JP3200886U - 手掛け - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤を使用せずにシステムキッチン、台所の棚、机等の抽出や扉等にとりつけることができる手掛けを提供する。【解決手段】手掛け1は手掛け本体2と、本体の両端にとりつけられる化粧キャップ3を備え、手掛け本体は上部に形成される垂下部2aと、垂下部の上端から後方に延設される水平部2bと、水平部の後端から垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部2cと、基部の下端から前方に延設される底部2dとからなる手掛け空洞部2eを形成し、基部の手掛け空洞部側には係合溝を形成し、底部には係合溝又は係合孔2gを形成する。化粧キャップには手掛け本体の端面に外接する覆部と、覆部の内周に形成されて手掛け空洞部に当接される当接部3bを形成し、当接部には基部の係合溝および底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起3c、3dを形成し、さらに底部を挟持するように当接部の下側に支持部3eを形成する。【選択図】図4
Description
本考案はシステムキッチン、台所の棚、机等の抽出や扉等にとりつける手掛けに関する。
従来手掛けは公知である。また手掛けの用語に替えて引手、取手、把手等の用語も周知である。
例示すればシステムキッチンにおいて。抽出の前面板の上端部に該前面板と同巾の手掛けがとりつけられており、該手掛けは所定厚みの断面形状を有するアルミ製の型材からなる手掛け本体と、該本体の両端に合成樹脂製の化粧キャップをとりつけている。
例示すればシステムキッチンにおいて。抽出の前面板の上端部に該前面板と同巾の手掛けがとりつけられており、該手掛けは所定厚みの断面形状を有するアルミ製の型材からなる手掛け本体と、該本体の両端に合成樹脂製の化粧キャップをとりつけている。
上記従来構成の抽出の手掛けは、手掛け本体と化粧キャップが接着剤による固定であるために次のような問題点があった。
その1は接着剤としての材料費がかかること。
その2は接着固定までの時間を要し、また加熱処理設備を必要とするなど、生産効率上の改善が要求されていた。
その3は手掛け本体は所定厚みの断面形状を有する型材であり、その端面に化粧キャップを接着剤を介して接着固定しているために、ややもすれば接着剤が均一に全面塗着されずに接着不十分となること、あるいは接着剤が端部からはみ出して化粧効果を損なうこと。
その1は接着剤としての材料費がかかること。
その2は接着固定までの時間を要し、また加熱処理設備を必要とするなど、生産効率上の改善が要求されていた。
その3は手掛け本体は所定厚みの断面形状を有する型材であり、その端面に化粧キャップを接着剤を介して接着固定しているために、ややもすれば接着剤が均一に全面塗着されずに接着不十分となること、あるいは接着剤が端部からはみ出して化粧効果を損なうこと。
本考案は上記の問題点を解決している。
本考案の特徴はつぎのとおりである。
「手掛けは所定厚みの断面形状を有する型材からなる手掛け本体と、該本体の両端にとりつけられる化粧キャップを備えており、上記手掛け本体は上部に形成される垂下部と、該垂下部の上端から後方に延設される水平部と、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部と、該基部の下端から前方に延設される底部とからなる手掛け空洞部を形成しており、さらに上記基部には両端の手掛け空洞部側に係合溝を形成し、さらに底部には両端の手掛け空洞部側に係合溝又は係合孔を形成し、上記化粧キャップには手掛け本体の端面に外接する覆部と、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部に当接される当接部を形成し、かつ該当接部には上記基部の係合溝に嵌入係合する係止突起を形成し、さらに上記底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起を形成してなり、さらに化粧キャップには底部を挟持するように当接部の下側に支持部を形成していることを特徴とする手掛け」である。
本考案の特徴はつぎのとおりである。
「手掛けは所定厚みの断面形状を有する型材からなる手掛け本体と、該本体の両端にとりつけられる化粧キャップを備えており、上記手掛け本体は上部に形成される垂下部と、該垂下部の上端から後方に延設される水平部と、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部と、該基部の下端から前方に延設される底部とからなる手掛け空洞部を形成しており、さらに上記基部には両端の手掛け空洞部側に係合溝を形成し、さらに底部には両端の手掛け空洞部側に係合溝又は係合孔を形成し、上記化粧キャップには手掛け本体の端面に外接する覆部と、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部に当接される当接部を形成し、かつ該当接部には上記基部の係合溝に嵌入係合する係止突起を形成し、さらに上記底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起を形成してなり、さらに化粧キャップには底部を挟持するように当接部の下側に支持部を形成していることを特徴とする手掛け」である。
