JP3095300U - 箸置き付き食器 - Google Patents

箸置き付き食器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿の外側に箸を載置でき、または箸に興味を
引くようにすることができる箸置き付き食器及び箸置き
を提供する。 【解決手段】 料理品を盛る食器1であって、食器本体
2と箸置き3とから構成し、箸置き3は箸を載せる載置
部4と箸が外れるのを防ぐ突部5とを備え、箸置き3を
食器本体2の外縁部より外方に突出させて食器本体2と
一体又は分離可能に設けた食器及びそれに用いる箸置
き。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、料理品を盛る食器に関し、詳しくは取り分けや盛りつけに用いる 箸や食事用の箸を食器の近傍に置けるようにした箸置き付き食器及び箸置きに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テーブルを囲んで食事する場合においては、着席者がテーブル上の 大皿に盛った料理を自分の取り皿に取って、食することが多い。この場合、取り 箸は大皿に置いてあるのを取り上げるか、自分の箸を用いて料理品を摘んで取り 皿に取り分け、自分の箸で摘んで食する。 また、各家庭では食卓に置いた各席の箸置きに置くか、そのまま各々が箸置き から取るようにしている。
【0003】 さらに、食事に用いる食器(トレイ)で、食器本体に、料理品を載置する料理 用凹部と、料理品を採取する部材を載置する採取部材凹部と、飲み物用容器を保 持する飲み物用孔部と、食器本体を支持する手の身体側部分にあてて支承する支 持補助部、とを有し、前記飲み物用孔部を、手により支持される食器本体の支持 部の近傍に設けてなる食器がある(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】 特許2672462号公報(請求項5)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
大皿に置いた取り箸を使う場合、箸が料理の中に転がり込んでいると、手に料 理が着いて、気持ちが分散して料理を賞味することができなくなってしまう。ま た、自分の箸を使う場合には、他の料理品で汚れた箸で大皿から取り分けるのは 気が引けてしまい、料理を気楽に賞味できなくなったりした。 また、箸を使い始めた子供の箸も大人の箸と同様に、皿の前に置いてあること で興味が起こらなかったり、箸の使い方を注意されたことに起因する等により、 箸を使うのをいやがるようになることがあった。そして、箸の使い方を難しく感 じてしまい、箸を使わないで手でつかんでしまうこともあった。
【0006】 特許文献1の食器の箸置きは、食器本体に凹部を形成することにより設けてお り、別途形成する物でなく,見映えをよくすることが困難であった。
【0007】 そこで、本考案は、かかる取り分け時の気が引けることや箸に対する子供の興 味の喪失等のような不都合を回避すべく、皿の外側又は近傍に箸を載置でき、ま たは箸に興味を引くようにすることができる箸置き付き食器及び箸置きを提供す ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記した課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の考案を完成 した。 すなわち、請求項1の考案に係る箸置き付き食器は、料理品を盛る食器であっ て、箸を載せる載置部と箸が外れるのを防ぐ突部とを備えた箸置きを食器本体の 外縁部より外方に突出させて食器本体と一体に設けたことを特徴とする。
【0009】 このように食器本体の外側に一体に箸置きを設けたので、箸置きに取り箸を置 いておくことができ、箸が料理の中に転がり込んでこれに料理が付くということ がないから手に料理が付いて、気が分散することがなくなり、気持ちよく料理を 賞味することができる。 また、自分の箸を使わないでその料理専用の取り箸を使えばよいから、他の料 理品で汚れた箸で大皿から取り分けなくてよくなり、料理を気楽に賞味できる。 また、箸を使い始めた子供や食事の好き嫌いの激しい子供の箸置きは、子供の 注意を引くように細工をすれば、その箸や料理にも興味を引くことができ、箸を 使うことに興味を持ったり嫌いな料理を食べるようにする助けにもなる。
【0010】 請求項2の考案に係る箸置き付き食器は、前記箸置きに挿入部を設け、前記食 器本体に該挿入部を受け容れる受け部を設け、前記箸置きと前記食器本体とを分 離可能にしたことを特徴とする。 このように構成すると、箸置きが必要なときは食器に装着でき、不要なときは しまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。 また、料理や使用する者によって箸置きを使い分けることができる。
【0011】 請求項3の考案に係る箸置きは、箸を置く載置部と箸が外れるのを防ぐ突部と を備えたことを特徴とする。 このように箸置きを構成すると、箸置きが必要なときは食器に装着又は近傍に 配置でき、不要なときはしまっておくことができるように構成することができ、 種々の箸置きを料理により使い分けることが可能となり、食を視覚的に楽しむき っかけや食欲増進等に資することができる。
【0012】 請求項4の考案に係る箸置きは、箸を置く載置部と箸が外れるのを防ぐ突部と を備えた箸置きであって、前記食器本体の周部又は縁部に挟着させるように付勢 力を付与するようにしたことを特徴とする。 このように構成すると、箸置きを外れにくく装着でき、安定して使用できると 共に、使用しないときは装着しなくてよいから食器の洗浄や片づけが容易である 。
【0013】 請求項5の考案によれば、箸を置く載置部を有する箸置きであって、該箸置き に装飾を施したことを特徴とする。 このように構成すると、食を楽しむ雰囲気作りができて食欲増進等に資するこ とができる。
【0014】 本考案における食器とは、大量又は複数種類の料理を盛るための食器の他、取 り分けた料理を直接入れる食器も含むものである。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面により詳細に説明する。 図1は箸置き付き食器の1実施例を示す図、2図は箸置き付き食器の他の例を 示す斜視図、図3は箸置き付き食器のさらに他の例を示す斜視図である。図4乃 至図7は箸置きの例を示す図である。
【0016】 図1に示す箸置き付き食器1は、陶磁器から作られ、食器本体2に1個の箸置 き3が一体に設けられている。 食器本体2は外形が矩形の皿状をしている。箸置き3は、箸を載せる載置部4 と、載置部4に置いた箸が外れるのを防ぐ突部5とを備え、食器本体2の縁(壁 )2aの一辺の中央部下方に固着されている。載置部4は食器本体2の外方に略 水平に延びて形成され、突部5は載置部4の外方先端が上方に突出した状態に形 成されている。載置部4は、箸全体を載置するような大きさにする必要はなく、 箸の先端をかけることができればよく、また平面視も直線的な矩形でなくてもよ く、円弧状、蛇行状等適宜の形状としてよい。突部5の突出形状は図1に示すよ うな壁状に形成した例に限られるものでなく、複数個に分離して断面を弧状に形 成したものでもよく、美観を考慮して形成したものが好ましい。なお、図1(b )中の符号6は高台である。
【0017】 図2に示す他の例の箸置き付き食器7は、食器本体2と分離可能に箸置き8が 4個設けられて構成されている。箸置き付き食器7は、円形の食器本体2に複数 個の箸置き8が分離可能に設けられていることを除けば上記図1の例とほぼ同様 の構成である。図1に示す箸置き付き食器の例と同じ機能の一部については同一 の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0018】 箸置き付き食器7はその下方に、この図2の例では高台6に、切欠受け部9を 設けて、箸置き8をこの切欠受け部9に装着するようにしている。
【0019】 箸置き8は、食器本体2中央方向に挿入して装着するように、係止部である挿 入部10を設けている。挿入部10は、載置部4の突部5が設けられた端部と反 対側の端部から延びて形成されている。この挿入部10は食器本体2に設けられ た切欠受け部9に挿通できるように形成されている。また、挿入部10は上面が 載置部4の載置面と同一平面で延び、載置面が略水平に維持されるように下面に 高台6相当の高さに高台部6aが設けられている。そして、箸置き3の挿入部1 0を切欠受け部9に挿入して食器本体2に箸置き8を装着するようにしている。 なお、この箸置き8は食器本体2とは異なる材質の素材から装飾を施して形成し てもよく、食器本体2と箸置き8とを分離可能に構成すると、箸置きの形状材質 等の選択の幅が広がり、装飾的効果をよくでき、使用後の食器の洗い作業が従来 と同様に行うことができる。
【0020】 図3は、箸置き付き食器のさらに他の例を示す図である。この図の箸置き付き 食器11は、円形の食器本体2と箸置き13とから構成されている。 この箸置き付き食器11は、食器本体2と分離可能に箸置き13が1個設けら れて構成されている。この例の箸置き付き食器11は、食器本体2にフレーム構 造の箸置き13が1つ分離可能に設けられていることを除けば上記図1の例とほ ぼ同様の構成であり、特に必要としない限り同一の作用をするものについては同 一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0021】 箸置き付き食器11は、食器本体2に箸置き13を分離可能に装着するように している。食器本体2の底2bの上面近傍に挿通受け部12を設け、この挿通受 け部12に箸置き13を装着することにより箸置き付き食器11を組み立てる。 挿通受け部12は食器本体2の縁2aに設けた貫通孔で形成している。
【0022】 箸置き13は、連続した棒材で形成し、箸を載せる載置部14と、載置部14 に置いた箸が外れるのを防ぐ突部15と、食器本体2に箸置き13を装着するた めの挿入部16を備えている。
【0023】 係止部である挿入部16は、載置部14の突部15が設けられた端部と反対側 の端部から載置面と段違いに延びて形成されている。挿入部16を載置部14と 段違いに形成することにより、挿入部16を挿通受け部12に挿入したとき段違 い部で止められ、載置部が確実に確保できる。 なお、箸置き付き食器11は、連続した1本の棒材で箸置き13を形成した例 で示したが、これに限らない。例えば、挿入部を一対の棒状または突起で構成し 、載置部を板状又は棒状で単一に形成する等のように複数部材を組み合わせて、 見栄えを向上させたり使いよくするように構成してもよい。箸置き付き食器11 では、嵌挿受け部を貫通孔で形成したが単なる凹部であってもよい。
【0024】 なお、本考案において、上記の食器を含む食器本体及び箸置きの材質等も限定 されないことは勿論で、陶器、磁器、金属、プラスチック等を単独又は複数部材 を組み合わせたものでもよい。また、食器本体の形状や箸置きの形状及び個数等 は限定されず、食器本体の形状としては、多角状、円形状、楕円形状、不規則形 状等でもよいし、食器本体に装着する箸置きの個数は1個でも複数個設けてもよ い。さらに、食器本体の縁が直立した例を示しているが、縁は傾斜していてもよ いし、美観を生じさせるように不規則な形状に形成されたものでもよい。さらに 、箸置きを食器本体に固着する場合、一体成形により設けても接着、溶接等によ り一体にしたものでもよい。さらに、箸置きの構成も、同一材料、類似構造に構 成しなくてもよく、例えば、陶磁器にプラスチックを接着する等してもよく適宜 に構成すればよい。
【0025】 図4は、箸置きの他の例を示す図である。この図の箸置き17は、フレーム構 造にすると共に、食器本体2の縁2aに引っ掛けて使用できるように引っ掛け部 18を設けている。箸置き17において、図1ないし図3に示す箸置き付き食器 の例と同じ機能の部分については、特に必要としない限り同一の符号を付して詳 細な説明を省略する。
【0026】 箸置き17は、連続して棒材又は線材で載置部14,突部15をフレーム構造 に形成すると共に、係止部である引っ掛け部18を載置部14に対して直交する 方向に形成している。引っ掛け部18は、付勢力を付与することもできるように 棒材を折り曲げ、載置部14を挟んで突部15と反対側に形成している。
【0027】 そして、箸置き17は、図4(b)に示すように食器本体2の縁2aに引っ掛 け部18を引っ掛けて使用する。この図4の箸置き17のように、箸置きを食器 に引っ掛けて使用するように構成すると、必要なときのみ使用して不要なときは しまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。
【0028】 図5は、箸置きの他の例を示す図である。この図の箸置き19は、概略フレー ム構造にすると共に、食器本体2の縁2aに取付けて使用できるように係止部と して挟持部20を設けている。図1ないし図3に示す箸置き付き食器の例と同じ 機能の部分については、特に必要としない限り同一の符号を付して詳細な説明を 省略する。
【0029】 箸置き19は、連続して棒材又は線材で載置部14,突部15を形成すると共 に、係止部である挟持部20を載置面に直交する方向と傾斜させて固着して構成 している。挟持部20は付勢力を付与するようにU字状に板材を折り曲げること により形成し、載置部14を挟んで突部15と反対側に設けている。
