JPH0572470U - 再剥離を可能とした感圧接着型連続フォーム - Google Patents

再剥離を可能とした感圧接着型連続フォーム

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JPH0572470U
JPH0572470U JP2000592U JP2000592U JPH0572470U JP H0572470 U JPH0572470 U JP H0572470U JP 2000592 U JP2000592 U JP 2000592U JP 2000592 U JP2000592 U JP 2000592U JP H0572470 U JPH0572470 U JP H0572470U
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continuous foam
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義雄 猪又
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Abstract

(57)【要約】 【目的】再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームの
自重ブロッキングの防止。 【構成】接着部M同士を対面させて加圧接着することに
よって、帳票類を形成し、必要に応じて所望箇所の再剥
離を可能とした感圧接着型連続フォームであって、連続
フォーム状態においては接着部M同士が対面せずに接着
されず、単位紙葉を切り離して折り曲げた時には接着部
M同士が対面して加圧接着されるように、接着部Mと非
接着部Nとを区画形成したもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、感圧接着剤層形成面同士を対面させ、加圧接着することによって、 葉書、再剥離性葉書、非定形通信文書、伝票その他の帳票類を形成し、必要に応 じて所望箇所の再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
通常の感圧接着型連続フォームは、自着性感圧接着剤を用いて用紙面に形成し た接着層同士が対面し、一定以上の加圧により接着するものであるが、連続フォ ームがジグザグ折りにたたまれて、接着層同士を対面させたまま積み重ねた状態 で長時間保存すると、自重により、一部または全面が接着(ブロッキング)した 状態になり、プリンター使用時に給紙不能や重送を引き起こしトラブルの原因と なる。 このような問題の対策として、接着剤にシリカ、カオリン、クレー、炭酸カル シウムなどの無機顔料、有機顔料、滑剤、離型剤などのブロッキング防止剤を添 加する方法が提案されているが、これらを添加すると接着力は低下し、接着性と ブロッキング防止性を同時に満足させることができないので、一度に積重ねる連 続フォームの折数が制限されたり、また例えば「3ケ月以内に御使用下さい」な どと使用期間を制限する指定をせざるを得なかった。 更には、再剥離性葉書を接着剤を使用した連続フォームで形成する場合に、接 着剤層を用紙全面に設けるので、一層保存や使用期間が制限されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、前記従来の問題点を解消し、連続フォームがジグザグに折りたたま れた状態で、接着部が互いに対面しないように配置されることにより、自重ブロ ッキングを生じないようにした再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームを提 供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、縦ミシン目を介して複数の単位片を横に連接した単位紙葉を、横ミ シン目を介して縦に連接した連続フォームにおいて、前記単位片に上下、左右、 斜め方向に再剥離可能な接着部と非接着部とを交互に形成し、単位片の縦ミシン 目における折り曲げ対面部の接着部と非接着部を該縦ミシン目を介して対称位置 とし、前記単位紙葉の接着部と非接着部をすべて同一位置としたことを特徴とす る再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームであり、また前記単位紙葉を葉書 用紙とし、前記単位片の縦ミシン目における折り曲げ対面部のみに前記接着部と 非接着部とを形成して再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームとすることも 好ましい。 また、前記接着部を設定した区画よりやや小さくしてなる再剥離を可能とした 感圧接着型連続フォームとすることもよい。 更には、前記単位紙葉の接着部と非接着部は、単位紙葉内でくり返し連続配列 される区画数が奇数列設けられる場合、隣接する単位紙葉と1列ずらせた位置に 設けることもよい。
【0005】
【作用】
