JP3096365U - クッションドラム - Google Patents

クッションドラム

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JP3096365U
JP3096365U JP2003001207U JP2003001207U JP3096365U JP 3096365 U JP3096365 U JP 3096365U JP 2003001207 U JP2003001207 U JP 2003001207U JP 2003001207 U JP2003001207 U JP 2003001207U JP 3096365 U JP3096365 U JP 3096365U
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mounting
cushion drum
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cushion
adapter
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JP2003001207U
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Inventor
公子 横山
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寿屋株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被装着部材の着脱が容易であり、確実な固定
が可能で経済的なクッションドラムを提供する。 【解決手段】 本体2の上部に装着される蓋3に、表示
灯6や表示板7等の被装着部材を取り付けるための装着
部4を設けた。これにより、従来のようにテープやロー
プなどの補助消耗部材を使用する必要がなくなり、しか
も簡単且つ確実に表示灯や表示板などの被装着部材を取
り付けることができる。従って、経済的であると共に、
着脱作業が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、工事現場や道路際などに設置されるプラスチック製のクッション ドラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クッションドラムは、例えば直径が60cm程度、高さが80cm程度の内部 が空洞のドラム状のものであり、自動車や人の通行を規制する目的などで工事現 場や道路上などに置かれ、所定の場所に設置してから内部に重石代わりの水が入 れられる。このクッションドラムに例えば自動車が衝突すると、地面には固定さ れていないので比較的容易に移動してショックを吸収すると共に、ガードレール などの固定物に自動車が直接衝突することを防止するというクッションの作用が 発揮されるのである。
【0003】 このように、クッションドラムは工事現場や道路に設置されるので、必然的に 工事に関する各種の表示灯や表示板などの被装着部材と一緒に使用されることが 多い。しかしながら、現在使用されているクッションドラムはこれらの表示灯や 表示板を直接取り付ける構造にはなっていないため、テープやロープで縛り付け るなどの手段で被装着部材をクッションドラムに固定するのが普通であった。こ のため、確実な固定が困難で不安定になりやすく、しかもテープやロープが劣化 すると固定は一層不安定になって脱落する可能性が高くなり、更に固定や取り外 しの作業が面倒で時間を要すると共に、テープなどの補助消耗部材が必要になる 等の多くの問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこの点に着目し、被装着部材の着脱作業が容易であると共に、確実 な固定が可能で経済的なクッションドラムを提供することを課題としてなされた ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、この考案のクッションドラムは、本体上部に装 着される蓋に被装着部材を取り付けるための装着部を設けている。このような構 成により、表示灯や表示板などの被装着部材を容易に取り付けることができるよ うになる。
【0006】 上記の装着部は雄ねじ状に突出したものとされ、これに被装着部材を螺合して 保持するように構成することができ、また装着部に螺合されるアダプタを別に備 えるようにし、このアダプタに被装着部材を取り付けることによって被装着部材 を保持するように構成してもよい。
【0007】 このアダプタとしては、装着部に螺合するための雌ねじ部と、この雌ねじ部と 一体に形成された棒状部あるいは差込穴とを備えたものとすることができ、この ような構成により、棒状部あるいは差込穴を利用して被装着部材を結合すること によりこれを保持することができる。
【0008】 従来のクッションドラムは一般に回転成形によって製作されているが、ブロー 成形を採用することにより、空気吹込口の部分を利用して装着部を形成すること ができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図示の実施の形態の一例について説明する。図1はこの考案に係るクッ ションドラムとアダプタ及び被装着部材である表示灯の斜視図、図2は被装着部 材として表示板を取り付けた状態の全体の側面図である。
【0010】 図において、1は例えば超高分子ポリエチレンの成形品からなるクッションド ラムであり、2はその本体、3は蓋である。本体2は内部が空洞の有底円筒状で 下部に排水口2aを備えたもの、蓋3は本体2の上部に例えばねじ込みによって 装着される円板状のものである。なお、図は基本的な構造と形状を示したもので あって、従来品と同様な凹凸などの細かい点は一部省略してあり、この考案のク ッションドラム1は図示の形状に限定されるものではない。また、全体の色は一 般的には黄色であり、目立ちやすいように本体2の外周には黄と黒、白と赤など のゼブラ模様や市松模様の表示が施されている。
【0011】 4はこの考案によって設けられた装着部であり、例えば、ブロー成形法で成形 することによって、成形時に空気吹込口となっていた蓋3の中央部分がパイプ状 に突出し、その外周に雄ねじ4aが形成された構造となっている。この装着部4 は、大きさこそ異なるが飲料用のPETボトルの飲み口のようなものと考えれば 理解しやすい。なお、装着部4は従来の回転成形によって形成することもでき、 また凸状ではなく、蓋3の上面から下に向けて形成された雌ねじ状のものであっ てもよい。しかし、成形金型の構造が複雑になるので、実用上は凸の雄ねじ状の ものが適している。上記のように蓋3をブロー成形で製作する場合には、例えば 薄い底板を備えた形状で成形した後、底板部分を切除すればよい。
【0012】 5は、クッションドラム1と同じ材料の成形品からなるアダプタであり、装着 部4に螺合される雌ねじ部5aが下部に、差込穴5bが上部に一体に形成されて いる。6は被装着部材である表示灯、7は同じく被装着部材である表示板の一例 をそれぞれ示している。なお、これらの表示灯6や表示板7の形状あるいは表示 板7の表示内容などは、図示のものに限定されない。
【0013】 この実施の形態のクッションドラム1は、次のような状態で使用される。すな わち、所定の場所に本体2を設置して内部に水を入れ、蓋3を装着する。なお、 この考案によれば、装着部4を利用してここからホースを挿入して注水できるの で、最初から蓋3を本体2に取り付けておいてもよい。次に、アダプタ5の雌ね じ部5aを装着部4に螺合し、アダプタ5の差込穴5bに表示灯6の柄6aを差 し込んで表示灯6を取り付ければよく、これで表示灯6はアダプタ5を介して蓋 3、すなわちクッションドラム1に取り付けられるのである。また、図2は被装 着部材が表示板7である場合の装着例を示したものであるが、装着手順は表示灯 6の場合と同様で柄7aを差込穴5bに差し込めばよい。このように、被装着部 材の装着に特殊な工具は不要であり、しかもテープなどの補助消耗部材を使用し ないで簡単且つ容易に、しかも確実に被装着部材をクッションドラム1に取り付 けることができるのである。
【0014】 なお、表示灯6の柄6aは一般に電池ケースを兼ねた丸棒状であるから、図に おいては差込穴5bを設けたアダプタ5を使用した例を示しているが、柄6aや 7aはパイプ状のものであってもよい。この場合には、差込穴5bの代わりにこ の部分に棒状部を設けたアダプタを使用し、この棒状部に柄6aや7aを結合す るようにすればよい。また、柄6aや表示板7の柄7aの太さや形状が一種類で ない場合は、それらに応じたサイズや形状の差込穴5bや棒状部を備えたアダプ タを用意すればよく、あるいは適合したサイズと形状の結合部分を備えた中間ア ダプタを介して被装着部材を装着部4に取り付けるようにすることによって、容 易に対応することができる。なお、このようにアダプタや中間アダプタを使用し ないで、柄6aや7a自身を雌ねじ状として装着部4に直接螺合するようにして もよく、また、アダプタと被装着部材との結合を棒状部と差込穴の組合せではな く、螺合によって行うねじ式の構成とすることも可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案のクッションドラムは、本体上部に 装着される蓋に被装着部材を取り付けるための装着部を設けたものである。従っ て、テープやロープなどの補助消耗部材を使用することなく、簡単且つ確実に表 示灯や表示板などの被装着部材を取り付けることができるのであり、着脱作業が 容易であると共に、経済的である。
【0016】 また、装着部を雄ねじ状にしたものでは、工具を用いないで被装着部材を取り 付けることができ、雌ねじ部と、この雌ねじ部に一体に形成された棒状部あるい は差込穴とを備えたアダプタを使用することにより、接続部分のサイズや形状の 異なる被装着部材の取り付けも容易に行うことができる。
【0017】 また、この考案のクッションドラムをブロー成形によって製作する場合には、 空気吹込口の部分を利用して蓋に装着部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るクッションドラムとこれに取り
付けられるアダプタ及び表示灯の斜視図である。
【図2】同上のクッションドラムに表示板を取り付けた
状態の側面図である。
【符号の説明】
1 クッションドラム 2 本体 3 蓋 4 装着部 4a 雄ねじ 5 アダプタ 5a 雌ねじ部 5b 差込穴 6 表示灯(被装着部材) 7 表示板(被装着部材) 6a、7a 被装着部材の柄

