JP3095208U - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP3095208U JP2003000110U JP2003000110U JP3095208U JP 3095208 U JP3095208 U JP 3095208U JP 2003000110 U JP2003000110 U JP 2003000110U JP 2003000110 U JP2003000110 U JP 2003000110U JP 3095208 U JP3095208 U JP 3095208U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イメージセンサのホームポジションへの移動時
間を短縮して、読み取りを効率良く行うことのできる原
稿読取装置を提供する。 【解決手段】原稿読取面2を挟んで、イメージセンサ4
の移動範囲Bの両側にホームポジション検出手段を設け
る。ホームポジション検出手段は、キャリブレーション
シート5a、5bと、これらに形成された検出パターン
6a、6bとからなる。検出パターン6a、6bにより
検出されたイメージセンサ4の初期位置P、Qを認識し
た後、原稿の読み取りを開始し、読み取ったデータをイ
メージセンサ4の初期位置情報とともにホスト装置へ転
送する。1枚の原稿の読み取りが終了すると、イメージ
センサ4を引き続きその移動方向側にあるホームポジシ
ョンへ移動させ、その位置で停止させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、原稿読取面に載置された原稿を走査しながら光学的に読み取る可動 式のイメージセンサを備えた原稿読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来のスキャナーの一例を示した図であり、(a)は側面断面図、( b)はカバーを除いた状態での上面図を示している。図において、50はフラッ トベッド型のスキャナー、51はスキャナーの筐体、52は筐体51の上面に設 けられた透明ガラスからなる原稿読取面、53は開閉自在なカバーである。
【0003】 筐体51の内部には、原稿読取面52に載置された原稿(図示省略)を走査し ながら光学的に読み取る可動式のイメージセンサ54が設けられている。イメー ジセンサ54は、たとえば密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor;CI S)からなり、図示しないキャリッジモータにより、図9(b)に示す矢印方向 へ往復移動可能となっている。
【0004】 55はイメージセンサ54に取り付けられたホームポジション検出用の突片、 56はフォトインタラプタからなるセンサであって、イメージセンサ54が破線 で示したホームポジションにあるときに、センサ56の光路が突片55により遮 断されることによりホームポジションが検出され、この位置が原稿読み取りの基 準位置として設定される。
【0005】 57はイメージセンサ54のホームポジション付近においてイメージセンサ5 4と対向するように設けられたキャリブレーションシートであって、読み取った 画像の白黒レベルを調整するためのものである。
【0006】 上記のようなスキャナー50において原稿を読み取るには、原稿読取面52に 原稿を載置した後、スキャナー50を動作させて、イメージセンサ54を破線の ホームポジションから実線のように右方向へ移動させながら原稿を読み取り、イ メージセンサ54が原稿読取面52の右端まで移動して原稿の読み取りが終了す ると、イメージセンサ54を左方向へ移動させてホームポジションへ戻す。イメ ージセンサ54がホームポジションへ戻った後、原稿読取面52に次の原稿を載 置し、スキャナー50を動作させて上記と同様の動作を繰り返す。
【0007】 しかしながら、上記スキャナー50にあっては、イメージセンサ54がホーム ポジションへ戻ってから次の原稿の読み取りが開始されるため、イメージセンサ 54がホームポジションへ戻るまでの間は次の原稿を読み取ることができず、複 数枚の原稿を読み取る際の待ち時間が長くなるという欠点がある。
【0008】 そこで、イメージセンサが往路・復路のいずれを移動する場合においても原稿 を読み取るようにして、待ち時間の短縮を図ったスキャナーが下記の特許文献1 において提案されている。また、特許文献2には、イメージセンサの往路でプレ スキャンを行い、復路で本スキャンを行なうようにしたスキャナーが記載されて いる。また、特許文献3には、イメージセンサの往路および復路で原稿を読み取 るとともに、走査終了時のイメージセンサの位置に応じて次回の走査の方向を決 定するようにしたスキャナーが記載されている。
【0009】
【特許文献1】 特開2002−94747号公報
【特許文献2】 特開平9−219772号公報
【特許文献3】 特開2000−115455号公報
