JP3096255U - 乳母車のバック載せ板の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動時の振動を吸収するなどの機能性を向上
させることができる乳母車のバック載せ板の取付構造を
提供することを目的とする。 【解決手段】 乳母車の後方に取り付けられ、本体、関
節装置、連結装置及びショックアブソーバーを有し、関
節装置は本体の両側に取り付けられ、シャフトロッド、
カバー、敷き板、二つの押しブロック、跨ぎ接続ロッド
から構成され、連結装置の左右二本の跨ぎ接続ロッドの
末端にかけられるユニットは、連結ブロック、活動チャ
ックプレート、プラッグリング及びスライドブロックで
構成され、プラグリングの内径は乳母車の後車ロッドの
直径サイズに応じて、様々な寸法に形成され、スライド
ブロックに形成された円い孔と枢設ロッドとの間に、弾
性ユニットを収容し、ショックアブソーバーは本体の後
端両側に接合され、回転輪、保護ソケット、ポストロッ
ド及び弾性ユニットで構成され、本体又は回転輪からの
振動圧力を弾性ユニットにより吸収、相殺することを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は乳母車のバック載せ板の取付構造に係るものであり、特に、乳母車に バックを載せる板を取り付ける部分の構造に係るものである。 【０００２】 【従来の技術】 従来、幼児を連れた母親が容易に移動をするために、幼児を乗せて押しながら 移動を行う乳母車が用いられている。しかしながら、母親がバック等の荷物を持 っている場合、乳母車を押し難いため、乳母車にバック等を載せる板が取り付け られている。このような乳母車のバック載せ板の取付構造の機能性を向上させる ための研究、開発、改良が行われている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 上記のような乳母車のバック載せ板の取付構造において、バック載せ板にバッ ク等を載せて移動している際に振動などが発生すると、バックが板から落ちてし まうという問題点があった。また、バック載せ板の取り付けられている部分がバ ックの重さに耐えられずに外れたり、弛んでしまい、乳母車のバック載せ板の取 付構造の機能性に欠けるというの問題点があった。 【０００４】 本考案は、乳母車のバック載せ板の取付構造において、移動時の振動を吸収す るなどの機能性を向上させることができる乳母車のバック載せ板の取付構造を提 供することを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】 前記の目的を図るために、本考案は、乳母車の後方に取り付けられ、本体、関 節装置、連結装置及びショックアブソーバーを有し、 前記本体の表面の中央に滑り止め部が形成され、前記本体の底部に、縦方向、 横方向とに交差した補強肋が形成され、前記本体の底部前端における左右両辺の 隅に、それぞれ内中段にスライド溝を有する凹室が形成され、前記スライド溝の 両側壁に、矩形の方孔が設けられ、前記スライド溝の１辺に、所定間隔で複数の 枢設耳が配置され、前記枢設耳の貫通孔に対応して、前記本体の側壁に円い孔が 設置され、前記円い孔を経由して枢設ロッドが貫通してチャックブロックの枢設 耳と相互に枢設固定され、 前記チャックブロックは、前記凹室の底部に被せられ、前記チャックブロック の別側の中段に透過孔が設置され、前記透過孔に対応して前記本体の上壁に透過 孔が設置され、前記二つの透過孔を経由して、スクリューが前記本体の上方から 貫通して、弾性ユニット、ノブに配設して前記チャックブロックの別端を固定し 、前記本体の底部後端における左右両辺の隅に、それぞれソケットが形成され、 前記ソケットの前後両側の壁縁中段に、開口溝が設けられ、凸耳の貫通孔と前記 