JP3090512B2 - 生活シーン推定装置および空気調和機 - Google Patents

生活シーン推定装置および空気調和機

Info

Publication number
JP3090512B2
JP3090512B2 JP03285106A JP28510691A JP3090512B2 JP 3090512 B2 JP3090512 B2 JP 3090512B2 JP 03285106 A JP03285106 A JP 03285106A JP 28510691 A JP28510691 A JP 28510691A JP 3090512 B2 JP3090512 B2 JP 3090512B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
scene
life scene
life
living
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03285106A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05118612A (ja
Inventor
井 隆 行 今
田 武 彦 志
基 孫 中
嶺 育 雄 赤
水 真 清
原 克 彦 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP03285106A priority Critical patent/JP3090512B2/ja
Publication of JPH05118612A publication Critical patent/JPH05118612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3090512B2 publication Critical patent/JP3090512B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用の温熱環境、照
明、音、香りを提供する機器の制御において、生活シー
ン毎の運転方法の切り替えを自動的に行うようにするた
めの生活シーン推定装置およびこれを利用した空気調和
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に空気調和機の分野および照明
機器の分野において、室内における生活シーンに合わせ
た環境を提供する機器が商品化されているが、その多く
は生活シーン毎の運転の切り替えを利用者のスイッチ操
作により行っていた。また、赤外線センサーを用いて、
室内における熱物体の移動を検知しこれを居住者の入室
と考えて機器を作動させる装置や、特開平2−4910
2号公報に記載されているように、室内を複数の領域に
分けそれぞれの領域における熱物体の移動を検知する赤
外線センサーを用いて室内における在室者の位置を検出
し、その位置に向けて風向を調節する空気調和機などが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生活シーン切り替えを利用者の操作のみで行う方法で
は、日々の生活の中で生活シーンが変わる毎に機器を操
作しなくてはならず、利用者にとって面倒なものとな
り、その結果あまり使われず、機器に各生活シーン毎の
運転方法が用意されていても十分生かされていないとい
う課題があった。
【0004】また、熱物体の移動のみを赤外線センサー
で検知し機器の発停を行うものは、人間以外の物体にも
反応して機器の発停を行ってしまったり、人間が静止し
ている場合は検知されないという問題があった。
【0005】さらに、在室者の位置をする検出だけでは
その人が眠っているのか団らんをしているのかなど生活
シーンの区別がなく、それゆえこれら検知情報に基づく
機器の運転方法の切り替えも、在室者の居場所に対する
制御方法でしかないという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、人および環境に関する検知情報、時間要
素、部屋用途から自動的に生活シーンを推定することの
できる優れた生活シーン推定装置およびこれを利用した
空気調和機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の生活シーン推定装置は、少なくとも室内に
おける人の状態を検知する人検知手段と、室内環境を検
知するための環境検知手段と、これらの検知情報を基に
特徴量を抽出する特徴抽出手段と、部屋の用途を居住者
が予め設定する部屋用途設定手段と、前記特徴抽出手段
から得られた人間情報および環境情報からの特徴量と前
記部屋用途情報の少なくとも1つを入力パラメータとし