【0030】 そして、この箸置き19は、図5(b)に示すように食器本体2の縁2aを挟 持部20で挟み着けて使用する。この図5の箸置き19のように挟持するように 構成すると、箸置きは食器を挟持して使用できるから、箸置きが外れにくくなり 、安定して使用でき、必要なときのみ使用して不要なときはしまっておけばよい から、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。
【0031】 図6は、箸置きの他の例を示す図である。この図の箸置き21は、概略フレー ム構造にすると共に、食器本体2の縁2aに取付けて使用できるように係止部と して挟持部22を設けている。この図6の箸置き21は、上記図5の箸置き19 とは挟持部22の取付角度が異なっているのみで作用効果も同一であるので、詳 細な説明を省略する。このように、本考案によれば適宜構造形状等を変更するこ とができる。
【0032】 図7は、箸置きの他の例を示す図である。この図の箸置き23は、板材で形成 し、載置部24と、載置部24から箸が外れるのを防ぐ突部25と、装飾部26 と、食器本体2の縁2aに取付けて使用できるように係止部として挟持部27を 設けている。この図7の箸置き26は、上記図5の箸置き19とは載置部24と 突部25の構造が異なると共に装飾部26を設けている点が異なっているのみで あるので、同様な作用をするものについては詳細な説明を省略する。
【0033】 箸置き23は、挟持部27を載置面に直交する方向に傾斜させて形成し、突部 25に装飾部26を設けている。 この箸置き23のように装飾部を設けて構成すると、食卓に潤いがもたれ、安 らぎが感じられるようにもできる。また、挟持部27で食器を挟持して箸置きを 使用できるから、箸置きが外れにくくなり、安定して使用でき、必要なときのみ 使用して不要なときはしまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や 片づけが容易である。さらに、付勢力を付与するように構成すると、一層箸置き が外れにくくでき、安定して使用できる。
【0034】 以上説明したように本考案によれば、箸が料理の中に転がり込むのをなくすこ とができるとともに、食器の近くに共通の箸を置いておけるから取り分けるのに 自分の箸を使わなくてよくなる。また、箸置きを食器本体と分離可能な構成とす れば、同一の箸置きを使うこともその逆に料理により箸置きを変えることもでき ると共に、食器のみの洗浄もできるので片づけが従来と同様にできる。さらに子 供の注意を引くような箸置きに箸を置いておくことにより、子供が興味を持って 箸を使うようにできると共に、箸置きを見栄えよくすることができる。
【0035】 なお、上記説明において、箸置きの突部は装着時に上方へ大きく突出するよう に形成しているが、要は、箸が箸置きから外れなければよい。箸置きは、係止部 を有する例で説明しているが箸置きにおいては、食器に装着しないでも使用でき るように、挟持部の下面を載置部の下面と同一レベルにするとか載置部を重くす る等の構成にしてもよい。
【0036】 図4から図7において箸置きの載置部をフレーム構造又は板材で形成し、係止 部(引っ掛け部、挟持部)をフレーム又は板構造に形成した構造の組み合わせに ついて説明したが、本考案はこれに限らない。例えば、載置部を板材構造として 挟持部を棒材構造としてもよい。また、装飾部を突部に固着する例で説明したが 、装飾をかねて突部、載置部、係止部を構成してもよい。
【0037】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、箸を外部の箸置きに置いておけるので、箸が料理の 中に転がり込むのをなくすことができるとともに、食器の近くに共通の箸を置い ておけるから取り分けるのに自分の箸を使わなくてよくなる。また、子供の注意 を引くような箸置きに箸を置いておくことにより、子供が興味を持って箸を使う ようにできると共に、箸置きを見栄えよくすることができる。
【0038】 請求項2の考案によれば、箸置きは必要なときのみ使用して不要なときはしま っておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。 請求項3の考案によれば、箸置きが必要なときは食器に装着でき、不要なとき はしまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である 。
【0039】 請求項4の考案によれば、一層箸置きが外れにくくでき、安定して使用できる 。取り箸は料理の中に落ちることがなく、きれいな状態で置くことができ、食欲 をなくすことがない。 請求項5の考案によればさらに、子供の注意を引くようにすることができると 共に、箸置きを見栄えよくすることができる。
