JP3096397B2 - 装飾用パネル - Google Patents
装飾用パネルInfo
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- JP3096397B2 JP3096397B2 JP3525995A JP3525995A JP3096397B2 JP 3096397 B2 JP3096397 B2 JP 3096397B2 JP 3525995 A JP3525995 A JP 3525995A JP 3525995 A JP3525995 A JP 3525995A JP 3096397 B2 JP3096397 B2 JP 3096397B2
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- Japan
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- panel
- decorative
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニーや階段の手
摺り等に取付けられる装飾用パネルに関するものであ
る。
摺り等に取付けられる装飾用パネルに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図６及び図７は、一戸建て住宅或いは集
合住宅等に備えられるバルコニーや階段の一例を示した
ものであり、該バルコニーや階段には一般に種々の手摺
り１が取付けられ、該手摺り１には外観を美しく見せる
等の目的から装飾用パネル２が取付けられている。
合住宅等に備えられるバルコニーや階段の一例を示した
ものであり、該バルコニーや階段には一般に種々の手摺
り１が取付けられ、該手摺り１には外観を美しく見せる
等の目的から装飾用パネル２が取付けられている。
【０００３】図８及び図９は、従来使用されている装飾
用パネル２の一例を示したものであり、該装飾用パネル
２は、縦部材３ａと横部材３ｂを交叉させて大きい正方
形状の空間３ｃ、小さい正方形状の空間３ｄ、長方形状
の空間３ｅを夫々形成した全体が略長方形の格子枠形状
のパネル本体３からなり、前記小さい正方形状の空間３
ｄ及びパネル本体３同士を連結した際に小さい正方形状
となる空間３ｆを閉塞させてあり、前記閉塞された空間
３ｆ部分に連結用孔４を形成してある（１辺につき２ヶ
所）。
用パネル２の一例を示したものであり、該装飾用パネル
２は、縦部材３ａと横部材３ｂを交叉させて大きい正方
形状の空間３ｃ、小さい正方形状の空間３ｄ、長方形状
の空間３ｅを夫々形成した全体が略長方形の格子枠形状
のパネル本体３からなり、前記小さい正方形状の空間３
ｄ及びパネル本体３同士を連結した際に小さい正方形状
となる空間３ｆを閉塞させてあり、前記閉塞された空間
３ｆ部分に連結用孔４を形成してある（１辺につき２ヶ
所）。
【０００４】このような装飾用パネル２を手摺り１に取
付けるには、図１０に示すように装飾用パネル２を連結
用孔４を介してスプリングピンにより複数連結し、図６
のごとく連結した状態のものを手摺り１に取付けるよう
にしている。
付けるには、図１０に示すように装飾用パネル２を連結
用孔４を介してスプリングピンにより複数連結し、図６
のごとく連結した状態のものを手摺り１に取付けるよう
にしている。
【０００５】又、図１１及び図１２は、従来使用されて
いる装飾用パネル２の他の例を示したものであり、該装
飾用パネル２は、平面的に見て略花冠形状を有した閉曲
線枠形状の内側リング部材５の外側に、該内側リング部
材５と相似形状の花冠形状を有した外側リング部材６を
同一平面上に位置するよう接続部材７により一体に連結
したパネル本体８からなり、前記外側リング部材６の湾
曲部分１０の頂部には隣り合うパネル本体８を連結する
ための連結用孔９が設けられている。
いる装飾用パネル２の他の例を示したものであり、該装
飾用パネル２は、平面的に見て略花冠形状を有した閉曲
線枠形状の内側リング部材５の外側に、該内側リング部
材５と相似形状の花冠形状を有した外側リング部材６を
同一平面上に位置するよう接続部材７により一体に連結
したパネル本体８からなり、前記外側リング部材６の湾
曲部分１０の頂部には隣り合うパネル本体８を連結する
ための連結用孔９が設けられている。
【０００６】このような装飾用パネル２を手摺り１に取
付けるには、図１３に示すように装飾用パネル２を連結
用孔９を介してスプリングピンにより複数連結し、図７
のごとく連結した状態のものを手摺り１に取付けるよう
にしている。
付けるには、図１３に示すように装飾用パネル２を連結
用孔９を介してスプリングピンにより複数連結し、図７
のごとく連結した状態のものを手摺り１に取付けるよう
にしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の夫々の装飾用パネル２において、図８及び図１
