JP6410187B2 - 空気環境調整システム、制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内空間の空気環境を調整する空気環境調整システム、この空気環境調整システムに用いられる制御装置に関する。
一般に、室内空間の空気環境は、空気質、温度、湿度などによって決まる。空気質は、空気中に含まれる物質の量で評価される空気の質を意味し、空気質に関わる物質は、物理的因子、化学的因子、生物的因子に分けられる。物理的因子は、微粒子状物質、タバコの煙、黄砂が代表例であり、化学的因子は、二酸化炭素、一酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機物などである。揮発性有機物は、たとえば、ホルムアルデヒドである。生物的因子は、花粉、カビの胞子、細菌、ウィルス、ダニの糞などを含む。
室内空間の空気質を簡便に調整するには換気を行えばよい。しかしながら、微粒子状物質、黄砂、硫黄酸化物、窒素酸化物、花粉などは、発生源が室外空間であるから、換気のみで空気質を調整することは困難である。また、室内空間と室外空間との換気によって空気質を改善することができる場合でも、室外空間の温度や湿度によっては、換気を行うことによって室内空間の不快感が増すことが考えられる。
一方、空気質、温度、湿度を含む空気環境を調整するために、空調装置、換気装置、空気清浄装置を複合的に用いることが提案されている(たとえば、文献1(日本特許出願公開番号1993−44973)参照)。文献1には、空気質の感覚情報に基づくファジイ推論を行い、臭気、温度、湿度を快適化するように、空調装置、換気装置、空気清浄機を制御する技術が記載されている。
文献1に記載された技術は、空気環境について人間の感覚に近い判定を行い、その判定に基づいて、空気環境をきめ細かく制御することを可能にしている。しかしながら、空気環境に対する快適感には個人差があるから、制御ルールを画一的に決めても、在室者が快適と感じる空気環境が達成できるとは限らないという問題がある。
本発明は、室内空間の在室者にとって快適である空気環境を達成できるようにした空気環境調整システムを提供することを目的とする。さらに、本発明は、この空気環境調整システムに用いられる制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る空気環境調整システムは、室内空間について空気質を含む空気環境を調整する調整装置と、前記室内空間の空気環境を計測する計測装置と、前記調整装置を制御する制御情報を生成する制御装置と、前記室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置とを備え、前記制御装置は、前記計測装置が計測した空気環境に関する計測情報から導出される基準情報を前記感覚情報で補正することにより前記制御情報を生成することを特徴とする。
本発明に係る制御装置は、室内空間について空気質を含む空気環境を調整する調整装置、前記室内空間の空気環境を計測する計測装置、前記室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置と併せて空気環境調整システムを構成し、前記調整装置を制御する制御情報を生成する制御装置であって、前記計測装置が計測した空気環境に関する計測情報を取得する取得部と、前記計測情報から導出される基準情報を前記感覚情報で補正することにより前記制御情報を生成する動作決定部とを備えることを特徴とする。
本発明は、室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置を備え、制御装置は、計測装置が計測した空気環境に関する計測情報から導出される基準情報を感覚情報で補正することにより制御情報を生成する構成を採用している。この構成によれば、室内空間の空気環境を形成するために、室内空間の在室者による感覚情報が反映されるから、在室者にとって快適である空気環境を達成できるという利点がある。
実施形態を示すブロック図である。
以下の実施形態で説明する空気環境調整システムは、室内空間の空気環境として、空気質と温度と湿度とを調整する機能を有する場合を例として示す。温度は室温、湿度は相対湿度が用いられる。ただし、空気環境は、調整対象として温度と湿度との一方または両方を省略可能であり、調整対象として少なくとも空気質を含んでいればよい。室内空間と室外空間とは、通常は、宅内と屋外とに読み替えることを想定しているが、宅内において着目する部屋と他の空間と読み替えることも可能である。
また、空気環境を調整する調整装置は、空気環境を調整する対象としての室内空間の換気を行う換気装置を含む。また、調整装置は、換気装置の他に、空気清浄機、冷暖房装置、加湿機、除湿機から選択される機器を含んでいてもよい。冷暖房装置は、主として空調装置を想定している。換気装置は、窓、通気口のような自然換気のための換気装置と、換気扇のような強制換気のための換気装置とを含む。自然換気のための換気装置は、開閉可能であって解放時に人が通ることができる程度の開口を形成する一般的な窓あるいは戸と、開閉可能であって解放時に人が通ることができない程度の開口を形成する小型の窓あるいは通気口とを含む。
以下では、自然換気のための一般的な窓あるいは戸を「第1の換気装置」と呼び、自然換気のための小型の窓あるいは通気口を「第2の換気装置」と呼び、強制換気のための換気扇などを「第3の換気装置」と呼ぶ。第1の換気装置、第2の換気装置は、駆動源を備えていることを想定しているが、制御情報の提示を受けて在室者が操作する構成であってもよい。
第1の換気装置と第2の換気装置とは開く動作と閉じる動作とを行うだけであるから、動作に要するエネルギーが、第3の換気装置の運転に要するエネルギーよりも少ない。そのため、第3の換気装置を用いることなく空気質を改善することができる場合には、第1の換気装置と第2の換気装置との少なくとも一方が優先的に用いられる。また、第1の換気装置は、開放時に人あるいは動物が室内空間に侵入する可能性があるのに対して、第2の換気装置は、人あるいは動物の侵入の可能性が少ないから、第1の換気装置が開放可能であれば、第2の換気装置も開放可能になる。
調整装置は、他装置から制御情報を含む信号を受ける構成であり、後述する制御装置が生成する制御情報を受信することにより動作状態が自動的に制御される。なお、調整装置の中には他装置からの信号を受けることができない構成が含まれていてもよい。調整装置が他装置からの信号を受け取ることができなければ、制御装置が生成する制御情報は、室内空間の在室者に提示され、在室者が制御情報に従って調整装置の動作状態を手動で指示することになる。
ここでは、室内空間の在室者が1人である場合を想定する。なお、室内空間の在室者が複数人である場合、評価装置は、個々の在室者から得られる感覚情報を代表する感覚情報を求めればよい。たとえば、個々の在室者から得られる感覚情報が快適と不快との2値である場合は多いほうを感覚情報に用いることが可能である。また、感覚情報が数値で表される場合は、評価装置は、個々の在室者から得られる複数の感覚情報から、平均値、中央値、最頻値、最小値、最大値、最大値と最小値との差などから選択される数値を求め、この数値を感覚情報に用いることが可能である。
図1に示すように、以下に説明する空気環境調整システムは、調整装置20と計測装置30と制御装置10と評価装置40とを備える。調整装置20は、室内空間について空気質を含む空気環境を調整する。計測装置30は、室内空間の空気環境を計測する。制御装置10は、調整装置20を制御する制御情報を生成する。評価装置40は、室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する。そして、制御装置10は、計測装置30が計測した空気環境に関する計測情報から導出される基準情報を感覚情報で補正することにより制御情報を生成する。
上述のように、制御装置10は、調整装置20、計測装置30、評価装置40と併せて空気環境調整システムを構成する。制御装置10は、取得部11と動作決定部13とを備える。取得部11は、計測装置30が計測した空気環境に関する計測情報を取得する。動作決定部13は、計測情報から導出される基準情報を感覚情報で補正することにより制御情報を生成する。
