JP3095271U - 二足歩行ロボット玩具 - Google Patents

二足歩行ロボット玩具

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JP3095271U JP2003000795U JP2003000795U JP3095271U JP 3095271 U JP3095271 U JP 3095271U JP 2003000795 U JP2003000795 U JP 2003000795U JP 2003000795 U JP2003000795 U JP 2003000795U JP 3095271 U JP3095271 U JP 3095271U
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則夫 大槻
次雄 辻
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フオアーランド電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 胴体10に、歩行駆動用モータ30と、
ギヤボックス31と、左右の歩行脚40,41と、歩行
脚の各下端の地面に接する部位に形成したコ字状の足5
0,51とを備え、左右方向制御用モータ60,60’
を胴体下部の横方向中心位置から左右対称に設け、各左
右方向制御用モータ60,60’の回転軸61,61’
を左右対称にそれぞれ地面に対して45〜90度の角度
θで突出するように取り付ける。 【効果】 左右方向制御用モータを左右対称に二基を配
置したことにより、その回転軸61,61’の先端が同
時に地面に接することになり、胴体に対する回転力が倍
加するので一つあたりのモーターの回転力が小さくて済
む。回転軸61,61’と地面との接触角度θが垂直
(90度)から45度へと小さいほど地面に伝える回転
力が大きくなり、胴体に対してより大きな回転力を与え

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、モータの回転電動の仕組みを子供達に楽しく学ばせるための教材用 ロボット玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、正逆回転可能なモータを内蔵し、その回転方向を制御することにより歩 行や方向転換を行わせるロボット玩具がある。しかし、直進移動で前進/後退を 切り替える単純な動作切替だけでなく、移動方向を右向き又は左向きに制御可能 とするには構造が複雑になり、子供達に内部構造を観察させ動作原理を理解させ ることが難しく、また金額的にも高価になるので、教材用のロボット玩具には適 さないものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で「 前進/後退」及び「右向き/左向き」に移動方向を制御することができ、子供達 に内部構造を観察させ動作原理を理解させることができる教材用のロボット玩具 を安価に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1記載の二足歩行ロボット玩具は 、ロボットの外観を模した胴体に、歩行駆動用モータと、該歩行駆動用モータの 回転を減速するギヤボックスと、該ギヤボックスからそれぞれクランクアームを 介して駆動される左右の歩行脚と、該左右の歩行脚の各下端の地面に接する部位 に形成したコ字状の足とを備え、歩行時に左右の足が胴体下方で交互に地面を踏 んで該胴体を上下動させつつ歩行するロボット玩具であって、 胴体下部に左右方向制御用モータをその回転軸を地面方向に突出させかつ歩行時 に胴体が上下動して最も下がったときに該回転軸の先端が地面に接するように設 けた手段を講じたものである。
【0008】 請求項2記載の二足歩行ロボット玩具は、請求項1記載の二足歩行ロボット玩 具において、前記左右方向制御用モータは、その回転軸を胴体下部の横方向中心 位置から地面に対して垂直に突出するように設ける手段を講じたものである。
【0009】 請求項3記載の二足歩行ロボット玩具は、請求項1記載の二足歩行ロボット玩 具において、前記左右方向制御用モータは、胴体下部の横方向中心位置から左右 対称に二箇所に設け、かつ、該二つの左右方向制御用モータの各回転軸は胴体下 部の横方向中心位置から左右対称にそれぞれ地面に対して45〜90度の角度で 突出させ、かつ、該二つの左右方向制御用モータの回転方向を地面と垂直方向に 対して同一とする手段を講じたものである。
【0010】 請求項4記載の二足歩行ロボット玩具は、請求項1〜3のいずれかに記載の二 足歩行用ロボット玩具において、前記歩行駆動用モータは、正逆回転切替可能な 直流モータであって、電源極性を正負逆に切り替えて回転方向を切り替えること により、歩行方向を前進又は後退に切り替えるとともに、前記左右方向制御用モ ータは、正逆回転切替可能な直流モータであって、電源極性を正負逆に切り替え て回転方向を切り替えることにより、歩行方向を左又は右に切り替える手段を講 じたものである。
【0011】 請求項5記載の二足歩行ロボット玩具は、請求項1〜4のいずれかに記載の二 足歩行ロボット玩具において、前記左右方向制御用モータは、その回転軸の先端 にゴム等の摩擦係数の大きいキャップを被せる手段を講じたものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、代表的な実施例に基づいて図を用いて説明する。図2 は本考案の一実施例である二足歩行ロボット玩具の外観を示す斜視図である。図 2に示すように、このロボット玩具は、内部にモータ・ギヤボックス等を組み込 んだ胴体10と、左右の腕20、21と、左右の歩行脚40,41と、模擬頭部 12とを備えており、図示しないが電池及び操作部は胴体後部より有線式により 接続されたコントローラーに組み込まれている。また、コントローラの操作によ り、「前進/後退/停止」及び「右向き/左向き/直進」に歩行を制御すること ができ、歩行動作時は、左右の歩行脚が交互に地面を踏み、歩行脚の動作ととも に左右の腕が上下動するように構成されている。さらに、胴体10の前面には着 脱可能な前面パネル11が取り付けられ、子供達がロボットの内部作動を観察で きるように、適宜取り外しできるように構成されている。
【0013】 図1は、図2に示した二足歩行ロボット玩具の胴体正面の前面パネルを取り外 し胴体内部をわかりやすく表わした構造説明図である(図中、ロボットの腕及び その駆動機構は本考案の要旨から外れるので省略した。)。図1に示すように、 胴体10の内部に歩行駆動用モータ30とギヤボックス31が取り付けられ、胴 体10の左右側面にはギヤボックス31からの減速回転シャフト32が突出し、 減速回転シャフト32の左右端部にそれぞれクランクアーム33,34を介して 左右の歩行脚40,41が胴体10の左右側面部に取り付けられている。左右の 歩行脚40,41の各下端部には地面に接する面がコ字状の足50,51が形成 されている。また、胴体下部には左右方向制御用モータ60をその回転軸61の 先端が歩行時に地面に接するように突出させて取り付けてある。
【0014】 図3は、本考案の二足歩行ロボット玩具を右横から見た側面図である(図中、 右歩行脚などの隠れた部分を破線で表わした)。図4は、左右の歩行脚と減速回 転シャフトの取付を示す構造説明図である。歩行駆動用モータの回転はギヤボッ クスにより減速され、左右のクランクアーム33,34を回転させる。各クラン クアームの歩行脚側のクランク軸35,36は各歩行脚に遊着してあるので、左 歩行脚40は減速回転シャフト32を中心軸にクランクアーム33を回転半径と して円運動を行い、左歩行脚40の下端部のコ字状の左足50も地面に平行状態 を維持しつつ同じ回転半径で円運動を行う。 一方、右歩行脚41も胴体の右側で減速回転シャフト32からクランクアーム 34を回転半径として同一方向に円運動を行うが、クランクアーム33とクラン クアーム34は、その取り付け方向を減速回転シャフト32を軸として180度 ずらして取り付けてあるので、左歩行脚40と右歩行脚41の円運動周期は18 0度の位相差を有するように駆動される。この二足歩行ロボット玩具を地面に置 くと、一方の足(左足50)が地面に接して円運動し、胴体10を前方に進める 。半回転後に他方の足(右足51)が接地して円運動し、同様に胴体10を前方 に進める。このように、両方の足が半回転毎に交互に地面を踏んで、胴体10を 前方に進め、あたかも二足歩行するように作動する。