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、原稿の読み取りを往路・復路の双方向で行なうようにすれば、 原稿読み取り時の待ち時間を短縮することができる。しかしながら、従来の原稿 読取装置では、特許文献2や特許文献3にも示されているように、ホームポジシ ョンがイメージセンサの移動範囲の片側にだけ設定されるのが普通である。この ため、電源を投入したときに、イメージセンサがどこにあっても必ず一旦ホーム ポジションへ戻し、原稿読み取りの基準位置を設定してから、イメージセンサを 移動させて原稿を読み取る必要がある。したがって、電源投入時にはイメージセ ンサをホームポジションへ戻す時間だけ原稿の読み取り開始が遅れるという問題 がある。なお、特許文献1にはホームポジションの設定に関して記載がなく、特 許文献2はイメージセンサの往復でプレスキャンと本スキャンとを行なうもので あるため、プレスキャンのない場合には適用することができない。また、上記特 許文献3では、原稿を読み取った後にイメージセンサを一時待機させ、一定時間 内にホスト装置から走査指令がなければ、イメージセンサをホームポジションへ 戻すようにしているため、次の原稿の読み取りまでに時間がかかるという問題が ある。
【0011】 本考案は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、イ メージセンサのホームポジションへの移動時間を短縮して、読み取りを効率良く 行うことのできる原稿読取装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案では、筐体と、この筐体の上面に設けられた原稿読取面と、筐体の内部 に設けられ原稿読取面に載置された原稿を走査しながら光学的に読み取る可動式 のイメージセンサと、このイメージセンサのホームポジションを検出するホーム ポジション検出手段と、イメージセンサによる読み取り動作を制御する制御部と を備えた原稿読取装置において、原稿読取面を挟んで、イメージセンサの移動範 囲の両側にホームポジション検出手段を設ける。そして、ホームポジション検出 手段により検出されたイメージセンサの初期位置を認識した後、イメージセンサ により原稿の読み取りを開始し、読み取ったデータをイメージセンサの初期位置 情報とともにホスト装置へ転送し、1枚の原稿の読み取りが終了すると、イメー ジセンサを引き続きその移動方向側にあるホームポジションへ向けて移動させ、 当該ホームポジションまたはその近傍で停止させるようにしている。
【0013】 このようにすることで、ホームポジションがイメージセンサの移動範囲の両側 に設定されるため、動作中は双方向の読み取りによって、イメージセンサを一方 側のホームポジションへ戻すことなく次の原稿を読み取ることができ、また、電 源投入時には、イメージセンサがいずれの側にあっても、直ちにホームポジショ ンを認識することができるため、早いタイミングで原稿の読み取り動作を開始す ることができる。
【0014】 ホームポジション検出手段は、イメージセンサの移動範囲の両側に設けられた 第1および第2のキャリブレーションシートと、各キャリブレーションシートに それぞれ形成された互いに異なる第1および第2の検出パターンとから構成する ことができる。これによると、ホームポジション検出用のセンサが不要となるの で、部品点数が多くなってコストが高くなるという問題を回避することができる 。
【0015】 また、本考案では、1枚の原稿の読み取りが終了した後、イメージセンサをそ の移動方向側にあるホームポジションへ移動させ、イメージセンサが第1または 第2の検出パターンを検出したときに、イメージセンサを当該ホームポジション で停止させるのが好ましい。これによると、イメージセンサが常にホームポジシ ョンからスタートするため、原稿読み取り時にホームポジションを検出するため の時間ロスがなく、特に、複数枚の原稿を連続して読み取る場合において時間短 縮を図ることができる。
【0016】 また、本考案では、上記のようにイメージセンサをホームポジションで停止さ せることに代えて、イメージセンサをその移動方向側へ所定距離だけ移動させて ホームポジションの近傍に停止させてもよい。この場合は、次回の動作開始時に イメージセンサの移動により第1または第2の検出パターンを検出して、イメー ジセンサのホームポジションを認識するようにすればよい。
【0017】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る原稿読取装置の一例であるフラットベッド型スキャナー の図であり、(a)は側面断面図、(b)はカバーを除いた状態での上面図を示 している。図において、10はスキャナー、1はスキャナーの筐体、2は筐体1 の上面に設けられた透明ガラスからなる原稿読取面、3は開閉自在なカバーであ る。
【0018】 筐体1の内部には、原稿読取面2に載置された原稿(図示省略)を走査しなが ら光学的に読み取る可動式のイメージセンサ4が設けられている。イメージセン サ4は、たとえば密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor;CIS)から なり、図示しないキャリッジモータにより矢印方向へ移動可能となっている。A は原稿の有効読取範囲であって、原稿読取面2の長手方向の幅に相当し、Bはイ メージセンサ4の移動範囲であって、ホームポジションP、Q間の距離に相当す る。
