JPH09500355A - 平面或いは曲面ガラス板を造るための方法 - Google Patents

平面或いは曲面ガラス板を造るための方法

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Abstract

(57)【要約】 ガラス板を曲げ引張り強度を増大するために熱的に或いは化学的に焼入れする。ガラス板の自然発生的な破壊を回避するために、焼入れしたガラス板を引続き熱処理する。本発明の方法により、ガラス板を少なくとも2回焼入れし、もう一度熱処理する。その際少なくとも2度目の熱処理を従来よりも高い温度で行う。処理されたガラス板が高い曲け引張り強度と自然発生的な破壊の低減の傾向を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 平面或いは曲面ガラス板を造るための方法 本発明は、ガラス板(Glasplatte)を先ず熱的に或いは化学的に焼入れし(voges pannt)、引続きガラスの転移温度以下の温度水準で熱処理を行う様式の、高い曲 げ引張り強度を備えた平面或いは曲面ガラス板を造るための方法、および安全窓 ガラス(Verglasung)および防火−安全窓ガラスを造るための方法の適用に関する 。 この種のガラス板は玄関のガラス張りとして、窓或いは扉にはめ込まれる焼入 れしたガラス板として、また仕切り部材、例えは部屋の壁を形成する光透過性の 建材としても使用されている。この場合、ガラス板は公知の様式で一枚一枚の板 として或いは多数の板と組合せた合せ窓ガラス或いは断熱・防音窓ガラスとし使 用される。ガラスの機械的或いは熱的に高い安定性が要求される全ての使用例に あっては、ガラス板が焼入れされている必要がある。このような焼入れ方法(Vor spannverfahren)は公知であり、熱による焼入れは例えばドイツ連邦共和国特許 第36 11 844号公報に開示されている。焼入れは安全窓ガラスにあって は、破壊に対して比較的高い強度を示し、万一板が破壊されたとしても負傷の危 険を低減する。防火窓ガラスにあっては、焼入れによって達せられる高い強度は 熱耐久疲労限界(Temperatur-Wechselfestigkeit)を増大させ、従ってガラス板が 部分的に加熱される火事にあって高い安全性が得られる。このような窓ガラス用 としてアルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス或いはソーダ灰ガラスを使用す ることは知られている。焼入れにより色々使用例にあって未だに十分な機械的な 強度が達せられないので、例えばヨーロッパ特許第0 219 801号から公 知であるように、個々のガラス板を組立てて合せガラスに構成するような付加的 な処理を講じなければならないか、或いは例えばスイス特許公開第658 09 9号或いは上記の技術の組合せ、例えばヨーロッパ特許公開第0 528 78 1号に記載されているように、特別な枠形材およびパッキン材が使用される。こ の付加的な構成は特に防火窓ガラスの場合、ガラス板の内部における一定な熱耐 久疲労限界が得られる下で温度差が可能な限り僅かであるようにするために、必 要である。その際、熱耐久疲労限界は、公知のようにガラス板内部の最大限許容 される温度差の尺度である。 実際の使用から、焼入れしたガラス板を備えた窓ガラスにあってこれらすべて の技術を適用した際、既に製造の段階にあって、或いは短い時間経過の後或いは 長い時間の経過の後、自然発生的な破壊が生じることが知られている。このこと は、雑誌Schweizer Aluminium Rundschau 12/1972、383頁以下に記載 されている。この雑誌と実地とから、焼入れしたガラス板に焼入れ工程の後或る 熱処理、いわゆる常温保持テスト(Heiss-Lagerungs-Test)−一般に“Heat-Soak- Test”(ヒートソーキングテスト)とも称される−を施した場合、この自然発生 的な破壊の発生数が低減されることが知られている。例えば、ソーダ灰ガラスか ら成る窓ガラスは製造方法にあって焼入れを行うために、ガラスの組成に依存し て、500℃と700℃間の温度に加熱され、引続き板の両外表面が、例えば冷 たい空気で迅速に冷却される。このようにして焼入れしたガラス板に引続き、2 40℃の温度で約3時間の間加熱することにより、“ヒートソーキングテスト” が施される。この熱処理の際、上記の記載のように、硫化ニッケル封入物を含有 している板は破壊した。