て生活シーンを部屋用途に応じて分類する生活シーン分
類手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成によって、本発明の生活シーン推定装
置は、一定時間の処理単位の中で、最初に複数回、人検
知手段と環境検知手段とで室内の在室者および環境状態
を計測する。一方、居住者から部屋用途を部屋用途設定
手段を用いて設定してもらう。部屋の用途は、居間型、
寝室型、ワンルームマンション型、客間型などがある。
次に特徴抽出手段により、在室者に関しては、特徴量と
して在室者の有無、人数、床面に対する位置、姿勢、活
動量を抽出し、環境に関しては、照明、補助暖房のオン
オフ状態などから検出した環境情報が在室者の部屋使用
に関する意思の現われであるかどうかを判断する。生活
シーン分類手段では、少なくとも現処理単位の中で得ら
れた特徴量を基に生活シーンを分類する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における
生活シーン推定装置の構成を示すものである。図1にお
いて、11は推定対象となる室内、12は室内11の人
間情報および環境情報を熱画像として検知するための焦
電型の赤外線センサー装置、13は環境情報としての室
内の照明状態を検知するための光センサー装置、14は
センサー情報から特徴量を抽出するための特徴抽出手
段、15は特徴抽出手段14の内部構成の一つである熱
画像処理部、16は環境情報から居住者の部屋使用の意
思を判断する環境知識化部、17は生活シーン分類手
段、18から21は生活シーン分類手段17の内部構成
で、18は過去の特徴量を記憶する特徴量記憶部、19
は特徴量から有用な室内の人間情報を(以下、室内人間
情報と呼ぶ。)演算するとともに、あらかじめ推定対象
となる生活シーンに対応させて、室内人間情報を主な変
数とする一次式を用意し、その一次式の値を計算する演
算部、20は部屋用途に応じて演算部19の一次式の係
数を定める係数設定部、21は各一次式の計算値を比較
し最大値を求め、最大値に対応する生活シーンを出力す
る比較部である。22は室内に設置されて居住者が任意
に設定可能な部屋用途設定スイッチ、23は季節を含む
時間情報を特徴抽出手段14および生活シーン分類手段
17に与える時計・カレンダー発生手段である。
【0010】次に、上記のように構成された生活シーン
推定装置についてその動作を説明する。なお、以下の動
作説明において、室内11を計測してから生活シーンを
確定するまでの一処理単位時間を30秒とし、また処理
単位時間内に取り込む熱画像の枚数を3枚とする。ま
ず、処理単位の中で最初に室内11の熱画像を赤外線セ
ンサー装置12により1秒毎に3枚連続的に取り込む。
また、光センサー装置13を用いて熱画像を取り込んだ
ときの室内の光の点灯状態を計測する。次に熱画像処理
部15で取り込んだおのおの3枚の熱画像について静止
画処理を行い、在室者の人数、床面に対する位置、姿勢
を特徴抽出する。人数の域値は0、1、2、3人以上と
する。床面に対する位置は、床面を9等分割し、各領域
に番号を付け、この番号を域値とする。姿勢は人毎に立
位、座位、臥位の3種類を識別する。次に、取り込んだ
熱画像のすべてについて順次連続する2枚の熱画像から
得られた床面に対する在室者の位置の変化から人毎に在
室者の活動量を求める。活動量の単位は単位時間に移動
した距離すなわち速さとし、域値は静止、徒歩、早足と
する。また、熱画像からは環境情報として基準の床面を
決めるための部屋の広さの抽出および補助暖房の使用状
態すなわちオンオフを抽出する。次に環境知識化部16
では、光センサー装置13からの環境情報、時計・カレ
ンダー発生手段23からの時刻および熱画像処理部15
で抽出した補助暖房の使用状態から居住者の部屋使用意
思の有無や種類を判断する。人が不在で照明もしくは補
助暖房が動作している場合を部屋状態1、人が不在で照
明および補助暖房が動作して居ない状態を部屋状態2、
在室者がいて照明が消えた状態を部屋状態3、在室者が
居て照明もしくは日射が有る状態を部屋状態4とする。
これらの部屋状態は生活シーン推定のための一要素とな
る。
【0011】一方、居住者から部屋用途を部屋用途設定
スイッチ22により設定してもらう。部屋の用途は、居
間型、寝室型、ワンルームマンション型、客間型の4種
類である。ここで、居間型とは家族の公室として利用し
ている部屋のことである。寝室型は寝室および子供の勉
強部屋で個人の部屋として用い、就寝場所として利用す
る部屋を指す。ワンルームマンション型とはトイレや入
浴を除いてほとんど全ての生活行為が営まれ得る部屋を
指す。客間型とは、日常あまり使用しない部屋を指す。
以上がセンサ入力から特徴抽出によって得られる特徴量
