JP3095441U - 包餡成型機 - Google Patents
包餡成型機Info
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- JP3095441U JP3095441U JP2003000299U JP2003000299U JP3095441U JP 3095441 U JP3095441 U JP 3095441U JP 2003000299 U JP2003000299 U JP 2003000299U JP 2003000299 U JP2003000299 U JP 2003000299U JP 3095441 U JP3095441 U JP 3095441U
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- JP
- Japan
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- molding port
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で包餡成型品を連続的に成型する
ことができる包餡成型機の提供。 【解決手段】 外練り原料Aを下向きに連続的に吐出さ
せる外成型口11が設けられた外成型ノズル1と、内練
り原料Bを下向きに間欠的に吐出させる内成型口21が
前記外成型口の内側中心に設けられた内成型ノズル2
と、外成型口に沿って往復移動して、吐出された連続練
り原料Cを切断するカッタ3とを備え、連続練り原料
は、外成型口から吐出される外練り原料の内部に、前記
内成型口から吐出される内練り原料を吐出させること
で、外練り原料の内部に内練り原料を不連続状態で包む
ように形成され、カッタは、内練り原料の不連続部分C
1で連続練り原料を切断するように形成されている。
ことができる包餡成型機の提供。 【解決手段】 外練り原料Aを下向きに連続的に吐出さ
せる外成型口11が設けられた外成型ノズル1と、内練
り原料Bを下向きに間欠的に吐出させる内成型口21が
前記外成型口の内側中心に設けられた内成型ノズル2
と、外成型口に沿って往復移動して、吐出された連続練
り原料Cを切断するカッタ3とを備え、連続練り原料
は、外成型口から吐出される外練り原料の内部に、前記
内成型口から吐出される内練り原料を吐出させること
で、外練り原料の内部に内練り原料を不連続状態で包む
ように形成され、カッタは、内練り原料の不連続部分C
1で連続練り原料を切断するように形成されている。
Description
【0001】
本考案は、魚肉、畜肉、小麦粉、餡子、チーズ等の食品用練り原料の他、食品
以外の練り原料を一定形状の成型品に成型するのに使用する成型機に関し、特に
、外練り原料の内部に内練り原料を包餡させた包餡成型品の成型技術に関する。
【0002】
従来、外練り原料の内部に内練り原料を包餡させた包餡成型品の成型技術が知
られている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−227886号公報
【0004】
かかる従来の包餡技術は、外成型ノズルから練り原料を連続的に吐出させると
同時に、内成型ノズルからも練り原料を連続的に吐出させることで二重構造の棒
状練り原料を連続的に吐出させ、この棒状練り原料を包餡機能を持ったカッタで
絞るようにカットすることで、外練り原料の内部に内練り原料を包み込んだ包餡
成型品を成型するようになっている。
【0005】
しかしながら、従来の包餡技術では、内成型ノズルからも連続的に練り原料を
吐出させるため、外練り原料の内部に内練り原料を包餡させるには、包餡機能を
持ったカッタで絞るようにカットしなければならない。
このため、カッタに特殊形状の1対の円板状カッタを用い、この円板状カッタ
を回転させながら絞るようにカットするという複雑な構造が必要になる。
また、切断した包餡成型品を次工程に移送させる場合、カッタにより切断した
包餡成型品をコンベアに載せ替える必要があるため、作業能率を向上できないし
、包餡成型品が型崩れしてしまうという問題があった。
【0006】
本考案は、上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、簡単
な構造で包餡成型品を連続的に成型することができる包餡成型機を提供すること
を第1の課題としている。
又、加えて、任意の形状に包餡成型品を成型でき、また、成型した包餡成型品
をそのまま次工程に移送させることができるようにして、作業能率を向上させる
と共に、包餡成型品の型崩れを防止できる包餡成型機を提供することを第2の課
題としている。
