JP2001066712A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001066712A
JP2001066712A JP24377199A JP24377199A JP2001066712A JP 2001066712 A JP2001066712 A JP 2001066712A JP 24377199 A JP24377199 A JP 24377199A JP 24377199 A JP24377199 A JP 24377199A JP 2001066712 A JP2001066712 A JP 2001066712A
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JP24377199A
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English (en)
Inventor
Kosuke Shimizu
孝亮 清水
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像劣化を生じることなく、非定形の原稿サ
イズを検知し、原稿読み取り動作までの時間を短縮す
る。 【解決手段】 原稿の主走査方向のサイズは、プラテン
カバー11の閉操作時に、ランプ15を点灯させること
で、主走査方向の濃度変化を検出し、該濃度変化に従っ
て原稿端を検出することで検知される。次に、ユーザが
スタートボタンを押下すると、非定形サイズ原稿ボタン
が押されている場合には、予備走査(プレスキャン)を
実施し、原稿で遮蔽された背景パターン10の画像情報
から副走査方向の原稿サイズ検知を行う。背景パターン
10は、画像非形成領域である原稿端に位置するよう形
成されているので、出力に現れることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿サイズを検
出する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置における原稿サイズ検知と
して、例えば、特開平3−53272、特開平9−65
063には、原稿カバーの原稿押さえ面に帯状のマーク
を付けて読み取ることで、マークが読み取られない部分
は原稿内、マークが読み取られる部分は原稿外として、
その境界位置を原稿サイズとする技術が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術による画像読取装置では、トレーシングペーパなどの
透過率の高い原稿を読み取ると、帯状のマークも読み取
ってしまい、原稿にはない帯状の線が写ってしまうとい
う問題がある。また、従来技術では、原稿サイズを検知
するために、非定形サイズ、定形サイズのいずれの場合
でも、常時、予備走査(プレスキャン)を行っていたた
め、原稿読み取り動作までに時間がかかるという問題が
あった。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、原稿サイズ検知用の帯状のマークが現れること
による画像劣化を生じることなく、非定形の原稿サイズ
を検知することができ、また、予備走査を省略すること
により、原稿読み取り動作までの時間を短縮することが
できる画像読取装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、原稿が載置される
原稿載置手段と、副走査方向および主走査方向の双方ま
たはいずれか一方に連続し、前記原稿戴置手段に載置さ
れた前記原稿の画像非形成領域に位置するように設けら
れた背景パターンを有し、前記原稿を覆う原稿覆い手段
と、前記原稿覆い手段により覆われた原稿の画像情報を
読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた
画像情報に前記背景パターンの画像情報が含まれるか否
かを判別することにより、原稿端を検出する原稿端検出
手段と、前記原稿端検出手段により検出された原稿端か
ら前記原稿のサイズを認識する認識手段とを備えること
を特徴とする。
【0006】この発明によれば、原稿戴置手段に載置さ
れた前記原稿の画像非形成領域に位置するように、原稿
覆い手段に背景パターンを設け、原稿端検出手段によ
り、読取手段により読み取った画像情報に背景パターン
の画像情報が含まれるか否かを判別することにより、原
稿端を検出し、認識手段により、該原稿端から前記原稿
のサイズを認識する。したがって、原稿サイズ検知用の
背景パターンが出力に現れることによる画像劣化を生じ
ることなく、定形/非定形の原稿サイズを検知すること
が可能となる。また、定形サイズの原稿である場合に
は、選択手段により、前記第2認識手段により認識され
た原稿のサイズを選択する。したがって、定形サイズの
原稿の場合には、前記原稿端検出手段および前記認識手
