JP3093019B2 - 自動精算機 - Google Patents

自動精算機

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JP3093019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動精算機に係り、特に
定期券で乗越ししたときに便利なものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、駅務機器の自動化が進み、乗越し
したときの精算も自動精算機で行なわれるようになって
きている。この自動精算機は、乗越しの乗車券又は乗越
しの定期券を自動精算機の本体(以下、本体という)に
挿入すると、挿入された乗車券又は定期券に記録されて
いるデータを基に演算処理して乗越し精算額を算出し、
その算出された乗越し精算額の金銭(プリペイドカード
を含み、また、定期券にプリペイドが付加されていると
きの定期券も含む。)が投入されると精算券を発券する
ように構成されている。なお、乗越しが定期券の場合
は、返却される定期券に出場許可データを書込み、精算
券の発券を省略することも提案されている(例えば、特
公昭54−19200号公報、特公昭56−35227
号公報)。
【0003】定期券で乗越しした場合の乗越し精算額の
算出は、定期券の乗車区間中の最も近い駅までの経路を
基に行われている。これを図4の路線図を基にさらに説
明すると、定期券の乗車区間がA駅からE駅であり、ま
た乗越し駅のH駅までは複数の乗車経路(ル−トという
ときもある)がある場合に、利用者はA駅→B駅→F駅
→G駅→H駅の最短ル−トで乗越しをしても、乗越し料
金の算出は、乗越し駅(精算駅)のH駅から定期券の乗
車可能区間の駅中の最も近いE駅までで行われている
(例えば、特開昭58−18783号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動精算機
は、精算額の精算を乗越し駅から定期券の乗車可能区間
中の最も近い駅までの距離を基に算出しているので、実
際の乗車距離と一致しないという不都合があった。この
ような不都合を防止するために、特公昭63−6771
2号公報に示されるように、本体に乗越し開始駅を入力
するための釦を設けるようにしてもよいが、この場合で
も、定期券の乗車可能区間中の最も近い駅が選択された
ときは、実際の乗車区間が選択されないという欠点は解
消できなかった。
【0005】そこで、本発明は、定期券で乗越しした場
合は、実際の乗車距離で精算可能な自動精算機の提供を
目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、挿入された乗越し定期券に記録されてい
るデータを基に演算処理して乗越し請求額を算出し、そ
の算出された乗越し請求額の金銭の投入を条件に精算券
の発券又は返却される定期券に出場許可データを書込む
自動精算機において、前記定期券の乗車駅を抽出する抽
出手段と、その抽出手段で抽出された乗車駅から乗越し
駅までの最短乗車経路を判定する判定手段と、その判定
手段で判定された最短乗車経路に基づいて乗越し精算額
を算出する算出制御手段と、を有することを特徴として
いる。
【0007】
【作用】上記構成において、算出制御手段は、定期券が
本体に挿入されると判定手段が乗車駅抽出手段で抽出さ
れた乗車駅から乗越駅までの最短乗車経路を判定し、そ
の判定した最短乗車経路に基づいて、算出制御手段が乗
越し精算額を算出する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は、一実施例に係る自動精算機の正面図であって、そ
の本体1の接客パネル1aの上部には、精算額や利用客
へのメッセージを表示するための表示部2と、その表示
部2の下方で左側から順に、精算の基礎とされる乗車券
(図示せず)又は定期券イを挿入するための乗車券挿入
口3と、精算を硬貨で行なうときのコイン投入口4が設
けられている。そして、コイン投入口4の下方には、精
算を紙幣又はカードで行うときの紙幣挿入口5が設けら
れ、また、紙幣投入口5の下方には、精算券及び釣銭の
排出口6が設けられている。さらに、図中Cは、本体1
を総括的に制御するマイクロコンピュータからなる制御
器である。
【0009】図2は、本体1を駆動制御するための制御
器Cの電気的構成を示すものであって、ROM20に格
納されているシステムデータとRAM21に格納されて
いるワーキングデータとを用いて演算処理する中央処理
部(CPU)22を中心に構成されている。このCPU
22には、I/Oユニット23を介して表示部2の表示
ドライバ24と、乗車券挿入口3から挿入された乗車券
又は定期券イに記録されているデータを読取り又は新た
なデータを書込むための磁気ヘッドH(図1には図示せ
ず)のリード・ライトドライバ25とが接続されてい
る。なお、I/Oユニット23には、本体1中に組込ま
れている検銭器等の駆動を行なう各種のドライバやセン
サ等が接続されているが、本発明の説明に直接関係しな
いので省略されている。
【0010】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例に係る自動精算機の制御動作について説明する。
今、図4に示される路線のA駅からE駅までの乗車可能
区間の定期券イの利用者が、その乗車可能区間の途中の
B駅からE駅までの乗越し乗車をして本体1で精算する
ものとする。なお、図4のように、乗越し駅のH駅まで
複数のル−トがあるときは、所要時間の短い最短距離の
ル−トの乗車が最も自然である。
【0011】先ず、定期券イが乗車券挿入口3に挿入さ
れると(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)、本体1では、周知の自動精算機と同様に、定期
券イに記録されている入場駅データ・入場日デ−タ等を
演算処理して精算額を算出するが、定期券に記録されて
いる入場デ−タの日付デ−タが当日でないときは、当日
の乗車駅が不明なので上述した従来の自動精算処理が行
われる(S102否定、S106、S108)。
【0012】定期券イの入場日デ−タが当日の場合は
(S102肯定)、乗越しの下車駅、つまり精算駅(H
駅)からその定期券イによる乗車駅(A駅)までの最短
ル−トが求められて精算されるが、その前に、A駅から
H駅までの所要時間が所定以上のとき、例えば、図4に
示されるようにA駅→B駅→F駅→G駅→H駅のル−ト
の場合40分であるのに対し、55分以上も要している
ときは、E駅経由でH駅に達していることが考えられる
ので、この場合も従来の自動精算処理が行われる(S1
06、S108)。
【0013】上述の所要時間が所定以内のとき(S10
4肯定)、最短ル−トはB駅→F駅→G駅→H駅となる
ので、この区間の乗越し料金が算出されて、その乗越し
料金が表示部2に表示される(S110、S112)。
したがって、利用者が表示された料金の金銭をコイン投
入口4又は紙幣挿入口5に挿入したときは、周知のよう
に精算券発券等の精算処理が行われる。
【0014】以上のように、本実施例に係る自動精算機
は、定期券の乗車駅から乗越し駅までの最短距離に基づ
いて乗越し料金を精算するようにしたので、最も実際の
乗車区間に合致した乗越し料金で精算することができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明にかかる自動精算機は、定期券の
乗車駅を抽出する抽出手段と、その抽出手段で抽出され
た乗車駅から乗越し駅までの最短乗車経路を判定する判
定手段と、その判定手段で判定された最短乗車経路に基
づいて乗越し精算額を算出する算出制御手段とを有して
いるので、実際に乗越しした乗車ル−トに合わせて精算
理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動精算機の正面図で
ある。
【図2】制御器の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作示すフローチャートである。
【図4】路線図である。
【符号の説明】
1 自動精算機の本体(本体) 2 表示部 3 乗車券挿入口 6 選択釦 C 制御器(算出制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された乗越し定期券に記録されてい
    るデータを基に演算処理して乗越し請求額を算出し、そ
    の算出された乗越し請求額の金銭の投入を条件に精算券
    の発行又は返却される定期券に出場許可データを書込む
    自動精算機において、 前記定期券の乗車駅を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出された乗車駅か ら乗越し駅までの最
    短乗車経路を判定する判定手段と、 前記判定手段で判定された最短乗車経路に基づいて乗越
    し精算額を算出する算出制御手段と、 を有することを特徴とする自動精算機。
JP1855992A 1992-01-07 1992-01-07 自動精算機 Expired - Fee Related JP3093019B2 (ja)

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