JP3091639B2 - 磁気式リニアエンコーダー - Google Patents

磁気式リニアエンコーダー

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JP3091639B2
JP3091639B2 JP06146903A JP14690394A JP3091639B2 JP 3091639 B2 JP3091639 B2 JP 3091639B2 JP 06146903 A JP06146903 A JP 06146903A JP 14690394 A JP14690394 A JP 14690394A JP 3091639 B2 JP3091639 B2 JP 3091639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気式リニアエンコーダ
ーに関するものであり、特に、記録ヘッドを搭載したキ
ャリッジを移動させて記録を行うシリアル型記録装置に
おけるキャリッジの位置検出などに用いて好適な磁気式
リニアエンコーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一直線上を移動する部材の位置を
検出するリニアエンコーダーの一例として、特開平4−
339670号に開示されているような記録装置に用い
られる磁気式リニアエンコーダーがある。このエンコー
ダーは、Fe−Cr−Co磁石を細い丸棒材としてその
表面に位置検出のための磁極パターンを形成して磁気ス
ケール部(磁気媒体)とし、この磁気スケール部の磁極
パターンを検出する検出ヘッドを搭載し、この検出ヘッ
ドと磁気スケール部間のギャップ(隙間)を一定に保ち
つつ、磁気スケール部の外周面全体を案内部として摺動
可能なスライダーを備える構造を採用していた。
【0003】また、別の構造として、特開昭62−11
2012号に開示されるエンコーダーのように、磁気ス
ケール部としてオーディオまたはビデオ用磁気テープを
用い、検出ヘッドと磁気スケール部とを平面で対向させ
る方式も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
前者のようなエンコーダーの場合、検出ヘッドは平板状
で磁気スケール部が丸棒状のため、検出ヘッドと磁気ス
ケール部とのギャップは、両者の最も近接した近接点で
最も小さく、この点から離れるに従い徐々に大きくな
る。したがって、スペーシング損失も大きくなり、平板
状の磁気スケール部と平板状の検出ヘッドとを対向させ
る場合に比べ、出力が半分程度しか得られなかった。
【0005】また、直径1mm程度の細長い丸棒状の磁
気スケール部の製作を考えると、引き抜き加工が可能な
磁石に限定されるため、高価なFe−Cr−Co磁石を
使用せざるを得ないのが現状である。この磁石の場合、
引き抜き加工は可能であるが、製造工程が複雑で長いと
いう問題を有している。さらに、保磁力が600Oe程
度と小さいため、磁極パターンが消去されやすく、検出
ヘッドの読み取りエラーが発生しやすかった。
【0006】また、後者のようなエンコーダーにおいて
は、検出ヘッドと磁気テープからなる磁気スケール部と
のギャップを一定に保持するため、特開昭63−512
05号に開示されているように、検出ヘッドと磁気スケ
ール部とを積極的に圧接させ、ギャップを保持する方法
が提案されている。しかし、この方法の場合、検出ヘッ
ドが摩耗し、検出エラーが発生する可能性がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、高く且つ安定した出力が得られ、耐久性にも
優れた磁気式リニアエンコーダーを提供することを課題
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の磁気式リニアエンコーダーにおいては、帯形状
の弾性的な薄板材からなり、位置検出のための磁極パタ
ーンが形成された磁気スケール部と、該磁気スケール部
の磁極パターンを検出する平板状の検出ヘッドを保持す
るとともに、前記磁気スケール部を挿通する挿通孔を有
し、前記磁気スケール部に対し摺動可能なスライダーと
有する磁気式リニアエンコーダーであって、 前記磁気
スケール部は、ポリエチレンテレフタレートの薄板材か
らなる非磁性基材の片面に磁性層および保護層を形成し
てなる構成を採用した。
【0009】
【作用】上記構成によれば、磁気スケール部は、金属磁
石材からなるものに比べ大量生産できて安価であり、し
かも弾性的で厚さ方向に湾曲可能であるとともに、摺動
性が良く自己潤滑性が高いため、長時間の耐久性を有
し、スライダーを傷つけることがなく、磁気スケール部
自身の傷つきも金属からなる磁気スケール部に比べ少な
い。また、保持力が大きく、出力が向上する。
【0010】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1は実施例の磁気式リニアエンコーダー
の外観を示している。図1において、1は磁気スケール
部であり、直線的な帯形状に形成され、その図中上面に
は磁極パターン2が磁気スケール部の長手方向に所定ピ
ッチ、例えば70μmのピッチで形成されている。ま
た、3はスライダーであり、後述する挿通孔に磁気スケ
ール部1を挿通し、矢印で示すように磁気スケール部1
の長手方向に沿って摺動可能である。スライダー3には
磁極パターン2を検出するための検出ヘッド4が搭載さ
れ、磁気スケール部1の磁極パターン2を形成した上面
と平行に対向するよう保持されている。検出ヘッド4は
MR素子(磁気抵抗効果素子)により磁界を検出するM
Rヘッドとして平板状に形成され、MR素子を形成した
表面が微小な隙間を介して磁気スケール部1の上面と平
行に対向する。なお、検出ヘッド4のMR素子を形成し
た表面上には不図示の保護膜が形成される。またスライ
ダー3の後端部には検出ヘッド4の出力を外部に導く出
力端子5が植設されている。
【0012】本実施例のエンコーダーを例えばシリアル
型記録装置に用いてキャリッジの位置検出を行なう場
合、磁気スケール部1はキャリッジを案内するガイド軸
に平行に張架され、スライダー3はキャリッジに固定さ
れる。そしてキャリッジの移動にともなってスライダー
3が磁気スケール部2に対して摺動し、検出ヘッド4で
磁極パターン2を検出し、その出力によりキャリッジの
位置を検出することができる。
【0013】ところで、本実施例では、磁気スケール部
1は、一般的に使用されているプリペードカード用原
板、すなわちPET(ポリエチレンテレフタレート)か
ら弾性的な薄板材として形成された非磁性基材の片面に
磁性層を形成し、その上に保護層を形成したプリペード
カード用原板を直線的な帯形状にカットして用いてい
る。このような本実施例の磁気スケール部1は、金属磁
石材からなるものに比べ大量生産できて安価であり、し
かも弾性的で厚さ方向に湾曲可能であるとともに、摺動
性が良く自己潤滑性が高いため、長時間の耐久性を有
し、例えばポリフェニリンサルファイド等からなるスラ
イダー3を傷つけることがなく、磁気スケール部1自身
の傷つきも金属からなる磁気スケール部に比べ少ない。
【0014】また、プリペードカードはJISのサイバ
ネ規格に表示されているように2850Oeと保磁力が
大きく、Fe−Cr−Co磁石の600Oeに比べ出力
が向上する。さらに、検出ヘッド4と磁気スケール部2
が平面どうしで平行に対向しているため、丸棒状の磁気
スケール部の場合に比べ、大幅に出力が向上する。
【0015】ただし、本実施例のように弾性的な薄板材
からなる帯形状の磁気スケール部の場合、製造しやすさ
や出力の点では優れているが、最も大きな問題は、出力
の変動である。これは磁気スケール部が所定の張力によ
り張架されるものの、スライダーの摺動により摺動方向
と直交する厚さ方向に縦振動し、この振動により検出ヘ
ッドと磁気スケール部間のギャップが変動することによ
る。検出ヘッドと磁気スケール部間のギャップは高密度
エンコーダーほど精度良く保つ必要があり、例えば磁極
パターンの着磁ピッチが70μmとして、前記ギャップ
は±10μmの精度が必要となる。
【0016】そこで本実施例では、磁気スケール部1の
振動を抑え、なおかつ、検出ヘッド4と磁気スケール部
1を接触させないで両者間のギャップを一定に保持する
構造を採用している。その構造を図2以下により説明す
る。
【0017】図2、図3は検出ヘッド4とスライダー3
と磁気スケール部1の位置関係を示しており、図2
(a),(b),(c)はエンコーダーのスライダー部
の横断平面図、縦断正面図、縦断側面図であり、図3は
図2(b)中D部の拡大図である。
【0018】図2において、3aは磁気スケール部1を
摺動可能に挿通するためにスライダー3に形成された挿
通孔であり、磁気スケール部1の断面形状に対応した直
線的なスリット状に形成され、磁気スケール部1を厚さ
方向(図2(b)中上下方向)と幅方向(図2(c)中
左右方向)に微小な隙間を介して挿通可能に形成されて
いる。ここで磁気スケール部1はその振動などにより厚
さ方向と幅方向に変位し得るが、図2,図3は磁気スケ
ール部1が挿通孔3aの下側の内側面と手前側の端面に
密接している状態、すなわち、挿通孔3aの上側の内側
面および奥側の端面と磁気スケール部1との隙間が最大
の状態を示している。この最大の隙間がそれぞれ図2
(a),図3に示すように20μm以下になるように挿
通孔3aの上下方向の寸法と幅寸法を設定する。こうし
て挿通孔3aの上下(磁気スケール部1の厚さ方向の両
側)の内側面は磁気スケール部1との間に最大で20μ
m以下という微小な隙間を持って平面で平行に対向し、
磁気スケール部1に摺動する。
【0019】なお図3において磁気スケール部1の符号
1bは先述のようにPETからなる非磁性基材であり、
1aは磁性層および保護層である。磁気スケール部1全
体の厚さは例えば0.25mmであり、磁性層および保
護層1aの厚さは例えば10μm程度である。また磁気
スケール部1の幅は例えば図2(a)に示すように3.
80mmである。
【0020】一方、スライダー3の摺動方向(磁気スケ
ール部1の長手方向)に沿って挿通孔3aの中央部の図
中上側(磁気スケール部1の厚さ方向の片側)に面し
て、平板状の検出ヘッド4が保持されている。検出ヘッ
ド4の図中下面の中央部にはMR素子パターン部6が平
面的に形成されており、磁気スケール部1の磁極パター
ンが形成された上面と微小なギャップを介し平行に対向
し、磁極パターンの磁界を検知できるようになってい
る。
【0021】ここで、検出ヘッド4のMR素子パターン
部6を設けた図中下面は、挿通孔3a内において検出ヘ
ッド4が配置された上側で検出ヘッド4に対してスライ
ダー摺動方向の両側に隣接する内側面より微小量だけ引
っ込んでいる。この引っ込みは検出ヘッド4と磁気スケ
ール部1の接触を防止するためであり、その引っ込み量
は図3に示すように30μm程度とする。これは、実験
によって得られた結果において磁気スケール部1の検出
ヘッド4近傍における振動振幅が最大10μm程度であ
ったこと、また加工組み立て精度が±10μmであるこ
とを考慮し、また最悪でも検出ヘッド4と磁気スケール
部1との接触を完全に防止するためさらに10μm程度
を考慮に入れた値である。
【0022】このような構造によれば、スライダー3の
摺動により磁気スケール部3の厚さ方向の振動がスライ
ダー3の端部との間で発生するが、上記のように、挿通
孔3aの上下の内側面が最大20μm以下の微小な隙間
を介して磁気スケール部1に対し平面で平行に対向して
摺動するので、挿通孔3a内で磁気スケール部1のおど
りを防ぎ、振動を減衰させることができる。
【0023】また、検出ヘッド4を挿通孔3aにおいて
スライダー摺動方向の中央部に配置しているので、MR
素子パターン部6付近の磁気スケール部1の振動を効果
的に減衰できる。特に図2(a)に示すように、挿通孔
3aにおいて、検出ヘッド4に対してスライダー摺動方
向の両側に隣接する部分のそれぞれの摺動方向の長さA
が長いほど振動をより減衰できるので、その長さAを最
低でも検出ヘッド4の摺動方向の幅B以上にするのが良
く、例えばBを3.60mmとしてAを4.20mmと
する。ただし、長さAが長すぎるとスライダー3が大き
くなり、摺動抵抗も増加するため、長さAは幅Bの2倍
程度以内が望ましい。
【0024】なお、上述した挿通孔3aの内側面と磁気
スケール部1間の最大の隙間を20μmとし、長さAを
幅B以上とする根拠を図4に示してある。図4は長さA
を1/2B,B,2Bとした場合のそれぞれについて前
記挿通孔3aの内側面と磁気スケール部1間の最大の隙
間Gの大きさによる検出ヘッド4の出力および出力変動
の試験結果を示している。なお試験条件として前述した
検出ヘッド4の引っ込み量は30μm、磁気スケール部
1の保磁力は2850Oe、磁極パターン2の着磁ピッ
チは70μm、磁気スケール部1の機械的特性E=45
0kg/mm2、磁気スケール部1の厚さは0.250
mmとした。
【0025】図4からわかるように、長さAを幅Bまた
は2Bとし、隙間Gを20μmより小さくした場合は、
長さAを1/2Bとした場合、および隙間Gを20μm
より大きくした場合に比べて出力を高く、かつ出力変動
を小さくすることができる。
【0026】以上のように、本実施例によれば、挿通孔
3a内で磁気スケール部1の振動を減衰させ、検出ヘッ
ド4と磁気スケール部1間のギャップを高精度に保持
し、検出ヘッド4の出力の変動を小さく抑えるとともに
高出力を得ることができ、位置検出を正確に行なうこと
ができる。また、検出ヘッド4の引っ込んだ配置によ
り、磁気スケール部1が検出ヘッド4に接触することが
ないので、検出ヘッド4の摩耗等の問題がなく、耐久性
を向上できる。
【0027】なお、磁気スケール部1の厚さは、あまり
薄いと磁気スケール部1の幅方向の端部が長時間使用で
カールし、厚すぎると、厚さ寸法が高精度に出せないと
ともに、弾性が低下し摺動抵抗が上がるため0.1mm
〜0.5mmの範囲が望ましい。この厚さの範囲では、
スライダー3の摺動による磁気スケール部1のよじれが
発生することもない。
【0028】また、磁気スケール部の摺動性を向上し、
キズの発生や振動(スティックスリップ)を防ぐため、
磁気スケール部の両面(磁性層と保護層を形成した面と
その反対側の面)に有機Si系潤滑剤やテフロン系潤滑
層を1μm以下の厚さでコーティングするものとする。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気式リニアエンコーダーによれば、帯形状の弾性的
な薄板材からなり、位置検出のための磁極パターンが形
成された磁気スケール部と、該磁気スケール部の磁極パ
ターンを検出する平板状の検出ヘッドを保持するととも
に、前記磁気スケール部を挿通する挿通孔を有し、前記
磁気スケール部に対し摺動可能なスライダーとを有する
磁気式リニアエンコーダーであって、前記磁気スケール
部は、ポリエチレンテレフタレートの薄板材からなる非
磁性基材の片面に磁性層および保護層を形成してなる構
成を採用したので、磁気スケール部が安価で、長時間の
耐久性を有し、スライダーを傷つけることがなく、磁気
スケール部自身の傷つきも少ない。また、磁気スケール
部の保持力が大きく、出力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気式リニアエンコーダーの実施例の
外観を示す斜視図である。
【図2】同エンコーダーのスライダーの構造および検出
ヘッドと磁気スケール部との位置関係などを示す横断平
面図、縦断正面図および縦断側面図である。
【図3】図2(b)中のD部の拡大図である。
【図4】スライダーの挿通孔の長さ、および挿通孔内側
面と磁気スケール部の隙間の大きさによるヘッド出力お
よび出力変動を示す線図である。
【符号の説明】
1 磁気スケール部 2 磁極パターン 3 スライダー 4 検出ヘッド 5 出力端子 6 MR素子パターン部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−26801(JP,A) 特開 昭61−218901(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01D 5/00 - 5/252

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯形状の弾性的な薄板材からなり、位置
    検出のための磁極パターンが形成された磁気スケール部
    と、 該磁気スケール部の磁極パターンを検出する平板状の検
    出ヘッドを保持するとともに、前記磁気スケール部を挿
    通する挿通孔を有し、前記磁気スケール部に対し摺動可
    能なスライダーとを有する磁気式リニアエンコーダーで
    あって、 前記磁気スケール部は、ポリエチレンテレフタレートの
    薄板材からなる非磁性基材の片面に磁性層および保護層
    を形成してなる ことを特徴とする磁気式リニアエンコー
    ダー。
  2. 【請求項2】 前記磁気スケール部の厚さは、0.1m
    m〜0.5mmの範囲であることを特徴とする請求項1
    に記載の磁気式リニアエンコーダー。
  3. 【請求項3】 前記磁気スケール部は、両面に潤滑層が
    形成されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の磁気式リニアエンコーダー。
  4. 【請求項4】 前記検出ヘッドは、前記挿通孔のスライ
    ダー摺動方向中央部において前記磁気スケール部の厚さ
    方向の片側の前記挿通孔内側面より略30μm引っ込ん
    だ位置で前記磁気スケール部と平行に対向するように保
    持されていることを特徴とする請求項1から3までのい
    ずれか1項に記載の磁気式リニアエンコーダー。
  5. 【請求項5】 前記スライダーの挿通孔は、断面形状が
    前記磁気スケール部に対応した直線的なスリット状であ
    って、前記磁気スケール部を厚さ方向と幅方向に微小な
    隙間を介して挿通可能に形成され、前記磁気スケール部
    の厚さ方向での前記挿通孔内側面と磁気スケール部の間
    の隙間が20μm以下になるように形成されたことを特
    徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の磁
    気式リニアエンコーダー。
  6. 【請求項6】 前記スライダーの挿通孔において、前記
    検出ヘッドに対してスライダー摺動方向の両側に隣接す
    る部分のそれぞれの前記摺動方向の長さは、前記検出ヘ
    ッドの前記摺動方向の幅以上であることを特徴とする請
    求項1から5までのいずれか1項に記載の磁気式リニア
    エンコーダー。
  7. 【請求項7】 前記スライダーの挿通孔において、前記
    検出ヘッドに対して スライダー摺動方向の両側に隣接す
    る部分のそれぞれの前記摺動方向の長さは、前記検出ヘ
    ッドの前記摺動方向の幅の2倍以下であることを特徴と
    する請求項に記載の磁気式リニアエンコーダー。
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