開口溝は等しい高さを有し、前記貫通孔に対応する前記本体の側壁には円い孔が 設けられ、 前記関節装置は、前記本体の前端両側に取り付けられ、シャフトロッド、カバ ー、敷き板、二つの押しブロック、跨ぎ接続ロッドから構成され、 前記シャフトロッドは前記本体の前端両側の矩形方孔から貫通して、凹室のス ライド溝で滑り移動可能であり、前記シャフトロッドの末端に、中空の円い轂が 設けられ、前記円い轂の中央に、インナースクリューが設置され、前記円い轂の 内周縁に、複数の凹入係止部が形成され、前記カバーは対応するように、前記シ ャフトロッドの前記円い轂の外部を被せ、中心に中心孔を有し、前記中心孔を経 由してスクリューが貫通して前記カバーと前記円い轂を相互に設置し、前記カバ ーの両側壁にそれぞれ窓孔が設けられ、前記窓孔の外側壁に、前記中心孔の上方 に対応する位置に、中空の挿入配置部が形成され、 前記敷き板は前記カバーの内壁に配置され、前記スクリューの貫通した軟質薄 片であり、二つの押しブロックは向き合う状態で、前記カバーの中に収容され、 前記押しブロックの下縁の片側に、弧形ブロックが突出するように形成され、前 記弧形ブロックの上端中央に、係止歯を有し、前記弧形ブロックの底部両端に、 それぞれ一つの嵌め孔が設けられ、二つの向き合う前記弧形ブロックの嵌め孔の 間に、前記弾性ユニットが嵌められ、前記跨ぎ接続ロッドは前記本体及び前記乳 母車のロッドを接続し、前記跨ぎ接続ロッドの下端を前記挿入配置部の内部に挿 入し、前記跨ぎ接続ロッドの上端を己形状に折り曲げ、末端に作用段を形成し、 前記連結装置の左右二本の前記跨ぎ接続ロッドの末端にかけられるユニットは 、連結ブロック、活動チャックプレート、プラッグリング及びスライドブロック で構成され、前記連結ブロックは、長い矩形のブロックであり、前端は弧形の折 り曲げ状の固定チャックプレートが形成され、前記固定チャックプレートの前端 から中央の貫通孔を持つ突出薄片が延ばされるように形成され、前記固定チャッ クプレートの後端側辺に、凹口が形成され、前記凹口の上下側面に、貫通孔が設 けられ、前記連結ブロックの中段に、溝槽を配置し、前記作用段を嵌め込み、前 記連結ブロックの後段に、開口の後ろへ向かう収容室を設け、前記収容室の両側 及び上方壁面に、枢設孔、ノッチを設け、前記活動チャックプレートは相対的に 、前記固定チャックプレートの弧形折り曲げ状プレートに枢設し、後端は貫通孔 を有する以外に連結プレートと前記凹口の貫通孔を経由して、前記枢設ロッドを 枢設し、前記活動チャックプレートの前端から、前記突出薄片が形成され、前記 活動チャックプレート及び前記突出薄片の前記貫通孔を経由して、前記スクリュ ーを通過した後に、ナットの螺合で位置決めを行い、 前記プラグリングは、前記固定チャックプレートと前記活動チャックプレート との間に収容される軟質リングであり、上下側面にそれぞれ唇縁が形成され、前 記唇縁の側壁に、縦方向に沿って剖断溝が形成され、前記唇縁の断面はＣ形とな り、前記プラグリングの内径は前記乳母車の前記後車ロッドの直径サイズに応じ て、様々な寸法に形成され、前記スライドブロックは、前記連結ブロックの収容 室に収容され、側辺に円い孔が形成され、前記円い孔と前記収容室の両側の枢設 孔は相互に対応して、前記枢設ロッドを通過させて枢設され、前記円い孔の内部 前壁と前記枢設ロッドとの間に、前記弾性ユニットを収容し、前記スライドブロ ックの上端にロック部を設置し、前記ロック部は対応するように前記収容室の上 方壁面の外部に配置され、前記ロック部の底部中央には、収束段が形成され前記 収束段が前記収容室の上方のノッチに対応して滑るように移動させることができ 、 前記ショックアブソーバーは、前記本体の後端両側に接合され、回転輪、保護 ソケット、ポストロッド及び弾性ユニットで構成され、前記回転輪は３６０度回 転できる車輪であり、上端に二本の弾性を有する逆向きのフックが設けられ、前 記保護ソケットは上下伸縮できる中空のソケットであり、前記ポストロッドの上 半段を前記本体のソケットの内部に嵌められ、下半段を前記保護ソケットの中空 柱に覆うように設けられ、下端に押しリングが形成され、上端の外囲両側にそれ ぞれ凹部を設け、前記凹部及び前記ソケットの外側の凸耳の貫通孔が等しい高さ になるため、枢接ロッドを通過した後でナットの螺合で前記ポストロッドを支持 、位置決めを行い、 前記ポストロッドの内部上段に、インナーリングを設置し、前記インナーリン グを経由して前記回転輪の上端の逆向きフックを掛け、前記回転輪を前記ポスト ロッドの内部に枢設し、前記弾性ユニットは前記ポストロッドの外囲に嵌められ る圧縮スプリングであり、下端を前記ポストロッドの前記押しリングにより移動 を制限し、前記押しリングの上端を前記ソケットの底部の移動を制限し、前記本 体又は前記回転輪からの振動圧力を前記弾性ユニットにより吸収、相殺すること により、移動時の振動を吸収するなどの機能性を向上させることができる。 【０００６】 以下に添付図面を参照して本考案のある好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構成は本考案の構造の絶対的な制限にならない。 【０００７】 【考案の実施の形態】 図１は、本考案の乳母車のバック載せ板を後方に設置した状態を示す側面図で ある。図２は、本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示す斜視図である。 図３は、本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示す部分拡大図である。図 １〜３に示すように、本考案の本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造は、乳 母車１の後方に取り付けられ、主に、本体２、関節装置３、連結装置４及びショ ックアブソーバー５などの要素から形成されている。 【０００８】 図４は、本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示す分解斜視図である。 図５は、本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示す上視図である。図４、 ５に示すように、本体２は、幼児の立つ台として、又は荷物を置くためのプレー トとして提供することができる。本体２の表面の中央には、図４に示すように滑 り止め部２１が形成されている。本体２の底部には、図５に示すように縦方向、 横方向とに交差した補強肋２２が形成されている。また、本体２の底部前端にお ける左右両辺の隅に、それぞれ一つの凹室２３が形成されている。凹室２３の内 中段にスライド溝２３１が形成されている。スライド溝２３１の両側壁に、予め 矩形の方孔２３２が設けられている。スライド溝２３１の１辺に、等しい距離に 沿って複数の枢設耳２３３が配置されている。枢設耳２３３の貫通孔２３３１に 対応して、本体２の側壁に予め円い孔２３３２が設置されている。円い孔２３３ ２を経由して枢設ロッド２３４は貫通してチャックブロック２４の枢設耳２４１ と相互に枢設固定される。チャックブロック２４は、対応するように、凹室２３ の底部に被せる。チャックブロック２４の別側の中段に、予め透過孔２４２を設 置する。透過孔２４２に対応して本体２の上壁にも予め透過孔２３５を設置する 。二つの透過孔２４２、２３５を経由して、スクリュー２５は、本体２の上方か ら貫通して、弾性ユニット２５１、ノブ２５２に配設してチャックブロック２４ の別端をロックする。本体２の底部後端における左右両辺の隅に、それぞれソケ ット２６を形成する。ソケット２６の前後両側の壁縁中段に、予め開口溝２６１ を設ける。凸耳２６２の貫通孔２６２１とソケット２６の開口溝２６１は等しい 高さを有する。更に、凸耳２６２の貫通孔２６２１に対応する本体２の側壁には 予め円い孔２６３を設ける。 【０００９】 図６は、本考案の関節装置を示す分解斜視図である。関節装置３は、本体２の 前端両側に取り付けられ、主に、シャフトロッド３１、カバー３２、敷き板３３ 、二つの押しブロック３４、跨ぎ接続ロッド３５から構成されている。シャフト ロッド３１は本体２の前端両側の矩形方孔２３２から貫通して、凹室２３のスラ イド溝２３１で滑り移動できるロッドである。シャフトロッド３１の末端に、中 空の円い轂３１１が設けられている。円い轂３１１の中央に、インナースクリュ ー３１２を設置する。また、円い轂３１１の内周縁に、複数の凹入係止部３１３ が形成されている。カバー３２は対応するように、シャフトロッド３１の円い轂 ３１１の外部を被せる。その中心には、中心孔３２１を有する。中心孔３２１を 経由してスクリュー３２２が貫通してカバー３２と上述の円い轂３１１を相互に 設置する。カバー３２の両側壁にそれぞれ予め窓孔３２３が設けられている。窓 孔３２３の外側壁には、中心孔３２１の上方に対応する位置に、中空の挿入配置 部３２４が形成される。敷き板３３はカバー３２の内壁に配置され、更にスクリ ュー３２２の貫通した軟質薄片である。二つの押しブロック３４は向き合うよう な状態で、カバー３２の中に収容されるブロックである。押しブロック３４の下 縁の片側に、弧形ブロック３４１が突出するように形成されている。弧形ブロッ ク３４１の上端中央に、係止歯３４２を有する。弧形ブロック３４１の底部両端 に、それぞれ予め一つの嵌め孔３４３が設けられている。二つの向き合う弧形ブ ロック３４１の嵌め孔３４３の間に、弾性ユニット３４４が嵌められている。跨 ぎ接続ロッド３５は本体２及び乳母車１のロッドを接続する。跨ぎ接続ロッド３ ５の下端をカバー３２の挿入配置部３２４の内部に挿入する。跨ぎ接続ロッド３ ５の上端を図６に示す己形状に折り曲げ、末端が作用段３５１となる。 【００１０】 図７は、本考案の連結装置を示す分解斜視図である。図７（Ａ）、図７（Ｂ） のそれぞれは、連結装置４の左右二本の跨ぎ接続ロッド３５の末端にかけられる ユニットを示している。主に、連結ブロック４１、活動チャックプレート４２、 プラッグリング４３及びスライドブロック４４などの要素から形成される。連結 ブロック４１は、長い矩形のブロックである。その前端は弧形の折り曲げ状の固 定チャックプレート４１１である。固定チャックプレート４１１の前端から中央 の貫通孔４１２１を持つ突出薄片４１２が延ばされるように形成されている。固 定チャックプレート４１１の後端側辺に、凹口４１３が形成されている。凹口４ １３の上下側面に、予め貫通孔４１３１が設けられている。また、連結ブロック ４１の中段に、予め溝槽４１４を配置して、跨ぎ接続ロッド３５の作用段３５１ を嵌め込む。連結ブロック４１の後段に、開口の後ろへ向かう収容室４１５を予 め設ける。収容室４１５の両側及び上方壁面に、枢設孔４１５１、ノッチ４１５ ２を設ける。活動チャックプレート４２は相対的に、上述の固定チャックプレー ト４１１の傍の弧形折り曲げ状プレートに枢設する。その後端は貫通孔４２１を 有する以外に連結プレート４２と凹口４１３の貫通孔４１３１、４２１を経由し て、枢設ロッド４２１１を対応し、通過するように枢設する。活動チャックプレ ート４２の前端から、中央の貫通孔４２２１を持つ突出薄片４２２が延ばされる 。活動チャックプレート４２及び固定チャックプレート４１１の突出薄片４２２ 、４１２の貫通孔４２２１、４１２１を経由して、スクリュー４２３を通過した 後で、ナット４２４の螺合で位置決めを行う。 【００１１】 プラグリング４３は、上述の固定チャックプレート４１１と活動チャックプレ ート４２との間に収容される軟質リングである。その上下側面には、それぞれ唇 縁４３１が形成されている。唇縁４３１の側壁には、縦方向に沿って剖断溝４３ ２が形成されているため、唇縁４３１の断面はＣ形となる。また、プラグリング ４３の内径は乳母車１の後車ロッド１１の直径サイズに応じて、様々な寸法に形 成されるので、確実に後車ロッド１１を挟むことができる。スライドブロック４ ４は、連結ブロック４１の収容室４１５に収容され、側辺に長くて円い孔４４１ が形成される。円い孔４４１と収容室４１５の両側の枢設孔４１５１は相互に対 応して、枢設ロッド４４１１を通過させて枢設される。円い孔４４１の内部前壁 と枢設ロッド４４１１との間に、弾性ユニット４４２を収容する。スライドブロ ック４４の上端に、ロック部４４４をセットする。ロック部４４４は対応するよ うに、収容室４１５の上方壁面の外部に配置される。また、ロック部４４４の底 部中央には、収束段４４５が形成される。収束段４４５が収容室４１５の上方の ノッチ４１５２に対応して滑るように移動させることができる。尚、図８は、本 考案の連結装置の他の実施例を示す分解斜視図である。図７（Ａ）、図７（Ｂ） に示す連結装置４の左右二本の跨ぎ接続ロッド３５の末端にかけられるユニット を、図８（Ａ）、図８（Ｂ）のそれぞれに示すように変形したものでも適応可能 である。 【００１２】 図９は、本考案のショックアブソーバー装置を示す分解斜視図である。図１０ は、本考案のショックアブソーバー装置を示す部分拡大図である。図９、図１０ に示すように、ショックアブソーバー５は、本体２の後端両側に接合され、主に 、回転輪５１、保護ソケット５２、ポストロッド５３及び弾性ユニット５４など で構成されている。回転輪５１は３６０度回転できる車輪であり、上端に二本の 弾性を有する逆向きのフック５１１が設けられている。保護ソケット５２は上下 伸縮できる中空のソケットである。ポストロッド５３の上半段を本体２のソケッ ト２６の内部に嵌められ、下半段を保護ソケット５２の中空柱に覆うように設け られる。その下端に押しリング５３１が形成され、上端の外囲両側にそれぞれ凹 部５３２を設ける。凹部５３２及びソケット２６の外側の凸耳２６２の貫通孔２ ６２１が等しい高さになるため、枢接ロッド５３３を通過した後でナット５３４ の螺合でポストロッド５３を支持、位置決めを行う。ポストロッド５３の内部上 段に、インナーリング５３３を設置する。図１０に示すようにインナーリング５ ３３を経由して回転輪５１の上端の逆向きのフック５１１を掛ける。また、回転 輪５１をポストロッド５３の内部に枢設する。弾性ユニット５４はポストロッド ５３の外囲に嵌められる圧縮スプリングである。その下端をポストロッド５３の 押しリング５３１により移動を制限する。押しリング５３１の上端をソケット２ ６の底部の移動を制限する。これにより、本体２又は回転輪５１からの振動圧力 は弾性ユニット５４により吸収、相殺される。 【００１３】 図１１は、本考案のシャフトロッドの結合操作を説明するための断面図である 。図１２は、本考案の関節装置の角度調整を説明するための断面図である。図１ ３は、本考案の連結装置の操作を説明するための断面図である。図１１に示すよ うに、本考案の乳母車のバック載せ板を使用する際に、先ず、本体２のノブ２５ ２を少し緩ませて図１１（Ａ）に示すように弾性ユニット２５１の弾力で、チャ ックブロック２４を下へ向かって開ける。そうすると、関節装置３のシャフトロ ッド３１は本体２の凹室２３のスライド溝２３１において、左右滑り移動するよ うに広さを調整し、異なる乳母車１の骨組みの広さに適応可能となる。