JP3092323U - 乗用車用のティシューペーパー包装函ホルダー - Google Patents

乗用車用のティシューペーパー包装函ホルダー

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JP3092323U
JP3092323U JP2002005361U JP2002005361U JP3092323U JP 3092323 U JP3092323 U JP 3092323U JP 2002005361 U JP2002005361 U JP 2002005361U JP 2002005361 U JP2002005361 U JP 2002005361U JP 3092323 U JP3092323 U JP 3092323U
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豊 植竹
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森下運送株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前座席の背もたれ側面をティシューペーパー
包装函の設置場所とするホルダーにおいて、その取付部
材の構造が簡単で取付作業も容易であり、且つ着席者等
に対しても邪魔にならないホルダーとする。 【解決手段】 基板部の長さ調節が自在で両端に締付け
部を備え、該締付け部で前座席の背もたれ側面を前後方
向に挟むように設けてなるホルダーベースと、このホル
ダーベースの基板に回動自在に軸承された支軸と、その
支軸の軸端に連結したティシューペーパー包装函の受部
材とから構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ティシューペーパー包装函を前座席の背もたれ側面に縦横自在に 設け置くことができる乗用車用のティシューペーパー包装函ホルダーに関するも のである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
通常のティシューペーパー包装函は直方体であることから、乗用車にこれとい った設置場所がなく、その殆どは助手席や後座席或いは後部のハットラックの上 に載せたりしており、このため見苦しいばかりか着席の邪魔となったり、急ブレ ーキを掛けたときなどに滑り落ちやすく、その度ごとに拾い上げるなどの煩わし さをも有するものであった。
【0003】 このような不具合を解消するためのホルダー類も数多く提供されており、本考 案者からなる、乗用車の前座席ヘッドレストの支柱を取付部分とする基板を介し て背もたれ側面に垂下させて設置される回動可能なティシューペーパー包装函ホ ルダー(特願平10−258411号)なども提供されてはいるが、この種ホル ダーにおいても座席や内装パネル部材等への取付作業が面倒であったり、その取 付部材が運転者や同乗者の邪魔になってしまうといった問題点を有していた。
【0004】 この考案の目的は、上記乗用車におけるティシューペーパー包装函の取扱い難 さを、前座席の背もたれ側面を取付場所として、その取付けに係る部材が邪魔に ならず且つ簡単な構造をもってしてなるホルダーを設けることによって前記した 課題を解決すると共に、前後座席の何れからも包装函からティシューペーパーを 簡単に取り出し得る新たな構成の乗用車のティシューペーパー包装函ホルダーを 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的によるこの考案は、基板部の長さ調節が自在で両端に締付け部を備え 、該締付け部で前座席の背もたれ側面を前後方向に挟むように設けてなるホルダ ーベースと、このホルダーベースの基板に回動自在に軸承された支軸と、その支 軸の軸端に連結したティシューペーパー包装函の受部材とからなり、上記受部材 によりティシューペーパー包装函の端部を嵌挿支持して、該ティシューペーパー 包装函を背もたれ側面に設置し、かつ上記支軸の回動による受部材の横転により 、ティシューペーパー包装函を前座席の前後方向に設置替え可能に取り付け得る 構成からなる、というものである。
【0006】 また、前記受部材の周側面の複数箇所に連結部を形成し、背もたれ側面に対す るティシューペーパー包装函の設置替えを可能に設ける、というものである。
【0007】 また、前記ホルダーベースの少なくとも一方側の締付け部寄りに、座席の背も たれ側面との隙間を調節するための伸縮調整自在なアジャスタを、締付け部の形 成方向と同方向に配設し、前記受部材を前座席側方において略直角状態に設置可 能に設ける、というものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
