JP3091172B2 - リノリウム材およびその加工方法 - Google Patents

リノリウム材およびその加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リノリウム材の加
工方法、特に、ジュート等糸(麻糸)をキャリアとした
リノリウム材の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】天然繊維であるリノリウム材は、亜麻と
いう植物の種子から作られる亜麻仁油、天然レジン(松
脂)、顔料、木片、コルク等を合成し、その合成したも
のをキャリアとしてのジュートにプレスして製造され
る。製造されたリノリウム材は、例えば2m幅でロール
状の巻かれた、10m〜30mの長尺形状で市場に流通
している。
【0003】通常の床施工においては、ロール状製品を
施工現場にて開梱した上で、数日間も仮敷きし、床面に
なじませた後、比較的接着力の強いエポキシ系接着剤な
どにより床面に貼付け施工を行う。
【0004】しかし、リノリウム材は裏面のジュートを
キャリアとしているため、水分、熱によってジュートの
伸縮が発生し、施工後、伸縮による膨れやつき上げなど
の不具合が発生しがちである。また、ロール状に梱包さ
れるため、特に巻き方向の巻ぐせを完全に取り除くこと
が困難であるため、施工後に蒲鉾状の膨れが発生する。
【0005】以上のことから、リノリウム材を施工しや
すい形状例えば900mm角や600mm角等の塩ビ系タイ
ルと同様の形状に切断加工を行った場合、寸法精度の狂
いが生じる。このため、一部では、ジュートの代りにガ
ラス繊維シートを生産工程で圧着する方法等も取られ始
めているが、この場合は、リノリウム材をロール状に巻
くことができず板状となるため、生産工程の大幅な変更
を伴うので、現在では一般的な方法ではなく、ごくわず
かに500mm角タイルの加工に用いられているだけであ
る。また、リノリウム材を長尺状のまま施工する場合
は、リノリウム長尺シートの両耳を現場にて重ね切りし
てつきつける施工方法をとっているが、そうすると多少
の変形やつき上げは避けられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって上記のよう
なジュート等をキャリアとしたリノリウム材を、可搬
性、デザイン性、施工性等を考慮した定寸材(1800
mm角、1200mm角、900mm角、600mm角、450
mm角、300mm角、250mm角等)または定寸幅長尺材
の製造に際し、その伸縮及びカールを最小限に押えるこ
とが課題になっている。これは複雑な象眼や寄せ木風で
構成するデザイン貼りの場合においても同様である。
【0007】また、最近の床暖房の普及に伴い、居住用
床材としてリノリウム材を利用した場合においても、熱
の影響による変形を防止することが必要とされている。
【0008】さらに、天然素材であるリノリウム材の特
長(耐荷重性、抗菌性、歩行感、帯電防止性等々)が見
直され、その利用範囲を広げることが望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、糸状キャリアを有するリノリウ
ム材のうち前記キャリアの一部または全部を除去し、除
去した部分に形状安定部材を接合し、その上に板状また
はシート状部材を接合するようにした。形状安定部材
は、リノリウム材の変形を抑制する部材であり、水や熱
等による変化を受けにくい材料であれば何でもよい。
【0010】形状安定部材を使用することにより、リノ
リウム材の寸法安定性を高めることができる。
【0011】また、板状またはシート状部材の材質や厚
さを適切に設定することにより、新たな効果を付加する
ことができ、リノリウム材の利用範囲を大幅に広げるこ
とが可能となる。例えば、板状またはシート状部材の厚
みを適当に設定することにより、歩行感や保温効果を向
上させることができ、導電性の板状またはシート状部材
を使用すれば帯電防止効果を向上させることができる。
さらにコルク等のポーラス状の板状またはシート状部材
を使用すれば防音効果の高い床材となる等、リノリウム
材の価値をより一層高め、その利用範囲を広げることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。ここでは、電動かんな、フライス、超音波かん
な、バンドナイフ等により、リノリウム材のキャリアと
してのジュート糸の一部または全部を除去し、その後、
定寸床材(例えば900mm角)を作る例について説明す
る。
【0013】図1は、リノリウム材を加工するための装
置の概略図であって、加工装置60は、4対の搬送ロー
ラ61,63,65,67を備え、これらによりリノリ
ウム材10を矢印方向に搬送する。搬送ローラ63と6
5との間及び搬送ローラ65と67との間には、ジュー