【提出日】平成15年3月25日(2003.3.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、料理品を盛る食器に関し、詳しくは取り分けや盛りつけに用いる 箸や食事用の箸を食器の近傍に置けるようにした箸置き付き食器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テーブルを囲んで食事する場合においては、着席者がテーブル上の 大皿に盛った料理を自分の取り皿に取って、食することが多い。この場合、取り 箸は大皿に置いてあるのを取り上げるか、自分の箸を用いて料理品を摘んで取り 皿に取り分け、自分の箸で摘んで食する。 また、各家庭において箸は食卓に置いた各席の箸置きに置くか、そのまま各々 が箸置きから取るようにしている。
【0003】 さらに、食事に用いる食器(トレイ)で、食器本体に、料理品を載置する料理 用凹部と、料理品を採取する部材を載置する採取部材凹部と、飲み物用容器を保 持する飲み物用孔部と、食器本体を支持する手の身体側部分にあてて支承する支 持補助部、とを有し、前記飲み物用孔部を、手により支持される食器本体の支持 部の近傍に設けてなる食器がある(例えば、特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】 特許2672462号公報(請求項5)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
大皿に置いた取り箸を使う場合、箸が料理の中に転がり込んでいると、手に料 理がついて、気持ちが分散して料理を賞味することができなくなってしまう。ま た、自分の箸を使う場合には、他の料理品で汚れた箸で大皿から取り分けるのは 気が引けてしまい、料理を気楽に賞味できなくなったりした。 また、箸を使い始めた子供の箸も大人の箸と同様に、皿の前に置いてあること で子供が箸を使うことに興味が起こらなかったり、箸の使い方を注意されたこと に起因する等により、箸を使うのをいやがるようになることがあった。そして、 箸の使い方を難しく感じてしまい、箸を使わないで手でつかんでしまうこともあ った。
【0006】 特許文献1の食器の箸置きは、食器本体に凹部を形成することにより設けてお り、別途形成する物でなく,見映えをよくすることが困難であった。
【0007】 そこで、本考案は、かかる取り分け時の気が引けることや箸に対する子供の興 味の喪失等のような不都合を回避すべく、皿の外側又は近傍に箸を載置でき、ま たは箸に興味を引くようにすることができる箸置き付き食器を提供することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記した課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の考案を完成 した。 すなわち、請求項1の考案に係る箸置き付き食器は、料理品を盛る食器本体を 有する食器であって、箸を載せる載置部と箸が外れるのを防ぐ突部とを備えた箸 置きを食器本体の外縁部より外方に突出させて食器本体に設けたことを特徴とす る。
【0009】 このように食器本体の外方に突出させて箸置きを設けたので、箸置きに取り箸 を置いておくことができ、箸が料理の中に転がり込んでこれに料理が付くという ことがないから手に料理が付いて、気が分散することがなくなり、気持ちよく料 理を賞味することができる。
【0010】 また、料理品で汚れた箸で大皿から取り分けなくてよくなり、料理を気楽に賞 味できる。 さらに、箸を使い始めた子供や食事の好き嫌いの激しい子供の箸置きは、子供 の注意を引くように細工をすれば、その箸や料理にも興味を引くことができ、箸 を使うことに興味を持ったり嫌いな料理を食べるようにする助けにもなる。
【0011】 請求項2の考案に係る箸置き付き食器は、請求項1の食器において、料理品を 盛る食器本体を有する食器であって、箸を載せる載置部と箸が外れるのを防ぐ突 部とを備えた箸置きに係止部を設け、該係止部により食器本体に装着可能とした 。 このように構成すると、箸置きが必要なときは食器に装着でき、不要なときは しまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。 また、料理や使用する者によって箸置きを使い分けることができる。
【0012】 請求項3の考案に係る箸置き付き食器は、請求項1又は2の食器において、前 記箸置きに装飾を施した。 このように構成すると、食を楽しむ雰囲気作りができて食欲増進等に資するこ とができる。
