JP3092835B2 - 信号再生装置 - Google Patents
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- G11B2220/90—Tape-like record carriers
- G11B2220/91—Helical scan format, wherein tracks are slightly tilted with respect to tape direction, e.g. VHS, DAT, DVC, AIT or exabyte
- G11B2220/913—Digital audio tape [DAT] format
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DAT(Digital Audi
o Tape) 等の記録媒体に記録されたオーディオ信号等の
信号を再生する信号再生装置に係り、詳しくは、信号の
再生をその立ち上がりから瞬時に正確に開始できるよう
にした信号再生装置に関する。また、本発明は、種々の
信号の立ち上がり位置をより正確に検出することのでき
る信号の立ち上がり位置検出ユニットに関する。
o Tape) 等の記録媒体に記録されたオーディオ信号等の
信号を再生する信号再生装置に係り、詳しくは、信号の
再生をその立ち上がりから瞬時に正確に開始できるよう
にした信号再生装置に関する。また、本発明は、種々の
信号の立ち上がり位置をより正確に検出することのでき
る信号の立ち上がり位置検出ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、DATにオーディオ信号
を記録する際、そのオーディオ信号の開始位置にスター
トIDという識別信号が記録される。そして、オーディ
オ信号を再生する際に、スタートIDを検出した位置か
ら信号の再生が開始される。しかし、多くの場合、スタ
ートIDが記録されるDAT上の位置は、実際のオーデ
ィオ信号の立ち上がり位置と異なる。従って、DATの
再生装置では、実際にオーディオ信号を再生して得られ
る音楽等を聞きながら、手動操作によりスタートIDの
記録位置を変更できるようになっている。
を記録する際、そのオーディオ信号の開始位置にスター
トIDという識別信号が記録される。そして、オーディ
オ信号を再生する際に、スタートIDを検出した位置か
ら信号の再生が開始される。しかし、多くの場合、スタ
ートIDが記録されるDAT上の位置は、実際のオーデ
ィオ信号の立ち上がり位置と異なる。従って、DATの
再生装置では、実際にオーディオ信号を再生して得られ
る音楽等を聞きながら、手動操作によりスタートIDの
記録位置を変更できるようになっている。
【0003】また、CD(Compact Disk) においても、
オーディオ信号の開始位置にスタートIDが記録されて
いるが、スタートIDの記録位置と実際のオーディオ信
号の立ち上がり位置が正確に一致していない。従来のC
Dの再生装置では、一時停止の状態で、図14に示すよ
うに、スタートIDが記録されたトラックTr0 をリピ
ート再生している。そのリピート再生中に、再生信号の
レベルが大きく変化するCD1上の位置を検出し、その
位置が記憶される。そして、再生のスタート操作が行な
われると、スタートIDに関係なく、記憶した位置から
信号の再生が行なわれる。
オーディオ信号の開始位置にスタートIDが記録されて
いるが、スタートIDの記録位置と実際のオーディオ信
号の立ち上がり位置が正確に一致していない。従来のC
Dの再生装置では、一時停止の状態で、図14に示すよ
うに、スタートIDが記録されたトラックTr0 をリピ
ート再生している。そのリピート再生中に、再生信号の
レベルが大きく変化するCD1上の位置を検出し、その
位置が記憶される。そして、再生のスタート操作が行な
われると、スタートIDに関係なく、記憶した位置から
信号の再生が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したCDの再生装
置において行なわれるような信号再生位置の補正をDA
Tの再生装置に適用することが考えられる。
置において行なわれるような信号再生位置の補正をDA
Tの再生装置に適用することが考えられる。
【0005】しかし、DATはテープ状の記録媒体であ
るため、スタートIDが記録された位置を含む所定の範
囲をリピート再生するには、DATのリピート動作に時
間がかかる。また、検出された信号の立ち上がり位置が
DAT(記録媒体)上で特定されるため、スタート操作
時に瞬時にその検出位置からオーディオ信号を再生する
ことが困難である。
るため、スタートIDが記録された位置を含む所定の範
囲をリピート再生するには、DATのリピート動作に時
間がかかる。また、検出された信号の立ち上がり位置が
DAT(記録媒体)上で特定されるため、スタート操作
時に瞬時にその検出位置からオーディオ信号を再生する
ことが困難である。
【0006】DATの再生装置では、DAT上のスター
トIDを含む所定範囲内のオーディオ信号をメモリに予
め格納し、スタート操作時にメモリ上のスタートIDに
対応した位置からオーディオ信号を読み出す技術が採用
されている。このような技術を使用すれば、スタート操
作時に上述した検出立ち上がり位置からオーディオ信号
を瞬時に再生することは可能である。
トIDを含む所定範囲内のオーディオ信号をメモリに予
め格納し、スタート操作時にメモリ上のスタートIDに
対応した位置からオーディオ信号を読み出す技術が採用
されている。このような技術を使用すれば、スタート操
作時に上述した検出立ち上がり位置からオーディオ信号
を瞬時に再生することは可能である。
【0007】しかし、上述したように、記録媒体(DA
T)上での信号立ち上がり位置を検出するために、リピ
ート再生が必要であり、その上、立ち上がり位置検出し
た後に、その立ち上がり位置を含む所定範囲の信号を再
度再生してメモリに格納しなければならない。そのた
め、再生信号を出力できる状態になるまでに多くの時間
を要してしまう。
T)上での信号立ち上がり位置を検出するために、リピ
ート再生が必要であり、その上、立ち上がり位置検出し
た後に、その立ち上がり位置を含む所定範囲の信号を再
度再生してメモリに格納しなければならない。そのた
め、再生信号を出力できる状態になるまでに多くの時間
を要してしまう。
【0008】また、DAT等の記録媒体に記録すべきオ
ーディオ信号は、種々の背景信号(ノイズ等)を含み得
る。即ち、無音状態での信号レベルは記録状態に対応し
た背景信号より異なり得る。従って、従来のように、単
一の基準レベルを用いて信号の立ち上がり位置を検出す
るものでは、背景信号が異なる状態で記録された種々の
信号または、背景信号が無音状態でも、信号が緩やかに
立ち上がるものや、低レベルの信号が続く途中から高レ
ベルに立ち上がる信号等は、その立ち上がり位置を正確
に検出することができない。
ーディオ信号は、種々の背景信号(ノイズ等)を含み得
る。即ち、無音状態での信号レベルは記録状態に対応し
た背景信号より異なり得る。従って、従来のように、単
一の基準レベルを用いて信号の立ち上がり位置を検出す
るものでは、背景信号が異なる状態で記録された種々の
信号または、背景信号が無音状態でも、信号が緩やかに
立ち上がるものや、低レベルの信号が続く途中から高レ
ベルに立ち上がる信号等は、その立ち上がり位置を正確
に検出することができない。
【0009】そこで、本発明は、たとえ、記録媒体がD
ATのようなテープ状のものであっても、信号の再生が
その立ち上がりから瞬時に行えるようにした信号再生装
置を提供することを目的とする。
ATのようなテープ状のものであっても、信号の再生が
その立ち上がりから瞬時に行えるようにした信号再生装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、記録媒体(13)に記録されたオーディ
オ信号を該オーディオ信号の記録媒体(13)上での開
始位置を示すスタート位置情報(ID)を用いて再生す
る信号再生装置において、記録媒体(13)からオーデ
ィオ信号を読み出して再生信号を出力する再生信号出力
手段(16)と、該再生信号を格納するメモリ手段(2
2)と、上記スタート位置情報(ID)で特定される位
置を含む記録媒体(13)上の所定範囲において上記再
生信号出力手段(16)から出力された再生信号をメモ
リ手段(22)に格納する制御手段(18、19)と、
上記制御手段(18、19)によってメモリ手段(2
2)に格納される再生信号の立ち上がりのメモリ手段
(22)内での位置を検出する立ち上がり位置検出手段
(17、18)と、上記立ち上がり位置検出手段(1
7、18)にて検出された位置からメモリ手段(22)
内の再生信号の読出しを開始するメモリ制御手段(1
8、19)とを有したものである。
め、本発明は、記録媒体(13)に記録されたオーディ
オ信号を該オーディオ信号の記録媒体(13)上での開
始位置を示すスタート位置情報(ID)を用いて再生す
る信号再生装置において、記録媒体(13)からオーデ
ィオ信号を読み出して再生信号を出力する再生信号出力
手段(16)と、該再生信号を格納するメモリ手段(2
2)と、上記スタート位置情報(ID)で特定される位
置を含む記録媒体(13)上の所定範囲において上記再
生信号出力手段(16)から出力された再生信号をメモ
リ手段(22)に格納する制御手段(18、19)と、
上記制御手段(18、19)によってメモリ手段(2
2)に格納される再生信号の立ち上がりのメモリ手段
(22)内での位置を検出する立ち上がり位置検出手段
(17、18)と、上記立ち上がり位置検出手段(1
7、18)にて検出された位置からメモリ手段(22)
内の再生信号の読出しを開始するメモリ制御手段(1
8、19)とを有したものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】再生信号出力手段(16)から出力される再生
信号は順次メモリ手段(22)に格納される。また、こ
の再生信号は立ち上がり位置検出手段(17,18)に
供給され、再生信号の立ち上がりのメモリ(22)内で
の位置が検出される。そして、メモリ制御手段(18,
19)が、上記検出位置からメモリ手段(22)内の再
