JP4095062B2 - 練肉成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、練肉材料からなるハンバーグ、ミンチカツ、コロッケ、焼売や餃子等の練肉成形品を、所定の形状、量目で連続して自動的に成形することができる練肉成形機に関する。
従来の一般的な練肉成形機は、実開昭57−125288号公報に示されるように、上部の材料容器に混合された状態で投入された肉、野菜などの材料が、押出用スクリュー等の押出装置によって撹拌されながら底面の供給口から押し出され、供給口の下面には表面に複数個の成形凹部を形成した成形ロールが密接して配設されており、この成形ロールの回転により材料容器内の材料は成形ロールの成形凹部内に順次充填され、同時に各成形凹部が下面に位置したとき、凹部内の材料は成形ロールの下方に設けられた送りベルト上に落下するように構成されている(特許文献1)。
上記従来の練肉成形機では、回転式の成形ロールの成形凹部内に充填された練肉材料が、各成形凹部が下面に位置したとき凹部内の練肉成形品がその自重により落下するものであり、粘着性のある練肉材料の一部が成形凹部内、特に凹部底面の縁部に付着して残留し食品衛生の点で好ましくなく、また成形品の形状、量目を不安定にするという品質上の問題がある。そのため、成形凹部の洗浄等のメンテナンスの頻度が倍増し不経済かつ生産性を低下させるものとなっていた。
また、従来は押出スクリューやモーター等の機械的駆動力を用いたシリンダーで材料を押し出す方式が一般的であったが、押出スクリューによるものはシリンダー内で肉や野菜に高い圧力がかかりながら材料がスクリューで練り込まれるため肉や野菜が細かく粉砕されてしまい食感を低下させる欠点があり、またモーター等を用いたシリンダーの押し出しでは材料に高い圧力がかかり肉の鮮度低下の原因となり生ハムなどの製造には適していなかった。
実開昭57−125288号公報
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、肉或いは肉と野菜等の混合物からなる練肉材料や魚肉のすり身を材料とする天ぷら用の練肉成形品を、成形品に割れや欠けを生じることなく所定の形状、量目で、かつ材料の鮮度や食感を低下させることなく、安定した品質で衛生的に、連続して自動的に製造することができる練肉成形機を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、練肉材料を収納して下端部に前記練肉材料の排出口を有するタンクと、前記タンク内の練肉材料を前記排出口から押し出し供給するためのエアーシリンダー装置と、前記タンクの排出口を閉塞した状態で横断方向にスライドして往復移動するように設けられ、この往復移動の前後両側部において前記排出口に一致する位置に前記排出口から押し出し供給される練肉材料を充填し成形するための成形孔をそれぞれ有し、前記往復移動により該両側の成形孔が前記排出口に交互に合致するように設けられた成形板と、前記成形孔毎にそれぞれ該成形孔内の成形品の底面を受け、かつ該成形孔内壁に沿って昇降可能に設けられた押し上げ板を有し、前記成形板の往復移動に伴う前記押し上げ板の上昇により該成形孔内で成形された練肉成形品を押し上げて前記成形板上に抜脱させる押し上げ手段と、前記成形板上に抜脱した練肉成形品を該成形板の往復移動に伴って該成形板上から取り除き回収するための取り除き手段と、を備え、前記成形板の往復移動により、前記両側の成形孔において交互に、練肉材料の前記成形孔への充填、成形、練肉成形品の成形孔外への抜脱、成形板上からの取り除きの一連の動作を行うように構成されてなり、前記成形板の各成形孔はその内壁面を形成する筒状の成形カップを有し、前記押し上げ板が該成形カップの内面に沿って昇降可能に設けられており、前記押し上げ手段における各押し上げ板は、前記成形板の往復移動に伴って作動するカム