と利用者の入力によって得られる情報である。
【0012】このようにして得られた特徴量はあくまで
30秒間の観測時間の中で得られる室内の情報でしかな
く、場合によっては実際2人いる人数が1人と判断され
るような観測誤差を含む可能性がある。また、室内のあ
る場所に静止している人がいるかいないか、また、観測
された室内移動が単なる一時的な移動なのか室内を動き
回っているのかなどについても一処理単位時間内の観測
データだけでは判断が不可能である。そこで生活シーン
を推定するためにより有用な室内人間情報を得るために
は一定時間、特徴量を記憶しこれら特徴量の時系列変動
から判断することが有効と考えられる。そこで、生活シ
ーン分類手段17では、最初に特徴量記憶部18で現時
点より前2分30秒間、すなわち5処理単位の特徴量を
常に記憶し、演算部19で合計3分間の特徴量から処理
単位時間にまたがる室内人間情報を演算する。ここでい
う室内人間情報とは、特徴量の人数からは代表人数を求
め、位置からは室内の静止者の状況を全員静止、全員活
動、一部静止で分類する。姿勢については一人一人につ
いて特徴抽出されるので、部屋全体としてどのような姿
勢がとられている割合が多いかを表わす指標として立位
度、座位度、臥位度を求める。活動量についても同様に
在室者一人一人について特徴量が求められるので、部屋
全体としての在室者の活動の度合いを表わす指標として
静止度、徒歩度、早足度を求める。
【0013】次に、これら室内人間情報と特徴量の関係
を述べる。代表人数は3分間の最大人数とし域値は0、
1、複数とする。ここで、最大値を代表値としたのは観
測誤差を補うためである。次に、在室者の位置移動につ
いては室内を図2(a)に示すように9等分割してそれ
ぞれに領域番号を対応させた場合、もし室内に複数の在
室者が居て全員が場所を動かないときは、図2(b)の
ように各領域番号に対する在室者が滞在した度数は当該
場所で最大値6をとり、それ以外はすべて0となる。す
なわち、ある領域番号の度数が最大値をとり、他の領域
番号が0のとき「全員静止」は1としそれ以外は0とす
る。次に、室内に複数の在室者が居て一人だけ静止し他
の人は動き回っている場合は、図2(c)に示すように
ある領域番号のみが最大値をとりそれ以外の領域番号で
少なくとも0以外の値をとることとなる。この場合、
「一部静止」は1としそれ以外は0とする。またどこに
も静止者が居ないときは、図2(d)のようにどの領域
番号も最大値をとらず、また少なくとも度数0以外の領
域番号が存在する。この場合、「全員活動」は1としそ
れ以外は0とする。
【0014】次に、姿勢から求める室内人間情報に関し
て説明する。図3(a)は、始め3人の在室者が居て後
に1人になったときの各処理単位時間毎に得られた姿勢
を表わすものである。Aを立位、Bを座位、Cを臥位と
する。この場合、室内でどのような姿勢がとられること
が多かったかを示す指標として延べ人数を分母とし、各
姿勢のとられた回数を人数分カウントした値を分子とす
る値を用いる。すなわち、この図3(a)の例では、立
位度は4/14、座位度は8/14、臥位度は2/14
である。
【0015】次に、活動量から求める室内人間情報につ
いて説明する。図3(b)は、始め3人在室者が居て後
に1人になったときの各処理単位時間毎に得られた活動
量を表わすものである。Aを静止、Bを徒歩、Cを早足
とする。この場合、室内でどのような動きがとられるこ
とが多かったかを示す指標として延べ人数を分母とし、
各活動量のとられた回数を人数分カウントした値を分子
とする値を用いる。すなわち、この図3(b)の例で
は、静止度は10/14、徒歩度は3/14、早足度は
1/14である。
【0016】以上のような方法で生活シーン推定に有用
な室内の人間情報を求める。生活シーン推定のために
は、上述した部屋状態および室内人間情報、部屋用途の
他に時間帯を用いる。時間帯は図4に示すようにあらか
じめ時刻をファジーのメンバーシップ関数で朝、昼、夕
方、夜の4つの時間帯と関連付け、ある時刻が得られた
ときどの時間帯にどの程度属しているかを0から1の数
値をによって帰属度として得られるようにしておく。こ
こで、ファジー集合を用いたのは、その境界時刻を明確
定められないことによる。
【0017】次に、図5に推定対象となる生活シーンと
その意味を示す。ここで、生活シーンの移り変わりを考
えた場合、番号7の就寝、番号8の起床、番号9の退
室、番号10の入室は番号1〜番号6までのシーンが推
定された場合、シーンの変化として考えられる。そこ
で、分類対象とする生活シーンを番号1から番号6とす
る。さて、演算部19では、推定対象となる生活シーン
の数だけ一次式を用意する。この一次式をYn (n 1...