段によって前記原稿のサイズを認識する処理を省略する
ことが可能となり、原稿読み取り動作までの時間を短縮
することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態による画像読取装置の外
観および内部構成を示す斜視図である。図において、画
像読取装置は、帯状の背景パターン10が副走査方向に
沿って形成された原稿押え面を持つプラテンカバー1
1、原稿を載置するためのプラテンガラス12、プラテ
ンカバー11がプラテンガラス12に対して所定角度に
なったことを検知するアングルセンサ13、プラテンカ
バー11の開閉を検知するインターロックセンサ14、
原稿を照射するランプ15、ランプ15の反対からも原
稿を照射できるようにするための反射板16、原稿から
の反射光をレンズ18に導くためのミラー17、原稿か
らの反射光を画像読み取り素子19に集めるためのレン
ズ18、レンズ18で集光された原稿からの反射光を電
気信号(画像情報)に変える画像読み取り素子(CC
D)19、原稿の副走査方向の定形サイズを検知する光
センサ20、原稿押さえ11に取り付けてある原稿押さ
えクッション21から構成されている。
【0008】上記背景パターン10は、プラテンカバー
11が閉じられているとき、原稿の端部に位置するよう
に、クッション21と異なる濃度の部材を貼り付けるな
どして形成されている。ところで、読み取った原稿情報
を印字する際には、原稿領域のうち、主走査、副走査方
向の端部から所定の長さだけ内側に入った、画像印字領
域を印字するようになっている。これは、一般に、原稿
内の文字や図、写真などは、原稿端部から所定の余白を
空けて印字されたり、原稿を綴じるためのパンチ穴など
が余白部分に設けられるので、余白部分を印字する必要
がないためである。ゆえに、背景パターン10が出力に
現れて画像劣化を生じさせないようにするためには、上
記背景パターン10を、上記原稿領域内で、かつ上記画
像印字領域外の部分(すなわち原稿の端部)に位置する
ように形成すればよい。
【0009】次に、図2は、本発明の第1実施形態によ
る画像読取装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、画像読み取り素子19は、原稿画像を読み取り電
気信号に変換し、アナログ処理部22へ供給する。アナ
ログ処理部22は、画像情報に対して、サンプルホール
ド、ゲインコントロール、オフセットコントロールを行
った後、A/D変換部23に供給する。AD変換部23
は、アナログ画像をデジタル画像に変換し、シェーディ
ング処理部24へ供給する。シェーディング補正部24
は、シェーディング補正を行う。原稿サイズ検知部25
は、CPUからのコマンドによりシェーディング補正後
の画像データから原稿サイズ検知を行う。CPU26
は、アングルセンサ13、インターロックセンサ14の
出力信号に従って、プラテンカバー11が開いている
か、閉じているかの状態、原稿サイズ検知開始コマンド
を原稿サイズ検知部25に送る。CPU26と原稿サイ
ズ検知部25を結合する線は、上記プラテンカバー11
の状態、コマンド、設定値等を送るためのアドレスバ
ス、データバス、ライト信号、リード信号、チップセレ
クト信号等からなる。
【0010】次に、図3は、主走査方向の原稿サイズ検
知処理を説明するためのフローチャートである。CPU
26は、アングルセンサ13、インターロックセンサ1
4の出力をポートから監視している。まず、プラテンカ
バー11が閉じられ、所定角度になると、ステップSa
1で、アングルセンサ13がONとなり、CPU26が
それを検知すると、ステップSa2で、ランプ15を点
灯させる。ランプ15は、点灯開始から20msec間
は光量が安定しないため、ステップSa3で、20ms
ecの間、待機する。そして、20msec経過する
と、ステップSa4で、CPU26は、原稿サイズ検知
のコマンドを原稿サイズ検知部25に送出すると、ステ
ップSa5で、原稿サイズ検知部25がプラテンカバー
11が開いている状態で、第1回目の原稿サイズ検知を
行う。次に、プラテンカバー11がさらに閉じられ、ほ
ぽ完全に閉じられると、ステップSa6で、インターロ
ックセンサ14がONとなる。CPU26がそれを検知
すると、ステップSa7で、原稿サイズ検知のコマンド
を原稿サイズ検知部25に送出する。そのコマンドによ
り、原稿サイズ検知部25は、ステップSa8で、プラ
テンカバー11が閉じている状態で、第2回目の原稿サ
イズ検知を行う。そして、ステップSa9で、プラテン
カバー11が開いているときに検知した原稿サイズと、
閉じているときに検知した原稿サイズとのうち、大きい
方の原稿サイズを最終的な原稿サイズとする。
【0011】次に、図4は、図3に示す原稿サイズ検知
フローチャートのステップSa5,Sa8で行っている
原稿サイズ検知のアルゴリズムを説明するためのフロー
チャートである。原稿サイズ検知は、主走査方向有効範