【0019】 5a、5bは、原稿読取面2を挟んで、イメージセンサ4の移動範囲Bの両側 に設けられたレベル調整用のキャリブレーションシートである。これらのキャリ ブレーションシート5a、5bは、ホームポジションP、Q付近においてイメー ジセンサ4と対向するように設けられ、対向面は白色に形成されているとともに 、この白色面に図3(a)(b)に示したような黒色の検出パターン6a、6b が印刷により形成されている。検出パターン6aはイメージセンサ4の第1のホ ームポジションPを検出するための第1の検出パターンを構成し、検出パターン 6bはイメージセンサ4の第2のホームポジションQを検出するための第2の検 出パターンを構成する。検出パターン6a、6bは互いに異なるパターンからな り、ここでは、検出パターン6aは丸形、検出パターン6bは菱形に形成されて いる。
【0020】 図2は、スキャナー10の電気的構成を示したブロック図である。11はイメ ージセンサ4を含む原稿読取部、12は筐体1に設けられたキー等からなる操作 部、13はデータを一時的に格納するRAM、14はプログラムやパラメータ等 を記憶したROM、15は原稿読取部11で読み取った画像を処理する画像処理 部、16はイメージセンサ4を移動させるためのキャリッジモータ17を駆動す るモータ駆動部、18はPC(Personal Computer)などのホスト装置20と接 続するためのインターフェイス、19は各部の制御を行う制御部としてのCPU である。
【0021】 次に、以上の構成を備えたスキャナー10で原稿を読み取る場合の動作につい て説明する。図4は、この動作を表したフローチャートであって、CPU19が 実行する手順を示している。ホスト装置20から読み取り指令を受信すると(ス テップS1)、スキャナー10は動作を開始し(ステップS2)、イメージセン サ4により検出パターン6aまたは6bを読み取ってホームポジションを検出し (ステップS3)、イメージセンサ4のホームポジションがP側、Q側のいずれ にあるかを判別する(ステップS4)。
【0022】 イメージセンサ4のホームポジションがP側の場合は、キャリブレーションシ ート5aによりキャリブレーションを実行して(ステップS5)信号のレベル調 整を行った後、イメージセンサ4を図1で右方向へ移動させて、P側から原稿の 読み取りを開始する(ステップS6)。このとき、イメージセンサ4は、図5の Fで示したように、原稿読取面2を座標(1X、1Y)から主走査方向Xおよび 副走査方向Yに走査して、原稿のデータを読み取ってゆく。そして、原稿から読 み取ったデータをホスト装置20へ転送する(ステップS7)。このデータには 、イメージセンサ4の初期位置情報(ここではP)がヘッダとして付加される。 座標(600X,1200Y)まで走査して1枚の原稿の読み取りが終了すると (ステップS8)、イメージセンサ4を引き続きその移動方向側、すなわち図1 で右方向側にあるホームポジションQへ移動させ(ステップS9)、キャリブレ ーションシート5bの検出パターン6bが検出されたときに、ホームポジション Qを検出したと判断して(ステップS10)、イメージセンサ4を当該ホームポ ジションQの位置で停止させる(ステップS11)。その後、原稿読取面2から 読み取った原稿を取り除き、次の原稿を原稿読取面2に載置して、ステップS1 に戻り次の読取指令を待つ。
【0023】 ホスト装置20から次の読取指令が送られてくると(ステップS1)、スキャ ナー10は再び動作を開始し(ステップS2)、イメージセンサ4により検出パ ターンを読み取ってホームポジションがP側、Q側のいずれにあるかを判別する (ステップS3、S4)。今の場合は、イメージセンサ4のホームポジションが Q側にあるので、キャリブレーションシート5bによりキャリブレーションを実 行して(ステップS12)信号のレベル調整を行った後、イメージセンサ4を図 1で左方向へ移動させて、Q側から原稿の読み取りを開始する(ステップS13 )。このとき、イメージセンサ4は、図5のRで示したように、原稿読取面2を 座標(1X、1200Y)から主走査方向Xおよび副走査方向Yに走査して、原 稿のデータを読み取ってゆく。そして、原稿から読み取ったデータをホスト装置 20へ転送する(ステップS14)。このデータには、イメージセンサ4の初期 位置情報(ここではQ)がヘッダとして付加される。なお、Q側から読み取る場 合は、P側から読み取る場合と原稿の読取方向が逆となるので、ホスト装置20 では、ヘッダ情報を識別してデータの並べ替えの処理を行う。座標(600X, 1Y)まで走査して1枚の原稿の読み取りが終了すると(ステップS15)、イ メージセンサ4を引き続きその移動方向側、すなわち図1で左方向側にあるホー ムポジションPへ移動させ(ステップS16)、キャリブレーションシート5a の検出パターン6aが検出されたときに、ホームポジションPを検出したと判断 して(ステップS17)、イメージセンサ4を当該ホームポジションPの位置で 停止させる(ステップS18)。その後、原稿読取面2から読み取った原稿を取 り除き、次の原稿を原稿読取面2に載置して、ステップS1に戻り次の読取指令 を待つ。以後は、上述した手順に従って原稿の読み取りが反覆される。