機構により昇降し、該押し上げ板を備える成形孔が前記タンクの排出口と一致する位置から離反する方向への移動時に上昇して、前記成形孔から練肉成形品を押し上げ抜脱させるように構成されてなる練肉成形機において、前記押し上げ手段は、前記押し上げ板に連結棒を含む昇降部材を介して連結され、バネ手段により成形板に対して下方向きに付勢されてなるカム用ローラーと、前記カム用ローラーが当接する下方位置において前記成形板の往復移動方向と同方向に延在してかつ同方向に往復移動可能に設けられ、該延在方向の中央部に逆台形状の凹部を有し、前記成形板の往復移動により前記ローラーが前記逆台形状凹部の底辺部からその前後両側の斜辺部に連続する凸部にわたって当接するように形成されたカムレールと、前記成形板と前記カムレールとを同方向に往復移動させるように該成形板と該カムレールとにそれぞれ連接され、該成形板の移動量がカムレールの移動量より大きくなるように設定されたシリンダー装置とからなり、前記成形板の一方の成形孔での成形時に、該成形孔の側の前記カム用ローラーが前記カムレールの逆台形状の凹部の底辺部に当接しており、前記成形孔での成形後に、他方の成形孔を前記排出口と合致させる方向に前記成形板とカムレールとを同時に移動させるとともに、前記カムレールの移動停止後に前記成形板をさらに移動させることにより、前記一方の成形孔側の前記ローラーを前記カムレールの逆台形状凹部の斜辺部に沿って上昇させて前記押し上げ板を押し上げ動作させ、同時に、他方の成形孔の側の前記ローラーを前記カムレールの逆台形状凹部の斜辺部に沿って降下させて前記押し上げ板を降下させるように構成してなることを特徴とする練肉成形機である。
請求項に記載の発明は、前記取り除き手段は、往復移動する前記成形板の一方向への移動により該成形板上に押し上げられた成形品が、該成形板の他方向への移動の際に係止し移動が阻止されることで該成形板から落下するように、前記成形板の上方に配設された線状体または板状体からなる請求項1に記載の練肉成形機である。
請求項1に記載の発明の練肉成形機によれば、肉或いは肉と野菜等の混合物からなる練肉材料や魚肉のすり身を材料とする天ぷら用の練肉成形品を、材料が低粘度のものは元より高粘度の材料であっても、成形品に割れや欠けを生じることなく所定の形状、量目で、かつ練肉材料の先入れ先出しにより材料の鮮度や食感を低下させることなく衛生的に、安定した品質で自動的に連続して製造することができ、練肉成形品の製造コストを安価にして練肉成形品ひいては食製品の商品価値を高めることができる。
また、本発明の練肉成形機によれば、練肉成形品の形状や量目を容易に変更することができ、商品ニーズの多様化に迅速に対応することができる。
また、本発明の練肉成形機によれば、前後両側部の成形孔において交互に連続して練肉成形品の成形、抜脱を繰り返すことができ、連続生産によって練肉成形品の生産性を向上することができる。
本発明の練肉成形機によれば、押し上げ板に連結されたカムローラーと、カムローラーに当接するカムレールとの簡単なカム機構の同調往復移動により、前後両側部の成形孔において交互に、練肉材料の成形孔への充填、成形、練肉成形品の成形孔外への抜脱、成形板上からの取り除きの一連の動作を行うことで、練肉成形品の連続生産を確実に行うことができる。
請求項に記載の練肉成形機によれば、成形、抜脱された練肉成形品を成形板上から自動的に取り除くことができ、成形品の自動搬送化を図るものとなる。
以下に、本発明に係る練肉成形機の実施の形態を図面を参照し説明する。
図1は実施形態の練肉成形機1の正面概略図、図2はその側面概略図である。図3は練肉成形部の拡大図、図4は成形板の平面図、図5は押し上げ手段を説明する正面概略図である。