【0015】 図5は、歩行時の右足及び左足の運動軌跡を示す説明図である。図5Aは、左 歩行脚40(図中実線で示す)と右歩行脚41(図中破線で示す)の円運動を示 す説明図であって、左歩行脚40がクランクアーム33によって時計方向に回転 駆動されると、左歩行脚40に遊着されたクランク軸35は減速回転シャフト3 2を中心軸にして図中矢印円の軌跡を描いて円運動する。右歩行脚41は、左歩 行脚40と180度の位相差でクランクアーム34によって時計方向に回転駆動 され、右歩行脚41に遊着されたクランク軸36は減速回転シャフト32を中心 軸にして円運動する。クランク軸35,36はそれぞれ各歩行脚に遊着されてい るので、各歩行脚全体が減速回転シャフト32を中心として転回するのではなく 、各歩行脚は横から見たとき同一姿勢を保つように構成されている。このとき、 各足50,51も地面に対して平行状態を保ちつつ円運動をする。 図5Bは、二足歩行ロボット玩具が空中にあると仮定したときの、左歩行脚4 0(図中実線で示す)と右歩行脚41(図中破線で示す)の位置関係と両足の円 運動軌跡を示しており、左歩行脚40がクランクアーム32によって時計方向に 回転駆動されると、左足50は時計方向に円運動しその接地部(図中▼マークの 位置FL)の高さの軌跡は時間変化(横軸)に対して正弦波状の軌跡TLを描き 、左足の接地部(図中▽マークの位置FR)の高さの軌跡は半サイクル遅れて正 弦波状の軌跡TRを描く。
【0016】 次に二足歩行ロボット玩具を地面(又は床面、以下同じ)に置くと、地面から 見て胴体10は正弦波状の上下運動をしつつ前進又は後退する。左足50と右足 51は180度位相をずらせて円運動をするので、右足50と左足51が交互に 接地する毎に胴体10の上下運動は半サイクルごとに反転した波状の軌跡TCを 描きつつ進行することとなる。 図5Cは、このロボット玩具が地面を歩行するときの横から見た胴体10の減 速回転シャフト32の位置(高さ)の軌跡CMと、左右方向制御用モータの回転 軸の先端の位置(高さ)の軌跡TMを示す説明図である。左右方向制御モータ6 0は胴体10の下部の横方向中心位置にその回転軸70の先端を地面に垂直に突 出するように取り付けてあり、歩行時に胴体10が下がって最も地面に近づいた ときに、回転軸61の先端が地面に接するようになっている。よって、胴体10 が前進又は後退すると、左右方向制御モータ60の回転軸61の先端の軌跡も半 サイクルごとに反転した波状軌跡TMを描くことになる。
【0017】 この二足歩行ロボット玩具を歩行中に左右方向制御モータ60を回転させると 、回転軸61の先端が上下動して地面に接したとき、回転軸61は地面に回転力 を伝え、胴体10を回転軸61の回転方向に回転させるよう作用する。このよう に、胴体10を左又は右へ回転させる力が働くことによって、歩行方向を左向き 又は右向きに制御することができる。回転軸61の先端には摩擦係数の大きいゴ ム等のキャップ62が被せてあり、地面との接触抵抗を大きくし、胴体10の左 右方向制御をより確実にしている。また、左右方向制御モータ60を胴体下部の 横方向中心位置に設けたので、左向きにも、右向きにも、同一の力で方向制御で きる。
【0018】 図6Aは、左右方向制御用モータを胴体下部の二箇所に設けた、本考案の二足 歩行ロボット玩具の構造説明図である(図中、腕及びその駆動機構は省略)。こ の二足歩行ロボット玩具は、左右方向制御用モータ60,60’を胴体下部に左 右対称に設け、各左右方向制御用モータ60,60’の回転軸61,61’を左 右対称にそれぞれ地面に対して45〜90度の角度で突出するように取り付けた ものである。図6Bは、図6Aの左右方向制御用モータ60,60’の回転軸6 1,61’が地面に接するときの状態を表わした説明図である。左右方向制御用 モータを左右対称に二基を配置したことにより、その回転軸61,61’の先端 が同時に地面に接することになり、胴体に対する回転力が倍加するので一つあた りのモーターの回転力が小さくて済むという作用効果を奏する。さらに、回転軸 61,61’を地面に対して90〜45度の角度θをなすように突出させその先 端を地面に対して傾けて接触させることにより、回転軸61,61’と地面との 接触角度θが垂直(90度)から45度へと小さいほど地面に伝える回転力が大 きくなり、胴体に対してより大きな回転力を与えるという作用効果を奏する。た だし、回転軸61,61’と地面との接触角度θを小さくするためには、胴体下 部に左右方向制御用モータを大きく傾けて取り付けなければならず、胴体及びモ ータの大きさからの制限を受けるので、90〜45度の角度範囲とするのが好ま しい。また、図6Bに示すように、左右方向制御用モータ60,60’の回転方 向を地面と垂直方向に対して同一としたことにより、胴体10を右向き又は左向 きに転回させる力として加算される。また、凹凸のある荒れた地面であってもど ちらか一方の回転軸の先端が地面に接すれば、左右方向制御が一応可能となる。
【0019】 本実施例の二足歩行ロボット玩具は、ロボットの外観を模した胴体にモータ・ ギヤボックス・左右の腕・左右の歩行脚等を取り付けたロボット本体と、ロボッ ト本体を電気的に制御するコントローラからなるものである。 図7は、ロボット本体の各モータと、歩行動作の「前進/後退/停止」と進行 方向の「左向き/右向き/直進」を切り替えるコントローラの電気的接続を示す 回路図である。図7において、進行方向切替スイッチS1は歩行駆動用モータ3 0に印加する直流電圧の極性を正負反転してモータの回転方向を正逆に切り替え るものであり、左右方向切替スイッチS2は左右方向制御用モータ60,61に 印加する直流電圧の極性を正負反転してモータの回転方向を正逆に切り替えるも のである。進行方向切替スイッチS1は、「二回路二接点(中立オフ付)」の接 点形式のもので、これを切り替えることによりロボットの歩行を「前進←停止→ 後退」に切り替えることができる。また、左右方向切替スイッチS2は、「二回 路二接点(中立オフ付)」の接点形式のもので、これを切り替えることによりロ ボットの歩行を「右向き←直進→左向き」に切り替えることができる。 本実施例では、ロボット本体の歩行操作は有線式のコントラーラによるリモー トコントロール方式であるが、光信号・電波信号・超音波信号等を用いた無線制 御にしてもよい。
【0020】
【実施例】
上記実施の形態において説明した二足歩行ロボット玩具は、図2に示した外形 の、身長約20cm、横幅約12cm、体重約320g(コントローラ含まず) のものである。胴体は厚さ約4mmの木製の筐体であるが、プラスチック製又は 金属製であってもよい。 歩行駆動用モータは、シャフト径2mm・定格電圧3V・回転数5400RP M・トルク5g−cmの小型模型用直流モータを用いた。左右方向制御用モータ は、一基使用する場合は歩行駆動用モータと同じものを用いたが、2基使用する 場合は、これよりやや小型のものでもよい。また、コントローラの進行方向切替 スイッチは、「二回路二接点(中立オフ付)」の接点形式のスライドスイッチを 用いた。左右方向切替スイッチも、同じく「二回路二接点(中立オフ付)」の接 点形式のスライドスイッチを用いた。また、電池は、単二乾電池を2個直列にし て3ボルトで用いた。 左右方向制御用モータの回転軸の先端に被せるキャップは、内径約2mm・外 径約3mmの摩擦係数の大きいゴムチューブを用いたが、地面と接することによ り磨耗するので、磨耗しにくい硬質ゴムや樹脂のものが好ましい。 なお、本実施例の二足歩行ロボット玩具の各構成部品は、以上に述べたものに 限定されるものではなく、本考案の要旨を変えない範囲で適宜変更してもよい。
【0021】
【考案の効果】
本考案の二足歩行ロボット玩具は上記のように構成したことにより、以下に記 載する効果を奏する。 左右方向制御用モータの回転軸を胴体下部から地面方向に突出させ、歩行時に 回転軸の先端が地面に接したときにその回転を地面に伝え、胴体に対して左又は 右方向への回転力を与えることにより、左向き又は右向きに歩行方向を制御する ことができる。 また、左右方向制御用モータの回転軸を胴体下部の横方向中心位置から地面に 対して垂直に突出するように設けたことにより、右向きにも左向きにも同一の力 で方向制御できる。 また、二基の左右方向制御用モータの各回転軸を胴体下部の横方向中心位置か ら左右対称にそれぞれ地面に対して45〜90度の角度で突出させ、その回転方 向を地面と垂直方向に対して同一としたことにより、胴体を右向き又は左向きに 転回させる力として加算される。 また、歩行駆動用モータ及び左右方向制御モータとして直流モータを用い、そ の電源極性を正負逆に切り替えることにより、ロボット本体の歩行動作を「前進 /後退/停止」と進行方向を「左向き/右向き/直進」に切り替えることができ る。 また、左右方向制御用モータの回転軸の先端にゴムなどの摩擦係数の大きい材 質のキャップを被せたことにより、地面との接触抵抗を大きくし、胴体の左右方 向制御をより確実にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二足歩行ロボット玩具の構造説明図で
ある。
【図2】本考案の二足歩行ロボット玩具を右前方より見
た斜視図である。
【図3】本考案の二足歩行ロボット玩具の右側面図であ
る。
【図4】左右の歩行脚と減速回転シャフトの取付を示す
構造説明図である。
【図5】(A)は左右の歩行脚の位置関係を示す説明図