図中1はホルダーベースで、断面略L字状に設けた一対の成形品の長尺片どう しを互いにスライド可能に嵌合させ長さ調節自在に組み合わせて基板部10とし 、両端の短尺片が対向して締付け部11、11を構成してなる全体略コ字状に設 けたものであり、この締付け部11、11によって前座席Sの背もたれ側面を前 後方向に挟むようにして取付けを図るようにしてある。
【0009】 前記締付け部11、11の内向面には、座席面部に対して着離自在で安定した 取付状態を維持するための係着手段12,12が粘着性テープや吸着盤、面ファ スナ材などを用いて配設されている。
【0010】 13は、基板部10の長さの調節手段として設けたねじ部材であり、該ねじ部 材を緩めることにより背もたれ側面の幅に対応させて基板部10をスライド調節 し、背もたれを締付け部11、11で挟んだ状態にて締付けを図ることでホルダ ーベースを所望する位置に保持するように設けられている。
【0011】 調節手段としては前記ねじ部材13に限定するものではなく、例えば、前記締 付け部11、11同士が互いに引き寄せあうように付勢するような適宜なばね手 段等を両者の間に架け設けるなどして構成しても良い。
【0012】 そして、該ホルダーベース1の基板部10の所定箇所には支軸2が回動自在に 軸承され、この支軸2の軸端にバケット状の受部材3が連結される。
【0013】 前記支軸2のホルダーベース裏側に突出した軸端にはカムホイール4が取り付 けてあり、これを保持するためのばね部材5が基板側に設けられる。このばね部 材5は前記カムホイール4を両側から挟むように対設してあり、一定間隔をもっ て周設されているカムホイールのカム片4aが部分的に嵌合する凹部5aを有し ており、支軸2の回動に応じて当該凹部5aに位置するカム片4aをクリックス トップするように設けている。(図2参照)。
【0014】 支軸2の回動と保持に係る構造にあっては、前記カムホイール4と保持用ばね 部材5との構成に限定されるものではなく、ストッパー機能を具備した構造のも のであれば、適宜な手段を採択可能としている。
【0015】 上記受部材3は、ティシューペーパー包装函6の端部が差込みにより密接に収 まる平面形状が四辺形のバケット状で、ティシューペーパー包装函6の端部が嵌 挿し易いように開口内縁がテーパー状に形成され、また内面には挟着用の縦リブ 31が要所ごとに突出形成してある。
【0016】 また、受部材3の周側面には前記支軸2と連結する連結部32が複数箇所に形 成してある。図のように、長さの異なる側面部それぞれに同形状の連結部32を 設けることで、前座席に取付けた時のティシューペーパー包装函の設置態様を替 えることができる。
【0017】 図3は、前座席Sへの取付状態を示すものであり、前記受部材3に対してティ シューペーパー包装函6を立てた状態にて端部を嵌挿すると、その取出口6aは 受部材3の長辺側に臨まれる。
【0018】 そして(A)は、この受部材3の短辺側に形成した連結部32を支軸2に連結 した場合であり、ティシューペーパー包装函6の取出口6aは前方に向かって設 置され、これを支軸と共に後部座席側に90°横転させると、取出口6aは上方 に向かって後部座席側に突き出るように設置されるようになる。 また、(B)は前記受部材3の長辺側に形成した連結部32を支軸2に連結し た場合であり、ティシューペーパー包装函6の取出口6aは運転席と助手席との 間で側方に向かって設置され、(A)と同様に支軸2の回転と共に後部座席側に 突出させて設置することも当然に可能となっている。
【0019】 したがって、ティシューペーパー包装函6に手を掛けて回動させるだけで、簡 単にティシューペーパー包装函6の設置状態を段階的に変えることができるため 、1つのティシューペーパー包装函を前座席と後座席の両方で使用することがで き、従来からの課題が解決される。
【0020】 尚、前記受部材3の周側面に形成する連結部32の配設箇所にあっては、例え ば、周側面の中央部に配設すると、該受部材3を回動させた場合にティシューペ ーパー包装函の取出口6aの向きを変位させるに留まり、後部座席側などへの突 出がなくなるものとなり、また反対に受部材の周側面端部近くに配設する場合で あると、後部座席側などへの突出が大きくなることから、該受部材3の成形段階 においてその位置を設定しておく必要がある。 また、連結部32の配置が異なる複数種類の受部材3を用意し、都合に合わせ て適宜選択して採用することも当然に可能である。
【0021】 さらに本考案にあっては、前記受部材3が、前座席の背もたれの形態に拘らず 当該座席の側方部において略直角状態に設置可能となるように、ホルダーベース 1に適宜なアジャスタを配設するものである。
【0022】 図示したアジャスタ14は、締付け部の形成方向と同方向に所要の長さ量が基 板部10から進退する螺嵌部分14aと、その先端に座席側面と面接する平坦面 部分14bとを設けてなる螺子式のものであって、少なくともホルダーベース1 のいずれか一方の締付け部寄りの適宜箇所に配設してあり、該アジャスタ14を 回転させることで螺嵌部分14aの進退を図り、その突出長さを調節することに より基板部10と平坦面部分14bとの間隔を設定するようにしてある。
【0023】 このように設けることで、例えば前座席の背もたれ側面が後方側に向かってに 狭まるような傾斜面を配して成形されている場合であれば、前記ホルダーベース 1にあってはこのアジャスタ14を、螺嵌部分14aが伸長するように回転させ て基板部と平坦面部分14bとの間隔が拡がるように調整し、平坦面部分14b と基板部10との間隔が背もたれ側面の傾斜度に相当する突出長さtとなるよう に設定する。そして、このアジャスタ14が背もたれ側面の後方に位置するよう にホルダーベース1の取付けを図れば、該ホルダーベースと背もたれ後方側との 間に生ずる隙間はアジャスタ14により補填され、前記受部材3は背もたれ側方 から略直角状態に突出するように設置されることになる。(図4参照)。
【0024】 このとき、ホルダーベース1両端の締付け部11、11はそれぞれ座席の背も たれ前後側において当接する範囲面積が異なるものとはなるが、各締付け部11 の内向面に設けてある係着手段12、12と、基板部10の調節手段13による 狭着力とによって、受部材3(ティシューペーパー包装函6)の荷重を支えるに 十分な保持力が得られている。
【0025】 したがって、前記ホルダーベース1の前座席への取付けに際しては、ただ単に 背もたれ側面の形態に沿わせて取り付けるのではなく、利用者の使い勝手に応じ た取付けが可能となる。大抵の場合、前座席・後部座席の両者がティシューペー パー包装函6を均等に取り扱えるようにするには、前記受部材3が前座席側方か ら略直角状態に突出するように設置されることが好ましく、該アジャスタ14の 配設により、このような設置状態が容易になされるものとなる。
【0026】 前記アジャスタ14は、図示したような螺子式のものに限定されるものではな く、前記螺嵌部分14aに相当する部位が弾性部材にて構成されたバネ式のもの 等を採用しても良く、さらには、この種のアジャスタをホルダーベース1の両端 に配設して、前座席側方における受部材3(ティシューペーパー包装函6)の設 置角度をさらに細かに調節できるように設けることも当然に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態を示す平面図である。
【図2】 本考案に係る支軸の回動・保持構造の一例を
示す説明図である。
【図3】 本考案の取付状態を示す説明図である。
【図4】 同じく本考案の取付状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ホルダーベース 10 基板部 11 締付け部 12 係着手段 13 調節手段(ねじ部材) 14 アジャスタ 2 支軸 3 受部材 31 縦リブ 32 連結部 4 カムホイール 4a カム片 5 保持部材 6 ティシューペーパー包装函 6a 取出口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板部の長さ調節が自在で両端に締付け部
    を備え、該締付け部で前座席の背もたれ側面を前後方向
    に挟むように設けてなるホルダーベースと、このホルダ
    ーベースの基板部に回動自在に軸承された支軸と、その
    支軸の軸端に連結したティシューペーパー包装函の受部
    材とからなり、上記受部材によりティシューペーパー包
    装函の端部を嵌挿支持して、該ティシューペーパー包装
    函を背もたれ側面に設置し、かつ上記支軸の回動による
    受部材の横転により、ティシューペーパー包装函を前座
    席の前後方向に設置替え可能に取り付け得る構成からな
    ることを特徴とする乗用車用のティシューペーパー包装
    函ホルダー。
  2. 【請求項2】前記受部材の周側面の複数箇所に連結部を
    形成し、背もたれ側面に対するティシューペーパー包装
    函の設置替えを可能に設けることを特徴とする請求項1
    に記載の乗用車用のティシューペーパー包装函ホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】前記ホルダーベースの少なくとも一方側の
    締付け部寄りに、座席の背もたれ側面との隙間を調節す
    るための伸縮調整自在なアジャスタを、締付け部の形成
    方向と同方向に配設し、前記受部材を前座席側方におい
    て略直角状態に設置可能とすることを特徴とする請求項
    1、2いずれかに記載の乗用車用のティシューペーパー
    包装函ホルダー。
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