JP3095867U - 携帯用エアクッション - Google Patents

携帯用エアクッション

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JP3095867U
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暁華 孫
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盛融有限会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】エアを排気してコンパクトな状態で携帯でき、
使用時にはエアを吹き込むことなく自然に原型に戻る携
帯用エアクッションを提供する。 【解決手段】本考案は、発泡ウレタン製の内装材1と、
内装材を内装する外装材2と、外装材に貫設させた吸排
気弁3と、外装材に付設された締結用バンド4とを備
え、吸排気弁は弁座基部を外装材の長側辺の端辺に挿通
させ、又は、吸排気弁は弁座基部を外装材の相対する長
側辺の相対する端辺に挿通させ、弁座基部に延設した筒
状弁座部を外方に突出させると共に、雄螺子を螺設し、
雌螺子を螺設したキャップ体の天板部の外周辺に複数の
通気孔を穿設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用のエアクッションに関するものであり、更に詳細には、アウ トドア等で用いる座布団、マット類等の携帯を容易としたエアクッションに関す るものである。
【0002】
【従来技術】
従来、この種のエアクッションは各種開発され使用されており、不通気性の袋 体にエアを充填したものや、スポンジ等の柔軟性素材を内装材として用いたもの が汎用されているが、アウトドア等において携帯時に嵩張ることから、携帯時に はコンパクトに成るものが開示されており、例えば、柔軟性素材の内装材を切断 して折曲させるもの(特許文献1参照)や、複数の小型のエアマットを組み合わ すことによりサイズを自在とするもの(特許文献2参照)や、筒状の空気枕の両 側に吸排気弁を接着して内側に可撓性を有し反転可能な椀状部材を内装して吸排 気を容易にしたもの(特許文献3参照)が開示されている。
【0003】
【特許文献1】 特開2000−236991号公報(図2)
【特許文献2】 登録実用新案登第3037938号公報(第1図)
【特許文献3】 特開平10−146255号公報(図2)
【0004】
【解決しようとする課題】
然し乍ら、柔軟性素材の内装材を切断して折曲させるものでは、平板状の柔軟 性素材を切断して厚さ方向に積み重ねた状態であり、体積そのものの小型化は図 れないものであり、更に、複数の小型のエアマットを組み合わすことによりサイ ズを自在とするものでは、必要なサイズに合わせてエアマットを組み立てられる ものであるが、エアの吸排気に手間暇かかるものであり、更には、筒状の空気枕 の両側に吸排気弁を接着して内側に可撓性を有し反転可能な椀状部材を内装して 吸排気を容易にしたものでは、椀状部材の近辺は膨張時の形状の保形する効果は 有するものの空気枕の胴部では疑問が残り、加えて、椀状部材を内装しなくては 成らなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、携帯用のエアクッションであ って、厚みと柔軟性と復元性を有した発泡ウレタン製の内装材と、内装材を内装 する袋状に形成した外装材と、外装材に貫設させた吸排気弁と、外装材に付設さ れエアクッションを捲回状態で締結するための締結用バンドとを備え、吸排気弁 は弁座基部を外装材の長側辺の端辺に挿通させ、又は、吸排気弁は弁座基部を外 装材の相対する長側辺の相対する端辺に挿通させ、弁座基部に延設した筒状弁座 部を外方に突出させると共に、筒状弁座部の先端辺の外周に雄螺子を螺設し、雄 螺子と螺合する雌螺子を内周に螺設したキャップ体の天板部の外周辺に複数の通 気孔を穿設したものである。
【0006】
【考案の作用】
本考案の携帯用エアクッションは、復元性を有した発泡ウレタン製の内装材を 不通気性を有する外装材で内装し、吸排気弁を外装材の長側辺の端辺、又は、外 装材の相対する長側辺の相対する端辺に設けたことにより、吸排気弁を通気状態 として長側辺の吸排気弁を備えた反対側の短辺から順次捲回させることにより、 発泡ウレタン製の内装材に保有されていたエアは吸排気弁から排気され扁平状態 で柱状に捲回されるもので、更に、使用するときは、捲回を解放するだけで復元 性を有した内装材はエアを吸排気弁から取り込んで復元するものである。
【0007】 従って、本考案の目的は、エアを排気してコンパクトな状態で携帯でき、使用 時にはエアを吹き込むことなく自然に原型に戻る携帯用エアクッションを提供す るものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の携帯用エアクッションの実施の形態の図面によって具体的に説 明する。
