JPH0445870Y2 - - Google Patents
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- JPH0445870Y2 JPH0445870Y2 JP17521987U JP17521987U JPH0445870Y2 JP H0445870 Y2 JPH0445870 Y2 JP H0445870Y2 JP 17521987 U JP17521987 U JP 17521987U JP 17521987 U JP17521987 U JP 17521987U JP H0445870 Y2 JPH0445870 Y2 JP H0445870Y2
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- JP
- Japan
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- layer
- cork
- glass fiber
- plastic foam
- interior material
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコルク層が表面に配せられている内装
材に関するものである。
材に関するものである。
コルク層が表面に配せられている内装材は、ポ
リ塩化ビニルシート等のプラスチツクシートを主
体とする内装材に代つて天然材料感を有するもの
として最近脚光を浴びつつある内装材である。し
かしコルク層は湿度や温度の変化によつて膨脹や
収縮し易いと言う欠点がある。
リ塩化ビニルシート等のプラスチツクシートを主
体とする内装材に代つて天然材料感を有するもの
として最近脚光を浴びつつある内装材である。し
かしコルク層は湿度や温度の変化によつて膨脹や
収縮し易いと言う欠点がある。
従来はコルク層の膨脹や収縮を防止し寸法安定
性を付与するためにコルク層にガラス繊維層を裏
打ちする構成の内装材が提供されていた（特開昭
57−180745号）。上記構成はコルク層の寸法変化
を寸法安定性の良好なガラス繊維層によつて防止
することを糸図するものである。
性を付与するためにコルク層にガラス繊維層を裏
打ちする構成の内装材が提供されていた（特開昭
57−180745号）。上記構成はコルク層の寸法変化
を寸法安定性の良好なガラス繊維層によつて防止
することを糸図するものである。
しかしながら上記従来構成ではコルク層とガラ
ス繊維層との膨脹収縮率の差が大きく、湿度変化
や温度変化により上記内装材に反りを生ずると言
う問題点があつた。通常上記反りとなり、内装材
の周縁がめくれ上る結果となる。
ス繊維層との膨脹収縮率の差が大きく、湿度変化
や温度変化により上記内装材に反りを生ずると言
う問題点があつた。通常上記反りとなり、内装材
の周縁がめくれ上る結果となる。
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、コルク層１と、該コルク層１に裏打ちされる
ガラス繊維層２と、該ガラス繊維層２裏面に積層
されるプラスチツク発砲体層３とからなる内装材
４を提供するものである。
て、コルク層１と、該コルク層１に裏打ちされる
ガラス繊維層２と、該ガラス繊維層２裏面に積層
されるプラスチツク発砲体層３とからなる内装材
４を提供するものである。
上記本考案で用いられるコルク層とはコルクを
スライスしてシート状にしたもの、あるいはコル
ク小片を合成重視結着剤で結着したブロツクをス
ライスしてシート状にしたものである。
スライスしてシート状にしたもの、あるいはコル
ク小片を合成重視結着剤で結着したブロツクをス
ライスしてシート状にしたものである。
上記本考案で用いられるガラス繊維層とはガラ
ス繊維の不織物あるいは編織物またはガラス繊維
ペーパー等である。
ス繊維の不織物あるいは編織物またはガラス繊維
ペーパー等である。
上記本考案で用いられるプラスチツク発泡体層
とはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、スチレン−
ブタジエン共重合体、ポリウレタン等のプラスチ
ツク発泡体層である。
とはポリ塩化ビニル、ポリエチレン、スチレン−
ブタジエン共重合体、ポリウレタン等のプラスチ
ツク発泡体層である。
上記コルク層は通常厚み１〜３mm、望ましくは
1.5〜２mm、密度は0.2〜0.6g／cm3、ガラス繊維層
は通常目付15〜70g／m2、望ましくは25〜40g／
m2、プラスチツク発泡体層は通常厚み２〜７mm、
望ましくは３〜５mm、密度は0.4〜1.0g／cm3、望
ましくは0.6〜0.9g／cm3程度とされる。
1.5〜２mm、密度は0.2〜0.6g／cm3、ガラス繊維層
は通常目付15〜70g／m2、望ましくは25〜40g／
m2、プラスチツク発泡体層は通常厚み２〜７mm、
望ましくは３〜５mm、密度は0.4〜1.0g／cm3、望
ましくは0.6〜0.9g／cm3程度とされる。
本考案は上記構成を有するから、コルク層の寸
法変化は寸法安定性の高いガラス繊維層によつて
防止される。またプラスチツク発泡体層は湿度変
化や温度変化による膨脹収縮率はほぼコルク層と
同等であるからガラス繊維層をはさんでコルク層
とプラスチツク発泡体層とを積層する時、コルク
層とプラスチツク発泡体層との変形が打消し合つ
て内装剤の反りを防止する。更にプラスチツク発
泡体層は内装剤にクツシヨン性を与える。
法変化は寸法安定性の高いガラス繊維層によつて
防止される。またプラスチツク発泡体層は湿度変
化や温度変化による膨脹収縮率はほぼコルク層と
同等であるからガラス繊維層をはさんでコルク層
とプラスチツク発泡体層とを積層する時、コルク
層とプラスチツク発泡体層との変形が打消し合つ
て内装剤の反りを防止する。更にプラスチツク発
泡体層は内装剤にクツシヨン性を与える。
したがつて本考案においてはコルク層とプラス
チツク発泡体層との変形の打消しにより内装材は
湿度変化や温度変化による反りの発生が防止され
またプラスチツク発泡体層のクツシヨン性により
コルク層の厚みを薄くしてもクツシヨン性は良好
に保持され、その結果コルク層を薄いものとして
コルク層の変形にともなう応力を減小せしめるこ
とによりガラス繊維層の寸法安定化効果を向上せ
しめることが出来る。またプラスチツク発泡体層
は基材に対する密着性が良好で基材と内装材との
強固な接着性が得られる。更にコルク層とプラス
チツク発泡体層とが相剰して本考案の内装材は良
好な断熱遮音性を有する。
チツク発泡体層との変形の打消しにより内装材は
湿度変化や温度変化による反りの発生が防止され
またプラスチツク発泡体層のクツシヨン性により
コルク層の厚みを薄くしてもクツシヨン性は良好
に保持され、その結果コルク層を薄いものとして
コルク層の変形にともなう応力を減小せしめるこ
とによりガラス繊維層の寸法安定化効果を向上せ
しめることが出来る。またプラスチツク発泡体層
は基材に対する密着性が良好で基材と内装材との
強固な接着性が得られる。更にコルク層とプラス
チツク発泡体層とが相剰して本考案の内装材は良
好な断熱遮音性を有する。
本考案を第１図に示す一実施例によつて説明す
れば、１はコルク層であり該コルク層はコルク小
片にスチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体等の合成ゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、ア
クリル樹脂等の熱可塑性合成樹脂、フエノール樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性合
成樹脂等の合成樹脂結着剤を混合して所望なれば
加熱して押圧することにより成形したブロツクを
シート状にスライスしたものである。２はガラス
繊維不織布からなるガラス繊維層である。３はポ
リ塩化ビニル発泡体からなるプラスチツク発泡体
層である。
れば、１はコルク層であり該コルク層はコルク小
片にスチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニ
トリル−ブタジエン共重合体等の合成ゴム、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル樹脂、ア
クリル樹脂等の熱可塑性合成樹脂、フエノール樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性合
成樹脂等の合成樹脂結着剤を混合して所望なれば
加熱して押圧することにより成形したブロツクを
シート状にスライスしたものである。２はガラス
繊維不織布からなるガラス繊維層である。３はポ
リ塩化ビニル発泡体からなるプラスチツク発泡体
層である。
上記内装材４を製造するには例えばガラス繊維
層２裏面に発泡性ポリ塩化ビニルペーストを塗布
して加熱発泡ゲル化せしめ、その後ガラス繊維層
３表面にコルク層１をエチレン−酢酸ビニル共重
合体、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体等の合成樹脂系接着剤あるいは合
成ゴム系接着剤によつて接着する。該コルク層１
には更にアクリル樹脂、ウレタン樹脂、あるいは
アクリル系やウレタン系の感光性合成樹脂によつ
て表面コートが施されてもよい。
層２裏面に発泡性ポリ塩化ビニルペーストを塗布
して加熱発泡ゲル化せしめ、その後ガラス繊維層
３表面にコルク層１をエチレン−酢酸ビニル共重
合体、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体等の合成樹脂系接着剤あるいは合
成ゴム系接着剤によつて接着する。該コルク層１
には更にアクリル樹脂、ウレタン樹脂、あるいは
アクリル系やウレタン系の感光性合成樹脂によつ
て表面コートが施されてもよい。
第１図は本考案の一実施例の断面図である。
図中、１……コルク層、２……ガラス繊維層、
３……プラスチツク発泡体層、４……内装材。
３……プラスチツク発泡体層、４……内装材。
Claims (1)
- コルク層と、該コクル層に裏打ちされるガラス
繊維層と、該ガラス繊維層裏面に積層されるプラ
スチツク発泡体層とからなることを特徴とする内
装材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17521987U JPH0445870Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17521987U JPH0445870Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180326U JPH0180326U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0445870Y2 true JPH0445870Y2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=31467025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17521987U Expired JPH0445870Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0445870Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP17521987U patent/JPH0445870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180326U (ja) | 1989-05-30 |
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