JP3094607B2 - 転写型プリンタのリボンカセット - Google Patents
転写型プリンタのリボンカセットInfo
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- JP3094607B2 JP3094607B2 JP03339699A JP33969991A JP3094607B2 JP 3094607 B2 JP3094607 B2 JP 3094607B2 JP 03339699 A JP03339699 A JP 03339699A JP 33969991 A JP33969991 A JP 33969991A JP 3094607 B2 JP3094607 B2 JP 3094607B2
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- cassette
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は転写型プリンタのリボン
カセットに関し、特にライン型のプリントヘッドを持つ
転写型プリンタのリボンカセットに関する。
カセットに関し、特にライン型のプリントヘッドを持つ
転写型プリンタのリボンカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の転写型プリンタのリボンカセット
は図７に示すように、インクリボンが巻かれたリボン供
給側ロール１８と、巻き取り側ロール１９とを、図示し
ないプリントヘッドが入る所定の間隔を持って回転可能
に保持するトレイタイプのカセットであった。
は図７に示すように、インクリボンが巻かれたリボン供
給側ロール１８と、巻き取り側ロール１９とを、図示し
ないプリントヘッドが入る所定の間隔を持って回転可能
に保持するトレイタイプのカセットであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の転写型プリ
ンタのリボンカセットでは、インクリボンが巻かれたリ
ボン供給側ロールと巻き取り側ロールとの間に、プリン
タのプリントヘッドが入る所定の間隔を必要とするた
め、サイズが大きいという欠点があった。
ンタのリボンカセットでは、インクリボンが巻かれたリ
ボン供給側ロールと巻き取り側ロールとの間に、プリン
タのプリントヘッドが入る所定の間隔を必要とするた
め、サイズが大きいという欠点があった。
【０００４】リボンカセットには、一般に３色リボン
用，４色リボン用，モノクロリボン用とがあり、ユーザ
が必要に応じて使いわける必要があり、リボンカセット
と交換したときに、リボンカセットを保管することにな
るが、従来のトレイタイプのカセットではサイズが大き
いため、置き場所に困るという問題があった。
用，４色リボン用，モノクロリボン用とがあり、ユーザ
が必要に応じて使いわける必要があり、リボンカセット
と交換したときに、リボンカセットを保管することにな
るが、従来のトレイタイプのカセットではサイズが大き
いため、置き場所に困るという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、サイズをコンパクト化し
た転写型プリンタのリボンカセットを提供することにあ
る。
た転写型プリンタのリボンカセットを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る転写型プリンタのリボンカセットは、
インクリボンが巻かれたリボン供給側ロールと、リボン
供給側ロールのコアを回転可能に収納するカセットカバ
ーおよびカセットベースと、インクリボンの他端が貼り
付けられたリボン巻き取り側コアと、カセットカバーの
両端部に、リボン巻き取り側のコアを保持し、リボン巻
き取り側コアを外した際、自動的にカセット中央側に可
倒するリボンホルダとを有するものである。
め、本発明に係る転写型プリンタのリボンカセットは、
インクリボンが巻かれたリボン供給側ロールと、リボン
供給側ロールのコアを回転可能に収納するカセットカバ
ーおよびカセットベースと、インクリボンの他端が貼り
付けられたリボン巻き取り側コアと、カセットカバーの
両端部に、リボン巻き取り側のコアを保持し、リボン巻
き取り側コアを外した際、自動的にカセット中央側に可
倒するリボンホルダとを有するものである。
【０００７】また、前記リボンホルダは、支点より下部
のカセット中央側に突起を有し、前記カセットカバー
は、リボンホルダの突起に対向するバネ性を持った片持
ちはり状の突起を有するものである。
のカセット中央側に突起を有し、前記カセットカバー
は、リボンホルダの突起に対向するバネ性を持った片持
ちはり状の突起を有するものである。
【０００８】また、前記リボンホルダは、支点より上部
のカセット中央側に突起を有し、前記カセットカバー
は、リボンホルダの突起に対向するバネ性を持った片持
ちはり状の突起を有するものである。
のカセット中央側に突起を有し、前記カセットカバー
は、リボンホルダの突起に対向するバネ性を持った片持
ちはり状の突起を有するものである。
【０００９】また、リボン供給側ロールのコアの両端に
プリンタ側の軸受に回転可能に保持されるためのスプー
ルを有するものである。
プリンタ側の軸受に回転可能に保持されるためのスプー
ルを有するものである。
【００１０】また、供給側のインクリボンの巻かれたロ
ール端部にドーナツ状のリテーナとを有するものであ
る。
ール端部にドーナツ状のリテーナとを有するものであ
る。
【００１１】また、両端部のリボンホルダを垂直に立て
たときにリボンホルダの重心より外側に支点を有するも
のである。
たときにリボンホルダの重心より外側に支点を有するも
のである。
【００１２】
【作用】リボン巻取側コアを回転可能に支持するリボン
ホルダを可倒式に取付け、リボン巻取側コアを取外した
状態でリボンホルダを折り畳むことによりコンパクト化
する。
ホルダを可倒式に取付け、リボン巻取側コアを取外した
状態でリボンホルダを折り畳むことによりコンパクト化
する。
【００１３】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例に係るリボンカセットの組
立図である。図において、インクリボン１はリボン供給
側コア２に巻かれており、その他端が巻取側のコア３に
貼り付けられている。
る。図１は本発明の一実施例に係るリボンカセットの組
立図である。図において、インクリボン１はリボン供給
側コア２に巻かれており、その他端が巻取側のコア３に
貼り付けられている。
【００１４】リボン供給側のコア２の両端には、図示せ
ぬ転写型プリンタにセットされたときにプリンタ側の軸
受に回転可能に支持されるべくスプール４が差込まれ
る。スプール４と、インクリボンが巻かれたロール５の
間には、輸送中に巻かれたインクリボン１が横ずれしな
いようにリテーナ６が設けられている。
ぬ転写型プリンタにセットされたときにプリンタ側の軸
受に回転可能に支持されるべくスプール４が差込まれ
る。スプール４と、インクリボンが巻かれたロール５の
間には、輸送中に巻かれたインクリボン１が横ずれしな
いようにリテーナ６が設けられている。
【００１５】カセットベース７は、リテーナ６，スプー
ル４をつけたリボン供給側ロール５をカセットカバー８
とともに回転可能に収納する。カセットカバー８の両端
には、リボンホルダ９がピン１０によりカセット中央側
に起倒可能に取り付けられている。
ル４をつけたリボン供給側ロール５をカセットカバー８
とともに回転可能に収納する。カセットカバー８の両端
には、リボンホルダ９がピン１０によりカセット中央側
に起倒可能に取り付けられている。
【００１６】図２は、図１のリボンカセットの組み上げ
られたときの図である。図３は、リボンホルダ９に巻き
取り側のコア３をセットしたときの様子を示す図であ
る。図４は、本発明の一実施例に係るリボンカセットの
リボンホルダの動きを示す図である。カセットカバー７
には、リボンホルダ９がピン１０を支点として外側に倒
れないようにするストッパ１１が設けられている。ま
た、リボンホルダ９が自然に内側に倒れるように、リボ
ンホルダ９には、回転中心より下の内側に突起１２が設
けられ、カセットカバーにはバネ性を有する片持ちはり
状の突起３を有する。
られたときの図である。図３は、リボンホルダ９に巻き
取り側のコア３をセットしたときの様子を示す図であ
る。図４は、本発明の一実施例に係るリボンカセットの
リボンホルダの動きを示す図である。カセットカバー７
には、リボンホルダ９がピン１０を支点として外側に倒
れないようにするストッパ１１が設けられている。ま
た、リボンホルダ９が自然に内側に倒れるように、リボ
ンホルダ９には、回転中心より下の内側に突起１２が設
けられ、カセットカバーにはバネ性を有する片持ちはり
状の突起３を有する。
【００１７】図５は本発明の一実施例に係るリボンカセ
ットのリボンホルダ９の動きを示す図である。プリンタ
にセットされたときには、リボンホルダ９が内側に倒れ
ており、特に上から圧力を受けないときに少し起き上が
るように、リボンホルダ９には、支点１４より上の内側
に突起１５が設けられ、カセットカバー７にはバネ性を
持つ片持ちはり状の突起１６を有する。
ットのリボンホルダ９の動きを示す図である。プリンタ
にセットされたときには、リボンホルダ９が内側に倒れ
ており、特に上から圧力を受けないときに少し起き上が
るように、リボンホルダ９には、支点１４より上の内側
に突起１５が設けられ、カセットカバー７にはバネ性を
持つ片持ちはり状の突起１６を有する。
【００１８】図６は、図４に示したリボンホルダを倒す
機構とは異なる実施例であり、リボンホルダ９の重心１
７より外側に支点１４が備えられている。リボンホルダ
９が外側に倒れないようにカセットカバー８にはストッ
パ１１を有している。
機構とは異なる実施例であり、リボンホルダ９の重心１
７より外側に支点１４が備えられている。リボンホルダ
９が外側に倒れないようにカセットカバー８にはストッ
パ１１を有している。
【００１９】ユーザがプリンタにリボンカセットを装着
するときは、まず図３に示す状態でリボンカセットのカ
セットベース７がセットされる位置に置く。
するときは、まず図３に示す状態でリボンカセットのカ
セットベース７がセットされる位置に置く。
【００２０】次に巻き取り側コア３をリボンホルダ９か
ら取外し、プリンタの巻き取り側のハブにセットする。
ら取外し、プリンタの巻き取り側のハブにセットする。
【００２１】すると、図４に示すようにリボンホルダ９
の突起１２は、カセットカバー７のバネ性の持った片持
ちはり状の突起１３に押されて支点１４を中心に回転
し、リボンホルダ９は内側に倒れ、図２に示した状態と
なる。これでプリンタへのリボンカセットのセットは終
了し印刷が可能となる。
の突起１２は、カセットカバー７のバネ性の持った片持
ちはり状の突起１３に押されて支点１４を中心に回転
し、リボンホルダ９は内側に倒れ、図２に示した状態と
なる。これでプリンタへのリボンカセットのセットは終
了し印刷が可能となる。
【００２２】リボンを交換する際は、まずプリンタ側の
コア３をプリンタの巻き取り側ハブよりはずし、リボン
ホルダ９を起こして図３のようにセットする。
コア３をプリンタの巻き取り側ハブよりはずし、リボン
ホルダ９を起こして図３のようにセットする。
【００２３】このときリボンホルダ９は図５に示すよう
に、リボンホルダ９の支点１４より上側の内側にある突
起１５がカセットカバー７の片持ちはり状の突起１６に
よりあらかじめ少し押し上げられているので、リボンホ
ルダ９を起こすのは容易にできる。図３に示す状態でプ
リンタからリボンカセットを取り出し、先ほど述べた方
法で別のリボンカセットをセットすれば、交換の作業は
終了する。
に、リボンホルダ９の支点１４より上側の内側にある突
起１５がカセットカバー７の片持ちはり状の突起１６に
よりあらかじめ少し押し上げられているので、リボンホ
ルダ９を起こすのは容易にできる。図３に示す状態でプ
リンタからリボンカセットを取り出し、先ほど述べた方
法で別のリボンカセットをセットすれば、交換の作業は
終了する。
【００２４】ユーザが４色リボンからモノクロリボンに
交換するときは、使いかけの４色リボンカセットがプリ
ンタから取り出される。その際、図３の状態であるた
め、場所も多く取らず、また巻き取り側のコア３が転が
る心配もないので、便利である。
交換するときは、使いかけの４色リボンカセットがプリ
ンタから取り出される。その際、図３の状態であるた
め、場所も多く取らず、また巻き取り側のコア３が転が
る心配もないので、便利である。
【００２５】図４では、リボンホルダ９をバネ性のもっ
た片持ちはり状の突起で内側に倒す例を示したが、図６
のようにリボンホルダ９の重心より外側に支点１４をも
っている構成でも同じ効果を得ることができる。
た片持ちはり状の突起で内側に倒す例を示したが、図６
のようにリボンホルダ９の重心より外側に支点１４をも
っている構成でも同じ効果を得ることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクリボンが巻かれたリボン供給側ロールに支持するリ
ボンホルダを可倒可能に取付けたため、収納時にリボン
ホルダを折畳むことによりサイズがコンパクトになり、
リボンカセットとしての機能を満足し、しかもコストが
低いという効果を有する。
ンクリボンが巻かれたリボン供給側ロールに支持するリ
ボンホルダを可倒可能に取付けたため、収納時にリボン
ホルダを折畳むことによりサイズがコンパクトになり、
リボンカセットとしての機能を満足し、しかもコストが
低いという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例に係るリボンカセットを示す
組立図である。
組立図である。
【図２】図１に示すリボンカセットの完成状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】図１に示すリボンカセットでリボンホルダに巻
き取り側コアをセットした状態を示す図である。
き取り側コアをセットした状態を示す図である。
