JP3094166B2 - 平面或いは曲面ガラス板を造るための方法 - Google Patents

平面或いは曲面ガラス板を造るための方法

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JP3094166B2
JP3094166B2 JP08504030A JP50403096A JP3094166B2 JP 3094166 B2 JP3094166 B2 JP 3094166B2 JP 08504030 A JP08504030 A JP 08504030A JP 50403096 A JP50403096 A JP 50403096A JP 3094166 B2 JP3094166 B2 JP 3094166B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 本発明は、ガラス板を先ず熱的に或いは化学的に焼入
れし、引続きガラスの転移温度以下の温度水準で熱処理
を行う様式の、高い曲げ引張り強度を備えた平面或いは
曲面ガラス板を造るための方法、並びに安全窓ガラスお
よび防火−安全窓ガラスを造るための方法の適用に関す
る。
(発明の属する技術分野) この種のガラス板は玄関のガラス張りとして、窓或い
は扉にはめ込まれる焼入れしたガラス板として、また仕
切り部材、例えば部屋の壁を形成する光透過性の建材と
しても使用されている。この場合、ガラス板は公知の様
式で一枚一枚の板として、或いは多数の板と組合せた合
せた窓ガラス或いは断熱・防音窓ガラスとし使用され
る。ガラスの機械的或いは熱的に高い安定性が要求され
る全ての使用例にあっては、ガラス板が焼入れされてい
る必要がある。このような焼入れ方法は公知であり、熱
的な焼入れは、例えばドイツ連邦共和国特許第36 11 84
4号公報に開示されている。焼入れは安全窓ガラスにあ
っては、破壊に対して比較的高強度を示し、万一板が破
壊されたとしても負傷の危険を低減する。防火窓ガラス
にあっては、焼入れによって達せられる高い強度は熱耐
久疲労限界を増大させ、従ってガラス板が部分的に加熱
される火事にあって高い安全性が得られる。このような
窓ガラス用としてアルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガ
ラス或いはソーダ灰ガラスを使用することが知られてい
る。焼入れにより色々使用例にあって未だに十分な機械
的な強度が達せられないので、例えばヨーロッパ特許第
0 219 801号明細書から公知であるように、個々のガラ
ス板を組立てて合せガラス板に構成するような付加的な
処理を講じなければならないか、或いは例えばスイス特
許公開第658 099号明細書或いは上記の技術の組合せ
た、例えばヨーロッパ特許公開第0 528 781号明細書に
記載されているように、特別な枠形材およびパッキン材
が使用される。この付加的な構成は、特に防火窓ガラス
の場合、ガラス板の内部における一定な熱耐久疲労限界
付近で温度差が可能な限り僅かであるようにするために
必要である。その際、熱耐久疲労限界は、公知のように
ガラス板内部の最大限許容される温度差の尺度である。
実情の使用から、焼入れしたガラス板を備えた窓ガラ
スについてこれらすべての技術を適用した際、既に製造
の段階で、または短い時間経過の後或いは長い時間の経
過の後、自然発生的な破壊が生じることが知られてい
る。このことは、雑誌Schweizer Aluminium Rundschau
12/1972,383頁以下に記載されている。この雑誌及び実
情から、焼入れしたガラス板に焼入れ工程の後の熱処
理、いわゆる常温保持テスト(Heiss−Lagerungs−Tes
t)−一般に“Heat−Soak−Test"(ヒートソーキングテ
スト)とも称される−を施した場合、この自然発生的な
破壊の発生数が低減されることが知られている。例え
ば、ソーダ石灰ガラスからなる窓ガラスは、製造方法に
おいて焼入れを行うために、ガラスの組成に依存して、
500℃〜700℃間に加熱され、引続き板の両外表面が、例
えば冷たい空気で迅速に冷却される。このようにして焼
入れしたガラス板に引続き、240℃の温度で約3時間加
熱することにより“ヒートソーキングテスト”が施され
る。この熱処理の際、上記の記載のように、硫化ニッケ
