JP3094916B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3094916B2 JP19472696A JP19472696A JP3094916B2 JP 3094916 B2 JP3094916 B2 JP 3094916B2 JP 19472696 A JP19472696 A JP 19472696A JP 19472696 A JP19472696 A JP 19472696A JP 3094916 B2 JP3094916 B2 JP 3094916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に、同一チップ内にRAM及びROMを有する
半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的なメモリセルアレイの一
構成例を示すブロック図である。
【0003】本従来例は図5に示すように、複数のワー
ド線W1〜Wnのそれぞれとビット線B,バーBとの間
に接続されたRAMセル101及びROMセル103
と、複数のワード線W1〜Wnのうち1つのワード線を
選択して高電位状態にするアドレスデーコーダ111
と、RAMセル101及びROMセル103に記憶され
ているデータをラッチ出力するリードラッチ112と、
RAMセル103に対してデータが入力されるライトバ
ッファ113と、ソース端子が接地されたP型トランジ
スタ109とから構成されている(特開平5−3147
76号公報参照)。
【0004】図6は、図5に示したROMセル103の
構成を示す回路図である。
【0005】本従来例におけるROMセルは図6に示す
ように、2つの選択用N型トランジスタ121,122
からなり、一方のN型トランジスタのソース端子が電源
に接続され、他方のN型トランジスタのソース端子が接
地されている。
【0006】上記のように構成されたメモリセルにおい
ては、アドレスデコーダ111によって、複数のワード
線W1〜Wnの中から1つのワード線が選択されて“H
i”にされると、選択されたワード線に接続されたRO
Mセル内の選択用N型トランジスタ121,122が共
にONし、各ソース電位即ち記憶データがビット線B,
バーBにそれぞれ出力される。そして、ビット線B,バ
ーBに出力された記憶データが、リードラッチ112を
介して外部に出力される。また、RAMセルに関しても
同様にして、RAMセルに記憶されたデータが外部に出
力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体記憶装置においては、同一ワード線(同一アドレ
ス)にRAMセル及びROMセルが接続されている場
合、RAMセルに対してデータを書き込む際に、ROM
セルとライトバッファとの間で貫通電流が流れてしまう
という問題点がある。
【0008】以下に、上記問題点について詳細に説明す
る。
【0009】図7は、図6に示したROMセルの等価回
路を示す図である。
【0010】ライトバッファ113(図5参照)によっ
てビット線Bに“Low”が出力され、ビット線バーB
に“Hi”が出力されている時、トランジスタは機械的
にスイッチと等価であるため、選択されたワード線に接
続されたROMセルは、図7に示すように表わせる。
【0011】ここで、図7に示すように、ビット線Bは
電源電位に接続されるが、同時にビット線Bはライトバ
ッファ113(図5参照)に上り、“Low”即ちGN
D電位となっている。そのため、ROMセルとライトバ
ッファ113(図5参照)との間で貫通電流が流れるこ
とになる。
【0012】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、貫通電流が
流れることなくRAMセルに書き込みを行うことができ
る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のワード線と2本で1組となる複数の
ビット線との間に書き換え可能なRAMセル及び書き換
え不能なROMセルが接続されてなるメモリセルアレイ
を有する半導体記憶装置において、前記ROMセルは、
ゲート端子が前記ワード線に接続され、ドレイン端子が
前記2本のビット線のうち一方に接続された第1のトラ
ンジスタと、ゲート端子が前記ワード線に接続され、ド
レイン端子が前記2本のビット線のうち他方に接続され
た第2のトランジスタと、ソース端子が接地され、ゲー
ト端子が前記第1及び第2のトランジスタのうち一方の
トランジスタのソース端子に接続され、ドレイン端子が
前記第1及び第2のトランジスタのうち他方のトランジ
スタのソース端子に接続された第3のトランジスタと
らなり、前記第3のトランジスタは、前記RAMセルに
対する書き込み時に、前記第1及び第2のトランジスタ
のうち該第3のトランジスタのドレイン端子に接続され
たトランジスタに接続されたビット線がH状態である場
合にOFF状態となることを特徴とする。
【0014】また、前記ROMセルは、前記RAMセル
の配線の一部を削除するのみで形成されることを特徴と
する。
【0015】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、書き込み時において、1つのワード線のみが
“Hi”となり、それにより、ワード線に接続されたメ
モリセルの第1及び第2のトランジスタがONとなる。
その際、一方のビット線に“Hi”、他方のビット線に
“Low”のデータがそれぞれから出力されており、こ
の時、他方のビット線は“Low”であるため、第3の
トランジスタがOFFとなり、一方のビット線は“H
i”のままであり、どこにも電流は流れない。また、一
方のビット線に“Low”、他方のビット線に“Hi”
のデータがそれぞれ出力されている場合は、他方のビッ
ト線は“Hi”であるため、第3のトランジスタがON
となり、一方のビット線はGNDに接続されている。し
かし、GNDは“Low”と同電位であるため、この時
も電流は流れない。同様に、2本のビット線が入れ換わ
った時も電流は流れない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の半導体記憶装置の実施の
一形態を示すROMセルの回路図である。
【0018】本形態は図1に示すように、ゲート端子が
ワード線Wに接続され、ドレイン端子がビット線Bに接
続された第1のトランジスタである選択用N型トランジ
スタ1と、ゲート端子がワード線Wに接続され、ドレイ
ン端子がビット線バーBに接続された第2のトランジス
タである選択用N型トランジスタ2と、ゲート端子が選