【0007】
上記第1の課題を解決するために、本考案(請求項1)の包餡成型機は、
外練り原料を下向きに連続的に吐出させる外成型口が設けられた外成型ノズル
と、
内練り原料を下向きに間欠的に吐出させる内成型口が前記外成型口の内側中心
に設けられた内成型ノズルと、
前記外成型口に沿って往復移動して、吐出された連続練り原料を切断するカッ
タとを備え、
前記連続練り原料は、外成型口から吐出される外練り原料の内部に、前記内成
型口から吐出される内練り原料を吐出させることで、外練り原料の内部に内練り
原料を不連続状態で包むように形成され、
前記カッタは、内練り原料の不連続部分で連続練り原料を切断するように形成
されている構成とした。
【0008】
上記第2の課題を解決するために、本考案(請求項2)の包餡成型機は、
外練り原料を下向きに連続的に吐出させる外成型口が設けられた外成型ノズル
と、
内練り原料を下向きに間欠的に吐出させる内成型口が前記外成型口の内側中心
に設けられた内成型ノズルと、
前記外成型ノズルの下方において外成型口に対向配置された取出しコンベアと
、
この取出しコンベアを昇降させるコンベア昇降フレームと、
前記外成型口に沿って往復移動して、吐出された連続練り原料を切断するカッ
タとを備え、
前記連続練り原料は、外成型口から吐出される外練り原料の内部に、前記内成
型口から吐出される内練り原料を吐出させることで、外練り原料の内部に内練り
原料を不連続状態で包むように形成され、
前記取出しコンベアは、前記連続練り原料を受け取りながら降下して、内練り
原料の不連続部分で連続練り原料がカッタにより一定形状の包餡成型品に切断さ
れたのち、その包餡成型品を送り出すように形成されている構成とした。
【0009】
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例により詳述する。
図1及び図2は本考案の第1実施例である包餡成型機の断面図であって、図1
は仕切弁を閉鎖した状態を示し、図2は仕切弁を開放した状態を示している。
【0010】
図において、1は外成型ノズルで、上部に外練り原料の供給口10が設けられ
、下端には外練り原料を下向きに吐出させる外成型口11が形成されている。
そして、前記供給口10から供給された外練り原料Aが外成型ノズル1内を通
って外成型口11から下向きに連続的に吐出されるもので、この場合、外練り原
料Aが外成型ノズル1内に充満して、外練り原料Aの供給量と吐出量が一致する
ようになっている。
【0011】
前記外成型ノズル1の内側中心位置には、内成型ノズル2が設けられている。
この内成型ノズル2は、上部に内練り原料の供給口20が設けられ、下端には
内練り原料Bを下向きに吐出させる内成型口21が前記外成型口11の内側中心
に開口して形成されている。
そして、内成型口21には、仕切弁22が設けられ、この仕切弁22が開閉す
ることによって、前記供給口20から内成型ノズル2に供給された内練り原料B
が内成型口21から下向きに間欠的に吐出されるようになっている。
【0012】
また、前記外成型口11の側方には、シリンダ等の進退作動手段(図示省略)
により外成型口11に沿って往復移動して、吐出された連続練り原料Cを切断す
るワイヤーカッタ3が設けられている。
【0013】
次に、本第1実施例の包餡成型機の作用を説明する。
外成型口11からは、連続的に外練り原料Aを吐出させ、内成型口21からは
、仕切弁22を開閉させることにより、内練り原料Bを間欠的に吐出させる。
これにより、外練り原料Aの内部に、内練り原料Bが間欠的な不連続状態で包
み込まれた連続練り原料Cが連続した棒状に成型される。
【0014】
そして、カッタ3により連続練り原料Cを切断して包餡成型品を成型するもの
で、この場合、内練り原料Bの不連続部分C1で連続練り原料Cを切断すること
で、外練り原料Aの内部に、内練り原料Bを完全に包み込んだ包餡成型品を成型
することができる。
このように、内練り原料Bを仕切弁22の開閉により、内成型口21から間欠
的に吐出させ、この内練り原料Bの不連続部分で連続練り原料Cをカッタ3で切
断するため、カッタ3に包餡機能を持たせる必要がなく、構造を簡単にすること
ができる。
【0015】
次に、図3は本考案の第2実施例である包餡成型機の動作を示す断面図である
。
この包餡成型機は、前記第1実施例の構成に、取出しコンベア4と、この取出
しコンベア4を昇降させるコンベア昇降フレーム5とが付加されたものである。
【0016】
前記取出しコンベア4は、外成型ノズル1の下方に、外成型口11に対向する
ように配設され、コンベア昇降フレーム5によって昇降するように形成されてい
る。
