JP3092984U - レール支承装置 - Google Patents

レール支承装置

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JP3092984U
JP3092984U JP2002006015U JP2002006015U JP3092984U JP 3092984 U JP3092984 U JP 3092984U JP 2002006015 U JP2002006015 U JP 2002006015U JP 2002006015 U JP2002006015 U JP 2002006015U JP 3092984 U JP3092984 U JP 3092984U
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rail
support plate
holes
rail support
hole
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Application number
JP2002006015U
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Inventor
敏夫 福田
Original Assignee
東武建設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のレール支承装置におけるレール支持板
は形状が複雑なため生産工場での機械加工の工程が多く
なり、大量に生産する場合にコスト高となると言う課題
があった。 【解決手段】 平板の両端部にそれぞれ支柱挿通用の孔
を形成したレール支持板2と、このレール支持板2の孔
の上に載置され支柱挿通用の孔とレールベース1aの端
部を押圧する切り欠き部3a,4aを形成したレール押
さえ片3,4と、レール支持板2の孔とレール押さえ片
3,4の孔に挿通され上端にスパナ嵌合用の四角柱5
a,6aを形成するとともに上部の外周部に雄ねじ部5
b,6bを形成しかつ下部に下端が細くなるテーパ部5
c,6cを形成した支柱5,6と、雄ねじ部5b,6b
に取り付けられるナット7〜10により構成する。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、鉄道のレールを敷設する際に、レールの高さを調節するために用い られるレール支承装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来、レールの高さを調節するレール支承装置として、実用新案登録第258 9046号がある。これは図4に示すように、レール21を支持するレール支持 板22の両側に、ねじ孔を形成しておき、このねじ孔に雄ねじが形成された支柱 23,24を高さ調整自在に取り付けることで、レール支持板22すなわちレー ル21の高さを調整するようにしている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上述のレール支持板22は、中央部にレール21を載置するた めの溝が形成されるとともに、両側にねじ孔が形成されるため、生産工場での機 械加工の工程が多くなり、大量に生産する場合にコスト高となると言う問題があ った。そこで、本考案は、工場での機械加工の工程を少なくしてコストダウンの 可能なレール支承装置を提案することを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 そこで上記課題を解決するために、本考案は、平板の両端部にそれぞれ支柱挿 通用の孔を形成したレール支持板と、このレール支持板の孔の上に載置され支柱 挿通用の孔とレールベースの端部を押圧する切り欠き部を形成した1対のレール 押さえ片と、前記レール支持板の孔とレール押さえ片の孔に挿通され上端にスパ ナ嵌合用の対辺を形成するとともに上部の外周部に雄ねじ部を形成しかつ下部に 下端が細くなるテーパ部を形成した1対の支柱と、この支柱の雄ねじ部の下部に 取り付けられる1対の下押さえ用ナットと、前記レール支持板とレール押さえ片 のそれぞれの孔に支柱を挿通した状態で支柱の雄ねじ部の上部に取り付けられて レール押さえ片を下方へ押圧する1対の上押さえ用ナットとを備えたことを特徴 とする。 【0005】 【考案の実施の形態】 以下、図に基づいて本考案のレール支承装置の実施形態を説明する。図1は本 考案にかかるレール支承装置をレールの長手方向から見た正面図であり、図2は 使用状態を示す正面図、図3は図2の平面図である。図1に示されるように、レ ール1はそのレールベース部1aがレール支持板2の中央部分に載置されている 。このレール支持板2は、平板の両端部にそれぞれ支柱挿通用の孔が形成されて いる。レールベース1aは、その両側がレール押さえ片3,4により押さえられ ている。このレール押さえ片3,4はその中央部分に支柱挿通用の孔が形成され るとともに、端部にレールベース1aを押圧するL形の切り欠き部3a,4aが 形成されている。 【0006】 レール支持板2の両側の支柱挿通用の孔およびレール押さえ片3,4の支柱挿 通用の孔には、支柱5,6が挿通されている。支柱5,6は、上端にスパナを嵌 合するため四角柱5a,6aが形成されるとともに、上部の外周部に雄ねじ部5 b,6bが形成されかつ下部に下端が細くなるテーパ部5c,6cが形成されて いる。雄ねじ部5b,6bの下部には、下押さえ用のナット7,8が取り付けら れ、レール支持板2を上方へ押圧支持する。雄ねじ部5b,6bの上部には、上 押さえ用のナット9,10が取り付けられ、レール押さえ片3,4を下方へ押圧 する。このようにして、レール支持板2は、所定寸法に切断された平板の両端部 に、支柱挿通用の孔を穿設するだけで、機械加工が終了するため、レール支承装 置全体のコストダウンが可能となる。なお、支柱5,6の上端の四角柱5a,6 aは、六角柱とすることも可能である。 【0007】 次に、上述のレール支承装置の使用方法について図2および図3に基づいて説 明する。 (1)先ず、レール1を敷設する基礎11の上にレール1に沿って所定間隔で基 礎ブロック12,13を対向して並べる。 (2)基礎ブロック12,13の上にプレート14,15を置き、その上に支柱 5,6を立てる。 (3)支柱5,6の雄ねじ部5b,6bの下部にナット7,8を取り付けてから 、レール支持板2とレール押さえ片3,4を挿通し、さらにナット9,10を取 り付ける。 【0008】 (4)レール支持板2の高さをナット7,8を回して概略調整し、レール押さえ 片3,4の切り欠き部3a,4aを正規の取り付け位置から90度回転させてレ ール1と平行にする。 (5)レール押さえ片3,4の開かれた中間に、コンクリート製の枕木16と一 体化されているレール1を挿入して、切り欠き部3a,4aを90度回転させて 正規の取り付け位置に戻す。 (6)再度、レール1の下面の高さをナット7,8を回して最終調整をし、ナッ ト9,10を締めつけて、レール押さえ片3,4を固定する。次いで、支柱5, 6のテーパ部5c,6cにグリスを塗布する。 【0009】 (7)ここで、別途基礎11の上に据えつけられている型枠17内にコンクリー トを流し込み、枕木16を基礎11に固定するようにする。その結果、基礎ブロ ック12,13、プレート14,15および支柱5,6のテーパ部5c,6cが コンクリートに埋設される。 (8)養生期間が経過し、型枠17内のコンクリートが固まったら、ナット9, 10を取り外し、レール押さえ片3,4を抜き取る。 (9)ナット7,8を緩めながら、支柱5,6の上端の四角柱5a,6aにスパ ナを掛けて、支柱5,6を回転させることで、テーパ部5c,6cがコンクリー トから抜け出て、レール支持板2および支柱5,6をレール1部分から撤去する ことが可能となる。それらを撤去してレール敷設の工事が完了する。これら取り 外したレール支承装置は、再使用が可能である。なお、図中の18はずれ止め用 の鉄筋であり、19は枕木16の下半分を覆う防振ゴムである。 【0010】 【考案の効果】 以上述べたように本考案によれば、レールを支持するレール支持板は、所定の 寸法に切断した平板の両側に支柱挿通用の孔を開けるだけで機械加工が終了する ので、従来のレール支承装置に比べ製造工程が短縮されてコストダウンが可能と なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案にかかるレール支承装置の正面図であ
る。 【図2】本考案の使用状態を示す正面図である。 【図3】図2の平面図である。 【図4】従来例を示す図である。 【符号の説明】 1 レール 1a レールベース 2 レール支持板 3,4 レール押さえ片 3a,4a 切り欠き部 5,6 支柱 5a,6a 四角柱 5b,6b 雄ねじ部 5c,6c テーパ部 7〜10 ナット 11 基礎 12,13 基礎ブロック 14,15 プレート 16 枕木 17 型枠 18 鉄筋 19 防振ゴム

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 平板の両端部にそれぞれ支柱挿通用の孔
    を形成したレール支持板と、 このレール支持板の孔の上に載置され支柱挿通用の孔と
    レールベースの端部を押圧する切り欠き部を形成した1
    対のレール押さえ片と、 前記レール支持板の孔とレール押さえ片の孔に挿通され
    上端にスパナ嵌合用の対辺を形成するとともに上部の外
    周部に雄ねじ部を形成しかつ下部に下端が細くなるテー
    パ部を形成した1対の支柱と、 この支柱の雄ねじ部の下部に取り付けられる1対の下押
    さえ用ナットと、 前記レール支持板とレール押さえ片のそれぞれの孔に支
    柱を挿通した状態で支柱の雄ねじ部の上部に取り付けら
    れてレール押さえ片を下方へ押圧する1対の上押さえ用
    ナットと、 を備えたことを特徴とするレール支承装置。
JP2002006015U 2002-09-24 2002-09-24 レール支承装置 Expired - Lifetime JP3092984U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014156724A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Mitsubishi Electric Corp 電気機器の現地組み立てハウス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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