囲内の一番外側から開始する。注目画素が主走査方向有
効範囲内の外側から20画素までは、注目画素から内側
4画素の平均値X(図5参照)と仮想黒YBまたは仮想
白YWの値とを用いて濃度変化を見る(プラテンカバー
11が開時は仮想黒YB、プラテンカバー11が閉時は
仮想白YWを用いる)。
【0012】まず、プラテンカバー11が開いていると
きの第1回目の原稿サイズ検知動作について説明する。
ステップSb1で、注目画素が有効範囲内の20画素よ
り内側であるか否かを判断する。そして、注目画素が有
効範囲内の20画素より内側でなければ、ステップSb
2で、平均値Xが仮想黒YBより白い(小さい)か否か
を判断する。ここで、平均値Xが仮想黒YBより白い
(小さい)場合には、ステップSb3で、平均値Xと仮
想黒YBとの差分が、スレッショルドより大であるか否
かを判断する。そして、上記差分がスレッショルドより
大きい場合、すなわち、スレッショルドを超えるような
濃度変化があった場合には、ステップSb8で、注目画
素の位置を原稿のエッジとし、主走査方向の原稿サイズ
を判定する。
【0013】一方、平均値Xが仮想黒YBより黒い(大
きい)場合、あるいは上記差分がスレッショルドより小
さい場合には、注目画素の位置は原稿のエッジでないと
判断し、ステップSb6へ進み、注目画素が有効範囲の
終わりから4画素手前か否かを判断する。そして、4画
素手前でなければ、ステップSb7で、注目画素を主走
査方向と反対(内側)に1つ進め、ステップSb1に戻
る。以下、上述したステップSb2、Sb3で、平均値
Xと仮想黒YBの濃度変化を判別する動作を繰り返す。
【0014】そして、注目画素が主走査方向有効範囲内
の外側から20画素より内側にくると、平均値Xと比較
する値を仮想黒YBではなく、注目画素より16画素外
側から4画素の平均値Z(図5参照)を用い、上記方法
で濃度変化を判別していく。具体的には、ステップSb
4で、平均値Xが平均値Zより白い(小さい)か否かを
判断する。ここで、平均値Xが平均値Zより白い(小さ
い)場合には、ステップSb5で、平均値Xと平均値Z
との差分が、スレッショルドより大であるか否かを判断
する。そして、上記差分がスレッショルドより大きい場
合、すなわち、スレッショルドを超えるような濃度変化
があった場合には、ステップSb8で、注目画素の位置
を原稿のエッジとし、主走査方向の原稿サイズを判定す
る。
【0015】一方、上記ステップSb4、Sb5で、濃
度変化が見つからない場合には、ステップSb6、Sb
7で、注目画素を有効範囲の終わりから4画素手前まで
進めていき、ステップSb4、Sb5で、各注目画素で
の濃度変化を判別し、それでもない場合には、ステップ
Sb9で、原稿なしと判定する。
【0016】まず、プラテンカバー11が閉じたときの
第2回目の原稿サイズ検知動作について説明する。ステ
ップSb1で、注目画素が有効範囲内の20画素より内
側であるか否かを判断する。そして、注目画素が有効範
囲内の20画素より内側でなければ、ステップSb2
で、平均値Xが仮想白YWより黒い(大きい)か否かを
判断する。ここで、平均値Xが仮想白YWより黒い(大
きい)場合には、ステップSb3で、平均値Xと仮想白
YWとの差分が、スレッショルドより大であるか否かを
判断する。そして、上記差分がスレッショルドより大き
い場合、すなわち、スレッショルドを超えるような濃度
変化があった場合には、ステップSb8で、注目画素の
位置を原稿のエッジとし、主走査方向の原稿サイズを判
定する。
【0017】一方、平均値Xが仮想白YWより白い(小
さい)場合、あるいは前記差分がスレッショルドより小
さい場合には、注目画素の位置は原稿のエッジでないと
判断し、ステップSb6へ進み、注目画素が有効範囲の
終わりから4画素手前か否かを判断する。そして、4画
素手前でなければ、ステップSb7で、注目画素を主走
査方向と反対(内側)に1つ進め、ステップSb1に戻
る。以下、上述したステップSb2、Sb3で、平均値
Xと仮想白YWの濃度変化を判別する動作を繰り返す。
【0018】そして、注目画素が主走査方向有効範囲内
の外側から20画素より内側にくると、平均値Xと比較
する値を仮想白YWではなく、注目画素より16画素外
側から4画素の平均値Z(図5参照)を用い、上記方法
で濃度変化を判別していく。具体的には、ステップSb
4で、平均値Xが平均値Zより黒い(大きい)か否かを
判断する。ここで、平均値Xが平均値Zより黒い(大き
い)場合には、ステップSb5で、平均値Xと平均値Z
との差分が、スレッショルドより大であるか否かを判断
する。そして、上記差分がスレッショルドより大きい場
合、すなわち、スレッショルドを超えるような濃度変化
があった場合には、ステップSb8で、注目画素の位置
を原稿のエッジとし、主走査方向の原稿サイズを判定す
る。
【0019】一方、上記ステップSb4、Sb5で、濃
度変化が見つからない場合には、ステップSb6、Sb