連続フォーム状態においては、各単位紙葉ごとに折り重なるが、接着部同士は 対面せず、接着部と非接着部とが対面しているため接着せず、自重ブロッキング が生ずることがない。連続フォームの折数を、プリンターの給紙部に入る高さの 範囲でかつ取扱いに不便を感じない程度に増やすことができる。また、単位帳票 を切り離して折り曲げ形成する時は、各単位片の縦ミシン目で折られる対面には 縦ミシン目を軸として左右対称に接着部同士、非接着部同士が配置されているの で、接着部同士が対面して加圧接着される。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1の例では、縦ミシン目T1 ,T2 を介して横に3枚の単位片が連接された 単位紙葉が、横ミシン目Y1 ,Y2 ,Y3 ……を介して縦に連接されており、2 単位紙葉分を折りたたみ長さとして横ミシン目Y1 ,Y3 でジグザグ折りして連 続フォームの状態(図4参照)にするが、各単位片には横ミシン目Y1 ,Y2 , Y3 に平行に連続した再剥離可能な接着部Mと非接着部Nとが交互に区画、形成 され、連続フォーム状態では接着部Mと非接着部Nとが対面してブロッキングが 防止される。 また、各単位紙葉は、両側に設けられたスリットS1 ,S2 の位置でマージナ ルパンチ部をスリットし、横ミシン目Y1 ,Y2 で切離し、単位片を縦ミシン目 T1 ,T2 で3つ折した状態では接着部M同士が対面し、加圧により接着される 。 また、接着部Mと非接着部Nの区画パターンとしては図2のように、縦方向に 千鳥状パターンとすることもでき、さらに図3のように、接着部Mと非接着部N の区画をできるだけ細かく、理想では網点程度まで細かく均一に分散させるのが 好ましいが、実際は2mm程度とし、単位片を三つ折りした時に、周辺部の非接 着部Nに偏りがなく、全面密着に近い状態が得られる。この接着部Mとしては、 円形もしくは他の形状とすることもできる。 本考案の構成上、単位紙葉の接着部と非接着部に関し、単位紙葉内でくり返し 連続配列される区画数が奇数列設けられる場合は、隣接する単位紙葉と1列ずら せた位置に設けることもできるものである。 なお、マージナルパンチ部はすべて非接着部Nとしてもよい。 また、接着部Mは、印刷ずれ、折りずれを考慮して、非接着部の区画よりやや 小さくするのがよい。 更には、図示例の三つ折りに限らず既知の四つ折りなどが適宜採択できるもの である。
【0007】 また、シークレット葉書に適用する例について述べれば、各単位紙葉を葉書用 紙とし、縦ミシン目で折り曲げて重なる対面部すなわち葉書の内側となる面を秘 密事項の記入面とし、他の面すなわち葉書の外側となる面をすべて非接着部とす る。更に詳述すると、領域として表示したA部、B部およびC部については、加 圧接着に関係のない、縦ミシン目T1 より左方のA部の表面と縦ミシン目T2 よ り右方のC部の裏面はすべて非接着部として、秘密事項記入の上、縦ミシン目T 1 ,T2 で交互に折りたたんで葉書とする。
【0008】 次に、接着部Mと非接着部Nとを区画形成する方法について述べる。 1.用紙に感圧性接着剤をパターンコーティングして印刷用紙とする。 各種紙、各種合成紙、各種フィルムなどの用紙に、コーティングシリンダーに接 着剤塗布パターンを形成し、パターンコーティングする。 2.用紙に印刷後感圧性接着剤をパターンコーティングする。 印刷・加工で連続フォームの送り穴があるため、前記1の場合と異なり、糊パ ターンとの見当合わせが容易である。三つ折り封筒などの糊加工と同様に、アニ ロックス方式でパターンコーティングが可能であり、水性糊であることから、フ レキソ印刷、グラビア印刷方式も考えられる。 3.用紙全面に感圧性接着剤をコーティングし、印刷工程で部分的に被膜を作り 、非接着区画を形成する。 被膜形成物(接着力を低下させる成分)としては、シリコン樹脂、フッ素化合 物、ワックスおよびインキ類などが考えられるが、直接、接着剤が対面しないよ うに被膜を形成すればよいので、特に上記のものでなくとも、乾燥して樹脂被膜 を形成するタイプの一般のオフセットインキでよい。インキは無色が好ましいが 、デザイン効果から有色も考えられる。また、シリコン樹脂などで完全に抑えて しまうより、強圧下において弱接着する方が実用上は好ましい。
【0009】 再剥離可能な感圧性接着剤としては、天然ゴム、合成ゴムを主成分とする自着 性感圧接着剤が好ましく、強接着と弱接着は、接着成分の配合比率を変える方法 (成分中の増粘剤、ブロッキング防止剤、消泡剤として含まれるシリカ、ワック スなどの比率を多くすると弱接着性となる)もあるが、両者とも同じ接着剤を使 用して塗布量を変えることで強弱の差をつけることができる。
【0010】
【考案の効果】 以上述べたように、本考案によれば、接着部を対面させて加圧接着することに よって、葉書、帳票類を加工する再剥離を可能とした感圧接着型連続フォームに おいて、連続フォーム状態においては接着部同士が対面せずに接着されることな く、単位紙葉を切り離して折り曲げた時には接着部同士が対面して加圧接着され るように、接着部と非接着部とを区画形成したものであるから、連続フォーム状 態で長期保存しておいても自重ブロッキングを生ずることなく、プリンターの給 紙部に入る高さでかつ取扱いに不便を感じない(重過ぎない)程度まで、連続単 位紙葉の取数を多くすることができ、従来の使用期間の指定も必要なくなるなど の有用なる効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の連続フォームの接着部と非接着部の区
画パターンの一例を示す平面図である。
【図2】本考案の連続フォームの接着部と非接着部の区
画パターンの他の例を示す平面図である。
【図3】本考案の連続フォームの接着部と非接着部の区
画パターンのさらに他の例を示す平面図である。
【図4】本考案の連続フォーム状態説明図である。
【符号の説明】
A 領域 B 領域 C 領域 M 接着部 N 非接着部 S1 スリット S2 スリット T1 縦ミシン目 T2 縦ミシン目 Y1 横ミシン目 Y2 横ミシン目 Y3 横ミシン目

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦ミシン目を介して複数の単位片を横に連
    接した単位紙葉を、横ミシン目を介して縦に連接した連
    続フォームにおいて、前記単位片に上下、左右、斜め方
    向に再剥離可能な接着部と非接着部とを交互に形成し、
    単位片の縦ミシン目における折り曲げ対面部の接着部と
    非接着部を該縦ミシン目を介して対称位置とし、前記単
    位紙葉の接着部と非接着部をすべて同一位置としたこと
    を特徴とする再剥離を可能とした感圧接着型連続フォー
    ム。
  2. 【請求項2】前記単位紙葉を葉書用紙とし、前記単位片
    の縦ミシン目における折り曲げ対面部のみに前記接着部
    と非接着部とを形成した請求項1記載の再剥離を可能と
    した感圧接着型連続フォーム。
  3. 【請求項3】前記接着部を設定した区画よりやや小さく
    した請求項1または2記載の再剥離を可能とした感圧接
    着型連続フォーム。
  4. 【請求項4】前記単位紙葉の接着部と非接着部は、単位
    紙葉内でくり返し連続配列される区画数が奇数列設けら
    れる場合、隣接する単位紙葉と1列ずらせた位置に設け
    ることを特徴とした請求項1、2または3記載の再剥離
    を可能とした感圧接着型連続フォーム。
JP1992020005U 1992-03-03 1992-03-03 再剥離を可能とした感圧接着型連続フォーム Expired - Lifetime JP2600716Y2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491299A (ja) * 1972-04-14 1974-01-08
JPS57188646U (ja) * 1981-05-27 1982-11-30
JPH02108073U (ja) * 1989-02-16 1990-08-28
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JP3095271U (ja) * 2003-01-15 2003-07-25 フオアーランド電子株式会社 二足歩行ロボット玩具

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