本考案の手掛けは手掛け本体と化粧キャップのとりつけ、つまり固定には接着剤を使用しないで、両者は物理的な係合による固定であるので、従来の接着剤使用による問題点が解消される。
本考案は実施態様の項に置いて説明している構成を有しており、手掛け本体と化粧キャップは強固にとりつけ固定できる。
手掛け本体の基部の手掛け空洞部側に係合溝を形成し、該溝に化粧キャップの当接部の係止突起を係合しているので、手掛け本体の外表面側に係合孔が存在せず見栄えがよい。
本考案について実施例を図面を用いて説明する。
図1において、1は抽出の前面板4の上部にとりつけられている手掛けである。該手掛けは手掛け本体2の両端に化粧キャップ3がとりつけられている。
手掛け本体2は所定厚みの断面形状を有するアルミ製の型材からなっている。
図1において、1は抽出の前面板4の上部にとりつけられている手掛けである。該手掛けは手掛け本体2の両端に化粧キャップ3がとりつけられている。
手掛け本体2は所定厚みの断面形状を有するアルミ製の型材からなっている。
手掛け本体2は上部に形成される垂下部2aと、該垂下部の上端から後方に延設される水平部2bと、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部2cと、該基部の下端から前方に延設される底部2dとからなる手掛け空洞部2eを形成している。
さらに図1では不図示であるが、基部の両端近傍の手掛け空洞部側に係合溝を形成し、さらに底部の両端近傍の手掛け空洞部側に係合溝または係合孔を形成している。
化粧キャップ3は手掛け本体の端面に外接する覆部3aと、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部側に当接される当接部3bを形成している。
さらに図1では不図示ではあるが、当接部には上記基部の係合溝に嵌入係合する係止突起を形成しており、さらに底部の係合溝または係合孔に嵌入係合する係止突起を形成している。さらに当接部の下側に支持部を形成して底部を狭持している。
図2は手掛け本体の要部断面図を示し、所定厚みの断面形状を有するアルミ製の型材からなっている。
手掛け本体2は上部に形成される垂下部2aと、該垂下部の上端から後方に延設される水平部2bと、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部2cと、該基部の下端から前方に延設される底部2dとからなる手掛け空洞部2eを形成している。図面では底部2dは下方傾斜状に形成しているが、水平状その他の形状でもよい。
2fは基部の両端近傍の手掛け空洞部側に形成した四方形の係合溝である。係合溝の形状は他の形状でもよく後述の係止突起が強固に係合できる形状であればよく、たとえば丸型形状でもよい。
2gは底部の両端近傍の手掛け空洞部側に形成した四方形の係合溝又は係合孔である。図面では係合孔言わば貫通穴を示している。係合溝または係合孔の形状は丸型形状等でもよい。
2hは両端部を外して中央部に形成している嵌着固定突起で、前面板4の上端部の嵌着口(不図示)に嵌着固定している。前面板に手掛けをとりつけるには取付金具、止具を用いる固定でもよい。これら固定手段は公知である。
手掛け本体2は上部に形成される垂下部2aと、該垂下部の上端から後方に延設される水平部2bと、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部2cと、該基部の下端から前方に延設される底部2dとからなる手掛け空洞部2eを形成している。図面では底部2dは下方傾斜状に形成しているが、水平状その他の形状でもよい。
2fは基部の両端近傍の手掛け空洞部側に形成した四方形の係合溝である。係合溝の形状は他の形状でもよく後述の係止突起が強固に係合できる形状であればよく、たとえば丸型形状でもよい。
2gは底部の両端近傍の手掛け空洞部側に形成した四方形の係合溝又は係合孔である。図面では係合孔言わば貫通穴を示している。係合溝または係合孔の形状は丸型形状等でもよい。
2hは両端部を外して中央部に形成している嵌着固定突起で、前面板4の上端部の嵌着口(不図示)に嵌着固定している。前面板に手掛けをとりつけるには取付金具、止具を用いる固定でもよい。これら固定手段は公知である。
図3は本考案化粧キャップの一実施例を示す斜視図である。A、Bは視角を異にしている。化粧キャップは合成樹脂製、ゴム製など公知の材質からなっている。
化粧キャップ3は手掛け本体の端面に外接する覆部3aと、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部側に当接される当接部3bを形成している。
しかして当接部3bには基部の係合溝に嵌入係合する係止突起3cを形成しており、さらに底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起3dを形成している。上記の係止突起3c、3dは段状の突起に形成しており、段部が溝に係合する。