１に示すように枠状に包囲された部分にはパネル本体
３，８の厚さ方向へ貫通する空間を３ｃ，３ｅ、１１
ａ，１１ｂを有しており、又、図１３に示す装飾用パネ
ル２の場合には、該装飾用パネル２を連結した際に各装
飾用パネル２間に空間１２が生じるため、子供や幼児が
前記空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２に手や足を
掛けて手摺り１を這い登り、手摺り１から落ちて怪我を
する危険性があった。
た従来の夫々の装飾用パネル２において、図８及び図１
１に示すように枠状に包囲された部分にはパネル本体
３，８の厚さ方向へ貫通する空間を３ｃ，３ｅ、１１
ａ，１１ｂを有しており、又、図１３に示す装飾用パネ
ル２の場合には、該装飾用パネル２を連結した際に各装
飾用パネル２間に空間１２が生じるため、子供や幼児が
前記空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２に手や足を
掛けて手摺り１を這い登り、手摺り１から落ちて怪我を
する危険性があった。
【０００８】又、図１１及び図１２に示す装飾用パネル
２においては、外側リング部材６のコーナー部分６ａに
外力が加わると前記装飾用パネル２が変形、破損する虞
れがあり、このため、前記装飾用パネル２の商品価値が
低下するという問題があった。
２においては、外側リング部材６のコーナー部分６ａに
外力が加わると前記装飾用パネル２が変形、破損する虞
れがあり、このため、前記装飾用パネル２の商品価値が
低下するという問題があった。
【０００９】本発明は、上述の実情に鑑み、手摺りの美
観を一層向上させることができる丈夫且つ安全性の高い
装飾用パネルを提供することを目的としたものである。
観を一層向上させることができる丈夫且つ安全性の高い
装飾用パネルを提供することを目的としたものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、パネ
ル本体が複数個を連結されて使用される装飾用パネルで
あって、前記パネル本体が、縦部材と横部材を交叉させ
て大きい正方形状の空間、小さい正方形状の空間、長方
形状の空間を夫々形成した格子枠形状に形成され、前記
パネル本体の厚さ方向の一面に、指の入らない程度の大
きさの複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設け
たものである。
ル本体が複数個を連結されて使用される装飾用パネルで
あって、前記パネル本体が、縦部材と横部材を交叉させ
て大きい正方形状の空間、小さい正方形状の空間、長方
形状の空間を夫々形成した格子枠形状に形成され、前記
パネル本体の厚さ方向の一面に、指の入らない程度の大
きさの複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設け
たものである。
【００１１】請求項２の発明は、パネル本体が複数個を
連結されて使用される装飾用パネルであって、前記パネ
ル本体が、略花冠形状を有した閉曲線枠形状の内側リン
グ部材の外側に、該内側リング部材と相似形状の花冠形
状を有した外側リング部材を同一平面上に位置するよう
接続部材により一体に連結して形成され、前記外側リン
グ部材の頂部間に、外側リング部材の隣り合う辺を連結
するよう略Ｌ字型の補強部材をパネル本体を包囲するが
ごとく一体に設け、且つ、前記パネル本体の厚さ方向の
一面に、指の入らない程度の大きさの複数の透かし孔を
有する装飾スクリーン板を設けたものである。
連結されて使用される装飾用パネルであって、前記パネ
ル本体が、略花冠形状を有した閉曲線枠形状の内側リン
グ部材の外側に、該内側リング部材と相似形状の花冠形
状を有した外側リング部材を同一平面上に位置するよう
接続部材により一体に連結して形成され、前記外側リン
グ部材の頂部間に、外側リング部材の隣り合う辺を連結
するよう略Ｌ字型の補強部材をパネル本体を包囲するが
ごとく一体に設け、且つ、前記パネル本体の厚さ方向の
一面に、指の入らない程度の大きさの複数の透かし孔を
有する装飾スクリーン板を設けたものである。
【００１２】
【作用】請求項１及び請求項２の発明においては、パネ
ル本体の厚さ方向の一面に指の入らない程度の大きさの
複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設けてある
ため、前記パネル本体に従来生じていた空間を閉塞する
ことができ、よって子供や幼児が空間に手や足を掛けて
手摺りを這い登ることを防止できる。又、前記パネル本
体が美観を感じさせるものであると共に、装飾スクリー
ン板に多数の透かし孔を形成することにより前記装飾ス
クリーン板自体が装飾の一部となるので手摺りの美観を
一層向上させることができる。
ル本体の厚さ方向の一面に指の入らない程度の大きさの
複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設けてある
ため、前記パネル本体に従来生じていた空間を閉塞する
ことができ、よって子供や幼児が空間に手や足を掛けて
手摺りを這い登ることを防止できる。又、前記パネル本
体が美観を感じさせるものであると共に、装飾スクリー
ン板に多数の透かし孔を形成することにより前記装飾ス
クリーン板自体が装飾の一部となるので手摺りの美観を
一層向上させることができる。
【００１３】又、請求項２の発明においては、パネル本
体の外周に該パネル本体を包囲するがごとく補強部材を
設けてあるため、前記装飾用パネルの強度を向上させる
ことができ、よって前記パネル本体に外力が加わっても
パネル本体の変形、破損を防ぐことができるので商品価
値を向上させることができる。更に前記パネル本体及び
装飾スクリーン板が美観を感じさせるものであると共
に、前記パネル本体に設けた補強部材自体も装飾の一部
にすることができるので手摺りの美観をより一層向上さ
せることができる。
体の外周に該パネル本体を包囲するがごとく補強部材を
設けてあるため、前記装飾用パネルの強度を向上させる
ことができ、よって前記パネル本体に外力が加わっても
パネル本体の変形、破損を防ぐことができるので商品価
値を向上させることができる。更に前記パネル本体及び
装飾スクリーン板が美観を感じさせるものであると共
に、前記パネル本体に設けた補強部材自体も装飾の一部
にすることができるので手摺りの美観をより一層向上さ
せることができる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【００１５】図１及び図２は本発明における装飾用パネ
ルの第１実施例を示したものであり、図６〜図１３に示
すものと同一にものには同一の符号を付し説明は省略す
る。
ルの第１実施例を示したものであり、図６〜図１３に示
すものと同一にものには同一の符号を付し説明は省略す
る。
【００１６】第１実施例においては、図１及び図２に示
すように、縦部材３ａと横部材３ｂを交叉させて格子枠
形状に形成したパネル本体３の小さい正方形状の空間３
ｄ及び前記パネル本体３同士を連結した際に小さい正方
形の空間３ｆを閉塞させ、前記閉塞させた空間３ｆ部分
に連結用孔４（１辺につき２ヶ所）を形成し、前記パネ
ル本体３の表面或いは裏面全面に装飾スクリーン板１３
を前記パネル本体３と一体に設けることによって装飾用
パネル１４を構成してあり、前記装飾スクリーン板１３
には全面に亘って子供や幼児の手が入らない程度の円形
の透かし孔１５が複数形成されている。この透かし孔１
５の形状は、図１及び図２に示す円形状のものの他に、
正方形状、長孔形状、円弧形状或いは十字形状等、様々
な形状にすることができ、又前記透かし孔１５の数や配
列においても適宜変えることができる。
すように、縦部材３ａと横部材３ｂを交叉させて格子枠
形状に形成したパネル本体３の小さい正方形状の空間３
ｄ及び前記パネル本体３同士を連結した際に小さい正方
形の空間３ｆを閉塞させ、前記閉塞させた空間３ｆ部分
に連結用孔４（１辺につき２ヶ所）を形成し、前記パネ
ル本体３の表面或いは裏面全面に装飾スクリーン板１３
を前記パネル本体３と一体に設けることによって装飾用
パネル１４を構成してあり、前記装飾スクリーン板１３
には全面に亘って子供や幼児の手が入らない程度の円形
の透かし孔１５が複数形成されている。この透かし孔１
５の形状は、図１及び図２に示す円形状のものの他に、
正方形状、長孔形状、円弧形状或いは十字形状等、様々
な形状にすることができ、又前記透かし孔１５の数や配
列においても適宜変えることができる。
【００１７】上記した装飾用パネル１４を手摺り１に取
付ける場合には、前記装飾用パネル１４を連結用孔４を
介してスプリングピンにより複数連結し、連結した状態
のものを手摺り１に取付けるようにしている（図６及び
図１０参照）。なお、前記装飾用パネル１４の製作にお
いては、パネル本体３及び装飾スクリーン板１３は一体
構造とするためダイカスト鋳造により製作する。
付ける場合には、前記装飾用パネル１４を連結用孔４を
介してスプリングピンにより複数連結し、連結した状態
のものを手摺り１に取付けるようにしている（図６及び
図１０参照）。なお、前記装飾用パネル１４の製作にお
いては、パネル本体３及び装飾スクリーン板１３は一体
構造とするためダイカスト鋳造により製作する。
【００１８】従って、第１実施例においては、パネル本
体３の表面或いは裏面全面に子供や幼児の手が入らない
程度の透かし孔１５を有する装飾スクリーン板１３を一
体に設けてあるため、前記装飾用パネル２に従来生じて
いた空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２を閉塞する
ことができ、よって子供や幼児が空間３ｃ，３ｅ、１１
ａ，１１ｂ，１２に手や足を掛けて手摺り１を這い登る
ことを防止できるので安全性を向上させることができ、
又装飾スクリーン板１３には多数の透かし孔１５を形成
してあるので、前記装飾スクリーン板１３自体が装飾の
一部となり、手摺り１の美観を向上させることができ
る。
体３の表面或いは裏面全面に子供や幼児の手が入らない
程度の透かし孔１５を有する装飾スクリーン板１３を一
体に設けてあるため、前記装飾用パネル２に従来生じて
いた空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２を閉塞する
ことができ、よって子供や幼児が空間３ｃ，３ｅ、１１
ａ，１１ｂ，１２に手や足を掛けて手摺り１を這い登る
ことを防止できるので安全性を向上させることができ、
又装飾スクリーン板１３には多数の透かし孔１５を形成
してあるので、前記装飾スクリーン板１３自体が装飾の
一部となり、手摺り１の美観を向上させることができ
る。
【００１９】又、図３〜図５は本発明における装飾用パ
ネルの第２実施例を示したものであり、図６〜図１３に
示すものと同一にものには同一の符号を付し説明は省略
する。
ネルの第２実施例を示したものであり、図６〜図１３に
示すものと同一にものには同一の符号を付し説明は省略
する。
【００２０】第２実施例においては、図３〜図５に示す
ように、平面的に見て略花冠形状を有した閉曲線枠形状
の内側リング部材５の外側に、該内側リング部材５と相
似形状の花冠形状を有した外側リング部材６を同一平面
上に位置するよう接続部材７により一体に連結してパネ
ル本体８を形成し、該パネル本体８の外周の前記外側リ
ング部材６の湾曲部分１０の頂部間に、前記外側リング
部材６の隣り合う辺を連結するよう略Ｌ字型の補強部材
１６（図３では４つ）を前記パネル本体８を包囲するが
ごとく一体に設け、該パネル本体８の表面或いは裏面全
面に装飾スクリーン板１３を前記パネル本体８及び補強
部材１６と一体に設けることによって装飾用パネル１４
を構成してあり、前記外側リング部材６の湾曲部分１０
の頂部には連結用孔９が形成され、又装飾スクリーン板
１３の全面には子供や幼児の手が入らない程度の円形の
透かし孔１５が複数形成されている。
ように、平面的に見て略花冠形状を有した閉曲線枠形状
の内側リング部材５の外側に、該内側リング部材５と相
似形状の花冠形状を有した外側リング部材６を同一平面
上に位置するよう接続部材７により一体に連結してパネ
ル本体８を形成し、該パネル本体８の外周の前記外側リ
ング部材６の湾曲部分１０の頂部間に、前記外側リング
部材６の隣り合う辺を連結するよう略Ｌ字型の補強部材
１６（図３では４つ）を前記パネル本体８を包囲するが
ごとく一体に設け、該パネル本体８の表面或いは裏面全
面に装飾スクリーン板１３を前記パネル本体８及び補強
部材１６と一体に設けることによって装飾用パネル１４
を構成してあり、前記外側リング部材６の湾曲部分１０
の頂部には連結用孔９が形成され、又装飾スクリーン板
１３の全面には子供や幼児の手が入らない程度の円形の
透かし孔１５が複数形成されている。
【００２１】なお、透かし孔１５の形状は、第１実施例
と同様に、図に示す円形状のものの他に、正方形状、長
孔形状、円弧形状或いは十字形状等、様々な形状にする
ことができ、前記透かし孔１５の数や配列においても適
宜変化させることができる。又第２実施例では、１個の
パネル本体８を装飾用パネル１４としているが、例えば
図５に示すごとく４個のパネル本体８を１ユニットとし
た形状の装飾用パネル１４としても良く、さらには２個
のパネル本体８や３個のパネル本体８を１ユニットとす
ること等、種々変化させることができる。
と同様に、図に示す円形状のものの他に、正方形状、長
孔形状、円弧形状或いは十字形状等、様々な形状にする
ことができ、前記透かし孔１５の数や配列においても適
宜変化させることができる。又第２実施例では、１個の
パネル本体８を装飾用パネル１４としているが、例えば
図５に示すごとく４個のパネル本体８を１ユニットとし
た形状の装飾用パネル１４としても良く、さらには２個
のパネル本体８や３個のパネル本体８を１ユニットとす
ること等、種々変化させることができる。
【００２２】上記した装飾用パネル１４を手摺り１に取
付ける場合には、前記装飾用パネル１４を連結用孔９を
介してスプリングピンにより複数連結し、連結した状態
のものを手摺り１に取付けるようにする（図７及び図１
３参照）。なお、前記装飾用パネル１４の製作において
は、パネル本体８、装飾スクリーン板１３及び補強部材
１６は一体構造とするためダイカスト鋳造により製作す
る。
付ける場合には、前記装飾用パネル１４を連結用孔９を
介してスプリングピンにより複数連結し、連結した状態
のものを手摺り１に取付けるようにする（図７及び図１
３参照）。なお、前記装飾用パネル１４の製作において
は、パネル本体８、装飾スクリーン板１３及び補強部材
１６は一体構造とするためダイカスト鋳造により製作す
る。
【００２３】従って、第２実施例においては、パネル本
体８の表面或いは裏面全面に子供や幼児の手が入らない
程度の透かし孔を有する装飾スクリーン板１３を一体に
設けてあるため、前記装飾用パネル２に従来生じていた
空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２を閉塞すること
ができ、よって子供や幼児が空間に手や足を掛けて手摺
り１を這い登ることを防止できるので安全性を向上させ
ることができ、又装飾スクリーン板１３には多数の透か
し孔１５を形成してあるので、前記装飾スクリーン板１
３自体が装飾の一部となり、手摺り１の美観を一層向上
させることができる。
体８の表面或いは裏面全面に子供や幼児の手が入らない
程度の透かし孔を有する装飾スクリーン板１３を一体に
設けてあるため、前記装飾用パネル２に従来生じていた
空間３ｃ，３ｅ、１１ａ，１１ｂ，１２を閉塞すること
ができ、よって子供や幼児が空間に手や足を掛けて手摺
り１を這い登ることを防止できるので安全性を向上させ
ることができ、又装飾スクリーン板１３には多数の透か
し孔１５を形成してあるので、前記装飾スクリーン板１
３自体が装飾の一部となり、手摺り１の美観を一層向上
させることができる。
【００２４】又、パネル本体８の外周に該パネル本体８
を包囲するがごとく補強部材１６を設けてあるため、前
記パネル本体８の強度を向上させることができ、よって
前記パネル本体８に外力が加わってもパネル本体８の変
形、損傷を防ぐことができるので装飾用パネル１４の商
品価値を向上させることができ、前記パネル本体８に設
けた補強部材１６自体も装飾の一部にすることができる
ので手摺りの美観を一層向上させることができる。
を包囲するがごとく補強部材１６を設けてあるため、前
記パネル本体８の強度を向上させることができ、よって
前記パネル本体８に外力が加わってもパネル本体８の変
形、損傷を防ぐことができるので装飾用パネル１４の商
品価値を向上させることができ、前記パネル本体８に設
けた補強部材１６自体も装飾の一部にすることができる
ので手摺りの美観を一層向上させることができる。
【００２５】なお、本発明の第１及び第２実施例におい
ては、装飾用パネル２をバルコニーや階段の手摺り１に
取付けるようにしているが、外壁等に設けられるフェン
ス、門扉或いは面格子等に取付けることも可能であるこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更を加え得ることは勿論である。
ては、装飾用パネル２をバルコニーや階段の手摺り１に
取付けるようにしているが、外壁等に設けられるフェン
ス、門扉或いは面格子等に取付けることも可能であるこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変
更を加え得ることは勿論である。
【００２６】
【発明の効果】請求項１及び請求項２の発明において
は、パネル本体の厚さ方向の一面に指の入らない程度の
大きさの複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設
けてあるため、前記パネル本体に従来生じていた空間を
閉塞することができ、よって子供や幼児が空間に手や足
を掛けて手摺りを這い登ることを防止できる。又、前記
パネル本体が美観を感じさせるものであると共に、装飾
スクリーン板に多数の透かし孔を形成することにより前
記装飾スクリーン板自体が装飾の一部となるので手摺り
の美観を一層向上させることができる。更に、請求項２
の発明においては、パネル本体の外周に該パネル本体を
包囲するがごとく補強部材を設けてあるため、前記装飾
用パネルの強度を向上させることができ、よって前記パ
ネル本体に外力が加わってもパネル本体の変形、破損を
防ぐことができるので商品価値を向上させることができ
る。更に又、前記パネル本体及び装飾スクリーン板が美
観を感じさせるものであると共に、前記パネル本体に設
けた補強部材自体も装飾の一部にすることができるので
手摺りの美観をより一層向上させることができる等、種
々の優れた効果を奏し得る。
は、パネル本体の厚さ方向の一面に指の入らない程度の
大きさの複数の透かし孔を有する装飾スクリーン板を設
けてあるため、前記パネル本体に従来生じていた空間を
閉塞することができ、よって子供や幼児が空間に手や足
を掛けて手摺りを這い登ることを防止できる。又、前記
パネル本体が美観を感じさせるものであると共に、装飾
スクリーン板に多数の透かし孔を形成することにより前
記装飾スクリーン板自体が装飾の一部となるので手摺り
の美観を一層向上させることができる。更に、請求項２
の発明においては、パネル本体の外周に該パネル本体を
包囲するがごとく補強部材を設けてあるため、前記装飾
用パネルの強度を向上させることができ、よって前記パ
ネル本体に外力が加わってもパネル本体の変形、破損を
防ぐことができるので商品価値を向上させることができ
る。更に又、前記パネル本体及び装飾スクリーン板が美
観を感じさせるものであると共に、前記パネル本体に設
けた補強部材自体も装飾の一部にすることができるので
手摺りの美観をより一層向上させることができる等、種
々の優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の装飾用パネルの第１実施例を示す正面
図である。
図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ方向矢視図である。
【図３】本発明の装飾用パネルの第２実施例を示す正面
図である。
図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ方向矢視図である。
【図５】図３の装飾用パネルの変形例を示す正面図であ
る。
る。
【図６】家屋等のベランダの一般例を示す斜視図であ
る。
る。
【図７】家屋等の階段の一般例を示す斜視図である。
【図８】従来の装飾用パネルの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図９】図８のＩＸ−ＩＸ方向矢視図である。
【図１０】図８の装飾用パネルを連結した状態を示す正
面図である。
面図である。
【図１１】従来の装飾用パネルの他の例を示す正面図で
ある。
ある。
【図１２】図１１のＸＩＩ−ＸＩＩ方向矢視図である。
【図１３】図１１の装飾用パネルを連結した状態を示す
正面図である。
正面図である。
３ パネル本体３ａ 縦部材 ３ｂ 横部材 ３ｃ 空間 ３ｄ 空間 ３ｅ 空間 ５ 内側リング部材 ６ 外側リング部材 ７ 接続部材 ８ パネル本体 １３ 装飾スクリーン板 １４ 装飾用パネル １５ 透かし孔 １６ 補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04F 11/18 E04H 17/00 - 17/26 E04F 13/00 - 13/18 E04B 1/00 - 2/00 E04C 1/00 A47D 13/06
Claims (2)
- 【請求項１】 パネル本体が複数個を連結されて使用さ
れる装飾用パネルであって、前記パネル本体が、縦部材
と横部材を交叉させて大きい正方形状の空間、小さい正
方形状の空間、長方形状の空間を夫々形成した格子枠形
状に形成され、前記パネル本体の厚さ方向の一面に、指
の入らない程度の大きさの複数の透かし孔を有する装飾
スクリーン板を設けたことを特徴とする装飾用パネル。 - 【請求項２】 パネル本体が複数個を連結されて使用さ
れる装飾用パネルであって、前記パネル本体が、略花冠
形状を有した閉曲線枠形状の内側リング部材の外側に、
該内側リング部材と相似形状の花冠形状を有した外側リ
ング部材を同一平面上に位置するよう接続部材により一
体に連結して形成され、前記外側リング部材の頂部間
に、外側リング部材の隣り合う辺を連結するよう略Ｌ字
型の補強部材をパネル本体を包囲するがごとく一体に設
け、且つ、前記パネル本体の厚さ方向の一面に、指の入
らない程度の大きさの複数の透かし孔を有する装飾スク
リーン板を設けたことを特徴とする装飾用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3525995A JP3096397B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 装飾用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3525995A JP3096397B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 装飾用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226212A JPH08226212A (ja) | 1996-09-03 |
| JP3096397B2 true JP3096397B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=12436822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3525995A Expired - Fee Related JP3096397B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 装飾用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3096397B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP3525995A patent/JP3096397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08226212A (ja) | 1996-09-03 |
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