ル封入物を含有している板は破壊した。この熱処理或い
は“ヒートソーキングテスト”では通常約250℃が適用
された。何故なら、より高い温度ではガラスの焼入れは
著しく阻害されるからである。最大限290℃以下の温度
の適用が既に提案されている。しかし、この温度は焼入
れの低減と、これに伴い熱耐久疲労限界の低減が生じる
ことから実地にあっては限られてしか適用されていな
い。250℃以下の処理温度で、既に先立って行なわれた
方法工程にあってガラス板内に達せられた焼入れの低減
が発生している。しかしこの低減は後に生じる自然発生
的な破壊の数の低減を考慮した際甘受し得るものであ
る。この自然発生的な破壊を回避することは玄関構築に
あっては重要なことである。
熱による方法の代わりに、ガラス板を公知の化学的な
方法を適用して焼入れすることができる。その際、ガラ
ス表面においてイオン交換が行なわれ、これにより、ガ
ラス表面が圧力に曝される。板ガラスの場合、化学的な
焼入れの方法は適用されることが少ない。何故なら、高
価であり、焼入れされた表面層が比較的薄いからであ
る。
建築物における使用において充足されなければならな
い試験基準書および規格が存在している防火ガラスで
は、特別厳しい要件が課せられる。これは、例えば各国
の工業規格或いはヨーロッパ工業規格PrEN/EN 648,571
および573である。対応する安全基準ランクの上記の試
験基準書において要求されている。例えば30,45,60,或
いは90分の火焔抵抗時間を充足するために、ガラス板の
焼入れ、合わせガラス板の構成および特別に形成された
枠内での保持のような上記の公知の処置が組合される。
焼入れされたガラス板の曲げ引張り強度が比較的低いの
で、経費を要する組み合せおよび特に経費を要する枠に
よる保持は、要求されている火焔抵抗時間を達するため
には必要である。焼入れが行なわれ、引続き“ヒートソ
ーキングテスト”熱処理が行なわれても、このテストお
よび熱処理が行なわれた後、実際に使用されているよう
なガラスを使用した際、常に窓ガラスに自然発生的な破
壊が生じる。その際、窓ガラスにおいて防火試験を行っ
た場合および窓ガラスが火事にあった場合、使用された
すべてのガラスの最初の10分間の間破壊率が約5%であ
るように努力がなされてきた。しかし、このこのこと
は、現今公知の解決策では保証できない。
(発明が解決しようとする課題) こう言ったことから本発明の根底をなす課題は、高い
曲げ引張り強度を備えており、これにより高い熱耐久疲
労限界が達せられるガラス板を造るための方法を提供す
ることである。同時にこの方法は、自然発生的な破壊が
起こる確率を低減することを目的としている。同様なガ
ラス種類の使用および/または同様な板構造の使用およ
び/または枠内での同様な保持体の使用の場合、火事に
おける高い火焔抵抗時間と一般に破壊に対する高い安全
性が達せられる。この方法はホウケイ酸ガラスとソーダ
石灰ガラスに適用される。
(課題を解決するための手段) 上記の課題は本発明により、ガラス板を先ず熱的に或
いは化学的に焼入れし、引続きガラスの転移温度以下の
温度水準で熱処理を行う様式の、高い曲げ引張り強度を
備えた平面或いは曲面ガラス板を造るための方法であっ
てガラス板として3.0〜9.5×10-6K-1の線熱膨張係数α
と、6.0〜9.0×104N/mm2の弾性係数Eとを有しているガ
ラス板の使用し、このガラス板を連続した方法工程にお
いて少なくとも2回熱的或いは化学的に焼入れし、それ
ぞれ2回の焼入れ工程の間で熱処理を適用し、その際、
熱処理が、加熱相、温度保持相及び冷却相からなり、各
熱処理工程毎の温度保持相を少なくとも2時間200℃よ
り高い温度で行う方法によって解決される。他の有利な
構成は、従属している他の請求の範囲に記載されてい
る。
本発明による方法では、ガラス板は公知の方法により
先ず熱的或いは化学的に焼入れされ、引続き熱処理が施
され、この熱処理において損傷をこおむることなく処理
されたガラス板は付加的な方法工程にあってもう一度熱
的に或いは化学的に焼入れされる。各々のガラス板は連
続した方法工程にあって少なくとも2回焼入れされ、そ
の際、各々の方法工程の間において熱処理が施される。
ガラス板の出発材料としては、3.0〜9.5×10-6K-1の線
熱膨張係数αと、6.0〜9.0×104N/mm2の弾性係数Eとを