7で、注目画素を有効範囲の終わりから4画素手前まで
進めていき、ステップSb4、Sb5で、各注目画素で
の濃度変化を判別し、それでもない場合には、ステップ
Sb9で、原稿なしと判定する。
【0020】次に、図6は、副走査方向の原稿サイズ検
知のアルゴリズムを説明するためのフローチャートであ
る。プラテンカバー11が閉じられるまでのフローは主
走査方向の時と同様で、ステップSc1で、アングルセ
ンサ13がONになったときと、ステップSc3で、イ
ンタロックセンサ14がONになったときに、主走査方
向の原稿サイズ検知を実施するかたわら、ステップSc
2およびステップSc4で、光センサ20の出力を確認
し、副走査方向所定位置に原稿が有るか無いかを判定す
る。次に、ステップSc5で、図示しないスタートボタ
ンがユーザによって押下されたか否かを判断し、プラテ
ンカバー11が閉じられ、コピースタートボタンが押下
されると、ステップSc6で、ユーザによって図示しな
い非定形サイズ原稿ボタンが押されているか判定する。
そして、非定形サイズ原稿ボタンが押されている場合に
は、ステップSc7で、予備走査(プレスキャン)を実
施し、ステップSc8で、副走査方向の非定形サイズ検
知を実施する。
【0021】一方、非定形サイズ原稿ボタンが押されて
いない場合は、予備走査(プレスキャン)は行わずに、
ステップSc9で、光センサ20の2回の出力から副走
査方向の原稿サイズ検知を行う。判定方法は、光センサ
20の出力が両方とも原稿有りと判定された場合には原
稿有りと判定し、それ以外の場合には原稿無しと判定す
る。なお、図示しない非定形サイズ原稿ボタンが押され
ていない場合には、プラテンカバー11が閉じた時に原
稿サイズ検出が可能となるため、予めサイズ検出をして
おき、図示しない非定形ボタンが押下されるか、あるい
はコピースタートボタンが押下されるのを待つことも可
能である。
【0022】副走査方向の非定形原稿サイズ検知では、
背景パターン10が存在する位置の副走査方向の画像デ
ータと、背景パターン10が存在しない位置の副走査方
向の画像データとの2つを用いる。背景パターン10が
存在する位置の画像データを用いた副走査原稿サイズ検
知では、主走査原稿サイズ検知におけるプラテンカバー
11の開時と同様のアルゴリズムで副走査方向の原稿サ
イズを検知し、背景パターン10が存在しない位置の画
像データを用いた副走査原稿サイズ検知では、主走査原
稿サイズ検知でのプラテンカバー11の閉時と同様のア
ルゴリズムで副走査方向の原稿サイズを検知する。副走
査方向の2つの原稿サイズ検知の結果、サイズが大きい
方の結果を副走査方向の最終的な副走査方向原稿サイズ
とすることも主走査方向と同様である。
【0023】次に、図7は、トレーシングペーパなどの
透過率の高い原稿を読み込んだ時の主走査方向画像デー
タの様子を示す概念図である。背景パターン10の部分
は、トレーシングペーパを読み込むと透過してしまい、
背景パターン10のみを読んだ濃度よりは低いが、背景
パターン10の部分以外のトレーシングペーパの濃度よ
り高くなってしまう。しかしながら、実際に印字される
領域は、端部データを削った領域となるため、背景パタ
ーン10の部分の画像データは印字されない。なお、原
稿全体の画像データを読み取って印字するような場合に
は、画像処理により、読み取った原稿情報から背景パタ
ーン10を除去し、背景パターン10の部分の画像デー
タが印字されないようにしてもよい。背景パターン10
は、一般に原稿画像が存在しない原稿端部に位置するた
め、背景パターン10を除去するための画像処理は、比
較的簡単なアルゴリズムで実現することができる。
【0024】なお、上述した第1実施形態において、図
1では、背景パターン10は、プラテンカバー11の原
稿押さえ面(クッション21)と異なる濃度の材質のも
のを貼り付けるようになっているが、図7に示すよう
に、背景パターン10の部分は、プラテンカバー11の
原稿押さえ面の濃度と異なればよいことになる。原稿押
さえ面(クッション21)が白い(濃度が低い)場合、
クッション21が無い領域の背景は黒く(濃度が高く)
なる。このことを利用すれば、背景パターン10の部分
に異なる濃度の材質のものを貼り付けるのではなく、背
景パターン10の部分にクッション21が位置しないよ
うに、クッション21の配置を決めることでも実現可能
となる。
【0025】B.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2
実施形態では、背景パターンを、図1に示すプラテンカ
バー11の原稿押さえ面(クッション21)側でなく、
原稿が載置されるプラテンガラス側に設けるようにして
いる。ここで、図8は、第2実施形態による原稿読取装
置のプラテンガラス上から見た様子を示す斜視図であ
る。図において、31は、原稿を置くプラテンガラス、
32は、副走査方向に連続する背景パターン、33は、
背景パターン32が貼り付けられたガイド、34は、定
形サイズの原稿を置く基準位置、35は、非定形サイズ
の原稿を置く基準位置、36は、原稿を突き当てるガイ
ドである。
【0026】次に、図9は、本第2実施形態によるプラ
テンガラス31を上から見た様子を示す上面図である。
ユーザは、定形サイズの原稿を読み取らせたい場合に
は、定形原稿基準位置(A点)に原稿の角がくるように
原稿を置き、非定形サイズの原稿を読み取らせたい場合
には、非定形原稿基準位置(B点)に原稿の角がくるよ
うに原稿を置くこととなる。原稿サイズ検知のフロー
は、第1実施形態と同様である。最終的な原稿サイズ検
出は、非定形サイズ原稿ボタンが押下されることなく読
み取り開始信号が発生した場合には、主走査方向につい
ては、A点から主走査原稿エッジまでの幅を使用し、副
走査方向については、前述した第1実施形態と同様に、
光センサ20の出力に基づいて判定する。一方、非定形
サイズ原稿ボタンが押下された場合には、主走査方向に
ついては、B点から主走査原稿エッジまでの幅を使用
し、副走査方向については、B点からプレスキャン(予
備走査)によって検出された原稿エッジまでの長さを使
用して判定する。
【0027】原稿画像の読み取り動作時、非定形サイズ
原稿ボタンが押下されていない場合、すなわち原稿が定
形サイズの場合には、主走査方向、副走査方向ともA点
から主走査同期信号、副走査同期信号を発生させ、図示
する定形サイズ原稿読取領域を読み取ることになる。一
方、非定形サイズ原稿ボタンが押下されている場合に
は、主走査方向、副走査方向ともB点から主走査同期信
号、副走査同期信号を発生させ、図示する非定形サイズ
原稿読取領域を読み取ることとなる。
【0028】上述したように、本第2実施形態において
は、定形サイズ原稿基準点804と非定形サイズ原稿基
準点35の2つの基準点を設けることにより、定形サイ
ズ原稿の読み取りの際に背景パターン32を読み取らな
いようにすることが可能となっている。したがって、定
形サイズにおいては、原稿全体の画像データを印字する
ような場合でも、背景パターン32を除去する画像処理
などを省くことが可能となる。また、非定形サイズ原稿
の読み取りで、原稿全体の画像データを印字するような
場合には、読み取った原稿情報から背景パターン32を
画像処理により除去すればよい。
【0029】なお、第2実施形態では、定形原稿基準位
置34(A点)、非定形原稿基準位置35(B点)を、
図9に示す様な位置としているが、これに限定されず、
定形サイズの原稿を置いたときに、背景パターン32が
原稿内に位置しなければ、図10や図11に示すような
位置に設定してもよい。この場合、非定形サイズ原稿に
対する主走査方向原稿サイズは、図4に示すフローチャ
ートに従った方法で検知し、定形サイズ原稿に対する主
走査方向原稿サイズは、主走査方向と逆の方向に原稿の
エッジを見つけるといった方法で検知する。そして、最
終的に非定形サイズ原稿ボタンが押下されているか否か
で、主走査原稿サイズを選択することによって、主走査
方向原稿サイズを特定することが可能となる。つまり、
図12に示すように、非定形サイズ原稿の読み取り領域
の端部が背景パターン32が存在する領域となるように
非定形原稿基準位置(B点)35を設け、定形サイズ原
稿の読み取り領域が背景パターン32が存在しない領域
となるように定形原稿基準位置(A点)34を設けるよ
うにすればよい。
【0030】C.第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態について説明する。ここ
で、図13は、本第3実施形態での定形、非定形サイズ
の原稿載置位置を説明するための概念図である。本第3
実施形態においては、背景パターンやプラテンガラス上
の構成は、前述した第1実施形態と同様であるが、図1
3に示すように、非定形サイズの原稿に対してのみ、原
稿を載置すべき非定形原稿基準位置35が設定されてい
る。一方、定形サイズの原稿に対しては、主走査方向に
対して、図13に示す「X」に示す位置に置いてもよい
し、あるいは「Y」に示す位置に置いてもよいように、
原稿を載置すべき基準位置を設定していない。この場
合、主走査、副走査原稿サイズ検知は、図3、図6に示
すフローチャートと同様である。
【0031】本第3実施形態では、図3に示すステップ
Sa5,Sa8で行っている原稿エッジ検出を、図14
に示すように、主走査方向の外側と内側の両方から行う
ようにしている。便宜上、外側からの原稿エッジ検出を
主走査外側検出、内側からの原稿エッジ検出を主走査内
側検出とする。主走査方向の原稿サイズ検知に関して
は、上記2つの原稿エッジ検出結果を保持しておき、読
み取り開始信号が発生した時に、非定形サイズ原稿ボタ
ンが押下されていた場合には、主走査外側検出の結果か
ら主走査原稿サイズ検知を行い、非定形サイズ原稿ボタ
ンが押下されていない場合には、主走査外側検出の結果