広さを調 整した後に、ノブ２５２を上へ向かってきつく締め付けて、図１１（Ｂ）に示す ように、チャックブロック２４がシャフトロッド３１を挟んで位置決める。続い て、関節装置３の跨ぎ接続ロッド３５の角度を調整し、乳母車１の後車ロッド１ １の傾斜角度に合わせる。調整する時に、関節装置３の二つの押しブロック３４ を押すと、弧形ブロック３４１の錠止歯３４２を内へ縮めて、図１２（Ａ）に示 すように、円い轂３１１の中の凹入錠止部３１３との嵌め込み状態から分離され る。 【００１４】 そして、図１２（Ｂ）に示すように、自由にカバー３２を回転させ、跨ぎ接続 ロッド３５の角度を変化させる。その次に、連結装置４のプラグリング４３を乳 母車１の後車ロッド１１に嵌めた後で、連結ブロック４１の活動チャックプレー ト４２と固定チャックプレート４１１をプラグリング４３の外囲に挟む。後に連 結ブロック４１のロック部４４４を後へ移動させることにより、跨ぎ接続段３５ の作用段３５１を連結ブロック４１の溝槽４１４に嵌め込む。更に、ロック部４ ４４を解放させるので、男性ユニット４４２の弾力で、スライドブロック４４を 前へ押し送る。従って、スライドブロック４４の延ばし板４４３は溝槽４１４の 開口を封じ、図１３（Ｂ）に示すように、本考案の乳母車のバック載せ板の取付 構造が設置される。このように、本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造にお いて、弛んだり、外れたりするのを防ぎ、移動時の振動を吸収するなどの機能性 を向上させることができる。 【００１５】 【考案の効果】 前記の説明と図面の掲載からわかるように、本考案の乳母車のバック載せ板の 取付構造において、移動時の振動を吸収するなどの機能性を向上させることがで きる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の乳母車のバック載せ板を後方に設置し
た状態を示す側面図である。 【図２】本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示
す斜視図である。 【図３】本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示
す部分拡大図である。 【図４】本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示
す分解斜視図である。 【図５】本考案の乳母車のバック載せ板の取付構造を示
す上視図である。 【図６】本考案の関節装置を示す分解斜視図である。 【図７】本考案の連結装置を示す分解斜視図である。 【図８】本考案の連結装置の他の実施例を示す分解斜視
図である。 【図９】本考案のショックアブソーバー装置を示す分解
斜視図である。 【図１０】本考案のショックアブソーバー装置を示す部
分拡大図である。 【図１１】本考案のシャフトロッドの結合操作を説明す
るための断面図である。 【図１２】本考案の関節装置の角度調整を説明するため
の断面図である。 【図１３】本考案の連結装置の操作を説明するための断
面図である。 【符号の説明】 １ 乳母車 ２ 本体 ３ 関節装置 ４ 連結装置 ５ ショックアブソーバー １１ 後車ロッド ２１ 滑り止め部 ２２ 補強肋 ２３ 凹室 ２４ チャックブロック ２５ スクリュー ２６ ソケット ３１ シャフトロッド ３２ カバー ３３ 敷き板 ３４ 押しブロック ３５ 跨ぎ接続ロッド ４１ 連結ブロック ４２ 活動チャックプレート ４３ プラッグリング ４４ スライドブロック ５１ 回転輪 ５２ 保護ソケット ５３ ポストロッド ５４ 弾性ユニット ２３１ スライド溝 ２３２ 矩形方孔 ２３３、２４１ 枢設耳 ２３４ 枢設ロッド ２４２、２３５ 透過孔 ２５１ 弾性ユニット ２５２ ノブ ２６１ 開口溝 ２６２ 凸耳 ２６３、４４１、２３３２ 円い孔 ３１１ 円い轂 ３１３ 凹入係止部 ３２２ スクリュー ３２３ 窓孔 ３２４ 挿入配置部 ３４１ 弧形ブロック ３４２ 係止歯 ３４３ 嵌め孔 ３５１ 作用段 ４１１ 固定チャックプレート ４１２、４２２ 突出薄片 ４１３ 凹口 ４１４ 溝槽 ４１５ 収容室 ４２３ スクリュー ４２４ ナット ４２１、２３３１、２６２１、４１２１、４１３１、４
２２１ 貫通孔 ４３１ 唇縁 ４３２ 剖断溝 ４４４ ロック部 ４４５ 収束段 ５１１ フック ５３１ 押しリング ５３２ 凹部 ５３３ インナーリング ４１５１ 枢設孔 ４１５２ ノッチ ４２１１、４４１１ 枢設ロッド

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 乳母車の後方に取り付けられ、本体、関
   節装置、連結装置及びショックアブソーバーを有し、 前記本体の表面の中央に滑り止め部が形成され、前記本
   体の底部に、縦方向、横方向とに交差した補強肋が形成
   され、前記本体の底部前端における左右両辺の隅に、そ
   れぞれ内中段にスライド溝を有する凹室が形成され、前
   記スライド溝の両側壁に、矩形の方孔が設けられ、前記
   スライド溝の１辺に、所定間隔で複数の枢設耳が配置さ
   れ、前記枢設耳の貫通孔に対応して、前記本体の側壁に
   円い孔が設置され、前記円い孔を経由して枢設ロッドが
   貫通してチャックブロックの枢設耳と相互に枢設固定さ
   れ、 前記チャックブロックは、前記凹室の底部に被せられ、
   前記チャックブロックの別側の中段に透過孔が設置さ
   れ、前記透過孔に対応して前記本体の上壁に透過孔が設
   置され、前記二つの透過孔を経由して、スクリューが前
   記本体の上方から貫通して、弾性ユニット、ノブに配設
   して前記チャックブロックの別端を固定し、前記本体の
   底部後端における左右両辺の隅に、それぞれソケットが
   形成され、前記ソケットの前後両側の壁縁中段に、開口
   溝が設けられ、凸耳の貫通孔と前記開口溝は等しい高さ
   を有し、前記貫通孔に対応する前記本体の側壁には円い
   孔が設けられ、 前記関節装置は、前記本体の前端両側に取り付けられ、
   シャフトロッド、カバー、敷き板、二つの押しブロッ
   ク、跨ぎ接続ロッドから構成され、 前記シャフトロッドは前記本体の前端両側の矩形方孔か
   ら貫通して、凹室のスライド溝で滑り移動可能であり、
   前記シャフトロッドの末端に、中空の円い轂が設けら
   れ、前記円い轂の中央に、インナースクリューが設置さ
   れ、前記円い轂の内周縁に、複数の凹入係止部が形成さ
   れ、前記カバーは対応するように、前記シャフトロッド
   の前記円い轂の外部を被せ、中心に中心孔を有し、前記
   中心孔を経由してスクリューが貫通して前記カバーと前
   記円い轂を相互に設置し、前記カバーの両側壁にそれぞ
   れ窓孔が設けられ、前記窓孔の外側壁に、前記中心孔の
   上方に対応する位置に、中空の挿入配置部が形成され、 前記敷き板は前記カバーの内壁に配置され、前記スクリ
   ューの貫通した軟質薄片であり、二つの押しブロックは
   向き合う状態で、前記カバーの中に収容され、前記押し
   ブロックの下縁の片側に、弧形ブロックが突出するよう
   に形成され、前記弧形ブロックの上端中央に、係止歯を
   有し、前記弧形ブロックの底部両端に、それぞれ一つの
   嵌め孔が設けられ、二つの向き合う前記弧形ブロックの
   嵌め孔の間に、前記弾性ユニットが嵌められ、前記跨ぎ
   接続ロッドは前記本体及び前記乳母車のロッドを接続
   し、前記跨ぎ接続ロッドの下端を前記挿入配置部の内部
   に挿入し、前記跨ぎ接続ロッドの上端を己形状に折り曲
   げ、末端に作用段を形成し、 前記連結装置の左右二本の前記跨ぎ接続ロッドの末端に
   かけられるユニットは、連結ブロック、活動チャックプ
   レート、プラッグリング及びスライドブロックで構成さ
   れ、前記連結ブロックは、長い矩形のブロックであり、
   前端は弧形の折り曲げ状の固定チャックプレートが形成
   され、前記固定チャックプレートの前端から中央の貫通
   孔を持つ突出薄片が延ばされるように形成され、前記固
   定チャックプレートの後端側辺に、凹口が形成され、前
   記凹口の上下側面に、貫通孔が設けられ、前記連結ブロ
   ックの中段に、溝槽を配置し、前記作用段を嵌め込み、
   前記連結ブロックの後段に、開口の後ろへ向かう収容室
   を設け、前記収容室の両側及び上方壁面に、枢設孔、ノ
   ッチを設け、前記活動チャックプレートは相対的に、前
   記固定チャックプレートの弧形折り曲げ状プレートに枢
   設し、後端は貫通孔を有する以外に連結プレートと前記
   凹口の貫通孔を経由して、前記枢設ロッドを枢設し、前
   記活動チャックプレートの前端から、前記突出薄片が形
   成され、前記活動チャックプレート及び前記突出薄片の
   前記貫通孔を経由して、前記スクリューを通過した後
   に、ナットの螺合で位置決めを行い、 前記プラグリングは、前記固定チャックプレートと前記
   活動チャックプレートとの間に収容される軟質リングで
   あり、上下側面にそれぞれ唇縁が形成され、前記唇縁の
   側壁に、縦方向に沿って剖断溝が形成され、前記唇縁の
   断面はＣ形となり、前記プラグリングの内径は前記乳母
   車の前記後車ロッドの直径サイズに応じて、様々な寸法
   に形成され、前記スライドブロックは、前記連結ブロッ
   クの収容室に収容され、側辺に円い孔が形成され、前記
   円い孔と前記収容室の両側の枢設孔は相互に対応して、
   前記枢設ロッドを通過させて枢設され、前記円い孔の内
   部前壁と前記枢設ロッドとの間に、前記弾性ユニットを
   収容し、前記スライドブロックの上端にロック部を設置
   し、前記ロック部は対応するように前記収容室の上方壁
   面の外部に配置され、前記ロック部の底部中央には、収
   束段が形成され前記収束段が前記収容室の上方のノッチ
   に対応して滑るように移動させることができ、 前記ショックアブソーバーは、前記本体の後端両側に接
   合され、回転輪、保護ソケット、ポストロッド及び弾性
   ユニットで構成され、前記回転輪は３６０度回転できる
   車輪であり、上端に二本の弾性を有する逆向きのフック
   が設けられ、前記保護ソケットは上下伸縮できる中空の
   ソケットであり、前記ポストロッドの上半段を前記本体
   のソケットの内部に嵌められ、下半段を前記保護ソケッ
   トの中空柱に覆うように設けられ、下端に押しリングが
   形成され、上端の外囲両側にそれぞれ凹部を設け、前記
   凹部及び前記ソケットの外側の凸耳の貫通孔が等しい高
   さになるため、枢接ロッドを通過した後でナットの螺合
   で前記ポストロッドを支持、位置決めを行い、 前記ポストロッドの内部上段に、インナーリングを設置
   し、前記インナーリングを経由して前記回転輪の上端の
   逆向きフックを掛け、前記回転輪を前記ポストロッドの
   内部に枢設し、前記弾性ユニットは前記ポストロッドの
   外囲に嵌められる圧縮スプリングであり、下端を前記ポ
   ストロッドの前記押しリングにより移動を制限し、前記
   押しリングの上端を前記ソケットの底部の移動を制限
   し、前記本体又は前記回転輪からの振動圧力を前記弾性
   ユニットにより吸収、相殺することを特徴とする乳母車
   のバック載せ板の取付構造。