有しているガラスであればすべてが適している。この際
この方法は、製造工程の後、例えば硫化ニッケルのよう
な封入物を、或いは微細な異質結晶、亀裂、気泡或いは
条痕のような不等質物を含有しているガラスに適用され
る。本発明による方法の本質的な利点は、熱処理を高い
温度で行うことが可能であり、高い温度により生じる曲
げ引張り強度の減退が次の第二の焼入れの付加的な方法
工程により補正されることである。高温での熱処理は封
入物或いは不等質物を含有している比較的多くのガラス
板の排出を可能にし、従って、後に生じる自然発生的な
破壊の発生の危険の低減をも可能にする。熱処理の後第
二の焼入れ工程を適用した際、比較的高い曲げ引張り強
度が達せられ、本発明による方法で処理されたガラスの
熱耐久疲労限界も相応して増大することは予想外のこと
である。市販のソーダ石灰ガラスを公知の方法により、
例えば熱を適用して焼入れし、引続き“ヒートソーキン
グテスト”の範囲内での熱処理を行なった際、テストの
間破壊しないガラス板内に120−150N/mm2の平均的な曲
げ引張り強度を確認することができた。その際は、熱焼
入れは600−800℃間の温度へ加熱し、引続き冷却するこ
とによって行なわれる。例えば二回の焼入れと、その間
と、その後に適用される熱処理による本発明による方法
を適用した際、破壊しないガラスは最低約180N/mm2の曲
げ引張り強度と平均約207N/mm2の曲げ引張り強度を有し
ている。ガラス板が後の自然発生的な破壊によって破壊
されないと言う残留確率は熱処理相の間比較的高い温度
を適用することによって著しく低減される。火災の最初
の10分間の間に5%以下の不感応確率が達られる。この
際、両焼入れ工程の間の熱処理の保持温度は300℃以上
で行なわれる。ガラス板は、例えば310±10℃の温度で
あって最低限2時間の保持時間の間、平均して約9分の
保持時間の間この温度に曝される。その際、熱処理のた
めの保持温度の高さと、処理保持時間のはガラスの組成
によって、また一部所望の安全基準によって定まる。本
発明による熱処理工程を適用する際、硫化ニッケルのよ
うな封入物を含有しているガラス板のみならず、他の不
等質物を含有しているガラス板もこの熱処理工程が適用
される。何故なら、このガラス板が熱処理の間破壊さ
れ、工場における工程の段階において捨てられるからで
ある。本発明による方法は更に、熱焼入れを公知の温度
範囲において、即ち処理されるガラスの種類に応じた転
移温度と溶融温度間の温度に加熱し、引続き冷却するこ
とにより行なうことが可能であると言う利点を有してい
る。一般的な公知の技術では、ガラスを比較的高い温度
水準にもたらし、相応して著しく冷却した場合、ガラス
のより以上の硬度と強度とを達することが可能である。
しかし、これは本発明による方法により必要なくなり、
焼入れの工程のために従来の方法におけると同じ温度を
適用することも可能である。それにもかかわらず、曲げ
引張り強度の関して最低限25%或いは従来の方法で達す
ることが可能な値以上の値が達せられる。
本発明による方法を適用することによって達せられる
他の利点は、ガラス板のために最大0.02重量%の酸化鉄
Fe2O3を含有しているガラスを使用した際、得られる。
他の着色作用のある酸化物の含有量は0.01重量%に限ら
れるのが有利である。この種のガラスは熱処理により迅
速に加熱され、自体高い酸化鉄の含有量或いは他の酸化
物の高い含有量を有するガラスよりも良好な熱耐久疲労
限界およびより高い熱膨張係数を有している。これに伴
い、ガラスの本発明による方法において意図されかつ達
せられる高い曲げ引張り強度を最適なものにすることが
可能である。ガラス板が少なくとも表面領域において或
いは全体が着色酸化物が着色されていることにより、ま
たは少なくとも片側が層を有していることにより、ガラ
ス板の光透過性のおよび/または熱透過性を加減するよ
うにして利点が得られる。これに伴い、本発明により処
理されたガラス板は一定の使用目的に適合させることが
可能である。これは例えば太陽放射線に対する透過率の
低減或いは熱放射線の反射率の増大が望まれる場合であ
る。ガラス板の少なくとも一方の側における反射率を増
大するために少なくとも4%の透過率を有している層を
積層するのがのが有利である。この場合、透過性或いは
透過能とはヨーロッパ工業規格prEN673の定義による放
射されるエネルギー割合を意味する。
表面に積層体を備えているガラス板では、この積層体
が縁部に沿って条片状に離れ得ることが有利である。こ
の条片の幅は、ガラス板の縁部からほぼ直角に中央領域
方向に計って、少なくとも5mmである。積層体のこの距
離は窓ガラスの窓枠の領域内における熱推移を改善す
る。これにより、例えば火災の際、ガラス板の縁部領域
と中央領域間の温度差が低減され、これにより破壊の危
険も低減される。窓ガラスが枠形材で覆われてると、同
じ幅でこの積層体が離れていることが有利である。この
幅は、少なくとも窓ガラスの枠形材内のガラス嵌込み
(GE)に相当する。
ガラス板を裁断した際、縁部及び縁部領域が不規則と
なったり、ひび割れが生じたりするので、安全窓ガラス
および/または防火窓ガラスに使用されるガラス板の縁
部領域は後処理される。この処理は、縁部及び縁部領域
が不規則となったり、ひび割れが生じたりすることを防
止するために、研削および/または研磨によって行なわ
れる。本発明による方法にあっては、この処理は第一の
方法工程以前に、即ち第一の焼入れの前に行なわれ、そ
の際縁部領域もしくは縁部は本発明により、ガラス板の
表面に最低限2.5バールの圧接圧力を与える研磨装置に
よって行なわれる。同時に、ガラス板は処理の際最低限
1.7m/分の送り速度で処理工具の傍らを通過する。研摩
液としては研摩添加物を含有していない水が使用され
る。研摩液が研摩添加物を含有してない水からなる場
合、この研摩液は簡単な方法で後処理できる。従って、
廃棄物を生じることがなく、付加的な研摩液添加材のた
めに費用も節約される。研摩液として水の使用と最低限
な送り速度および圧接圧力とを組合せた際、従来適用さ
れてきた処理方法に比して縁部領域の品質がより改良さ
れ、本発明による方法により処理それたガラス板におけ
る破断確率が付加的に低減される。
本発明による方法の使用にあっては、もしくは防火−
安全−窓ガラス或いは単層−安全窓ガラス或いは合せ安
全窓ガラスを造るための本発明により造られたガラス板
の使用にあっては、特別な利点が得られる。このような
窓ガラスは少なくとも一枚のガラス板からなる。安全値
或いは抵抗値の増大を達するため、多数のガラス板が一
枚の合わせガラスに組立られ、その際に、これらのガラ
スは公知の方法により直接接触されているか、或いは互
いに間隔をもって設けられており、必要に応じて他の材
料から成る付加的な保護層と組合される。これらの窓ガ
ラスは保持枠内に嵌込まれているか、或いは保持部材と
協働する縁部領域を有している。本発明によるガラス板
の使用はこのような窓ガラスの製造にあっても、自然発
生的な破壊の危険の著しい低減、破壊安全性の増大およ
び熱耐久疲労限界の著しい改善が達せられる。火災の場
合、本発明による窓ガラスにあっては、高い抵抗値を備
えており、従って高い安全度にランク付けさられ。
(実施例) 以下に、本発明を実施例により、および添付した図面
を基として詳細に説明する。
第1図は熱処理の経過を示した温度/時間−ダイヤグ
ラムである。
第1図は温度/時間−ダイヤグラムにより公知の“ヒ
ートソーキングテスト”におけるガラス板の熱処理の経
過と本発明による方法におけるガラス板の熱処理の経過
とを示している。このダイヤグラムでは、温度が横座標
5に単位℃で示されており、時間が縦座標6に単位hで
示されている。図に示した曲線1と2は、公知技術によ
る“ヒートソーキングテスト”の際、方法工程が経過す
る領域を示している。この領域は曲線1と2の間に挟ま
れている領域である、ダイヤグラムの曲線3と4の間に
挾まれている領域は本発明による熱処理方法の経過を記
している。加熱相には保持相が続き、この保持相に冷却
相が続いている。伝統的な“ヒートソーキングテスト”
では、加熱相において通常最大限250℃が適用される。
これに対して本発明による方法において図示した実施例
では、熱処理は保持相の間、例えば300〜320℃の領域
で、そして殆ど9時間の保持時間の間適用される。
本発明による方法の利点を以下に記載した実施例によ
り公知技術との比較で記述することが可能である。ガラ
ス板は4つの異なる方法により造られ、引続き曲げ引張
り強度が検査され、製造様式の異なるガラス板の火焔試
験による破壊挙動が確認される。この際、全部で四つの
実施例にあって厚さ6mmのソーダ石灰ガラス板(フロー
ト法ガラス)が使用されている。
比較例1 自体公知の方法で、厚さ6mmで、3.20m×6.00mのガラ
ス板から15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁
部を研削し、研磨し、そして洗浄して以下の条件の下で
熱を適用して焼入れした。炉温度=680℃、滞留時間=1
00秒、急冷時間=100秒。
選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均
曲げ引張り強度(δBZ)は135N/mm2であった。その際、
焼入れは自体公知の方法で通常の構造の硬化炉内で行っ
た。この比較例は従来技術の焼入れ方法に相当する。
比較例2 この実施例では、厚さ6mmで、3.20m×6.00mのガラス
板から15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部
を研削し、研磨し、そして洗浄して以下の条件の下で熱
を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞留時間=111
秒、急冷時間=111秒。
引続き15枚の焼入れしたガラス板を自体公知の方法
で、第1図に図示した曲線1と2間に存在している温度
/時間−フイールドによる“ヒートソーキングテスト”
(HST)で処理した。この際、ガラス板は“ヒートソー
キングテスト”の経過中に破壊した。
選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均
曲げ引張り強度(δBZ)は148/mm2であった。この比較
例は、雑誌Schweizer Aluminium Rundschau 12/1972 38
3頁以下に記載されているような、周知の方法に相当す
る。
比較例3 この実施例では、厚さ6mmで、3.20m×6.00mのガラス
板から15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部
を研削し、研磨し、そして洗浄して以下の条件の下で熱
を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞留時間=111
秒、急冷時間=111秒。
引続き15枚の焼入れしたガラス板を第1図に図示した
曲線3と4に図示されている温度/時間−フイールドに
対応して高い温度水準の熱処理を施した。その際3枚の
ガラス板は熱処理の経過中に破壊した。
選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均
曲げ引張り強度(δBZ)は140/mm2であった。この比較
例は、従来技術に従う比較例2とほぼ一致するが、しか
しながら、強度を減少させるという、示したような熱処
理の際より高い温度が適用される。
実施例4 この実施例は本発明の方法により造られたガラス板に
関する。この実施例のため、厚さ6mmで、3.20m×6.00m
のガラス板から15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断
し、縁部を研削し、研磨し、そして洗浄して以下の条件
の下で熱を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞留
時間=111秒、急冷時間=111秒。
引続き15枚の焼入れしたガラス板を第1図に図示した
曲線3と4に図示されている温度/時間−フイールドに
対応する本発明による熱処理を施した。この熱処理の間
4枚のガラス板が壊れた。ここで壊れなかった11枚のガ
ラス板に二度目の焼入れを、しかも炉温度=690℃、滞
留時間=111秒、急冷時間=111秒の条件下で行った。選
び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均曲げ
引張り強度(δBZ)は207N/mm2であった。
引続き火焔テストのため、比較例1から3及び実施例
4による四つの製造方法により、それぞれ厚さ6mmで、
1,200mm×2,000mmの寸法の5枚のガラス板を造った。こ
れらのガラス板は、それぞれ同一の鋼形材と12±1の一
定のガラス嵌込み(GE)を有する保持枠内に挿入し、引
続き自体公知の方法で火焔テストを行なった。この火焔
テストの結果は以下の通りである。それぞれ5枚のガラ
ス板のうち、試験の間最初の5分以内に比較例1により
製造したガラス板が4枚、比較例2により製造したガラ
ス板が3枚、比較例3により製造したガラス板が同様に
3枚が割れたが、実施例4により製造したガラス板は一
枚も割れなかった。
平均の曲げ引張り強度の比較例1において測定した最
低値は、選択された数のガラス板にあって未だ欠陥を有
しているすべての板が含まれていることに帰される。こ
れらの板は、比較例2による板におけるよりも著しく低
い負荷に合って割れ、従って同様に平均した値はこれよ
りも低い。
比較例2と比較例3に関する平均曲げ引張り強度(δ
BZ)の挙動から、曲げ引張り強度が熱処理もしくは“ヒ
ートソーキングテスト”により減退し、しかも温度が高
くなればなるほど著しくなることが明らかに認めること
が可能である。高い温度水準において“ヒートソーキン
グテスト”を行った際、テストの間、比較例2における
よりも多くの板が割れた。残りの全部のガラスの曲げ引
張り強度は同時に著しく低減した。この理由から、現今
まで通常250℃以上温度は適用されなかった。実施例4
の結果と比較例1〜比較例3までの結果との比較は、実
施例4の本発明による方法で製造されたガラス板がガラ
ス内に存在している不等質物質の十分な除去の下に、極
めて高い曲げ引張り強度(δBZ)を有していることを明
白に物語っている。比較例1〜比較例3及び実施例4に
より造られたガラス板での火焔テストの比較によって本
発明による方法の著しい改善と卓越とが更に明瞭に認め
られる。本発明による方法で造られたガラス板は著しく
高い曲げ引張り強度を備えている結果として著しく高い
熱耐久疲労限界をも有している。このことだけで破壊安
全性と耐熱性の改善とが認められる。ガラス板からの不
等質物質の付加的な除去によって付加的に不感能確率が
低減される。従って、本発明による方法で造られたガラ
ス板と窓ガラスとが著しく高い負荷にも耐えることが可
能である。
高い曲げ引張り強度(δBZ)を備えた熱的に高焼入れ
可能なかつ機械的に高強度のガラスを造るための本発明
による方法の他の利点は、生産工程と方法工程の単純な
構成、設備及び実施にあり、さらに従来の方法に比して
高い曲げ引張り強度(δBZ)と熱耐久疲労限界(TWF)
の再現性にある。この結果、本発明により製造されたガ
ラス板は、型通りのものであり、従って経済的に窓ガラ
スとして使用可能であり、ガラス板の不感能確率、即ち
火焔テストおよび火災にあっての最初の10分間の危惧さ
れる割れは5%の確率である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュマルト・クリストフ スイス国、ツェーハー―8132 エッグ、 レーストラーセ、36

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板を先ず熱的に或いは化学的に焼入
    れし、引き続きガラスの転移温度以下の温度水準で熱処
    理を行う様式の、高い曲げ引張り強度を備えた平面或い
    は曲面ガラス板を造るための方法において、 ガラス板として3.0〜9.5×10-6K-1の線熱膨張係数α
    と、6.0〜9.0×104N/mm2の弾性係数Eとを有しているガ
    ラス板を使用し、このガラス板を連続した方法工程にお
    いて少なくとも2回熱的に或いは化学的に焼入れし、そ
    れぞれ2回の焼入れ工程の間で熱処理を適用し、その
    際、熱処理が、加熱相、温度保持相及び冷却相からな
    り、各熱処理工程毎の温度保持相を少なくとも2時間20
    0℃より高い温度で行うことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】ガラス板の第一の焼入れの後、熱処理と、
    それに続く新たな熱的或いは化学的な焼入れからなる方
    法工程を数回繰返すことを特徴とする、請求の範囲第1
    項に記載の方法。
  3. 【請求項3】連続した焼入れ方法工程にあって、熱的な
    焼入れを異なる最高温度で行うことを特徴とする、請求
    の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】熱処理の温度保持相の温度が少なくとも30
    0℃であることを特徴とする、請求の範囲第1項から第
    3項までのいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】第一の焼入れの後で第一の熱処理を行い、
    その際、熱処理の温度保持相の温度を280℃以下とし、
    そして次の2回の焼入れ工程の間で第二の熱処理を行
    い、その際、熱処理の温度保持相の温度を300℃以上と
    することを特徴とする、請求の範囲第1項から第3項ま
    でのいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】ガラス板の熱処理の各温度保持相を少なく
    とも2時間、最大10時間の間で行うことを特徴とする、
    請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1つに記載
    の方法。
  7. 【請求項7】熱的な焼入れの際、ガラス板を600℃から8
    50℃の範囲の温度に加熱し、引続き冷却することを特徴
    とする、請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
    つに記載の方法。
  8. 【請求項8】ガラス板を20℃〜300℃の範囲で使用する
    ことを特徴とする、請求の範囲第1項から第7項までの
    いずれか1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】ガラス板用に最大0,02重量%の酸化鉄Fe2O
    3を含有しているおよび/または最大0,01重量%の他の
    着色作用を有する酸化物を含有しているガラスを使用す
    ることを特徴とする、請求の範囲第1項から第8項まで
    のいずれか1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】ガラス板用に少なくとも表面領域に着色
    酸化物で着色されているガラスを使用することを特徴と
    する、請求の範囲第1項から第8項までのいずれか1つ
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】ガラス板の少なくとも1つの側に少なく
    とも4%の透過率を有している層を積層することを特徴
    とする、請求の範囲第1項から第10項までのいずれか1
    つに記載の方法。
  12. 【請求項12】積層をガラス板の縁部に沿って板の中央
    方向で少なくとも5mmの幅の範囲で離すことを特徴とす
    る、請求の範囲第11項に記載の方法。
  13. 【請求項13】ガラス板の縁部を焼入れおよび熱処理す
    る以前に研磨および/または磨きにより処理することを
    特徴とする、請求の範囲第1項から第12項までのいずれ
    か1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】縁部の処理のために研磨液として研磨添
    加物を含有していない水を使用することを特徴とする、
    請求の範囲第13項に記載の方法。
  15. 【請求項15】ガラス板を縁部の処理の際少なくとも1.
    7m/分の送り速度で処理工具の傍らを通過させることを
    特徴とする、請求の範囲第13項または第14項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】ガラス板の表面に対する処理工具の押圧
    力を少なくとも2.5バールとすることを特徴とする、請
    求の範囲第13項から第15項までのいずれか1つに記載の
    方法。
  17. 【請求項17】防火−安全窓ガラスを製造するために請
    求の範囲第1項から第16項までのいずれか1つに記載の
    方法の使用。
  18. 【請求項18】枠ガラス−安全窓ガラス或いは合せ−安
    全窓ガラスを製造するための請求の範囲第1項から第16
    項までのいずれか1つに記載の方法の使用。
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