JP3095852B2 - 包装装置 - Google Patents
包装装置Info
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- JP3095852B2 JP3095852B2 JP04013333A JP1333392A JP3095852B2 JP 3095852 B2 JP3095852 B2 JP 3095852B2 JP 04013333 A JP04013333 A JP 04013333A JP 1333392 A JP1333392 A JP 1333392A JP 3095852 B2 JP3095852 B2 JP 3095852B2
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- Japan
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- folding
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- packaging sheet
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば紙巻きたばこな
どの箱状物品にセロハンやポリプロピレンなどの熱可塑
性の包装シートを被包する包装装置、詳しくは垂直方向
へ回動する回転体の外周に、U字型に折り曲げた熱可塑
性の包装シートを介して箱状物品が搬入されるポケット
を、等間隔毎に複数個夫々放射状に設け、このポケット
から外方へ突出した包装シートの両自由端を箱状物品の
外面沿いに胴折りして重ね合わせる折り込み機構と、胴
折りされた包装シートの重ね合わせ部に接触して熱接着
する封止ヒーターとを備えたものに関する。
どの箱状物品にセロハンやポリプロピレンなどの熱可塑
性の包装シートを被包する包装装置、詳しくは垂直方向
へ回動する回転体の外周に、U字型に折り曲げた熱可塑
性の包装シートを介して箱状物品が搬入されるポケット
を、等間隔毎に複数個夫々放射状に設け、このポケット
から外方へ突出した包装シートの両自由端を箱状物品の
外面沿いに胴折りして重ね合わせる折り込み機構と、胴
折りされた包装シートの重ね合わせ部に接触して熱接着
する封止ヒーターとを備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装装置として、例えば
特公昭61−39251号公報に開示される如く、間欠
的に回動する回転体の周囲に、折り込み板と封止ヒータ
ーを固定配置し、包装シートに箱状物品を突き当てて包
装シートをU字型に折り曲げてから停止状態のポケット
内に押し込み、その後の回転体の回動によって、このポ
ケットから外方へ突出した包装シートの両自由端が折り
込み板に突き当たり折り込まれて重ね合わせ、その後、
この重ね合わせ部が封止ヒーターと接触した時に回転体
の回動を停止し、重ね合わせ部を一定時間加熱して溶着
させ、更にその後、回転体が所定角度回動してポケット
内から胴付けが終了した箱状物品を後工程へ搬出するも
のがある。
特公昭61−39251号公報に開示される如く、間欠
的に回動する回転体の周囲に、折り込み板と封止ヒータ
ーを固定配置し、包装シートに箱状物品を突き当てて包
装シートをU字型に折り曲げてから停止状態のポケット
内に押し込み、その後の回転体の回動によって、このポ
ケットから外方へ突出した包装シートの両自由端が折り
込み板に突き当たり折り込まれて重ね合わせ、その後、
この重ね合わせ部が封止ヒーターと接触した時に回転体
の回動を停止し、重ね合わせ部を一定時間加熱して溶着
させ、更にその後、回転体が所定角度回動してポケット
内から胴付けが終了した箱状物品を後工程へ搬出するも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来の包装装置では、回転体が間欠的に回動して箱状
物品を何度も停止させるため、その処理速度に限界があ
って高速化が望めないという問題がある。
な従来の包装装置では、回転体が間欠的に回動して箱状
物品を何度も停止させるため、その処理速度に限界があ
って高速化が望めないという問題がある。
【0004】そこで、回転体を連続的に回動して箱状物
品を停止させずに移送することにより、処理速度を高速
化することが考えられる。
品を停止させずに移送することにより、処理速度を高速
化することが考えられる。
【0005】しかし、この場合には、溶融した包装シー
トの重ね合わせ部が封止ヒーターに沿って摺動するた
め、溶融した重ね合わせ部が変形するなど、外観が悪く
なるばかりでなくシール不良も発生し易いと共に、回転
体の回動速度に対して重ね合わせ部と封止ヒーターの接
触時間が比例するため、例えば装置の起動時や低速作動
時などのように回転体の回動速度が通常速度より遅くな
った時には、重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間が
高速時の接触時間より長くなって、焼き付きが発生し、
回転体の回動速度が高速化するほど、その速度差も大き
くなって、これに重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時
間を対応させることができないという問題がある。
トの重ね合わせ部が封止ヒーターに沿って摺動するた
め、溶融した重ね合わせ部が変形するなど、外観が悪く
なるばかりでなくシール不良も発生し易いと共に、回転
体の回動速度に対して重ね合わせ部と封止ヒーターの接