【0013】 本考案における食器とは、大量又は複数種類の料理を盛るための食器の他、取 り分けた料理を直接入れる食器も含むものである。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面により詳細に説明する。 図1は箸置き付き食器の1実施例を示す図、2図は箸置き付き食器の他の例を 示す斜視図、図3は箸置き付き食器のさらに他の例を示す斜視図、図4は箸置き 付き食器のさらに他の例を示す斜視図、図5は装飾を施した箸置き付き食器の例 を示す図である。
【0015】 図1に示す箸置き付き食器1は、陶磁器から作られ、食器本体2に1個の箸置 き3が一体に設けられている。 食器本体2は外形が矩形の皿状をしている。箸置き3は、箸を載せる載置部4 と、載置部4に置いた箸が外れるのを防ぐ突部5とを備え、食器本体2の縁(壁 )2aの一辺の中央部下方に固着されている。載置部4は食器本体2の外方に略 水平に延びて形成され、突部5は載置部4の外方先端が上方に突出した状態に形 成されている。載置部4は、箸全体を載置するような大きさにする必要はなく、 箸の先端をかけることができればよく、また平面視も直線的な矩形でなくてもよ く、円弧状、蛇行状等適宜の形状としてよい。突部5の突出形状は図1に示すよ うな壁状に形成した例に限られるものでなく、複数個に分離して断面を弧状に形 成したものでもよく、美観を考慮して形成したものが好ましい。なお、図1(b )中の符号6は高台である。
【0016】 図2に示す他の例の箸置き付き食器7は、食器本体2と分離可能に箸置き8が 4個設けられて構成されている。箸置き付き食器7は、円形の食器本体2に複数 個の箸置き8が分離可能に設けられていることを除けば上記図1の例とほぼ同様 の構成である。図1に示す箸置き付き食器の例と同じ機能の一部については同一 の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0017】 箸置き付き食器7はその下方に、この図2の例では高台6に、切欠受け部9を 設けて、箸置き8をこの切欠受け部9に装着するようにしている。
【0018】 箸置き8は、食器本体2中央方向に挿入して装着するように、係止部である挿 入部10を設けている。挿入部10は、載置部4の突部5が設けられた端部と反 対側の端部から延びて形成されている。この挿入部10は食器本体2に設けられ た切欠受け部9に挿通できるように形成されている。また、挿入部10は上面が 載置部4の載置面と同一平面で延び、載置面が略水平に維持されるように下面に 高台6相当の高さに高台部6aが設けられている。そして、箸置き3の挿入部1 0を切欠受け部9に挿入して食器本体2に箸置き8を装着するようにしている。 なお、この箸置き8は食器本体2とは異なる材質の素材から装飾を施して形成し てもよく、食器本体2と箸置き8とを分離可能に構成すると、箸置きの形状材質 等の選択の幅が広がり、装飾的効果をよくでき、使用後の食器の洗い作業が従来 と同様に行うことができる。
【0019】 図3は、箸置き付き食器のさらに他の例を示す図である。この図3に示す箸置 き付き食器11は、円形の食器本体2と箸置き13とから構成されている。 この箸置き付き食器11は、食器本体2と分離可能に箸置き13が1個設けら れて構成されている。この例の箸置き付き食器11は、食器本体2にフレーム構 造の箸置き13が1つ分離可能に設けられていることを除けば上記図1の例とほ ぼ同様の構成であり、特に必要としない限り同一の作用をするものについては同 一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0020】 箸置き付き食器11は、食器本体2に箸置き13を分離可能に装着するように している。食器本体2の底2bの上面近傍に挿通受け部12を設け、この挿通受 け部12に箸置き13を装着することにより箸置き付き食器11を組み立てる。 挿通受け部12は食器本体2の縁2aに設けた貫通孔で形成している。
【0021】 箸置き13は、連続した棒材で形成し、箸を載せる載置部14と、載置部14 に置いた箸が外れるのを防ぐ突部15と、食器本体2に箸置き13を装着するた めの挿入部16を備えている。
【0022】 係止部である挿入部16は、載置部14の突部15が設けられた端部と反対側 の端部から載置面と段違いに延びて形成されている。挿入部16を載置部14と 段違いに形成することにより、挿入部16を挿通受け部12に挿入したとき段違 い部で止められ、載置部が確実に確保できる。 なお、箸置き付き食器11は、連続した1本の棒材で箸置き13を形成した例 で示したが、これに限らない。例えば、挿入部を一対の棒状または突起で構成し 、載置部を板状又は棒状で単一に形成する等のように複数部材を組み合わせて、 見栄えを向上させたり使いよくするように構成してもよい。箸置き付き食器11 では、嵌挿受け部を貫通孔で形成したが単なる凹部であってもよい。