である。(B)は各歩行脚の位置と左右の足の運動軌跡
との相関を示す説明図である。(C)は左右方向制御用
モータの回転軸先端の運動軌跡を示す説明図である。
【図6】(A)は左右方向制御用モータを胴体下部に二
基設けた構造説明図である。(B)は左右方向制御用モ
ータの各回転軸と地面の角度を示す説明図である。
【図7】各モータとコントローラの電気回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
10・・胴体 11・・前面パネル 12・・模擬頭部 20・・左腕 21・・右腕 30・・歩行駆動用モータ 31・・ギヤボックス 32・・減速回転シャフト 33・・クランクアーム(左) 34・・クランクアーム(右) 35・・クランク軸(左歩行脚に遊着) 36・・クランク軸(右歩行脚に遊着) 40・・左歩行脚 41・・右歩行脚 50・・左足 51・・右足 60、60’・・左右方向制御用モータ 61、61’・・回転軸 62、62’・・ゴムキャップ FL・・左足の接地部の一点を示すマーク FR・・右足の接地部の一点を示すマーク TL・・左足FLの軌跡 TR・・右足FRの軌跡 TC・・歩行時の減速回転シャフトの位置の軌跡 TM・・歩行時の左右方向制御用モータの回転軸先端の
位置の軌跡 S1・・進行方向切替スイッチ S2・・左右方向切替スイッチ θ・・左右方向制御用モータの回転軸と地面のなす角度

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの外観を模した胴体に、歩行駆
    動用モータと、該歩行駆動用モータの回転を減速するギ
    ヤボックスと、該ギヤボックスからそれぞれクランクア
    ームを介して駆動される左右の歩行脚と、該左右の歩行
    脚の各下端の地面に接する部位に形成したコ字状の足と
    を備え、歩行時に左右の足が胴体下方で交互に地面を踏
    んで該胴体を上下動させつつ歩行するロボット玩具であ
    って、胴体下部に左右方向制御用モータをその回転軸を
    地面方向に突出させかつ歩行時に胴体が上下動して最も
    下がったときに該回転軸の先端が地面に接するように設
    けたことを特徴とする、二足歩行ロボット玩具。
  2. 【請求項2】 前記左右方向制御用モータは、その回転
    軸を胴体下部の横方向中心位置から地面に対して垂直に
    突出するように設けたことを特徴とする、請求項1に記
    載の二足歩行ロボット玩具。
  3. 【請求項3】 前記左右方向制御用モータは、胴体下部
    の横方向中心位置から左右対称に二箇所に設け、かつ、
    該二つの左右方向制御用モータの各回転軸は胴体下部の
    横方向中心位置から左右対称にそれぞれ地面に対して4
    5〜90度の角度で突出させ、かつ、該二つの左右方向
    制御用モータの回転方向は地面と垂直方向に対して同一
    であることを特徴とする、請求項1に記載の二足歩行ロ
    ボット玩具。
  4. 【請求項4】 前記歩行駆動用モータは、正逆回転切替
    可能な直流モータであって、電源極性を正負逆に切り替
    えて回転方向を切り替えることにより、歩行方向を前進
    又は後退に切り替えるとともに、前記左右方向制御用モ
    ータは、正逆回転切替可能な直流モータであって、電源
    極性を正負逆に切り替えて回転方向を切り替えることに
    より、歩行方向を左又は右に切り替えることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の二足歩行ロボット
    玩具。
  5. 【請求項5】 前記左右方向制御用モータは、その回転
    軸の先端にゴム等の摩擦係数の大きい材質のキャップを
    被せたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記
    載の二足歩行ロボット玩具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572470U (ja) * 1992-03-03 1993-10-05 共同印刷株式会社 再剥離を可能とした感圧接着型連続フォーム
JP2012088338A (ja) * 2012-01-27 2012-05-10 Rhythm Watch Co Ltd 伝動装置

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