触時間が比例するため、例えば装置の起動時や低速作動
時などのように回転体の回動速度が通常速度より遅くな
った時には、重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間が
高速時の接触時間より長くなって、焼き付きが発生し、
回転体の回動速度が高速化するほど、その速度差も大き
くなって、これに重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時
間を対応させることができないという問題がある。
【0006】本発明は斯かる従来事情に鑑み、箱状物品
を連続的に移送しながら回転体の回動速度の変化と関係
なく重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間を一定にす
ることを目的とする。
を連続的に移送しながら回転体の回動速度の変化と関係
なく重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間を一定にす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講ずる技術的手段は、回転体を連続回動させ
て、その外周の各ポケットに、折り込み機構を構成する
折り込み爪と、封止ヒーターが連設された折り込み片を
対向して夫々箱状物品の外面沿いに出没動自在に設け、
ポケットが回転体の所定角度位置へ到達した時に折り込
み爪を突出動すると共に、この突出動から遅れて封止ヒ
ーターが連設された折り込み片を突出して夫々没動させ
る制御カムを回転体と対向して固定配備し、該封止ヒー
ターと包装シートの重ね合わせ部との接触開始時から一
定時間後に重ね合わせ部から封止ヒーターを離動させる
離動機構を設けたことを特徴とするものである。
に本発明が講ずる技術的手段は、回転体を連続回動させ
て、その外周の各ポケットに、折り込み機構を構成する
折り込み爪と、封止ヒーターが連設された折り込み片を
対向して夫々箱状物品の外面沿いに出没動自在に設け、
ポケットが回転体の所定角度位置へ到達した時に折り込
み爪を突出動すると共に、この突出動から遅れて封止ヒ
ーターが連設された折り込み片を突出して夫々没動させ
る制御カムを回転体と対向して固定配備し、該封止ヒー
ターと包装シートの重ね合わせ部との接触開始時から一
定時間後に重ね合わせ部から封止ヒーターを離動させる
離動機構を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記技術的手段によれば、回動体の連
続回動に伴って、箱状物品を搬入したポケットが円弧状
に移送され、このポケットが回転体の所定角度位置へ到
達した時に、制御カムで折り込み爪を突出動させること
により、ポケットから外方へ突出した包装シートの一方
自由端が箱状物品の外面に沿って折り込まれ、これから
遅れて封止ヒーターが連設された折り込み片を突出させ
ることにより、ポケットから外方へ突出した包装シート
の他方自由端が一方自由端の外側に折り込まれて重ね合
わすと同時に、この重ね合わせ部に封止ヒーターを一定
時間接触させて、該重ね合わせ部が溶着されるものであ
る。
続回動に伴って、箱状物品を搬入したポケットが円弧状
に移送され、このポケットが回転体の所定角度位置へ到
達した時に、制御カムで折り込み爪を突出動させること
により、ポケットから外方へ突出した包装シートの一方
自由端が箱状物品の外面に沿って折り込まれ、これから
遅れて封止ヒーターが連設された折り込み片を突出させ
ることにより、ポケットから外方へ突出した包装シート
の他方自由端が一方自由端の外側に折り込まれて重ね合
わすと同時に、この重ね合わせ部に封止ヒーターを一定
時間接触させて、該重ね合わせ部が溶着されるものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0010】この実施例は図1に示す如く、回転体1の
前工程として包装シートB供給用のホィールCを回転体
1と平行に配設し、このホィールCの外周に設けたポケ
ットC1…から箱状物品A…をU字型に折り曲げた熱可
塑性の包装シートB…を介して回転体1のポケット2…
内に搬入すると共に、回転体1の後工程として移送ホィ
ールDを回転体1と平行に配設し、回転体1のポケット
2…から胴付けが終了した箱状物品A…を移送ホィール
Dの外周に設けたポケットD1…へ搬出するものであ
る。
前工程として包装シートB供給用のホィールCを回転体
1と平行に配設し、このホィールCの外周に設けたポケ
ットC1…から箱状物品A…をU字型に折り曲げた熱可
塑性の包装シートB…を介して回転体1のポケット2…
内に搬入すると共に、回転体1の後工程として移送ホィ
ールDを回転体1と平行に配設し、回転体1のポケット
2…から胴付けが終了した箱状物品A…を移送ホィール
Dの外周に設けたポケットD1…へ搬出するものであ
る。
【0011】回転体1は、後述する包装シートB供給用
のホィールCの斜め下方に接近して垂直方向へ回転自在
に配設され、その中心に動力軸1aを物品搬送方向と直
交する左右方向へ水平に横設し、この動力軸1aを包装
シートB供給用のホィールCの駆動源に連係することに
より、該回転体1を正面側から見て時計回り方向へその
周速が包装シートB供給用のホィールCの周速と略同じ
になるように同期させて連続回動する。
のホィールCの斜め下方に接近して垂直方向へ回転自在
に配設され、その中心に動力軸1aを物品搬送方向と直
交する左右方向へ水平に横設し、この動力軸1aを包装
シートB供給用のホィールCの駆動源に連係することに
