JP3097202U - マッサージ装置の手揉み感覚ローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】人体側面のカーブに沿って、前後に動く過程において、各ローラーの凹状表面により、人体側面のカーブを通過して連続回転する時、高低の異なった、中心が偏った回転をすることで、手揉み感覚のマッサージ効果が得られるマッサージ装置の手揉み感覚ローラーを提供する。
【解決手段】マッサージ装置の手揉み感覚ローラーは、動かされて往復運動する従動ユニット2に突出した主軸棒21があり、その両端には、それぞれ各一組の、両方の外側の端にそれぞれローラー23Bが取り付けられた副軸棒22が固定されて、構成されたローラー式マッサージマットの構造である。各ローラーの固定穴23BBは、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、ローラーユニットはこの副軸棒を軸として動く。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はマッサージ装置の手揉み感覚ローラーに関する。本考案のマッサージ装置の手揉み感覚ローラーは、動かされて往復運動する従動ユニットに突出した主軸棒があり、その両端には、それぞれ各一組の、両方の外側の端にそれぞれローラーが取り付けられた副軸棒が固定されて、ローラー式マッサージマットを構成している。そのうち、各ローラーの固定穴は、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、ローラーユニットが人体側面のカーブ部分を通過して連続回転する時、高低の異なった、中心が偏った回転をすることで、手揉み感覚のマッサージ効果が得られるという特長がある。
【0002】
【従来の技術】
椅子やマット内部に取り付けられて、背中のマッサージに使用されるマッサージ装置は、往復運動する駆動装置がいかなるものであれ、たいてい、駆動装置の動きを受けて動く従動ユニット2(図1、図2を参照されたい)、その側面の主軸棒21の中段に固定された副軸棒22、そして、この連動によって動く、副軸棒22に取り付けられた両端のローラー23Aからなる。これらのローラー23は従動ユニットによって動かされて、副軸棒22を軸として往復移動する。そして、人体のカーブに沿って前後に移動する。各ローラーが人体の部位を通過する連続回転することにより、寝たり、もたれたりした時の背中部分に、指で指圧するような押しや連続移動によって、マッサージ効果を達成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のローラー23A(図4を参照されたい)は、その中央に設けられた固定穴23AAに副軸棒22が中心を貫く形で挿入されている。したがって、ローラー23Aは正常の軸中心式の連続回転を行ない、人体の部位をただ連続して機械的回転をするのみで、人の手による揉み、押し、ほぐし等のマッサージ感覚とはほど遠いものがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のマッサージ装置の手揉み感覚ローラーは、動かされて往復運動する従動ユニットに突出した主軸棒があり、その両端には、それぞれ各一組の、両方の外側の端にそれぞれローラーが取り付けられた副軸棒が固定されて、構成されたローラー式マッサージマットの構造である。各ローラーの固定穴は、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、ローラーユニットはこの副軸棒を軸として動く。そして、人体側面のカーブに沿って、前後に動く過程において、各ローラーの凹状表面により、人体側面のカーブを通過して連続回転する時、高低の異なった、中心が偏った回転をすることで、手揉み感覚のマッサージ効果が得られるという特長がある。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1および図2を参照されたい。本考案のマッサージ装置の手揉み感覚ローラーは、動かされて往復運動する従動ユニット2に突出した主軸棒21があり、その両端には、それぞれ各一組の、両方の外側の端にそれぞれローラー23Bが取り付けられた副軸棒22が固定されて、構成された各種タイプのローラー式マッサージマットの構造である。
各ローラーの固定穴23BBは、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、図3に示すように、ローラー23Bはこの副軸棒22を軸として動く。そして、人体側面のカーブに沿って、前後に動く(図3に示した動きを示す矢印H1、H2)過程において、各ローラー23Bの凹状表面により、人体側面のカーブを通過して連続回転する時、高低の異なった、中心が偏った回転(図3に示した複動式仮想線R1、R2)をすることで、手揉み感覚の押し、揉み、ほぐし等の質の高い、自然で気持ちのよいマッサージ効果が得られるという特長がある。
【0006】
【考案の効果】
本考案のマッサージ装置の手揉み感覚ローラーは、ローラー式マッサージ装置の各ローラーの固定穴が、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、ローラーユニットはこの副軸棒を軸として動く。そして、人体側面のカーブに沿って、前後に動く過程において、各ローラーの凹状表面により、人体側面のカーブを通過して連続回転する時、高低の異なった、中心が偏った回転をすることで、手揉み感覚の押し、揉み、ほぐし等の質の高い、自然で気持ちのよいマッサージ効果が得られるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のローラーを備えたマッサージ装置の立体構造の説明図(A)およびローラーの平面図(B)である。
【図2】本考案のローラーを備えたマッサージ装置の立体構造図である。
【図3】本考案のローラーの作用説明図である。
【図4】従来のローラーの平面説明図である。
【符号の説明】
2   従動ユニット
21  主軸棒           22    副軸棒
23A ローラー(従来のもの)   23AA   固定穴
23B ローラー(本考案のもの)  23BB   固定穴
R1、R2   複動式仮想線
H1、H2   動きを示す矢印

Claims (1)

  1. 動かされて往復運動する従動ユニットに突出した主軸棒があり、その両端には、それぞれ各一組の、両方の外側の端にそれぞれローラーが取り付けられた副軸棒が固定されて、構成されたローラー式マッサージマットの構造であり、各ローラーの固定穴は、そのローラー面の中心点を離れて偏った中心を持っていて、このため、ローラーユニットはこの副軸棒を軸として動き、人体側面のカーブに沿って、前後に動く過程において、各ローラーの凹状表面により、人体側面のカーブを通過して連続回転する時、高低の異なった中心が偏った回転をすることで、手揉み感覚のマッサージ効果が得られるという特長を持つ、マッサージ装置の手揉み感覚ローラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000184A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Dong-He Wu 方向転換コントロールによるマッサージ装置の二方向駆動選択構造

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