JP3093889U - シャーシへの基板の取付構造 - Google Patents

シャーシへの基板の取付構造

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JP3093889U
JP3093889U JP2002007042U JP2002007042U JP3093889U JP 3093889 U JP3093889 U JP 3093889U JP 2002007042 U JP2002007042 U JP 2002007042U JP 2002007042 U JP2002007042 U JP 2002007042U JP 3093889 U JP3093889 U JP 3093889U
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JP
Japan
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board
horizontal piece
chassis
mounting
piece
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弘 小林
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャーシの側壁の上端に設けた基板をビスで
取り付けるための水平片が下向きに曲がることを防げ、
しかもシャーシ全体の板厚を薄くできてコストダウンを
図れるシャーシへの基板の取付構造を提供する。 【解決手段】 シャーシ１の側壁２の上端に基板３を取
り付けるための水平片４を設け、この水平片４の一方側
の側縁４ａ、４ｂに基板当て片５が上向きに突設されて
いて、この水平片４の上に基板３を載せて、この基板３
を水平片４にビス７止めするようにしたシャーシ１への
基板３の取付構造において、水平片４の両側の側縁４
ａ、４ｂにシャーシ１の側壁２の内面に当接するリブ
６、８がそれぞれ下向きに突設されて水平片４が下向き
に折れ曲がることを阻止され、この水平片４の上に基板
３が載せられて水平片４に基板３がビス７止めされるよ
うに構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シャーシの側壁の上端に基板を取り付けるための水平片を設け、こ の水平片の一方側の側縁に基板当て片が上向きに突設されていて、この水平片上 に基板を載せて、この基板を前記水平片にビス止めするようにしたシャーシへの 基板の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、シャーシの側壁の上端に基板を取り付けるための水平片の上に基板を載 せて、この基板を前記水平片にビス止めするようにしたものでは、この水平片が 下向きに曲がり易く、特に、ビスで水平片上の基板をビス止めするときに、上か ら押さえ付けるようにしてビス止めするので、水平片が下向きに折れ曲がってし まうことがあるという問題があった。
【０００３】 第１の従来技術を図４に示す。プリント基板１１４裏面側の取付孔１０８周縁 のアースパターン１１５上に半田の盛上げ１２１を形成し、シールドケース１１ ３の切起し１１９のねじ孔１１１周縁に突起１２０を形成し、半田の盛上げ１２ １に突起１２０を食込ませて取付ねじ１０３をねじ孔１１１にねじ止めするもの である。（例えば、特許文献１参照）。 ところが、これにおいては、切起し１１９が折れ曲がりやすいという問題があ った。
【０００４】
【特許文献１】 特開平６−２８３８７１号公報
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、シャーシの側壁の上端に設けた基板をビスで取り付けるための水平 片が下向きに曲がることを防ぐことができ、しかもシャーシ全体の板厚を薄くす ることができてコストダウンを図ることができるシャーシへの基板の取付構造を 提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項１に記 載の考案は、シャーシの側壁の上端に基板を取り付けるための水平片を設け、こ の水平片の一方側の側縁に基板当て片が上向きに突設されていて、この水平片の 上に基板を載せて、この基板を前記水平片にビス止めするようにしたシャーシへ の基板の取付構造において、前記水平片の両側の側縁に前記シャーシの側壁の内 面に当接するリブがそれぞれ下向きに突設されて前記水平片が下向きに折れ曲が ることを阻止され、この水平片の上に基板が載せられて前記水平片に前記基板が ビス止めされるように構成したことを特徴としている。
【０００７】 請求項２に記載の考案は、シャーシの側壁の上端に基板を取り付けるための水 平片を設け、この水平片の一方側の側縁に基板当て片が上向きに突設されていて 、この水平片上に基板を載せて、この基板を前記水平片にビス止めするようにし たシャーシへの基板の取付構造において、前記水平片の側縁に前記シャーシの側 壁の内面に当接するリブが下向きに突設されて前記水平片が下向きに折れ曲がる ことを阻止され、この水平片の上に基板が載せられて前記水平片に前記基板がビ ス止めされるように構成したことを特徴としている。 請求項３に記載の考案は、前記水平片の先端は、平面視円弧状に形成されてい ることを特徴としている。
【０００８】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るシャーシの基板への取付構造の実施の形態について、図を 参照しつつ説明する。 図１は本考案の第１実施形態のシャーシの基板への取付構造を示す部分分解斜 視図、図２は同構造の取付完了時の状態を示す部分斜視図である。
【０００９】 この第１実施形態のシャーシへの基板の取付構造は、図１、図２に示すように 、シャーシ１の側壁２の上端に基板３を取り付けるための水平片４を設け、この 水平片４の一方側の側縁４ａに基板当て片５が上向きに突設されている。 更に、水平片４の他方側の側縁４ｂにシャーシ１の側壁２の内面に当接するリ ブ６が下向きに突設されていて、水平片４が下向きに折れ曲がることを阻止され 、この水平片４の上に基板３が載せられて水平片４に基板３がビス７で止められ るようになっている。 また、水平片４の先端４ｃは、平面視円弧状に形成されている。
【００１０】 したがって、この第１実施形態によれば、基板３を取り付けるための水平片４ の他方側の側縁４ｂにシャーシ１の側壁２の内面に当接するリブ６が設けられて いるので、シャーシ１の側壁２の上端に設けた基板３をビス７で取り付けるため の水平片４が下向きに曲がることを防ぐことができ、しかもシャーシ１の全体の 板厚を薄くすることができてコストダウンを図ることができる。
【００１１】 図３は第２実施形態のシャーシの基板への取付構造の取付完了時の状態を示す 部分斜視図である。 この第２実施形態のシャーシへの基板の取付構造は、図３（ａ）（ｂ）に示す ように、水平片４の両側の側縁４ａ、４ｂにシャーシ１の側壁２の内面に当接す るリブ６、８が下向きに突設されて水平片４が下向きに折れ曲がることを阻止さ れ、この水平片４の上に基板３が載せられて水平片４に基板３がビス７で止めら れるようになっている。
【００１２】 したがって、この第２実施形態によれば、水平片４の両側の側縁４ａ、４ｂに 設けたリブ６、８によって、シャーシ１の側壁２の上端に設けた基板３をビス７ で取り付けるための水平片４が下向きに曲がることを両側で防ぐことができ、し かもシャーシ１の全体の板厚を薄くすることができてコストダウンを図ることが できる。
【００１３】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項１に記載の考案は、シャーシの側壁の上端に基板 を取り付けるための水平片を設け、この水平片の一方側の側縁に基板当て片が上 向きに突設されていて、この水平片の上に基板を載せて、この基板を水平片にビ ス止めするようにしたシャーシへの基板の取付構造において、水平片の両側の側 縁にシャーシの側壁の内面に当接するリブがそれぞれ下向きに突設されて水平片 が下向きに折れ曲がることを阻止され、この水平片の上に基板が載せられて水平 片に基板がビス止めされるように構成したので、以下に述べる効果を奏する。
【００１４】 即ち、水平片の両側の側縁に設けたリブによって、シャーシの側壁の上端に設 けた基板をビスで取り付けるための水平片が下向きに曲がることを両側で防ぐこ とができ、しかもシャーシの全体の板厚を薄くすることができてコストダウンを 図ることができる。
【００１５】 請求項２に記載の考案は、シャーシの側壁の上端に基板を取り付けるための水 平片を設け、この水平片の一方側の側縁に基板当て片が上向きに突設されていて 、この水平片上に基板を載せて、この基板を水平片にビス止めするようにしたシ ャーシへの基板の取付構造において、水平片の側縁にシャーシの側壁の内面に当 接するリブが下向きに突設されて水平片が下向きに折れ曲がることを阻止され、 この水平片の上に基板が載せられて水平片に基板がビス止めされるように構成し たので、以下に述べる効果を奏する。
【００１６】 即ち、基板を取り付けるための水平片の側縁にシャーシの側壁の内面に当接す るリブが設けられているので、シャーシの側壁の上端に設けた基板をビスで取り 付けるための水平片が下向きに曲がることを防ぐことができ、しかもシャーシの 全体の板厚を薄くすることができてコストダウンを図ることができる。
【００１７】 請求項３に記載の考案は、水平片の先端は、平面視円弧状に形成されているの で、基板を載せる際に、この水平片の先端に基板が引っ掛かることがなくて載せ 易い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の第１実施形態のシャーシの基板への取
付構造を示す部分分解斜視図である。
【図２】同構造の取付完了時の状態を示す部分斜視図で
ある。
【図３】第２実施形態のシャーシの基板への取付構造の
取付完了時の状態を示す部分斜視図である。
【図４】従来のプリント基板の固定構造を示し、（ａ）
はその電子部品のプリント基板取付部の分解斜視図、
（ｂ）はそのプリント基板取付け過程で、プリント基板
載置時の一部破断側断面図である。
【符号の説明】
１ シャーシ ２ 側壁 ３ 基板 ４ 水平片 ４ａ、４ｂ 側縁 ４ｃ 先端 ５ 基板当て片 ６ リブ ７ ビス ８ リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シャーシの側壁の上端に基板を取り付け
    るための水平片を設け、この水平片の一方側の側縁に基
    板当て片が上向きに突設されていて、この水平片の上に
    基板を載せて、この基板を前記水平片にビス止めするよ
    うにしたシャーシへの基板の取付構造において、前記水
    平片の両側の側縁に前記シャーシの側壁の内面に当接す
    るリブがそれぞれ下向きに突設されて前記水平片が下向
    きに折れ曲がることを阻止され、この水平片の上に基板
    が載せられて前記水平片に前記基板がビス止めされるよ
    うに構成したことを特徴とするシャーシへの基板の取付
    構造。
  2. 【請求項２】 シャーシの側壁の上端に基板を取り付け
    るための水平片を設け、この水平片の一方側の側縁に基
    板当て片が上向きに突設されていて、この水平片上に基
    板を載せて、この基板を前記水平片にビス止めするよう
    にしたシャーシへの基板の取付構造において、前記水平
    片の側縁に前記シャーシの側壁の内面に当接するリブが
    下向きに突設されて前記水平片が下向きに折れ曲がるこ
    とを阻止され、この水平片の上に基板が載せられて前記
    水平片に前記基板がビス止めされるように構成したこと
    を特徴とするシャーシへの基板の取付構造。
  3. 【請求項３】 前記水平片の先端は、平面視円弧状に形
    成されていることを特徴とする請求項２に記載のシャー
    シへの基板の取付構造。
JP2002007042U 2002-11-06 2002-11-06 シャーシへの基板の取付構造 Expired - Lifetime JP3093889U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006106827A1 (ja) * 2005-03-31 2008-09-11 パイオニア株式会社 ケース体および電気機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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