と主走査内側検出の結果とから主走査原稿サイズ検知を
行う。
【0032】原稿画像の読み取り動作時、非定形サイズ
原稿ボタンが押下されている場合には、図14に示す非
定形サイズ原稿基準位置35から主走査方向、副走査方
向とも同期信号を発生させる。一方、非定形サイズ原稿
ボタンが押下されていない場合には、副走査方向は、非
定形サイズ原稿基準位置35から同期信号を発生させ、
主走査方向は、主走査内側検出の結果に基づいて、その
位置から同期信号を発生させる。よって、主走査方向に
関しては、主走査内側検出の結果に基づいて同期信号を
発生させて、読み取り領域を制御するため、原稿が主走
査方向のどの位置に置いてあってもよいことになる。こ
のため、スキャナ機能やFAX機能として原稿を読み取
らせる時に、定形サイズ原稿時は、ユーザが主走査方向
の任意の位置にずらして原稿を置くことで、背景パター
ンにかかることを避けることができ、背景パターンを読
み取らずに原稿領域全てを読み取ることができ、背景パ
ターンを除去する画像処理などを省くことが可能とな
る。
【0033】D.第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態について説明する。ここ
で、図15は、本第4実施形態による原稿読取装置のプ
ラテンガラス上から見た様子を示す斜視図である。図に
おいて、41は、原稿を置くプラテンガラス、42は、
原稿を突き当てるガイド、43は、主走査方向に可動す
る白色の背景パターン、44は、上記背景パターン43
を主走査方向に押し出すスプリング、45は、上記背景
パターン43に接続されているワイヤ、46は、該ワイ
ヤ45を引くことにより背景パターン43を主走査方向
と反対方向(矢印C方向)に引き込むモータである。
【0034】通常、背景パターン43は、スプリング4
4によって主走査方向に押し出さ、プラテンガラス41
上の原稿読み取り領域へ迫り出している。原稿は、ユー
ザにより主走査、副走査原点方向(図15の右上方向)
に角を合わせるように載置される。このとき、原稿の端
部は、プラテンガラス41と背景パターン43の間に入
るかたちとなる。
【0035】主走査方向の原稿サイズは、第1実施形態
における図3、図4に示すフローチャートと同様の手順
により検知される。非定形サイズボタンが押下されてい
ると、モータ46が回転し、ワイヤ45が引っ張られる
ことになる。それに伴って、背景パターン43が主走査
方向と反対方向(矢印C方向)に移動し、読み取り領域
の外側に出る。モータ46は、背景パターン43が読み
取り領域から外れると停止する。背景パターン43があ
った位置には、原稿押さえのクッションがないため、背
景パターン43が読み取り領域外に出てしまうと、通常
状態時に背景パターン43が存在した領域の背景は黒く
なる。つまり、背景パターン43の移動によって、原稿
端部の背景が白い状態と黒い状態を作り出せる。
【0036】このようにして、非定形サイズボタンが押
された時に、原稿端部の背景が黒くなるような状態を作
りだしておく。副走査方向原稿サイズは、第1実施形態
と同様の手順で検知される。実際の原稿読み取り動作時
には、上記背景パターン43を通常の位置に戻すことで
原稿端部の背景が白くなり、原稿内に写り込むことはな
い。したがって、定形サイズ原稿においては、背景パタ
ーンを除去する画像処理などを省くことが可能となる。
【0037】E.第5実施形態 次に、本発明の第5実施形態について説明する。ここ
で、図16は、本第5実施形態による原稿読取装置のプ
ラテンガラス上から見た様子を示す斜視図である。図に
おいて、51は原稿を置くプラテンガラス、52は原稿
を突き当てるガイド、53は、副走査方向に連続する背
景パターン、54は、背景パターン53が貼り付けられ
たガイド、55は主走査方向に可動し、原稿を主走査方
向に押し出す押出板、56は該押出板55を主走査方向
に押し出すスプリング、57は上記押出板55に接続さ
れているワイヤ、58は該ワイヤ57を引くことにより
押出板55を主走査方向と反対方向(矢印D方向)に引
き込むモータである。
【0038】通常、押出板55は、ワイヤ57によって
主走査方向と反対方向(矢印D方向)に引っ張られてい
るため、原稿読み取り領域からちょうど外れた位置に有
る。ゆえに、背景パターン53が露出した状態となって
いる。原稿は、ユーザにより、主走査、副走査の原点に
角を合わせるように載置される。このとき、原稿の端部
は、ガイド52と押し出し板55に突き当てられている
かたちとなっている。
【0039】主走査方向、副走査方向のの原稿サイズ
は、第1実施形態における図3、図4、図6に示すフロ
ーチャートと同様の手順により検知される。読み取り開
始信号が発生し、その読み取り動作がFAX機能やスキ
ャナ機能等のような原稿領域全ての情報を使用するよう
な場合には、非定形原稿ボタンが押下されているとき
は、予備走査(プレスキャン)による副走査方向原稿サ