【0009】 図1は本考案の携帯用エアクッションの実施の形態を説明するための平面図で あり、図2は本考案の携帯用エアクッションの実施の形態の吸排気弁を説明する ための断面図であり、図3は本考案の携帯用エアクッションの実施の形態の吸排 気弁を説明するための正面図であり、図4は本考案の携帯用エアクッションの次 実施の形態を説明するための平面図である。
【0010】 本考案は、携帯用のエアクッションに関するものであり、更に詳細には、アウ トドアで用いる座布団、マット類等の携帯を容易としたエアクッションに関する ものであり、請求項1に記載の携帯用エアクッションは、適宜な厚みと柔軟性と 復元性を有した発泡ウレタン製の平板状の内装材1と、該内装材1を内装する不 通気性の不織布等で袋状に形成した外装材2と、該外装材2に貫設させた吸排気 弁3と、前記外装材2に付設されエアクッションを捲回状態で締結するための締 結用バンド4とを備え、前記吸排気弁3は弁座基部3aを前記外装材2の長側辺 2aの端辺に挿通させ、該弁座基部3aに延設した筒状弁座部3bを外方に突出 させると共に、該筒状弁座部3bの先端辺の外周に雄螺子3cを螺設し、該雄螺 子3cと螺合する雌螺子3dを内周に螺設したキャップ体3eの天板部3fの外 周辺に複数の通気孔3gを穿設したものである。
【0011】 更に、請求項2に記載の携帯用エアクッションは、適宜な厚みと柔軟性と復元 性を有した発泡ウレタン製の平板状の内装材1と、該内装材1を内装する不通気 性の不織布等で袋状に形成した外装材2と、該外装材2に貫設させた吸排気弁3 と、前記外装材2に付設されエアクッションを捲回状態で締結するための締結用 バンド4とを備え、前記吸排気弁3は弁座基部3aを前記外装材2の相対する夫 々の長側辺2aの相対する端辺に夫々挿通させ、該夫々の弁座基部3aに延設し た筒状弁座部3bを夫々外方に突出させると共に、該夫々の筒状弁座部3bの先 端辺の外周に夫々雄螺子3cを螺設し、該夫々の雄螺子3cと螺合する夫々の雌 螺子3dを内周に螺設したキャップ体3eの天板部3fの外周辺に夫々複数の通 気孔3gを穿設したものである。
【0012】 即ち、本考案の携帯用エアクッションの実施の形態はスポーツ観戦やキャンプ 等のアウトドア時に用いる座布団のような比較的小サイズに好適もので、図1に 図示する如く、厚みは2〜3センチメートル、相対する長辺は40センチメート ル、短辺は夫々30センチメートル程度の矩形状のものである。
【0013】 そして、内装材1は適宜な厚みと柔軟性と復元性を有した発泡ウレタン製の平 板状のものであり、発泡ウレタンは材料特性の柔軟性と復元性を有しており、ク ッション性は良好なものである。
【0014】 次に、外装材2は不通気性のポリエステル等の合成樹脂の不織布で形成するか 、織布又は不織布に不通気性の合成樹脂等でラミネート加工したものでも良く、 内装材1を内装して周辺をヒートシール、超音波シール等で溶着又は接着する等 の手段によって、後述する吸排気弁3を貫設させる部位を除き四方を気密状にシ ールするものである。
【0015】 次に、吸排気弁3は図2乃至図3に図示する如く外装材2に貫設させているも のであり、後述する弁座体とキャップ体3eから成るものであり、通気孔3gに より内装材1の原形時に保有するエア、又は、押圧されて扁平時に成るときに排 気するエアの吸排気をするものである。
【0016】 次いで、締結用バンド4は外装材2に付設されており、図示する実施の形態で は2本であるが、その数は特に限定しないもので、帯状部材の一方にDカン4a を逢着等の手段で取着すると共に、締結用バンド4にはエアクッションを捲回状 態で締結できるように面ファスナーを備えているものである。
【0017】 更に、吸排気弁3は弁座体とキャップ体3eから成るものであり、外装材2の 長側辺2aの端辺に取り付けているもので、つまり、原型時の矩形状のクッショ ンを押圧しながら捲回して携帯時の円柱状のクッションにするときには吸排気弁 3が取り付けられた反対側の短辺から捲回するものである。
【0018】 そして、弁座体の弁座基部3aは中心に貫通孔を形成しており、側面を外装材 2の周辺に貫設させ外装材2に溶着、又は接着等の手段によって取り付けている ものである。
【0019】 次に、筒状弁座部3bは弁座基部3aに外方に突出させて延設したもので、筒 状弁座部3bの中心孔は前記弁座基部3aの貫通孔と連通しているもので、先端 辺の外周には後述するキャップ体3eの雌螺子3dと螺合する雄螺子3cを螺設 しているものである。
【0020】 更に、キャップ体3eは内周に前記筒状弁座部3bに螺合させる雌螺子3dを 螺設しているものであり、弁座となる天板部3fには前記筒状弁座部3bの頂面 を当接させた時閉鎖状態となると共に、螺合を緩めたときに筒状弁座部3bの頂 面と天板部3fの裏面との隙間ができ、該隙間に連通することで吸排気が可能な ように筒状弁座部3bの頂面より外側の外周辺に複数の通気孔3gを穿設してい るものである。
【0021】 更に、本考案の携帯用エアクッションの次実施の形態では、図4に図示する如 く、比較的大きいマット等に用いるもので、吸排気弁3を矩形状の外装材2の相 対する長辺の相対する短辺に夫々設けたもので、更には、内装材1と外装材2と をずれ防止のための全体の適宜間隔で複数箇所固着しているものであり、その他 の構造は実施例と略同様なので省略する。
【0022】 つまり、本考案の携帯用エアクッションは、吸排気弁3を通気状態にして、吸 排気弁3が備えられている反対側の短辺から内装材1を押圧するようにして捲回 するもので、内装材1に含まれていたエアは吸排気弁3の通気孔3gから排気さ れるものであり、全体を捲回した状態で締結用バンド4で締結すると、簀巻き状 の円柱状と成り袋等に入れて携帯が容易なものである。
【0023】 そして、使用するには締結用バンド4を外すと復元性を有した内装材1が復元 して薄い矩形状に展設されると同時に、厚さも数秒間で復元するものであり、復 元後には吸排気弁3を閉鎖させて座布団やマット等として用いるものである。
【0024】
【考案の効果】
本考案の携帯用エアクッションは、前述の構成により、復元性を有した発泡ウ レタン製の内装材を不通気性を有する外装材で内装し、吸排気弁を外装材の長側 辺の端辺、又は、外装材の相対する長側辺の相対する端辺に設けたことにより、 吸排気弁を解放状態として長側辺の吸排気弁を備えた側の反対側の短辺から順次 捲回させることにより、発泡ウレタン製の内装材に保有されていたエアは吸排気 弁から排気され扁平状態で簀巻き円柱状に捲回されるもので、更に、使用すると きは、捲回を解放するだけで復元性を有した内装材は復元してエアを吸排気弁か ら取り込み吸排気弁を閉鎖して使用できもので、画期的で実用性の高いものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の携帯用エアクッションの実施の
形態を説明するための平面図である。
【図2】図2は本考案の携帯用エアクッションの実施の
形態の吸排気弁を説明するための断面図である。
【図3】図3は本考案の携帯用エアクッションの実施の
形態の吸排気弁を説明するための正面図である。
【図4】図4は本考案の携帯用エアクッションの次実施
の形態を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 内装材 2 外装材 2a 長側辺 3 吸排気弁 3a 弁座基部 3b 筒状弁座部 3c 雄螺子 3d 雌螺子 3e キャップ体 3f 天板部 3g 通気孔 4 締結用バンド 4a Dカン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯用のエアクッションであって、適宜な
    厚みと柔軟性と復元性を有した発泡ウレタン製の平板状
    の内装材と、該内装材を内装する不通気性の不織布等で
    袋状に形成した外装材と、該外装材に貫設させた吸排気
    弁と、前記外装材に付設されエアクッションを捲回状態
    で締結するための締結用バンドとを備え、前記吸排気弁
    は弁座基部を前記外装材の長側辺の端辺に挿通させ、該
    弁座基部に延設した筒状弁座部を外方に突出させると共
    に、該筒状弁座部の先端辺の外周に雄螺子を螺設し、該
    雄螺子と螺合する雌螺子を内周に螺設したキャップ体の
    天板部の外周辺に複数の通気孔を穿設したことを特徴と
    する携帯用エアクッション。
  2. 【請求項2】携帯用のエアクッションであって、適宜な
    厚みと柔軟性と復元性を有した発泡ウレタン製の平板状
    の内装材と、該内装材を内装する不通気性の不織布等で
    袋状に形成した外装材と、該外装材に貫設させた吸排気
    弁と、前記外装材に付設されエアクッションを捲回状態
    で締結するための締結用バンドとを備え、前記吸排気弁
    は弁座基部を前記外装材の相対する夫々の長側辺の相対
    する端辺に夫々挿通させ、該夫々の弁座基部に延設した
    筒状弁座部を夫々外方に突出させると共に、該夫々の筒
    状弁座部の先端辺の外周に夫々雄螺子を螺設し、該夫々
    の雄螺子と螺合する夫々の雌螺子を内周に螺設したキャ
    ップ体の天板部の外周辺に夫々複数の通気孔を穿設した
    ことを特徴とする携帯用エアクッション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010503812A (ja) * 2006-09-18 2010-02-04 カスケード デザイン,インク. 圧縮によって調整されるバルブを備える複合クッションおよびそのためのバルブ組立体

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