【図４】本発明の一実施例に係るリボンカセットにおけ
るリボンホルダの動きを示す図である。
るリボンホルダの動きを示す図である。
【図５】本発明の一実施例に係るリボンカセットにおけ
るリボンホルダの動きを示す図である。
るリボンホルダの動きを示す図である。
【図６】本発明の別の実施例を示す図である。
【図７】従来のリボンカセットを示す図である。
１ インクリボン ２ コア ３ コア ４ スプール ５ ロール ６ リテーナ ７ カセットベース ８ カセットカバー ９ リボンホルダ １０ ピン １１ ストッパ １２ 突起 １３ 突起 １４ 支点 １５ 突起 １６ 突起 １７ 重心 １８ 供給側ロール １９ 巻き取り側ロール
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 17/22 - 17/32 B41J 32/00 - 32/02 B41J 35/28
Claims (6)
- 【請求項１】 インクリボンが巻かれたリボン供給側ロ
ールと、 リボン供給側ロールのコアを回転可能に収納するカセッ
トカバーおよびカセットベースと、 インクリボンの他端が貼り付けられたリボン巻き取り側
コアと、 カセットカバーの両端部に、リボン巻き取り側のコアを
保持し、リボン巻き取り側コアを外した際、自動的にカ
セット中央側に可倒するリボンホルダとを有すること特
徴とする転写型プリンタのリボンカセット。 - 【請求項２】 前記請求項１に記載のリボンカセットで
あって、 前記リボンホルダは、支点より下部のカセット中央側に
突起を有し、 前記カセットカバーは、リボンホルダの突起に対向する
バネ性を持った片持ちはり状の突起を有することを特徴
とする転写型プリンタのリボンカセット。 - 【請求項３】 前記請求項１に記載のリボンカセットで
あって、 前記リボンホルダは、支点より上部のカセット中央側に
突起を有し、 前記カセットカバーは、リボンホルダの突起に対向する
バネ性を持った片持ちはり状の突起を有することを特徴
とする転写型プリンタのリボンカセット。 - 【請求項４】 前記請求項１に記載のリボンカセットで
あって、 リボン供給側ロールのコアの両端にプリンタ側の軸受に
回転可能に保持されるためのスプールを有することを特
徴とする転写型プリンタのリボンカセット。 - 【請求項５】 前記請求項４に記載のリボンカセットで
あって、 供給側のインクリボンの巻かれたロール端部にドーナツ
状のリテーナとを有することを特徴とする転写型プリン
タのリボンカセット。 - 【請求項６】 前記請求項１に記載のリボンカセットで
あって、 両端部のリボンホルダを垂直に立てたときにリボンホル
ダの重心より外側に支点を有することを特徴とする転写
型プリンタのリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03339699A JP3094607B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 転写型プリンタのリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03339699A JP3094607B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 転写型プリンタのリボンカセット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147294A JPH05147294A (ja) | 1993-06-15 |
| JP3094607B2 true JP3094607B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=18329967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03339699A Expired - Fee Related JP3094607B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 転写型プリンタのリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3094607B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP03339699A patent/JP3094607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05147294A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |