JP3093282U - 耳当てモダン - Google Patents

耳当てモダン

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JP3093282U
JP3093282U JP2002006358U JP2002006358U JP3093282U JP 3093282 U JP3093282 U JP 3093282U JP 2002006358 U JP2002006358 U JP 2002006358U JP 2002006358 U JP2002006358 U JP 2002006358U JP 3093282 U JP3093282 U JP 3093282U
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bee
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珪三 長谷川
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株式会社ハセガワ・ビコー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小口側を硬質合成樹脂で、バチ先側の一部表面
を軟質合成樹脂で成形した耳当てモダンは良好な装着感
と十分な強度を同時に満足させられるので好評である
が、二種類の金型による二回の成形作業を必要とし、そ
の際、テンプル接続用長孔の形成がむずかしく、長孔の
位置にバラツキが生じやすく、不良品が出来てしまう場
合が多かった。 【解決手段】小口側部分とバチ先芯部分とを成形する一
次成形用金型1内の空洞2の小口側部分とバチ先部分と
の中間に、空洞2の一部を塞ぐ様に突起3を設け、この
突起によってテンプル接続用長孔形成用ピン4の先端側
を支持し、一次成形用合成樹脂を注入して一次成形作業
を行った後、テンプル接続用長孔形成用ピンが挿入され
たままの一次成形品を二次成形用金型内にインサート
し、バチ先部分を二次成形用合成樹脂で成形した後、テ
ンプル接続用長孔形成用ピン4を抜き取り、テンプル接
続用長孔を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この考案は眼鏡用耳当てモダン、詳しくは二種類の合成樹脂材を用いた眼鏡用 耳当てモダンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 耳当てモダンはメガネの装着感の良否に決定的な影響を与える重要な部材であ り、種々の改良がなされており、テンプルに接続される小口側は硬質合成樹脂で 、耳に当るバチ先側の一部側面は軟質合成樹脂で、といった様に、二種類の異っ た合成樹脂を使い分けて形成することも試みられている。この硬質合成樹脂と軟 質合成樹脂とを使い分けた耳当てモダンは、良好な装着感と十分なる強度とを共 に満足させることができるので、市場において好評を博している。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 耳当てモダンは、通常合成樹脂の射出成形の手法によって製造されるが、硬質 合成樹脂と軟質合成樹脂といった様に、二種類の樹脂材料を使い分ける場合には 、一次成形用及び二次成形用の二個の金型を用意しておき、二度の形成作業を行 っている。一方、耳当てモダンにはテンプル接続用の長孔が必ず設けられており 、従来においては、金型内への樹脂材料注入時に成形用ピンを小口側から金型内 へスライドさせることによって、このテンプル接続用の長孔を成形していた。し かし、この作業は高度な技術を必要とし、長孔の位置にバラツキが生じやすく、 不良品が生まれる場合が多かった。 【0004】 本考案者は、二種類の合成樹脂を用いた耳当てモダン製造の際の、テンプル接 続用の長孔の成形作業の問題点を解決すべく研究を行った結果、長孔の位置にバ ラツキが生じず、高度な技術を持たずとも生産できる新しい耳当てモダンを開発 することに成功し、本考案としてここに提案するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 小口側部分とバチ先芯部分とを成形する一次成形用金型内の空洞の小口側部分 とバチ先部分との中間に、空洞の一部を跨ぐ様に突起を設け、この突起によって テンプル接続用長孔形成用ピンの先端側を支持し、一次成形用合成樹脂を注入し て一次成形作業を行った後、テンプル接続用長孔形成用ピンが挿入されたままの 一次成形品を二次成形用金型内にインサートし、バチ先部分を二次成形用合成樹 脂で成形した後、テンプル接続用長孔形成用ピンを抜き取り、テンプル接続用長 孔を形成することにより上記課題を解決した。 【0006】 【実施の形態】 図1はこの考案に係る耳当てモダンの一実施形態を製造する際に用いる一次成 形用金型の縦断面図、図2は図1における矢視A−A線断面図、図3は二次成形 用金型の縦断面図である。 【0007】 図中1は一次成形用金型であり、耳当てモダンの小口側部分6及びバチ先芯部 分7を形成する為のものである。この一次成形用金型1内にはこれらを形成する 為の空洞2が形成されており、小口側部分6とバチ先芯部分7の中間には図2に 示す様に空洞2の一部を跨ぐ様に突起3が設けられており、この突起3によって 空洞2内に挿入されたテンプル接続用長孔形成用のピン4の先端側が支持される 様になっている。 【0008】 この状態で、この一次成形用金型1内に一次成形用合成樹脂(この実施の形態 においては硬質合成樹脂)を注入し、一次成形品を作り出す。 【0009】 次に、この一次成形品を図3に示す二次成形用金型9にインサートし、バチ先 の表面部分に相当する空洞8に二次成形用合成樹脂(この実施の形態においては 軟質合成樹脂)を注入し、バチ先の一部表面部分を二次成形用合成樹樹脂によっ て成形する。 【0010】 そして、この二次成形作業が終了した後、ピン4を抜き取ると、成形品には図 4乃至図6に示す様に、テンプル接続用の長孔5が形成されることになる。なお 、図5及び図6において、6は硬質合成樹脂によって成形された小口側部分、1 0は軟質合成樹脂によって成形されたバチ先表面部分である。 【0011】 【効果】 この考案に係る耳当てモダンにおいては、一次成形前の段階で金型内の突起を 利用して、金型内にテンプル接続用長孔形成用のピンを固定しておき、このピン が付属されたままの状態で二次成形作業を行うので、小口側部分とバチ先芯部分 の相対的な位置関係は正確に保持され、このピン4によって形成されるテンプル 接続用長孔5の位置にバラツキが生じる余地はなく、特に高度な技術を持つ者で なくとも、設計通りの正確な位置にテンプル接続用長孔5が形成された二種類の 合成樹脂からなる耳当てモダンを製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案に係る耳当てモダンの一実施形態を製
造する際に用いる一次成形用金型の縦断面図。 【図2】図1における矢視A−A線断面図。 【図3】同じく二次成形用金型の縦断面図。 【図4】二次成形後の完成状態の耳当てモダンの縦断面
図。 【図5】図5における矢視B方向から見たその斜視図。 【図6】同じく、図5における矢視C方向から見たその
斜視図。 【符号の説明】 1 一次成形用金型 2 空洞 3 突起 4 ピン 5 長孔 6 小口側部分 7 バチ先芯部分 8 空洞 9 二次成形用金型

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 小口側部分とバチ先芯部分とを成形する
    一次成形用金型内の空洞の小口側部分とバチ先部分との
    中間に、空洞の一部を跨ぐ様に突起を設け、この突起に
    よってテンプル接続用長孔形成用ピンの先端側を支持
    し、一次成形用合成樹脂を注入して一次成形作業を行っ
    た後、テンプル接続用長孔形成用ピンが挿入されたまま
    の一次成形品を二次成形用金型内にインサートし、バチ
    先部分を二次成形用合成樹脂で成形した後、テンプル接
    続用長孔形成用ピンを抜き取り、テンプル接続用長孔を
    形成したことを特徴とする耳当てモダン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215535A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社前澤金型 眼鏡部材及びその製造方法
JP2020108723A (ja) * 2018-12-28 2020-07-16 株式会社吉野工業所 コンパクト容器及びコンパクト容器の製造方法

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