JP3096871U - ステッカー付きハガキ - Google Patents
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Abstract
【課題】ハガキとお土産品の両面性を有する、ステッカー付きのハガキを提供する。
【解決手段】任意素材にて所定サイズの台紙を設け、一方、適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に粘着層を形成してステッカーとし、前記台紙にステッカーの粘着層を当接させて、粘着により一体化させたことを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】任意素材にて所定サイズの台紙を設け、一方、適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に粘着層を形成してステッカーとし、前記台紙にステッカーの粘着層を当接させて、粘着により一体化させたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ステッカーを片面に貼り付けたステッカー付きのハガキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の形式のハガキが出回っているが、本考案に示すように、その片面にステッカーを粘着させたハガキは見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来から多用されているハガキは、所定サイズの白色もしくは白色近似色の長方形紙製であり、その片面に郵便番号枠その他が印刷表示され、他面は無地のものが多い。あるいは片面に写真やイラストを表示した絵ハガキもある。
一方、ステッカーは柔軟性合成樹脂シートの片面に写真や図柄を印刷し、他面には粘着層を設けて任意の場所に粘着保持して用いるものが多い。
このハガキとステッカーはその用途は別であり、各々単独の商品として利用されている。
また、旅行などで知人に現地から近況を知らせるときは絵ハガキが多用されるが、あくまでもハガキとしての利用である。旅行後にはお土産を知人に配ることも多いが、その土産は多くはその知人にあって手渡すことが一般的であり、その場所まで出向かねばならない。
しかるに本考案は、前記したハガキとステッカーを一体化させることにより、例えば旅行中にハガキとして投函し、受け取った人はそのハガキを一読後、ハガキからステッカーを取り外して任意の場所に貼り付けて楽しむことができ、ハガキとお土産を合体させた新規なる物品を提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本考案は、ハガキ台紙の平滑面側にステッカー平滑面(非印刷面)を着接させて一体化してその主要部を構成した。
すなわち、本考案の一つは、任意素材にて所定サイズの台紙を設け、一方、適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に粘着層を形成してステッカーとし、前記台紙にステッカーの粘着層を着接させて、粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキである。
また本考案の他の一つは、任意素材にて所定サイズの台紙を設け、台紙の片面に平滑面を他面に非平滑面を形成し、一方、自己粘着性素材からなる適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に平滑面を形成してステッカーとし、前記台紙の平滑面にステッカー平滑面を着接させて、自己粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキである。
【0005】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
図1は本案の表面図であり、1は適度の柔軟性と弾力性を有する適宜厚の合成樹脂による長方形状の白色台紙である。この台紙の裏面には平滑面が形成され、表面には非平滑面が形成される。また、台紙表面上部には郵便番号枠2が台紙表面中央には区切り線3が各々黒色印刷表示される。
図2は本案の裏面図で、前記台紙を二分したサイズのステッカー4が2枚並べて粘着されている。このステッカーの片面は白色平滑面であり、他面には風景画が印刷表示され、この印刷面を露見させて台紙に粘着される。
このステッカーの非印刷面には弱粘着層5が形成され、この弱粘着層を白色台紙の平滑面に着接させることで台紙とステッカーが一体化される。
以上が本案の第1実施例である。
本例を使用するには、投函しようとする者は台紙の表面上部に発送先の住所・氏名等を記入し、区切り線下方に文面を記入する。次ぎにこの記入済のハガキを窓付き封筒に入れて封印する。このとき、相手先の氏名・住所を窓のところに位置させて封入する。そして投函すればよい。
受け取った者は、内容を一読後、台紙からステッカーを取り外して任意の個所に粘着させてその図柄を楽しむことができる。
このように、本案はハガキとステッカーの2種の物品が合したものであるため、ハガキとしての利用の他にステッカーとしての利用もできる斬新さを有したものである。
【0006】
また、前述の例に関連して第2実施例として、粘着剤方式を用いず自己粘着性素材を用いる方法がある。すなわちこれは、従来のように粘着剤による粘着層を設けなくともそれ自身が粘着性を有する素材を用いる方法であり、平滑面であればどこにでも粘着させることができるものである。つまり、前述のように粘着層を設けずにステッカー素材自身を自己粘着性素材にて形成する方法である。
この自己粘着方式は、従来より種々の用途に利用されており、その材質は塩化ビニール系樹脂やオレフィン系樹脂などが使われる。これらの材質に可塑剤、安定剤、粘着性付与剤、着色剤などを配合し、カレンダー法や押出法などによってシート化して製造される。
この自己粘着性ステッカーは柔軟性に富み、かつ均一な平滑面を有しているので、粘着しようとする材料が同様の平滑面を有しておれば互いに着接させることにより、あたかも粘着剤を用いて粘着させた場合に近似してピッタリと粘着させることができる。しかも、粘着剤を用いないので引き剥がしも容易であるとともに、何度でも繰り返し粘着させることができる。
【0007】
本案の概要については既述したが、本案はハガキとステッカーの2種の物品を一般粘着もしくは自己粘着により一体化し、ハガキとしてまたステッカーとして双方の利用が可能であることに特徴がある。
今までハガキおよびステッカーともに単一の用途しかなかったが、本案により一つの物品が2種の用途を有するものになったのである。
なお、既述の例では長方形台紙としているが、これに限らず種々の形状・材質の台紙を用いることができ、ステッカー形状も台紙のサイズを超えない限り自由である。本案の第2実施例で台紙に平滑面と非平滑面を設けたのは、平滑面に自己粘着性ステッカーを粘着させるためであり、この平滑面とステッカーの平滑面が接触することにより、完全な面接触となって有効接触面積が大となってしっかりと粘着させることができ、また、他面を非平滑面にしたので適宜の筆記具にて自在に文字を書くことができる。
以上のごとく、本案によって郵送可能でかつ利用度の高い物品を得ることができる。
【0008】
【考案の効果】
本案によれば、ハガキにステッカーが粘着されて一体となっているので、使用者は受け取ったハガキからステッカーを取り外して任意の面に粘着させて楽しむことができ、従来にない新規な物品として利用することができる。
また、ハガキ投函者としては、ハガキとお土産が一体化した商品として取り扱うことができるユニークなものとして利用することができる。
本案実施においては、絵ハガキ的利用の他ダイレクトメールその他への利用も可能となる幅広い商品として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表面図
【図2】本考案の台紙とステッカーの積層状態説明図
【図3】本考案の第1実施例における台紙とステッカーの積層状態拡大説明図
【図4】本考案の第2実施例における台紙とステッカーの積層状態拡大説明図
【符号の説明】
1 白色台紙
2 郵便番号枠
3 区切り線
4 ステッカー
5 弱粘着層
6 自己粘着性ステッカー
【考案の属する技術分野】
この考案は、ステッカーを片面に貼り付けたステッカー付きのハガキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、種々の形式のハガキが出回っているが、本考案に示すように、その片面にステッカーを粘着させたハガキは見当たらない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来から多用されているハガキは、所定サイズの白色もしくは白色近似色の長方形紙製であり、その片面に郵便番号枠その他が印刷表示され、他面は無地のものが多い。あるいは片面に写真やイラストを表示した絵ハガキもある。
一方、ステッカーは柔軟性合成樹脂シートの片面に写真や図柄を印刷し、他面には粘着層を設けて任意の場所に粘着保持して用いるものが多い。
このハガキとステッカーはその用途は別であり、各々単独の商品として利用されている。
また、旅行などで知人に現地から近況を知らせるときは絵ハガキが多用されるが、あくまでもハガキとしての利用である。旅行後にはお土産を知人に配ることも多いが、その土産は多くはその知人にあって手渡すことが一般的であり、その場所まで出向かねばならない。
しかるに本考案は、前記したハガキとステッカーを一体化させることにより、例えば旅行中にハガキとして投函し、受け取った人はそのハガキを一読後、ハガキからステッカーを取り外して任意の場所に貼り付けて楽しむことができ、ハガキとお土産を合体させた新規なる物品を提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本考案は、ハガキ台紙の平滑面側にステッカー平滑面(非印刷面)を着接させて一体化してその主要部を構成した。
すなわち、本考案の一つは、任意素材にて所定サイズの台紙を設け、一方、適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に粘着層を形成してステッカーとし、前記台紙にステッカーの粘着層を着接させて、粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキである。
また本考案の他の一つは、任意素材にて所定サイズの台紙を設け、台紙の片面に平滑面を他面に非平滑面を形成し、一方、自己粘着性素材からなる適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に平滑面を形成してステッカーとし、前記台紙の平滑面にステッカー平滑面を着接させて、自己粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキである。
【0005】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
図1は本案の表面図であり、1は適度の柔軟性と弾力性を有する適宜厚の合成樹脂による長方形状の白色台紙である。この台紙の裏面には平滑面が形成され、表面には非平滑面が形成される。また、台紙表面上部には郵便番号枠2が台紙表面中央には区切り線3が各々黒色印刷表示される。
図2は本案の裏面図で、前記台紙を二分したサイズのステッカー4が2枚並べて粘着されている。このステッカーの片面は白色平滑面であり、他面には風景画が印刷表示され、この印刷面を露見させて台紙に粘着される。
このステッカーの非印刷面には弱粘着層5が形成され、この弱粘着層を白色台紙の平滑面に着接させることで台紙とステッカーが一体化される。
以上が本案の第1実施例である。
