JP3056180B2 - 食器保持具 - Google Patents

食器保持具

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JP3056180B2
JP3056180B2 JP10337712A JP33771298A JP3056180B2 JP 3056180 B2 JP3056180 B2 JP 3056180B2 JP 10337712 A JP10337712 A JP 10337712A JP 33771298 A JP33771298 A JP 33771298A JP 3056180 B2 JP3056180 B2 JP 3056180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コップや皿等の食
器を保持するための食器保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】立食パーティや野外でのバーベキュー等
の際には、飲み物を入れたコップと食事用の皿を持つ
と、食事ができなくなるため、必ず、片方をテーブル等
に置かなければならず、不便であった。
【0003】このような不便の解消のために、従来、一
体成形によって形成され、コップ載置部と皿とを一体化
したトレーが考案されていた。
【0004】また、特開平9−95326号公報には、
底部とこの底部から連設された側壁部とを有するトレー
形容器であって、底部の上方に上面部を有し、この上面
部にコップ保持部を設けたトレー形容器が示されてい
る。また、このトレー形容器では、片手で支持できるよ
うに、底部に、親指を入れる孔部が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コップ載置部と皿とを
一体化したトレーでは、料理の種類が変わったときに、
皿を取り替えることができず、不便であった。そのた
め、この保持具は、皿を何枚も使って色々なものを食事
するような立食パーティ等の用途にはあまり適していな
い。また、このトレーでは、コップは単に載置部に載せ
られるだけなので、コップが不安定であるという問題点
があった。更に、このトレーでは、トレーの縁を手で持
つ必要があり、長時間のパーティ等では、手が疲れる等
の問題点があった。また、このトレーでは、多くのトレ
ーを収納するときには、積み重ねるしかなく、収納の自
由度が小さいという問題点があった。
【0006】また、特開平9−95326号公報に示さ
れたトレー形容器では、紙材等を用いて組み立てる必要
があるため、製造するのに手間がかかるという問題点が
あった。また、このトレー形容器では、形状が立体的で
あるため、多くのトレー形容器を収納するときにかさば
るという問題点があった。また、このトレー形容器で
は、容器にそのまま料理を盛りつけるために、衛生上の
面からも、一度料理を入れた後は、容器を捨てなければ
ならず、経済的ではなかった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、製造が容易で、食器を安定に
保持できると共に保持する食器の交換が容易で、且つ手
で支持するのが容易な食器保持具を提供することにあ
る。
【0008】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加え、収納の容易な食器保持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の食器保持
具は、食器を保持するための少なくとも1つの食器保持
用孔と、指を挿通して支持するために用いられる支持用
孔とを有する保持具本体と、保持具本体に接続され、手
を挿通するための環状部材とを備えたものである。
【0010】この食器保持具では、支持用孔に指、特に
親指を通すことによって、保持具本体が支持される。ま
た、この食器保持具では、更に、環状部材に手を挿通す
ることによって、保持具本体の支持が安定する。食器
は、食器保持用孔によって保持される。
【0011】この食器保持具では、更に、保持具本体に
設けられ、指を引っ掛けて保持具本体の支持を補助する
ために用いられる支持補助用突起部を備えていてもよ
い。
【0012】請求項3記載の食器保持具は、食器を保持
するための少なくとも1つの食器保持用孔と、指を挿通
して支持するために用いられる支持用孔とを有する保持
具本体と、支持用孔に挿通される指に嵌められ、保持具
本体の支持を補助するための支持補助具とを備えたもの
である。
【0013】この食器保持具では、支持用孔に指、特に
親指を通すことによって、保持具本体が支持される。ま
た、この食器保持具では、更に、支持用孔に挿通された
指に支持補助具を嵌めることによって、保持具本体の支
持が安定する。食器は、食器保持用孔によって保持され
る。
【0014】この食器保持具では、更に、保持具本体に
設けられ、指を引っ掛けて保持具本体の支持を補助する
ために用いられる支持補助用突起部を備えていてもよ
い。
【0015】請求項5記載の食器保持具は、食器を保持
するための少なくとも1つの食器保持用孔と、指を挿通
して支持するために用いられる支持用孔とを有する保持
具本体と、保持具本体における食器保持用孔の近傍に設
けられ、食器保持用孔に挿入された食器を下側から支え
るための、折り畳み可能な食器支持部とを備えたもので
ある。
【0016】この食器保持具では、支持用孔に指、特に
親指を通すことによって、保持具本体が支持される。食
器は、食器保持用孔によって保持されるか、食器保持用
孔に挿入されて食器支持部によって下側から支えられて
保持される。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る食
器保持具の平面図、図2は図1に示した食器保持具の側
面図、図3は図1に示した食器保持具の斜視図である。
これらの図に示したように、本実施の形態に係る食器保
持具1は、角が丸められた矩形の板状に形成された保持
具本体10を備えている。この保持具本体10には、コ
ップ等を保持するための円形の孔11と、皿等を保持す
るための円形の孔12と、指、特に親指を挿通して保持
具本体10を支持するために用いられる支持用孔13と
が形成されている。孔11,12は、本発明における食
器保持用孔に対応する。
【0022】以下の説明において、各構成要素の位置関
係は、図1に示した配置を基準にする。孔11は、保持
具本体10内において、左上の領域に配置されている。
孔12は、保持具本体10内において、ほぼ右半分の領
域に配置されている。支持用孔13は、保持具本体10
内において、左下の領域に配置されている。
【0023】支持用孔13の形状は、保持具本体10の
外周側より中心側に向けて幅が小さくなるようなティア
ドロップ(涙滴)形状をなしている。支持用孔13をこ
のような形状とすることにより、親指の大きさに関わら
ず、親指の根元までしっかりと支持用孔13に挿入で
き、且つ親指の根元を支持用孔13の縁に密着させて、
保持具本体10を安定して支持することが可能となる。
【0024】また、支持用孔13の長手方向は、保持具
本体10の外形における長辺に対して、所定の角度に傾
けられている。この所定の角度は、30°〜60°が好
ましく、ここでは、45°としている。支持用孔13を
このような配置とすることにより、肘を体に付けた状態
で、保持具本体10を支持することが可能となり、保持
具本体10を安定して支持することが可能となる。
【0025】保持具本体10には、更に、上側の端部の
近傍の位置と、下側の端部の近傍の位置に、それぞれ2
つずつ、横長の孔14が形成されている。これらの孔1
4は、それぞれ、狭い通路を介して保持具本体10の端
部に向けて開口している。これらの孔14には、例えば
スプーンやフォークの把持部を挿入できるようになって
いる。また、隣接する2つの孔14を利用して、小さな
ごみ袋を引っ掛けて保持することも可能である。
【0026】保持具本体10には、更に、右側の端部
に、くさび状の切り込み部15が形成されている。この
切り込み部15は、例えばナプキンを挟み込んで保持す
ることができるようになっている。
【0027】保持具本体10には、更に、左側の端部近
傍の位置に、円形の4つの孔16が縦方向に一列に並べ
られて配置されている。これらの孔16には、例えば、
可撓性を有する長いストローが挿通されるようになって
いる。
【0028】保持具本体10には、更に、上側の端部近
傍で且つ左右の中央の位置に、ラベルを貼るための領域
17が設けられている。また、保持具本体10には、更
に、左下の端部近傍の位置に、例えば円柱状の磁石18
が埋め込まれている。
【0029】保持具本体10の底部には、支持用孔13
の中心側の端部の近傍の位置に、保持具本体10の底面
に対して垂直な円柱形状の支持補助用突起部19が設け
られている。この支持補助用突起部19は、指、特に人
指し指を引っ掛けて保持具本体10の支持を補助するた
めに用いられるようになっている。支持補助用突起部1
9は、保持具本体10との連結部分において折り曲げる
ことができるように保持具本体10に連結することによ
って、図2に示したように保持具本体10の底面に対し
て垂直な状態から下端部が右側に回動して、保持具本体
10の底面に対して水平な状態となるように、折り畳み
可能にしてもよい。また、支持補助用突起部19は、ね
じ等によって、保持具本体10に連結させるようにして
もよい。この場合、保持具本体10の両面に、支持補助
用突起部19の連結用のねじ穴を設ければ、保持具本体
10を裏返して反対側から支持補助用突起部19を連結
して、左利き用としても使用することが可能となる。
【0030】保持具本体10の底部には、孔11の近傍
の位置に、孔11に挿入されたコップ等を下側から支え
るための食器支持部20が設けられている。この食器支
持部20は、コの字状に折り曲げられた2つの棒状部材
20a,20bを含んでいる。これらの棒状部材20
a,20bの両端部は、保持具本体10の底部に対して
回動可能に取り付けられている。これにより、棒状部材
20a,20bは、折り畳み可能になっている。棒状部
材20a,20bを折り畳んだ状態では、図2に示した
ように、棒状部材20a,20bは、保持具本体10の
底部に密着している。
【0031】保持具本体10には、更に、左下の端部近
傍の位置に、手を挿通するための環状部材21が接続さ
れている。なお、図2では、環状部材21を省略してい
る。
【0032】保持具本体10の上面におけるいくつかあ
るいは全ての孔の周辺には、各孔に装着するのに適した
大きさの食器を選択する際に役立つように、各孔の大き
さを表示しておくようにしてもよい。また、保持具本体
10の上面におけるいくつかあるいは全ての孔の周辺に
は、例えば「スパッゲッティー2人分」のように、孔を
計量にも使えるようにするための表記を表示しておくよ
うにしてもよい。
【0033】保持具本体10の材質としては、アルミニ
ウム、ステンレス鋼、プラスチック、紙等、種々のもの
を使用することが可能である。保持具本体10の材質
は、保持する物に対する強度や、再利用の頻度や、コス
ト等を考慮して、適切なものを選択するのが好ましい。
【0034】次に、図4および図5を参照して、本実施
の形態に係る食器保持具1の作用について説明する。
【0035】図4は、食器保持具1を手で持っている状
態を示す側面図である。この図に示したように、食器保
持具1(保持部本体10)を手で持つ場合には、孔13
に対して、下側より、例えば左手31の親指32を挿入
する。そして、孔13より上方に突出した親指32によ
って、保持具本体10の上面を押さえることにより、食
器保持具1(保持部本体10)を手で持つことができ
る。更に、図4に示したように、左手31の例えば人指
し指33を支持補助用突起部19に引っ掛けることによ
り、保持具本体10の支持が安定する。また、左手31
を環状部材21に挿入し、環状部材21が左手31の手
首の周辺にくるようにすれば、孔13を中心にして保持
具本体10の右側が下方に傾くのを、環状部材21が手
首に引っ掛かることによって防止することができ、保持
具本体10の支持がより安定する。
【0036】図5は、食器保持具1に食器を装着した状
態の一例を示す側面図である。この例では、孔11にコ
ップ41を装着し、孔12に紙皿等の皿42を装着し、
孔14にフォーク43を装着し、切り込み部15にナプ
キン44を挟み込んでいる。
【0037】ここで、孔11に装着するコップ41とし
て、その外径の最大値が、孔11の内径よりも大きいも
のを使用した場合には、コップ41が孔11を通り抜け
ることがなく、孔11のみで、コップ41を保持するこ
とができる。外径の最大値が孔11の内径以下のコップ
41や、外径が孔11の内径以下の缶ジュース、缶ビー
ル等の円柱状の缶を保持したいときには、図5に示した
ように、食器支持部20の棒状部材20a,20bを、
下側に向けて広げる。これにより、孔11に挿入された
コップ41または缶は、棒状部材20a,20bによっ
て下側から支えられ、孔11および棒状部材20a,2
0bによって保持される。
【0038】また、孔12に装着する皿42としては、
その外径の最大値が、孔12の内径よりも大きいものを
使用する。
【0039】また、孔14に装着するフォーク43は、
把持部43aが下側になるように、孔14に挿入する。
なお、孔14の大きさは、使用されるフォーク43の把
持部43aを通すが、先端部43bは通さない大きさに
設定される。孔14にスプーンを装着する場合も、フォ
ーク43の場合と同様である。
【0040】切り込み部15には、例えば、ナプキンを
挟み込ませて、保持させることができる。
【0041】4つの孔16には、例えば、可撓性を有す
る長いストローを、縫うように挿通させることができ
る。この場合、ストローの両端部が保持具本体10の上
側にくるようにし、一端部をコップ41の中に挿入す
る。
【0042】また、ラベルを貼るための領域17には、
ラベルを貼ることができる。このラベルに記入するもの
としては、「National Convention ’98」のように集ま
りの名称や、各自の名前等が考えられる。ラベルに各自
の名前を記入した場合には、パーティにおいて、食器保
持具1をテーブルの上に置いたときに、自分の食器保持
具1がどれか分からなくなることを防止することができ
る。また、自己紹介にも役立つ。ラベルは、食器保持具
1を使用者に渡す前に予め領域17に貼っておいてもよ
いし、食器保持具1と共に使用者に渡すようにしてもよ
い。
【0043】また、磁石18は、例えば、ステンレス鋼
製のフォークやスプーン等を吸着させて保持するのに使
用することができる。また、磁石18に、磁性体からな
る小皿等を吸着させて、簡易的な灰皿やキャンドル立て
として使うこともできる。
【0044】以上説明したように、本実施の形態に係る
食器保持具1によれば、食器を保持するために用いられ
る孔11,12を有するので、食器の一部を孔11,1
2に落とし込んで食器を安定に保持することができる。
従って、例えば、立食パーティの人ごみの中で人と接触
しあったりして、食器保持具1が少々傾いたとしても、
飲食物がこぼれることを防止することができる。また、
飲食物がこぼれることによって衣類やフロアを汚すこと
も防止することができる。
【0045】また、本実施の形態に係る食器保持具1に
よれば、保持する食器の交換が容易になる。従って、複
数の種類の料理を食するときに、料理毎に食器を取り替
えることができ、複数の料理の味が混ざってしまうよう
なことを防止することができる。また、取り替える食器
は、既製品の紙皿等を利用できるため、食器保持具1を
繰り返し利用でき、経済的である。
【0046】また、本実施の形態に係る食器保持具1
は、食器を保持するため等に用いられる種々の孔を有す
る板状の保持具本体10を基本構成としている。この保
持具本体10は、板材に孔を開けて形成したり、始めか
ら孔が形成されるように成形によって形成することがで
きるので、食器保持具1の製造は容易である。なお、磁
石18や、支持補助用突起部19や、食器支持部20
や、環状部材21は、必ずしも必要なものではなく、こ
れらを設けないようにすれば、板材に孔を開けたり、始
めから孔が形成されるように成形することによって、食
器保持具1を製造することができるので、食器保持具1
の製造が極めて容易になる。また、本実施の形態に係る
食器保持具1は、孔の領域が多いので、原材料が少なく
て済み、製造コストが少なくて済む。
【0047】また、本実施の形態に係る食器保持具1
は、指、特に親指を挿通して保持具本体10を支持する
ために用いられる支持用孔13を有しているので、手で
支持するのが容易である。また、食器保持具1に装着可
能な全てのものを片手で保持することができるので、開
いている手を利用して、飲食を行ったり、食事の合間に
ナプキンで口を拭いたり、食べ物の補充や皿の交換を行
ったりすることを、楽にこなすことが可能となる。
【0048】更に、食器保持具1は、指、特に人指し指
を引っ掛けて保持具本体10の支持を補助するために用
いられる支持補助用突起部19を備えている。そのた
め、支持補助用突起部19に指、特に人指し指を引っ掛
けることによって、保持具本体10の支持を安定させる
ことができる。
【0049】更に、食器保持具1は、手を挿通するため
の環状部材21を備えている。そのため、環状部材21
に手を挿通することによって、保持具本体10の支持を
安定させることができると共に、保持具本体10の支持
が楽になる。
【0050】また、本実施の形態に係る食器保持具1
は、保持具本体10に形成された種々の孔をフックに掛
けて、食器保持具1を収納することも可能である。この
場合、食器保持具1は、孔の領域が多く、軽くすること
ができるので、高所に掛けることも容易である。このよ
うに、本実施の形態に係る食器保持具1によれば、収納
の自由度が増す。
【0051】また、支持補助用突起部19を設けないよ
うにしたり、支持補助用突起部19を折り畳み可能にす
れば、食器保持具1は、全体形状がほぼ板状になるの
で、積み重ねて収納してもかさばらず、収納が容易にな
る。また、この場合には、携帯性にも優れる。
【0052】また、本実施の形態に係る食器保持具1
は、裏返して左利き用としても使用することが可能であ
る。
【0053】また、保持具本体10の形状や材質、孔の
形状や大きさや数や配置、および磁石18、支持補助用
突起部19、食器支持部20、環状部材21を設けるか
否か等の設計は、任意にカスタマイズすることができ
る。従って、例えば、パーティ毎や、ファーストフード
の店舗毎に、食器の大きさや料理の種類等に応じて、上
記設計を変更することが可能となる。
【0054】また、本実施の形態に係る食器保持具1に
よれば、保持具本体10に形成された各孔の大きさを表
示しておくことにより、間違って、各孔に適合しない食
器を購入してしまうことを防止することができる。
【0055】また、本実施の形態に係る食器保持具1に
よれば、孔を計量にも使えるようにするための表記を表
示しておくことにより、孔を計量にも使うことが可能に
なる。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態に係る食
器保持具について説明する。図6は、本実施の形態に係
る食器保持具の使用状態を示す斜視図である。本実施の
形態に係る食器保持具51の基本的な構成は、第1の実
施の形態に係る食器保持具1と同様である。
【0057】本実施の形態に係る食器保持具51では、
保持具本体10の表面に、絵柄や図柄が施されている。
これらの絵柄や図柄は、保持具本体10に形成された孔
をモチーフにしたデザインになっている。例えば、図6
に示した例では、保持具本体10の表面に、そりに乗っ
たサンタクロースの絵柄が施されて、孔12を、そりに
積んだプレゼントの袋に見立てている。
【0058】本実施の形態に係る食器保持具51は、更
に、支持用孔13に挿通される親指32に嵌められ、保
持具本体10の支持を補助するための支持補助具52を
備えている。この支持補助具52は、指人形のような形
態を有し、樹脂等の柔軟性を有する材料によって形成さ
れている。支持補助具52は、親指32と保持具本体1
0との間に介在し、滑り止めや、スペーサとしての機能
を発揮するようになっている。これにより、保持具本体
10の支持を安定させることができると共に、保持具本
体10の支持が楽になる。これは、特に、手の小さい人
や力の弱い人が食器保持具51を使用する場合に有効で
ある。
【0059】また、支持補助具52は、保持具本体10
の表面に施された絵柄や図柄に合ったデザインとするの
が好ましい。図6に示した例では、支持補助具52は、
そりを引くトナカイのデザインとなっている。このよう
に、本実施の形態に係る食器保持具51は、娯楽性を兼
ね備えたものとすることができる。
【0060】本実施の形態におけるその他の構成、作用
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0061】次に、本発明の第3の実施の形態に係る食
器保持具について説明する。図7は、本実施の形態に係
る食器保持具の平面図である。本実施の形態に係る食器
保持具61は、角が丸められた矩形の板状に形成された
保持具本体62を備えている。この保持具本体62に
は、コップ等を保持するための円形の孔11と、指、特
に親指を挿通して保持具本体62を支持するために用い
られる支持用孔13とが形成されている。
【0062】食器保持具61は、更に、任意の物を載せ
るための平坦な載置部63と、写真等を貼るための領域
64とを有している。図7に示した例では、載置部63
に、メモパッド65を載置している。
【0063】このように、本実施の形態に係る食器保持
具61では、任意の物を載せるための平坦な載置部63
を設けたので、例えば、テーブルがなく、椅子しか使え
ない場所での会議のときに、図7に示したようにメモパ
ッド65を載置部63に載置することで、メモをとるの
が容易になる。また、載置部63は、例えば、公園等に
おいて、手のかかる乳幼児に離乳食を与える際に、安定
した小さなテーブルとして使用することもできる。
【0064】なお、本実施の形態に係る食器保持具61
では、第1の実施の形態に係る食器保持具1に設けられ
ている孔12,14、切り込み部15、ラベルを貼るた
めの領域17を設けていないが、保持具本体61を大き
くして、適宜これらを設けてもよい。
【0065】本実施の形態におけるその他の構成、作用
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0066】次に、本発明の第4の実施の形態に係る食
器保持具について説明する。図8は、本実施の形態に係
る食器保持具の平面図である。本実施の形態に係る食器
保持具71は、第1の実施の形態に係る食器保持具1に
おける孔12の代わりに、食品を保持するための凹部7
2を設けたものである。この凹部72は、直接、皿とし
て使用することができる他、交換可能な紙皿等の皿の載
置部としても使用することができる。
【0067】本実施の形態におけるその他の構成、作用
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0068】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず、種々の変更が可能である。例えば、食器保持具
には、食器を保持するための孔の他に、灰皿等、他の物
を保持するための孔を設けてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載の食器保持具によれば、食器を保持するための少なく
とも1つの食器保持用孔と、指を挿通して支持するため
に用いられる支持用孔とを有する保持具本体と、保持具
本体に接続され、手を挿通するための環状部材とを備え
たので、製造が容易で、食器を安定に保持できると共に
保持する食器の交換が容易で、且つ手で支持するのが容
易であるという効果を奏すると共に、環状部材に手を挿
通することにより、保持具本体の支持を安定させること
ができるという効果を奏する。
【0070】また、請求項2記載の食器保持具によれ
ば、更に、保持具本体に設けられ、指を引っ掛けて保持
具本体の支持を補助するために用いられる支持補助用突
起部を備えたので、支持補助用突起部に指を引っ掛ける
ことにより、保持具本体の支持を安定させることができ
るという効果を奏する。
【0071】請求項3または4記載の食器保持具によれ
ば、食器を保持するための少なくとも1つの食器保持用
孔と、指を挿通して支持するために用いられる支持用孔
とを有する保持具本体と、支持用孔に挿通される指に嵌
められ、保持具本体の支持を補助するための支持補助具
とを備えたので、製造が容易で、食器を安定に保持でき
ると共に保持する食器の交換が容易で、且つ手で支持す
るのが容易であるという効果を奏すると共に、支持補助
具によって、保持具本体の支持を安定させることができ
るという効果を奏する。
【0072】また、請求項4記載の食器保持具によれ
ば、更に、保持具本体に設けられ、指を引っ掛けて保持
具本体の支持を補助するために用いられる支持補助用突
起部を備えたので、支持補助用突起部に指を引っ掛ける
ことにより、保持具本体の支持を安定させることができ
るという効果を奏する。
【0073】請求項5記載の食器保持具によれば、食器
を保持するための少なくとも1つの食器保持用孔と、指
を挿通して支持するために用いられる支持用孔とを有す
る保持具本体と、保持具本体における食器保持用孔の近
傍に設けられ、食器保持用孔に挿入された食器を下側か
ら支えるための、折り畳み可能な食器支持部とを備えた
ので、製造が容易で、食器を安定に保持できると共に保
持する食器の交換が容易で、且つ手で支持するのが容易
であるという効果を奏すると共に、食器支持部によっ
て、食器保持用孔に挿入された食器を下側から支えるこ
とができ、食器の保持を安定させることができるという
効果を奏する。更に、食器支持部を、折り畳み可能とし
たので、食器保持具の収納が容易になるという効果を奏
する。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る食器保持具の
平面図である。
【図2】図1に示した食器保持具の側面図である。
【図3】図1に示した食器保持具の斜視図である。
【図4】図1に示した食器保持具を手で持っている状態
を示す側面図である。
【図5】図1に示した食器保持具に食器を装着した状態
の一例を示す側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る食器保持具の
使用状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る食器保持具の
平面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る食器保持具の
平面図である。
【符号の説明】
1…食器保持具、10…保持具本体、11,12,1
4,16…孔、13…支持用孔、15…切り込み部、1
8…磁石、19…支持補助用突起部、20…食器支持
部、21…環状部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 599169265 411 Hobron Lane, Un it 1202, Honolulu, H awaii 96815, U.S.A. (72)発明者 堀米 秀嘉 神奈川県厚木市妻田東1−6−48 ウッ ドパーク本厚木709 (56)参考文献 特開 平9−220153(JP,A) 特開 平7−327805(JP,A) 実開 平6−79371(JP,U) 登録実用新案3032292(JP,U) 登録実用新案3027284(JP,U) 登録実用新案3005650(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 23/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を保持するための少なくとも1つの
    食器保持用孔と、指を挿通して支持するために用いられ
    る支持用孔とを有する保持具本体と、 前記保持具本体に接続され、手を挿通するための環状部
    材とを備えた ことを特徴とする食器保持具。
  2. 【請求項2】 更に、前記保持具本体に設けられ、指を
    引っ掛けて前記保持具本体の支持を補助するために用い
    られる支持補助用突起部を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の食器保持具。
  3. 【請求項3】 食器を保持するための少なくとも1つの
    食器保持用孔と、指を挿通して支持するために用いられ
    る支持用孔とを有する保持具本体と、 前記支持用孔に挿通される指に嵌められ、保持具本体の
    支持を補助するための支持補助具とを備えたことを特徴
    とする食器保持具。
  4. 【請求項4】 更に、前記保持具本体に設けられ、指を
    引っ掛けて前記保持具本体の支持を補助するために用い
    られる支持補助用突起部を備えたことを特徴とする請求
    項3記載の食器保持具。
  5. 【請求項5】 食器を保持するための少なくとも1つの
    食器保持用孔と、指を挿通して支持するために用いられ
    る支持用孔とを有する保持具本体と、 前記保持具本体における前記食器保持用孔の近傍に設け
    られ、前記食器保持用孔に挿入された食器を下側から支
    えるための、折り畳み可能な食器支持部とを備えたこと
    を特徴とする食器保持具。
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