k )、変数をXi(i=1...p )、係数をAniとする。た
だし、kは推定対象となる生活シーンの個数であり、こ
こでは6である。以下にn番目の生活シーンを表わす一
次式を示す。 Yn =Anp・Xp +An(p-1)・X(p-1) +・・・・An1・X1 +An0 ・・・(1) ここで、変数Xi は熱画像処理部15で求めた室内人間
情報、環境知識化部16で求めた部屋状態および時間帯
である。全ての変数Xi は0から1の値をとり、個数す
なわちpは20である。図6に一次式の変数の一覧を示
す。係数Aniは係数設定部20であらかじめ定める。係
数の定め方は、各変数のラベルの意味が推定対象となる
生活シーンにどの程度重要性を持つかという観点から、
0から1までの実数で定める。また定数項An0は部屋用
途設定スイッチ23から得られる部屋用途に応じて定め
る。これは、部屋用途に応じて発生し易い生活シーンと
発生しにくい生活シーンを、計測以前に決めてしまうた
めである。このようにして定めた上記6個の一次式Yn
について演算部19では一処理単位時間毎に演算を行
う。そして、比較部21でまず、これらk個の一次式の
最大となるnの値を求め、次にnに対応する生活シーン
と現在の生活シーンの関係で図5の番号7から番号10
までの変化条件に該当するか否かをチェックし、該当す
ればその番号の生活シーンを出力し、該当しなければn
に対応する生活シーンを最終的に出力する。
【0018】図7(a)に本実施例の6つの生活シーン
に対応する一次式の係数と定数項を示す。定数項は、居
間の部屋用途に対応する値を設定してある。ここで、4
つのケースを基に一次式の値がどのような形で得られる
かを説明する。図7(b)はそれぞれのケースに対応す
る一次式の変数である。最初にケース1では一人が在室
し、ほとんど動いていないが姿勢が座位または臥位の場
合である。この場合図7(c)のケース1に示すように
Y3の「まなび」が6.07、Y5の「団らん」が6.06と可
能性も高いが、Y4の「くつろぎ」が6.95となり妥当な
推定を行っている。図7(c)のケース2は、夕方の在
室者がいない状況である。ケース2の結果では、Y6の
「活動的家事」が2.80と高いが、「不在」が最大の3.4
となり妥当な推定を行っている。ケース3およびケース
4では夜間、在室者が1人いて、照明を消し、それ以降
動きがだんだん少なくなる状況を表わしたものである。
ケース3ではまだ動きや姿勢の変化があるため、場所が
居間ということもあってY4の「くつろぎ」が5.21と最
も高い。しかし、時間の経過とともに動きがなくなり姿
勢も臥位のみになったとき、ケース4に示すようにY2
の「睡眠」が6.1 となりY4の「くつろぎ」5.6 を上回
り、眠ってしまったと推定する。
【0019】以上のように本実施例によれば、赤外線セ
ンサー装置12、光センサー装置13および熱画像処理
部15を設けることで在室者に関する詳細な精度良い抽
出が可能となり、また部屋の使用、不使用状態を環境情
報と環境知識化部16から得ることで、在室者が短時間
部屋を空けただけで、単純に生活シーンを不在とするよ
うな人の動きに過敏に反応し過ぎる生活シーンの出力を
避けることができる。また部屋用途設定スイッチ22を
設けることで、生活シーン分類手段19の中で部屋用途
に応じて発生し易い生活シーンと発生しにくい生活シー
ンをあらかじめ分けることができ、さらに時間帯を生活
シーン推定のための要素とすることで、誤りの少ない生
活シーンの推定が可能となる。
【0020】また、このような生活シーン推定装置を空
気調和機の制御部に組み込むことにより、より細かな空
調制御を行なうことができる。特に、本願出願人が先に
出願した特願平3−216847号明細書に記載した
「空気調和機制御装置」に本装置を組み込み、本装置の
出力をそれぞれ「操作内容推測手段」および「学習手
段」に入力することにより、より快適な自動空調運転を
実現することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、少なくとも人検
知手段、環境検知手段、特徴抽出手段、部屋用途設定手
、生活シーン分類手段を設けることにより在室者に関
する詳細かつ精度良い情報を抽出し、生活実態にあった
生活シーンを出力することができる優れた生活シーン推
定装置およびこれを利用した空気調和機を実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における生活シーン推定装置
の構成を示す概略ブロック図
【図2】(a)同実施例における室内領域分割を示す模
式図 (b)同実施例における全員静止の場合の領域番号別ヒ
ストグラム (c)同実施例における一部静止の場合の領域番号別ヒ
ストグラム (d)同実施例における全員活動の場合の領域番号別ヒ
ストグラム
【図3】(a)同実施例における姿勢変化を示す状態変
移図 (b)同実施例における活動量変化を示す状態変移図
【図4】同実施例における時間帯を表わすメンバーシッ
プ関数のグラフ
【図5】同実施例における推定対象となる生活シーンの