前記コンベア昇降フレーム5は、取出しコンベア4の上側移行部に当接させた
ガイドプレート50と、取出しコンベア4の下側移行部に当接させたガイドロー
ラ51が連結された構造になっている。
そして、このコンベア昇降フレーム5が駆動手段(図示省略)により昇降する
と、取出しコンベア4の上側移行部がガイドプレート50に追従して上昇位置(
図3−イ)と降下位置(図3−ロ)との間を昇降するもので、このとき同時に下
側移行部がガイドローラ51に追従して昇降することから、上側移行部の昇降に
伴なうコンベアベルトの緊張/弛緩を防止することができる。
【0017】
次に、本第2実施例の包餡成型機の作用を説明する。
連続練り原料Cは、上昇位置に上昇した取出しコンベア4(上側移行部)によ
って受け取られるもので(図3−イ)、この取出しコンベア4は、連続練り原料
Cを受け取りながら降下していく。
このとき、取出しコンベア4は、連続練り原料Cがある程度の量になるまで上
昇位置で待機し、その後、徐々に速度を速くしながら下降していくもので、これ
により連続練り原料Cは、裾部ほど量が多く、頂部に行くほど徐々に量が少なく
なった半球状態で取出しコンベア4上に受け取られていく。
【0018】
このようにして、取出しコンベア4の降下に伴ない、この取出しコンベア4上
に連続練り原料Cが半球状態に形作られていくと、次に、カッタ3により連続練
り原料Cが内練り原料Bの不連続部分C1で切断され、取出しコンベア4上に、
内部の練り原料Bを外練り原料Aで完全に包み込んだ半球形の包餡成型品Dが成
型される(図3−ロ)。
【0019】
この場合、取出しコンベア4の降下速度を調整することにより、包餡成型品D
の形状を変更させることができるもので、例えば、降下速度を徐々に速くさせて
いけば、半球形に成型させることができるし、あるいは連続練り原料Cの吐出速
度に同調して一定速度で降下させればストレート状に成型させることができる。
【0020】
そして、カッタ3により連続練り原料Cを切断したのちは、取出しコンベア4
は下降位置まで降下して、包餡成型品Dを前方に移送させるもので、以後は同様
の動作を繰り返して連続的に包餡成型品Dを成型し、これを連続的に移送させる
ことになる。
【0021】
上記のように、連続練り原料Cを取出しコンベア4で受け止めて、この取出し
コンベア4の降下に伴ない、取出しコンベア4上で連続練り原料Cから包餡成型
品Dを形作るようにしていることから、取出しコンベア4の降下速度、上昇位置
での待機時間、カッタ3により切断されるまでの降下距離を調整することにより
、包餡成型品Dの太さ、高さ、形状を任意に変更することができるし、形状が複
雑であっても、その形状を崩すことなく成型することができる。
【0022】
なお、本考案において、外成型口の開口形状は、例えば、円形、角形、星型、
ハート形等、任意の形状に設計できる。
【0023】
以上説明してきたように、本考案(請求項1)の包餡成型機にあっては、内成
型口から間欠的に内練り原料を吐出させ、この内練り原料の不連続部分でカッタ
により連続練り原料を切断する構成としたので、簡単な構造で包餡成型品を連続
的に成型することができる。
【0024】
又、本考案(請求項2)の包餡成型機にあっては、コンベア昇降フレームによ
って昇降する取出しコンベアを設けたので、上記効果に加えて、一定形状の包餡
成型品に連続的に成型できると共に、包餡成型品の太さや高さを任意に変更でき
るし、形状が複雑であっても、その形状を崩すことなく成型できる。
また、成型した包餡成型品を載せ替えの手間なく、そのまま次工程に移送させ
ることができる。これにより作業能率を向上させることができるし、載せ替えに
伴なう包餡成型品の型崩れを防止することができる。
【図1】本考案の第1実施例である包餡成型機におい
て、仕切弁を閉鎖した状態の断面図である。
て、仕切弁を閉鎖した状態の断面図である。
【図2】その包餡成型機において、仕切弁を開放した状
態の断面図である。
態の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例である包餡成型機の動作を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 外成型ノズル
10 供給口
11 外成型口
2 内成型ノズル
20 供給口
21 内成型口
22 仕切弁
3 ワイヤーカッタ
4 取出しコンベア
5 コンベア昇降フレーム
50 ガイドプレート
51 ガイドローラ
A 外練り原料
B 内練り原料
C 連続練り原料
C1 不連続部分
D 包餡成型品
Claims (2)
- 【請求項1】 外練り原料を下向きに連続的に吐出させ