空気環境は、空気質以外に温度を含むことが望ましい。この場合、評価装置40は、在室者が評価した空気質に関する第1の感覚情報と、在室者が評価した温冷感に関する第2の感覚情報とを併せて出力することが望ましい。
評価装置40は、室内空間の在室者に感覚情報を入力させる入力器41を備え、入力器41から入力された情報を感覚情報として出力することが望ましい。あるいはまた、評価装置40は、履歴記憶部42と推定部43とを備える。履歴記憶部42は、計測情報と制御情報と感覚情報との組み合わせを含むレコードが制御情報の変更毎に格納される。推定部43は、履歴記憶部42に格納されたレコードを用いて、計測情報と制御情報の組み合わせから感覚情報を推定する。そして、評価装置40は、推定部43が推定した感覚情報を出力する。
調整装置20は、室内空間と室外空間との間で換気する換気装置を含んでいてもよい。この場合、計測装置30は、室内空間に加えて室外空間の空気環境を計測する。また、制御装置10は、計測装置30が計測した室内空間と室外空間との空気環境の情報に基づいて換気装置21、22、23の利用の有無を選択することが望ましい。
調整装置20は、室内空間の空気中に含まれる物質の量で評価される空気質と、室内空間の温度と、室内空間の湿度との少なくとも1要素を、室内空間と室外空間との間の空気の移動を伴わずに行う機器を含んでいてもよい。
空気環境調整システムは、図1に示すように、調整装置20のほかに、室内空間と室外空間との空気環境を計測する計測装置30と、調整装置20を制御する制御情報を生成する制御装置10とを備える。さらに、空気環境調整システムは、室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置40を備える。評価装置40から出力された感覚情報は、制御装置10が生成する制御情報に反映される。
制御装置10は、プログラムに従って動作するプロセッサを備えたデバイスとインターフェイス部となるデバイスとを主なハードウェア要素として備える。すなわち、プロセッサが上述した機能を実現するプログラムを実行することにより制御装置10として機能する。プロセッサを備えるデバイスには、メモリを内蔵したマイコン、別構成のメモリとともに用いられるマイクロプロセッサなどが採用される。また、プログラムは、インターネットのような電気通信回線を通して提供されるか、コンピュータ読取可能な記録媒体を用いて提供される。
計測装置30は、室内空間と室外空間とについて、それぞれ空気質と温度と湿度とを空気環境に関する情報として計測する。空気質には種々の因子があるから、着目する因子を計測可能な構成の計測装置30が用いられる。なお、計測装置30は、風向および風速も計測する構成であることが望ましく、さらに、空気環境ではないが、騒音、光害のような環境因子も併せて計測し、周囲環境の向上に役立ててもよい。たとえば、窓を開けたときに騒音が生じるようであれば、アクティブ消音の技術を用いるか、マスキング効果をねらって室内空間に音を発生させる対策を講じることが可能である。
制御装置10は、計測装置30が計測した空気環境に関する情報に基づいて調整装置20を動作させるための基準情報を生成し、さらに、評価装置40から出力された感覚情報を用いて基準情報を補正することにより制御情報を生成する。
ところで、調整装置20は、窓などの第1の換気装置21と小窓などの第2の換気装置22と換気扇などの第3の換気装置23とを備え、さらに、空調装置(いわゆる、「エアコン」)24と空気清浄機25とを含む。第1の換気装置21、第2の換気装置22は、開閉可能であれば構造は問わない。
調整装置20の動作を定める制御情報は制御装置10が生成する。制御装置10は、室内空間と室外空間との空気環境に関する計測情報を計測装置30から取得する取得部11と、計測装置30から取得した計測情報を記憶する記憶部12とを備える。記憶部12は、取得部11が計測装置30からほぼ同時刻に取得した複数種類の計測情報を関連付けて格納する。さらに、制御装置10は、日時を計時するリアルタイムクロックのような時計部(図示せず)を内蔵しており、計測情報を取得すると時計部が計時している日時と計測情報とを記憶部12に格納する。
