付けられるエッジバンドと
    を備え、
    前記エッジバンドが前記芯材層の外周に接着剤により固着され、
    前記化粧板と前記芯材層とが、対向する面全体で接着剤により固着され、前記第2の化粧板と前記芯材層とが、対向する面全体で接着剤により固着されている化粧パネル。
  2. 前記エッジバンドが脚付エッジバンドであり、
    前記芯材層の外周に前記脚付エッジバンドの脚部が挿入される溝が形成されている請求項1記載の化粧パネル。
  3. 前記溝が、前記芯材層が加熱溶融されることにより形成され、加熱溶融された後、固化した溝に、前記脚付エッジバンドの脚部が挿入されている請求項2記載の化粧パネル。
  4. 前記溝が、前記脚付エッジバンドの脚部が圧入される挿通部と、前記挿通部よりも前記芯材層の内側に位置し、前記挿通部よりも幅広に形成された、前記脚付エッジバンドの脚部の先端側が係合する係合凹部とを備えている請求項2または3記載の化粧パネル。
  5. 前記発泡樹脂がビーズ法発泡スチロール(EPS)または押出ポリスチレン(XPS)である請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  6. 前記化粧パネルが、机の天板または家具の棚板である請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧パネル。
  7. 机の天板または家具の棚板に用いられる化粧パネルの製造方法であって、前記化粧パネルが、
    前記化粧パネルの一方の面を構成する化粧板と、
    前記化粧パネルの他方の面を構成する第2の化粧板と、
    前記化粧板と前記第2の化粧板との間に設けられる所定の厚さを有する発泡樹脂からなる芯材層と、
    前記芯材層の外周に取り付けられるエッジバンドと
    を備え、前記製造方法が、
    前記芯材層の一方の面全体および/または化粧パネルの一方の面全体に接着剤を塗布する工程と、
    前記芯材層の一方の面に前記化粧板を貼り付ける化粧板貼付工程と、
    前記芯材層の他方の面全体および/または第2の化粧板の一方の面全体に接着剤を塗布する工程と、
    前記芯材層の他方の面に前記第2の化粧板を貼り付ける第2の化粧板貼付工程と、
    前記芯材層の外周に接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記芯材層の外周に接着剤により前記エッジバンドを貼り付けるエッジバンド貼付工程とを含む化粧パネルの製造方法。
  8. 前記エッジバンドが脚付エッジバンドであり、
    前記製造方法がさらに、
    前記芯材層の外周に溝を形成する溝形成工程を備え、
    前記貼付工程が、
    前記溝に前記エッジバンドを挿入することを含む
    請求項7記載の化粧パネルの製造方法。
  9. 前記芯材層の外周に接着剤を塗布する塗布工程が、前記溝内に接着剤を供給することを含む請求項8記載の化粧パネルの製造方法。
  10. 前記溝形成工程が、前記芯材層を加熱溶融することを含む請求項8または9記載の化粧パネルの製造方法。
  11. 前記溝が、前記脚付エッジバンドの脚部が圧入される挿通部と、前記挿通部よりも前記芯材層の内側に位置し、前記挿通部よりも幅広に形成された、前記脚付エッジバンドの脚部の先端側が係合する係合凹部とを備えている請求項8〜10のいずれか1項に記載の化粧パネルの製造方法。
  12. 前記発泡樹脂がビーズ法発泡スチロール(EPS)または押出ポリスチレン(XPS)である請求項7〜11のいずれか1項に記載の化粧パネルの製造方法。
  13. 前記化粧パネルが、机の天板または家具の棚板である請求項7〜12のいずれか1項に記載の化粧パネルの製造方法。
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