練肉成形機1は、予め混合された練肉材料Aを収納して下端部に練肉材料Aの排出口17を有するタンク15と、タンク15内の練肉材料Aを排出口17から押し出し供給するためのエアーシリンダー装置11と、練肉材料Aを充填し成形する成形板31と、成形された練肉成形品Bを成形板上31aに抜脱させる押し上げ手段と、抜脱された練肉成形品Bを成形板上31aから取り除き回収するための取り除き手段とから構成され、取り除かれた成形品Bを搬送するためのベルトコンベヤCを備えている。
練肉成形機1は、図1,2に示すように、台車19に立設する支柱18にエアーシリンダー装置11と、タンク15及び成形板31やカム機構等の成形部を取り付け固定する受け皿21とが設けられ、成形機1全体の運転を制御する操作盤12を備えている。
エアーシリンダー装置11は、エアー供給ホース(図示せず)から一定圧力のエアーが供給され、シリンダーロッド13先端に着脱可能なタンク15の蓋14が取り付けられ、蓋14はタンク内壁に沿って昇降するピストンの働きを兼ね、タンク15内に収納された練肉材料Aを一定圧力で下方に押圧し押し出し供給するようになっている。
タンク15はその底部のテーパー状ホッパー部16において、支柱18に取り付けられた前記ホッパー部16に合致するテーパー状凹部を有する受け皿21にL字状金具22と蝶ボルト25により固定されている。
このタンク15は受け皿21に着脱可能であるので、練肉材料Aの段替えやタンク15の清掃が容易であり、またホッパー部16はタンク15内の練肉材料Aの先入れ先出しを行いやすくし、練肉成形品の衛生面や鮮度の向上、また生産効率やメンテナンス性を向上するものとなっている。
成形板31は、練肉材料Aを充填し成形するための成形孔32を有するポリエチレンなどの合成樹脂製の板体からなり、タンク15下端部に開口する排出口17を閉塞した状態で練肉成形機1の横断方向にスライドして往復移動するように受け皿21に固定されたレール24にピアノ線台23と共に取り付けられている。
成形板31は、図4及び図5に示すように、前記排出口17から押し出し供給される練肉材料Aを充填し所定の形状、量目に成形するための断面が略小判形状の成形孔32a,bが、前後の往復移動の両側部においてタンク15の排出口17に一致する位置にそれぞれ幅方向に2列で設けられ、成型板31の往復移動により両側の成形孔32a,32bが排出口17に交互に合致することで、排出口17から押し出し供給される練肉材料Aが充填され、図では2個ずつの成形品Bが両側の成形孔32a,bで交互に成形されるようになっている。
この成形板31の各成形孔32a,bは、その内壁面を形成する筒状の成形カップ35を有することができ、図に示すように、成形板31を貫通する成形孔32に、成形カップ35の上端が成形板31との高さを一致させるように、成形カップ35の中央部外周に沿って外方に設けた鍔部34で成形板31の下側から取り付けられる。
この成形カップ35は、その筒状断面形状を変更することで練肉成形品Bの形状変更が容易に行え、また後述する量目調整用ボルト48で押し上げ板33の下降高さを調整することでカップ35内に充填される練肉材料Aの充填量を調整して練肉成形品Bの量目を容易に変更することができるようになる。
前記成形孔32或いは成形カップ35には、それぞれ成形孔32或いは成形カップ35内の成形品Bの底面を受け、かつ該成形孔32或いは成形カップ35の内壁に沿って昇降する押し上げ板33を各成形孔32或いは各成形カップ35に有している。
以下、本実施形態では、図面に従い練肉成形機Bを成形する成形カップ35を各成形孔32に有する場合に基づいて説明する。
実施形態の押し上げ手段は、前記成形板31の往復移動に伴って作動するカム機構により押し上げ板33を昇降させ、押し上げ板33の上昇により成形カップ35内で成形された練肉成形品Bを押し上げて成形板上31aに抜脱させるものである。
すなわち、一方の押し上げ板33aを備える成形カップ35aがタンク15の排出口17と一致する位置から離反する方向への移動時に押し上げ板33aが上昇して、成形カップ35aから練肉成形品Bを押し上げ抜脱させながら、他方の成形カップ35bがタンク15の排出口17と一致する位置になるように構成され、成形板31の往復移動により前後の成形カップ35a,bで交互に練肉成形品Bが成形、抜脱されることになる。
この押し上げ手段とカム機構の同調運動について説明する。
押し上げ手段は、図5,6に示すように、成形カップ35内の押し上げ板33と連結棒41とが断面T字形状に接続され、連結棒41は成形カップ35の底部に固定された底板45に設けられた該連結棒41を昇降自在に挿通する軸受46を通し、幅方向の2本の連結棒41,41を連結する連結板44と底板45の間で連結棒41にそれぞれスプリング42を装嵌して押し上げ板33と連結板44の中央下側に設けたカム用ローラー43とを連結し、前記スプリング42により成形板31に対して下方向きにカム用ローラー43が付勢されるようになっている。カム用ローラー43は幅方向2個の成形カップ35の連結板44の中央部に、成形板31の往復方向にローラーが回転する向きに設けられている。
各押し上げ板33には、昇降時の押し上げ板33の平行を保つ支持棒47が下方垂直に底板45を貫通して設けられている。また、押し上げ板33の下降位置を決めて成形カップ35内に充填される練肉材料Aの量を調整し、練肉成形品Bの量目を一定にするための量目調整ボルト48が各底板45に設けられている。
カム機構は、前記カム用ローラー43と、カム用ローラー43が当接する下方位置において成形板31の往復移動方向と同方向に延在してかつ同方向に往復移動可能に設けられたカムレール51と、この成形板31とカムレール51にそれぞれ連接されたシリンダー装置61,62とで構成されている。
このカムレール51は、該延在方向の中央部に逆台形状の凹部52を有し、前記成形板31の往復移動によりカム用ローラー43が逆台形状凹部52からその前後両側の斜辺部53a,bに連続する凸部54a,bにわたって当接するように形成されている。
また、カムレール51は、前後両側の凸部54a,b内に開口したレール溝55a,bにおいて、成形部フレーム2の両側部に固定されたカムレール取付板52に取付軸53を介してワッシャー55a,bを両側に備えて往復移動が可能に取り付けられている。
そして、成形板31とカムレール51とはそれぞれが同方向に往復移動させるように、該成形板31はシリンダー取付金具63を介してシリンダー装置61と、カムレール51はシリンダー装置62にそれぞれ連接され、該成形板31の移動量がカムレール51の移動量より大きくなるようにシリンダー装置61,62が設定されている。
練肉成形品Bの成形に際しては、成形板31の一方の成形カップ35aでの成形時に、該成形カップ35a側のカム用ローラー43aがカムレール51の逆台形状の凹部52の底辺部に当接しており、成形カップ35a内への練肉材料Aの充填による練肉成形品Bの成形後に、他方の成形カップ35bを排出口17と合致させる方向(図では左側方向)に成形板31とカムレール51とを同時に移動させるとともに、カムレール51の移動停止後に成形板31をさらに同方向に移動させることにより、成形カップ35a側のカム用ローラー43aをカムレール51の逆台形状凹部52の斜辺部53aに沿って上昇させて押し上げ板33aを押し上げ動作させ、同時に、他方の成形カップ35b側のローラー43bをカムレール51の斜辺部53bに沿って逆台形状凹部52に下降させて押し上げ板33bを降下させることで空の成形カップ35bが排出口17の下方に位置するようになる。
上記の各押し上げ板33は、前述のように成形板31の往復移動に伴って動作するカム用ローラー43とカムレール51とによるカム機構により昇降し、該押し上げ板33を備える成形カップ35が前記タンク15の排出口17と一致する位置から離反する方向への移動時に上昇して、その成形カップ35から練肉成形品Bを押し上げ抜脱させるようになっている。