より、該回転体1を正面側から見て時計回り方向へその
周速が包装シートB供給用のホィールCの周速と略同じ
になるように同期させて連続回動する。
【0012】この動力軸1aは、円盤1bの中心に回転
不能に挿通してこの円盤1bを該動力軸1aの回動と連
動させ、この円盤1bの外周に、回動軸2aを等間隔毎
に12本夫々動力軸1aと平行に回転自在に軸受けし
て、これら回動軸2a…の先端にポケット2を、夫々動
力軸1aの軸芯が中心となる放射状に固着すると共に、
該回動軸2a…の内側には、後述するプッシャー3の回
転軸3aを周方向へ等間隔毎に12本夫々動力軸1aと
平行に回転自在に軸受けする。
不能に挿通してこの円盤1bを該動力軸1aの回動と連
動させ、この円盤1bの外周に、回動軸2aを等間隔毎
に12本夫々動力軸1aと平行に回転自在に軸受けし
て、これら回動軸2a…の先端にポケット2を、夫々動
力軸1aの軸芯が中心となる放射状に固着すると共に、
該回動軸2a…の内側には、後述するプッシャー3の回
転軸3aを周方向へ等間隔毎に12本夫々動力軸1aと
平行に回転自在に軸受けする。
【0013】これらポケット2…は、その外面が開口す
る箱状物品Aの外形寸法と略同じ大きさの箱型に形成さ
れ、その内部にプッシャー3…を回転体1の放射方向へ
内外往復動自在に設け、該開口の周囲には、折り込み機
構を構成する折り込み爪4…と折り込み片5…を、夫々
ポケット2…内に搬入された箱状物品A…の外面A1…
に沿って回転体1の回動方向へ及びその逆方向へ出没動
自在に設ける。
る箱状物品Aの外形寸法と略同じ大きさの箱型に形成さ
れ、その内部にプッシャー3…を回転体1の放射方向へ
内外往復動自在に設け、該開口の周囲には、折り込み機
構を構成する折り込み爪4…と折り込み片5…を、夫々
ポケット2…内に搬入された箱状物品A…の外面A1…
に沿って回転体1の回動方向へ及びその逆方向へ出没動
自在に設ける。
【0014】プッシャー3…は、ポケット2…に搬入さ
れた箱状物品A…の内面A2…と対向して配設され、上
記回転軸3a…にリンク3b…を介して連係し、これら
ポケット2…の回動軸2a…とプッシャー3…の回転軸
3a…を、夫々後述する制御カム6に連係させる。
れた箱状物品A…の内面A2…と対向して配設され、上
記回転軸3a…にリンク3b…を介して連係し、これら
ポケット2…の回動軸2a…とプッシャー3…の回転軸
3a…を、夫々後述する制御カム6に連係させる。
【0015】折り込み爪4…と折り込み片5…は、ポケ
ット2…から外方へ突出する包装シートB…の両自由端
B1…,B2…と夫々対向して配設され、上記ポケット
2…が固着される回動軸2a…の外周に回転自在に設け
た中空軸4a…に折り込み爪4…を連設すると共に、折
り込み片5…を回動軸2a…の外周に回転自在に設けた
回動筒5a…に連設し、これら折り込み爪4…の中空軸
4a…及び折り込み片5…の回動筒5a…も、夫々後述
する制御カム6に連係させる。
ット2…から外方へ突出する包装シートB…の両自由端
B1…,B2…と夫々対向して配設され、上記ポケット
2…が固着される回動軸2a…の外周に回転自在に設け
た中空軸4a…に折り込み爪4…を連設すると共に、折
り込み片5…を回動軸2a…の外周に回転自在に設けた
回動筒5a…に連設し、これら折り込み爪4…の中空軸
4a…及び折り込み片5…の回動筒5a…も、夫々後述
する制御カム6に連係させる。
【0016】制御カム6は、回転体1と平行に隔離して
固定配備したカム板6aに、上記ポケット2…の回動軸
2a…が従動ローラー6b…を介して係合するポケット
2…位置制御用の溝カム6cと、プッシャー3…の回転
軸3a…が従動ローラー6d…を介して係合するプッシ
ャー3…位置制御用の溝カム6eと、折り込み爪4…の
中空軸4a…が従動ローラー6f…を介して係合する折
り込み爪4…位置制御用の溝カム6gと、折り込み片5
…の回動筒5a…が従動ローラー6h…を介して係合す
る折り込み片5…位置制御用の溝カム6iを夫々環状に
形成して凹設すると共に、後述する封止ヒーター7…の
従動ローラー7b…と対向して固定カム6jを立設す
る。
固定配備したカム板6aに、上記ポケット2…の回動軸
2a…が従動ローラー6b…を介して係合するポケット
2…位置制御用の溝カム6cと、プッシャー3…の回転
軸3a…が従動ローラー6d…を介して係合するプッシ
ャー3…位置制御用の溝カム6eと、折り込み爪4…の
中空軸4a…が従動ローラー6f…を介して係合する折
り込み爪4…位置制御用の溝カム6gと、折り込み片5
…の回動筒5a…が従動ローラー6h…を介して係合す
る折り込み片5…位置制御用の溝カム6iを夫々環状に
形成して凹設すると共に、後述する封止ヒーター7…の
従動ローラー7b…と対向して固定カム6jを立設す
る。
【0017】そして、制御カム6は、動力軸1aの回動
に伴ってポケット2…,プッシャー3…,折り込み爪4
…及び折り込み片5…が時計回り方向へ回動すると同時
に、従動ローラー6b…,6d…,6f…,6h…がカ
ム板6aの溝カム6c,6e,6g,6iに沿って夫々
移動し、この従動ローラー6b…の相対位置が移動する
ことにより、回動軸2a…を回動させて、各ポケット2
が後述する包装シートB供給用のホィールCのポケット
C1と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後所定
区間、本実施例では回転体1の時計でいう約1時に相当
する角度に到達してから約2時に相当する角度に到達す
るまで各ポケット2を回動してホィールCのポケットC