当接部の下側には支持部3eを形成して底部2dを挟持している。支持部3eは実施例では2個形成している。
化粧キャップ3は手掛け本体の端面に外接する覆部3aと、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部側に当接される当接部3bを形成している。
しかして当接部3bには基部の係合溝に嵌入係合する係止突起3cを形成しており、さらに底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起3dを形成している。上記の係止突起3c、3dは段状の突起に形成しており、段部が溝に係合する。
当接部の下側には支持部3eを形成して底部2dを挟持している。支持部3eは実施例では2個形成している。
図4、図5は手掛け本体に化粧キャップをとりつけている状態を示す要部断面図である。
手掛け本体2の基部2cの両端近傍の手掛け空洞部2e側に形成している係合溝2fに化粧キャップの当接部3bに形成している係止突起3cが嵌入係合して固定が保持されている。また手掛け本体の底部2dの両端近傍の手掛け空洞部側に形成した係合溝又は係合孔2g(図面では係合孔を示す)には化粧キャップの当接部に形成している係止突起3dが嵌入係合して固定が保持されている。
手掛け本体2の基部2cの両端近傍の手掛け空洞部2e側に形成している係合溝2fに化粧キャップの当接部3bに形成している係止突起3cが嵌入係合して固定が保持されている。また手掛け本体の底部2dの両端近傍の手掛け空洞部側に形成した係合溝又は係合孔2g(図面では係合孔を示す)には化粧キャップの当接部に形成している係止突起3dが嵌入係合して固定が保持されている。
さらにまた当接部の下側に2個の支持部3e、3eを形成して底部2dを挟持しており、固定が保持されている。
以上本考案の実施例について説明しているが本考案の技術思想を逸脱しない範囲の設計変更は可能である。例示すれば係合溝の形状、係止突起の形状等において、強固に嵌入係止固定できればよい。
1 手掛け
2 手掛け本体
2a 垂下部
2b 水平部
2c 基部
2d 底部
2e 手掛け空洞部
2f 係合溝
2g 係合溝又は係合孔
2h 嵌着固定突起
3 化粧キャップ
3a 覆部
3b 当接部
3c 係止突起
3d 係止突起
3e 支持部
4 前面板
2 手掛け本体
2a 垂下部
2b 水平部
2c 基部
2d 底部
2e 手掛け空洞部
2f 係合溝
2g 係合溝又は係合孔
2h 嵌着固定突起
3 化粧キャップ
3a 覆部
3b 当接部
3c 係止突起
3d 係止突起
3e 支持部
4 前面板
Claims (1)
- 手掛けは所定厚みの断面形状を有する型材からなる手掛け本体と、該本体の両端にとりつけられる化粧キャップを備えており、上記手掛け本体は上部に形成される垂下部と、該垂下部の上端から後方に延設される水平部と、該水平部の後端から上記垂下部の長さよりも長く下方に延設される基部と、該基部の下端から前方に延設される底部とからなる手掛け空洞部を形成しており、さらに上記基部には両端の手掛け空洞部側に係合溝を形成し、さらに底部には両端の手掛け空洞部側に係合溝又は係合孔を形成し、上記化粧キャップには手掛け本体の端面に外接する覆部と、該覆部の内周に形成されて手掛け本体の手掛け空洞部に当接される当接部を形成し、かつ該当接部には上記基部の係合溝に嵌入係合する係止突起を形成し、さらに上記底部の係合溝又は係合孔に嵌入係合する係止突起を形成してなり、さらに化粧キャップには底部を挟持するように当接部の下側に支持部を形成していることを特徴とする手掛け。
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JP2015004387U JP3200886U (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 手掛け |
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CN105962665A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-28 | 平湖市陈达仓储办公设备有限公司 | 一种铝合金手持件 |
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2015
- 2015-08-12 JP JP2015004387U patent/JP3200886U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105962665A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-09-28 | 平湖市陈达仓储办公设备有限公司 | 一种铝合金手持件 |
CN105962665B (zh) * | 2016-06-17 | 2018-05-15 | 平湖市陈达仓储办公设备有限公司 | 一种铝合金手持件 |
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