JP3096592U - 折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素 - Google Patents

折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】市販通函を消耗品なしに反復して使用できる通
函を構成する要素部材としての折り畳み通函用緩衝抱容
梱包要素を提供する。 【解決手段】バネによる突き出し嵌合要素を両端に持つ
角管軸棒6と柔軟なエラスチック薄膜シート材4からな
る掛け軸状の薄膜包容緩衝機構要素3二組を、二段に渡
って保持できる梱包外箱2の内規寸法に合わせた位置決
め側板11二枚から成る1組を組み合わせて、エラスチ
ック薄膜内に挿入包容し被梱包品を保持して、それらを
折り畳み通函内に収納する。また、幅板付き位置決め側
板12二枚から成る1組を組み合わせ梱包外箱2内壁四
周に密着させながら、エラスチック薄膜内に挿入包容し
被梱包品を保持して、それらを折り畳み通函内に収納す
ることにより梱包外箱2の耐衝撃強度を増す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、反復して使用する耐震耐衝撃性通い箱を構成する要素部材として の折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在でも、(1)クッションパッキングなど消耗品を使用しないで済む緩衝機 能のある通函、(2)復路の空搬送時には往路時に比して搬送容積が四半分以下 、(3)数百回を越える繰り返し使用の3機能を兼ね備えた機材は梱包対象に適 合させた特殊な専用品以外には存在しなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
箇条書きにすると、 市販されている各種通函やコンテナを利用できること。 緩衝機能のあること。 消耗品としてのパッキングを使用しないこと。 空搬送時の復路のさいには往路時に比して搬送容積は四半分以下。 数百回を越える繰り返し使用。 廃棄時に負荷増大要因にならない。 の6件である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
緩衝パッキング不要化を図りながら、外部からの衝撃を受けたさいに梱包対象 品を治めた箱の内壁に当該梱包対象品が接触しないように保持するために箱内に 宙吊りにできる緩衝抱容梱包要素を、箱内に固定位置決めできる仕掛けを考案し た。
【0005】
【考案の実施例】 本考案の要は上述したように、梱包対象を保持し衝撃から守るための薄膜包容 緩衝機構要素を維持固定できる環境を任意の市販ダンボール箱・プラスチックコ ンテナ内に作成することにある。
【0006】 このため箱内に、位置決め板を内装し、被梱包品を保持できる緩衝抱容梱包要素 でもって簡単に、箱内の各位置がほぼ一意的に決まるように工夫した。これを図 1:折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の固定法を示した構成斜視図で説明する。
【0007】 図1は梱包外箱2の内規内部を空梱包状態で示したものであって梱包外箱2は 表示されていない。梱包外箱2の内側長手方向内壁に密着するように配置された 1組の位置決め側板11が相対向して置かれ、それらの間隔を保持するかのよう に、緩衝抱容梱包要素3の両端の角管軸棒6で支持している。なお、この図では 前面の位置決め側板11は仮想線で示されている。
【0008】 この角管軸棒6は図2:薄膜包容緩衝機構要素の角管軸棒を示した正面図に見 るように、その両端に打ち込まれたスプリングピン8に底部を巻き込んだコイル バネ9に接着固定され角管軸棒6の管内部を摺動できる角キャップ10を設けて あるため、図1のように配置されると位置決め側板11に設けた方形抜き穴13 にこの角キャップ10が進入し、角管軸棒6端部両側の最少間隔を角管軸棒6の 長さとして保持し、かつ角管軸棒6の回転を許さない。
【0009】 このため、位置決め側板11二枚は4軸棒すなわち2組の緩衝抱容梱包要素3 の計4角管軸棒によって相互に固定される。位置決め側板11は梱包外箱2内に あるため当該外箱が破壊されない限り図1に示された配置位置を変えることはな い。
【0010】 この状況は緩衝抱容梱包要素3から見る時、図1に示したように位置決め側板 11の間に二段の緩衝抱容梱包要素3が張られたことになる。この二段の緩衝抱 容梱包要素3の間に梱包対象品1が挿入されてもこの配置関係は変わらない。こ の状況は図5:折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例斜視図に示してある。
【0011】 図1や図3:位置決め板を示した斜視図に見るように、位置決め板11には多 数の方形抜き穴13が設けてある。上述の配置をとるだけなら、4ヶの丸穴か角 穴で済むのだが、方形にしてあるのは、挿入された角管軸棒6の回転止めが目的 であり、4の倍数で多く設けたのは、2段に張るさい、伸張間隔の大小を変える ことと、2段間の高さを設定し直すことで、梱包対象品1の高さや大小に適応さ せるためである。伸張間隔の変更時にも緩衝抱容梱包要素3の柔軟なエラスチッ ク薄膜シート材4をその伸張方向両端の角管軸棒6に巻き付けることで保て、あ るいは伸張力を高めてより堅めに梱包対象品1を嵌装することも出来る。
【0012】 図2:薄膜包容緩衝機構要素の角管軸棒を示した正面図により緩衝抱容梱包要 素3を補説する。この緩衝抱容梱包要素3で緩衝機能を持ち梱包対象品1を包容 する柔軟なエラスチック薄膜シート材4は、その両端部はシート材折り返し部分 5のように折り返すように畳まれており、また、長手方向両端部は角管軸棒6を くるみ込むように巻かれ両面接着材7によって固定されている。このため上下の 緩衝抱容梱包要素3は長手方向の伸張弾性により梱包対象品1を上下と幅側方向 両側から包み込み緊縛し幅方向と長手方向と上下方向への大きな振動を緩衝し保 持できる。
