JP3096437B2 - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP3096437B2
JP3096437B2 JP09065421A JP6542197A JP3096437B2 JP 3096437 B2 JP3096437 B2 JP 3096437B2 JP 09065421 A JP09065421 A JP 09065421A JP 6542197 A JP6542197 A JP 6542197A JP 3096437 B2 JP3096437 B2 JP 3096437B2
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JP
Japan
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container
container body
lid
packaging
packaging container
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晃一 高山
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Chuo Kagaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は包装用容器、特に簡
易弁当用容器や、その他各種の食品等を収容する場合な
どに用いられる包装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば簡易弁当用容器などに用い
られる包装用容器において、おかずを入れる容器本体
と、ご飯を入れる容器本体とを各々別々に形成し、その
2つの容器本体を上下に配置するようにしたものは知ら
れている。
【0003】図はその一例を示すもので、ご飯を入れ
る下側の容器本体1の上部内方に、おかずを入れる上側
の容器本体2を嵌合保持させ、それらの上面開口を蓋体
3で覆った構成である。
【0004】ところが、上記の下側の容器本体1は上側
の容器本体2よりも可成り深く形成しなければならず、
例えば合成樹脂シートを熱成形して製造する場合には、
往々にして肉厚が薄くなって強度が不足するおそれがあ
る。それを防ぐためには、厚い素材を用いなければなら
ず、生産コストが嵩む等の不具合がある。
【0005】また上記の下側の容器本体1にご飯を入れ
たときには、底部の深い位置にごはんがあり、その上部
が広くあいた状態となるためボリューム感に欠けるきら
いがあり、しかも食べる際には容器の底の方から箸です
くい上げるようにしなければならず食べずらい等の問題
がある。
【0006】そこで、例えば図に示すように容器本体
1・2を比較的浅く形成して重箱状に上下に重ねて配置
するようにしたものも提案されている。しかしながら、
それらの容器本体1・2を覆う蓋体3は上側の容器本体
2のみを覆い、その容器本体2の周縁フランジ部2aに
蓋体3のフランジ部3aを嵌合保持させる構成であり、
上側の容器本体2は下側の容器本体1に形成した段部1
b等に、単に重ねて配置する構成であるから、その容器
本体1・2の密着性や一体性に欠ける不具合がある。
【0007】そのため、例えば容器本体1と容器本体2
にそれぞれご飯とおかずを入れて、全体を1つの弁当と
して持ち運んだり、店頭で陳列販売等する場合には、全
体をラップでくるんだり、テープや紐で括る、あるいは
専用の厚紙製ケース等に収納して一体化しなければなら
ない。
【0008】また上側の容器本体2には、陳列効果を高
めるために、透明な蓋体3を透して見えるように、カラ
フルな数種類のおかずを仕切2bにより区分けして入れ
るのが一般的であり、その仕切2bは通常図のように
容器本体2の底面の一部を上方に突出させることによっ
て形成している。そのため、突出させた仕切2bの下面
と下側の容器本体1との間には、図のように往々にして
隙間Gが生じ、下側の容器本体1にゴミやほこりが進入
するおそれがある。
【0009】その隙間Gを塞ぐためには、例えば蓋体3
の周縁フランジ部3aと下側の容器本体1の周縁フラン
ジ部1aとの間の間隔Hをラップ等で覆って塞がなけれ
ばならない。また容器を縦に重ねて組み合わせるため、
実質的な容器の高さが高くなり、幅の広いラップを使わ
なければならず、また容器内に収容した内容物の水蒸気
等が上記の隙間Gから出てラップ内面をぬらし易くな
る。さらにラップ掛けの際には、重ね合わせた上下の容
器本体がずれたり、落下しないように、また内容物がこ
ぼれないように細心の注意を払って作業しなければなら
ない等の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて提案されたもので、上記のような複数個の容器
本体と蓋体とからなる包装用容器全体を良好に一体化し
た状態に保持できると共に、容器内の内容物を外から容
易に確認することのでき、しかも密閉性のよい包装用
器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による包装用容器は、以下の構成としたもの
である。
【0012】即ち、複数個の容器本体を重箱状に上下に
重ねて配置し、その上部に透明な蓋体を設けた包装用容
器において、上側の容器本体を上記蓋体で覆い、その蓋
体の周縁フランジ部を下側の容器本体の周縁フランジ部
に嵌合保持させると共に、上側の容器本体を下側の容器
本体よりも小さく形成することによって、上記の透明な
蓋体を通して上側の容器本体の側方から下側の容器本体
内が見えるように構成したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記のように上側の容器本体を蓋体で覆い、そ
の蓋体の周縁フランジ部を下側の容器本体の周縁フラン
ジ部に嵌合保持させるようにしたことによって、全ての
容器本体と蓋体とを良好に一体化できると共に、上側の
容器本体を下側の容器本体よりも小さく形成して、上記
の透明な蓋体を通して上側の容器本体の側方から 下側の
