JP3171274U - 保冷バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】就寝時等に使用する保冷具を冷蔵庫以外の手段により予め低温状態に冷却・保冷することができ、運搬や保管にも便利な保冷バッグを提供する。【解決手段】保冷バッグ100は、外装材102と、断熱性を有する内装材103とを重合した袋基材104を用い、上辺部に開口部105を有し、内部に保冷具収納領域106を形成した保冷バッグ本体101と、開口部105を開口又は閉塞する線ファスナー112とを有する。さらに、冷気を放散するジェルを含む保冷剤109を入れた保冷剤パック110を着脱可能に収容する保冷剤パック収容部107と、保冷バッグ本体101から上方に突出する配置で取り付けた持ち手111と、を有し、保冷バッグ本体101内に保冷具1を折り畳んで入れ、保冷剤109が放散する冷気により冷却し内装材103の断熱性により保冷する。【選択図】図3

Description

本考案は、保冷バッグに関し、詳しくは、例えばマット状に形成されて就寝時等々において使用される保冷具を冷蔵庫以外の手段により予め低温状態に冷却し、かつ、保冷することができ、携帯、運搬保管にも便利である保冷バッグに関するものである。
従来からジェルを含む保冷媒体を、枕サイズ、敷布団サイズ、シーツサイズ等の外装体内に収納して保冷具を構成し、高温期の就寝時等において、この保冷具を枕に被せて頭部を冷却したりベッド上に載置して身体の背中等を冷却したりすることが行われている。
このような保冷具は、例えば予め冷蔵庫に入れて低温状態に冷却した後、実際の使用に供することが一般的である。
しかしながら、シーツサイズ等に形成した保冷具を冷蔵庫に入れて低温状態に冷却するためには、この保冷具を複数回折り畳んで小型サイズとする必要があり、この場合には嵩張る形態となることから一般家庭に設置されている冷蔵庫に入れることは必ずしも容易ではない。
このため、冷蔵庫以外の手段により保冷具を低温状態に冷却し得る手段が要請されるところである。
特許文献1には、本考案に関連する技術として、断熱性能及び赤外線反射性能を有するシート状の複合材料を用いてバッグ形状のものに縫製し、上部に開閉用のスライドファスナーを取り付けることにより構成し、手提げも可能な保冷バッグが提案されている。
しかし、特許文献1の保冷バッグの場合、予め冷却状態とした被保冷物の保冷には効果を発揮するが、その保冷バッグ自体で被保冷物を冷却するような機能は有していない。
特開2002−173181号公報
本考案が解決しようとする問題点は、就寝時等々において使用される保冷具を冷蔵庫以外の手段により予め低温状態に冷却し、かつ、保冷することができ、携帯、運搬保管にも便利であるような用具が従来存在しない点である。
本考案に係る保冷バッグは、断熱性を有する袋基材を用い、上辺部に開口部を有するとともに内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、前記保冷バッグ本体における袋基材の前記保冷具収納領域に臨む内壁部に設けられ、冷気を放散するジェルを含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容する保冷剤パック収容部と、前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、を有し、前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域に入れたジェルを含む保冷媒体を入れた被保冷物を、前記保冷剤が放散する冷気により冷却し前記袋基材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記被保冷物の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、冷蔵庫以外の手段により被保冷物を予め低温状態に冷却しかつ保冷することができ、また、被保冷物を入れたままの状態で携帯、運搬、保管も便利であり、取扱性にも優れた保冷バッグを実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、冷蔵庫以外の手段によりマット状でジェルを含む保冷媒体を入れた保冷具を予め低温状態に冷却しかつ保冷することができ、また、その保冷具を入れたままの状態で携帯、運搬、保管も便利であり、取扱性にも優れた保冷バッグを実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、保冷バッグ本体における保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェルを含む保冷媒体を入れた保冷具をそのまま又は任意回数折り畳んで入れる大きさとして、冷蔵庫以外の手段によりその保冷具を予め低温状態に冷却しかつ保冷することができ、また、その保冷具を入れたままの状態で携帯、運搬、保管も便利であり、取扱性にも優れた保冷バッグを実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、保冷バッグ本体における保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェルを含む保冷媒体を入れた保冷具をそのまま又は任意回数折り畳んで入れる大きさとして、ジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷媒体を入れた保冷具をそのまま又は任意回数折り畳んで入れる大きさとして、冷蔵庫以外の手段によりその保冷具を予め低温状態に冷却しかつ保冷することができ、また、その保冷具を入れたままの状態で携帯、運搬、保管も便利であり、取扱性にも優れた保冷バッグを実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、保冷バッグ本体における保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷媒体を入れ、シーツサイズ、枕サイズ又はこれらの中間のハーフサイズから選定される外形サイズとした保冷具を1回又は3回折り畳んで入れる大きさとして、冷蔵庫以外の手段によりその保冷具を予め低温状態に冷却しかつ保冷することができ、また、そのシーツサイズ、枕サイズ又はこれらの中間のハーフサイズから選定される保冷具を入れたままの状態で携帯、運搬、保管も便利であり、取扱性にも優れた保冷バッグを実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例に係る保冷バッグの概略正面図である。 図2は本実施例に係る保冷バッグにおいて内装材が表出する状態に裏返した状態の概略正面図である。 図3は本実施例に係る保冷バッグにおいて線ファスナーを開いた状態を示す概略斜視図である。 図4は本実施例に係る保冷バッグにおいて線ファスナーを閉じた状態を示す概略斜視図である。 図5は本実施例に係る保冷バッグの開口部に対して折り畳んだマット状の保冷具を出入させる状態を示す説明図である。 図6は本実施例に係る保冷バッグの保冷具収納領域に収容するマット状の保冷具の多穴弾性体を表側とした状態の平面図である。 図7は本実施例に係る保冷バッグの保冷具収納領域に収容するマット状の保冷具の保冷具本体を表側とした状態の平面図である。 図8はマット状の保冷具の側面図である。 図9はマット状の保冷具の概略部分拡大断面図である。 図10はマット状の保冷具を構成する多穴弾性体の一部を示す部分拡大断面図である。 図11はマット状の保冷具の折り畳み状態を示す概略説明図である。 図12はハーフサイズのマット状の保冷具の多穴弾性体を表側とした状態の平面図である。 図13はハーフサイズのマット状の保冷具の保冷具本体を表側とした状態の平面図である。 図14はハーフサイズのマット状の保冷具の折り畳み状態を示す概略説明図である。 図15は枕サイズのマット状の保冷具の多穴弾性体を表側とした状態の平面図である。 図16は枕サイズのマット状の保冷具の保冷具本体を表側とした状態の平面図である。 枕サイズのマット状の保冷具の折り畳み状態を示す概略説明図である。 図18は本実施例に係る保冷バッグの保冷具収納領域に収容する他例としてのシーツサイズのマット状の保冷具の概略平面図である。 図19は図18に示すマット状の保冷具における外装体の製造工程中の四角形状を呈する筒状個別収容部に保冷パック体を挿入する工程を示す概略説明図である。 図20は図18に示すマット状の保冷具を構成する保冷パック体の概略平面図である。 図21は図18に示すマット状の保冷具を構成する保冷パック体の概略断面図である。 図22は図18に示すマット状の保冷具の3回折り畳み状態を示す概略説明図である。 図23は本実施例に係る保冷バッグの保冷具収納領域に収容する他例としてのハーフサイズのマット状の保冷具の概略平面図である。 図24は図23に示すマット状の保冷具における外装体の製造工程中の四角形状を呈する筒状個別収容部に保冷パック体を挿入する工程を示す概略説明図である。 図25は図23に示すマット状の保冷具の3回折り畳み状態を示す概略説明図である。 図26は本実施例に係る保冷バッグの保冷具収納領域に収容する他例としての枕サイズのマット状の保冷具の概略平面図である。 図27は図26に示す枕サイズのマット状の保冷具における外装体の製造工程中の2個の四角形状を呈する筒状個別収容部に保冷パック体を挿入する工程を示す概略説明図である。 図28は図26に示すマット状の保冷具の1回折り畳み状態を示す概略説明図である。
本考案は、就寝時等々において使用される保冷具を冷蔵庫以外の手段により予め低温状態に冷却し、かつ、保冷することができ、携帯、運搬、保管にも便利である保冷バッグを実現し提供するという目的を、外装材と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する内装材とを重合した袋基材を用い、前記内装材が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部を有し、内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、前記保冷バッグ本体内における前記保冷具収納領域に臨む前記内装材の内壁部に複数箇所の個別ポケット部を形成するように区画された状態で設けられ、各個別ポケット部に冷気を放散するジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容するメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部と、前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、を有し、前記保冷バッグ本体における前記保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷媒体を入れ、シーツサイズ、枕サイズ又はこれらの中間のハーフサイズから選定される外形サイズとした保冷具を1回又は3回折り畳んで入れる大きさに形成し、前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域に入れた前記マット状の保冷具を、前記各個別ポケット部に収容した保冷剤が放散する冷気により冷却し前記内装材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記保冷具の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能とする構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る保冷バッグについて図面を参照して詳細に説明する。
本実施例の保冷バッグ100は、図1〜図4に示すように、例えばポリエステル材からなる生地を用いた外装材102と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する構造とし、前記外装材102の内面略全面に接着等で重合した例えばアルミ蒸着紙のような内装材103とからなる袋基材104を用い、前記内装材103が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部105を有し、内部に保冷具収納領域106を形成した袋状形態の保冷バッグ本体101と、前記開口部105に取り付けたこの開口部105を開口又は閉塞する線ファスナー112と、前記保冷バッグ本体102内における前記保冷具収納領域106に臨む前記内装材103の内壁部に、複数箇所、保冷具収納領域106を挟む配置で片側2箇所、両側で例えば4箇所の個別ポケット部108を形成するように縫製により区画された状態で取り付けたポリエステル材からなるメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部107と、前記保冷バッグ本体101の上辺部から上方に突出する配置で縫製により取り付けた一対構成の例えばポリエステル製の帯状材からなる持ち手111と、を有している。前記保冷バッグ本体101は、詳細は後述するが幅Wcm、高さHcmに設定している。
前記各個別ポケット部108には、予め冷却されて冷気を放散するジェルを含む保冷剤109を入れた保冷剤パック110を各々着脱可能に収容するように構成している。この前記保冷剤パック110は、パック収容袋118に入れた状態で前記各個別ポケット部108に収容するようにしている。
前記保冷剤109の組成としては、例えば、ジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤等からなる組成を挙げることができる。
前記開口部105には、縁取り材113の縫着により縁取りされた蓋片部114が内側に折り返す形態で、かつ、開口を形成するように設けられ、この蓋片部114の縁部に前記線ファスナー112を取り付けている。
前記線ファスナー112は、テープ115、エレメント(務歯)116及びスライダー117からなる公知のものを使用するものである。
前記保冷バッグ本体101の寸法例について言及すると、例えば、前記保冷バッグ本体101を図6、図7に示すような敷布団又はマットレス等の上に敷く保冷具1用として用いる場合には、幅W=47.5cm、高さH=34cmとするとともにマチを7cmに設定する例を挙げることができる。
前記保冷バッグ本体101のサイズは、保冷される保冷具のサイズに応じて自在なサイズに形成して実施することができる。そして、前記個別ポケット部108の数も、実施例のものに限定するものではなく、自在な数に形成して実施することができる。
また、前記保冷バッグ本体101を図12、図13に示すような前記保冷具1よりも小さいハーフサイズの保冷具1A用として用いる場合には、幅W=47cm、高さH=27cmとするとともにマチを8cmに設定する例を挙げることができる。
更に、前記保冷バッグ本体101を図15、図16に示すような枕サイズの保冷具1B用として用いる場合には、幅W=32cm、高さH=24cmとするとともにマチを8cmに設定する例を挙げることができる。
そして、図5に示すように、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に、詳細は後述する被保冷物であるマット状で保冷媒体であるジェルを含む保冷具1を例えば任意回数折り畳んだ状態で入れ、前記各個別ポケット部108に収容した保冷剤109が放散する冷気により冷却し、前記内装材103の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナー112による開口部105の開閉により前記保冷具1の保冷具収納領域106に対する出入と封じ込めとが可能となるように構成している。
次に、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に収容する敷布団又はマットレスに対応したサイズの保冷具1について、図6乃至図11を参照して説明する。前記保冷具1は、例えば、本願出願人が先に出願し、実用新案登録を受けた弾性保冷具に相当するものである(実用新案登録第3158389号)。
前記保冷具1は、例えば敷布団或いはマットレス等々の上に敷いて使用するものであり、図6乃至図9に示すように、例えば、綿材、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、麻、起毛生地、ちりめん、楊柳、タオル地等からなる表地3と、高周波加熱により溶着可能な例えばポリ塩化ビニル(PVC)等の非吸水性素材からなる裏地4とを重合した一方の被覆材と、同様な構成の表地3、裏地4からなる他方の被覆材とを前記裏地4同士が対向する配置で重ね合わせ、高周波加熱加工を施した外装体2と、この外装体2内に散在状態で密封収納したジェルを含む保冷媒体5と、を有する保冷具本体21と、前記保冷具本体21に対応するサイズに形成され、その一面に重合配置される偏平な形態の多穴弾性体31と、前記保冷具21の外装体2、多穴弾性体31の四辺外周部を覆うように縫着され、前記保冷具本体21、多穴弾性体31を一体化した綿材のような周辺逢着材41と、を有している。
前記保冷具本体21における外装体2の形状、サイズは、矩形シート状で、例えば、シーツ用サイズ(例えば幅90cm、長さ140cm)に構成している。
前記多穴弾性体31の形状、サイズも、前記外装体2に対応して、矩形シート状で例えば敷布団用サイズ又はシーツ用サイズ(例えば幅90cm、長さ140cm)に選定している。
前記保冷具本体21における保冷媒体5は、前記両裏地4同士の高周波加熱による外周圧着部6、円環状で、かつ、放熱用の円形の抜穴(完通穴)8を有する多数の部分圧着部7及び直線状の中間圧着部9からなる各圧着部における所定の圧着パターンの基にその流動が規制される状態で外装体2内に密封収納している。
前記両表地3の外面側には、防かび加工を施している。また、前記外周圧着部6の外側の外縁部には側地を配置し(ヘム巻)、全周にわたって縫製加工により縫合している。