一覧図
【図6】同実施例における一次式の変数の一覧図
【図7】(a)同実施例における一次式の係数の一覧図 (b)同実施例における一次式の変数の一覧図 (c)同実施例における一次式の値の一覧図
【符号の説明】
11 室内 12 赤外線センサー装置(人検知手段) 13 光センサー装置(環境検知手段) 14 特徴抽出手段 15 熱画像処理部 16 環境知識化部 17 生活シーン分類手段 18 特徴量記憶部 19 演算部 20 係数設定部 21 比較部 22 部屋用途設定スイッチ 23 時計・カレンダー発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤 嶺 育 雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 清 水 真 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤 原 克 彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−108145(JP,A) 特開 平2−254247(JP,A) 特開 平3−170741(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内における人間情報を検知する人検知
    手段と、室内における環境情報を検知する環境検知手段
    と、検知された人間情報および環境情報から特徴となる
    量を抽出する特徴抽出手段と、部屋の用途を居住者が予
    め設定する部屋用途設定手段と、前記特徴抽出手段から
    得られた人間情報および環境情報からの特徴量と前記部
    屋用途情報の少なくとも1つを入力パラメータとして生
    活シーンを部屋用途に応じて分類する生活シーン分類手
    段とを備えた生活シーン推定装置。
  2. 【請求項2】 月、曜日および時刻を得るための時計・
    カレンダー発生手段を備えた請求項1記載の生活シーン
    推定装置。
  3. 【請求項3】 部屋用途設定手段により設定可能な用途
    が、居間型、寝室型、ワンルームマンション型、客間型
    であることを特徴とする請求項1記載の生活シーン推定
    装置。
  4. 【請求項4】 人検知手段が室内の熱画像を取り込む焦
    電型の赤外線センサー装置であり、特徴抽出手段により
    在室者の有無、人数、床面に対する位置、姿勢、動きを
    熱画像から特徴抽出することを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の生活シーン推定装置。
  5. 【請求項5】 生活シーン分類手段が過去の特徴量を記
    憶する特徴量記憶部と、推定対象となる生活シーンに対
    応し少なくとも特徴抽出手段から得られる特徴量を変数
    とするシーン判定のための関数値を計算する演算部と、
    この演算部で計算する関数の係数を定める係数設定部
    と、各生活シーン毎の関数の計算値を比較して関数に対
    応する生活シーンを出力する比較部とを有することを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載の生活シーン
    推定装置。
  6. 【請求項6】 生活シーン分類手段におけるシーン判定
    のための関数が一次式であり、この関数の入力変数が、
    少なくとも特徴抽出手段から得られる特徴量の時系列デ
    ータから演算される値であるとともに、現在時刻と時間
    帯をファジー集合とするのメンバーシップ関数から時間
    帯に対する帰属度を得、その帰属度を入力変数とするこ
    とを特徴とする請求項5記載の生活シーン推定装置。
  7. 【請求項7】 生活シーン推定手段におけるシーン判定
    のための関数の定数項の値を部屋用途に応じて変更させ
    ることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の
    生活シーン推定装置。
  8. 【請求項8】 推定する生活シーンが不在、睡眠、団ら
    ん、学び、くつろぎ、活動的家事、起床、就寝、入室、
    退室であることを特徴とする請求項1から7のいずれか
    に記載の生活シーン推定装置。
  9. 【請求項9】 環境検知手段が室内照明の点灯状態を検
    知することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記
    載の生活シーン推定装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の生
    活シーン推定装置を用いた空気調和機。
JP03285106A 1991-10-30 1991-10-30 生活シーン推定装置および空気調和機 Expired - Fee Related JP3090512B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03285106A JP3090512B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 生活シーン推定装置および空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03285106A JP3090512B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 生活シーン推定装置および空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05118612A JPH05118612A (ja) 1993-05-14
JP3090512B2 true JP3090512B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=17687202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03285106A Expired - Fee Related JP3090512B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 生活シーン推定装置および空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3090512B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002092029A (ja) 2000-09-20 2002-03-29 Denso Corp ユーザ情報推定装置
JP6314712B2 (ja) * 2014-07-11 2018-04-25 オムロン株式会社 部屋情報推定装置、部屋情報推定方法、および空気調和装置
WO2023157449A1 (ja) * 2022-02-15 2023-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 状態推定方法、状態推定装置、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05118612A (ja) 1993-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3216280B2 (ja) 空気調和機の制御装置と画像処理装置の応用機器
JP2978374B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法並びに空気調和機の制御装置
JP5300602B2 (ja) 空気調和機
JP6111499B2 (ja) 空気調和システム、指示装置
JP3113193B2 (ja) 空気調和機
US20060229739A1 (en) Device control method and device control system
JP6410187B2 (ja) 空気環境調整システム、制御装置
CN110377084B (zh) 一种基于智慧控制策略的建筑室内环境调控方法
JPH0894400A (ja) 画像処理装置と画像処理装置を用いた応用機器
JPH09105545A (ja) 空調装置
KR101206522B1 (ko) 상황인지를 이용한 에너지 관리 시스템 및 방법
JP2772730B2 (ja) 生活シーン推定装置および空気調和機
JP3090512B2 (ja) 生活シーン推定装置および空気調和機
JP2715844B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH04121542A (ja) 活動量センシングによる空気調和装置
JP5036792B2 (ja) 制御方法及び制御システム
JP3128156B2 (ja) 空気調和機制御装置
JPH08296882A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2002039596A (ja) 空調制御装置
JPH08189683A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2018155435A (ja) 空気調和機制御装置および空気調和機制御方法
JP2011106979A (ja) 建物内案内システム
JPH04320749A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH08189684A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3948974B2 (ja) エネルギ使用量計測方法、エネルギ使用量計測装置、エネルギ使用量計測システム及びエネルギ使用量診断システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees