JP3096381U - 床 材 - Google Patents
床 材Info
- Publication number
- JP3096381U JP3096381U JP2003001231U JP2003001231U JP3096381U JP 3096381 U JP3096381 U JP 3096381U JP 2003001231 U JP2003001231 U JP 2003001231U JP 2003001231 U JP2003001231 U JP 2003001231U JP 3096381 U JP3096381 U JP 3096381U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting portion
- concave
- flooring
- floor material
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本考案の目的は、取付けが容易であり、床の表
面が接続部分でも平坦に仕上がり、接続部分が丈夫であ
る床材を提供することである。 【解決手段】本考案の床材1は、長方形の平板に凹型接
続部2とこの凹型接続部2に係合する形状の凸型接続部
3を設けていて、凹型接続部2は上面突出部4と下面突
出部5と中間溝部6を有し、下面突出部5の先端部が斜
面となっており、凹型接続部2の下面突出部5の先端と
凸型接続部2の下面引込み部8の先端は斜面同士で接す
るので、床面にかかる荷重に対しても凹型接続部2の下
面突出部5が損傷しにくくなる。
面が接続部分でも平坦に仕上がり、接続部分が丈夫であ
る床材を提供することである。 【解決手段】本考案の床材1は、長方形の平板に凹型接
続部2とこの凹型接続部2に係合する形状の凸型接続部
3を設けていて、凹型接続部2は上面突出部4と下面突
出部5と中間溝部6を有し、下面突出部5の先端部が斜
面となっており、凹型接続部2の下面突出部5の先端と
凸型接続部2の下面引込み部8の先端は斜面同士で接す
るので、床面にかかる荷重に対しても凹型接続部2の下
面突出部5が損傷しにくくなる。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、室内用の床材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特許文献1には、平板状の本体における対向する一対の端縁部に
、互いに嵌合自在な雌実部および雄実部がそれぞれ形成された床材であって、前
記雌実部が、本体の端縁面に、その端縁によって形成された溝と、該溝の上下両
側の上側端縁部および下側端縁部とからなり、前記下側端縁部が上側端縁部より
も外側に張り出しており、張り出した部分がステープル打ち込み部となっている
床材が記載されている。
【0003】
【特許文献1】登録実用新案第3072373号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】特許文献1に記載された床材においては、上側
端縁部よりも外側に張り出している下側端縁部に垂直にステープルを打つことに
より、床材の表面にふくらみが生じないという効果がある。しかしながら、床材
は足で踏まれたり、家具等を置かれることにより上から荷重を受けるが、外側に
張り出している下側端縁部は長期間このような荷重を受けることにより損傷しや
すくなる。住宅のフローリングにおいては根太と呼ばれる梁が一定間隔で設けら
れ、この根太の上に床材が取付けられる。通常は床材と根太の間には強度をもた
せるために合板が敷かれているが、根太と根太の間を渡るような形で床材がしか
れることには変わりがなく、荷重を受けることにより接続部分は変形を受けやす
い。本考案の目的は、取付けが容易であり、床の表面が接続部分でも平坦に仕上
がり、接続部分が丈夫である床材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本考案の床材は、長
方形の平板に凹型接続部とこの凹型接続部に係合する形状の凸型接続部を設けた
床材であって、凹型接続部は上面突出部と下面突出部と中間溝部を有し、下面突
出部の先端部が斜面となっていることを特徴とするものである。下面突出部の先
端部が底面に対して20〜45度の角度の斜面であることが好ましい。
【0006】
【考案の実施の形態】以下、本考案の床材の実施の形態について図面に基づいて
説明する。図1は本考案の床材を示す断面図である。床材1は住宅等の室内のフ
ローリングに用いるものである。長方形の平板であり、対向する一対の辺には、
凹型接続部2とこの凹型接続部2に係合する形状の凸型接続部3が設けられてい
る。図1においては左側の端部に凹型接続部2が、右側の端部には凸型接続部3
が設けられている。
【0007】ここで、凹型接続部2は表面側に上面突出部4を、底面側に下面突
出部5を有し、それぞれが外側に突出している。そして、上面突出部4と下面突
出部5の間には、中間溝部6が存在する。下面突出部5の先端部が底面に対して
垂直に切り落とされておらず、下面突出部5の下側の面が外側に突出するような
斜面になっている。
【0008】一方、凸型接続部3は表面側に上面引込み部7を、底面側に下面引
込み部8を有し、その間には外側に突出した中間突出部9が存在する。下面突出
部8の先端部は下側の面が内側に引っ込むような斜面になっている。
【0009】図2は本考案の床材1の使用状態の一例を示す断面図である。床に
は根太10とよばれる太い梁が格子状にはりめぐらされており、床面の荷重を支
えるようになっている。この根太10の上に広い合板11が置かれている。そし
て、合板11のさらに上に床材1がしかれる。したがって、合板11を中間に挟
みながら、根太10と根太10の間を渡すように床材1がしかれることになる。
【0010】図2の右側の床材1aは左端部が凹型接続部2となっている。そし
て、この凹型接続部2の下面突出部5にステープル12を打ち込み、床材1を固
定する。ここで、ステープル12は下面突出部5の水平面5aに打ち込むことも
可能であるが、斜面5bに打ち込むことが好ましい。斜面5bに打ち込む場合に
は、斜面5bに対してほぼ垂直にステープル12を打ち込む。
【0011】右側の床材1aをステープル12で固定したら、その左側に別の床
材1bを取付ける。この際、別の床材1bの凸型接続部3を右左側に向けて、右
側の床材1aの左端部の凹型接続部2に係合させて取付ける。凹型接続部2と凸
型接続部3は互いに係合する形状に構成されているので、ほぼ隙間なく強固に接
続される。接続した部分において、ステープル12は凸型接続部3の中間突出部
9の下に隠れ、床の表面には現れない。
【0012】このように床材1aと床材1bとを接続することにより、凹型接続
部2の下面突出部5の先端と凸型接続部3の下面引込み部8の先端は斜面同士で
接することになる。接続部をこのような構成にすることにより、先端同士を垂直
な面とした場合に比較して荷重に対する強度が増し、凹型接続部2の下面突出部
5が損傷しにくくなる。特に、下面突出部2の先端部が底面に対して20〜45
度の角度の斜面であることが、荷重に対する強度を増すのに有利であり、さらに
45度程度とすることが好ましい。
【0013】次に、床材1の別の使用状態について説明する。この例においては
合板が使用されておらず、床材1は直接根太10の上に敷かれる。このように合
板を省略することにより材料費を少なくすることができるとともに、フローリン
グに要する作業も容易となる。しかし、合板がないために上からの荷重が床材に
直接かかることになり、床材は根太10と根太10との間でたわむような変形を
受けることになるために、従来の床材では接続部分が破損しやすくなる。しかし
、本考案の床材1では凹型接続部2の下面突出部5の先端が斜面になっており、
凹型接続部2の下面突出部5の先端と凸型接続部3の下面引込み部8の先端は斜
面同士で接するので、このような場合においても凹型接続部2の下面突出部5が
損傷しにくくなる。
【0014】
【考案の効果】本考案の床材は、凹型接続部の下面突出部の先端が斜面になって
おり、凹型接続部の下面突出部の先端と凸型接続部の下面引込み部の先端は斜面
同士で接するので、床面にかかる荷重に対しても凹型接続部の下面突出部が損傷
しにくくなる。接続部においてステープルは床の表面に現れず、また床面がふく
らまないので、外観のよいフローリングができる。。
【図1】本考案の床材を示す断面図である。
【図2】床材の使用状態の例を示す断面図である。
【図3】床材の別の使用状態の例を示す断面図である。
1.床材
2.凹型接続部
3.凸型接続部
4.上面突出部
5.下面突出部
5a.水平面
5b.斜面
6.中間溝部
7.上面引込み部
8.下面引込み部
9.中間突出部
10.根太
11.合板
12.ステープル
Claims (2)
- 【請求項1】長方形の平板に凹型接続部とこの凹型接続
部に係合する形状の凸型接続部を設けた床材であって、
凹型接続部は上面突出部と下面突出部と中間溝部を有
し、下面突出部の先端部が斜面となっていることを特徴
とする床材。 - 【請求項2】長方形の平板に凹型接続部とこの凹型接続
部に係合する形状の凸型接続部を設けた床材であって、
凹型接続部は上面突出部と下面突出部と中間溝部を有
し、下面突出部の先端部が底面に対して20〜45度の
角度の斜面となっていることを特徴とする床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001231U JP3096381U (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 床 材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001231U JP3096381U (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 床 材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3096381U true JP3096381U (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=43250264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003001231U Expired - Fee Related JP3096381U (ja) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | 床 材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096381U (ja) |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003001231U patent/JP3096381U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4652411B2 (ja) | 可撓性タングによるフロアパネルの機械的係止 | |
KR20190032679A (ko) | 목재데크시스템 | |
JP3140518U (ja) | 巾木スターター及びそれを用いた施工構造 | |
JPH07229276A (ja) | 簡易フロアの施工方法 | |
JP3096381U (ja) | 床 材 | |
JP2002004552A (ja) | 床 材 | |
KR101754112B1 (ko) | 목재데크 상판 측부 결합용 클립 | |
JP2001214560A (ja) | カーテンウォールの水密構造 | |
JPH1061150A (ja) | フロア材及びその施工方法 | |
JP2006193974A (ja) | デッキ材の固定構造及びデッキ材固定具 | |
EP1099863A1 (en) | Interconnecting structure for multiple members | |
KR200431425Y1 (ko) | 조립식 마루판. | |
CN201027375Y (zh) | 地板 | |
JPH0544440Y2 (ja) | ||
JP2757282B2 (ja) | 床 板 | |
JP3096937U (ja) | 組み合わせ式の板 | |
CN211143603U (zh) | 一种带有龙骨固定结构的地板 | |
JPH0354260Y2 (ja) | ||
JP3442510B2 (ja) | 床下地構造 | |
JPH0234344Y2 (ja) | ||
JP3092312U (ja) | 床板、それを使った建築物構造物 | |
JP3047485U (ja) | 接合端面に二重ほぞ結合部を有する床タイル | |
JP3084752U (ja) | 木質床板の接合構造 | |
JPH053603Y2 (ja) | ||
US20090113834A1 (en) | Constructive disposal in socket of floor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |