JP3091518B2 - 骨粗鬆症予防治療剤 - Google Patents

骨粗鬆症予防治療剤

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JP3091518B2 JP03140839A JP14083991A JP3091518B2 JP 3091518 B2 JP3091518 B2 JP 3091518B2 JP 03140839 A JP03140839 A JP 03140839A JP 14083991 A JP14083991 A JP 14083991A JP 3091518 B2 JP3091518 B2 JP 3091518B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式[1]
【化4】 「式中、R1 は、ハロゲン原子で置換されていてもよい
低級アルキル、低級アルケニルまたはアリ―ル基を;R
2 は、水素原子、アルキル基またはアシル基を;R3
は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アジド基、カ
ルボキシル基、ヒドロキシル基、ホルミル基もしくはア
ルコキシカルボニル基または置換されていてもよいアル
キル、アルコキシ、フェノキシ、シクロアルキル、カル
バモイル、アミノもしくはフェニル基を;R4 は、水素
原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、カルボキシ
ル基、アシル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキシカ
ルボニル基または置換されていてもよいアルキル、アル
コキシ、アルキルチオ、フェニルチオ、低級アルキニ
ル、低級アルケニル、スルファモイル、アルキルスルフ
ィニル、アルキルスルホニル、アミジノ、フェニルもし
くは複素環式基、または式
【化5】 もしくは
【化6】
【0002】(式中、R6 は、水素原子、ヒドロキシル
基、シアノ基もしくはアルコキシカルボニル基または置
換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、フェニ
ル、アミノ、アシル、カルバモイル、アルキルスルホニ
ル、イミノメチルもしくはアミジノ基を;R7 は、水素
原子、置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、フ
ェニル、シクロアルキルもしくは複素環式基を示すかま
たはR6 とR7 が隣接する窒素原子と一緒になって3〜
7員環の置換されていてもよい複素環式基を示す。)で
表わされる基を;R5 は、置換されていてもよいフェニ
ル、チエニル、フリルまたはピリジル基を;Zは、酸素
原子、硫黄原子またはイミノ基を;および破線は、単結
合または二重結合を示す。」で表わされる4H―1―ベ
ンゾピラン―4―オン誘導体またはその塩を含有する骨
粗鬆症予防治療剤に関する。
【0003】
【従来の技術】一般式[1]の4H―1―ベンゾピラン
―4―オン誘導体は既知化合物であり、抗炎症作用、解
熱鎮痛作用、抗関節炎作用および抗アレルギー作用を有
することが知られている(特開平2-49778号)が、骨吸
収抑制作用を有し、骨粗鬆症の予防および治療に有用で
あることは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】骨粗鬆症は、骨中のカ
ルシウム、リンおよび蛋白などが減少することによって
骨量が減少する病気であり、腰背痛、身長の短縮化さら
に骨折を起こし、近年、社会の高齢化とともに骨粗鬆症
患者の増加が大きな社会問題となっている。これに対
し、現在、エストロゲン剤、カルシトニン、ビタミンD
およびカルシウム剤が治療薬として用いられている。し
かし、これらの効果は確実なものとは認められていな
い。また、最近、フラボンおよびイソフラボン誘導体が
骨吸収抑制作用を有し、骨粗鬆症治療剤として有用であ
ることも報告されている(特開昭59-199630号、同60-48
924号、同60-54379号、同60-132917号、同60-132976
号、同63-156720号、同63-156721号、同63-156722号、
同63-156723号、同63-201123号および同63-201124
号)。しかし、これらフラボンおよびイソフラボン誘導
体の有する骨吸収抑制作用は弱く、骨粗鬆症治療剤とし
て決して満足できるものではない。それ故、優れた骨吸
収抑制作用を有し、骨粗鬆症を予防および治療する薬剤
の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような状況下におい
て、本発明者らは鋭意研究を行った結果、一般式[1]
の4H―1―ベンゾピラン―4―オン誘導体またはその
塩が、上記目的を達成することを見出し、本発明を完成
するに至った。以下、本発明の医薬に関する化合物につ
いて詳述する。本明細書において各用語は、特にことわ
らない限り、以下の意味を有する。
【0006】アルキル基とは、たとえば、メチル、エチ
ル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、iso-ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチルおよ
びオクチルなどのようなC1-8アルキル基を;シクロア
ルキル基とは、たとえば、シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプ
チルなどのようなC3-8シクロアルキル基を;低級アル
キル基とは、たとえば、メチル、エチル、n-プロピル、
iso-プロピル、n-ブチル、iso-ブチル、tert−ブチルお
よびペンチルなどのようなC1-5アルキル基を;低級ア
ルケニル基とは、たとえば、ビニル、アリル、1―プロ
ペニルおよび1―ブテニルなどのようなC2- 5アルケニ
ル基を;アルコキシ基とは、たとえば、―O―アルキル
基(アルキル基は、上記したC1-8アルキル基を示
す。)を;アシル基とは、たとえば、ホルミル基または
アセチル、プロピオニルおよびブチリル基などのような
2-8アルカノイル基またはメトキサリルおよびエトキ
サリルなどのアルコキシオキサリル基、シクロヘキサン
カルボニルのようなC3-8シクロアルキルカルボニ
【0007】ル基またはベンゾイル基のようなアロイル
基などを;アルコキシカルボニル基とは、たとえば、−
COOアルキル基(アルキル基は、上記したC1-8アル
キル基を示す。)を;アルコキシカルボニルアミノ基と
は、たとえば、−NHCOOアルキル基(アルキル基
は、上記したC1-8アルキル基を示す。)を;ハロゲン
原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ
素原子などを;アルキルチオ基とは、たとえば、−S−
アルキル基(アルキル基は、上記したC1-8アルキル基
を示す。)を;アルキルスルフィニル基とは、たとえ
ば、メチルスルフィニルおよびエチルスルフィニルなど
のC1-4アルキルスルフィニル基を;アルキルスルホニ
ル基とは、たとえば、メチルスルホニルおよびエチルス
ルホニルなどのC1-4アルキルスルホニル基を;アリ―
ル基とは、たとえば、フェニルおよびナフチルなどの基
を;アシルアミノ基とは、たとえば、―NH―アシル基
(アシル基は、上記したと同様の意味を有する。)を;
アルキルアミノ基とは、たとえば、―NH―アルキル基
(アルキル基は、上記したC1-8アルキル基を示す。)
を;ジアルキルアミノ基とは、たとえば、−N(アルキ
ル)2基(アルキル基は、
【0008】上記したC1-8アルキル基を示す。)を;
ハロアルキル基とは、たとえば、クロロメチル、フルオ
ロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、ジク
ロロエチルおよびトリクロロエチルなどのようなハロ―
1-8アルキル基を;低級アルキニル基とは、たとえ
ば、エチニルおよび2―プロピニルなどのC2-5アルキ
ニル基を;複素環式基とは、たとえば、チエニル、フリ
ル、ピロリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、ベンズイミダ
ゾリル、ベンズチアゾリル、1,2,3―チアジアゾリ
ル、1,2,4―チアジアゾリル、1,3,4―チアジ
アゾリル、1,3,4―オキサジアゾリル、1,2,3
―トリアゾリル、1,2,4―トリアゾリル、テトラゾ
リル、ピリジル、キノリル、イソキノリル、ピリミジニ
ル、ピペラジニル、ピラジニル、ピリダジニル、1,
2,3,4―テトラヒドロキノリル、1,2,4―トリ
アジニル、イミダゾ[1,2―b][1,2,4]トリ
アジニル、ピロリジニル、モルホリニルおよびキヌクリ
ジニルなどのような酸素原子、窒素原子および硫黄原子
から選ばれる少なくとも1つの異項原子を含有する4〜
6員または縮合複素環式基を示す。
【0009】一般式[1]において、R6 とR7 が隣接
する窒素原子と一緒になって3〜7員環の複素環式基を
形成する場合、その複素環式基としては、たとえば、ア
ゼチジン―1―イル、ピロリジン―1―イル、ピペリジ
ン―1―イルおよびピロ―ル―1―イルなどのような3
〜7員環の含窒素複素環式基が挙げられる。
【0010】また、R3 におけるアルキル、アルコキ
シ、フェノキシ、シクロアルキル、カルバモイル、アミ
ノおよびフェニル基;R4 におけるアルキル、アルコキ
シ、アルキルチオ、フェニルチオ、低級アルキニル、低
級アルケニル、スルファモイル、アルキルスルフィニ
ル、アルキルスルホニル、アミジノ、フェニルおよび複
素環式基;R6 におけるアルキル、シクロアルキル、フ
ェニル、アミノ、アシル、カルバモイル、アルキルスル
ホニル、イミノメチルおよびアミジノ基;R7 における
アルキル、アルコキシ、フェニル、シクロアルキルおよ
び複素環式基;R6 とR7 が隣接する窒素原子と一緒に
なって形成される3〜7員環の複素環式基並びにR5
おけるフェニル、チエニル、フリルおよびピリジル基
は、ハロゲン原子、アルコキシ、アルキルチオ、フェノ
キシ、カルボキシル、アシル、アルコキシカルボニル、
カルバモイル、スルファモイル、シアノ、アルキルスル
ホニル、ヒドロキシル、メルカプト、アシルアミノ、ア
ルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキル、シクロア
ルキル、オキソ、ニトロ、ハロアルキル、アミノ、フェ
ニル、アルコキシカルボニルアミノ、ヒドロキシイミノ
および複素環式基から選ばれる一種以上の置換基で置換
されていてもよい。
【0011】一般式[1]の4H―1―ベンゾピラン―
4―オン誘導体の塩としては、医薬として許容される
塩、たとえば、ナトリウムおよびカリウムなどのアルカ
リ金属との塩;カルシウムおよびマグネシウムなどのア
ルカリ土類金属との塩;アンモニウム塩;トリエチルア
ミンおよびピリジンなどの有機アミン類との塩;リジ
ン、アルギニンおよびオルニチンなどのようなアミノ酸
との塩;塩酸、臭化水素酸および硫酸などのような鉱酸
との塩;フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸およびクエン
酸などのような有機カルボン酸との塩;メタンスルホン
酸、p-トルエンスルホン酸およびナフタレンジスルホン
酸などのようなスルホン酸との塩などが挙げられる。
【0012】一般式[1]の4H―1―ベンゾピラン―
4―オン誘導体およびその塩は、さらに全ての異性体
(幾何異性体、光学異性体)、水和物、溶媒和物および
結晶形を包含するものである。一般式[1]の4H―1
―ベンゾピラン―4―オン誘導体またはその塩は、特開
平2-49778号公報に記載された方法によって製造するこ
とができる。
【0013】本発明の薬剤は、常法によりカプセル剤、
散剤、顆粒剤、丸剤、錠剤、懸濁剤、乳剤、液剤、軟膏
剤、注射剤、シロップ剤または坐剤として経口または非
経口で投与することができる。また、投与方法、投与量
および投与回数は患者の年齢および症状に応じて適宜増
減されるが、通常成人に対して1日約5.0〜1000mgを1
回から数回に分割して投与すればよい。
【0014】試験例 骨吸収抑制作用 骨吸収抑制作用の測定はロイスの方法[ジャーナル・オ
ブ・クリニカル・インベスティーゲイション(J. Clin.
Invest.)44, 103-116(1965)]および津田らの方法
[ジャーナル・オブ・ボーン・アンド・ミネラル・リサ
ーチ(J.Bone Miner. Res.) 1, 207-211(1986)]を参考
に行った。すなわち、妊娠19日目のウイスター(Wista
r)系ラット1匹に45CaCl2を1.85MBq皮下注射し、翌日
開腹して無菌的に胎児ラットを取り出した。胎児ラット
の左右の前腕骨(橈骨、尺骨)を躯幹より切り離し、さ
らに可能な限り結合織、軟骨を取り除いた尺骨、橈骨培
養片を骨培養サンプルとした。骨を一片ずつミリポアフ
ィルター上に乗せ、0.8mlのBGJb培地[フィットン−ジ
ャクソン モデフィケイション(Fitton-Jacksonmodific
ation) ジィー・アイ・ビィー・シィー・オー研究所(GI
BCO Laboratories;米国)、牛血清アルブミン2mg/mlを
含む]で37゜C, 5%CO2-95%airの下で24時間前培養した。
ついで、骨吸収促進因子の一つであるプロスタグランジ
ン E2(PGE2)1μg/mlあるいはPGE2 1μg/mlと被検化合
物10μg/mlを加えた上記培地でさらに3日間培養を続け
た。4日目に培養を停止し、培地の一部をとって培地中
45Caの放射活性を測定した。骨片は5%のトリクロロ酢
酸溶液中に90分以上浸した後、5mlのACSIIシンチレータ
ー(アマーシャム・ジャパン社製)を加えて放射活性を
測定した。骨吸収の活性は骨片に含まれていた全放射活
性(骨片と培地の放射活性の和)に占める培地中に放出
された45Caの割合(百分率)で示した。どの実験群も一
匹の妊娠ラットより得た胎児ラットの3〜5個の骨片で
構成した。その結果を表1に示す。なお、骨吸収抑制率
は次式にしたがって求めた。 (以下余白)
【0015】 A=PGE2添加群の45Caの放出率 B=PGE2と薬剤添加群の45Caの放出率 C=無処置群の45Caの放出率
【0016】被検化合物 1.2,3−ジヒドロ−7−メチルスルホニルアミノ−
6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 2.7−メチルスルホニルアミノ−6−フェノキシ−4
H−1−ベンゾピラン−4−オン 3.2−メチル−7−メチルスルホニルアミノ−6−フ
ェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 4.7−メチルスルホニルアミノ−6−フェノキシ−2
−フェニル−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 5.3−メチル−7−メチルスルホニルアミノ−6−フ
ェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 6.7−メチルスルホニルアミノ−6−フェニルアミノ
−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 7.7−[N−メチル−N−(メチルスルホニル)アミ
ノ]−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−
オン 8.7−フェニルスルホニルアミノ−6−フェノキシ−
4H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0017】9.7−メチルスルホニルアミノ−6−フ
ェニルチオ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 10.3−カルバモイル−7−メチルスルホニルアミノ
−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 11.7−メチルスルホニルアミノ−3−メチルチオ−
6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 12.3−ホルミルアミノ−7−メチルスルホニルアミ
ノ−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オ
ン 13.3−アセチルアミノ−7−メチルスルホニルアミ
ノ−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オ
ン 14.6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−2−メ
チル−7−メチルスルホニルアミノ−4H−1−ベンゾ
ピラン−4−オン 15.2−エチル−7−メチルスルホニルアミノ−6−
フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン 16.2−シクロプロピル−7−メチルスルホニルアミ
ノ−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オ
ン 17.2−イソプロピル−7−メチルスルホニルアミノ
−6−フェノキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン (以下余白)
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】上記した結果より、一般式[1]の4H
―1―ベンゾピラン―4―オン誘導体およびその塩が、
優れた骨吸収抑制作用を有し、骨粗鬆症を予防、治療す
る薬剤として有用であることがわかる。
【0020】
【実施例】以下に製剤を実施例として示すが、製剤はこ
れらのみに限定されるものではない。 実施例1 以下の成分を用いて常法により硬ゼラチンカプセルを調
製する。
【0021】実施例2 以下の成分を用いて常法により錠剤を調製する。
【0022】実施例3 以下の成分を用いて常法により錠剤を調製する。
【0023】実施例4 以下の成分を用いて常法により錠剤を調製する。
【0024】実施例5 以下の成分を用いて常法により錠剤を調製する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−268178(JP,A) 特開 平2−49778(JP,A) 特開 平5−178745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/352 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 「式中、R1 は、ハロゲン原子で置換されていてもよい
    低級アルキル、低級アルケニルまたはアリ―ル基を;R
    2 は、水素原子、アルキル基またはアシル基を;R3
    は、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アジド基、カ
    ルボキシル基、ヒドロキシル基、ホルミル基もしくはア
    ルコキシカルボニル基または置換されていてもよいアル
    キル、アルコキシ、フェノキシ、シクロアルキル、カル
    バモイル、アミノもしくはフェニル基を;R4 は、水素
    原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、カルボキシ
    ル基、アシル基、ヒドロキシル基もしくはアルコキシカ
    ルボニル基または置換されていてもよいアルキル、アル
    コキシ、アルキルチオ、フェニルチオ、低級アルキニ
    ル、低級アルケニル、スルファモイル、アルキルスルフ
    ィニル、アルキルスルホニル、アミジノ、フェニルもし
    くは複素環式基、または式 【化2】 もしくは 【化3】 (式中、R6 は、水素原子、ヒドロキシル基、シアノ基
    もしくはアルコキシカルボニル基または置換されていて
    もよいアルキル、シクロアルキル、フェニル、アミノ、
    アシル、カルバモイル、アルキルスルホニル、イミノメ
    チルもしくはアミジノ基を;R7 は、水素原子、置換さ
    れていてもよいアルキル、アルコキシ、フェニル、シク
    ロアルキルもしくは複素環式基を示すかまたはR6 とR
    7 が隣接する窒素原子と一緒になって3〜7員環の置換
    されていてもよい複素環式基を示す。)で表わされる基
    を;R5 は、置換されていてもよいフェニル、チエニ
    ル、フリルまたはピリジル基を;Zは、酸素原子、硫黄
    原子またはイミノ基を;および破線は、単結合または二
    重結合を示す。」で表わされる4H―1―ベンゾピラン
    ―4―オン誘導体またはその塩を含有する骨粗鬆症予防
    治療剤。
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