JPS6140525Y2 - - Google Patents

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JPS6140525Y2
JPS6140525Y2 JP11520281U JP11520281U JPS6140525Y2 JP S6140525 Y2 JPS6140525 Y2 JP S6140525Y2 JP 11520281 U JP11520281 U JP 11520281U JP 11520281 U JP11520281 U JP 11520281U JP S6140525 Y2 JPS6140525 Y2 JP S6140525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
ventilation material
roll
microporous sheet
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP11520281U
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English (en)
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JPS5821432U (ja
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Publication of JPS6140525Y2 publication Critical patent/JPS6140525Y2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロール状通気材に関するものである。
通気材は種々の用途に用いられており、主な用
途の一例としてキノコの栽培容器への取付けを拳
げることができる。
従来、このような場合には栽培容器の蓋に貫通
孔を設け、該貫通孔に綿を詰込んでいた。ところ
が、綿では雑菌侵入阻止機能が不充分なため、キ
ノコの発育が阻害され易く、栽培収量にバラツキ
が多いという問題がある。
この問題を解決するため、ポリプロピレン多孔
質シートを蓋に設けた貫通孔上に熱融着させるこ
とが提案された。この方式によれば、雑菌侵入阻
止機能は綿詰込み方式に比べ大巾に向上するが、
多孔質シートの蓋への取付けに際し、熱融着装置
を必要とし、キノコの栽培現場でこれを手軽に行
なうことができないため、実用化に至つていな
い。
本考案は上記従来技術の有する問題を解決した
ロール状通気材に係り、撥水性を有するプラスチ
ツクから成る微孔性シートの片面に、通気性と熱
融着性を兼備する補強シートが重ね合わされ、こ
れら両シートが端縁部全周において熱融着され、
該補強シートの微孔性シートとの重合面の反対面
端縁部全周に感圧性接着剤層が設けられ、更に前
記微孔性シートの他面に通気性剥離材が設けられ
ている通気材片が多数連結一体化され且つロール
状に巻回されて成るものである。
本考案において用いられる微孔性シートは、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
フツ素樹脂等の撥水性を有するプラスチツクから
成り、延伸、発泡等により孔径0.01〜100ミクロ
ンの微孔を無数に形成せしめられたもので、通気
性と雑菌、雨水、ゴミ等の不純物の侵入阻止機能
を兼備させたものである。この微孔性シートとし
ては気孔率15〜90%、厚さ20〜500ミクロンのも
のが実用上好適である。
また、補強シートは前記微孔性シートと同等も
しくはより大きな通気度を有し且つ熱融着性を有
するもので、その具体例としては(a)ポリアミド、
ポリエステル、ポリオレフイン等から成る不織布
或いは網目状シート、(b)延伸、発泡等により無数
の微孔を形成せしめた熱融着性プラスチツクシー
ト(孔径或いは気孔率を微孔性シートと同等もし
くは大き目に設定したもの)、(c)プラスチツクシ
ートに打抜き等により通気孔を形成したシート等
が拳げられる。
以下、図面により本考案の実例を説明する。第
1図はプラスチツク或いは厚紙等から成る筒状芯
体1上にロール状に巻回されたロール状通気材2
を示している。
このロール状通気材は第2図に示す如く、多数
の通気材片3a,3b…が連結一体化されたもの
で、使用に際しては通気材片同志の境界において
切断する(例えばミシン目を設けておいてA−B
線で切断する)。
しかして、第3図はロール状通気材を巻き戻
し、通気材片同志の境界において切断して得られ
る通気材片3aを示している。微孔性シート4の
片面には補強シート5が重ね合わされ、両シート
4,5はその端縁部全周において熱融着されてい
る。6は補強シート5の微孔性シート4との重合
面の反対面端縁部全周に設けられた感圧性接着剤
層である。7は微孔性シート4の他面に設けられ
た通気性剥離材であり、通気度が微孔性シート4
と同等もしくはそれ以上であり且つ感圧性接着剤
に対して剥離性を有する材料、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン等から成る網目状シート、不
織布或いはナイロン布、木綿布の如き織布を用い
ることもできる。これら微孔性シート4と通気性
剥離材7とは点状、筋状、網目状のように部分接
合(接着、融着)されている。
この通気材片3aを、キノコ栽培容器の蓋に取
り付けるには、第4図に示す如く、蓋8の略中央
部に設けられた貫通孔9上に、感圧性接着剤層6
により接着させればよく、格別の装置を必要とし
ないので、キノコ栽培現場で手軽に行なえる。ま
た、通気材の性能低下を生じた際の交換も容易に
できる。
第5図は通気材片の他の実例を示し、補強シー
ト5として両面全面に感圧性接着剤層6および1
0を設け且つ通気性付与のため略中央部に比較的
孔径の大きな多数の通気孔11を形成したものを
用いている。このような補強シート5を用いれ
ば、微孔性シート4との熱融着時に相互の位置ズ
レを防止できる利点があるばかりでなく、両シー
ト4および5が熱融着と接着の双方により接合さ
れるので、両シートの接合強度が向上する利点も
ある。
本考案の通気材は上記のように構成されてお
り、多数の通気材片が連結一体化され且つロール
状に巻回されているので、使用に際しては巻き戻
して通気材片同志の境界部で切断し、所定個所に
押圧するだけで取付けできる。また、性能低下が
生じた場合或いは破損したような場合の交換も容
易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロール状通気材の実例を
示す斜視図、第2図は巻き戻したロール状通気材
を示す平面図、第3図は第2図A−B線で切断し
て得られる通気材片の断面図(第2図C−D線で
切断し矢印方向から見たもの)、第4図は本考案
の使用例を示す断面図、第5図は通気材片の他の
実例を示す断面図である。 2……ロール状通気材、3a,3b……通気材
片、4……微孔性シート、5……補強シート、
6,10……感圧性接着剤層、7……通気性剥離
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撥水性を有するプラスチツクから成る微孔性シ
    ートの片面に、通気性と熱融着性を兼備する補強
    シートが重ね合わされ、これら両シートが端縁部
    全周において熱融着され、該補強シートの微孔性
    シートとの重合面の反対面端縁部全周に感圧性接
    着剤層が設けられ、更に前記微孔性シートの他面
    に通気性剥離材が設けられている通気材片が多数
    連結一体化され且つロール状に巻回されて成るロ
    ール状通気材。
JP11520281U 1981-07-31 1981-07-31 ロ−ル状通気材 Granted JPS5821432U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11520281U JPS5821432U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ロ−ル状通気材

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JP11520281U JPS5821432U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ロ−ル状通気材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5821432U JPS5821432U (ja) 1983-02-09
JPS6140525Y2 true JPS6140525Y2 (ja) 1986-11-19

Family

ID=29909469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11520281U Granted JPS5821432U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 ロ−ル状通気材

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JP (1) JPS5821432U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524864A (ja) * 2003-07-16 2007-08-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 積層物およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007524864A (ja) * 2003-07-16 2007-08-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 積層物およびその製造方法

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Publication number Publication date
JPS5821432U (ja) 1983-02-09

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