JP3094706U - 流し台の食器などの収容装置 - Google Patents

流し台の食器などの収容装置

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元機 柳内
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ヤジマ温泉お風呂株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し台の天板２下方の胴部空間を最大限利用
して収納部４を拡大すると共に食品や食器などの収容物
の収納と取出しを高齢者などにも安全且つ容易にできる
ようにした衛生的な食器収容装置を提供する。 【解決手段】 天板２と巾木３の間の空間４に正面開口
の外箱６を設け、この内部に正面開口の棚付収容箱１５
を前後に移動可能に設ける。更に外箱開口部に約１８０
°回動できる棚板１０付扉５を取付け、棚付収容箱１５
と棚板１０付扉５をＬ型リンク１７で連結して連動させ
棚付収容箱１５の開口面１５Ａと扉棚部の開口面１０Ａ
を平行させて同時に使用できるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属するの技術分野】
この考案は、食器類を衛生的に収納すると共に食器類の収納及び取出しを容易 にした装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
食器類を収容するため流し台胴部の正面に引きだしを設けたり、棚板を設けた 流し台が知られているが、いずれも収納物の取出しが不便な上、収納空間の割に 収容力が小さい欠点がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本案は、流し台の天板下方の胴部空間を最大限利用して収納部を拡大すると共 に収納物の収納と取出しを高齢者などにも安全且つ容易にできるようにした衛生 的な食器収容装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本案装置は、流し台の天板下方と巾木間の空所に設けた正面開口外箱と、前記 外箱開口部の片側に１８０°回動可能な収容棚付扉が取付けられると共に前記外 箱内に前後に移動可能な収容箱とからなり、前記収容棚付扉の一部と前記収容箱 の底面の一部が長孔付連結リンクによって連結されて前記扉を１８０°回転させ たとき前記扉の収容棚と前記収容箱の前面が左右に平行して位置するように構成 され、食器などを同時に出し入れ可能にしたものである。
【０００５】
【考案の実施の態様】
図１において、１は流し台、２は天板、３は巾木、４は食器箱などの収容部、 ５は片持ちの回動扉であって少なくとも１７０°、好ましくは１８０°回動する 。 図２は、収容部の内部を示す正面図であって、正面が開口した箱体又は木枠に よる外箱６が天板と巾木の間の空間に形成されている。７は底板であって表面に ２本の平行ガイドレール８が固定されている。９は背面側に垂設した補強板であ る。 外箱６内には、回動扉裏面の収容棚部１０と棚付の収容箱１５が対面するよう に収容される。即ち、収容箱１５は、棚部１０の奥行より後方に位置して収容さ れ、底面に設けたコロ１６によってレール８上を移動する。
【０００６】 １１は、扉の回動枢軸であり、外箱開口面より突出した位置に各端部を金具１ ２によって支持され図示しないヒンジにより扉５を連結している。１３は手掛け 部である。なお、扉板の一部を強化ガラスなどによって覗き窓１４とすることも できる。 回動扉５と食器収容箱１５は、Ｌ型の溝付リンク１７によって連結される。 １８は扉棚部の底面に突出させたピンであってリンクの一端を枢着し、長孔１ ９は食器収容箱の底面に突設したピン２０を嵌合している。 扉５の回動に伴ってリンクの長孔の後端２２がピン２０に当接すると以後、収 容箱は回動扉５の回動角に伴って前方に引き出され、扉が閉められて長孔の前端 ２１がピン２０に当接すると収容箱が押し込められる。 なお、外箱の上面板６Ａの裏面にレールＢを設け、収容箱１５の上面に摺動案 内突起Ｃを突設して嵌合させることにより、収容箱内に食器又は食品が無造作に 収容された場合も偏荷重による揺動を抑止して円滑な移動が行える。レールと突 起の取付け関係を逆にしても同様である。
【０００７】
【考案の効果】
本案は、回動扉が約１８０°回動して収容箱が外箱の開口面に達した状態で、 食器棚の正面１０Ａと食器収容箱の開口面１５Ａが左右に平行して位置するよう になるから、収容物の取り出しや入れ替えが簡単にできる。 また、収容箱は、正面側を除いて全面が覆われているから衛生的である他、棚 板間隔も自由に調節できるから調味料その他の食品容器や皿などの食器を選別し て収容する必要が無くなり、扉裏面の棚部と収容箱内の棚を自由に使用して収容 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 流し台の全体正面図。
【図２】 収容部の正面図。
【図３】 収容部の拡大平面図。
【図４】 収容部の拡大側面図。
【図５】 扉棚部と収容箱の連動を示す平面図。
【符号の説明】
２ 天板 ３ 巾木 ４ 収納部 ５ 扉 ６ 外箱 ７ 底板 ８ ガイドレール １０ 扉裏面の棚部 １１ 回動枢軸 １２ 支持金具 １５ 収容箱 １６ コロ １７ 連結リンク １８、２０ ピン １９ 長孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】流し台の天板下方と巾木間の空所に設けた
    正面開口外箱と、前記外箱開口部の片側に１８０°回動
    可能な収容棚付扉が取付けられると共に前記外箱内に前
    後に移動可能な収容箱とからなり、前記収容棚付扉の一
    部と前記収容箱の底面の一部が長孔付連結リンクによっ
    て連結されて前記扉を１８０°回転させたとき前記扉の
    収容棚と前記収容箱の前面が左右に平行して位置するよ
    うに構成されてなる流し台の食器などの収容装置。
  2. 【請求項２】外箱の上面板裏面と収容箱上面にレールと
    摺動突起による揺動防止装置が設けられてなる請求項１
    記載の収容装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108457464A (zh) * 2018-06-11 2018-08-28 淮北卓颂建筑工程有限公司 一种建筑装修平台

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