生信号の読出しを開始する。
信号は順次メモリ手段(22)に格納される。また、こ
の再生信号は立ち上がり位置検出手段(17,18)に
供給され、再生信号の立ち上がりのメモリ(22)内で
の位置が検出される。そして、メモリ制御手段(18,
19)が、上記検出位置からメモリ手段(22)内の再
生信号の読出しを開始する。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例と図面に基づいて説明
する。
する。
【0016】図1は、本発明の実施例に係る信号再生装
置の構成を示す。
置の構成を示す。
【0017】図1に示す信号再生装置は、いわゆるDA
T(Digital Audio Tape Recoder)と呼ばれる磁気記録
再生装置11である。この磁気記録再生信号11は磁気
テープ13(DAT)を一定の方向に走行させるテープ
駆動機構12を有している。テープ駆動機構12におい
て、磁気テープ13が回転ヘッド15の表面に沿って走
行するようにガイドシャフト14によってガイドされて
いる。回転ヘッド15は、RF変調、誤り訂正等の処理
を行なう信号処理回路16に接続されている。この信号
処理回路16は回転ヘッド15からの読取り信号に基づ
いて再生信号を出力する再生信号出力回路16aと、磁
気テープ13上にオーディオ信号と共に記録されたスタ
ートID、タイム情報等のサーブコードを処理するサー
ブコード処理回路16bとを備えている。再生信号出力
回路16aはディジタルの再生信号を出力し、このディ
ジタル再生信号はレベル判定回路17及びリングバッフ
ァで構成されたメモリ22に供給されている。また、サ
ブコード処理回路16bはマイクロコンピュータ18に
接続されている。
T(Digital Audio Tape Recoder)と呼ばれる磁気記録
再生装置11である。この磁気記録再生信号11は磁気
テープ13(DAT)を一定の方向に走行させるテープ
駆動機構12を有している。テープ駆動機構12におい
て、磁気テープ13が回転ヘッド15の表面に沿って走
行するようにガイドシャフト14によってガイドされて
いる。回転ヘッド15は、RF変調、誤り訂正等の処理
を行なう信号処理回路16に接続されている。この信号
処理回路16は回転ヘッド15からの読取り信号に基づ
いて再生信号を出力する再生信号出力回路16aと、磁
気テープ13上にオーディオ信号と共に記録されたスタ
ートID、タイム情報等のサーブコードを処理するサー
ブコード処理回路16bとを備えている。再生信号出力
回路16aはディジタルの再生信号を出力し、このディ
ジタル再生信号はレベル判定回路17及びリングバッフ
ァで構成されたメモリ22に供給されている。また、サ
ブコード処理回路16bはマイクロコンピュータ18に
接続されている。
【0018】メモリ制御回路19はマイクロコンピュー
タ18からの指令に基づいてメモリ22の書込み及び読
出しの制御を行なう。メモリ22から読み出された再生
信号はD/A変換器20を介して出力ユニット21に供
給される。マイクロコンピュータ18にはキーボードを
備えた操作ユニット23が接続されている。マイクロコ
ンピュータ18は、サブコード処理回路16bからのサ
ブコード、レベル判定回路17で得られた判定結果、操
作ユニット23からの入力情報を入力し、これらの情報
に基づいてテープ駆動機構12及びメモリ制御回路19
受にシステム全体を制御する。
タ18からの指令に基づいてメモリ22の書込み及び読
出しの制御を行なう。メモリ22から読み出された再生
信号はD/A変換器20を介して出力ユニット21に供
給される。マイクロコンピュータ18にはキーボードを
備えた操作ユニット23が接続されている。マイクロコ
ンピュータ18は、サブコード処理回路16bからのサ
ブコード、レベル判定回路17で得られた判定結果、操
作ユニット23からの入力情報を入力し、これらの情報
に基づいてテープ駆動機構12及びメモリ制御回路19
受にシステム全体を制御する。
【0019】レベル判定回路17は例えば、図2に示す
ように構成されている。
ように構成されている。
【0020】図2において、レベル判定回路17は、シ
リアル・パラレル変換器24と、ビット判定回路25
と、ラッチ回路26とを有している。シリアル・パラレ
ル変換器24は、再生信号出力回路16aからのディジ
タル再生信号をパラレルのデータに変換し、そのデータ
をビット判定回路25に供給する。ビット判定回路25
は、マイクロコンピュータ18から供給されるレベル設
定信号に対応した基準レベルとシリアル・パラレル変換
器24を介して供給される再生信号のレベルを比較し
て、再生信号のレベルが基準レベルを超えているか否か
を判定している。マイクロコンピュータ18は、4種類
の基準レベルに対応したレベル設定信号のうちの1つを
選択してビット判定回路25に供給している。ラッチ回
路26は、ビット判定回路25での判定結果をラッチす
る。このビット判定回路25での判定結果は、例えば、
再生信号のレベルが基準レベル以上のときビット“1”
で表わされ、再生信号のレベルが基準レベルより低いと
きビット“0”で表わされる。マイクロコンピュータ1
8はラッチ回路26にラッチされた判定結果を周期的に
監視しており、その判定結果に基づいてレベル設定信号
の切換えを行なっている。そして、ラッチ回路26にラ
ッチされる判定結果の変化に基づいてマイクロコンピュ
ータ18は再生信号の立ち上がりを検出している。
リアル・パラレル変換器24と、ビット判定回路25
と、ラッチ回路26とを有している。シリアル・パラレ
ル変換器24は、再生信号出力回路16aからのディジ
タル再生信号をパラレルのデータに変換し、そのデータ
をビット判定回路25に供給する。ビット判定回路25
は、マイクロコンピュータ18から供給されるレベル設
定信号に対応した基準レベルとシリアル・パラレル変換
器24を介して供給される再生信号のレベルを比較し
て、再生信号のレベルが基準レベルを超えているか否か
を判定している。マイクロコンピュータ18は、4種類
の基準レベルに対応したレベル設定信号のうちの1つを
選択してビット判定回路25に供給している。ラッチ回
路26は、ビット判定回路25での判定結果をラッチす
る。このビット判定回路25での判定結果は、例えば、
再生信号のレベルが基準レベル以上のときビット“1”
で表わされ、再生信号のレベルが基準レベルより低いと
きビット“0”で表わされる。マイクロコンピュータ1
8はラッチ回路26にラッチされた判定結果を周期的に
監視しており、その判定結果に基づいてレベル設定信号
の切換えを行なっている。そして、ラッチ回路26にラ
ッチされる判定結果の変化に基づいてマイクロコンピュ
ータ18は再生信号の立ち上がりを検出している。
【0021】磁気テープ13(DAT)に記録された音
楽の先頭から再生するために、オペレータが操作ユニッ
ト23内のスキップボタンを操作すると、図3に示す処
理が行なわれる。
楽の先頭から再生するために、オペレータが操作ユニッ
ト23内のスキップボタンを操作すると、図3に示す処
理が行なわれる。
【0022】マイクロコンピュータ18は、スキップボ
タンの操作に基づいてテープ駆動機構12に対してテー
プ巻取り開始信号を出力する(ST1)。この信号によ
りテープ駆動機構12は早送り動作又は巻戻し動作を行
ない、磁気テープ13の巻取りが行なわれる(ST
2)。磁気テープ13の巻取りが行なわれている間、マ
イクロコンピュータ18は、スタートIDが読出される
か否かを判定している(ST3)。スタートIDが読み
出されると、サブコード処理回路16bからスタートI
D検出信号が出力される。このスタートID検出信号に
基づいて、スタートIDが読出されたと判定されると、
マイクロコンピュータ18は、スタートIDから1〜2
秒手前まで磁気テープ13を巻き取るように駆動機構1
2を制御する(ST4)。
タンの操作に基づいてテープ駆動機構12に対してテー
プ巻取り開始信号を出力する(ST1)。この信号によ
りテープ駆動機構12は早送り動作又は巻戻し動作を行
ない、磁気テープ13の巻取りが行なわれる(ST
2)。磁気テープ13の巻取りが行なわれている間、マ
イクロコンピュータ18は、スタートIDが読出される
か否かを判定している(ST3)。スタートIDが読み
出されると、サブコード処理回路16bからスタートI
D検出信号が出力される。このスタートID検出信号に
基づいて、スタートIDが読出されたと判定されると、
マイクロコンピュータ18は、スタートIDから1〜2
秒手前まで磁気テープ13を巻き取るように駆動機構1
2を制御する(ST4)。
【0023】その後、マイクロコンピュータ18は、自
動キューモード(AUTO CUE MODE)が設定されているか否
かを判定する(ST5)。この自動キューモードは、操
作ユニット23の自動キュースイッチの操作により設定
することができる。ここで、自動キューモードに設定さ
れていると、磁気テープ13からの信号再生が開始され
る(ST6)。このとき、マイクロコンピュータ18か
らメモリ制御回路19にデータ書き込み開始信号が供給
され(ST7)、メモリ制御回路19は再生信号出力回
路16aから出力される再生信号をメモリ22に書込
む。即ち、磁気テープ13におけるスタートIDから1
〜2秒(テープタイム)手前の位置から順次読出される
再生信号が、図4及び図5に示すように、メモリ22
(リングバッファ)に格納される。そして、この再生信
号出力回路16aからの再生信号はレベル判定回路17
にも供給される。レベル判定回路17は供給される再生
信号のレベル判定を行ない、その判定結果に基づいて、
マイクロコンピュータ18が再生信号の立ち上がりを検
出する(ST8)。ステップST8の立ち上がり検出の
処理は、後述する。再生信号の立ち上がりが検出される
と、その立ち上がりの位置のメモリ22上でのアドレス
及びテープタイムがマイクロコンピュータ18内のメモ
リ(図示せず)に格納される(ST9)。その後、再生
信号の立ち上がりから3秒(テープタイム)後に再生信
号のメモリ22への書込みが停止される(ST10)。
動キューモード(AUTO CUE MODE)が設定されているか否
かを判定する(ST5)。この自動キューモードは、操
作ユニット23の自動キュースイッチの操作により設定
することができる。ここで、自動キューモードに設定さ
れていると、磁気テープ13からの信号再生が開始され
る(ST6)。このとき、マイクロコンピュータ18か
らメモリ制御回路19にデータ書き込み開始信号が供給
され(ST7)、メモリ制御回路19は再生信号出力回
路16aから出力される再生信号をメモリ22に書込
む。即ち、磁気テープ13におけるスタートIDから1
〜2秒(テープタイム)手前の位置から順次読出される
再生信号が、図4及び図5に示すように、メモリ22
(リングバッファ)に格納される。そして、この再生信
号出力回路16aからの再生信号はレベル判定回路17
にも供給される。レベル判定回路17は供給される再生
信号のレベル判定を行ない、その判定結果に基づいて、
マイクロコンピュータ18が再生信号の立ち上がりを検
出する(ST8)。ステップST8の立ち上がり検出の
処理は、後述する。再生信号の立ち上がりが検出される
と、その立ち上がりの位置のメモリ22上でのアドレス
及びテープタイムがマイクロコンピュータ18内のメモ
リ(図示せず)に格納される(ST9)。その後、再生
信号の立ち上がりから3秒(テープタイム)後に再生信
号のメモリ22への書込みが停止される(ST10)。
【0024】メモリ22への再生信号の書込みが停止さ
れると、マイクロコンピュータ18は、磁気テープ13
が2秒間(テープタイム)だけ巻戻されるようにテープ
駆動機構12を制御する(ST16)。そして、マイク
ロコンピュータ18は、スタンバイ状態となって操作入
力を待つ(ST17)。このとき、磁気テープ13上の
再生位置が図4に示されるスタンバイポイントに保持さ
れる。
れると、マイクロコンピュータ18は、磁気テープ13
が2秒間(テープタイム)だけ巻戻されるようにテープ
駆動機構12を制御する(ST16)。そして、マイク
ロコンピュータ18は、スタンバイ状態となって操作入
力を待つ(ST17)。このとき、磁気テープ13上の
再生位置が図4に示されるスタンバイポイントに保持さ
れる。
【0025】なお、上記処理において、メモリ制御回路
19からは、常に再生信号を格納するメモリ22のアド
レス及び該信号の磁気テープ13上の位置を示すテープ
タイム情報が、マイクロコンピュータ18に供給されて
いる。
19からは、常に再生信号を格納するメモリ22のアド
レス及び該信号の磁気テープ13上の位置を示すテープ
タイム情報が、マイクロコンピュータ18に供給されて
いる。
【0026】上記のようにマイクロコンピュータ18が
スタンバイ状態となるとき、操作ユニット23のストッ
プボタンが操作されると(ST18)、すべての動作状
態がリセットされて処理が終了する。一方、操作ユニッ
ト23のスタートボタンが操作されると(ST19)、
スタンバイ状態が解除される。そして、マイクロコンピ
ュータ18の内部メモリに格納された再生信号の立ち上
がり位置(補正スタートポイント)に対応するアドレス
からメモリ22の読み出しが開始される(ST20)。
そして、マイクロコンピュータ18の指令に基づいてテ
ープ駆動機構12の動作が開始し、スタンバイポイント
から信号再生が開始される(ST21)。メモリ22か
ら読出された再生信号はD/A変換器20でアナログ信
号に変換されて順次出力ユニット21に供給される。ま
た、スタンバイポイントから信号再生が開始された後、
マイクロコンピュータ18は、信号再生とともに磁気テ
ープ13から読み出されるサブコード情報を参照して、
テープタイム情報がステップST10におけるメモリ2
2への書込み停止時におけるテープタイム情報(内部メ
モリに格納されている)に一致するか否かを判定する
(ST22)。ここで、読出されたテープタイム情報が
内部メモリに格納されたテープタイム情報と一致する
と、メモリ制御回路19は再生信号出力回路16aから
出力される再生信号をメモリ22に書込む動作が再開す
る。以後、メモリ制御回路19は、再生信号出力回路1
6aから出力される再生信号をメモリ22に書込むと共
に、メモリ22に格納された再生信号を順次読み出す。
この再生信号のメモリ22への書込みが開始される位置
は図4において、追加書込みポイントとして示されてい
る。一方、ステップST5において、マイクロコンピュ
ータ18が、自動キューモードが設定されていないと判
断すると、処理は、ステップST11に進む。ステップ
ST11において、磁気テープ13からの信号再生が開
始される。このとき、マイクロコンピュータ18からメ
モリ制御回路19にデータ書込み開始信号が供給され
(ST12)、再生信号出力回路16aから出力される
再生信号がメモリ22に書込まれる。即ち、この場合
も、自動キューモードと同様に、磁気テープ13におけ
るスタートIDから1〜2秒(テープタイム)手前の位
置から順次読出される再生信号が図5に示すようにメモ
リ22に格納される。このように、再生信号がメモリ2
2に格納されている際に、マイクロコンピュータ18が
スタートIDを検出すると(ST13)、その後、3秒
間(テープタイム)信号再生を継続して(ST14)、
再生信号をメモリ22に書込む。そして、スタートID
を検出してから3秒間(テープタイム)が経過すると、
メモリ22への書込みが停止される。
スタンバイ状態となるとき、操作ユニット23のストッ
プボタンが操作されると(ST18)、すべての動作状
態がリセットされて処理が終了する。一方、操作ユニッ
ト23のスタートボタンが操作されると(ST19)、
スタンバイ状態が解除される。そして、マイクロコンピ
ュータ18の内部メモリに格納された再生信号の立ち上
がり位置(補正スタートポイント)に対応するアドレス
からメモリ22の読み出しが開始される(ST20)。
そして、マイクロコンピュータ18の指令に基づいてテ
ープ駆動機構12の動作が開始し、スタンバイポイント
から信号再生が開始される(ST21)。メモリ22か
ら読出された再生信号はD/A変換器20でアナログ信
号に変換されて順次出力ユニット21に供給される。ま
た、スタンバイポイントから信号再生が開始された後、
マイクロコンピュータ18は、信号再生とともに磁気テ
ープ13から読み出されるサブコード情報を参照して、
テープタイム情報がステップST10におけるメモリ2
2への書込み停止時におけるテープタイム情報(内部メ
モリに格納されている)に一致するか否かを判定する
(ST22)。ここで、読出されたテープタイム情報が
内部メモリに格納されたテープタイム情報と一致する
と、メモリ制御回路19は再生信号出力回路16aから
出力される再生信号をメモリ22に書込む動作が再開す
る。以後、メモリ制御回路19は、再生信号出力回路1
6aから出力される再生信号をメモリ22に書込むと共
に、メモリ22に格納された再生信号を順次読み出す。
この再生信号のメモリ22への書込みが開始される位置
は図4において、追加書込みポイントとして示されてい
る。一方、ステップST5において、マイクロコンピュ
ータ18が、自動キューモードが設定されていないと判
断すると、処理は、ステップST11に進む。ステップ
ST11において、磁気テープ13からの信号再生が開
始される。このとき、マイクロコンピュータ18からメ
モリ制御回路19にデータ書込み開始信号が供給され
(ST12)、再生信号出力回路16aから出力される
再生信号がメモリ22に書込まれる。即ち、この場合
も、自動キューモードと同様に、磁気テープ13におけ
るスタートIDから1〜2秒(テープタイム)手前の位
置から順次読出される再生信号が図5に示すようにメモ
リ22に格納される。このように、再生信号がメモリ2
2に格納されている際に、マイクロコンピュータ18が
スタートIDを検出すると(ST13)、その後、3秒
間(テープタイム)信号再生を継続して(ST14)、
再生信号をメモリ22に書込む。そして、スタートID
を検出してから3秒間(テープタイム)が経過すると、
メモリ22への書込みが停止される。
【0027】以後、自動キューモードと同様にステップ
ST18〜ST23の処理が行なわれる。この処理の過
程で、ステップST20において、スタートIDの位置
(スタートポイント)に対応したアドレスからメモリ2
2の読出しが開始される。
ST18〜ST23の処理が行なわれる。この処理の過
程で、ステップST20において、スタートIDの位置
(スタートポイント)に対応したアドレスからメモリ2
2の読出しが開始される。
【0028】上記処理によれば、自動キューモードで
は、再生信号の立ち上がりが検出され、そのメモリ22
上の位置(アドレス)がマイクロコンピュータ18の内
部メモリに格納される。そして、その後スタートボタン
が操作されると、再生信号の立ち上がり位置に対応した
メモリ22上のアドレスから再生信号の読み出しが開始
される。また、自動キューモードでない場合では、スタ
ートIDの位置に対応したメモリ22上のアドレスから
再生信号の読出しが開始される。従って、自動キューモ
ードでは、スタートIDの位置が実際の再生信号の立ち
上がり位置からずれていても、再生信号はその立ち上が
り点から正確に出力される。
は、再生信号の立ち上がりが検出され、そのメモリ22
上の位置(アドレス)がマイクロコンピュータ18の内
部メモリに格納される。そして、その後スタートボタン
が操作されると、再生信号の立ち上がり位置に対応した
メモリ22上のアドレスから再生信号の読み出しが開始
される。また、自動キューモードでない場合では、スタ
ートIDの位置に対応したメモリ22上のアドレスから
再生信号の読出しが開始される。従って、自動キューモ
ードでは、スタートIDの位置が実際の再生信号の立ち
上がり位置からずれていても、再生信号はその立ち上が
り点から正確に出力される。
【0029】上記ステップST8における再生信号の立
ち上がりを検出する処理は、図6,図7及び図8に示す
フローチャートに従って実行される。
ち上がりを検出する処理は、図6,図7及び図8に示す
フローチャートに従って実行される。
【0030】マイクロコンピュータ18は、次の四種類
のレベル設定信号のうちの1つを出力する。第一のレベ
ル設定信号は第一の基準レベル(例えば、−70dB)
に対応し、第二のレベル設定信号は第二の基準レベル
(例えば、−65dB)に対応し、第三のレベル設定信
号は第三の基準レベル(例えば、−60dB)に対応
し、また、第四のレベル設定信号は第四の基準レベル
(−55dB)に対応する。即ち、第一の基準レベルが
最低レベル、第四の基準レベルが最高レベルであり、第
二の基準レベルが第三の基準レベルよりも低い。
のレベル設定信号のうちの1つを出力する。第一のレベ
ル設定信号は第一の基準レベル(例えば、−70dB)
に対応し、第二のレベル設定信号は第二の基準レベル
(例えば、−65dB)に対応し、第三のレベル設定信
号は第三の基準レベル(例えば、−60dB)に対応
し、また、第四のレベル設定信号は第四の基準レベル
(−55dB)に対応する。即ち、第一の基準レベルが
最低レベル、第四の基準レベルが最高レベルであり、第
二の基準レベルが第三の基準レベルよりも低い。
【0031】信号再生開始の直後に、マイクロコンピュ
ータ18は第一のレベル設定信号をレベル判定回路17
に供給し、レベル判定回路17は、再生信号のレベルが
最低レベルとなる第一の基準レベルより高いか否かを判
定する。図6において、マイクロコンピュータ18は、
ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み出し(S
T21)、レベル判定回路17に供給されるレベル設定
信号が第一のレベル設定信号であるか否かを判定する
(ST22)。今、第一のレベル設定信号がマイクロコ
ンピュータ18から出力されているので、マイクロコン
ピュータ18は、ステップST21にて得られた判定結
果に基づいて、再生信号がレベルオーバー状態にあるか
否かを判定する(ST23)。ここで、レベルオーバー
状態とは、再生信号のレベルが基準レベルより高い状態
をいう。再生信号がレベルオーバー状態であれば、マイ
クロコンピュータ18は更に、レベルアンダー状態がす
でに検出されていたかどうかを判定する(ST24)。
ここで、レベルアンダー状態とは、再生信号のレベルが
基準レベルより低い状態をいう。レベルアンダー状態が
まだ検出されていなければ、後述するレベルアンダー検
出処理ST50で使用されるタイマ(t)がリセットさ
れる(ST25)。そして、マイクロコンピュータ18
は第一のレベル設定信号を第二のレベル設定信号に切換
える(ST26)。その結果、その後、レベル判定回路
17は、再生信号のレベルが第一の基準レベルよりも高
い第二の基準レベル(例えば、−65dB)より高レベ
ルであるか否かを判定する。
ータ18は第一のレベル設定信号をレベル判定回路17
に供給し、レベル判定回路17は、再生信号のレベルが
最低レベルとなる第一の基準レベルより高いか否かを判
定する。図6において、マイクロコンピュータ18は、
ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み出し(S
T21)、レベル判定回路17に供給されるレベル設定
信号が第一のレベル設定信号であるか否かを判定する
(ST22)。今、第一のレベル設定信号がマイクロコ
ンピュータ18から出力されているので、マイクロコン
ピュータ18は、ステップST21にて得られた判定結
果に基づいて、再生信号がレベルオーバー状態にあるか
否かを判定する(ST23)。ここで、レベルオーバー
状態とは、再生信号のレベルが基準レベルより高い状態
をいう。再生信号がレベルオーバー状態であれば、マイ
クロコンピュータ18は更に、レベルアンダー状態がす
でに検出されていたかどうかを判定する(ST24)。
ここで、レベルアンダー状態とは、再生信号のレベルが
基準レベルより低い状態をいう。レベルアンダー状態が
まだ検出されていなければ、後述するレベルアンダー検
出処理ST50で使用されるタイマ(t)がリセットさ
れる(ST25)。そして、マイクロコンピュータ18
は第一のレベル設定信号を第二のレベル設定信号に切換
える(ST26)。その結果、その後、レベル判定回路
17は、再生信号のレベルが第一の基準レベルよりも高
い第二の基準レベル(例えば、−65dB)より高レベ
ルであるか否かを判定する。
【0032】マイクロコンピュータ18がステップST
21においてラッチ回路26から判定結果を読出した後
に、処理はステップST22を介して図7に示すステッ
プS27に進む。マイクロコンピュータ18が第二のレ
ベル設定信号を出力する状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態にあるか否かが判定される(ST2
8)。再生信号がレベルオーバー状態であれば、更にレ
ベルアンダー状態がすでに検出されているか否かが判定
される(ST29)。このレベルアンダー状態がまだ検
出されていなければ、タイマ(t)がリセットされ(S
T30)、マイクロコンピュータ18は第二のレベル設
定信号を更に第三のレベル設定信号に切換える(ST3
1)。その結果、その後、レベル判定回路17は、再生
信号のレベルが第二の基準レベルより高レベルである第
三の基準レベル(例えば、−60dB)より高レベルで
あるか否かを判定する。
21においてラッチ回路26から判定結果を読出した後
に、処理はステップST22を介して図7に示すステッ
プS27に進む。マイクロコンピュータ18が第二のレ
ベル設定信号を出力する状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態にあるか否かが判定される(ST2
8)。再生信号がレベルオーバー状態であれば、更にレ
ベルアンダー状態がすでに検出されているか否かが判定
される(ST29)。このレベルアンダー状態がまだ検
出されていなければ、タイマ(t)がリセットされ(S
T30)、マイクロコンピュータ18は第二のレベル設
定信号を更に第三のレベル設定信号に切換える(ST3
1)。その結果、その後、レベル判定回路17は、再生
信号のレベルが第二の基準レベルより高レベルである第
三の基準レベル(例えば、−60dB)より高レベルで
あるか否かを判定する。
【0033】マイクロコンピュータ18がステップST
21においてラッチ回路26から判定結果を読出した後
に、処理はステップST22及びST27を介して図7
に示すステップST32に進む。マイクロコンピュータ
18が第三のレベル設定信号を出力している状態におい
て、マイクロコンピュータ18が第二のレベル設定信号
を出力する場合のステップST28〜ST30と同様に
ステップST33〜ST35が実行される。この場合、
再生信号がレベルオーバー状態であり、かつ、まだレベ
ルアンダー状態が検出されていなければ、マイクロコン
ピュータ18は第三のレベル設定信号を第四のレベル設
定信号に切換える(ST36)。その結果、その後、レ
ベル判定回路17は、再生信号のレベルが第三の基準レ
ベルより高レベルである第四の基準レベル(例えば、−
55dB)より高いか否かを判定する。
21においてラッチ回路26から判定結果を読出した後
に、処理はステップST22及びST27を介して図7
に示すステップST32に進む。マイクロコンピュータ
18が第三のレベル設定信号を出力している状態におい
て、マイクロコンピュータ18が第二のレベル設定信号
を出力する場合のステップST28〜ST30と同様に
ステップST33〜ST35が実行される。この場合、
再生信号がレベルオーバー状態であり、かつ、まだレベ
ルアンダー状態が検出されていなければ、マイクロコン
ピュータ18は第三のレベル設定信号を第四のレベル設
定信号に切換える(ST36)。その結果、その後、レ
ベル判定回路17は、再生信号のレベルが第三の基準レ
ベルより高レベルである第四の基準レベル(例えば、−
55dB)より高いか否かを判定する。
【0034】マイクロコンピュータ18がステップST
21においてラッチ回路26から判定結果を読み出した
後に、処理はステップST22,ST27,ST32を
介して図8に示すステップST37に進む。マイクロコ
ンピュータ18が第四の基準レベル設定信号を出力して
いる状態において、マイクロコンピュータ18が第三の
レベル設定信号を出力している場合のステップST33
〜ST35と同様にステップST38〜ST40が実行
される。この後、マイクロコンピュータ18がラッチ回
路26から判定結果を読み出しステップST41及び上
記ステップST38〜ST40が繰り返される。
21においてラッチ回路26から判定結果を読み出した
後に、処理はステップST22,ST27,ST32を
介して図8に示すステップST37に進む。マイクロコ
ンピュータ18が第四の基準レベル設定信号を出力して
いる状態において、マイクロコンピュータ18が第三の
レベル設定信号を出力している場合のステップST33
〜ST35と同様にステップST38〜ST40が実行
される。この後、マイクロコンピュータ18がラッチ回
路26から判定結果を読み出しステップST41及び上
記ステップST38〜ST40が繰り返される。
【0035】上述したように、レベル判定回路17に設
定される基準レベルは、第一の基準レベルから第四の基
準レベルに順次増加する。この過程において、再生信号
がレベルオーバー状態ではないと判定されると、ステッ
プST50におけるレベルアンダー検出処理が実行され
る。磁気テープ13から再生される背景信号(ノイズ)
のレベルが非常に低いと、第一の基準レベル(最低レベ
ル:例えば、−70dB)がレベル判定回路17に設定
された状態において、再生信号がレベルオーバー状態で
ないと判定される(ST23)。また、その背景信号
(ノイズ)が高いと、第四の基準レベル(最高レベル:
例えば、−55dB)がレベル判定回路17に設定され
た状態で、再生信号がレベルオーバー状態でないと判定
される(ST38)。また、その背景信号(ノイズ)が
中程度であれば、第二又は第三の基準レベルがレベル判
定回路17に設定された状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態にないと判定される(ST28又はST
33)。
定される基準レベルは、第一の基準レベルから第四の基
準レベルに順次増加する。この過程において、再生信号
がレベルオーバー状態ではないと判定されると、ステッ
プST50におけるレベルアンダー検出処理が実行され
る。磁気テープ13から再生される背景信号(ノイズ)
のレベルが非常に低いと、第一の基準レベル(最低レベ
ル:例えば、−70dB)がレベル判定回路17に設定
された状態において、再生信号がレベルオーバー状態で
ないと判定される(ST23)。また、その背景信号
(ノイズ)が高いと、第四の基準レベル(最高レベル:
例えば、−55dB)がレベル判定回路17に設定され
た状態で、再生信号がレベルオーバー状態でないと判定
される(ST38)。また、その背景信号(ノイズ)が
中程度であれば、第二又は第三の基準レベルがレベル判
定回路17に設定された状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態にないと判定される(ST28又はST
33)。
【0036】例えば、第一の基準レベルがレベル判定回
路17に設定されている状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態でないと判定されると、処理はステップ
ST23からステップST51に進む。即ち、レベルア
ンダー状態がすでに検出されているか否かが判定される
(ST51)。レベルアンダー状態がまだ検出されてい
なければ、タイマ(t)がスタートする(ST52)。
この後、ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み
出すステップST53、この判定結果に基づいて再生信
号がレベルオーバー状態であるか否かを判定するステッ
プST54、及びタイマ(t)が所定の基準時間t0 以
上になったか否かを判定するステップST55が繰り返
される。この基準時間t0 は、例えば1秒に設定され
る。再生信号がレベルオーバー状態であると判定される
と、処理はステップST24に戻る。更に、タイマ
(t)が基準時間t0 を越えると、マイクロコンピュー
タ18は、再生信号のレベルアンダー状態を検出する
(ST56)。ここで、レベルアンダー状態をすでに検
出した旨を表わす情報がマイクロコンピュータ18の内
部メモリに格納される。
路17に設定されている状態において、再生信号がレベ
ルオーバー状態でないと判定されると、処理はステップ
ST23からステップST51に進む。即ち、レベルア
ンダー状態がすでに検出されているか否かが判定される
(ST51)。レベルアンダー状態がまだ検出されてい
なければ、タイマ(t)がスタートする(ST52)。
この後、ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み
出すステップST53、この判定結果に基づいて再生信
号がレベルオーバー状態であるか否かを判定するステッ
プST54、及びタイマ(t)が所定の基準時間t0 以
上になったか否かを判定するステップST55が繰り返
される。この基準時間t0 は、例えば1秒に設定され
る。再生信号がレベルオーバー状態であると判定される
と、処理はステップST24に戻る。更に、タイマ
(t)が基準時間t0 を越えると、マイクロコンピュー
タ18は、再生信号のレベルアンダー状態を検出する
(ST56)。ここで、レベルアンダー状態をすでに検
出した旨を表わす情報がマイクロコンピュータ18の内
部メモリに格納される。
【0037】上述したように、ステップST50のレベ
ルアンダー検出処理において、再生信号が基準レベルよ
り低いレベルに基準時間t0 以上の時間保持されると、
レベルアンダー状態が検出される。
ルアンダー検出処理において、再生信号が基準レベルよ
り低いレベルに基準時間t0 以上の時間保持されると、
レベルアンダー状態が検出される。
【0038】この後、処理は、ステップST21及びS
T22を介してステップST23に進む。再生信号がレ
ベルオーバー状態にないと判定されると、更に、レベル
アンダー状態がすでに検出されているか否かが判定され
る(ST51)。この時点で、レベルアンダー状態が検
出されている旨を表わす情報が内部メモリに格納されて
いるので、マイクロコンピュータ18は再生信号のレベ
ルが変化していないことを認識する(ST57)。そし
て、ステップST21,ST22,ST23,ST51
及びSR57が繰り返される。再生信号が立ち上がる
(例えば、音楽が開始する)と、ステップST23にお
いて、再生信号がレベルオーバー状態であることが検出
される。内部メモリに格納された情報を参照して、レベ
ルアンダー状態がすでに検出されていることが確認され
ると、処理は、図8に示すステップST60に進む。即
ち、マイクロコンピュータ18は再生信号の立ち上がり
を検出する。
T22を介してステップST23に進む。再生信号がレ
ベルオーバー状態にないと判定されると、更に、レベル
アンダー状態がすでに検出されているか否かが判定され
る(ST51)。この時点で、レベルアンダー状態が検
出されている旨を表わす情報が内部メモリに格納されて
いるので、マイクロコンピュータ18は再生信号のレベ
ルが変化していないことを認識する(ST57)。そし
て、ステップST21,ST22,ST23,ST51
及びSR57が繰り返される。再生信号が立ち上がる
(例えば、音楽が開始する)と、ステップST23にお
いて、再生信号がレベルオーバー状態であることが検出
される。内部メモリに格納された情報を参照して、レベ
ルアンダー状態がすでに検出されていることが確認され
ると、処理は、図8に示すステップST60に進む。即
ち、マイクロコンピュータ18は再生信号の立ち上がり
を検出する。
【0039】信号の立ち上がりを検出するための上記処
理は、磁気記録/再生装置11の記録回路にも適用する
ことが可能である。図9は、記録回路を示す。図9にお
いて、図1と同一のものには同一の番号が付されてい
る。
理は、磁気記録/再生装置11の記録回路にも適用する
ことが可能である。図9は、記録回路を示す。図9にお
いて、図1と同一のものには同一の番号が付されてい
る。
【0040】図9において、入力ユニット24は外部ユ
ニットから供給されるオーディオ信号を入力し、そのオ
ーディオ信号は、入力ユニット24からアナログ・デジ
タル変換器20に供給される。アナログ・デジタル変換
器25から出力されるオーディオ信号は、メモリ22に
供給され、そのメモリ22に書込まれる。メモリ22か
ら読み出されたオーディオ信号は、信号処理回路16の
記録信号出力回路16cに供給される。記録信号出力回
路16cは、エラー訂正コードをオーディオ信号に付加
する処理、インタリーブ処理、変調処理等を行ない、磁
気テープ13(DAT)に記録すべき記録信号を生成す
る。信号処理回路16のサブコード処理回路16bは、
アドレス情報及び種々のサブコードを記録信号に付加す
る。信号処理回路16から出力された記録信号は、ロー
タリーヘッド15を介して磁気テープ13に記録され
る。
ニットから供給されるオーディオ信号を入力し、そのオ
ーディオ信号は、入力ユニット24からアナログ・デジ
タル変換器20に供給される。アナログ・デジタル変換
器25から出力されるオーディオ信号は、メモリ22に
供給され、そのメモリ22に書込まれる。メモリ22か
ら読み出されたオーディオ信号は、信号処理回路16の
記録信号出力回路16cに供給される。記録信号出力回
路16cは、エラー訂正コードをオーディオ信号に付加
する処理、インタリーブ処理、変調処理等を行ない、磁
気テープ13(DAT)に記録すべき記録信号を生成す
る。信号処理回路16のサブコード処理回路16bは、
アドレス情報及び種々のサブコードを記録信号に付加す
る。信号処理回路16から出力された記録信号は、ロー
タリーヘッド15を介して磁気テープ13に記録され
る。
【0041】メモリ22の読出し処理及び書込み処理
は、マイクロコンピュータ18からの指令に従って、メ
モリコントローラ19によって制御される。マイクロコ
ンピュータ18は、信号処理回路16及び駆動機構12
も制御する。
は、マイクロコンピュータ18からの指令に従って、メ
モリコントローラ19によって制御される。マイクロコ
ンピュータ18は、信号処理回路16及び駆動機構12
も制御する。
【0042】オーディオ信号はアナログ・デジタル変換
器25からレベル判定回路17に供給されている。レベ
ル判定回路17は図2に示すように構成されている。マ
イクロコンピュータ18は、レベル判定回路17で得ら
れる判定結果に基づいて、オーディオ信号の立ち上がり
を検出する。マイクロコンピュータ18がオーディオ信
号の立ち上がりを検出すると、オーディオ信号の立ち上
がり位置に対応したアドレスがマイクロコンピュータ1
8の内部メモリに格納される。この記録回路に入力する
オーディオ信号に対応した記録信号が磁気テープ13に
記録されるとき、オーディオ信号の立ち上がり位置を示
すアドレスがマイクロコンピュータ18からサブコード
処理回路16bに供給される。サブコード処理回路16
bは、オーディオ信号の立ち上がり位置を示すアドレス
に対応した位置でスタートIDが記録されるように、該
スタートIDをロータリーヘッド15に供給する。
器25からレベル判定回路17に供給されている。レベ
ル判定回路17は図2に示すように構成されている。マ
イクロコンピュータ18は、レベル判定回路17で得ら
れる判定結果に基づいて、オーディオ信号の立ち上がり
を検出する。マイクロコンピュータ18がオーディオ信
号の立ち上がりを検出すると、オーディオ信号の立ち上
がり位置に対応したアドレスがマイクロコンピュータ1
8の内部メモリに格納される。この記録回路に入力する
オーディオ信号に対応した記録信号が磁気テープ13に
記録されるとき、オーディオ信号の立ち上がり位置を示
すアドレスがマイクロコンピュータ18からサブコード
処理回路16bに供給される。サブコード処理回路16
bは、オーディオ信号の立ち上がり位置を示すアドレス
に対応した位置でスタートIDが記録されるように、該
スタートIDをロータリーヘッド15に供給する。
【0043】マイクロコンピュータ18は、図10,図
11,図12及び図13に示すフローチャートに従っ
て、オーディオ信号の立ち上がりを検出するための処理
を実行する。
11,図12及び図13に示すフローチャートに従っ
て、オーディオ信号の立ち上がりを検出するための処理
を実行する。
【0044】マイクロコンピュータ18は最初第四のレ
ベル設定信号をレベル判定回路17に供給し、該レベル
判定回路17は、オーディオ信号のレベルが、最高レベ
ルである第四の基準レベル(例えば、−55dB)より
低いか否かを判定する。この後、図10〜図13に示す
処理が開始される。
ベル設定信号をレベル判定回路17に供給し、該レベル
判定回路17は、オーディオ信号のレベルが、最高レベ
ルである第四の基準レベル(例えば、−55dB)より
低いか否かを判定する。この後、図10〜図13に示す
処理が開始される。
【0045】図10において、マイクロコンピュータ1
8は、ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み取
り(ST101)、レベル判定回路17に供給されてい
るレベル設定信号が第四のレベル設定信号であるか判定
する(ST102)。マイクロコンピュータ18からは
第四のレベル設定信号が出力されているので、マイクロ
コンピュータ18は、ステップST101で得られた判
定結果に基づいて、オーディオ信号がレベルオーバー状
態であるか否かを判定する。オーディオ信号が有効であ
る間は、オーディオ信号のレベルが第四の基準レベル
(例えば、−55dB)より高いレベルオーバー状態が
維持される。従って、この後、ステップST101,S
T102,ST103,ST108及びST111が繰
り返される。
8は、ラッチ回路26にラッチされた判定結果を読み取
り(ST101)、レベル判定回路17に供給されてい
るレベル設定信号が第四のレベル設定信号であるか判定
する(ST102)。マイクロコンピュータ18からは
第四のレベル設定信号が出力されているので、マイクロ
コンピュータ18は、ステップST101で得られた判
定結果に基づいて、オーディオ信号がレベルオーバー状
態であるか否かを判定する。オーディオ信号が有効であ
る間は、オーディオ信号のレベルが第四の基準レベル
(例えば、−55dB)より高いレベルオーバー状態が
維持される。従って、この後、ステップST101,S
T102,ST103,ST108及びST111が繰
り返される。
【0046】オーディオ信号が立ち下がってそのレベル
が、例えば、第一の基準レベル(例えば、−70dB)
と第二の基準レベル(例えば、−65dB)との間の値
になると、処理は次のように行なわれる。
が、例えば、第一の基準レベル(例えば、−70dB)
と第二の基準レベル(例えば、−65dB)との間の値
になると、処理は次のように行なわれる。
【0047】マイクロコンピュータ18は、ステップS
T103において、オーディオ信号がレベルオーバーで
ないと判定し、そして、オーディオ信号の立ち下がりを
すでに検出しているか否かが、ステップST104にて
判定される。オーディオ信号の立ち下がりがまだ検出さ
れていなければ、ステップST105,ST106及び
ST107が実行され、タイマTがスタートされると共
に、第三のレベル設定信号がマイクロコンピュータ18
からレベル判定回路17に供給される。その結果、レベ
ル判定回路17においては、第三の基準レベル(例え
ば、−60dB)を用いて判定処理が開始される。マイ
クロコンピュータ18がステップST101においてレ
ベル判定回路17から判定結果を読取った後に、処理は
ステップST102を介して図11に示すステップST
121に進む。
T103において、オーディオ信号がレベルオーバーで
ないと判定し、そして、オーディオ信号の立ち下がりを
すでに検出しているか否かが、ステップST104にて
判定される。オーディオ信号の立ち下がりがまだ検出さ
れていなければ、ステップST105,ST106及び
ST107が実行され、タイマTがスタートされると共
に、第三のレベル設定信号がマイクロコンピュータ18
からレベル判定回路17に供給される。その結果、レベ
ル判定回路17においては、第三の基準レベル(例え
ば、−60dB)を用いて判定処理が開始される。マイ
クロコンピュータ18がステップST101においてレ
ベル判定回路17から判定結果を読取った後に、処理は
ステップST102を介して図11に示すステップST
121に進む。
【0048】図11において、マイクロコンピュータ1
8が、ステップST121にて、レベル判定回路17に
第三の基準レベルが設定されていると判定した後に、オ
ーディオ信号がレベルオーバー状態にあるか否かが、ス
テップST122にて判定される。この場合、オーディ
オ信号のレベルは、第一及び第二の基準信号レベルの間
の値に達しているので、処理はステップST122から
ステップST123に進む。ステップST123におい
て、オーディオ信号の立ち下がりがすでに検出されてい
るか否かが判定される。オーディオ信号の立ち下がりは
まだ検出されていないので、次いで、ステップST12
4で、前回の基準レベルが第三の基準レベル以上である
か否かが判定される。この場合、前回の基準レベルは第
三の基準レベルより高い第四の基準レベルであるので、
ステップST125,ST126にてタイマTがリセッ
トされると共に、再スタートされる。この後、マイクロ
コンピュータ18は、ステップST127にて、第二の
レベル設定信号をレベル判定回路17に供給する。その
結果、レベル判定回路17では、第二の基準レベル(例
えば、−65dB)を用いた判定処理が開始される。マ
イクロコンピュータ18がステップST101にてレベ
ル判定回路17から判定結果を読取った後に、処理は、
ステップST102,ST121を介して図12に示す
ステップ151に進む。
8が、ステップST121にて、レベル判定回路17に
第三の基準レベルが設定されていると判定した後に、オ
ーディオ信号がレベルオーバー状態にあるか否かが、ス
テップST122にて判定される。この場合、オーディ
オ信号のレベルは、第一及び第二の基準信号レベルの間
の値に達しているので、処理はステップST122から
ステップST123に進む。ステップST123におい
て、オーディオ信号の立ち下がりがすでに検出されてい
るか否かが判定される。オーディオ信号の立ち下がりは
まだ検出されていないので、次いで、ステップST12
4で、前回の基準レベルが第三の基準レベル以上である
か否かが判定される。この場合、前回の基準レベルは第
三の基準レベルより高い第四の基準レベルであるので、
ステップST125,ST126にてタイマTがリセッ
トされると共に、再スタートされる。この後、マイクロ
コンピュータ18は、ステップST127にて、第二の
レベル設定信号をレベル判定回路17に供給する。その
結果、レベル判定回路17では、第二の基準レベル(例
えば、−65dB)を用いた判定処理が開始される。マ
イクロコンピュータ18がステップST101にてレベ
ル判定回路17から判定結果を読取った後に、処理は、
ステップST102,ST121を介して図12に示す
ステップ151に進む。
【0049】図12において、マイクロコンピュータ1
8が、ステップST151にて、レベル判定回路17に
第二の基準レベルが設定されていると判定した後に、ス
テップST152〜ST157が図11に示すステップ
ST122〜ST127と同様に実行される。その結
果、マイクロコンピュータ18は第一のレベル設定信号
をレベル判定回路17に供給する。そして、レベル判定
回路17は、第一の基準レベル(例えば、−70dB)
を用いて判定処理を行なう。マイクロコンピュータ18
がステップST101にてレベル判定回路17からそと
の判定結果を読取った後に、処理はステップST10
2,ST122及びST151を介して図13に示すス
テップST170に進む。
8が、ステップST151にて、レベル判定回路17に
第二の基準レベルが設定されていると判定した後に、ス
テップST152〜ST157が図11に示すステップ
ST122〜ST127と同様に実行される。その結
果、マイクロコンピュータ18は第一のレベル設定信号
をレベル判定回路17に供給する。そして、レベル判定
回路17は、第一の基準レベル(例えば、−70dB)
を用いて判定処理を行なう。マイクロコンピュータ18
がステップST101にてレベル判定回路17からそと
の判定結果を読取った後に、処理はステップST10
2,ST122及びST151を介して図13に示すス
テップST170に進む。
【0050】図13において、マイクロコンピュータ1
8が、ステップST170にて、レベル判定回路17に
第一の基準レベルが設定されていることを判定した後
に、ステップST171にて、オーディオ信号がレベル
オーバー状態にあるか否かが判定される。この場合、オ
ーディオ信号のレベルは第一及び第二の基準レベルの間
の値に達しているので、処理はステップST171から
ステップST177に進む。ステップ177において、
オーディオ信号の立ち下がりがすでに検出されているか
否かが判定される。この時点で、まだオーディオ信号の
立ち下がりは検出されていないので、ステップST17
8にて、更に第一の基準レベルを用いてオーディオ信号
のレベルアンダー状態がすでに検出されたか否かが判定
される。このようなレベルアンダー状態はまだ検出され
ていないので、更に、ステップST179にて、図12
に示すステップST156で再スタートされたタイマT
が3秒に達したか否かが判定される。タイマTが3秒に
達していなければ、ステップST18にて、第一の基準
レベルが第二の基準レベルに切換えられる。この後、処
理はステップST181からステップST101,ST
102及びST121を介して図12に示すステップS
T151に戻る。そして、ステップST151,ST1
52,ST153,ST154及びST157が順次実
行される。その結果、第二の基準レベルが第一の基準レ
ベルに切換えられる。この後、図13に示すステップS
T170,ST171,ST177,ST178,ST
179及びST181と、図12に示すステップST1
51,ST152,ST153,ST154及びST1
57とが、タイマTが3秒に達するまで交互に行なわれ
る。即ち、レベル判定回路17では、第一及び第二の基
準レベルを交互に切換えながら、判定処理が行なわれ
る。図13に示すステップST179にて、タイマTが
三秒に達したと判定されると、マイクロコンピュータ1
8は、ステップST180にて、オーディオ信号の立ち
下がりを検出する。そして、第一の基準レベルがステッ
プST18にて、第二の基準レベルに切換えられる。こ
の後、処理は図12に示すステップST151に戻る。
8が、ステップST170にて、レベル判定回路17に
第一の基準レベルが設定されていることを判定した後
に、ステップST171にて、オーディオ信号がレベル
オーバー状態にあるか否かが判定される。この場合、オ
ーディオ信号のレベルは第一及び第二の基準レベルの間
の値に達しているので、処理はステップST171から
ステップST177に進む。ステップ177において、
オーディオ信号の立ち下がりがすでに検出されているか
否かが判定される。この時点で、まだオーディオ信号の
立ち下がりは検出されていないので、ステップST17
8にて、更に第一の基準レベルを用いてオーディオ信号
のレベルアンダー状態がすでに検出されたか否かが判定
される。このようなレベルアンダー状態はまだ検出され
ていないので、更に、ステップST179にて、図12
に示すステップST156で再スタートされたタイマT
が3秒に達したか否かが判定される。タイマTが3秒に
達していなければ、ステップST18にて、第一の基準
レベルが第二の基準レベルに切換えられる。この後、処
理はステップST181からステップST101,ST
102及びST121を介して図12に示すステップS
T151に戻る。そして、ステップST151,ST1
52,ST153,ST154及びST157が順次実
行される。その結果、第二の基準レベルが第一の基準レ
ベルに切換えられる。この後、図13に示すステップS
T170,ST171,ST177,ST178,ST
179及びST181と、図12に示すステップST1
51,ST152,ST153,ST154及びST1
57とが、タイマTが3秒に達するまで交互に行なわれ
る。即ち、レベル判定回路17では、第一及び第二の基
準レベルを交互に切換えながら、判定処理が行なわれ
る。図13に示すステップST179にて、タイマTが
三秒に達したと判定されると、マイクロコンピュータ1
8は、ステップST180にて、オーディオ信号の立ち
下がりを検出する。そして、第一の基準レベルがステッ
プST18にて、第二の基準レベルに切換えられる。こ
の後、処理は図12に示すステップST151に戻る。
【0051】図12において、マイクロコンピュータ1
8が、ステップST151にて、レベル判定回路17に
第二の基準レベルが設定されていると判定すると、ステ
ップST152にて、オーディオ信号がレベルオーバー
状態にあるか否かが判定される。この時点で、オーディ
オ信号のレベルは第一及び第二の基準レベルの間にある
ので、処理はステップST152からステップST15
3に進む。ステップST153にて、オーディオ信号の
立ち上がりがすでに検出されていると判定されると、ス
テップST158にて、第二の基準レベルがそのまま保
持される。この後、ステップST151,ST152,
ST153及びST158がオーディオ信号が立ち上が
るまで(音楽が開始されるまで)繰り返し行なわれる。
オーディオ信号が立ち上がって、該オーディオ信号のレ
ベルが第二の基準レベルを越えると、ステップST15
2にて、オーディオ信号がレベルオーバー状態にあると
判定される。この時点で、すでにオーディオ信号の立ち
下がりが検出されているので、ステップST159で得
られた判定結果に基づいて、オーディオ信号の立ち上が
りが検出される。
8が、ステップST151にて、レベル判定回路17に
第二の基準レベルが設定されていると判定すると、ステ
ップST152にて、オーディオ信号がレベルオーバー
状態にあるか否かが判定される。この時点で、オーディ
オ信号のレベルは第一及び第二の基準レベルの間にある
ので、処理はステップST152からステップST15
3に進む。ステップST153にて、オーディオ信号の
立ち上がりがすでに検出されていると判定されると、ス
テップST158にて、第二の基準レベルがそのまま保
持される。この後、ステップST151,ST152,
ST153及びST158がオーディオ信号が立ち上が
るまで(音楽が開始されるまで)繰り返し行なわれる。
オーディオ信号が立ち上がって、該オーディオ信号のレ
ベルが第二の基準レベルを越えると、ステップST15
2にて、オーディオ信号がレベルオーバー状態にあると
判定される。この時点で、すでにオーディオ信号の立ち
下がりが検出されているので、ステップST159で得
られた判定結果に基づいて、オーディオ信号の立ち上が
りが検出される。
【0052】上述したように、オーディオ信号が、音楽
の終りにおいて、第一の基準レベル(例えば、−70d
B)と第二の基準レベル(例えば、−65dB)との間
のレベルまで低下した場合、オーディオ信号(次の音楽
に対応する)の立ち上がりは第二の基準レベルを用いて
検出される。オーディオ信号が音楽の終りにおいて、第
二の基準レベル(例えば、−65dB)と第三の基準レ
ベル(例えば、−60dB)との間のレベルまで低下し
た場合、タイマTが3秒に達するまで、図12に示すス
テップST151,ST152,ST159,ST16
0,ST161及びST163と、図11に示すステッ
プST121,ST122,ST123,ST124及
びST127とが交互に行なわれる。即ち、レベル判定
回路17では、第二の基準レベルと第三の基準レベルと
が交互に切換えられながら、判定処理が行なわれる。こ
の場合、オーディオ信号のレベルが第三の基準レベルを
越えると、次の音楽に対応したオーディオ信号の立ち上
がりが検出される。更に、オーディオ信号が、音楽の終
わりに、第三の基準レベル(例えば、−60dB)と第
四の基準レベル(例えば、−55dB)との間のレベル
まで低下した場合、タイマTが3秒に達するまで、図1
1に示すステップST121,ST122,ST12
9,ST130,ST131及びST133と、図10
に示すステップST101,ST102,ST103,
ST104,ST105及びST107とが交互に行な
われる。即ち、レベル判定回路17では、第三の基準レ
ベルと第四の基準レベルとが交互に切換えられながら判
定処理が行なわれる。この場合、オーディオ信号のレベ
ルが第四の基準レベルを越えると、次の音楽に対応した
オーディオ信号の立ち上がりが検出される。
の終りにおいて、第一の基準レベル(例えば、−70d
B)と第二の基準レベル(例えば、−65dB)との間
のレベルまで低下した場合、オーディオ信号(次の音楽
に対応する)の立ち上がりは第二の基準レベルを用いて
検出される。オーディオ信号が音楽の終りにおいて、第
二の基準レベル(例えば、−65dB)と第三の基準レ
ベル(例えば、−60dB)との間のレベルまで低下し
た場合、タイマTが3秒に達するまで、図12に示すス
テップST151,ST152,ST159,ST16
0,ST161及びST163と、図11に示すステッ
プST121,ST122,ST123,ST124及
びST127とが交互に行なわれる。即ち、レベル判定
回路17では、第二の基準レベルと第三の基準レベルと
が交互に切換えられながら、判定処理が行なわれる。こ
の場合、オーディオ信号のレベルが第三の基準レベルを
越えると、次の音楽に対応したオーディオ信号の立ち上
がりが検出される。更に、オーディオ信号が、音楽の終
わりに、第三の基準レベル(例えば、−60dB)と第
四の基準レベル(例えば、−55dB)との間のレベル
まで低下した場合、タイマTが3秒に達するまで、図1
1に示すステップST121,ST122,ST12
9,ST130,ST131及びST133と、図10
に示すステップST101,ST102,ST103,
ST104,ST105及びST107とが交互に行な
われる。即ち、レベル判定回路17では、第三の基準レ
ベルと第四の基準レベルとが交互に切換えられながら判
定処理が行なわれる。この場合、オーディオ信号のレベ
ルが第四の基準レベルを越えると、次の音楽に対応した
オーディオ信号の立ち上がりが検出される。
【0053】オーディオ信号が第一の基準レベル(例え
ば、−70dB)より低いレベルまで低下すると、図1
2に示すステップST156にてタイマTが再スタート
された後に、該タイマTが3秒に達するか否かを監視す
るように、ステップST170,ST171,ST17
2,ST174及びST176が繰り返し行なわれる。
タイマTが3秒に達すると、ステップST175にて、
オーディオ信号の立ち下がりが検出される。この場合、
オーディオ信号のレベルが第一の基準レベル(例えば、
−70dB)を越えると、次の音楽に対応したオーディ
オ信号の立ち上がりが検出される(ST171及びST
177)。
ば、−70dB)より低いレベルまで低下すると、図1
2に示すステップST156にてタイマTが再スタート
された後に、該タイマTが3秒に達するか否かを監視す
るように、ステップST170,ST171,ST17
2,ST174及びST176が繰り返し行なわれる。
タイマTが3秒に達すると、ステップST175にて、
オーディオ信号の立ち下がりが検出される。この場合、
オーディオ信号のレベルが第一の基準レベル(例えば、
−70dB)を越えると、次の音楽に対応したオーディ
オ信号の立ち上がりが検出される(ST171及びST
177)。
【0054】オーディオ信号が第一の基準信号と第四の
基準信号との間の低レベル範囲で変動するとき、タイマ
Tは繰り返しリセットされる(図11に示すステップS
T130,ST134,ST135及びST136、図
12に示すステップST160,ST164,STY1
65及びST166及び図13に示すステップST17
8,ST182,ST183及びST184)。従っ
て、この状態のもとでは、オーディオ信号の立ち上がり
は検出されない。
基準信号との間の低レベル範囲で変動するとき、タイマ
Tは繰り返しリセットされる(図11に示すステップS
T130,ST134,ST135及びST136、図
12に示すステップST160,ST164,STY1
65及びST166及び図13に示すステップST17
8,ST182,ST183及びST184)。従っ
て、この状態のもとでは、オーディオ信号の立ち上がり
は検出されない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリに格納すべき再生信号の立ち上がりに対応した当
該メモリ内の位置が検出され、その検出位置から再生信
号の該メモリからの読み出しが開始される。従って、D
ATのようなテープ状の記録媒体であっても、信号の再
生がその立ち上がりから即座に行なうことができる。
メモリに格納すべき再生信号の立ち上がりに対応した当
該メモリ内の位置が検出され、その検出位置から再生信
号の該メモリからの読み出しが開始される。従って、D
ATのようなテープ状の記録媒体であっても、信号の再
生がその立ち上がりから即座に行なうことができる。
【0056】
【図1】磁気記録/再生装置(DAT)の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図2に示す磁気記録/再生装置に設けられたレ
ベル判定回路を示すブロック図である。
ベル判定回路を示すブロック図である。
【図3】DATからオーディオ信号を再生する処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】リングバッファにおける図3に示す処理に従っ
て動作を示す図である。
て動作を示す図である。
【図5】図3に示す処理に従って動作を示す図である。
【図6】再生信号の立ち上がりを検出するための処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】再生信号の立ち上がりを検出するための処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】再生信号の立ち上がりを検出するための処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図9】信号の立ち下がり及び立ち上がりを検出するユ
ニットを有する記録装置を示すブロック図である。
ニットを有する記録装置を示すブロック図である。
【図10】DATに記録すべきオーディオ信号の立ち下
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
【図11】DATに記録すべきオーディオ信号の立ち下
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
【図12】DATに記録すべきオーディオ信号の立ち下
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
【図13】DATに記録すべきオーディオ信号の立ち下
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
がり及び立ち上がりを検出するための処理を示すフロー
チャートである。
【図14】CD(コンパクトディスク)の記録トラック
を示す図である。
を示す図である。
11 磁気記録再生装置 12 駆動機構 13 磁気テープ 16 信号処理回路 17 レベル判定回路 18 マイクロコンピュータ 19 メモリコントローラ 20 D/Aコンバータ 22 メモリ 23 操作キー
Claims (4)
- 【請求項1】記録媒体に記録されたオーディオ信号を該
オーディオ信号の記録媒体上での開始位置を示すスター
ト位置情報を用いて再生する信号再生装置において、 記録媒体からオーディオ信号を読み出して再生信号を出
力する再生信号出力手段と、 該再生信号を格納するメモリ手段と、 上記スタート位置情報で特定される位置を含む記録媒体
上の所定範囲において上記再生信号出力手段から出力さ
れた再生信号をメモリ手段に格納する制御手段と、 上記制御手段によってメモリ手段に格納される再生信号
の立ち上がりのメモリ手段内での位置を検出する立ち上
がり位置検出手段と、 上記立ち上がり位置検出手段にて検出された位置からメ
モリ手段内の再生信号の読出しを開始するメモリ制御手
段とを有する信号再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の信号再生装置において、 上記立ち上がり位置検出手段は、再生信号のレベルと基
準レベルとを比較する比較手段と、 該比較手段での比較結果に基づいて該再生信号のレベル
が基準レベルより低い状態から高い状態に遷移したこと
を検出して再生信号の立ち上がり位置を検出する検出手
段とを有する信号再生装置。 - 【請求項3】請求項2記載の信号再生装置において、 上記立ち上がり位置検出手段は、更に、再生信号のレベ
ルに応じて該基準レベルを変える基準レベル変更手段を
有する信号再生装置。 - 【請求項4】請求項3記載の信号再生装置において、 基準レベル変更手段は、複数の基準レベルから1つの基
準レベルを選択的に設定する基準レベル設定手段と、再
生信号のレベルが基準レベル設定手段にて設定された基
準レベルより低いか否かを判定するレベル判定手段と、 該レベル判定手段が再生信号のレベルが該基準レベルよ
り低くないと判定したときに上記基準レベル設定手段に
て設定された基準レベルを変更する変更制御手段とを備
えた信号再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05206109A JP3092835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-20 | 信号再生装置 |
EP93306811A EP0588523B1 (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Signal reproduction apparatus and unit for detecting leading edge of signal |
DE69325326T DE69325326T2 (de) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Signalwiedergabegerät und Einheit um die Anstiegsflanke des Signals zu erkennen |
US08/113,277 US5459415A (en) | 1992-08-28 | 1993-08-27 | Signal reproducing apparatus and unit for detecting leading edge of signal |
JP2000158785A JP3454229B2 (ja) | 1992-08-28 | 2000-05-29 | 立ち上がり位置検出ユニット及び信号記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22973992 | 1992-08-28 | ||
JP4-229739 | 1992-08-28 | ||
JP05206109A JP3092835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-20 | 信号再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158785A Division JP3454229B2 (ja) | 1992-08-28 | 2000-05-29 | 立ち上がり位置検出ユニット及び信号記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124579A JPH06124579A (ja) | 1994-05-06 |
JP3092835B2 true JP3092835B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=26515451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05206109A Expired - Fee Related JP3092835B2 (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-20 | 信号再生装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5459415A (ja) |
EP (1) | EP0588523B1 (ja) |
JP (1) | JP3092835B2 (ja) |
DE (1) | DE69325326T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09288859A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル記録装置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3621391A (en) * | 1969-08-21 | 1971-11-16 | Gen Electric | Means for inhibiting flutter in a numerical display |
US4224644A (en) * | 1978-02-08 | 1980-09-23 | Videodetics Corporation | Method and apparatus for controlling a tape player/recorder for retrieving and playing prerecorded information |
JPS56157577A (en) * | 1980-05-09 | 1981-12-04 | Hitachi Ltd | Signal procession device |
US4414676A (en) * | 1981-03-31 | 1983-11-08 | Motorola, Inc. | Signal synchronization system |
US4644410A (en) * | 1985-03-11 | 1987-02-17 | R. A. McDonald | Dynamic threshold binary generator |
JP2550018B2 (ja) * | 1985-05-10 | 1996-10-30 | ソニー株式会社 | 記録再生装置 |
US4992892A (en) * | 1986-01-22 | 1991-02-12 | Pioneer Electronic Corporation | Music start signals in a magnetic recording/reproducing device |
JPS62138327U (ja) * | 1986-02-20 | 1987-09-01 | ||
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