前記ジェルを含む保冷媒体5の組成としては、例えば、ジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤等からなる組成を挙げることができる。
前記部分圧着部7は、外装体2の全体にわたって横方向に8個、縦方向に6個、合計で48個設けている。そして、各抜穴8は、各部分圧着部7に各々例えば円形状に設けている。
前記部分圧着部7及び抜穴8の形成方法としては、まず、外装体2に対して高周波加熱により合計で48個の部分圧着部7を形成し、次に、各部分圧着部7の中央部分にやはり高周波加熱により各々抜穴8を開けるものである。
前記中間圧着部9は、図7に示すように、外装体2に対して縦横配置に、かつ、間隔を隔てる配置に所要数形成している。
次に、前記多穴弾性体31について、図6、図8乃至図10を参照して説明する。
前記多穴弾性体31は、例えば、六角形状、円形状、楕円形状、四角形状、菱形状のような形状から選定される多数の穴32が連続して連なる形態の矩形シート状の例えばポリエステル材又はナイロン材のような網目状表地33及び網目状裏地34を対向配置とし、図10に示すように、前記網目状表地33、網目状裏地34の対向する網材33a、34a間を各々間隔を隔て多数の弾性連結糸材35(弾性連結糸材群)により連結することにより、前記網目状表地33、網目状裏地34間に弾性(バネ性)及び通気性を持たせた構成となっている。
前記弾性連結糸材35としては、例えば、ナイロン又はテフロン(登録商標)のような材質からなるモノフィラメント又はマルチフィラメントを採用している。前記多穴弾性体31の厚さは、例えば、3〜20mmに設定する。
前記各網材33a、34a間を、各々間隔を隔て連結する弾性連結糸材35の連結態様は、例えば、ストレート、クロス、ストレート・クロス混合の各態様を挙げることができる。
そして、前記保冷具本体21における外装体2の四辺外周部と、前記多穴弾性体31の四辺外周部とを重ね合わせ、綿材のような周辺逢着材41を、四辺外周部を覆うように縫着することで、前記保冷具1を構成している。
次に、本実施例に係る保冷バッグ100による保冷具1の収容状態と、保冷バッグ100の作用効果について図6、図7、図11及び図5を参照して説明する。
図6、図7に示すような保冷具1を3回折り畳むことで、図11に示すように外形寸法が略45cm×略35cmの折り畳み状態の保冷具1とすることができる。
すなわち、保冷具1を1回折り畳むことで外形寸法が略70cm×略90cm、2回折り畳むことで外形寸法が略35cm×略90cm、3回折り畳むことで外形寸法が略35cm×略45cmとなる。
これにより、3回折り畳み状態の保冷具1は、前記保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
前記保冷バッグ100により保冷具1を収容するに際しては、まず線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開いた後、予め冷蔵庫等に入れて冷却した4個の保冷剤パック110を前記各個別ポケット部108に入れる。
次に、折り畳み状態の保冷具1を、図5に示すように、前記保冷バッグ100の保冷具収納領域106内に入れた後、前記線ファスナー112を閉じて前記保冷具1を保冷バッグ本体101内に封じ込める。
この結果、前記保冷具1を前記保冷バッグ100により収容したまま例えば所定の場所に保管したり、部屋の隅においたりするだけで、前記保冷具1の保冷媒体5を各個別ポケット部108に収容した保冷剤109が放散する冷気により冷却し、前記内装材103の断熱性により保冷することができる。
そして、実際に前記保冷具1を例えば敷布団又はマットレス等の上に敷いて使用しようとする場合には、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1を取り出し、展開して図6、図7に示すような保冷具1とし、敷布団又はマットレス等の上に敷くことによって、使用者がその上に横たわり前記保冷具1の保冷媒体5が放散する冷気による身体の保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
次に、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に収容するハーフサイズの保冷具1Aについて、図12乃至図14を参照して説明する。
前記保冷具1Aは、既述した保冷具1の場合と略同様な構成であるが、図12に多穴弾性体31を表側として、図13に保冷具本体21を表側として各々示すように、全体サイズを例えば幅90cm、長さ90cmとし、前記保冷具1の略半分のハーフサイズとしたことが特徴である。
また、この保冷具1Aにおける前記保冷具本体21の部分圧着部7は、図13に示すように、外装体2の全体にわたって横方向に6個、縦方向に8個、合計で48個設けている。そして、各抜穴8は、各部分圧着部7に例えば各々円形状に設けている。
このような保冷具1Aを図14に示すように3回折り畳むことで、外形寸法が略45cm×略22.5cmの折り畳み状態の保冷具1Aとすることができる。
すなわち、保冷具1Aを1回折り畳むことで外形寸法が略45cm×略90cm、2回折り畳むことで外形寸法が略45cm×略45cm、3回折り畳むことで外形寸法が略45cm×略22.5cmとなる。
これにより、3回折り畳み状態の保冷具1Aは、幅W=47cm、高さH=27cmとし、マチを8cmに設定した保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