すなわち、押し上げ板33は、一方の成形カップ35aがタンク15の排出口17と一致する位置にある時に、該成形カップ35a内に有する押し上げ板33aが下降位置にあって練肉材料Aをカップ35a内に充填し、他方の成形カップ35b内に有する押し上げ板33bが上昇位置にあって練肉成形品Bを押し上げた状態にし(図3参照)、反対に他方の成形カップ35bがタンクの排出口17と一致する位置にある時に、該成形カップ35bに有する押し上げ板33bが下降位置にあって練肉材料Aを充填し、他方の成形カップ35aに有する押し上げ板33aが上昇位置にあって成形品Bを押し上げるようになり(図7参照)、成形板31の往復移動に同調して押し上げ板33a,bが昇降するとともに成形品Bが取り除き手段によって成形板上31aからベルトコンベヤCに落下するように設けられている。
また、練肉成形機1は、上記のようにして成形板上31aに抜脱した練肉成形品Bを、該成形板31の往復移動に伴って成形板上31aから取り除き回収するための取り除き手段を備えている。
この取り除き手段としては、往復移動する成形板31が、例えば反シリンダー61側への移動により該成形板上31aに押し上げられた成形品Bが、該成形板31のシリンダー61側へ戻る移動の際に、成形品Bが係止して成形板31と共に移動することが阻止されることで該成形板上31aから落下するように、成形板31の上方に成形品Bに接触する線状体または板状体等からなる係止部材26を設置することで行われる。
すなわち、成形板31の移動により、カム用ローラー43がカムレール51の斜辺部53に沿って上昇し押し上げ板33を押し上げ練肉成形品Bを成形カップ35から抜脱する時には成形品Bが係止部材26に接触することがなく、ローラー43が凸部54上の停止位置に到達した時には成形品Bが係止部材26の前方に位置し、その後成形板31が逆方向に後退する際に係止部材26が成形品Bに接触し成形品Bの移動を阻止するように、成形板31の移動量をカムレール51の移動量よりも大きくなるようにシリンダー装置61,62のの動作と係止部材26の位置とが調整されている。
上記係止部材26としては、例えば受け皿21に成形板31を両側から挟むように固定されたピアノ線台23に、上記成形板31とカムレール51の移動量の設定に合わせた位置に、係止部材26としてピアノ線台23,23間に緊張状態のピアノ線等の線状体を成形板31上方の幅方向に設けることで実施できる。また、ピアノ線等の線状体に代えて、プラスチック板などの板状体を用いてもよく、成形板31が後退する際に成形品Bを成形板上31aで係止させ成形板31の移動により落下させるものであればよい。
そして、成形板31から落下した練肉成形品Bは、落下下方に配置されたベルトコンベヤCにより自動的に搬送される。
以上説明した通り、練肉成形機1は、成形板31とカムレール51との同調した往復移動により、前後両側の成形カップ35a,bにおいて交互に、練肉材料Aの成形カップ35a,bへの充填、成形、練肉成形品Bの成形カップ外への抜脱、成形板上31aからの取り除きの一連の動作を行うように構成され、練肉成形品Bが連続して自動的に成形されるものとなる。
本発明の練肉成形機は、肉或いは肉と野菜等の混合物からなる練肉材料や魚肉のすり身を材料とする天ぷら用の練肉成形品を安定した品質で衛生的に、連続して自動的に製造する練肉成形用に好適である。
実施形態の練肉成形機の正面概略図である。 同上の側面概略図である。 図1の練肉成形部の拡大図である。 成形板の平面図である。 押し上げ手段を説明する成形部の正面概略図である。 押し上げ手段を説明する側面概略図(図5のX−X線断面)である。 図3における成形板の移動後の成形部正面図である。
符号の説明
1……練肉成形機
11……シリンダー装置
14……蓋
15……タンク
17……排出口
21……受け皿
26……係止部材
31……成形板
32……成形孔
33……押し上げ板
35……成形カップ