イズ検知終了後に、非定形原稿ボタンが押されていない
ときは、直ちに、モータ58を回転させ、ワイヤ57を
緩めることになる。これに伴って、押出板55がスプリ
ング56によって主走査方向に移動し、原稿を主走査方
向に押し出す。モータ58は、原稿を背景パターン53
が存在しない領域まで押し出すと停止する。その後、原
稿読み取り動作を開始することになる。原稿をずらした
際に読み取り領域を変える方法は、第2実施形態で説明
した方法と同様である。したがって、定形サイズ原稿に
おいては、背景パターンを除去する画像処理などを省く
ことが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1または
2記載の発明によれば、原稿サイズを認識するための背
景パターンを、原稿の画像非形成領域に位置するように
設けたので、原稿サイズ検知用の背景パターンが出力に
現れることによる画像劣化を生じることなく、定形/非
定形の原稿サイズを検知することができるという利点が
得られる。
【0041】また、請求項3記載の発明によれば、定形
サイズの原稿である場合には、選択手段により、前記第
2認識手段により認識された原稿のサイズを選択するよ
うにしたので、定形サイズの原稿の場合には、前記原稿
端検出手段および前記認識手段によって前記原稿のサイ
ズを認識する処理を省略することが可能となり、原稿読
み取り動作までの時間を短縮することができるという利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による画像読取装置の
外観および内部構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態による画像読取装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】 主走査方向の原稿サイズ検知処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】 原稿サイズ検知のアルゴリズムを説明するた
めのフローチャートである。
【図5】 原稿サイズ検知のアルゴリズムを説明するた
めの概念図である。
【図6】 副走査方向の原稿サイズ検知のアルゴリズム
を説明するためのフローチャートである。
【図7】 トレーシングペーパなどの透過率の高い原稿
を読み込んだ時の主走査方向画像データの様子を示す概
念図である。
【図8】 第2実施形態による原稿読取装置のプラテン
ガラス上から見た様子を示す斜視図である。
【図9】 本第2実施例によるプラテンガラス側を上か
ら見た様子を示す上面図である。
【図10】 第2実施形態の変形例を示す概念図であ
る。
【図11】 第2実施形態の変形例を示す概念図であ
る。
【図12】 第2実施形態の変形例(上位概念)を示す
概念図である。
【図13】 本第3実施形態での定形、非定形サイズの
原稿載置位置を説明するための概念図である。
【図14】 本第3実施形態での主走査方向および副走
査方向の原稿サイズ検知の方法を説明するための概念図
である。
【図15】 本第4実施形態による原稿読取装置のプラ
テンガラス上から見た様子を示す斜視図である。
【図16】 本第5実施形態による原稿読取装置のプラ
テンガラス上から見た様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,32,43,53 背景パターン 11 プラテンカバー(原稿覆い手段) 12,31,41,51 プラテンガラス(原稿載置手
段) 15 ランプ 19 画像読み取り素子(読取手段) 20 光センサ 25 原稿サイズ検知部(原稿端検出手段、認識手段、
第2認識手段) 26 CPU(補正手段、選択手段、読取領域制御手
段) 34 定形原稿基準位置(第1の基準位置) 35 非定形原稿基準位置(第2の基準位置) 43 背景パターン(濃度制御手段) 44 スプリング(濃度制御手段) 45 ワイヤ(濃度制御手段) 46 モータ(濃度制御手段) 55 押出板(原稿突き当てガイド) 56 スプリング(ガイド移動制御手段) 57 ワイヤ(ガイド移動制御手段) 58 モータ(ガイド移動制御手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿載置手段と、 副走査方向および主走査方向の双方またはいずれか一方
    に連続し、前記原稿戴置手段に載置された前記原稿の画
    像非形成領域に位置するように設けられた背景パターン
    を有し、前記原稿を覆う原稿覆い手段と、 前記原稿覆い手段により覆われた原稿の画像情報を読み
    取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた画像情報に前記背景パ
    ターンの画像情報が含まれるか否かを判別することによ
    り、原稿端を検出する原稿端検出手段と、 前記原稿端検出手段により検出された原稿端から前記原