1と一直線上に維持させ、その後、各ポケット2が後述
する移送ホィールDのポケットD1と一直線上に対向す
る受け渡し位置P2の前後所定区間、本実施例では回転
体1の時計でいう約8時半に相当する角度に到達してか
ら約9時半に相当する角度に到達するまで各ポケット2
を回動して移送ホィールDのポケットD1と一直線上に
維持させる。
に伴ってポケット2…,プッシャー3…,折り込み爪4
…及び折り込み片5…が時計回り方向へ回動すると同時
に、従動ローラー6b…,6d…,6f…,6h…がカ
ム板6aの溝カム6c,6e,6g,6iに沿って夫々
移動し、この従動ローラー6b…の相対位置が移動する
ことにより、回動軸2a…を回動させて、各ポケット2
が後述する包装シートB供給用のホィールCのポケット
C1と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後所定
区間、本実施例では回転体1の時計でいう約1時に相当
する角度に到達してから約2時に相当する角度に到達す
るまで各ポケット2を回動してホィールCのポケットC
1と一直線上に維持させ、その後、各ポケット2が後述
する移送ホィールDのポケットD1と一直線上に対向す
る受け渡し位置P2の前後所定区間、本実施例では回転
体1の時計でいう約8時半に相当する角度に到達してか
ら約9時半に相当する角度に到達するまで各ポケット2
を回動して移送ホィールDのポケットD1と一直線上に
維持させる。
【0018】また、従動ローラー6d…の相対位置が移
動することにより、回転軸3a…を回動させて、各ポケ
ット2が包装シートB供給用のホィールCのポケットC
1と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後所定区
間、本実施例では回転体1の時計でいう約1時に相当す
る角度に到達してから約2時に相当する角度へ向かうに
従い、プッシャー3をその外限位置から後述する上記ホ
ィールCのプッシャーC2の外動と連動して、搬入され
る箱状物品Aの内面A2と当接しながら内動させ、その
後、各ポケット2が移送ホィールDのポケットD1と一
直線上に対向する受け渡し位置P2の前後所定区間、本
実施例では回転体1の時計でいう約8時に相当する角度
に到達してから約10時に相当する角度へ向かうに従
い、プッシャー3をその内限位置から外動させる。
動することにより、回転軸3a…を回動させて、各ポケ
ット2が包装シートB供給用のホィールCのポケットC
1と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後所定区
間、本実施例では回転体1の時計でいう約1時に相当す
る角度に到達してから約2時に相当する角度へ向かうに
従い、プッシャー3をその外限位置から後述する上記ホ
ィールCのプッシャーC2の外動と連動して、搬入され
る箱状物品Aの内面A2と当接しながら内動させ、その
後、各ポケット2が移送ホィールDのポケットD1と一
直線上に対向する受け渡し位置P2の前後所定区間、本
実施例では回転体1の時計でいう約8時に相当する角度
に到達してから約10時に相当する角度へ向かうに従
い、プッシャー3をその内限位置から外動させる。
【0019】従動ローラー6f…,6h…の相対位置が
移動することにより、中空軸4a…と回動筒5a…を夫
々回動させて、各ポケット2が所定角度位置、本実施例
では回転体1の時計でいう約1時半に相当する角度に到
達してから約2時半に相当する角度へ向かうに従い、折
り込み爪4を反時計回り方向へ突出動させて包装シート
Bの一方自由端B1に突き当て、その後、約3時半に相
当する角度へ向かうに従い、折り込み爪4を時計回り方
向へ没動させると同時に、各ポケット2が所定角度位
置、本実施例では回転体1の時計でいう約1時半に相当
する角度に到達してから約3時半に相当する角度へ向か
うに従い、折り込み片5を時計回り方向へ上記折り込み
爪4の突出速度より遅れて突出動させて包装シートBの
他方自由端B2に突き当て、上記一方自由端B1の外側
に重ね合わせ、その後、約6時に相当する角度に到達し
てから約8時半に相当する角度へ向かうに従い、折り込
み片5を反時計回り方向へ没動させる。
移動することにより、中空軸4a…と回動筒5a…を夫
々回動させて、各ポケット2が所定角度位置、本実施例
では回転体1の時計でいう約1時半に相当する角度に到
達してから約2時半に相当する角度へ向かうに従い、折
り込み爪4を反時計回り方向へ突出動させて包装シート
Bの一方自由端B1に突き当て、その後、約3時半に相
当する角度へ向かうに従い、折り込み爪4を時計回り方
向へ没動させると同時に、各ポケット2が所定角度位
置、本実施例では回転体1の時計でいう約1時半に相当
する角度に到達してから約3時半に相当する角度へ向か
うに従い、折り込み片5を時計回り方向へ上記折り込み
爪4の突出速度より遅れて突出動させて包装シートBの
他方自由端B2に突き当て、上記一方自由端B1の外側
に重ね合わせ、その後、約6時に相当する角度に到達し
てから約8時半に相当する角度へ向かうに従い、折り込
み片5を反時計回り方向へ没動させる。
【0020】更に、この折り込み片5…は、回動筒5a
…の外周に軸支した支軸5bを介して回転体1の放射方
向へ内外揺動自在に支持され、封止ヒーター7…を一体
的に連設して、ポケット2…に搬入された箱状物品A…
の外面A1…と対向する折り込み片5…の部分にヒータ
ー面7a…を形成すると共に、上記制御カム6の固定カ
ム6jと対向して従動ローラー7b…を回転自在に軸支
