JP3090531B2 - 電子式キャッシュレジスタのコインケース - Google Patents

電子式キャッシュレジスタのコインケース

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JP3090531B2
JP3090531B2 JP04091066A JP9106692A JP3090531B2 JP 3090531 B2 JP3090531 B2 JP 3090531B2 JP 04091066 A JP04091066 A JP 04091066A JP 9106692 A JP9106692 A JP 9106692A JP 3090531 B2 JP3090531 B2 JP 3090531B2
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JP
Japan
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coin
coins
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cash register
case
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譲治 藤巻
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単体で若しくはPOS
(販売時点情報管理)ターミナルとして用いられる電子
式キャッシュレジスタのドロワ内に設置されるコインケ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な電子式キャッシュレジス
タの外観を示す斜視図であって、レジスタ本体1の正面
に置数キー,金額キー,小計キー,合計キー等の各種キ
ーが配設されたキーボード2と、「登録」「精算」「設
定」等の各種業務モードを選択するためのモードスイッ
チ3が設けられており、上面にオペレータ用及び客用の
各表示器4,5が取付けられており、下面に現金等を収
納するためのドロワ6が設置されている。またレシート
等に印字を行うためのプリンタ7がレジスタ本体1に内
蔵されており、このプリンタ7によって印字されたレシ
ートはレジスタ本体1の正面に形成されたレシート発行
口8から発行されるようになっている。
【0003】前記ドロワ6は、例えば合計キーのキー入
力に応動して図示しないドロワ開放機構の作用により自
動的に前面に突出するようになっており、このドロワ6
の内部には図4に示すように手前側にコインケース9
が、奥側に紙幣ケース10がそれぞれ設置されている。
【0004】ここで、従来のこの種のコインケース9
は、硬貨の種類(1円硬貨,5円硬貨,10円硬貨,5
0円硬貨,100円硬貨,500円硬貨等)に合わせて
複数のコイン収納部9a,9b,9c,9d,9e,9
fが形成されていた。また、各コイン収納部9a〜9f
の底面はそれぞれ平板状になっており、硬貨が種別に区
分けされて不規則に入れられていた。
【0005】ところで、一般に電子式キャッシュレジス
タは現金の授受に関するデータ処理が発生する毎にドロ
ワ6内に収納されているべき現金の合計額を計算して記
憶する機能を有している。
【0006】そこで、電子式キャッシュレジスタのオペ
レータは、適時ドロワ6内に収納されている現金を数え
て合計額を算出し、電子式キャッシュレジスタの内部で
記憶管理されている合計額と照合して、現金の授受にミ
スが発生していないかをチェックしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のコインケース9は、上述したように各コイン収
納部9a〜9fの内部に硬貨が不規則に入れられていた
ため、ドロワ内の現金の合計額を算出する業務の際にオ
ペレータは各コイン収納部9a〜9fから順次硬貨を取
出してその枚数を数えなければならない面倒があった。
【0008】硬貨の枚数を自動的に数える専用機器を用
いれば枚数を数える手間は省略できるが、この場合には
ドロワ内の現金の合計額を算出する業務が発生する毎に
専用機器を用意しなければならない面倒が新たに生じる
上、依然として各コイン収納皿9a〜9fから順次硬貨
を取出さなければならない面倒は残っていた。
【0009】そこで本発明は、各コイン収納部にそれぞ
れ種別に収納された硬貨の枚数を、該コイン収納部から
硬貨を取出すことなく計数できる電子式キャッシュレジ
スタのドロワケースを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面が開放さ
れた直方体のコインケース本体の内部を長手方向に所定
間隔で仕切って複数のコイン収納部を形成してなる電子
式キャッシュレジスタのコインケースにおいて、各コイ
ン収納部の底面に、それぞれ該コイン収納部に収納され
る硬貨の半径とほぼ等しい半径を有する円弧状の溝を複
数列形成しかつ各溝の両端に段部を形成して各溝にそれ
ぞれ硬貨を立てた状態で並べられるようにするととも
に、各コイン収納部の前面及び背面をそれぞれ外側に広
がるように湾曲させたものである。
【0011】
【作用】このような構成の本発明であれば、各コイン収
納部の底面に形成された円弧状の溝に、それぞれ該当す
る種類の硬貨を立てた状態で並べられる。ここで、1つ
の溝に並べることができる硬貨の最大枚数は、その溝の
長さと硬貨の厚みとによって一義的に決まる。従って、