    稿のサイズを認識する認識手段とを備えることを特徴と
    する画像読取装置。
  2. 【請求項2】 副走査方向および主走査方向の双方また
    はいずれか一方に連続し、前記原稿戴置手段に載置され
    た前記原稿の画像非形成領域に位置するように設けられ
    た背景パターンを有し、原稿が載置される原稿載置手段
    と、 前記原稿載置手段に載置された原稿を覆う原稿覆い手段
    と、 前記原稿覆い手段により覆われた原稿の画像情報を読み
    取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた画像情報に前記背景パ
    ターンの画像情報が含まれるか否かを判別することによ
    り、原稿端を検出する原稿端検出手段と、 前記原稿端検出手段により検出された原稿端から前記原
    稿のサイズを認識する認識手段とを備えることを特徴と
    する画像読取装置。
  3. 【請求項3】 定形サイズの原稿位置に対応させて配設
    されたセンサと、 前記センサの出力に基づいて原稿のサイズを認識する第
    2認識手段と、 前記原稿戴置手段に載置された原稿が定形サイズである
    か非定形サイズであるかを指示する指示手段と、 前記指示手段より非定形サイズの原稿であると指示され
    た場合には、前記原稿端検出手段により原稿端を検出
    し、前記認識手段により認識された前記原稿のサイズを
    選択する一方、前記指示手段より定形サイズの原稿であ
    ると指示された場合には、前記第2認識手段により認識
    された原稿のサイズを選択する選択手段とを備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿載置手段は、定形サイズの原稿
    を載置する第1の基準位置と、非定形サイズの原稿を載
    置する第2の基準位置とを有し、 前記原稿戴置手段に載置された原稿が定形サイズである
    か非定形サイズであるかを指示する指示手段と、 前記指示手段により指示される原稿の種類に応じて、前
    記読取手段による読み取り領域を変更する制御手段とを
    備えることを特徴とする請求項1または2記載の画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の基準位置は、定形サイズの原
    稿の読み取り領域が前記背景パターンのない領域である
    ことを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿載置手段は、非定形サイズの原
    稿を載置するための第2の基準位置を有し、 定形サイズの原稿に対しては、原稿を載置する際の基準
    位置を設けず、原稿の種類に応じて、前記読取手段によ
    る読み取り領域を変更する読取領域制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿戴置手段に載置された原稿が定
    形サイズであるか非定形サイズであるかを指示する指示
    手段と、 前記指示手段の指示結果に基づいて、前記背景パターン
    の見かけ上の濃度を変更する濃度制御手段を備えること
    を特徴とした請求項2記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記原稿戴置手段に載置された原稿が定
    形サイズであるか非定形サイズであるかを指示する指示
    手段と、 主走査方向に移動可能に、副走査方向に沿って設けら
    れ、前記原稿載置手段に載置される原稿に突き当てられ
    る原稿突き当てガイドと、 前記指示手段により指示される原稿の種類に応じて、前
    記原稿突き当てガイドを移動させるガイド移動制御手段
    とを備えることを特徴とした請求項2記載の画像読取装
    置。
  9. 【請求項9】 原稿が載置される原稿載置手段と、 副走査方向および主走査方向の双方またはいずれか一方
    に連続し、前記原稿戴置手段に載置された前記原稿の画
    像非形成領域に位置するように設けられた背景パターン
    を有し、前記原稿を覆う原稿覆い手段と、 前記原稿覆い手段により覆われた原稿の画像情報を読み
    取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた画像情報に前記背景パ
    ターンの画像情報が含まれるか否かを判別することによ
    り、原稿端を検出する原稿端検出手段と、 前記原稿端検出手段により検出された原稿端から前記原
    稿のサイズを認識する認識手段と前記認識手段により認
    識された原稿の画像情報から前記背景パターンの画像を
    除去する除去手段とを備えることを特徴とする画像読取
    装置。
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