し、該ヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…か
ら離動させる離動機構8を設ける。
…の外周に軸支した支軸5bを介して回転体1の放射方
向へ内外揺動自在に支持され、封止ヒーター7…を一体
的に連設して、ポケット2…に搬入された箱状物品A…
の外面A1…と対向する折り込み片5…の部分にヒータ
ー面7a…を形成すると共に、上記制御カム6の固定カ
ム6jと対向して従動ローラー7b…を回転自在に軸支
し、該ヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…か
ら離動させる離動機構8を設ける。
【0021】制御カム6の固定カム6jは、封止ヒータ
ー7…の従動ローラー7b…の動力軸1a側に対向して
円弧状に形成され、この従動ローラー7b…を固定カム
6jに常時当接させる例えばバネなどの弾性材7cを設
けて、動力軸1aの回動に伴い該従動ローラー7b…が
固定カム6jに沿って移動することにより、ヒーター面
7a…を位置制御して、各ポケット2が所定角度位置、
本実施例では回転体1の時計でいう約3時半過ぎに相当
する角度に到達してから約6時に相当する角度に到達す
るまでヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…に
包装シートBの重ね合わせ部B3…を介して押し付け
る。
ー7…の従動ローラー7b…の動力軸1a側に対向して
円弧状に形成され、この従動ローラー7b…を固定カム
6jに常時当接させる例えばバネなどの弾性材7cを設
けて、動力軸1aの回動に伴い該従動ローラー7b…が
固定カム6jに沿って移動することにより、ヒーター面
7a…を位置制御して、各ポケット2が所定角度位置、
本実施例では回転体1の時計でいう約3時半過ぎに相当
する角度に到達してから約6時に相当する角度に到達す
るまでヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…に
包装シートBの重ね合わせ部B3…を介して押し付け
る。
【0022】離動機構8は、回転体1の回動速度と関係
なく包装シートBの重ね合わせ部B3…にヒーター面7
a…が押し付け始められてから一定時間後にヒーター面
7a…を重ね合わせ部B3…より引き離すもので、回転
体1の回動速度を検出する検出部8aと、この検出部8
aから出力される信号に基づいて作動するタイマー部8
bと、このタイマー部8bのタイムアップ時に作動する
離動部8cとからなる。
なく包装シートBの重ね合わせ部B3…にヒーター面7
a…が押し付け始められてから一定時間後にヒーター面
7a…を重ね合わせ部B3…より引き離すもので、回転
体1の回動速度を検出する検出部8aと、この検出部8
aから出力される信号に基づいて作動するタイマー部8
bと、このタイマー部8bのタイムアップ時に作動する
離動部8cとからなる。
【0023】本実施例の場合には、離動機構8の検出部
8aを例えばロータリーエンコーダーなどで動力軸1a
の回動速度を電気的に検出して、これが設定速度以下に
なった時にタイマー部8bへ信号を出力するように構成
し、タイマー部8bは、この信号入力によりヒーター面
7a…の押し付け開始と同時にエアーシリンダー8b1
を伸長動し、このエアーシリンダー8b1に連設された
移動カム8b2を回転体1の円盤1b側へ突出動させ
て、該円盤1bに夫々のヒーター面7a…と対応して配
設されたエアータイマー8b3…のうち所定角度位置に
到達して箱状物品A…外面A1…への押し付けが開始さ
れたものだけを作動開始するように構成し、離動部8c
は、エアータイマー8b3のタイムアップ時に送られる
エアーによりエアーシリンダー8c1を伸長動し、上記
回動筒5a…外周の支軸5b…に揺動自在に軸支された
揺動片8c2…を折り込み片5…との係合方向へ揺動さ
せて、ヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…か
ら引き離すように構成している。
8aを例えばロータリーエンコーダーなどで動力軸1a
の回動速度を電気的に検出して、これが設定速度以下に
なった時にタイマー部8bへ信号を出力するように構成
し、タイマー部8bは、この信号入力によりヒーター面
7a…の押し付け開始と同時にエアーシリンダー8b1
を伸長動し、このエアーシリンダー8b1に連設された
移動カム8b2を回転体1の円盤1b側へ突出動させ
て、該円盤1bに夫々のヒーター面7a…と対応して配
設されたエアータイマー8b3…のうち所定角度位置に
到達して箱状物品A…外面A1…への押し付けが開始さ
れたものだけを作動開始するように構成し、離動部8c
は、エアータイマー8b3のタイムアップ時に送られる
エアーによりエアーシリンダー8c1を伸長動し、上記
回動筒5a…外周の支軸5b…に揺動自在に軸支された
揺動片8c2…を折り込み片5…との係合方向へ揺動さ
せて、ヒーター面7a…を箱状物品A…の外面A1…か
ら引き離すように構成している。
【0024】一方、前記包装シートB供給用のホィール
Cは、その後工程に相当する回転体1と接近して垂直方
向へ回転自在に配設され、その外周に箱状物品Aが嵌入
するポケットC1を等間隔毎に複数個、本実施例では1
2個夫々放射状に設け、これらポケットC1…の回動速
度を回転体1のポケット2…の回動速度と略同じになる
ように正面から見て反時計回り方向へ同期させて連続回
動すると共に、ポケットC1…を夫々該ホィールCの回
動方向及びその逆方向へ回転自在に軸支して、各ポケッ
トC1が回転体1のポケット2と一直線上に対向する受