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上部に装着される蓋に被装着部材を
    取り付けるための装着部を備えていることを特徴とする
    クッションドラム。
  2. 【請求項2】 装着部が雄ねじ状に突出しており、この
    装着部に被装着部材を螺合して保持するように構成され
    た請求項1記載のクッションドラム。
  3. 【請求項3】 装着部に螺合されるアダプタを備え、こ
    のアダプタに被装着部材を取り付けることによって被装
    着部材を保持するように構成された請求項1記載のクッ
    ションドラム。
  4. 【請求項4】 アダプタが、装着部に螺合するための雌
    ねじ部と、この雌ねじ部と一体に形成された棒状部ある
    いは差込穴とを備え、棒状部あるいは差込穴に被装着部
    材を結合して保持するように構成されたものである請求
    項3記載のクッションドラム。
  5. 【請求項5】 装着部が、ブロー成形における空気吹込
    口の部分を利用して形成されたものである請求項1乃至
    4のいずれかに記載のクッションドラム。
  6. 【請求項6】 設置時に装着部に取り付けられる被装着
    部材が、表示灯あるいは表示板である請求項1乃至5の
    いずれかに記載のクッションドラム。
JP2003001207U 2003-03-10 2003-03-10 クッションドラム Expired - Lifetime JP3096365U (ja)

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