この熱処理或いは“ヒートソーキングテスト”にあって は、通常約250℃の温度が適用された。何故なら、より高い温度にあってはガ ラスの焼入れは著しく阻害されるからである。最大限290℃以下の温度の適用 が既に提案されている。しかし、この温度は焼入れの低減とこれに伴い熱耐久疲 労限界の低減が生じることから実地にあっては限られてしか適用されていない。 250℃以下の処理温度で、既に先立って行なわれた方法工程にあってガラス板 内に達せられた焼入れの低減が発生している。しかしこの低減は後に生じる自然 発生的な破壊の数の低減を考慮した際甘受し得るものである。この自然発生的な 破壊を回避することは玄関構築にあっては重要なことである。 熱による方法の代わりに、ガラス板を公知の化学的な方法を適用して焼入れす ることが可能である。この際、ガラス表面においてイオン交換行なわれ、これに よりガラス表面が圧力に曝される。板ガラスの場合、化学的な焼入れの方法は適 用されることが少ない。何故なら、高価であり、焼入れされた表面層が比較的薄 いからである。 建築物における使用にあって充足されなければならない試験基準書および規格 が存在している防火ガラスには特別厳しい要件が課せられている。これは例えば 各国の工業規格或いはヨーロッパ工業規格PrEN/EN 648,571およ び573である。相応する安全基準ランクの上記の試験基準書において要求され ている、例えば30,45,60或いは90分の火焔抵抗(Feuerwiderstand)時 間を充足するために、ガラス板の焼入れ、合わせガラス板の構成および特別に形 成された枠内での保持のような上記の公知の処置が組合される。焼入れされたガ ラス板の曲げ引張り強度が比較的低いので、経費を要する組合せおよび特に経費 を要する枠による保持は、要求されている火焔抵抗時間を達するためには必要で ある。焼入れが行なわれ、引続き“ヒートソーキングテスト”熱処理が行なわれ ても、このテストおよび熱処理が行なわれた後、実際に使用されているようなガ ラスを使用した際、常に窓ガラスに自然発生的な破壊が生じる。この際、窓ガラ スにおいて防火試験を行った場合および窓ガラスが火事にあった場合、使用され たすべてのガラスの最初の10分間の間の破壊率が約5%であるように努力がな されてきた。しかし、このこのことは、現今公知の解決策では保証できない。 こう言ったことから本発明の根底をなす課題は、高い曲げ引張り強度を備えて おり、これにより高い熱耐久疲労限界が達せられるガラス板を造るための方法を 提供することである。同時にこの方法は、自然発生的な破壊が起こる確率を低減 することを目的としている。同様なガラス種類の使用および/または同様な板構 造の使用および/または枠内での同様な保持体の使用の場合、火事における高い 火焔抵抗時間と一般に破壊に対する高い安全性が達せられる。この方法はホウケ イ酸ガラスとソーダ灰ガラスに適用される。 上記の課題は請求の範囲第1項に記載の特徴によって解決される。他の有利な 構成はいる従属している他の請求の範囲に記載されている。 本発明による方法にあっては、ガラス板は公知の方法により先ず熱により或い は化学的に焼入れされ、引続き熱処理が施され、この熱処理において損傷をこお むることなく処理されたガラス板は付加的な方法工程にあってもう一度熱により 或いは化学的に焼入れされる。各々のガラス板は相前後している方法工程にあっ て少なくとも2回焼入れされ、その際各々の方法工程の間において熱処理が施さ れる。ガラス板の出発材料としては、3,0から9,5×10-6K-1の領域の線 状の熱伸び係数αと6,0から9,0×104N/mm2の領域の弾性モジュール Eを有しているガラスであればすべてが適している。この際この方法は、製造工 程の後、例えば硫化ニッケルのような封入物を、或いは微細な異質結晶、亀裂、 気泡或いは条痕のような不等質物を含有しているガラスに適用される。本発明に よる方法の本質的な利点は、熱処理を高い温度で行うことが可能であり、高い温 度により生じる曲げ引張り強度の減退が次の第二の焼入れの付加的な方法工程に より補正されることである。高温での熱処理は封入物或いは不等質物を含有して いる比較的多くのガラス板の排出を可能にし、従って後に生じる自然発生的な破 壊の発生の危険の低減をも可能にする。熱処理の後第二の焼入れ工程を適用した 際比較的高い曲げ引張り強度が達せられ、従って本発明による方法で処理された ガラスの熱耐久疲労限界も相応して増大することは予想外のことである。