け渡し位置P1の前後所定区間、本実施例ではホィール
Cの時計でいう約8時に相当する角度に到達してから約
7時に相当する角度に到達するまで各ポケットC1を回
動して回転体1のポケット2と一直線上に維持させる。
Cは、その後工程に相当する回転体1と接近して垂直方
向へ回転自在に配設され、その外周に箱状物品Aが嵌入
するポケットC1を等間隔毎に複数個、本実施例では1
2個夫々放射状に設け、これらポケットC1…の回動速
度を回転体1のポケット2…の回動速度と略同じになる
ように正面から見て反時計回り方向へ同期させて連続回
動すると共に、ポケットC1…を夫々該ホィールCの回
動方向及びその逆方向へ回転自在に軸支して、各ポケッ
トC1が回転体1のポケット2と一直線上に対向する受
け渡し位置P1の前後所定区間、本実施例ではホィール
Cの時計でいう約8時に相当する角度に到達してから約
7時に相当する角度に到達するまで各ポケットC1を回
動して回転体1のポケット2と一直線上に維持させる。
【0025】ポケットC1…は、その外面が開口する箱
状物品Aの外形寸法と略同じ大きさの箱型に形成され、
その内部にプッシャーC2…をホィールCの放射方向へ
内外往復動自在に設け、各ポケットC1が回転体1のポ
ケット2と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後
所定区間、本実施例ではホィールCの時計でいう約8時
に相当する角度に到達してから約7時に相当する角度へ
向かうに従い、プッシャーC2をその内限位置から回転
体1のプッシャー3の内動と連動して外動させると共
に、該ポケットC1…の開口周囲には、吸着面C3を配
設して、包装シートBの供給源から供給された包装シー
トBを吸着する。
状物品Aの外形寸法と略同じ大きさの箱型に形成され、
その内部にプッシャーC2…をホィールCの放射方向へ
内外往復動自在に設け、各ポケットC1が回転体1のポ
ケット2と一直線上に対向する受け渡し位置P1の前後
所定区間、本実施例ではホィールCの時計でいう約8時
に相当する角度に到達してから約7時に相当する角度へ
向かうに従い、プッシャーC2をその内限位置から回転
体1のプッシャー3の内動と連動して外動させると共
に、該ポケットC1…の開口周囲には、吸着面C3を配
設して、包装シートBの供給源から供給された包装シー
トBを吸着する。
【0026】更に、前記移送ホィールDは、その前工程
に相当する回転体1と接近して垂直方向へ回転自在に配
設され、その外周に箱状物品Aが嵌入する正面逆コの字
型のポケットD1を等間隔毎に複数個、本実施例では1
2個夫々遊星歯車機構を介して設け、これらポケットD
1…の回動速度を回転体1のポケット2…の回動速度と
略同じになるように正面から見て反時計回り方向へ同期
させて連続回動すると共に、ポケットC1…の相対位置
を移送ホィールDの回動位置と関係なく水平状に維持し
て回動させる。
に相当する回転体1と接近して垂直方向へ回転自在に配
設され、その外周に箱状物品Aが嵌入する正面逆コの字
型のポケットD1を等間隔毎に複数個、本実施例では1
2個夫々遊星歯車機構を介して設け、これらポケットD
1…の回動速度を回転体1のポケット2…の回動速度と
略同じになるように正面から見て反時計回り方向へ同期
させて連続回動すると共に、ポケットC1…の相対位置
を移送ホィールDの回動位置と関係なく水平状に維持し
て回動させる。
【0027】次に、斯かる包装装置の作動について説明
する。
する。
【0028】先ず、包装シートB供給用のホィールCの
連続回動により各ポケットC1内の箱状物品Aを円弧状
に移送すると、包装シートBが供給されて図1に示す如
く吸着面C3でポケットC1の開口を覆うように吸着さ
れ、その後、該ポケットC1が回転体1のポケット2と
一直線上になると、プッシャーC2が外動してポケット
C1内から箱状物品Aを回転体1のポケット2へ押し出
す。
連続回動により各ポケットC1内の箱状物品Aを円弧状
に移送すると、包装シートBが供給されて図1に示す如
く吸着面C3でポケットC1の開口を覆うように吸着さ
れ、その後、該ポケットC1が回転体1のポケット2と
一直線上になると、プッシャーC2が外動してポケット
C1内から箱状物品Aを回転体1のポケット2へ押し出
す。
【0029】この際、ホィールCのポケット2のプッシ
ャー3が制御カム6により、該ポケット2内に搬入され
る箱状物品Aの内面A2と包装シートBの中央部を介し
て当接しながら内動し、箱状物品Aが前後方向へ挟持さ
れたまま受け渡される。
ャー3が制御カム6により、該ポケット2内に搬入され
る箱状物品Aの内面A2と包装シートBの中央部を介し
て当接しながら内動し、箱状物品Aが前後方向へ挟持さ
れたまま受け渡される。
【0030】これによって、図1及び図3に示す如く包
装シートBがポケット2の開口縁に突き当たり、箱状物
品Aの上下面A3,A4及び左右側面に沿って夫々U字
型に折り曲げられると同時に、該包装シートBの両自由
端B1,B2が夫々ポケット2から外方へ突出する。
装シートBがポケット2の開口縁に突き当たり、箱状物
品Aの上下面A3,A4及び左右側面に沿って夫々U字
型に折り曲げられると同時に、該包装シートBの両自由
端B1,B2が夫々ポケット2から外方へ突出する。
【0031】その後、回転体1の連続回動により箱状物
品Aと包装シートBを搬入したポケット2が円弧状に移
送され、これと同時に、制御カム6により図3に示す如
く折り込み爪4が突出動して包装シートBの一方自由端
B1を箱状物品Aの外面A1沿いに折り込み、これから