【0023】 図4は、箸置き付き食器の他の例を示す図である。この図4に示す箸置き17 は、フレーム構造にすると共に、食器本体2の縁2aに引っ掛けて使用できるよ うに引っ掛け部18を設けている。この箸置き付き食器の箸置き17において、 図1ないし図3に示す箸置き付き食器の例と同じ機能の部分については、特に必 要としない限り同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0024】 箸置き17は、連続して棒材又は線材で載置部14,突部15をフレーム構造 に形成すると共に、係止部である引っ掛け部18を載置部14に対して直交する 方向に形成している。引っ掛け部18は、付勢力を付与することもできるように 棒材を折り曲げ、載置部14を挟んで突部15と反対側に形成している。
【0025】 そして、食器は、図4(b)に示すように、箸置き17を食器本体2の縁2a に引っ掛け部18を引っ掛けて装着することにより形成する。この図4のように 、箸置きを食器に引っ掛けるように食器を構成すると、箸置きは必要なときのみ 使用して不要なときはしまっておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や 片づけが容易である。
【0026】 図5は、装飾を施した箸置きを用いる食器の例を示す図である。この図に示す 箸置き23は、概略板材で食器本体と2aと分離可能に形成し、載置部24と、 載置部24から箸が外れるのを防ぐ突部25と、装飾部26と、食器本体2の縁 2aに取付けて使用できるように係止部として挟持部27を設けている。この挟 持部27には薄い面を挟めるように付勢力を付与している。
【0027】 このように食器の箸置きを着脱可能で、かつ箸置き23のように装飾部を設け て構成すると、食卓に潤いがもたれ、安らぎが感じられるようにもできる。また 、挟持部27で食器を挟持して箸置きを使用できるから、箸置きが外れにくくな り、安定して使用でき、必要なときのみ使用して不要なときはしまっておけばよ いから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。さらに、付勢力を 付与するように構成すると、一層箸置きが外れにくくでき、安定して使用できる 。
【0028】 なお、本考案において、上記の食器を含む食器本体及び箸置きの材質等も限定 されないことは勿論で、陶器、磁器、金属、プラスチック等を単独又は複数部材 を組み合わせたものでもよい。また、食器本体の形状や箸置きの形状及び個数等 は限定されず、食器本体の形状としては、多角状、円形状、楕円形状、不規則形 状等でもよいし、食器本体に装着する箸置きの個数は1個でも複数個設けてもよ い。さらに、食器本体の縁が直立した例を示しているが、縁は傾斜していてもよ いし、美観を生じさせるように不規則な形状に形成されたものでもよい。さらに 、箸置きを食器本体に固着する場合、一体成形により設けても接着、溶接等によ り一体にしたものでもよい。さらに、箸置きの構成も、同一材料、類似構造に構 成しなくてもよく、例えば、陶磁器にプラスチックを接着する等してもよく適宜 に構成すればよい。
【0029】 以上説明したように本考案によれば、箸が料理の中に転がり込むのをなくすこ とができるとともに、食器の近くに共通の箸を置いておけるから取り分けるのに 自分の箸を使わなくてよくなる。また、箸置きを食器本体と分離可能な構成とす れば、同一の箸置きを使うこともその逆に料理により箸置きを変えることもでき ると共に、食器のみの洗浄もできるので片づけが従来と同様にできる。さらに子 供の注意を引くような箸置きに箸を置いておくことにより、子供が興味を持って 箸を使うようにできると共に、箸置きを見栄えよくすることができる。
【0030】 なお、上記説明において、箸置きの突部は装着時に上方へ大きく突出するよう に形成しているが、要は、箸が箸置きから外れなければよい。箸置きは、係止部 を有する例で説明しているが箸置きにおいては、食器に装着しないでも使用でき るように、挟持部の下面を載置部の下面と同一レベルにするとか載置部を重くす る等の構成にしてもよい。また、装飾部を突部に固着する例で説明したが、装飾 をかねて突部、載置部、係止部を構成してもよい。
【0031】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、箸を外部の箸置きに置いておけるので、箸が料理の 中に転がり込むのをなくすことができるとともに、食器の近くに共通の箸を置い ておけるから取り分けるのに自分の箸を使わなくてよくなる。また、子供の注意 を引くような箸置きに箸を置いておくことにより、子供が興味を持って箸を使う ようにできると共に、箸置きを見栄えよくすることができる。
【0032】 請求項2の考案によれば、箸置きは必要なときのみ使用して不要なときはしま っておけばよいから、使用しないときの食器の洗浄や片づけが容易である。 請求項3の考案によれば、箸置きの装飾により子供の注意を引くようにするこ とができると共に、食器を見栄えよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の箸置き付き食器の1実施例の斜視図と
その断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の箸置き付き食器の斜視
図、その要部の分解斜視図及び要部断面図である。
【図3】本考案のさらに他の実施例の箸置き付き食器の
分解斜視図とその要部断面図である。
【図4】本考案の箸置きの1実施例の斜視図とそれを食
器に装着した状態を示す要部断面図である。
【図5】本考案の箸置きの他の例の斜視図とそれを食器
に装着した状態を示す要部断面図である。
【図6】本考案の箸置きの他の例の斜視図とそれを食器
に装着した状態を示す要部断面図である。
【図7】本考案の箸置きの他の例の斜視図とそれを食器
に装着した状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1、7,11 箸置き付き食器 2 食器本体 2a 縁 3、8,13,17,19,21,23 箸置き 4,14,24 載置部 5,15,25 突部 9、12 受け部 10、16 挿入部(係止部) 18 引っ掛け部(係止部) 20,22,27 挟持部(係止部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月25日(2003.3.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 箸置き付き食器
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の箸置き付き食器の1実施例の斜視図と
その断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の箸置き付き食器の斜視
図、その要部の分解斜視図及び要部断面図である。
【図3】本考案のさらに他の実施例の箸置き付き食器の
分解斜視図とその要部断面図である。
【図4】本考案のさらに他の実施例の箸置き付き食器の
その箸置きの斜視図とその要部 断面図とである。
【図5】本考案のさらに他の実施例の箸置き付き食器の
その箸置きの斜視図とその要部断面図とである。
【符号の説明】 1、7,11 箸置き付き食器 2 食器本体 2a 縁 3、8,13,17,23 箸置き 4,14,24 載置部 5,15,25 突部 9、12 受け部 10、16 挿入部(係止部) 18 引っ掛け部(係止部) 27 挟持部(係止部)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理品を盛る食器であって、箸を載せる
    載置部と箸が外れるのを防ぐ突部とを備えた箸置きを食
    器本体の外縁部より外方に突出させて食器本体と一体に
    設けたことを特徴とする箸置き付き食器。
  2. 【請求項2】 前記箸置きに挿入部を設け、前記食器本
    体に該挿入部を受け容れる受け部を設け、前記箸置きと
    前記食器本体とを分離可能にしたことを特徴とする箸置
    き付き食器。
  3. 【請求項3】 箸を置く載置部と箸が外れるのを防ぐ突
    部とを備えたことを特徴とする箸置き。
  4. 【請求項4】 箸を置く載置部と箸が外れるのを防ぐ突
    部とを備えた箸置きであって、前記食器本体の周部又は
    縁部に挟着させるように付勢力を付与するようにしたこ
    とを特徴とする箸置き。
  5. 【請求項5】 箸を置く載置部を有する箸置きであっ
    て、該箸置きに装飾を施したことを特徴とする箸置き。
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