市販の ソーダ灰ガラスを公知の方法により例えば熱を適用して焼入れし、引続き“ヒー トソーキングテスト”の範囲内での熱処理を行なった際、テストの間破壊しない ガラス板内に120−150N/mm2の平均的な曲げ引張り強度を確認するこ とができた。その際、熱焼入れは600−850℃間の温度へ加熱し、引続き冷 却することによって行なわれる。例えば二回の焼入れと、その間と、その後に適 用される熱処理による本発明による方法を適用した際、破壊しないガラスは最低 約180N/mm2の曲げ引張り強度と平均約207N/mm2の曲げ引張り強度 を有している。ガラス板が後の自然発生的な破壊によって破壊されないと言う残 留確率(Restwahrscheinlichkeit)は熱処理相の間比較的高い温度を適用すること によって著しく低減される。火災の最初の10分間の間に5%以下の不感応確率 (Versagens-Wahrscheinlichkeit)が達せられる。この際、両焼入れ工程の間の熱 処理は300℃以上の温度で行なわれる。ガラス板は例えば310±10℃の温 度にあって最低限2時間の保持時間の間、平均して約9分の保持時間の間この温 度に曝される。その際、熱処理のための温度の高さとと処理持続時間はガラスの 組成によって、また一部所望の安全基準によって定まる。本発明による熱処理工 程を適用する際、硫化ニッケルのような封入物を含有しているガラス板のみなら ず、他の不等質物を含有しているガラス板もこの熱処理工程が適用される。何 故なら、このガラス板が熱処理の間破壊され、工場における工程の段階において 捨てられるからである。本発明による方法は更に、熱焼入れを公知の温度範囲に おいて、即ち処理されるガラスの種類に応じた転移温度と溶融温度間の温度に加 熱し、引続き冷却することにより行なうことが可能であると言う利点を有してい る。一般的な公知の技術では、ガラスを比較的高い温度水準にもたらし、相応し て著しく冷却した場合、ガラスのより以上の硬度と強度とを達することが可能で ある。しかし、これは本発明による方法により必要なくなり、焼入れの工程のた めに従来の方法におけると同じ温度を適用することも可能である。それにもかか わらず、曲げ引張り強度の関して最低限25%或いは従来の方法で達することが 可能な値以上の値が達せられる。 本発明による方法を適用することによって達せられる他の利点は、ガラス板の ために最大0,02重量%の酸化鉄Fe2O3を含有しているガラスを使用した際得 られる。他の着色作用のある酸化物の含有量は0,01重量%に限られるのが有 利である。この種のガラスは熱処理により迅速に加熱され、自体高い酸化鉄の含 有量或いは他の酸化物の高い含有量を有するガラスよりも良好な熱耐久疲労限界 およびより高い熱膨張係数を有している。これに伴い、ガラスの本発明による方 法において意図されかつ達せられる高い曲げ引張り強度を最適なものにすること が可能である。ガラス板が少なくとも表面領域において或いは全体が着色酸化物 が着色されていることにより、或いは少なくとも片側が層を有していることによ り、ガラス板の光透過性のおよび/または熱透過性を加減するようにして利点が 得られる。これに伴い、本発明により処理されたガラス板は一定の使用目的に適 合させることが可能である。これは例えば太陽放射線に対する透過の低減或いは 熱放射線の反射の増大が望まれる場合である。ガラス板の少なくとも一方の側に おける反射を増大するために少なくとも4%の透過性を有している層を積層する のがのが有利である。この場合、透過性或いは透過能とはヨーロッパ工業規格pr EN673の定義による放射されるエネルギー割合を意味する。 表面に積層体を備えているガラス板にあっては、この積層体が縁部に沿って条 片状に離れているのが可能であるのがのが有利である。この条片の幅は、ガラス 板の縁部からほぼ直角に中央領域方向に計って、少なくとも5mmである。積層 体のこの距離は窓ガラスの窓枠の領域内における熱推移を改善する。これにより 、例えば火災の際、ガラス板の縁部領域と中央領域間の温度差が低減され、これ により破壊の危険も低減される。窓ガラスが枠形材で覆われてると、同じ幅でこ の積層体が離れているのがのが有利である。この幅は少なくとも窓ガラスの枠形 材内のガラス嵌込み(GE)に相当する。 ガラス板を裁断した際縁部と縁部領域に不規則な場所とひびとが生じるので、 安全窓ガラスおよび/または防火窓ガラスに使用されるガラス板は縁部領域にお いて後処理される。この処理は不規則な場所とひびとを除去する目的で研摩およ び/または磨きによって行なわれる。本発明による方法にあっては、この処理は 第一の方法工程以前に、即ち第一の焼入れの前に行なわれ、その際縁部領域もし くは縁部は本発明により、ガラス板の表面に最低限2,5バールの圧接圧力を与 える研摩装置によって行なわれる。同時に、ガラス板は処理の際最低限1,7m /分の送り速度で処理工具の傍らを通過する。研摩液としては研摩添加物を含有 していない水が使用される。研摩液が研摩添加物を含有していない水から成る場 合、この研摩液はんたんな方法で後処理でき、従って廃棄物を生じることがなく 、付加的な研摩液添加材のために費用ま節減される。研摩液として水の使用と最 低限な送り速度および圧接圧力とを組合せた際、従来適用されてきた処理方法に 比して縁部領域の品質がより改良され、本発明による方法により処理それたガラ ス板における破断確率が付加的に低減される。 本発明による方法の使用にあっては、もしくは防火−安全−窓ガラス或いは単 層−安全窓ガラス或いは合せ安全窓ガラスを造るための本発明により造られたガ ラス板の使用にあっては、特別な利点が得られる。このような窓ガラスは少なく とも一枚のガラス板から成る。安全値或いは抵抗値の増大を達するため、多数の ガラス板が一枚の合わせガラスに組立られ、その際これらのガラスは公知の方法 により直接接触されているか、或いは互いに間隔をもって設けられており、必要 に応じて他の材料から成る付加的な保護層と組合される。これらの窓ガラスは保 持枠内に嵌込まれているか、或いは保持部材と協働する縁部領域を有している。 本発明によるガラス板の使用はこのような窓ガラスの製造にあっても、自然発生 的な破壊の危険の著しい低減、破壊安全性の増大および熱耐久疲労限界の著しい 改善が達せられる。火災の場合、本発明による窓ガラスにあっては、高い抵杭値 を備えており、従って高い安全度にランク付けさられ。 以下に、本発明を実施例により、および添付した図面を基として詳細に説明す る。 第1図は熱処理の経過を示した温度/時間−ダイヤグラムである。 第1図は温度/時間−ダイヤグラムにより公知の“ヒートソーキングテスト” におけるガラス板の熱処理の経過と本発明による方法におけるガラス板の熱処理 の経過とを示している。このダイヤグラムにあっては、横座標5に温度が単位℃ で示しされており、縦座標6には時間がhで記入されている。図示した曲線1と 2は、公知技術による“ヒートソーキングテスト”の際方法工程が経過する領域 を示している。この領域は曲線1と2の間に挟まれている領域である。タイヤク ラムの曲線3と4の間に挟まれている領域は本発明による熱処理方法の経過を記 している。加熱相には保持相が続き、この相に冷却相が続いている。伝統的な“ ヒートソーキングテスト”にあっては、加熱相において通常最大限250℃の温 度が適用される。これに対して本発明による方法にあって図示した実施例では熱 処理は保持相の間例えば300〜320℃の領域で、そして殆ど9時間の保持時 間の間適用される。 本発明による方法の利点を以下に記載した実施例により公知技術との比較で記 述することが可能である。ガラス板は四つの異なる方法により造られ、引続き曲 げ引張り強度が検査され、製造様式の異なるガラス板の火焔試験(Brandversuch) による破壊挙動が確認される。この際、全部で四つの実施例にあって厚さ6mm のソーダ灰ガラス板(フロート法ガラス)が使用されている。例1 自体公知の方法で、厚さ6mmで、3,20m×6,00mのガラス板から1 5枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部を研摩し、磨き、 洗浄し、以下の条件の下で熱を適用して焼入れした。炉温度=680℃、滞留時 間=100秒、急冷時間=100秒。 選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均曲げ引張り強度(δBZ )は135N/mm2であった。その際、焼入れは自体公知の方法で通常の構 造の硬化炉内で行った。例2 この実施例にあっても、厚さ6mmで、3,20m×6,00mのガラス板か ら15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部を研摩し、磨 き、洗浄し、以下の条件の下で熱を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞 留時間=111秒、急冷時間=111秒。 引続き15枚の焼入れしたガラス板を自体公知の方法で、第1図に図示した曲 線1と2間に存在している温度/時間−フイールドによる“ヒートソーキングテ スト”(HST)で処理した。この際、ガラス板は“ヒートソーキングテスト” の経過中に破壊した。 選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均曲げ引張り強度(δBZ )は148N/mm2であった。例3 この実施例にあっても、厚さ6mmで、3,20m×6,00mのガラス板か ら15枚の板を360mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部を研摩し、磨 き、洗浄し、以下の条件の下で熱を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞 留時間=111秒、急冷時間=111秒。 引続き15枚の焼入れしたガラス板を第1図に図示した曲線3と4間に図示さ れている温度/時間−フイールドに相応して高い温度水準の熱処理を施した。そ の際3枚のガラス板は熱処理の経過中に破壊した。 選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平均曲げ引張り強度(δBZ )は140N/mm2であった。例4 この実施例は本発明の方法により造られたガラス板に関する。この実施例のた め、厚さ6mmで、3,20m×6,00mのガラス板から15枚の板を360 mm×1,100mmの寸法で裁断し、縁部を研摩し、磨き、洗浄し、以下の条 件の下で熱を適用して焼入れした。炉温度=690℃、滞留時間=111秒、急 冷時間=111秒。 引続き15枚の焼入れしたガラス板を第1図に図示した曲線3と4間に図示さ れている温度/時間−フイールドに相応する本発明による熱処理を施した。この 熱処理の間4枚のガラス板が壊れた。ここで壊れなかった11枚のガラス板に二 度目の焼入れを、しかも炉温度=690℃、滞留時間=111秒、急冷時間=1 11秒の条件下で行った。選び出した10枚の焼入れしたガラス板で測定した平 均曲げ引張り強度(δBZ)は207N/mm2であった。 引続き火焔テストのため、実施例1から4による四つの製造方法により、それ ぞれ厚さ6mmで、1,200mm×2,00mmの寸法の5枚のガラス板を造 った。これらのガラス板はそれぞれ同一な鋼形材と12±1の一定のガラス嵌込 み(GE)を有する保持枠内に挿入し、引続き自体公知の方法で火焔テストを行 なった。この火焔テストの結果は以下の通りである。それぞれ5枚のガラス板の うち、試験の間最初の5分以内に実施例1により製造したガラス板が4枚、実施 例2により製造したガラス板が3枚、実施例3により製造したガラス板が同様に 3枚が割れたが、実施例4により製造したガラス板は一枚も割れなかった。 平均の曲げ引張り強度の実施例1において測定した最低値は、選択された数の ガラス板にあって未だ欠陥を有しているすべての板が含まれていることに帰され る。これらの板は、実施例2による板におけるよりも著しく低い負荷に合って割 れ、従って同様に平均した値はこれよりも低い。 実施例2と実施例3に関する平均曲げ引張り強度(δBZ)の挙動から、曲げ引 張り強度が熱処理もしくは“ヒートソーキングテスト”により減退し、しかも温 度が高くなればなるほど著しくなることが明らかに認めることが可能である。高 い温度水準において“ヒートソーキングテスト”を行った際、テストの間実施例 2におけるよりも多くの板が割れた。残りの全部のガラスの曲げ引張り強度は同 時に著しく低減した。この理由から、現今まで通常250℃以上温度は適用され なかった。実施例4の結果と実施例1から実施例3までの結果との比較は、実施 例4による本発明による方法で製造されたガラス板がガラス内に存在している不 等質物質の十分な除去の下に、極めて高い曲げ引張り強度(δBZ)を有している ことを明白に物語っている。実施例1から実施例4により造られたガラス板での 火焔テストの比較によって本発明による方法の著しい改善と卓越とが更に明瞭に 認めらることができる。本発明による方法で造られたガラス板は著しく高い曲げ 引張り強度を備えている結果として著しく高い熱耐久疲労限界をも有している。 このことだけで、破壊安全性と耐熱性の改善が認められる。ガラス板からの不等 質物質の付加的な除去によって付加的に不感能確率が低減される。従って、本発 明による方法で造られたガラス板と窓ガラスとが著しく高い負荷にも耐えること が可能である。 高い曲げ引張り強度(δBZ)を備えた熱的に高焼入れ可能なかつ機械的に高強 度のガラスを造るための本発明による方法の他の利点は、生産工程と方法工程の 単純な構成と、設備と曲げ引張り強度(δBZ)と熱耐久疲労限界(TWF)の点 での従来の方法に比しての高い再生性にある。この結果、本発明により製造され たガラス板は、型通りのものであり、従って経済的に窓ガラスとして使用可能で あり、ガラス板の不感能確率、即ち火焔テストおよび火災にあっての最初の10 分間の危惧される割れは5%の確率(Fraktile)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガラス板を先ず熱的に或いは化学的に焼入れし、引続きガラスの転移温度以 下の温度水準で熱処理を行う様式の、高い曲げ引張り強度を備えた平面或いは曲 面ガラス板を造るための方法において、ガラス板を相前後している方法工程にお いて少なくとも2回熱的に或いは化学的に焼入れし、それぞれ2回の焼入れ工程 の間熱処理を適用することを特徴とする方法。 2.ガラス板の第一の焼入れの後熱処理方法工程を、引続きあらためて機械的或 いは化学的に数回焼入れを繰返すことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方 法。 3.熱的な焼入れを相前後している焼入れ方法工程にあって異なる最高の温度で 行うことを特徴とする請求の範囲第1項或いは第2項に記載の方法。 4.熱処理を少なくとも300℃の温度で行うことを特徴とする請求の範囲第1 項1から第3項までのいずれか一つに記載の方法。 5.第一の焼入れの後280℃以下の温度で第一の熱処理を、そして2度の後続 して行なわれる焼入れ工程の間に第二の熱処理を300℃以上の温度で行うこと を特徴とする請求の範囲第1項1から第3項までのいずれか一つに記載の方法。 6.ガラス板の熱処理の各々の相を少なくとも2時間、最大限10時間の間に行 うことを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一つに記載の方 法。 7.熱的焼入れの際ガラス板を600℃から850℃の範囲の温度に加熱し、引 続き冷却することを特徴とする請求の範囲第1項から第6項までのいずれか一つ に記載の方法。 8.ガラス板のために3,0から9,5×10-6K-1の線状の熱伸び係数αと6 ,0から9,0×104N/mm2の弾性モジュールEを有しているガラスを20 ℃から300℃の温度範囲で使用することを特徴とする請求の範囲第1項から第 7項までのいずれか一つに記載の方法。 9.ガラス板のために最大0,02重量%の酸化鉄Fe2O3を含有しているおよび /または最大0,01重量%の他の着色作用を有する酸化物を含有している ガラスを使用することを特徴とする請求の範囲第1項から第8項までのいずれか 一つに記載の方法。 10.ガラス板のために少なくとも表面領域に着色酸化物で着色されているガラス を使用することを特徴とする請求の範囲第1項から第9項までのいずれか一つに 記載の方法。 11.ガラス板の少なくとも一つの側に少なくとも4%の透過性を有している層を 積層することを特徴とする請求の範囲第1項から第10項までのいずれか一つに 記載の方法。 12.積層がガラス板の縁部に沿って板の中央方向で少なくとも5mmの幅の範囲 で離れていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の方法。 13.ガラス板の縁部を焼入れおよび熱処理する以前に研摩および/または磨きに より処理することを特徴とする請求の範囲第1項から第12項までのいずれか一 つに記載の方法。 14.縁部の処理のために研摩液として研摩添加物を含有していない水を使用する ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。 15.ガラス板を縁部の処理の際少なくとも1,7m/分の送り速度で処理工具の 傍らを通過させることを特徴とする請求の範囲第13項或いは第14項に記載の 方法。 16.処理工具のガラス板の表面に対する押圧力を少なくとも2,5バールとする ことを特徴とする請求の範囲第13項から第15項までのいずれか一つに記載の 方法。 17.防火−安全窓ガラスを製造するために請求の範囲第1項から第16項までの いずれか一つに記載の方法の使用。 18.枠ガラス−安全窓ガラス或いは合せ−安全窓ガラスを製造するために請求の 範囲第1項から第16項までのいずれか一つに記載の方法の使用。
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