若干遅れて折り込み片5が突出動し、包装シートBの他
方自由端B2を箱状物品Aの外面A1沿いに折り込んで
一方自由端B1の外側に重ね合わされると共に、この重
ね合わせ部B3に封止ヒーター7のヒーター面7aが押
し付けられて、該重ね合わせ部B3を溶着する。
品Aと包装シートBを搬入したポケット2が円弧状に移
送され、これと同時に、制御カム6により図3に示す如
く折り込み爪4が突出動して包装シートBの一方自由端
B1を箱状物品Aの外面A1沿いに折り込み、これから
若干遅れて折り込み片5が突出動し、包装シートBの他
方自由端B2を箱状物品Aの外面A1沿いに折り込んで
一方自由端B1の外側に重ね合わされると共に、この重
ね合わせ部B3に封止ヒーター7のヒーター面7aが押
し付けられて、該重ね合わせ部B3を溶着する。
【0032】そして、この時点における回転体1の回動
速度が設定速度以上である場合には、離動機構8が作動
せず、制御カム6によりヒーター面7aが所定角度位置
に到達した時に、重ね合わせ部B3から離動される。
速度が設定速度以上である場合には、離動機構8が作動
せず、制御カム6によりヒーター面7aが所定角度位置
に到達した時に、重ね合わせ部B3から離動される。
【0033】また、この時点における回転体1の回動速
度が設定速度以下である場合には、離動機構8が作動し
て、重ね合わせ部B3…にヒーター面7a…を押し付け
始めてから一定時間後に、図4に示す如くヒーター面7
aが制御カム6による離動位置に到達する前の時点でヒ
ーター面7a…が離動される。
度が設定速度以下である場合には、離動機構8が作動し
て、重ね合わせ部B3…にヒーター面7a…を押し付け
始めてから一定時間後に、図4に示す如くヒーター面7
aが制御カム6による離動位置に到達する前の時点でヒ
ーター面7a…が離動される。
【0034】その後、該ポケット2が移送ホィールDの
ポケットD1と一直線上になると、図1に示す如く制御
カム6によりプッシャー3が外動して、ポケット2内か
ら胴付けが終了した箱状物品Aを移送ホィールDのポケ
ットD1へ押し出し受け渡し、その後、この箱状物品A
の左右側面から四角筒状に突出する包装シートBの張り
出し端部が該側面に沿って夫々折り込まれる。
ポケットD1と一直線上になると、図1に示す如く制御
カム6によりプッシャー3が外動して、ポケット2内か
ら胴付けが終了した箱状物品Aを移送ホィールDのポケ
ットD1へ押し出し受け渡し、その後、この箱状物品A
の左右側面から四角筒状に突出する包装シートBの張り
出し端部が該側面に沿って夫々折り込まれる。
【0035】尚、前記制御カム6及び離動機構8の構成
は、前述したものに限定されず、同様の作動をすれば他
の構成でも良い。
は、前述したものに限定されず、同様の作動をすれば他
の構成でも良い。
【0036】
【発明の効果】本発明は上記の構成であるから、以下の
利点を有する。
利点を有する。
【0037】1.回動体の連続回動に伴って、箱状物品
を搬入したポケットが円弧状に移送され、このポケット
が回転体の所定角度位置へ到達した時に、制御カムで折
り込み爪を突出動させることにより、ポケットから外方
へ突出した包装シートの一方自由端が箱状物品の外面に
沿って折り込まれ、これから遅れて封止ヒーターが連設
された折り込み片を突出させることにより、ポケットか
ら外方へ突出した包装シートの他方自由端が一方自由端
の外側に折り込まれて重ね合わすと同時に、この重ね合
わせ部に封止ヒーターを一定時間接触させて、該重ね合
わせ部が溶着されるので、箱状物品を連続的に移送しな
がら回転体の回動速度の変化と関係なく重ね合わせ部と
封止ヒーターの接触時間を一定にできる。
を搬入したポケットが円弧状に移送され、このポケット
が回転体の所定角度位置へ到達した時に、制御カムで折
り込み爪を突出動させることにより、ポケットから外方
へ突出した包装シートの一方自由端が箱状物品の外面に
沿って折り込まれ、これから遅れて封止ヒーターが連設
された折り込み片を突出させることにより、ポケットか
ら外方へ突出した包装シートの他方自由端が一方自由端
の外側に折り込まれて重ね合わすと同時に、この重ね合
わせ部に封止ヒーターを一定時間接触させて、該重ね合
わせ部が溶着されるので、箱状物品を連続的に移送しな
がら回転体の回動速度の変化と関係なく重ね合わせ部と
封止ヒーターの接触時間を一定にできる。
【0038】従って、回転体が間欠的に回動して箱状物
品を何度も停止させる従来のものに比べ、処理速度を高
速化できると共に、溶融した包装シートの重ね合わせ部
が封止ヒーターに沿って摺動するものに比べ、外観やシ
ール不良が発生せず、しかも、回転体の回動速度に対し
て重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間が比例するも
のに比べ、回転体の回動速度が高速化しても、これに重
ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間を対応させて、焼
き付きを防止できる。
品を何度も停止させる従来のものに比べ、処理速度を高
速化できると共に、溶融した包装シートの重ね合わせ部
が封止ヒーターに沿って摺動するものに比べ、外観やシ
ール不良が発生せず、しかも、回転体の回動速度に対し
て重ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間が比例するも
のに比べ、回転体の回動速度が高速化しても、これに重
ね合わせ部と封止ヒーターの接触時間を対応させて、焼
き付きを防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す包装装置の縦断正面図
である。
である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える同縦断側面図
である。
である。
【図3】折り込み爪と折り込み片の作動状態を工程順に
従って示す部分拡大縦断正面図である。
従って示す部分拡大縦断正面図である。
【図4】離動機構の作動状態を部分拡大して示す正面図
で一部切欠して示すものである。
で一部切欠して示すものである。
A 箱状物品 A1 外面 B 包装シート B1 自由端(一
方自由端) B2 自由端(他方自由端) B3 重ね合わせ
部 1 回転体 2 ポケット 4 折り込み爪 5 折り込み片 6 制御カム 7 封止ヒータ
ー 8 離動機構
方自由端) B2 自由端(他方自由端) B3 重ね合わせ
部 1 回転体 2 ポケット 4 折り込み爪 5 折り込み片 6 制御カム 7 封止ヒータ
ー 8 離動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 51/10
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直方向へ回動する回転体の外周に、U
字型に折り曲げた熱可塑性の包装シートを介して箱状物
品が搬入されるポケットを、等間隔毎に複数個夫々放射
状に設け、このポケットから外方へ突出した包装シート
の両自由端を箱状物品の外面沿いに胴折りして重ね合わ
せる折り込み機構と、胴折りされた包装シートの重ね合
わせ部に接触して熱接着する封止ヒーターとを備えた包
装装置において、前記回転体を連続回動させて、その外
周の各ポケットに、折り込み機構を構成する折り込み爪
と、封止ヒーターが連設された折り込み片を対向して夫
々箱状物品の外面沿いに出没動自在に設け、ポケットが
回転体の所定角度位置へ到達した時に折り込み爪を突出
動すると共に、この突出動から遅れて封止ヒーターが連
設された折り込み片を突出して夫々没動させる制御カム
を回転体と対向して固定配備し、該封止ヒーターと包装
シートの重ね合わせ部との接触開始時から一定時間後に
重ね合わせ部から封止ヒーターを離動させる離動機構を
設けたことを特徴とする包装装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04013333A JP3095852B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 包装装置 |
US07/998,918 US5442894A (en) | 1992-01-28 | 1992-12-30 | Packaging device |
DE69301665T DE69301665T2 (de) | 1992-01-28 | 1993-01-13 | Vorrichtung zum Verpacken von schachtelartigen Gegenständen, zum Beispiel Zigaretten, mittels einer Verpackungsfolie |
EP93100357A EP0553636B1 (en) | 1992-01-28 | 1993-01-13 | Machine for packaging box-like items, such as cigarettes, by means of a packaging sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04013333A JP3095852B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05213321A JPH05213321A (ja) | 1993-08-24 |
JP3095852B2 true JP3095852B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=11830210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04013333A Expired - Fee Related JP3095852B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095852B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104260922B (zh) * | 2014-09-25 | 2016-08-24 | 郭作士 | 一种转盘式直线真空包装机 |
CN105730749B (zh) * | 2014-09-25 | 2017-09-15 | 郭作士 | 一种转盘式直线真空包装机 |
CN113148312A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-23 | 昆明市凯跃机电塑料有限责任公司 | 一种新型透明纸包装机及包装工艺 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP04013333A patent/JP3095852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05213321A (ja) | 1993-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |