JP3095619U - 紙製マドラー - Google Patents

紙製マドラー

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JP3095619U
JP3095619U JP2003000429U JP2003000429U JP3095619U JP 3095619 U JP3095619 U JP 3095619U JP 2003000429 U JP2003000429 U JP 2003000429U JP 2003000429 U JP2003000429 U JP 2003000429U JP 3095619 U JP3095619 U JP 3095619U
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肇 櫛田
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アオト印刷株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い捨て可能で、焼却処理や再生利用処理等
が簡単に行え、十分な強度、剛性があり、撹拌処理操作
が行い易く、飲料等が染み込み難く、多くの紙製マドラ
ーを効率良く生産でき、製造装置が大掛かりとならず、
構成簡素で、量産に適し、製造コストの低減が図れ、経
済的で、使用後の処理がし易く、公害問題の虞れがな
く、手軽で安心して使用できる紙製マドラーを提供す
る。 【解決手段】 紙製シート材から多量生産せしめる紙製
マドラーAであって、基部1と、撹拌部2と、把持部3
とからなり、把持部3と基部1の連設部分の左右側部に
括れ部4を夫々凹設し、撹拌部2の左右側部に、括れ部
4に合致する膨出側部2aを夫々突設し、左右側縁部分
に圧縮手段による圧縮部6を設け、表面がわ左右方向中
央部に中央凸部5を設け、圧縮部6の厚みが中央凸部5
の厚みより薄くなるよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、コーヒーや紅茶やその他の適宜飲料の撹拌に利用される使 い捨てタイプの紙製マドラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の紙製マドラーとしては、種々のものが提供されており、例えば 、特許文献1の飲料等用撹拌棒や特許文献2の撹拌具等がある。
【0003】 そして、前記飲料等用撹拌棒は、略矩形形状のシート状の紙材を複数回巻回し て棒状体を形成し、この棒状体の少なくとも最外周の1周は耐熱性の合成樹脂製 接着剤によって接着し、この棒状体の下端部をプレス機によりプレス成形して偏 平部を設けて形成したものである。
【0004】 更に、前記撹拌具は、薄板状紙の中央に、その長手方向に折込線を刻設し、こ の折込線を介して左右に把持部と撹拌部を構成した細長形状片を形成すると共に 前記折込線を前記細長形状片の開閉可能な折り込みの範囲で形成してなる撹拌具 を折り畳み、透明性包装材で密封包装したものである。
【0005】
【特許文献1】 実用新案登録第3009239号(図1、図4)
【特許文献2】 実用新案登録第3066621号(図3)
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記飲料等用撹拌棒にあっては、その構成が複雑で、量産化す るには、その製造装置が大掛かりとなって、ひいては製品コストが高くなる難点 等があった。
【0007】 また、前記撹拌具にあっては、その強度や剛性を得るために全体が比較的幅広 に形成されると共に、これを二つ折りしなければならず、適宜紙製シート材から 製造できる単位面積当りの撹拌具の数がそれ程多くない難点や、二つ折り作業が 面倒となる難点等があった。しかも、攪拌具の周縁部分から飲料等が染み込む虞 れ等もあった。
【0008】 そこで、本考案は、前述の如き難点等の解消を図り、紙コップ等と共に使い捨 て可能で、焼却処理や再生利用処理等が可能で、十分な強度、剛性が得られ、撹 拌処理し易く、飲料等が染み込み難く、適宜紙製シート材から製造できる単位面 積当りの数が多くなり、しかも、構成が簡素で、量産に適し、製造コストの低減 が図れ、経済的に優れた紙製マドラーを提供できるようにすべく案出されたもの である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
しかして、前述の如き課題を達成すべく請求項1記載の紙製マドラーAにあっ ては、所定形状の切断刃による切断手段によって適宜紙製シート材から多量生産 される紙製マドラーAであって、略細長帯板状となる基部1と、この基部1の先 端がわに連設される撹拌部2と、基部1の基端がわに連設される把持部3とから なり、把持部3と基部1の連設部分の左右側部に括れ部4を夫々凹設し、撹拌部 2の左右側部に、前記括れ部4に合致する膨出側部2aを夫々突設し、基部1及 び撹拌部2及び把持部3の左右側縁部分に、圧縮手段による圧縮部6を設けると 共に、基部1及び撹拌部2及び把持部3の表面がわ左右方向中央部に、略細長帯 状の中央凸部5を設け、圧縮部6の厚みが中央凸部5の厚みより薄くなるように 構成する手段を採用した。
【0010】 また、請求項2記載の紙製マドラーAにあっては、括れ部4を、略円弧状に形 成すると共に、圧縮部6内に設ける手段を採用した。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。 図中Aは、例えば、コーヒーや紅茶やその他の適宜飲料の撹拌に利用される本 考案の紙製マドラーを示し、この紙製マドラーAは、所定形状の切断刃による切 断手段によって適宜紙製シート材(例えば、無塩素漂白パルプによって構成され た紙製シート材等)から多量生産される使い捨てタイプのもので、しかも、その 使用後は、焼却処理や再生利用処理等が簡単に行えるように構成されたものであ る。
【0012】 そして、この紙製マドラーAは、略細長帯板状となる基部1と、この基部1の 先端がわに連設される略舌片状の撹拌部2と、基部1の基端がわに連設される略 矩形板状の把持部3とからなり、例えば、その全体の幅は略4mm程度で、全体 の長さは略120mm程度で、全体の厚みが略1.5mm程度となるように形成 され、しかも、把持部3と基部1の連設部分の左右側部には、略円弧状の括れ部 4が夫々凹設され、撹拌部2の左右側部には、前記括れ部4に合致する略円弧状 の膨出側部2aが夫々突設されている。 すなわち、適宜幅の紙製シート材に於いて、隣設する紙製マドラーAの括れ部 4に膨出側部2aが合致するように、複数の紙製マドラーAを交互に倒立状態に 並設することができるように構成されている(図1参照)。しかして、このよう に複数の紙製マドラーAを配置することにより、隣設する紙製マドラーA間に無 駄な隙間が生ぜず、適宜紙製シート材からより多くの紙製マドラーAを効率良く 生産できるように構成されている。
【0013】 また、基部1及び撹拌部2及び把持部3の左右側縁部分には、圧縮手段による 略細長帯状の圧縮部6を設けてある。しかも、基部1及び撹拌部2及び把持部3 の表面がわ左右方向中央部には、略細長帯状の中央凸部5が設けられ、圧縮部6 の厚みは、中央凸部5の厚みより薄くなるように構成されている。 すなわち、中央凸部5と圧縮部6により、紙製マドラーA自体は、十分な強度 、剛性を備えたものとなり、撹拌処理操作が行い易く、しかも、圧縮部6により 、側縁部分から飲料等が染み込み難くなるように構成されている。 尚、圧縮部6は、例えば、所定形状の切断刃により適宜紙製シート材を切断し て、複数の紙製マドラーAが交互に倒立状態に並設されているような状態に於い て、隣設する紙製マドラーA相互に跨るような細長帯状の複数の圧縮片によって 形成されるようになる(図1参照)。 ところで、圧縮部6は、撹拌部2の先端縁部分に設けるようにしても良い。
【0014】 加えて、括れ部4は、例えば、略円弧状に形成されると共に、圧縮部6内に設 けられるようにして、括れ部4が手指に滑らかとなり、括れ部4部分を無理なく 折曲げできるように構成されている。しかも、括れ部4部分に飲料等が染み込み 難くなるように形成してある。更に、括れ部4に合致する膨出側部2aも滑らか となる。
【0015】 ところで、本考案の紙製マドラーAは、把持部3が基部1に対して略レ字とな るように括れ部4部分を折曲げることにより、把持部3を利用してグラス等の縁 部に簡単に掛止せしめられるよう構成してある(図4参照)。
【0016】 また、紙製マドラーAの中央凸部5等の表面には、例えば、スポンサーやサー ビス提供者等の適宜宣伝広告表示を、圧縮部6を設ける際にエンボス手段等によ って同時に(或いは、圧縮部6を設けた後に、或いは、圧縮部6を設ける前に) 施しておき、優れた宣伝効果を発揮できるように構成することができる。
【0017】 尚、適宜紙製シート材の具体的構成、形状、寸法、材質、紙製シート材の具体 的切断手段、紙製マドラーAの具体的構成、形状、寸法、材質、基部1の具体的 構成、形状、寸法、材質、撹拌部2の具体的構成、形状、寸法、材質、膨出側部 2aの具体的構成、形状、寸法、材質、把持部3の具体的構成、形状、寸法、材 質、括れ部4の具体的構成、形状、寸法、配設位置、中央凸部5の具体的構成、 形状、寸法、圧縮部6の具体的構成、形状、寸法、具体的圧縮手段、宣伝広告表 示の具体的構成、寸法、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることな く適宜自由に設定、変更できるものである。
【0018】
【考案の効果】
従って、本考案の請求項1記載の紙製マドラーAは、所定形状の切断刃による 切断手段によって適宜紙製シート材から多量生産される紙製マドラーAであって 、略細長帯板状となる基部1と、この基部1の先端がわに連設される撹拌部2と 、基部1の基端がわに連設される把持部3とからなり、把持部3と基部1の連設 部分の左右側部に括れ部4を夫々凹設し、撹拌部2の左右側部に、前記括れ部4 に合致する膨出側部2aを夫々突設し、基部1及び撹拌部2及び把持部3の左右 側縁部分に、圧縮手段による圧縮部6を設けると共に、基部1及び撹拌部2及び 把持部3の表面がわ左右方向中央部に、略細長帯状の中央凸部5を設け、圧縮部 6の厚みが中央凸部5の厚みより薄くなるように構成したので、例えば、紙コッ プ等と共に使い捨て可能で、焼却処理や再生利用処理等が簡単に行えるものとな る。
【0019】 特に、中央凸部5と圧縮部6を設けたことで、全体的に十分な強度、剛性が得 られる紙製マドラーAとなり、撹拌処理操作が行い易いものとなる。
【0020】 加えて、圧縮部6によって、飲料等が染み込み難い紙製マドラーAとなり、飲 料等の染み込みによって紙製マドラーAの強度等が損なわれる虞れのないものと なる。
【0021】 更に、撹拌部2の左右側部に、括れ部4に合致する膨出側部2aを夫々突設し たので、隣設する紙製マドラーAの括れ部4に膨出側部2aが合致するように、 複数の紙製マドラーAを交互に倒立状態に並設することができるようになり、こ のとき、隣設する紙製マドラーA間に無駄な隙間が生ぜず、適宜紙製シート材か らより多くの紙製マドラーAを効率良く生産できるようになる。しかも、膨出側 部2aによって、攪拌面積が増し、確実な攪拌が行えるようになると共に、撹拌 効率が良くなる。
【0022】 そして、把持部3と基部1の連設部分の左右側部に括れ部4を夫々凹設したの で、括れ部4部分で把持部3を折曲げ易くなり、しかも、この折曲げた把持部3 を利用して紙製マドラーAをグラスの縁等に簡単に掛止できるようになる。
【0023】 しかして、本考案の紙製マドラーAによれば、製造装置が大掛かりとならず、 構成が簡素で、量産に適し、製造コストの低減が図れ、経済的で、宣伝広告が設 け易く、使用後の処理がし易く、公害問題の虞れの全くない、手軽に安心して使 用できるものとなる。
【0024】 また、本考案の請求項2記載の紙製マドラーは、括れ部4を、略円弧状に形成 すると共に、圧縮部6内に設けたので、括れ部4が手指に滑らかとなり、しかも 、括れ部4部分を無理なく折曲げできるようになると共に、この部分に飲料等が 染み込み難いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の紙製マドラーの製造例を示す一部省略
平面図である。
【図2】本考案の紙製マドラーを例示する斜視図であ
る。
【図3】本考案の紙製マドラーを例示する横断面図であ
る。
【図4】本考案の紙製マドラーの使用例を示す一部切欠
側面図である。
【符号の説明】
A 紙製マドラー 1 基部 2 撹拌部 2a 膨出
側部 3 把持部 4 括れ
部 5 中央凸部 6 圧縮

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の切断刃による切断手段によっ
    て適宜紙製シート材から多量生産される紙製マドラーで
    あって、略細長帯板状となる基部と、この基部の先端が
    わに連設される撹拌部と、基部の基端がわに連設される
    把持部とからなり、把持部と基部の連設部分の左右側部
    に括れ部を夫々凹設し、撹拌部の左右側部に、前記括れ
    部に合致する膨出側部を夫々突設し、基部及び撹拌部及
    び把持部の左右側縁部分に、圧縮手段による圧縮部を設
    けると共に、基部及び撹拌部及び把持部の表面がわ左右
    方向中央部に、略細長帯状の中央凸部を設け、圧縮部の
    厚みが中央凸部の厚みより薄くなるように構成したこと
    を特徴とする紙製マドラー。
  2. 【請求項2】 括れ部を、略円弧状に形成すると共に、
    圧縮部内に設けたことを特徴とする請求項1記載の紙製
    マドラー。
JP2003000429U 2003-01-30 2003-01-30 紙製マドラー Expired - Lifetime JP3095619U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06163330A (ja) * 1992-11-20 1994-06-10 Rohm Co Ltd モールド型固体電解コンデンサの構造
JP6259150B1 (ja) * 2017-06-27 2018-01-10 亮 國井 撹拌具及びマドラー

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