1つのコイン収納部に収納されている硬貨の枚数を数え
る場合には、硬貨が最大枚数まで並べられた溝の数に最
大枚数を乗じた値と、残りの硬貨の枚数とを加算すれば
よい。また、各コイン収納部の前面及び背面はそれぞれ
外側に広がるように湾曲しているので、硬貨の収納及び
取出しが容易である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図1はこの実施例におけるドロワケースの
概略を示す斜視図、図2(a)は図1に示すドロワケー
スのA−A矢視縦断面の要部を示す図、同図(b)は同
ドロワケースのB−B矢視縦断面を示す図である。
【0014】このドロワケースは、上面が開放された直
方体のコインケース本体11の内部を、長手方向に所定
間隔で複数枚の仕切り板12で仕切って複数のコイン収
納部13を形成している。この各コイン収納部13に
は、それぞれ円形の硬貨14(1円硬貨,5円硬貨,1
0円硬貨,50円硬貨,100円硬貨,500円硬貨
等)が種別に区分けされて収納される。
【0015】各コイン収納部13の底面15には、コイ
ンケース本体11の幅方向に3列の溝16が形成されて
いる。各溝16は、それぞれ該コイン収納部13に収納
される硬貨14の半径とほぼ等しい半径を有する円弧状
をなしている。また、各溝16の両端には該溝16の深
さよりも若干低い段部17,18がそれぞれ形成されて
いる。
【0016】各コイン収納部13の前面19及び背面2
0はそれぞれ外側に広がるように湾曲しており、硬貨1
4の収納及び取出しを容易にしている。
【0017】このように構成されたドロワケースは、図
3に示すような電子式キャッシュレジスタにおけるドロ
ワ6の内部に設置される。そして、各コイン収納部13
にはそれぞれ硬貨14が種別に区分けされて収納される
ことになる。
【0018】この場合において、各コイン収納部13で
は底面15に形成された円弧状の溝16に、それぞれ該
当する種類の硬貨14が立てた状態で並べられる。な
お、各溝16の両端は段部17,18になっているの
で、硬貨14の列は崩れにくい。
【0019】ここで、1つの溝16に並べることができ
る硬貨14の最大枚数は、その溝16の長さと硬貨14
の厚みとによって一義的に決まる。従って、1つのコイ
ン収納部13に収納されている硬貨14の枚数を数える
場合には、硬貨14が最大枚数まで並べられた溝16の
数に最大枚数を乗じた値と、残りの硬貨14の枚数とを
加算すればよい。
【0020】従って、ドロワ6内の現金の合計額を算出
する業務が発生した場合にも、本実施例のコインケース
であればコイン収納部13から硬貨14を取り出した
り、専用の機器を用いなくても、各コイン収納部13に
それぞれ種別に収納されている硬貨14の枚数を容易に
計数できるので、作業効率を向上できる。また、硬貨1
4の枚数を数える専用機器が不要になるので、コストも
低減できる。
【0021】なお、前記実施例では1つのコイン収納部
13に溝16を3本形成したが、溝の数は特にこれに限
定されるものではなく、2本でもまた4本以上でもよ
い。
【0022】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
コイン収納部の底面に形成された円弧状の溝にそれぞれ
該当する種類の硬貨を立てた状態で並べられるので、各
コイン収納部にそれぞれ種別に収納された硬貨の枚数を
該コイン収納部から硬貨を取出すことなく計数できる
上、各コイン収納部の前面及び背面がそれぞれ外側に広
がるように湾曲しているので、硬貨の収納及び取出しを
容易に行うことができる電子式キャッシュレジスタのド
ロワケースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるドロワケースの概
略を示す斜視図。
【図2】 図1に示すドロワケースのA−A矢視縦断面
の要部及びB−B矢視縦断面を示す図。
【図3】 一般的な電子式キャッシュレジスタの外観を
示す斜視図。
【図4】 図3に示すドロワの内部構成を示す斜視図。
【符号の説明】
6…ドロワ、11…コインケース本体、12…仕切り
板、13…コイン収納部、15…底面、16…溝、1
7,18…段部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放された直方体のコインケース
    本体の内部を長手方向に所定間隔で仕切って複数のコイ
    ン収納部を形成してなる電子式キャッシュレジスタのコ
    インケースにおいて、各コイン収納部の底面に、それぞ
    れ該コイン収納部に収納される硬貨の半径とほぼ等しい
    半径を有する円弧状の溝を複数列形成しかつ各溝の両端
    に段部を形成して各溝にそれぞれ硬貨を立てた状態で並
    べられるようにするとともに、各コイン収納部の前面及
    び背面をそれぞれ外側に広がるように湾曲させたことを
    特徴とする電子式キャッシュレジスタのコインケース。
JP04091066A 1992-04-10 1992-04-10 電子式キャッシュレジスタのコインケース Expired - Lifetime JP3090531B2 (ja)

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JPH05290271A JPH05290271A (ja) 1993-11-05
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