択用N型トランジスタ2のソース端子に接続され、ドレ
イン端子が選択用N型トランジスタ1のソース端子に接
続され、ソース端子が接地された第3のトランジスタで
あるN型トランジスタ3とから構成されている。
【0019】ここで、図1及び図5を用いて本発明の半
導体記憶装置の動作について説明する。
【0020】まず、読み出し時について説明する。
【0021】読み出し時は図5において、バーPre信
号が“Low”となり、それによりP型トランジスタ1
09がONとなり、ビット線B,バーBはともに“H
i”にプリチャージされる。その後、バーPre信号が
“Hi”になるとアドレスデコーダ111において選択
されたワード線のみが“Hi”となる。
【0022】図1において、ワード線Wが“Hi”にな
ると、選択用N型トランジスタ1,2はONとなる。ま
た、選択用N型トランジスタ2を介して“Hi”がN型
トランジスタ3のゲートに入力され、N型トランジスタ
3もONする。
【0023】図2は、図1に示した各トランジスタをス
イッチに置換えたものであり、(a)は読み出し時の状
態を示す図、(b),(c)は書き込み時の状態を示す
図である。
【0024】図2(a)に示すように、ビット線Bには
GNDが接続され、“Low”がリードラッチ112
(図5参照)に出力されて外部に“Low”が出力され
る。また、ビット線B,バーBを入れ換えると、ビット
線バーB側に“Low”が出力され、リードラッチ11
2(図5参照)において反転されて外部に“Hi”が出
力される。
【0025】次に、書き込み時について説明する。
【0026】書き込み時は図5において、バーPre信
号によってビット線B,バーBがプリチャージされた
後、ライトバッファ113によりビット線に書き込みデ
ータが出力される。この時、ビット線BとバーBは反転
関係にある。また、プリチャージ後、アドレスデコーダ
111によって1つのワード線のみが“Hi”となり、
そのワード線に接続されたメモリセルの選択用N型トラ
ンジスタ1,2はONとなる。
【0027】図2(b)においては、ビット線Bに“H
i”、ビット線バーBに“Low”のデータがそれぞれ
ライトバッファ113から出力されており、この時、ビ
ット線バーBは“Low”であるため、N型トランジス
タ3がOFFとなり、ビット線Bは“Hi”のままであ
り、どこにも電流は流れない。
【0028】また、図2(c)においては、ビット線B
に“Low”、ビット線バーBに“Hi”のデータがそ
れぞれライトバッファ113から出力されており、この
時、ビット線バーBは“Hi”であるため、N型トラン
ジスタ3がONとなり、ビット線BはGNDに接続され
ている。しかし、GNDは“Low”と同電位であるた
め、この時も電流は流れない。同様に、ビット線B,バ
ーBが入れ換わった時も、電流が流れないことは明白で
ある。
【0029】次に、本発明におけるROMセルの実現方
法について説明する。
【0030】図3は、本発明におけるROMセルの実現
方法を説明するための図であり、(a)は実現されたR
OMセルの一例を示す図、(b)はRAMセルの一例を
示す図である。
【0031】図3(b)に示すようなRAMセルに対し
て、P型トランジスタ5とN型トランジスタ4との間の
配線と、P型トランジスタ6とN型トランジスタ3との
間の配線との2本の配線を削除すると(図3(a))、
図1に示した回路と等価な回路となる。
【0032】このように、本発明のROMセルは、RA
Mセルから配線の削除のみで容易に実現することができ
る。
【0033】図4は、図3に示した回路図をブロック図
化した図である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
ビット線のデータによって開閉するトランジスタを設け
たため、貫通電流が流れることなく、メモリセルアレイ
中のRAMセルに書き込みを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の実施の一形態を示す
ROMセルの回路図である。
【図2】図1に示した各トランジスタをスイッチに置換
えたものであり、(a)は読み出し時の状態を示す図、
(b),(c)は書き込み時の状態を示す図である。
【図3】本発明におけるROMセルの実現方法を説明す
るための図であり、(a)は実現されたROMセルの一
例を示す図、(b)はRAMセルの一例を示す)図であ
る。
【図4】図3に示した回路図をブロック図化した図であ
る。
【図5】一般的なメモリセルアレイの一構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示したROMセルの構成を示す回路図で
ある。
【図7】図6に示したROMセルの等価回路を示す図で
ある。
【符号の説明】 1,2 選択用N型トランジスタ 3,4 N型トランジスタ 5,6 P型トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 17/00 G11C 11/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と2本で1組となる複数
    のビット線との間に書き換え可能なRAMセル及び書き
    換え不能なROMセルが接続されてなるメモリセルアレ
    イを有する半導体記憶装置において、 前記ROMセルは、 ゲート端子が前記ワード線に接続され、ドレイン端子が
    前記2本のビット線のうち一方に接続された第1のトラ
    ンジスタと、 ゲート端子が前記ワード線に接続され、ドレイン端子が
    前記2本のビット線のうち他方に接続された第2のトラ
    ンジスタと、 ソース端子が接地され、ゲート端子が前記第1及び第2
    のトランジスタのうち一方のトランジスタのソース端子
    に接続され、ドレイン端子が前記第1及び第2のトラン
    ジスタのうち他方のトランジスタのソース端子に接続さ
    れた第3のトランジスタとからなり、 前記第3のトランジスタは、前記RAMセルに対する書
    き込み時に、前記第1及び第2のトランジスタのうち該
    第3のトランジスタのドレイン端子に接続されたトラン
    ジスタに接続されたビット線がH状態である場合にOF
    F状態となる ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記ROMセルは、前記RAMセルの配線の一部を削除
    するのみで形成されることを特徴とする半導体記憶装
    置。
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