本例を使用するには、投函しようとする者は台紙の表面上部に発送先の住所・氏名等を記入し、区切り線下方に文面を記入する。次ぎにこの記入済のハガキを窓付き封筒に入れて封印する。このとき、相手先の氏名・住所を窓のところに位置させて封入する。そして投函すればよい。
受け取った者は、内容を一読後、台紙からステッカーを取り外して任意の個所に粘着させてその図柄を楽しむことができる。
このように、本案はハガキとステッカーの2種の物品が合したものであるため、ハガキとしての利用の他にステッカーとしての利用もできる斬新さを有したものである。
【0006】
また、前述の例に関連して第2実施例として、粘着剤方式を用いず自己粘着性素材を用いる方法がある。すなわちこれは、従来のように粘着剤による粘着層を設けなくともそれ自身が粘着性を有する素材を用いる方法であり、平滑面であればどこにでも粘着させることができるものである。つまり、前述のように粘着層を設けずにステッカー素材自身を自己粘着性素材にて形成する方法である。
この自己粘着方式は、従来より種々の用途に利用されており、その材質は塩化ビニール系樹脂やオレフィン系樹脂などが使われる。これらの材質に可塑剤、安定剤、粘着性付与剤、着色剤などを配合し、カレンダー法や押出法などによってシート化して製造される。
この自己粘着性ステッカーは柔軟性に富み、かつ均一な平滑面を有しているので、粘着しようとする材料が同様の平滑面を有しておれば互いに着接させることにより、あたかも粘着剤を用いて粘着させた場合に近似してピッタリと粘着させることができる。しかも、粘着剤を用いないので引き剥がしも容易であるとともに、何度でも繰り返し粘着させることができる。
【0007】
本案の概要については既述したが、本案はハガキとステッカーの2種の物品を一般粘着もしくは自己粘着により一体化し、ハガキとしてまたステッカーとして双方の利用が可能であることに特徴がある。
今までハガキおよびステッカーともに単一の用途しかなかったが、本案により一つの物品が2種の用途を有するものになったのである。
なお、既述の例では長方形台紙としているが、これに限らず種々の形状・材質の台紙を用いることができ、ステッカー形状も台紙のサイズを超えない限り自由である。本案の第2実施例で台紙に平滑面と非平滑面を設けたのは、平滑面に自己粘着性ステッカーを粘着させるためであり、この平滑面とステッカーの平滑面が接触することにより、完全な面接触となって有効接触面積が大となってしっかりと粘着させることができ、また、他面を非平滑面にしたので適宜の筆記具にて自在に文字を書くことができる。
以上のごとく、本案によって郵送可能でかつ利用度の高い物品を得ることができる。
【0008】
【考案の効果】
本案によれば、ハガキにステッカーが粘着されて一体となっているので、使用者は受け取ったハガキからステッカーを取り外して任意の面に粘着させて楽しむことができ、従来にない新規な物品として利用することができる。
また、ハガキ投函者としては、ハガキとお土産が一体化した商品として取り扱うことができるユニークなものとして利用することができる。
本案実施においては、絵ハガキ的利用の他ダイレクトメールその他への利用も可能となる幅広い商品として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表面図
【図2】本考案の台紙とステッカーの積層状態説明図
【図3】本考案の第1実施例における台紙とステッカーの積層状態拡大説明図
【図4】本考案の第2実施例における台紙とステッカーの積層状態拡大説明図
【符号の説明】
1 白色台紙
2 郵便番号枠
3 区切り線
4 ステッカー
5 弱粘着層
6 自己粘着性ステッカー
Claims (2)
- 任意素材にて所定サイズの台紙を設け、一方、適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に粘着層を形成してステッカーとし、前記台紙にステッカーの粘着層を着接させて、粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキ。
- 任意素材にて所定サイズの台紙を設け、台紙の片面に平滑面を他面に非平滑面を形成し、一方、自己粘着性素材からなる適宜サイズのシートを設けるとともに該シートの片面に適宜図柄を印刷表示し、他面に平滑面を形成してステッカーとし、前記台紙の平滑面にステッカー平滑面を着接させて、自己粘着により一体化させたことを特徴とするステッカー付きハガキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008011U JP3096871U (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | ステッカー付きハガキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008011U JP3096871U (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | ステッカー付きハガキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3096871U true JP3096871U (ja) | 2004-01-08 |
Family
ID=43250726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008011U Expired - Fee Related JP3096871U (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | ステッカー付きハガキ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3096871U (ja) |
-
2002
- 2002-11-13 JP JP2002008011U patent/JP3096871U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |