JP3092179B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3092179B2 JP03050768A JP5076891A JP3092179B2 JP 3092179 B2 JP3092179 B2 JP 3092179B2 JP 03050768 A JP03050768 A JP 03050768A JP 5076891 A JP5076891 A JP 5076891A JP 3092179 B2 JP3092179 B2 JP 3092179B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に利用
され、特に、内部論理回路によりアクセスされ、また内
部論理回路を通してその出力信号が送出される記憶回
路、例えばRAM(ランダムアクセスメモリ)を内蔵し
た半導体集積回路の機能試験を有効にできるようにした
半導体集積回路に関する。
【0002】なお、本明細書で、例えば、(WE)0
よび(WE)1 のように、( )0 と( )1 で表して
ある信号は、( )0 は正相信号を示し、( )1 は逆
相信号を示すものとする。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の半導体集積回路は、図3
のブロック構成図に示すように、外部の入力端子I0
P ならびにTMと、テスト用の外部の入力端子TDI
1 、TDI2 、TA0 〜TAm 、(TWE)1 、(TB
S)1 、ならびにTMSと、これらの入力端子I0 〜I
P 、TM、TDI1 、TDI2 、TA0 〜TAm 、(T
WE)1 、ならびに(TBS)1 からそれぞれの信号が
入力される内部論理回路1と、この内部論理回路1から
出力されるデータ入力信号DI1 (M1)、DI2 (M
1)、DI1 (M2)およびDI2 (M2)、アドレス
信号A0 (M1)〜Am (M1)ならびにA0 (M2)
〜Am (M2)、ライトイネーブル信号(WE)1 (M
1)および(WE)1 (M2)、ならびにブロックセレ
クト信号(BS)1 (M1)および(BS)1 (M2)
が入力されるRAMマクロM1およびM2と、RAMマ
クロM1の出力信号MDO1(M1)およびRAMマク
ロM2の出力信号MDO1(M2)が入力される内部論
理回路2−1と、RAMマクロM1の出力信号MDO2
(M1)およびRAMマクロM2の出力信号MDO2
(M2)が入力される内部論理回路2−2と、RAMマ
クロM1およびM2の出力信号、MDO1(M1)、M
DO2(M1)、MDO1(M2)およびMDO2(M
2)が入力される内部論理回路2−3と、内部論理回路
2−1に接続された外部の出力端子DO1、内部論理回
路2−1に接続された外部の出力端子DO2、ならびに
内部論理回路2−3に接続された外部の出力端子O0
q とを含み、テスト用のマクロセレクト信号TMSが
内部論理回路2−1と2−2に入力されている。
【0004】なお、ここで、DT1 (M1)またはMD
O1(M1)のように、( )内にM1と書いてあるの
は、RAMマクロM1への入力またはRAMマクロM1
からの出力を表、他も同様である。また、MDO1は
RAMマクロM1、M2の出力信号のうちデータ入力信
号DI 1 (またはTD 1 )に対応する第1の出力端子の
出力信号、MDO2はデータ入力信号DI 2 (またはT
2 )に対応する第2出力端子の出力信号を表してい
る。
【0005】また、ここでは簡単のために、RAMマク
ロのデータ入力信号の数を2ビットにし、RAMマクロ
の数を2個としているが、一般にはこの各々の数はより
多数である。
【0006】さらに、入力端子I0 〜IP ならびにTM
と、テスト用の入力端子TDI1 、TDI2 、TA0
TAm 、(TWE)1 、(TBS)1 ならびにTMS
と、出力端子O0 〜Oq と、テスト用の出力端子DO1
およびDO2とは適当な論理回路によって兼用される構
成となるのが普通であるが、簡単のために図3では独立
の構成として示した。
【0007】次に、本従来例の動作について説明する。
通常動作時には、テストモード制御信号TMを「L」レ
ベルにすることにより、内部論理回路1は、データ入力
信号DI1 (M1)、DI1 (M2)、DI2(M1)
およびDI2 (M2)と、アドレス信号A0 (M1)〜
m (M1)ならびにA0 (M2)〜Am(M2)と、
ライトイネーブル信号(WE)1 (M1)および(W
E)1 (M2)と、ブロックセレクト信号(BS)
1 (M1)および(BS)1 (M2)とを出力する。
【0008】ついで、RAMマクロM1およびM2はこ
れらの出力信号を受けてデータの書き込み、読み出しが
行われ、出力信号MDO1(M1)、MDO2(M
1)、MDO1(M2)およびMDO2(M2)を内部
論理回路2−3に出力する。内部論理回路2−3は、こ
れらの出力信号に応答して出力端子O0 〜Oq に所定の
信号を出力する。
【0009】テストモード時には、入力端子TMに入力
されるテストモード制御信号TMを「H」レベルにする
ことにより、内部論理回路1からは、テスト用の入力端
子TDI1 に入力された信号が、データ入力信号D
1(M1)およびDI1 (M2)として出力され、以
下、同様に、TD2 に入力された信号がデータ入力信号
DI2 (M1)およびDI2 (M2)として、TA0
TAm に入力された信号がアドレス信号A0 (M1)〜
m (M1)ならびにA0 (M2)〜Am (M2)とし
て、(TWE)1 に入力された信号がライトイネーブル
信号(WE)1 (M1)および(WE)1 (M2)とし
て、ならびに(TBS)1 に入力された信号がブロック
セレクト信号(BS)1 (M1)および(BS)1 (M
2)としてそれぞれ出力される。
【0010】RAMマクロM1およびM2はこれらの出
力信号を入力してデータの書き込み、読み出しが行わ
れ、出力信号MDO1(M1)およびMDO1(M2)
を内部論理回路2−1に出力し、出力信号MDO2(M
1)およびMDO2(M2)を内部論理回路2−2に出
力する。
【0011】そして、内部論理回路2−1および2−2
は、テスト用のマクロセレクト信号TMSによって選択
された側のRAMマクロ、例えばM1の出力MDO1
(M1)およびMDO2(M1)をそれぞれ出力端子D
O1およびDO2に出力する。
【表1】 表1は、出力端子DO1およびDO2に出力される信号
が、テスト用のマクロセレクト信号TMSによってどの
RAMマクロの出力信号になるかと、RAMマクロの出
力信号に対応するデータ入力が何であるかを示したもの
である。例えば、出力端子DO1には、マクロセレクト
信号TMSがRAMマクロM1を選択する信号であると
き、RAMマクロM1の出力信号MDO1(M1)が出
力され、その出力されるデータは信号DI1 (M1)で
書き込まれたデータで、そのデータはテスト時には入力
端子TDI1 に与えられた信号であるということを示し
ている。
【0012】以上をまとめると、本従来例は、テストモ
ード時には、RAMマクロが直接に制御され、出力デー
タも直接に観測されるので、内蔵された各RAMマクロ
の機能試験を単体のRAMと同様に行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
図3に示した従来例においては、テストモード時には、
二つのRAMマクロM1およびM2で、アドレス信号A
0 (M1)〜Am (M1)ならびにA0 (M2)〜Am
(M2)と、データ入力信号DI1 (M1)、DI
1 (M2)、DI2 (M1)およびDI2 (M2)と、
ライトイネーブル信号(WE)1 (M1)および(W
E)1 (M2)と、ブロックセレクト信号(BS)
1 (M1)および(BS)1 (M2)とが全く同じ信号
になるので、RAMマクロM1の出力MDO1(M1)
およびMDO1(M2)と、RAMマクロM2の出力M
DO2(M1)およびMDO2(M2)とは、その期待
値が等しくなる。
【0014】このため、もしかりに図3に示した内部論
理回路2−1と2−2にマクロセレクト信号TMSに無
関係に、一方のRAMマクロの出力、例えばRAMマク
ロM1の出力のみを選択してしまうような故障があった
場合、RAMマクロM2を試験するつもりが実際はRA
MマクロM1を試験することになるが、出力の期待値が
同じであるため、このRAMマクロの選択が正しく行わ
れていないということが判別できない欠点がある。特
に、前述した故障とRAMマクロM2の何らかの故障が
重なった場合、機能試験でこの故障が検出されず、不良
品を良品と見誤る危険がある。
【0015】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、各RAMマクロが共用するテスト用出力回路
のマクロ選択手段の故障が機能試験時に検出可能な、複
数のRAMマクロを有する半導体装置を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、テストモード
時に、入力端子に入力されるテスト用の複数のデータ入
力信号およびアドレス信号を含む第一の信号群に応答し
て複数の第二の信号群を出力する第一の内部論理回路
と、各第二の信号群をそれぞれ入力し前記データ入力信
号に対応した複数の出力信号を出力する複数のRAMマ
クロと、このRAMマクロの出力信号を入力しテストモ
ード時に選択された前記RAMマクロの出力信号を出力
端子に出力する複数の第二の内部論理回路とを備えた半
導体集積回路において、前記RAMマクロごとに異なっ
た出力端子の出力信号が前記各第二の内部論理回路に入
力されることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、テストモード時に、入力
端子に入力されるテスト用のデータ入力信号およびアド
レス信号を含む第一の信号群に応答して複数の第二の信
号群を出力する第一の内部論理回路と、各第二の信号群
をそれぞれ入力し前記データ入力信号に対応した複数の
出力信号を出力する複数のRAMマクロと、このRAM
マクロの出力信号を入力しテストモード時に選択された
前記RAMマクロの出力信号を出力端子に出力する複数
の第二の内部論理回路とを備えた半導体集積回路におい
て、前記第一の内部論理回路は、テスト用のアドレス信
号として特定のアドレス信号が入力されたとき、特定の
データ入力信号に対する出力信号を逆相に変換して出力
する逆相信号出力手段を含むことを特徴とする。
【0018】
【作用】第二の内部論理回路は、入力信号として全ての
データ入力信号に対応するRAMマクロの出力信号をそ
れぞれに含んでいる。すなわち、一つのRAMマクロに
ついてみると、データ入力信号に対応した異なる出力信
号がそれぞれ異なる第二の内部論理回路に入力されるこ
とになる。従って、各RAMマクロごとにテストデータ
入力端子に入力されるデータ入力信号と第二の内部論理
の出力信号との対応関係が異なるものとなり、マクロ選
択手段に故障があれば期待値との不一致が生じ検出可能
となる。
【0019】また、第一の内部論理回路内に、設けた逆
相信号出力手段によって、テスト用のアドレス信号とし
て特定のアドレス信号が入力されたとき逆相のデータ入
力信号を出力することにより、同様にテストデータ入力
端子に入力されるデータ入力信号と第二の内部論理回路
の出力信号との対応関係をRAMマクロごとに異なるよ
うにすることが可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明の第一実施例のを示すブロッ
ク構成図である。本第一実施例は、外部の入力端子I0
〜IP およびTMと、テスト用の外部の入力端子TDI
1 、TDI2 、TA0 〜TAm 、(TWE)1 、(TB
S)1 、およびTMSと、この入力端子I0 〜IP 、T
M、TDI1 、TDI2 、TA0 〜TAm 、(TWE)
ならびに(TBS)とが接続される内部論理回路1と、
この内部論理回路1から出力されるデータ入力信号DI
1 (M1)、DI2 (M1)、DI1 (M2)およびD
2 (M2)と、アドレス信号A0 (M1)〜Am (M
1)ならびにA0 (M2)〜Am (M2)と、ライトイ
ネーブル信号(WE)1 (M1)、および(WE)
1 (M2)と、ブロックセレクト信号(BS)1 (M
1)および(BS)1 (M2)とがそれぞれ入力される
RAMマクロM1およびM2と、RAMマクロM1の出
力信号MDO1(M1)およびRAMマクロM2の出力
信号MDO2(M2)が入力される内部論理回路2−1
と、RAMマクロM1の出力信号MDO2(M1)およ
びRAMマクロM2の出力信号MDO1(M2)が入力
される内部論理回路2−2と、RAMマクロM1および
M2の出力信号、MDO1(M1)、MDO2(M
1)、MDO1(M2)およびMDO2(M2)が入力
された内部論理回路2−3と、内部論理回路2−1に接
続された外部の出力端子DO1、内部論理回路2−2に
接続された外部の出力端子DO2、ならびに内部論理回
路2−3に接続された外部の出力端子O0 〜Oq とを含
み、テスト用のマクロセレクト信号TMSが内部論理回
路2−1と2−2に入力される。
【0022】なお、ここでは簡単のために、RAMマク
ロのデータ入力信号の数を2ビットにし、RAMマクロ
の数を2個にしているが、より多くのRAMマクロ数お
よびデータのビット数の場合にも同様に適用できる。
【0023】また、入力端子I0 〜IP およびTMと、
テスト用の入力端子TDI1 、TDI2 、TA0 〜TA
m 、(TWE)1 、(TBS)1 ならびにTMSと、出
力端子O0 〜Oq と、テスト用の出力端子DO1および
DO2とは、適当な論理回路によって兼用される構成と
することは可能であるが、簡単のために図1では独立の
構成として示した。
【0024】本発明の特徴とするところは、図1におい
て、各第二の内部論理回路2−1および2−2に入力さ
れるRAMマクロM1およびM2の出力信号は、それぞ
れ全てのデータ入力信号であるDI1 (M1)またはD
1 (M2)と、DI2 (M1)またはDI2 (M2)
に対する出力信号を含むように、内部論理回路2−1に
対しては出力信号MDO1(M1)およびMDO2(M
2)を入力し、内部論理回路2−2に対しては出力信号
MDO2(M1)およびMDO1(M2)を入力したこ
とにある。
【0025】次に、本第一実施例の動作について説明す
る。
【0026】通常動作時には、図3の従来例で説明した
のと全く同じに、テストモード制御信号TMを「L」レ
ベルにすることにより、内部論理回路1は、入力信号I
0 〜IP に対応して、データ入力信号DI1 (M1)、
DI2 (M1)、DI1 (M2)およびDI2 (M2)
と、アドレス信号A0 (M1)〜Am (M1)ならびに
0 (M2)〜Am (M2)と、ライトイネーブル信号
(WE)(M1)および(WE)1 (M2)と、ブロッ
クセレクト信号(BS)1 (M1)および(BS)
1 (M2)とを出力する。
【0027】ついで、RAMマクロM1およびM2で
は、この出力を受けてデータの書き込み、読み出しが行
われ、出力信号MDO1(M1)、MDO2(M1)、
MDO1(M2)およびMDO2(M2)を内部論理回
路2−3に出力する。内部論理回路2−3はこの信号に
応答して出力端子O0 〜Oqに出力信号を出力する。
【0028】テストモード時には、入力端子TMに入力
されるテストモード制御信号TMを「H」レベルにする
ことにより、内部論理回路1からは、テスト用の外部入
力端子TDI1 に入力された信号が、データ入力信号D
1 (M1)およびDI1 (M2)として出力され、以
下同様に、TDI2 に入力された信号がデータ入力信号
DI2 (M1)およびDI2 (M2)として、TA0
TAm に入力された信号がアドレス信号A0 (M1)〜
m (M1)ならびにA0 (M2)〜Am (M2)とし
て、(TWE)1 に入力された信号がライトイネーブル
信号(WE)1 (M1)および(WE)1 (M2)とし
て、ならびに(TBS)1 に入力された信号がブロック
セレクト信号(BS)1 (M1)および(BS)1 (M
2)としてそれぞれ出力される。
【0029】ついで、RAMマクロM1およびM2はこ
れらの内部演算回路1の出力を受けてデータの書き込み
および読み出しを行い、信号MDO1(M1)およびM
DO2(M2)をそれぞれ内部論理回路2−1に出力
し、出力信号MDO2(M1)およびMDO2(M2)
をそれぞれ内部論理回路2−2に出力する。そして、内
部論理回路2−1および2−2はテスト用のマクロセレ
クト信号TMSによって選択された側のRAMマクロ、
例えば、RAMマクロM1の出力MDO1(M1)およ
びMDO2(M1)をそれぞれ出力端子DO1およびD
O2に出力する。
【0030】
【表2】 表2は、出力端子DO1およびDO2に出力される信号
が、テスト用のマクロセレクト信号TMSによってどの
RAMマクロの出力信号になるかと、RAMマクロの出
力信号に対応するデータ入力が何であるかを示したもの
である。例えば、出力端子DO1には、マクロセレクト
信号TMSがRAMマクロM1を選択する信号であると
き、RAMマクロM1の出力信号MDO1(M1)が出
力され、その出力されるデータは信号DI1 (M1)で
書き込まれたデータで、そのデータはテスト時には入力
端子TDI1 に与えられた信号であるということを示し
ている。
【0031】すなわち、本第一実施例においては、テス
トモード時に出力端子DO1に出力されるデータは、マ
クロセレクト信号TMSがRAMマクロM1を選択する
信号のときは、入力端子TDI1 に与えられる側のデー
タに対応するRAMマクロM1の出力信号MDO1(M
1)と同相であり、RAMマクロM2が選択されるとき
は、入力端子TDI2 に与えられる側のデータに対応す
るRAMマクロM2の出力信号MDO2(M2)と同相
になる。このことは出力端子DO2においても同様であ
る。
【0032】従って、本第一実施例においては、RAM
マクロの機能試験において、あるアドレスへのデータの
書き込み時に、入力端子TDI1 とTDI2 に与えるデ
ータを異ならせておくことにより、前述のアドレスを読
み出したときに、出力端子DO1およびDO2に出力さ
れるデータの期待値を、選択されるRAMマクロによっ
て異ならせることが可能となる。
【0033】すなわち、本第一実施例では、テストモー
ド時に、テスト用の外部の出力端子の出力と、テスト用
のデータ入力信号の対応関係が、RAMマクロによって
異なることになる。これにより、RAMマクロの選択が
正しく行われていなければこれを検出でき、故障の有無
を判定することができる。
【0034】図2は本発明の第二実施例を示すブロック
構成図である。
【0035】本第二実施例は図3の従来例の回路におい
て、本発明の特徴とするところの、内部論理回路1が、
テストモード時において、入力されたテスト用アドレス
信号が適当に定められたアドレスであるとき(ただし、
これは全てのアドレスがそうであるときと、全てのアド
レスがそうでないときとを含む)、入力データ信号DI
1 (M1)として外部入力端子TDI1 に与えられ信号
と同相ではなく、逆相の信号を出力する逆相信号出力手
段1a を含んでいる。この逆相信号出力手段1a は、デ
ータ入力信号DI2 (M1)、DI1 (M2)およびD
2 (M2)についてもDI1 (M1)と同様の働きを
する。
【0036】この結果、本第二実施例においてもテスト
モード時に、出力端子DO1およびDO2に出力される
信号の期待値が選択されるRAMマクロによって異なる
ことになる。
【0037】
【表3】 表3は、これまでに説明したきて表1および表2と同じ
目的を持って書かれたものであるが、追加されたアドレ
ス入力の項に示されたアドレス入力の時のみ入力データ
が反転することになる。例えば、RAMマクロM1が選
択されたときに、出力端子DO1に出力されるデータ
は、テスト用の入力端子TDI1 に入力されたデータで
書き込まれたものになるが、アドレス(Am 、Am-1
…、A1 、A0 )=(0、0、…、0、1)のときのみ
入力端子TDI1 に入力されたデータと逆相のデータに
なることを示している。
【0038】従って、本第二実施例は、RAMマクロの
数が出力ビット数よりはるかに多い場合でも、全アドレ
スについて考えればどの出力端子にあらわれる出力の期
待値も、各RAMマクロごとに異なるというようにする
ことが可能である。すなわち、テストモード時は、テス
ト用の外部出力端子の出力とテスト用のデータ入力信号
の対応関係がRAMマクロによって異なることになり、
RAMマクロの選択が正しく行われていなければこれを
検出でき、故障の有無を判定することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、テストモード時に、テスト用の外部出力端子
の出力とテスト用のデータ入力信号の対応関係が、RA
Mマクロによって異なるため、RAMマクロごとに、テ
スト用外部出力端子にあらわれる信号の期待値を変える
ことができる。
【0040】その結果、マクロセレクト信号によるRA
Mマクロの選択に故障があった場合、例えばマクロセレ
クト信号によらずにある特定の一つのRAMマクロが選
択される故障など、従来の半導体集積回路では検出でき
なかったこの故障が正しく検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例を示すブロック構成図。
【図2】 本発明の第二実施例を示すブロック構成図。
【図3】 従来例を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1、2−1〜2−3 内部論理回路 1a 逆相信号出力手段 A0 (M1)〜Mm (M1)、A0 (M2)〜Mm (M
2) アドレス入力信号 (BS)1 (M1)、(BS)1 (M2) ブロック
セレクト信号 DI1 (M1)、DI1 (M2)、DI2 (M1)、D
2 (M2)データ入力信号 DO1、DO2、O0 〜Oq 出力端子 I0 〜IP 、TDI1 、TDI2 、TA0 〜TAm
(TBS)1 、(TWE)1 、TM 入力端子 M1、M2 RAMマクロ MDO1(M1)、MDO1(M2)、MDO2(M
1)、MDO2(M2) (ラムマクロの)出力信号 TMS マクロセレクト信号 (WE)1 (M1)、(WE)1 (M2) ライトイ
ネーブル信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストモード時に、入力端子に入力され
    るテスト用の複数のデータ入力信号およびアドレス信号
    を含む第一の信号群に応答して複数の第二の信号群を出
    力する第一の内部論理回路と、 各第二の信号群をそれぞれ入力し前記データ入力信号に
    対応した複数の出力信号を出力する複数のRAMマクロ
    と、 このRAMマクロの出力信号を入力しテストモード時に
    選択された前記RAMマクロの出力信号を出力端子に出
    力する複数の第二の内部論理回路とを備えた半導体集積
    回路において、前記RAMマクロごとに異なった出力端子の出力信号が
    前記各第二の内部論理回路に入力される ことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 テストモード時に、入力端子に入力され
    るテスト用のデータ入力信号およびアドレス信号を含む
    第一の信号群に応答して複数の第二の信号群を出力する
    第一の内部論理回路と、各第二の信号群をそれぞれ入力
    し前記データ入力信号に対応した複数の出力信号を出力
    する複数のRAMマクロと、このRAMマクロの出力信
    号を入力しテストモード時に選択された前記RAMマク
    ロの出力信号を出力端子に出力する複数の第二の内部論
    理回路とを備えた半導体集積回路において、前記第一の
    内部論理回路は、テスト用のアドレス信号として特定の
    アドレス信号が入力されたとき、特定のデータ入力信号
    に対する出力信号を逆相に変換して出力する逆相信号出
    力手段を含むことを特徴とする半導体集積回路。
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