この場合の保冷バッグ100による保冷具1Aの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果については、既述した前記保冷バッグ100による保冷具1の収容状態と、保冷バッグ100の作用効果と同様であり、実際に前記保冷具1Aを例えば敷布団又はマットレス等の上に敷いて使用しようとする場合には、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1Aを取り出し、展開して図12、図13に示すような保冷具1Aとし、敷布団又はマットレス等の上に前記保冷具1の場合よりも狭い範囲で敷くことによって、使用者がその上に横たわり前記保冷具1Aの保冷媒体5が放散する冷気による身体の保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
次に、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に収容する枕サイズの保冷具1Bについて、図15乃至図17を参照して説明する。
前記保冷具1Bは、既述した保冷具1の場合と略同様な構成であるが、図15に多穴弾性体31を表側として、図16に保冷具21を表側として各々示すように、全体サイズを例えば幅30cm、長さ40cmとし、枕用として構成したことが特徴である。
また、この保冷具1Bにおける前記保冷具本体21の部分圧着部7は、図16に示すように、外装体2の全体にわたって横方向に3個、縦方向に2個、合計で6個設けている。そして、各抜穴8は、各部分圧着部7に例えば各々円形状に設けている。
このような保冷具1Bを、図17に示すように1回折り畳むことで、外形寸法が略30cm×略20cmの折り畳み状態の保冷具1Bとすることができる。
これにより、1回折り畳み状態の保冷具1Bは、幅W=32cm、高さH=24cmとし、マチを3cmに設定した保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
この場合の保冷バッグ100による保冷具1Bの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果については、既述した前記保冷バッグ100による保冷具1の収容状態と、保冷バッグ100の作用効果と略同様であり、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1Bを取り出し、展開して図15、図16に示すような保冷具1Bとし、前記保冷具1Bを例えば敷布団又はマットレス等の上の枕に被せて置くことにより、使用者の頭部の部分において前記保冷具1Bの保冷媒体5が放散する冷気による保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
次に、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に収容する別の形態の保冷具1C、1D、1Eについて順に説明する。
前記保冷具1Cは、例えば、本願出願人が先に出願し、実用新案登録を受けたマット状保冷具に相当するものである(実用新案登録第3167422号)。
以下に説明する各保冷具1C、1D、1Eついては、これらの保冷具を、前記保冷バッグ本体101の保冷具収納領域106に収容して使用する形態の他、前記実施例で説明した使用形態と同じように、予め冷蔵庫等に入れて冷却した前記保冷バッグ100の例えば4個の保冷剤パック110を前記各個別ポケット部108に入れおき、この状態で、各保冷具1C、1D、1Eを保冷バッグ100の保冷具収納領域106内に入れた後、前記線ファスナー112を閉じて各保冷具1C、1D、1Eを保冷バッグ本体101内に封じ込めて、当該保冷具1C、1D、1Eを前記保冷バッグ100により収容したまま例えば所定の場所に保管したり、部屋の隅においたりするだけで保冷することができ、そして、保冷されている保冷具1C、1D、1Eを取り出して下記筒状個別収容部65内に入れて使用できることは勿論である。
前記保冷具1Cは、図18に示すように、全体として敷布団又はマットレスに対応した例えば横幅90cm×縦幅略140cmのシーツ用サイズに構成した四角形状の外装体62と、前記外装体62の四辺外周部を封止する逢着部61と、外装体62内の9個の筒状個別収容部65内に並列配置に収納した例えば9個の四角形状の保冷パック体51とを有する構成としとしている。
前記外装体62は、図19に示すように、例えば、綿材からなる四角形状の外被材66を用いてその横幅方向で対向する2辺の端縁を接合し縫製により連結して連結部63とし、これにより内部に前記連結部63に沿う方向の筒状形態部分を形成し、次いで、この筒状形態部分を前記連結部63の方向に沿い、かつ、一定間隔をもった縫製による仕切り部64により区画して両端が開口した複数の、この場合は9個の四角形状を呈する筒状個別収容部65を内部に形成している。
そして、前記外装体62内の9個の筒状個別収容部65内に、9個の保冷パック体51を各々装着して収納し、外装体62の四辺を逢着部61により封止することで保冷具1Cを構成するものである。
前記保冷パック体51は、図20、図21に示すように、例えば、綿材等からなる(外面側の)表地53と、高周波加熱により溶着可能な非吸水性素材であるポリ塩化ビニルからなる(内面側の)裏地54と、を有する四角形状の2枚の保冷パック用封止材を構成する被覆材52、52を、前記裏地54同士を重ね合わせ、内部に詳細は後述する保冷媒体71を封入して、高周波加熱により外周圧着部55、内部領域における保冷媒体71の流動を防ぐための複数箇所の部分圧着部56を設けた平面から見て長方形状を呈する袋体状に形成している。
前記表地53としては、例えば、綿材の他、繊維、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、麻、起毛生地、ちりめん、楊柳、タオル地等々の各種素材のなかから選定することができる。
前記保冷媒体71の組成としては、ジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含み、柔軟な性状を呈し保冷作用を発揮するものを挙ることができる。
このような保冷具1Cを、既述した図11に示す場合と同様にして3回折り畳むことにより、図22に示すように、外形寸法が略45cm×略35cmの折り畳み状態の保冷具1Cとすることができる。
これにより、3回折り畳み状態の保冷具1Cは、幅W=47.5cm、高さH=34cmとし、マチを7cmに設定した保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
この場合の保冷バッグ100による保冷具1Cの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果については、既述した前記保冷バッグ100による保冷具1の収容状態と、保冷バッグ100の作用効果と同様であり、実際に前記保冷具1Aを例えば敷布団又はマットレス等の上に敷いて使用しようとする場合には、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1Cを取り出し、展開して図18、図19に示すような保冷具1Cとし、敷布団又はマットレス等の上に敷くことによって、使用者がその上に横たわり前記保冷具1Cの保冷媒体71が放散する冷気による身体の保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
次に、保冷具1Dについて、図23乃至図25を参照して説明する。
前記保冷具1Cは、基本的構成は前記保冷具1Cの場合と同様であるが、図16に示すように、全体としてマット状に形成され、例えば横幅90cm×縦幅90cmのハーフサイズに構成した四角形状の外装体62と、前記外装体62の四辺外周部を封止する逢着部61と、外装体62内に並列配置に収納した例えば6個の四角形状の保冷パック体51と、を有する構成としている。
前記外装体62は、図17、図18に示すように、例えば、綿材からなる四角形状の外皮材66を用いてその横幅方向で対向する2辺の端縁を接合し縫製により連結して連結部63とし、これにより内部に前記連結部63に沿う方向の筒状形態部分を形成し、次いで、この筒状形態部分を前記連結部63の方向に沿い、かつ、一定間隔をもった縫製による仕切り部64により区画して両端が開口した複数の、この場合は例えば6個の四角形状を呈する筒状個別収容部65を内部に形成している。
そして、前記外装体62内の6個の筒状個別収容部65内に、6個の保冷パック体51を各々装着して収納し、外装体62の四辺を逢着部61により封止する構成としている。
このような保冷具1Dを、既述した図14に示す場合と同様にして3回折り畳むことにより、図25に示すように、外形寸法が略45cm×略22.5cmの折り畳み状態の保冷具1Dとすることができる。
これにより、3回折り畳み状態の保冷具1Dは、幅W=47cm、高さH=27cmとし、マチを8cmに設定した保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
この場合の保冷バッグ100による保冷具1Dの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果については、既述した前記保冷バッグ100による保冷具1Cの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果と同様であり、実際に前記保冷具1Dを例えば敷布団又はマットレス等の上に敷いて使用しようとする場合には、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1を取り出し、展開して図23に示すような保冷具1Dとし、敷布団又はマットレス等の上に敷くことによって、使用者がその上に横たわり前記保冷具1Dの保冷媒体71が放散する冷気による身体の保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
次に、保冷具1Eについて、図25乃至図28を参照して説明する。
次に、本考案の実施例2に係る保冷具1について、図8乃至図12を参照して詳細に説明する。
前記保冷具1Eは、図26に示すように、全体としてマット状に形成され、例えば横幅40cm×縦幅30cmの枕用サイズに構成した四角形状の外装体62と、前記外装体62の四辺外周部を封止する逢着部61と、外装体62内に並列配置に収納した例えば2個の四角形状の保冷パック体51と、を有している。
前記外装体52は、図27に示すように、例えば、綿材からなる四角形状の外被材66を用いてその横幅方向で対向する2辺の端縁を接合し縫製により連結して連結部63とし、これにより内部に前記連結部63に沿う方向の筒状形態部分を形成し、次いで、この筒状形態部分を前記連結部63の方向に沿い、かつ、一定間隔をもった縫製による仕切り部64により区画して両端が開口した複数の、この場合は2個の四角形状を呈する筒状個別収容部65を内部に形成している。
前記外装体62の素材としては、綿材の他、繊維、ポリエステル、レーヨン、麻、起毛生地、ちりめん、楊柳、タオル地、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の各種素材のなかから選定することができる。
前記保冷パック体51の構成は、既述した場合と同様である。
そして、図27に示すように、前記外装体2の開口部分から2個の保冷パック体51を各々筒状個別収容部65に装着し収納した状態とした後、前記外装体62の四辺全体にわたって側地を配置し、縫製加工により逢着(ヘム巻)することで四辺外周部を封止する逢着部61を形成し、これにより、図26に示すような枕用サイズの保冷具1Eを構成するものである。
このような保冷具1Eを、既述した図17に示す場合と同様にして1回折り畳むことにより、図28に示すように、外形寸法が略20cm×略30cmの折り畳み状態の保冷具1Eとすることができる。
これにより、1回折り畳み状態の保冷具1Eは、幅W=32cm、高さH=24cmとし、マチを3cmに設定した保冷バッグ100の保冷具収納領域106に対して出入可能な外形寸法となる。
この場合の保冷バッグ100による保冷具1Eの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果については、既述した前記保冷バッグ100による保冷具1Dの収容状態と、保冷バッグ100の作用効果と略同様であり、線ファスナー112を開いて保冷バッグ本体101の開口部105を開き、前記保冷具1Eを取り出し、展開して図26に示すような保冷具1Eとし、前記保冷具1Eを例えば敷布団又はマットレス等の上の枕に被せて置くことにより、使用者の頭部の部分において前記保冷具1Eの保冷媒体71が放散する冷気による保冷効果を受けることができ、夏場等の高温季において快適な睡眠を行うことができる利点がある。
以上説明したように、本実施例によれば、就寝時等々において使用される各保冷具各1−1Eのいずれかを、収容することによって、冷蔵庫以外の手段により予め低温状態に冷却しかつ保冷することができるという斬新な効果を奏するものであり、これにより、その後、取り出して使用に供する各保冷具1−1Eのいずれかによって、各々高温季における就寝時等の際に使用者の身体の保冷効果を直ちに発揮させ、快適な睡眠を誘導することに大いに寄与するものである。
また、本実施例によれば、手提げ可能なコンパクトなバッグ形態とした構成を採用することから、各保冷具1−1Eのいずれかを入れた状態で携帯、運搬、保管も便利で、取扱性にも優れた保冷バッグ100を実現することができる。
また、本考案の保冷バッグ100は、上述した場合の他、カーシートサイズや座布団サイズ、ワイン保冷用シートサイズ等の各種サイズの被保冷物を入れて低温状態に冷却しかつ保冷することも可能である。
本考案に係る保冷バッグは、保冷剤パックを個別ポケット部に入れない状態として、書類、文具等の物品を入れて持ち運ぶ通常の手提げバッグとしても広範に活用可能である。
1 保冷具
1A 保冷具
1B 保冷具
1C 保冷具
1D 保冷具
1E 保冷具
2 外装体
3 表地
4 裏地
5 保冷媒体
6 外周圧着部
7 部分圧着部
8 抜穴
9 中間圧着部
21 保冷具本体
31 多穴弾性体
32 穴
33 網目状表地
33a 網材
34 網目状裏地
34a 網材
35 弾性連結糸材
41 周辺逢着材
51 保冷パック体
52 被覆材
53 表地
54 裏地
55 外周圧着部
56 部分圧着部
61 逢着部
62 外装体
63 連結部
64 仕切り部
65 筒状個別収容部
66 外被材
71 保冷媒体
100 保冷バッグ
101 保冷バッグ本体
102 外装材
103 内装材
104 袋基材
105 開口部
106 保冷具収納領域
107 保冷剤パック収容部
108 個別ポケット部
109 保冷剤
110 保冷剤パック
111 持ち手
112 線ファスナー
113 縁取り材
114 蓋片部
115 テープ
116 エレメント
117 スライダー
118 パック収容袋

Claims (5)

  1. 断熱性を有する袋基材を用い、上辺部に開口部を有するとともに内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、
    前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、
    前記保冷バッグ本体における袋基材の前記保冷具収納領域に臨む内壁部に設けられ、冷気を放散するジェルを含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容する保冷剤パック収容部と、
    前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、
    を有し、
    前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域に入れたジェルを含む保冷媒体を入れた被保冷物を、前記保冷剤が放散する冷気により冷却し前記袋基材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記被保冷物の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを特徴とする保冷バッグ。
  2. 外装材と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する内装材とを重合した袋基材を用い、前記内装材が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部を有し、内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、
    前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、
    前記保冷バッグ本体内における前記保冷具収納領域に臨む前記内装材の内壁部に設けられ、冷気を放散するジェルを含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容するメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部と、
    前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、
    を有し、
    前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域に被保冷物であるマット状でジェルを含む保冷媒体を入れた保冷具を、前記保冷剤が放散する冷気により冷却し前記内装材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記保冷具の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを特徴とする保冷バッグ。
  3. 外装材と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する内装材とを重合した袋基材を用い、前記内装材が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部を有し、内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、
    前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、
    前記保冷バッグ本体内における前記保冷具収納領域に臨む前記内装材の内壁部に複数箇所の個別ポケット部を形成するように区画された状態で設けられ、各個別ポケット部に冷気を放散するジェルを含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容するメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部と、
    前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、
    を有し、
    前記保冷バッグ本体における前記保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェルを含む保冷媒体を入れた保冷具をそのまま或いは任意回数折り畳んで入れる大きさに形成し、
    前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域にそのまま又は任意回数折り畳んで入れた被保冷物であるマット状の保冷具を、前記各個別ポケット部に収容した保冷剤が放散する冷気により冷却し前記内装材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記保冷具の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを特徴とする保冷バッグ。
  4. 外装材と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する内装材とを重合した袋基材を用い、前記内装材が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部を有し、内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、
    前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、
    前記保冷バッグ本体内における前記保冷具収納領域に臨む前記内装材の内壁部に複数箇所の個別ポケット部を形成するように区画された状態で設けられ、各個別ポケット部に冷気を放散するジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容するメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部と、
    前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、
    を有し、
    前記保冷バッグ本体における前記保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷媒体を入れた保冷具をそのまま或いは任意回数折り畳んで入れる大きさに形成し、
    前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域にそのまま又は任意回数折り畳んで入れた被保冷物であるマット状の保冷具を、前記各個別ポケット部に収容した保冷剤が放散する冷気により冷却し前記内装材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記保冷具の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを特徴とする保冷バッグ。
  5. 外装材と、アルミ蒸着処理を施し断熱性を有する内装材とを重合した袋基材を用い、前記内装材が内側を占める配置として縫製し、上辺部に開口部を有し、内部に保冷具収納領域を形成した袋状形態の保冷バッグ本体と、
    前記開口部に取り付けたこの開口部を開口又は閉塞する線ファスナーと、
    前記保冷バッグ本体内における前記保冷具収納領域に臨む前記内装材の内壁部に複数箇所の個別ポケット部を形成するように区画された状態で設けられて、各個別ポケット部に冷気を放散するジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷剤を入れた保冷剤パックを着脱可能に収容するメッシュ状の生地を用いた保冷剤パック収容部と、
    前記保冷バッグ本体の上辺部から上方に突出する配置で取り付けた持ち手と、
    を有し、
    前記保冷バッグ本体における前記保冷具収納領域を、被保冷物であるマット状でジェル、ポリアクリル酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、グリセリン、水、防カビ剤を含む保冷媒体を入れて、シーツサイズ、枕サイズ又はこれらの中間のハーフサイズから選定される外形サイズとした保冷具を1回或いは3回折り畳んで入れる大きさに形成し、
    前記保冷バッグ本体の保冷具収納領域に入れた前記マット状の保冷具を、前記各個別ポケット部に収容した保冷剤が放散する冷気により冷却し前記内装材の断熱性により保冷するとともに、前記線ファスナーによる開口部の開閉により前記保冷具の保冷具収納領域に対する出入と封じ込めとを可能としたことを特徴とする保冷バッグ。
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KR102542618B1 (ko) * 2023-03-20 2023-06-13 주식회사 엔에이치 군장 내 휴대가 용이한 방탄복 보관용 가방 및 이 가방에 수납되는 방탄복

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