ト糸除去装置69,71がそれぞれ配置されている。ロ
ーラによって搬送されたリノリウム材10は、除去装置
69,71によってジュート糸の一部または全部が除去
される。
【0014】ジュート糸除去装置69,71は、リノリ
ウム材10のキャリアとしてのジュート糸10aを除去
するものであれば何でもよい。例えば、電動かんな、フ
ライス、超音波かんな、ホールソー、バフ(グライン
ダ)、バンドナイフ等を使用することができる。図1の
例では、除去装置69,71は複数の除去装置(69a
〜69e、71a〜71e)をリノリウム材10の幅方
向に並べて構成してある。
【0015】図2はジュート糸除去装置として電動かん
な80を使用した例を示す。電動かんな80は、ハウジ
ング80a内に収容された回転体80bに2枚の刃80
cを取り付けて成る。連続回転する刃80cによってジ
ュート糸10aを削り取っていく。削り取られたジュー
ト糸は図示しない吸塵装置によって外部へ排出される。
【0016】図3はジュート糸除去装置としてフライス
90を使用した例を示す。フライス90は、ハウジング
90a内に、回転軸90bによって回転駆動される円板
状の回転体90cを備え、回転体90cの外周には複数
のカッター90dが取り付けられている。カッター刃9
0dに対しては、その移動方向に対向する方向から高圧
エア90eが吹き付けられて削り屑を吹飛ばす。削り屑
は、バキューム90fによって吸い取られ、外部へ排出
される。カッター刃90dの回転によってリノリウム材
10表面のジュート糸が削りとられていく。
【0017】図4はジュート糸除去装置として超音波か
んな85を使用した例を示す。超音波かんな85におい
ては、超音波振動子85aの先端にホーン85bを取り
付け、ホーン85bにスリットを形成して、そのスリッ
トに刃85cを挟み込みねじ止めして固定する。超音波
かんな85を図4(A)に示すようにリノリウム材10
に対して傾斜して固定し、リノリウム材10を移動させ
て、その表面のジュート糸を一部または全部取り除く。
また、図4(B)に示すように、リノリウム材10の大
きさに合せて、複数の刃85dを追加してもよい。この
場合、刃と刃の間で削り残しができないように、図4
(B)に示すように、隣合う刃を前後にずらし、両刃の
削る領域が少し重なるように配置してもよい。
【0018】図5はジュート糸除去装置として長刃の超
音波かんな87を使用した例を示す。この例では、超音
波振動子のコーンと、ホーンとの間に長刃を取り付け
た。すなわち、超音波振動子87aには超音波振動の振
幅を拡大するコーン87bが取り付けられ、コーン87
bの先端には長刃87cの一端が取り付けられ、長刃8
7cの他端にはホーン87dが取り付けられている。長
刃87cの両端には取付金具87e,87eがろう付け
または長刃87cと一体に形成され、取付金具87e,
87eがそれぞれコーン87b、ホーン87dの一端に
ねじ止め等によって固定される。ホーン87dの他端に
は取付フランジ87fが固定され、一方、超音波振動子
87aにも取付フランジ87gが設けられ、両フランジ
87f,87g間に支持板87hが架設されている。支
持板87hの適当な箇所には複数の支持部材87iがね
じ止めされ、支持部材87iの先端は長刃87cの背に
当接し、長刃87cを支持する。以上のような超音波か
んな87を、リノリウム材10を横断するように固定
し、刃87cを図5(B)に示すようにリノリウム材1
0に対して傾斜させ、リノリウム材10を矢印方向に移
動させて、その表面のジュート糸を一部または全部取り
除く。
【0019】図6(A)はジュート糸10aを含むリノ
リウム材10の断面図であるが、ジュート糸10aを削
るときは、その一部を削り取ってもよいし、全部を削り
取ってもよい。図6(B)はジュート糸の一部(上半
分)を削った例、(C)はジュート糸10aを全部削り
取った例を示す。図6(B)の場合は、リノリウム材1
0の表面は削られないが、(C)の場合は表面の一部が
ジュート糸10とともに削られる。ジュート糸10aを
多く除去するほどジュート糸の影響を小さくすることが
できる。
【0020】次に以上のようにジュート糸を除去したリ
ノリウム材を定寸加工する方法について説明する。一般
に生産されているリノリウム材は、2.0mm、2.5m
m、3.2mmの厚みを有し、2000mm幅、長さ10m
〜30mで、ロール状に供給されている。キャリアとし
ては、約0.5mm〜0.8mm程度のジュート糸が2〜3
mmの格子状に編まれて構成されている。この種のリノリ
ウム材を用いて900mm角等の定寸の床材を製造する方
法について述べる。
【0021】まず、既に述べた方法によってジュート糸
を一部または全部除去し(ステップ601)、次に予備
裁断する(ステップ602)。予備裁断では例えば12
00mm程度の長さに切断する。次いで塗工機を用いて、
ジュート糸面に接着剤を塗布して(ステップ603)、
形状安定部材を貼付する(ステップ604)。接着剤は
予め形状安定部材に塗布しておいてもよい。
【0022】形状安定部材としてはガラス繊維を縦横に
織って構成したものを使用することができる。それによ
り、縦方向および横方向の伸縮を押え、形状安定性の高
いものとなる。より具体的には、形状安定部材として例
えば三井化学株式会社製の長繊維強化熱可塑性樹脂複合
材「プレグロン」(商標名)を使用する。「プレグロ
ン」はガラス繊維を一方向または直交状に配置して、そ
れにポリプロピレン樹脂を含ませたシート状新素材であ
る。このような素材を裏張りすることにより、可撓性に
富むとともに、湿気、水、熱に対して極めて強い(伸縮
しない)床材となり、特に、床暖房等に使用したり床下
地の比較的悪い条件下でも使用できる床材となる。
【0023】次に板状またはシート状部材としてのポリ
エステル不織布を接着剤等によって接合する(ステップ
605)。
【0024】その後、リノリウム材と形状安定部材と板
状またはシート状部材とをプレスし(ステップ60
6)、調質、養生する(ステップ607)。例えば多段
式の乾燥保温庫に収容して所定の温度にて所定時間保管
する。次に超音波カッター等を用いて定寸法に切断し
(ステップ608)、最後に梱包して出荷する(ステッ
プ609)。
【0025】でき上がった床材は、図8の断面図に示す
ように、ジュート糸を除去したリノリウム材1と、ガラ
ス繊維材3と、ポリエステル不織布5の三層構造にな
る。
【0026】以上の方法によれば、リノリウム材からジ
ュート糸を一部または全部除去し形状安定部材を接合す
るので、ジュート糸による伸縮をなくすることができ、
したがって寸法安定性のあるリノリウム材を提供するこ
とができる。
【0027】さらに、板状またはシート状部材を接合し
たことにより、より使用しやすいリノリウム材となる。
たとえば、図8に示すように板状またはシート状部材と
して厚目のポリエステル不織布5を使用することによ
り、置敷きタイルとして好適な床材となる。また、厚目
の板状またはシート状部材を使用しているため歩行感が
良く、また熱変形しないで保温性に富むので、床暖房等
に使用する床材として好適である。なお図8の床材の不
織布3の下面に弱粘着剤を塗布してもよい。
【0028】板状またはシート状部材として導電性シー
ト(炭素繊維を含む板材またはシート材等)を使用すれ
ば静電気防止効果の高い床材を提供することができる。
図9はその一例を示し、この床材は、ジュート糸を除去
したリノリウム材1と、ガラス繊維材7と、炭素繊維を
含む導電性シート9とを接合して構成されている。形状
安定部材としてのガラス繊維材7には図11に示すよう
に、適当な間隔で開口7aが形成され、この開口7aを
通してリノリウム材1と導電性シート9とが接触し、リ
ノリウム材1上で帯電した静電気は導電性シート9を伝
わって放電される。
【0029】近年、金属板等により高床を形成したOA
対応型二重床が知られているが、この種の金属床の上に
敷設するものとして、図9に示す静電気防止効果の高い
床材が好適である。
【0030】図11,12は本発明の第2の実施形態を
示し、この例は、定寸幅長尺シート(例えば1800mm
×9m)のリノリウム材11に関する。リノリウム材1
1の全面のジュート糸を除去するのではなく、端部11
aと中間部11bのジュート糸のみを除去し、その部分
に形状安定部材であるガラス繊維材13を接合する。ガ
ス繊維材13およびリノリウム材11のジュート糸を除
去していない部分には図8の例と同様にポリエステル不
織布5を接合する。
【0031】以上のようにすれば、リノリウム材11の
端部および中間部においてリノリウム材の伸縮を防止す
るので、全体の寸法安定性が向上する。さらに、ジュー
ト除去工程および形状安定部材の貼付工程の時間を短縮
することができ、形状安定部材の使用量も減少するの
で、低コストの床材を提供することができる。
【0032】図13は本発明の第3の実施形態を示し、
この例は、リノリウム長尺シートを長尺ロールのまま加
工する例を示す。
【0033】図13において、まず既に述べた方法によ
ってジュート糸を一部または全部除去し(ステップ70
1)、次いで塗工機を用いて、ジュート糸面に接着剤を
塗布して(ステップ702)、形状安定部材を貼付する
(ステップ703)。接着剤は予め形状安定部材に塗布
しておいてもよい。形状安定部材は図7の例と同様であ
る。
【0034】次に板状またはシート状部材としてのポリ
エステル不織布を接着剤等によって接合し(ステップ7
04)、リノリウム材と形状安定部材と板状またはシー
ト状部材とをヒートロールプレスによって接合し(ステ
ップ705)、調質、養生する(ステップ706)。例
えば多段式の乾燥保温庫に収容して所定の温度にて所定
時間保管する。次にリノリウム材を定寸幅(1800m
m、1200mm等)に裁断して耳を落とし(ステップ7
07)、再びロール状に巻戻して梱包する(ステップ7
08)。
【0035】板状またはシート状部材としては、その他
にも天然素材であるコルク、天然ゴム、導電性カーボン
シート、金属プレート、スチレンボード、ファイバーボ
ード等またはそれらの組み合わせを使用することがで
き、これらを使用すると、各素材の特質に応じて保温効
果、防音効果、制電効果、良好な歩行感等が得られる。
【0036】また、板状またはシート状部材は、必要に
応じて多層で構成してもよい。例えば、板状でアクリル
を含浸した不織布をガラス繊維シートでサンドイッチ状
に挟み、その下部にコルク材を接合するようにしてもよ
く、そうすると、強度、寸法精度、保温効果、防音効果
が一層高められるという効果が得られる。
【0037】また、ジュートを除去したリノリウム材を
L字形に折り曲げ、その折り曲げた部分に予めL字形に
加工された金属プレート(アルミニウム、銅等)を接着
し、さらに形状安定部材を裏面より積層することにより
L字形のリノリウム材を製作することも可能である。こ
れは、特に雑菌などの発生を防止したい病院等の床面と
壁面との接合面にL型幅木(折り上げ幅木)として利用
すれば、壁面と床面との境界面が継ぎ目なしで構成する
ことができ、極めて効果的である。形状安定部材は、リ
ノリウム材と金属プレートとの間に接合するようにして
もよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
糸状キャリアを有するリノリウム材のうちキャリアの一
部または全部を除去し形状安定部材を接合したので、リ
ノリウム材の変形を防止することができる。また板状ま
たはシート状部材を接合したので、より付加価値の高い
リノリウム材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリノリウム加工方法を説明する図であ
る。
【図2】ジュート糸除去装置の一例を示す図である。
【図3】ジュート糸除去装置の一例を示す図である。
【図4】ジュート糸除去装置の一例を示す図である。
【図5】ジュート糸除去装置の一例を示す図である。
【図6】ジュート糸の除去について説明する断面図であ
る。
【図7】リノリウム材の加工方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】リノリウム材の一加工例の断面図である。
【図9】リノリウム材の別の加工例の断面図である。
【図10】形状安定部材の一例の斜視図である。
【図11】リノリウム材のジュート糸の除去方法の一例
を示す平面図である。
【図12】リノリウム材の一加工例の断面図である。
【図13】リノリウム材の加工方法の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】 1,10,11 リノリウム材 3,7,13 形状安定部材 5,9 板状またはシート状部材 10a ジュート糸 69,71 ジュート糸除去装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸状キャリアを有するリノリウム材のう
    ち前記キャリアの一部または全部を除去し、除去した部
    分に形状安定部材を接合し、その上に板状またはシート
    状部材を接合したことを特徴とするリノリウム材。
  2. 【請求項2】 糸状キャリアを有するリノリウム材のう
    ち前記キャリアの一部または全部を除去し、除去した部
    分に形状安定部材を接合し、その上に板状またはシート
    状部材を接合し、その後前記接合したリノリウム材、形
    状安定部材、板状またはシート状部材を所定寸法に裁断
    することを特徴とするリノリウム材の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記形状安定部材がガラス繊維材であ
    り、前記板状またはシート状部材が不織布、コルク、ゴ
    ム、導電性シート、金属プレート、スチレンボードまた
    はファイバーボードまたはそれらの組み合わせから成る
    請求項1に記載のリノリウム材。
  4. 【請求項4】 糸状キャリアを有するリノリウム材のう
    ち前記キャリアの一部または全部を除去し、前記キャリ
    アを除去した部分をL字形に折り曲げ、その折り曲げた
    部分にL字形の金属プレートを接合し、その上に形状安
    定部材を接合するか、または前記リノリウム材と前記金
    属プレートとの間に形状安定部材を接合したことを特徴
    とするリノリウム材。
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