【0013】 この一対の位置決め側板11と二組の緩衝抱容梱包要素3で重量品を梱包運送 するさいには梱包外箱2の強度によっては、図1の構成配置を維持できないケー スも考えられる。このさい梱包外箱2の強度を増すために、位置決め側板11に 外箱内規サイズに合わせた幅板を装着することも出来る。これを図4:幅板付き 位置決め板を示した斜視図で解説する。
【0014】 図4の太い二点鎖線で示した幅板部分15を位置決め側板11を伸ばす形で増 設し、さらにその幅板部分15が角度にして90度程度まで回転できるようにし た幅板付き位置決め側板12を、方形を成すように2ヶ一対を組み合わせること で上記の梱包外箱2の強度を増すことができる。これは、外箱がダンボール製で かつ梱包対象品1が重すぎるか重心が偏在している時に有効と考えられる。これ は請求項2に示した手段である。
【0015】 以上説明したようにする時、図5:折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例 斜視図に見るような梱包状態となる。この斜視図は組み立て式ダンボール箱また は折り畳み式プラスチック製コンテナを含む梱包外箱2の左右前面と上の蓋を外 した形すなわち三方向の側面を外した形で斜視したものである。梱包外箱2の切 断面はハッチングされて箱の外面を示している。
【0016】 この図では、梱包外箱2奥側と左奥側と底面の切り口がハッチングされて外壁 を示していることは上述した。中段の上下に梱包対象品1を中央に狭挿緊縛保持 した緩衝抱容梱包要素3が配置されている。梱包対象品1の上下・前後は空であ り、図の左右すなわち緩衝抱容梱包要素3の長手方向は空白を挟んで上下の角管 軸棒6があるように梱包されている。
【0017】 この梱包対象品1の固定状況は、図6:折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実 施例正面図と図7:折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例側面図に見るよう に、柔軟なエラスチック薄膜シート材4が梱包品の上部と底部において布で包む かの如く梱包対象品1を緊縛しているため、この梱包方式において緩衝機能を十 分に発揮できる。
【0018】
【考案の効果】
本考案で目指した次の6項目は十分に達成できたと判断できる。なぜなら、 市販されているダンボール製やカートンまたはプラスチック製コンテナなど の通函やコンテナを利用できること。 柔軟なエラスチック薄膜シート材4一対の間に嵌装することで緩衝機能のあ ること。 消耗品としてのパッキング材をまったく使用していない。 空搬送時の復路のさいには往路時に比して搬送容積は五分の一以下。 数百回を越える繰り返し使用。 廃棄時に負荷増大要因にならない。 の6課題に充分に対応できた、さらに、下記利点を生んでいる。 柔軟なエラスチック薄膜シート材4の張力を多少加減できるので同一サイズ で多種の梱包対象品1に対応できる。 位置決め側板11に設けた方形抜き穴13により張力の調整と装着高さを変 えられるので多彩な高さと長さの梱包対象品1の梱包に適用できる。 通函管理運用者側から見て、消耗品なしに使用できるためワイヤレス搬送追 跡半導体装着などにより大幅な省労効果を示すシステムが利用し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の固定法を示
した構成斜視図である。
【図2】薄膜包容緩衝機構要素の角管軸棒を示した正面
図である。
【図3】位置決め板を示した斜視図である。
【図4】幅板付き位置決め板を示した斜視図である。
【図5】折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例斜視
図。
【図6】 折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例正
面図
【図7】 折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素の実施例側
面図
【符号の説明】
1 梱包対象品 2 梱包外箱 3 緩衝抱容梱包要素 4 柔軟なエラスチック薄膜シート材 5 シート材折り返し部分 6 角管軸棒 7 両面接着材 8 スプリングピン 9 コイルバネ 10 角キャップ 11 位置決め側板 12 幅板付き位置決め側板 13 方形抜き穴 14 張力作動方向 15 幅板部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネによる突き出し嵌合要素を両端に持
    つ角管軸棒6と柔軟なエラスチック薄膜シート材4から
    なる掛け軸状の薄膜包容緩衝機構要素3二組を、二段に
    渡って保持できる位置決め側板11二枚から成る1組を
    組み合わせて、エラスチック薄膜内に挿入包容し被梱包
    品を保持して、それらを折り畳み通函内に収納できるこ
    とを特徴とする折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素。
  2. 【請求項2】 バネによる突き出し嵌合要素を両端に持
    つ角管軸棒6と柔軟なエラスチック薄膜シート材4から
    なる掛け軸状の薄膜包容緩衝機構要素3二組を、二段に
    渡って保持できる幅板付き位置決め側板12二枚から成
    る1組を組み合わせ梱包外箱2内壁四周に密着させなが
    ら、エラスチック薄膜内に挿入包容し被梱包品を保持し
    て、それらを折り畳み通函内に収納できることを特徴と
    する折り畳み通函用緩衝抱容梱包要素。
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