【0024】 このようにして、上記実施形態においては、ホームポジションがイメージセン サ4の移動範囲Bの両側に設定されるため、動作中は双方向の読み取りによって 、イメージセンサ4を一方側のホームポジションへ戻すことなく次の原稿を読み 取ることができ、また、電源投入時には、イメージセンサ4がP、Qのいずれの 側にあっても、直ちにホームポジションを認識することができるため、早いタイ ミングで原稿の読み取り動作を開始することができる。
【0025】 また、ホームポジション検出手段を、キャリブレーションシート5a,5bと 、これらに形成された検出パターン6a,6bとから構成したことで、図9で示 したようなホームポジション検出用のセンサ56が不要となり、部品点数を低減 してコストダウンを図ることができる。
【0026】 さらに、1枚の原稿の読み取りが終了した後、イメージセンサ4をその移動方 向側にあるホームポジションへ移動させ、イメージセンサ4が検出パターンを検 出したときに、イメージセンサ4を当該ホームポジションで停止させるようにし ているので、イメージセンサ4を常にホームポジションからスタートさせること ができ、原稿読み取り時にホームポジションを検出するための時間ロスがない。 このため、複数枚の原稿を連続して読み取る場合において、時間短縮を図ること ができる。
【0027】 以上の実施形態においては、1枚の原稿読み取り終了後に、イメージセンサ4 をホームポジションで停止させているが、これに代えて、イメージセンサ4をそ の移動方向側へ所定距離だけ移動させて、ホームポジションの近傍に停止させて もよい。この場合は、図4のステップS10、S17は省略され、次回の動作開 始時にイメージセンサ4をいずれかの方向に若干移動させて、検出パターン6a または6bを検出することにより(ステップS3)、ホームポジションを認識す る。また、ホームポジションを越えた位置でイメージセンサ4を停止させるとと もに、そのホームポジションを記憶しておくようにすれば、次回の動作開始時に は、イメージセンサ4を常にホームポジション側へ一方向に移動させてホームポ ジションを検出することができ、イメージセンサ4を両方向に移動させてホーム ポジションを検出する場合に比べて、検出時間を短縮することができる。
【0028】 また、以上の実施形態においては、検出パターン6a、6bを図3に示したよ うな丸形と菱形のパターンで形成した例を示したが、本考案の検出パターンはこ れに限定されるものではなく、いずれの側のホームポジションであるかを識別で きるパターンであればよい。したがって、図6に示したように、形状が同じで数 が異なるパターン6a、6bであってもよい。あるいは、図7に示したように、 形状が同じで大きさが異なるパターン6a、6bであってもよい。このほか、色 彩が異なるパターンなども採用することができる。
【0029】 また、上記実施形態では、キャリブレーションシート5a、5bを白色のシー トで構成したが、キャリブレーションシートは、図8に示したように白パターン 71と黒パターン72からなる白黒のシート7a、7bであってもよい。図8で は、白パターン71の部分に、形状が同じで数が異なるパターン8a、8bが形 成されている。
【0030】 また、上記実施形態では、ホームポジション検出手段を1対のキャリブレーシ ョンシートと、これらに形成された検出パターンとから構成したが、これに代え て、1対のフォトセンサやマイクロスイッチなどによってホームポジション検出 手段を構成してもよい。
【0031】 さらに、上記実施形態においては、フラットベッド型のスキャナーを例に挙げ たが、本考案はスキャナー付きインクジェットプリンタや、複写機、ファクシミ リ装置のような原稿読取装置にも適用することが可能である。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、ホームポジションがイメージセンサの移動範囲の両側に設定 されるため、動作中は双方向の読み取りによって、イメージセンサを一方側のホ ームポジションへ戻すことなく次の原稿を読み取ることができ、また、電源投入 時には、イメージセンサがいずれの側にあっても、直ちにホームポジションを認 識することができるため、早いタイミングで原稿の読み取り動作を開始すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスキャナーを示す図である。
【図2】スキャナーの電気的構成を示したブロック図で
ある。
【図3】キャリブレーションシートの検出パターンを示
す図である。
【図4】原稿の読み取り動作を表したフローチャートで
ある。
【図5】イメージセンサによる走査を示す図である。
【図6】検出パターンの他の例を示す図である。
【図7】検出パターンの他の例を示す図である。
【図8】検出パターンの他の例を示す図である。
【図9】従来のスキャナーの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 原稿読取面 4 イメージセンサ 5a、5b キャリブレーションシート 7a、7b キャリブレーションシート 6a、6b 検出パターン 8a、8b 検出パターン 10 スキャナー 19 CPU 20 ホスト装置 A 原稿の有効読取範囲 B イメージセンサの移動範囲 P、Q ホームポジション

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、この筐体の上面に設けられた原稿
    読取面と、前記筐体の内部に設けられ前記原稿読取面に
    載置された原稿を走査しながら光学的に読み取る可動式
    のイメージセンサと、このイメージセンサのホームポジ
    ション付近に当該イメージセンサと対向するように設け
    られたキャリブレーションシートと、前記イメージセン
    サによる読み取り動作を制御する制御部とを備えた原稿
    読取装置において、 前記原稿読取面を挟んで、イメージセンサの移動範囲の
    両側に第1および第2のキャリブレーションシートが設
    けられ、 第1のキャリブレーションシートには、イメージセンサ
    の第1のホームポジションを検出するための第1の検出
    パターンが設けられており、 第2のキャリブレーションシートには、イメージセンサ
    の第2のホームポジションを検出するための第2の検出
    パターンが設けられており、 前記第1および第2の検出パターンは互いに異なるパタ
    ーンからなり、 前記制御部は、動作開始時に前記イメージセンサにより
    第1または第2の検出パターンを読み取ってイメージセ
    ンサの初期位置を認識し、前記キャリブレーションシー
    トによりキャリブレーションを実行した後、イメージセ
    ンサにより原稿の読み取りを開始し、読み取ったデータ
    をイメージセンサの初期位置情報とともにホスト装置へ
    転送し、1枚の原稿の読み取りが終了すると、イメージ
    センサを引き続きその移動方向側にあるホームポジショ
    ンへ移動させ、イメージセンサが第1または第2の検出
    パターンを検出したときに、イメージセンサを当該ホー
    ムポジションで停止させることを特徴とする原稿読取装
    置。
  2. 【請求項2】筐体と、この筐体の上面に設けられた原稿
    読取面と、前記筐体の内部に設けられ前記原稿読取面に
    載置された原稿を走査しながら光学的に読み取る可動式
    のイメージセンサと、このイメージセンサのホームポジ
    ションを検出するホームポジション検出手段と、前記イ
    メージセンサによる読み取り動作を制御する制御部とを
    備えた原稿読取装置において、 前記原稿読取面を挟んで、イメージセンサの移動範囲の
    両側にホームポジション検出手段が設けられ、 前記制御部は、前記ホームポジション検出手段により検
    出されたイメージセンサの初期位置を認識した後、イメ
    ージセンサにより原稿の読み取りを開始し、読み取った
    データをイメージセンサの初期位置情報とともにホスト
    装置へ転送し、1枚の原稿の読み取りが終了すると、イ
    メージセンサを引き続きその移動方向側にあるホームポ
    ジションへ向けて移動させ、当該ホームポジションまた
    はその近傍で停止させることを特徴とする原稿読取装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の原稿読取装置において、 前記ホームポジション検出手段は、イメージセンサの移
    動範囲の両側に設けられた第1および第2のキャリブレ
    ーションシートと、各キャリブレーションシートにそれ
    ぞれ形成された互いに異なる第1および第2の検出パタ
    ーンとからなることを特徴とする原稿読取装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の原稿読取装置において、 1枚の原稿の読み取りが終了した後、イメージセンサを
    その移動方向側にあるホームポジションへ移動させ、イ
    メージセンサが第1または第2の検出パターンを検出し
    たときに、イメージセンサを当該ホームポジションで停
    止させることを特徴とする原稿読取装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の原稿読取装置において、 1枚の原稿の読み取りが終了した後、イメージセンサを
    その移動方向側へ所定距離だけ移動させてホームポジシ
    ョンの近傍に停止させ、次回の動作開始時にイメージセ
    ンサの移動により第1または第2の検出パターンを検出
    して、イメージセンサのホームポジションを認識するこ
    とを特徴とする原稿読取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014192800A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 画像読取装置

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