容器本体内が見えるようにしたので、容器内の内容物を
外から容易に確認することができる。しかも上下の容器
本体のいずれもが蓋体で覆われるので、密閉性のよい包
装用容器を提供することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による包装用容器を
図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。図1は
本発明による包装用容器の一実施形態を示す分解斜視
図、図2は分解状態の断面図、図3は容器本体と蓋体と
を組み合せた状態の断面図である。なお前記従来例と同
様の機能を有する部材には同一の符号を付して説明す
る。
【0015】図示例は平面略方形箱状の2つの容器本体
1・2と透明な蓋体3とよりなり、下側の容器本体1に
形成した段部1b上に、上側の容器本体2が重箱状に重
ねて配置され、それらの容器本体1・2の上面開口を蓋
体3で覆った構成である。上側の容器本体2は、本実施
形態においては図1に示すように平面方形の容器本体2
の1つの隅部を斜めに切除することによって、下側の容
器本体よりも小さく形成され、上記切除部から下側の容
器本体1内が外から見えるように構成されている。また
上記蓋体3は図示例においては平面略方形の角錐台状に
形成され、その上部角部の内面に上側の容器本体2の上
部開口周縁に形成したフランジ部2aを係合させて位置
決め固定すると共に、上記蓋体3の下端部に形成したフ
ランジ部3aを下側の容器本体1のフランジ部1aに嵌
合保持させている。図中、3bは蓋体3のフランジ部3
aの角部内面に形成した抜け止め用の突条である。
【0016】上記のように重箱状に重ねた上側の容器本
体2を蓋体3で覆い、その蓋体3を下側の容器本体1の
周縁フランジ部1aに嵌合保持させるようにしたので、
それらの容器本体1・2と蓋体3とを1つの容器として
良好に一体化することができると共に、上側の容器本体
を下側の容器本体よりも小さく形成して、上記の透明な
蓋体を通して上側の容器本体の側方から下側の容器本体
内が見えるようにしたので、容器内の内容物を外から容
易に確認することができる。しかも、容器全体が蓋体3
と下側の容器本体1とで密閉され、容器内にゴミやほこ
りが侵入するのを良好に防止することができる。
【0017】なお上記実施形態においては、平面方形の
上側の容器本体2の1つの隅部を斜めに切除することに
よって、下側の容器本体1内に収納した内容物を透明の
蓋体3を通して確認できるようにしたが、例えば図
示すようにいずれか一方の幅を狭くして、その容器本体
2と下側の容器本体1との間に形成される開口部Sから
下側の容器本体1内が見えるようにしてもよい
【0018】さらに上記各実施形態においては、容器本
体を上下2段に配置したが、3段以上配置する場合にも
適用可能であり、また弁当用容器に限らず、その他各種
の食品や種々の物品等を収容する容器としても適用でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明による包装用
容器は、重箱状に上下に重ねて配置した容器本体1・2
の上側の容器本体2を蓋体3で覆い、その蓋体3の周縁
フランジ部3aを下側の容器本体1の周縁フランジ部1
aに嵌合保持させるようにしたから、全ての容器本体1
・2と蓋体3とを良好に一体化することができる。その
ため、前記従来のようにラップでくるんだり、テープや
紐で括って一体化する等の処置が必ずしも必要がなく、
また仮に更に強固に固定する必要がある場合にも蓋体3
と下側の容器本体とを例えばセロハンテープ等で止める
だけで更に強固に固定することができる。また上側の容
器本体を下側の容器本体よりも小さく形成して、上記の
透明な蓋体を通して上側の容器本体の側方から下側の容
器本体内が見えるようにしたので、容器内の内容物を外
から容易に確認することができる。しかも上記のように
上側の容器本体を下側の容器本体よりも小さく形成して
も、その外側が蓋体3で覆われているので、下側の容器
本体1内にゴミやほこりが侵入したり、容器内に収容し
た内容物から出た水蒸気等が外部に洩れるおそれがな
く、本発明の容器にラップ掛けを行った場合でも、その
ラップが上記の水蒸気等でぬれるのを良好に防止できる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装用容器の一実施形態を示す分
解斜視図。
【図2】上記包装用容器の分解状態の断面図。
【図3】上記包装用容器の組み合せた状態の断面図。
【図4】本発明による包装用容器の変更例を示す分解斜
視図。
【図5】従来の包装用容器の一例を示す縦断面図
【図6】包装用容器の他の従来例を示す縦断面図
【符号の説明】
1、2 容器本体 3 蓋体 1a、2a、3a フランジ部 1b 段部 2b 仕切 3b 抜け止め用突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 43/02 B65D 21/02 B65D 77/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の容器本体を重箱状に上下に重ね
    て配置し、その上部に透明な蓋体を設けた包装用容器に
    おいて、上側の容器本体を上記蓋体で覆い、その蓋体の
    周縁フランジ部を下側の容器本体の周縁フランジ部に嵌
    合保持させると共に、上側の容器本体を下側の容器本体
    よりも小さく形成することによって、上記の透明な蓋体
    を通して上側の容器本体の側方から下側の容器本体内が
    見えるように構成したことを特徴とする包装用容器。
  2. 【請求項2】 上側の容器本体の上端開口部を蓋体の内
    面に密着保持させるようにしてなる請求項1記載の包装
    用容器。
JP09065421A 1997-03-04 1997-03-04 包装用容器 Expired - Lifetime JP3096437B2 (ja)

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