41……連結棒
43……カム用ローラー
51……カムレール
52……カムレール凹部
53……カムレール斜辺部
54……カムレール凸部
A……練肉材料
B……練肉成形品

Claims (2)

  1. 練肉材料を収納して下端部に前記練肉材料の排出口を有するタンクと、
    前記タンク内の練肉材料を前記排出口から押し出し供給するためのエアーシリンダー装置と、
    前記タンクの排出口を閉塞した状態で横断方向にスライドして往復移動するように設けられ、この往復移動の前後両側部において前記排出口に一致する位置に前記排出口から押し出し供給される練肉材料を充填し成形するための成形孔をそれぞれ有し、前記往復移動により該両側の成形孔が前記排出口に交互に合致するように設けられた成形板と、
    前記成形孔毎にそれぞれ該成形孔内の成形品の底面を受け、かつ該成形孔内壁に沿って昇降可能に設けられた押し上げ板を有し、前記成形板の往復移動に伴う前記押し上げ板の上昇により該成形孔内で成形された練肉成形品を押し上げて前記成形板上に抜脱させる押し上げ手段と、
    前記成形板上に抜脱した練肉成形品を該成形板の往復移動に伴って該成形板上から取り除き回収するための取り除き手段と、
    を備え、前記成形板の往復移動により、前記両側の成形孔において交互に、練肉材料の前記成形孔への充填、成形、練肉成形品の成形孔外への抜脱、成形板上からの取り除きの一連の動作を行うように構成されてなり、
    前記成形板の各成形孔はその内壁面を形成する筒状の成形カップを有し、前記押し上げ板が該成形カップの内面に沿って昇降可能に設けられており、
    前記押し上げ手段における各押し上げ板は、前記成形板の往復移動に伴って作動するカム機構により昇降し、該押し上げ板を備える成形孔が前記タンクの排出口と一致する位置から離反する方向への移動時に上昇して、前記成形孔から練肉成形品を押し上げ抜脱させるように構成されてなる練肉成形機において、
    前記押し上げ手段は、
    前記押し上げ板に連結棒を含む昇降部材を介して連結され、バネ手段により成形板に対して下方向きに付勢されてなるカム用ローラーと、
    前記カム用ローラーが当接する下方位置において前記成形板の往復移動方向と同方向に延在してかつ同方向に往復移動可能に設けられ、該延在方向の中央部に逆台形状の凹部を有し、前記成形板の往復移動により前記ローラーが前記逆台形状凹部の底辺部からその前後両側の斜辺部に連続する凸部にわたって当接するように形成されたカムレールと、
    前記成形板と前記カムレールとを同方向に往復移動させるように該成形板と該カムレールとにそれぞれ連接され、該成形板の移動量がカムレールの移動量より大きくなるように設定されたシリンダー装置とからなり、
    前記成形板の一方の成形孔での成形時に、該成形孔の側の前記カム用ローラーが前記カムレールの逆台形状の凹部の底辺部に当接しており、前記成形孔での成形後に、他方の成形孔を前記排出口と合致させる方向に前記成形板とカムレールとを同時に移動させるとともに、前記カムレールの移動停止後に前記成形板をさらに移動させることにより、前記一方の成形孔側の前記ローラーを前記カムレールの逆台形状凹部の斜辺部に沿って上昇させて前記押し上げ板を押し上げ動作させ、同時に、他方の成形孔の側の前記ローラーを前記カムレールの逆台形状凹部の斜辺部に沿って降下させて前記押し上げ板を降下させるように構成してなることを特徴とする練肉成形機。
  2. 前記取り除き手段は、往復移動する前記成形板の一方向への移動により該成形板上に押し上げられた成形品が、該成形板の他方向への移動の際に係止し移動が阻止されることで該成形板から落下するように、前記成形板の上方に配設された線状体または板状体からなる請求項1に記載の練肉成形機。
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