JP3095320B2 - 上 屋 - Google Patents

上 屋

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JP3095320B2
JP3095320B2 JP05352464A JP35246493A JP3095320B2 JP 3095320 B2 JP3095320 B2 JP 3095320B2 JP 05352464 A JP05352464 A JP 05352464A JP 35246493 A JP35246493 A JP 35246493A JP 3095320 B2 JP3095320 B2 JP 3095320B2
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英司 山崎
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株式会社錢屋アルミニウム製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通路、バス停留所等の
上屋の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】型鋼材で柱、梁および桁を組み立て、上
屋としての構造強度を保ち、型鋼を芯材としアルミニウ
ム合金押出型材の化粧カバーで覆うようにした上屋で
は、柱、梁および桁の各型鋼材の断面形状が異り、その
化粧カバーの断面形状も異り、型材の種類が多くなって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、材料の無駄、
部品数の増加になり、また、化粧カバーのコーナ部は現
場取付の都合上別部材となり、鋳物等で構成されてお
り、生産組立の合理化が進まなかった。
【0004】本発明はこのため、型鋼の芯材の外形を同
一にし、少くとも妻梁および桁の化粧カバーの押出型材
の形状を同一とし、そのコーナ部も同一の押出型材を使
用し、型材の種類を減じ、合理化をはかったものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明では、梁の片側に寄せた1列の柱、柱毎の梁
および両端に取付けた桁を矩形中空断面の型鋼の芯材と
該芯材を覆うアルミニウム合金押出型材の化粧カバーで
構成した上屋において、梁および桁を外形同一の型鋼芯
材とし、妻梁および桁の化粧カバーを、芯材上に載置す
る軒樋10と芯材の側面および底面を覆う断面L形の内
側カバー13および外側カバー14としそれぞれの化粧
カバーを同一の押出型材で構成し、軒樋10は、化粧カ
バー幅の底板10aと内側板10bおよび外側板10c
により断面U字状の樋部を形成し、底板10a上面に所
定間隔をあけて一対の逆L字状突条を突設して部材取付
用ボルト11の頭部を挿入するスライド溝10dを形成
し、底板10a下面には芯材の内側および外側への取付
用平板状突条10eおよび10fをそれぞれ突設した上
屋である。
【0006】また、上記の上屋において、妻梁と桁の化
粧カバー押出型材のコーナー部を、交差部から所定寸法
離れた位置で切り離し、軒樋10は交差線10´a衝き
合せ溶接して一体の軒樋コーナー部10´とし、内側カ
バー13と外側カバー14は交差線で衝き合せ溶接して
一体の下部コーナー部20とし、柱寄りの軒樋コーナー
部10´下面に外側カバー14と桁芯材間3aに挿入し
外側カバー14底板より突出する竪樋19を突出し、一
端は前記竪樋の雨水を受け、他端は柱付竪樋に連結する
断面U字形の横樋21の上縁を下部コーナ部下面に固着
した上屋である。
【0007】
【作用】軒樋底板上面に設けたスライド溝10dに取付
ボルトの頭部を挿入し、桁の軒樋では屋根板受け型材の
端部受け金具7を取付け、妻梁の軒樋では妻板押え用型
材をスライド溝に頭部を挿入した取付ボルトにより適宜
位置で取り付けることができ、また、軒樋底板下面に突
設した取付用平板で軒樋を芯材に取り付けられる。この
ため、妻梁も桁も同一の軒樋、内側カバーおよび外側カ
バーにすることができる。
【0008】また、化粧カバー端部を同一の押出型材を
溶接した構造としたことにより、型材の種類も増えず、
樋の構造を簡単に組み込むことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明を実施した上屋の斜視図であ
る。1は柱、2は妻梁、2´は中間梁、3は桁である。
4はポリカーボネイト板等の屋根板、5は屋根板の受
材、6aは屋根板の押材、6bは屋根板端縁の押え型
材、7は屋根板受材の受け金具、8は屋根のポリカード
ネイトの妻板、9a、9bは妻板の押え型材である。
【0010】図2は図1のA−A視図で桁3の断面図で
ある。3aは型鋼の芯材、10はアルミニウム合金押出
型材の化粧カバーの軒桁、10aは軒樋の底板、10b
は軒樋の内側板、10cは軒樋の外側板、10dはスラ
イド溝、10e、10fは平板状突条である。11は取
付ボルトで頭部はスライド溝10dにスライド可能に挿
入され、受け金具7を取りつけている。12は貫通ボル
ト、ナットで平板状突条10eを桁3の型鋼の芯材3a
に取りつけている。この取付ボルトの位置は受け金具7
の真下に設け、屋根板に加わる風圧等の外力を桁の芯材
に伝え強度を保っている。3bは芯材3aに溶接した条
鋼である。
【0011】13、14は芯材3aの化粧カバーのアル
ミニウム合金押出し型材の内側カバーおよび外側カバー
である。両者の下端縁は互に挿入回動すれば接合できる
よう円弧状凹入溝13aと円弧状突条部14aに形成さ
れている。15は化粧カバーの取付ビス、17はコーキ
ン材である。
【0012】図3は受け金具7の斜視図である。図4は
図1のB−B視図で妻板8および妻梁の中央切断図であ
る。妻梁2の芯材2aは少くとも外形は桁3の芯材3a
と同一(強度上肉厚は異ることがある)で、化粧カバー
の軒樋10、内側板13および外側板14は図2の桁の
化粧カバーと全く同じである。屋根板4の受材5、押え
材6aは妻寄りも中間用も同一断面の押出型材である。
16はゴム、フエルト等のパッキン材、17はシール用
のコーキン材である。8はポリカーボネイト等の妻板、
4は屋根板である。
【0013】図5は図1のC−C視図で中間梁2´の断
面図である。2´aは型鋼の芯材で、桁3の芯材3aと
外形同一で肉厚は強度上異っている。中間梁芯材2´a
の化粧カバーは片側の側カバー13は桁の化粧カバーの
内側カバー13と同一の押出型材である。もう一方の側
カバー18は上面カバーを兼ねたものである。このよう
に妻梁2、中間梁2´および桁3の化粧カバーは4種の
押出し型材で構成されている。
【0014】図6は妻梁2と桁3のコーナー部の分解図
である。10´は樋のコーナー部で桁の軒樋10と妻梁
の軒樋10の端部を交差線10´aで溶接し一体にし、
竪樋19を溶接した部材である。20は下部コーナー部
で、内側カバー13端部と外側カバー14端部を交差線
20aで溶接し、下面に竪樋19を受ける横樋21を溶
接して一体としている。組立順序は桁3の軒樋13と妻
梁2の軒樋13を貫通ボルト12とナットで各芯材上面
に取り付ける。次に樋コーナー部10´を貫通ボルト1
2とナットで取りつけ、樋の接目に裏当材を接着し、コ
ーキン材で水止めをする。次に下部コーナー部20を貫
通ボルト12とナットで芯材に取りつけ、目地にコーキ
ン材を充填する。次に内側カバー13を芯材にビス止め
し、外側カバー14を取付ける。
【0015】図7は樋の雨じまいの説明図で、軒樋10
より竪樋19へ、竪樋19より横樋21へ、横樋21か
ら柱1の化粧カバー22の竪樋23へ連通している。
【0016】図8は柱1の断面図であ。1aは柱の芯
材、22、24は竪樋23を含むアルミニウム合金の押
出型材の化粧カバーである。
【0017】図9は本発明の別の実施例を示すもので、
妻梁と桁の外側カバーを軒樋の上方迄伸し、軒樋と外側
カバーの目地が表面に現れないようにした化粧カバーの
外側カバー25である。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の上屋を用いれば、妻梁と
桁の化粧カバーの押出し型材は軒樋と内側カバー、外側
カバーの3種、中間梁を入れても4種の押出型材で構成
でき、屋根構造、妻構造も含めて簡単になり、部材数減
少となり合理化でき、組立も簡単になる。
【0019】請求項2記載の上屋を用いれば、特別なコ
ーナー部材を用いづに、素材種類は不用となり、雨樋も
コーナー部に組込まれ、現場工事を簡素化できることと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した上屋の斜視図。
【図2】図1のA−A視図。
【図3】受け金具7の斜視図。
【図4】図1のB−B視図。
【図5】図1のC−C視図。
【図6】妻梁と桁のコーナー部の分解図。
【図7】樋の雨じまいの説明図。
【図8】柱の断面図。
【図9】本発明の別の実施例の妻梁と桁の外側カバーを
用いた断面図である。
【符号の説明】
1 柱 2 妻梁 2a 妻梁の芯材 2´ 中間梁 2´a 中間梁の芯材 3 桁 3a 桁の芯材 4 屋根板 7 受け金具 10 軒樋 10´ 樋のコーナー部 10a 軒樋の底板 10b 軒樋の内側板 10c 軒樋の外側板 10d スライド溝 10e 平板状突条 10f 平板状突条 11 取付ボルト 12 貫通ボルト 13 内側カバー 14 外側カバー 16 パッキン材 17 コーキン材 19 竪樋 20 下部コーナー部 21 横樋

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】梁の片側に寄せた1列の柱、柱毎の梁およ
    び梁の両端に取付けた桁を矩形中空断面の型鋼の芯材と
    該芯材を覆うアルミニウム合金押出型材の化粧カバーで
    構成した上屋において、 梁および桁の芯材を外形同一の型鋼の芯材とし、妻梁お
    よび桁の化粧カバーを、芯材上に載置する軒樋10と芯
    材の側面および底面を覆う断面L形の内側カバー13お
    よび外側カバー14とし、それぞれの化粧カバーを同一
    の押出型材で構成し、 軒樋10は、化粧カバー幅の底板10aと内側板10b
    および外側板10cにより断面U字状の樋部を形成し、
    底板10a上面に所定間隔をあけて一対の逆L字状突条
    を突設して部材取付用ボルト11の頭部を挿入するスラ
    イド溝10dを形成し、底板10a下面には芯材の内側
    および外側への取付用平板状突条10eおよび10fを
    それぞれ突設したことを特徴とする上屋。
  2. 【請求項2】請求項1記載の上屋において、妻梁と桁の
    化粧カバー押出型材のコーナー部を、交差部から所定寸
    法離れた位置で切り離し、軒樋10は交差線10´aで
    溶接して一体の軒樋コーナー部10´とし、内側カバー
    13と外側カバー14は交差線で衝き合せ溶接して一体
    の下部コーナー部20とし、柱寄りの軒樋コーナー部2
    0下面に外側カバー14と桁芯材3a間に挿入し外側カ
    バー14底板より突出する竪樋19を突出し、一端は前
    記竪樋19の雨水を受け、他端は柱付竪樋に連結する断
    面U字形の横樋21の上縁を下部コーナ部20下面に固
    着したことを特徴とする上屋。
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