JP3093777B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP3093777B2
JP3093777B2 JP02262533A JP26253390A JP3093777B2 JP 3093777 B2 JP3093777 B2 JP 3093777B2 JP 02262533 A JP02262533 A JP 02262533A JP 26253390 A JP26253390 A JP 26253390A JP 3093777 B2 JP3093777 B2 JP 3093777B2
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JP
Japan
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sheet
seat
backrest
frame
cloth
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晃秀 須川
彦芳 原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は椅子の背もたれ内にマッサージ機構を配した
ものとして構成されたマッサージ機に関する。
【従来の技術】 この種のマッサージ機では、第7図に示すように、マ
ッサージ機構9が配された椅子1の背もたれ10の前面に
は、カバーシート5が配設されて、マッサージ機構9に
おける施療子90はこのカバーシート5を介して人体の背
面に力を加えるようになっている。このために、上記カ
バーシート5には、摩耗等に耐え得る強靭な布が使用さ
れている。
【発明が解決しようとする課題】
このために、カバーシート5の材質が限られたものと
なっており、椅子1の背もたれ10の周囲や座部11、ひじ
掛け13等の外面を覆っている布と、上記カバーシート5
との間でどうしても違和感を生じさせてしまっている。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは背もたれの前面と他の部分との外
面を同等の布で構成することができるマッサージ機を提
供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、椅子の背もたれに設けられたレー
ルに沿ってマッサージ機構を上下に移動自在としたマッ
サージ機であって、背もたれの前面にはマッサージ機構
における施療子を覆うカバーシートが設けられており、
このカバーシートは表面側の化粧シートと、裏面側の耐
摩擦性が大のシートとから構成されているとともに、化
粧シートはたるんだ状態で、背もたれの周部前面に位置
するクッション部を覆う表布に周縁が固定されているこ
とに特徴を有している。 [作用] 本発明によれば、施療子に直接接触するのは裏面側の
シートであるために、カバーシートの表面上に、裏面側
のシートに耐摩耗性を持たせて表面側の化粧用シートに
はたるみを多く持たせていることから、には他の部分を
覆っている布地と同じものを使用することができる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、図
示のマッサージ機は、リクライニング自在な背もたれ10
を有する椅子1の背もたれ10内にマッサージ機構9を配
したものとして形成されるとともに、椅子1の座部11の
前端下部には足載せ台12が収納されたものであって、背
もたれ10のリクライニング角度の変更と及び足載せ台12
を座部11の前方に動かす動作とは電動で行われるように
なっている。 背もたれ10,座部11,足載せ台12、アームレスト13、そ
して底枠14とからなるこの椅子1は、底枠14と座部11と
がリンク15,16で連結され、座部11に下端部が回動自在
に連結された背もたれ10と底枠14とがリンク17で連結さ
れ、更に一対のリンク18a,18bがパンタグラフ状に組み
合わされることで構成された押し出しリンク18が左右一
対設けられて、これら押し出しリンク18,18によって座
部11と足載せ台12とが連結されている。そして、リンク
15と底枠14並びに座部11と押し出しリンク18,18とが夫
々電動式の伸縮ユニット2,2で連結されている。 更に詳しく説明すると、背もたれ10はフレーム10aと
これの前面に取り付けられたクッション部10b、背面カ
バー10c、そして前面に配されたカバーシート5とによ
って形成され、座部11はフレーム11aとクッション部10b
とによって形成されている。そして底枠14は、その左右
片をつなぐ複数本の桟を具備しており、これら桟にリン
ク15,16,17が夫々回動自在に取り付けられている。 リンク15の他端は座部11のフレーム11aの両側中程に
回動自在に連結され、リンク16の後方に向けて屈曲され
た上端はフレーム11aの両側後端部に回動自在に連結さ
れており、また、リンク17の他端は、座部11のフレーム
11aの後端におけるリンク16との連結点と同じ位置に下
端が回動自在に連結されている背もたれ10のフレーム10
aの下部に回動自在に連結されている。 座部11におけるフレーム11aは、第4図に示すよう
に、平面形状がU字状をなすメインフレーム110と、こ
のメインフレーム110の左右間を連結する3本の桟111,1
12,113と、とからなるもので、途中が屈曲された形状の
桟112,113は、その中央部同士が互いに溶接固定されて
いるとともに下方に突出するように設けられており、こ
の中央部分に押し出しリンク18,18の駆動用の伸縮ユニ
ット2の一端が連結されるヒンジ金具が取り付けられて
いる。 各一端が座部11のフレーム11aに連結される一対の押
し出しリンク18,18は、前述のように、夫々一対のリン
ク18a,18bがパンタグラフ状に組み合わされることで形
成されたものであって、各リンク18a,18bの各一端がフ
レーム11aに回動自在に連結されるとともに各他端が足
載せ台12に回動自在に連結されており、また平面形状が
U字状の連結パイプ18cの一側片に一方の押し出しリン
ク18の両リンク18a,18aの各フレーム11a側の片が夫々回
動自在に、他方の側片に他方の押し出しリンク18の両リ
ンク18a,18aの各フレーム11a側の片が夫々回動自在に連
結されている。前記押し出しリンク18,18の駆動用の伸
縮ユニット2の他端は、この連結パイプ18cに回動自在
に連結されている。 この伸縮ユニット2を作動させて伸ばしたならば、足
載せ台12は、第5図に示すように、座部11の前端下方に
前下がりの状態で収納された状態から、第6図に示すよ
うに、座部11の前方のほぼ同じ高さにほぼ水平をなす状
態まで押し出される。 上記足載せ台12は、モータ40によって回転する複数本
のローラ41を有するローラーマッサージ機4を内蔵して
いるもので、ローラーマッサージ機4の前後には第6図
に示すようにウレタン樹脂からなるクッション42が配さ
れ、そしてこれらが布カバー43で包まれたものとして形
成されている。 尚、足載せ台12と座部11の前端との間をつなぐシート
46が設けられて、足載せ台12を座部11の前方に出した時
も、押し出しリンク18が露出しないようになっている。
このシート46は、足載せ台12を座部11の下方に収納した
時、第3図に示すように、座部11の下方に折り畳まれた
状態となる。また足載せ台12の前端を細くしているの
は、足載せ台12を収納した状態で椅子1から立ち上がろ
うとする際に、足載せ台12に足のかかとがあたってしま
うことを防ぐためである。 他方の伸縮ユニット2は、前述のように、一端が底枠
14の後部に、他端がリンク15に連結されていることか
ら、この伸縮ユニット2が縮んだ状態では第5図に示す
ように、座部11が底枠14の直上に前部が後部よりも高く
なった前上がりの状態で位置するとともに、背もたれ10
が起き上がったところに位置し、伸縮ユニット2が伸び
れば第2図に示すように、座部11が前方に移動するとと
もに、リンク16が座部11の後部を押し上げるために、ほ
ぼ水平状態となり、また座部11と下端が連結された背も
たれ10は後方に倒れた状態となる。 さて、背もたれ10内に配したマッサージ機構9は、背
もたれ10のフレーム10aをレールとして上下に移動自在
となっており、カバーシート5を介して人体に接触する
施療子で人体にマッサージを行うのであるが、ここにお
けるカバーシート5は、第2図に示すように、表面側の
化粧シート51と、裏面側の耐摩擦性が大なるポリエステ
ル等の布地で形成されたシート52と、この両者の間に配
されたナイロン等の摩擦係数が低くて滑りの良い材質か
らなる滑りシート53の3層で構成されている。 シート52と滑りシート53はフレーム10aに付設された
取付板10dにビス10eで固着されているのに対して、上記
の2者よりもたるみが多く取られている化粧シート51
は、その周縁が背もたれ10の周部前面に位置するクッシ
ョン部10bの表面を覆っている表布56に固定用シート57
の一側縁と共に図中58の部分で縫製されており、そして
固定用シート57の他側縁がクッション部10bにおける心
材部54にステープル止め59されている。図中55は表布56
で心材部54と共に覆われているクッションである。 マッサージ機構9における施療子が接するために耐摩
擦性が要求されるのは裏面側のシート52のみであり、化
粧シート51としてはそのたるみを多くとっていることも
あって、耐摩擦性が要求されないものであり、このため
に座部11やひじ掛け13等を覆っている布地と同じものを
採用することができるものである。また、化粧シート51
とシート52との間に配された滑りシート53は、化粧シー
ト51とシート52との間の布擦れ音の防止と布同士の摩耗
を防止する。 また、背もたれ10と座部11との間には、背もたれ10を
リクライニング自在としている関係でどうしても隙間が
あいてしまうが、ここでは背もたれ10の下部と座部11の
フレーム10aの前部とをつなぐ連結シート60を設けてお
り、この連結シート60が上記隙間をなくすようにしてい
る。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、施療子に直接接触す
るのは裏面側のシートであり、表面側の化粧用シートに
耐摩擦性を要求しなくてもすむものであり、また、化粧
用シートにはたるみを多くとっているために、この点に
おいても耐摩耗性が低くても問題が生じることがなく、
従って、カバーシートの表面側の化粧用シートには他の
部分を覆っている布地と同じのを使用することができる
ものであり、このために外観を背もたれの前面部分も含
めて統一されたものとすることができる。 また、化粧シートはたるんだ状態で、背もたれの周部
前面に位置するクッション部を覆う表布に周縁が固定さ
れているので、背もたれの周部に表布を取り付けること
で、化粧シートをたるませた状態で配置することがで
き、たるんだ状態の化粧シートを具備するカバーシート
を背もたれに容易に取り付けることができるものであっ
て、組立性が向上すると共に交換時に交換がしやすくな
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の背も
たれ部分の水平断面図、第3図は同上の側面図、第4図
は同上の部分平面図、第5図及び第6図は同上の動作の
説明図、第7図は従来例の斜視図であって、5はカバー
シート、10は背もたれ、10bはクッション部、51は化粧
シート、52はシート、56は表布を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00 A61H 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子の背もたれに設けられたレールに沿っ
    てマッサージ機構を上下に移動自在としたマッサージ機
    であって、背もたれの前面にはマッサージ機構における
    施療子を覆うカバーシートが設けられており、このカバ
    ーシートは表面側の化粧シートと、裏面側の耐摩擦性が
    大のシートとから構成されているとともに、化粧シート
    はたるんだ状態で、背もたれの周部前面に位置するクッ
    ション部を覆う表布に周縁が固定されていることを特徴
    とするマッサージ機。
JP02262533A 1990-09-28 1990-09-28 マッサージ機 Expired - Lifetime JP3093777B2 (ja)

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