る外成型口が設けられた外成型ノズルと、 内練り原料を下向きに間欠的に吐出させる内成型口が前
記外成型口の内側中心に設けられた内成型ノズルと、 前記外成型口に沿って往復移動して、吐出された連続練
り原料を切断するカッタとを備え、 前記連続練り原料は、外成型口から吐出される外練り原
料の内部に、前記内成型口から吐出される内練り原料を
吐出させることで、外練り原料の内部に内練り原料を不
連続状態で包むように形成され、 前記カッタは、内練り原料の不連続部分で連続練り原料
を切断するように形成されていることを特徴とする包餡
成型機。 - 【請求項2】 外練り原料を下向きに連続的に吐出させ
る外成型口が設けられた外成型ノズルと、 内練り原料を下向きに間欠的に吐出させる内成型口が前
記外成型口の内側中心に設けられた内成型ノズルと、 前記外成型ノズルの下方において外成型口に対向配置さ
れた取出しコンベアと、 この取出しコンベアを昇降させるコンベア昇降フレーム
と、 前記外成型口に沿って往復移動して、外成型口から吐出
された連続練り原料を切断するカッタとを備え、 前記連続練り原料は、外成型口から吐出される外練り原
料の内部に、前記内成型口から吐出される内練り原料を
吐出させることで、外練り原料の内部に内練り原料を不
連続状態で包むように形成され、 前記取出しコンベアは、前記連続練り原料を受け取りな
がら降下して、内練り原料の不連続部分で連続練り原料
がカッタにより一定形状の包餡成型品に切断されたの
ち、その包餡成型品を送り出すように形成されているこ
とを特徴とする包餡成型機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000299U JP3095441U (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 包餡成型機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000299U JP3095441U (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 包餡成型機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3095441U true JP3095441U (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=43249365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003000299U Expired - Lifetime JP3095441U (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 包餡成型機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095441U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013166614A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Rheon Automatic Machinerty Co Ltd | 搬送装置および前記搬送装置を備えた食品成形装置 |
JP2018201421A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | 株式会社コバード | 挟み込み成形食品の製造方法及び製造装置 |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003000299U patent/JP3095441U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013166614A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Rheon Automatic Machinerty Co Ltd | 搬送装置および前記搬送装置を備えた食品成形装置 |
JP2018201421A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | 株式会社コバード | 挟み込み成形食品の製造方法及び製造装置 |
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Legal Events
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