制御装置10は、調整装置20の動作を定める制御情報を生成する動作決定部13を備える。動作決定部13は、計測装置30から取得した計測情報に基づいて基準情報を生成し、評価装置40から出力された感覚情報を用いて基準情報を補正することにより、制御情報を生成する。制御装置10は制御情報を含む信号を出力し、調整装置20は制御情報を含む信号を受けて動作状態が制御される。
上述のように、調整装置20は、他装置から制御情報を含む信号を受けることにより制御される構成を基本とするが、調整装置20には人が手動で操作する構成が含まれていてもよい。調整装置20を人が手動で操作する場合、空気環境調整システムには、調整装置20を制御するための制御情報を人に提示する提示装置50が付加される。
提示装置50は、タッチパネルを備えた操作表示器であることが望ましいが、タッチパネルを備えることは必須ではない。また、提示装置50は、専用装置である必要はなく、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータのような汎用装置を流用してもよい。提示装置50として汎用装置を流用する場合、制御情報を表示するためのアプリケーションプログラムを実行するか、汎用のウェブブラウザで制御情報の表示が可能になるようにデータを送信する。
ところで、基準情報は、計測装置30から取得される計測情報の組み合わせを条件とし、調整装置20の望ましい動作を結論とするように対応付けた情報である。このような基準情報は、たとえば、計測情報に対して様々な基準情報を調整装置20に当て嵌めた場合の室内の空気環境をシミュレーションによって求め、空気環境が適正化される基準情報を探索することにより決定される。
本実施形態での空気環境は、空気質と温度および湿度とを含むから、空気環境の快適性は、空気質についての快適性だけではなく、温度および湿度に関する快適性も含む。ここでは、温度と湿度との快適性は区別されず、温度および湿度に関する快適性は温冷感として扱われる。したがって、空気質の快適性は、「快適」か「不快」かの2区分がなされるのに対して、温冷感は、「快適」を中心として「暑い」と「寒い」との3区分以上の多区分がなされる。なお、空気質の「快適」は空気環境の清浄状態を表し、空気質の「不快」は空気環境の汚染状態を表す。
温冷感については、シミュレーションによって求められる空気環境から快適性を表す指数が最適値(つまり、快適)になる基準情報を探索することにより決定される。なお、快適性の指数には、たとえば不快指数、PMV(Predicted Mean Vote:予想平均温冷感申告)などを用いることが可能である。不快指数は、温度と湿度のみで決まる値である。また、PMVは、−3から+3の7段階の数値で表され、快適である状態は0で表され、0.5の値の変化が約1℃の温度差に相当する。
なお、快適性を表す指数としてPMVを採用する場合、気温、湿度のほかに、気流、熱放射、代謝量、着衣量などの情報が必要であるが、これらの値は季節に応じた固定値を用いる場合が多い。ただし、計測装置30が室内空間と室外空間との風速および風向を計測できる場合には、気流についても条件を変えてシミュレーションを行うことが望ましい。また、熱放射、代謝量、着衣量は、室内空間の構造、季節などに応じて条件を変えてシミュレーションを行ってもよい。なお、気温は室温、湿度は相対湿度である。
在室者にとって快適な空気環境は個人差がある。そのため、計測情報に対して画一的に対応付けられた基準情報を、そのまま調整装置20の制御情報として適用すると、在室者には快適ではない空気環境が形成される可能性がある。そこで、室内空間の空気環境が在室者にとって快適になるように、在室者の快適性を反映した感覚情報を出力する評価装置40を設けている。動作決定部13は、評価装置40から出力される感覚情報を用いて基準情報を補正することにより、調整装置20に対する制御情報を生成する。
上述した処理により、動作決定部13は、在室者の快適性に関する感覚を、調整装置20の動作に反映させることが可能になる。すなわち、調整装置20は、室内空間の在室者に応じた空気環境を生成するように動作が定められる。
評価装置40は、室内空間の在室者に快適か否かを入力させる構成と、感覚情報を推定して求める構成とのいずれかが採用される。
感覚情報を在室者に入力させる評価装置40は、在室者が操作する入力器41を備えている。入力器41を備える評価装置40は、入力器41から入力された情報を感覚情報として動作決定部13に与える。提示装置50が操作表示器である場合には、提示装置50を入力器41として兼用可能である。
本実施形態は、空気環境として空気質のほかに温度と湿度とを想定している。入力器41は、空気質に関する感覚情報だけではなく、温度と湿度とに関する感覚情報を受け付ける構成になっている。空気質に関する感覚情報を第1の感覚情報と呼び、温度と湿度とに関する感覚情報を第2の感覚情報と呼ぶ。また、温度と湿度とは区別されず、温冷感として扱われる。たとえば、入力器41は、空気質に関して、「快適」「不快」の2値の感覚情報を入力可能とする構成を備え、温冷感に関して、「快適」「暑い」「寒い」を3値以上の多値の感覚情報を入力可能とする構成を備える。
提示装置50が操作表示器であって提示装置50を入力器41として流用する場合、3値以上の多値の感覚情報を入力可能とする構成を容易に実現できる。たとえば、提示装置50に、快適性の度合いを表す目盛と目盛の位置を指示するカーソルとを表示し、カーソルを目盛に沿って移動させる操作を可能にすることにより、入力器41として用いることが可能である。
この構成の入力器41を用いると、温冷感の程度を数値で入力する必要がなく、提示装置50に表示されたカーソルを移動させ、カーソルを移動させた位置により温冷感の程度を表すから、温冷感の程度を在室者の感覚に合うように直観的に入力できる。
温冷感についての快適性をPMVで表す場合、たとえばPMVの1段階を2〜4分割した目盛を提示装置50の画面に表示し、カーソルを目盛単位で移動可能にすればよい。上述したように、PMVは、0.5が1℃にほぼ対応しているから、PMVに相当する目盛を用いると、基準情報に対する補正値がカーソルの位置から容易に求められる。
空気質に関しては、第1の換気装置21、第2の換気装置22、第3の換気装置23のいずれかを用いて快適になるように調整可能な場合であって、評価装置40から出力される感覚情報が不快である場合には、換気による空気質の改善を行う。すなわち、室外空間の空気質が室内空間の空気質よりも良好である場合に、空気清浄機25を用いることなく換気のみによって空気質を改善する。
一方、換気によっては空気質の改善が見込めない場合、つまり室外空間の空気質が室内空間の空気質よりも劣る場合には、空気清浄機25との連携を行う。また、室外空間の空気を室内空間に取り込むことによって温冷感が快適になる場合には、空気清浄機25は、第1の換気装置21、第2の換気装置22、第3の換気装置23のうちのいずれかと組み合わせて用いられる。
たとえば、第2の換気装置23による換気を行う際に、室外空間から空気を取り入れる部位に空気清浄機25を配置し、室内空間に取り込む空気を清浄化してもよい。この種の空気清浄機25は、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)を備え、微粒子状物質、花粉などを除去できる構成が望ましい。
一方、室外空間から空気を取り込んでも室内空間の温冷感が改善できない場合には、空調装置24が用いられる。また、室内空間の空気質が不快である場合には、空気清浄機25も併用される。
上述した動作は、室内空間に人が存在することを前提とした基本的な動作である。しかしながら、実際には、室内空間に人が存在しないことがあり、また、室内空間に人が存在していても睡眠中の場合もある。上述したように、第1の換気装置21は、第3の換気装置23よりも省エネルギーであり、かつ第2の換気装置22よりも開口面積が大きいから室外空間の空気環境と同質に維持しやすいが、開放された状況では、防犯のために、人が監視している必要がある。
このことから、第1の換気装置21と第2の換気装置22と第3の換気装置23とは、空気質、温度、湿度という空気環境による条件だけではなく、人の存在と不在との別、人の活動状況なども条件として制御することが望ましい。たとえば、外出中の期間および睡眠中の期間は、第1の換気装置21を人が監視できないから、調整装置20の制御内容を、人による監視可能な期間とは区別することが望ましい。要するに、人に関する情報を、動作決定部13が制御情報を生成する条件に加えることが望ましい。表1に条件の一例を示す。条件の項目は、「/」により2条件を分け、換気装置の項目は、「/」によって用いる(OP)と用いない(NOP)との2状態を分けている。
[表1]

Figure 0006410187
たとえば、温度に関する条件「(室内>基準値)&(室外≦室内/室外>室内)」は、「室温が基準値を超え、かつ室外空間の温度が室内空間の温度以下」と、「室温が基準値を超え、かつ室外空間の温度が室内空間の温度を超える」との2つの条件を表している。また、第1の換気装置21の項目における「OP/NOP」は、1行に示した2条件のそれぞれに対して、「用いる(OP)」と「用いない(NOP)」の状態を表している。この例では、動作決定部13は、「室温が基準値を超え、かつ室外空間の温度が室内空間の温度以下」ならば、第1の換気装置21を用い、「室温が基準値を超え、かつ室外空間の温度が室内空間の温度を超える」ならば、第1の換気装置21を用いない。
表1に示す例では、空気環境の条件の中に雨量、風量を含んでいるが、これらは省略可能である。また、人に関する情報は、「時刻」「在/不在」「起床/睡眠(寝室)」「近辺の人・動物の存否」が組み合わせて用いられる。ここに、「在/不在」は、住宅にあっては在宅と外出とに対応する。
「時刻」は、利用者が行動のスケジュールに応じてあらかじめ設定される。また、「在/不在」は、家人の行動を監視する装置に認識させることが可能であるが、この種の装置は誤認を生じる可能性もあるから、在宅と外出とをスイッチなどの操作によって家人に申告させる構成を採用することが望ましい。また、スマートフォンまたはタブレット端末の操作によって在宅と外出とを申告する構成を採用すれば、外出時に戸外に出てから申告することが可能になり、利便性が高くなる。「起床/睡眠」についても同様である。
「近辺の人・動物の存否」は、第1の換気装置21の周辺を監視領域とするセンサあるいはカメラを用いて判断する。焦電型赤外線センサを用いる人感センサは、比較的感度がよいが、家人と不審者との区別ができないから、望ましくはカメラを用いて、顔の認証と形態との少なくとも一方の判断を行う。
表1のように条件を定めている場合、動作決定部13は、計測装置30が計測した空気環境に他の条件を加味し、第1の換気装置21、第2の換気装置22、第3の換気装置23の状態が、すべて「用いる(OP)」になる組み合わせを抽出する。換気のみを行う場合は、この組み合わせが基準情報になる。また、動作決定部13は、すべてを「用いる(OP)」にすることができない場合には、空調装置24、空気清浄機25を動作させるように基準情報を生成する。
制御装置10は、調整装置20に対して基準情報を与えて動作を指示する。基準情報に従って調整装置20の動作を開始してから所定時間が経過すると、制御装置10は、評価装置40からの感覚情報を受付可能になる。基準情報を与えてから感覚情報の受付が可能になるまでの時間は、調整装置20の動作によって室内空間の空気環境および在室者の温冷感がほぼ安定する程度の時間に設定される。この時間は在室者の行動履歴によって異なる場合があるが、10〜30分程度の範囲で固定値を用いればよい。
表1に示す条件を用いると、外出を含む不在時、または睡眠時には、原則として第1の換気装置21は利用されない。また、人あるいは動物が近辺に存在する場合には、第1の換気装置21は利用されず、存在しない場合には、第1の換気装置21を利用することが可能になっている。なお、表1は一例であって、条件と調整装置20の動作との組み合わせは、適宜に設定することが可能である。
人に関する情報、つまり在室者情報は、上述のように、スイッチ、スマートフォン、タブレット端末、焦電型赤外線センサ、カメラなどから選択される監視装置60から出力される。在室者情報は、人に関して室内に存在するか不在であるかの情報など上述した情報を含み、さらに、室内に人が存在する場合には人数を含んでいてもよい。また、在室者情報は制御情報を補正するために用いられるから、人の温冷感に影響する着衣量、代謝量などの情報を含んでいてもよい。人数、着衣量、代謝量のような在室者情報は、たとえばカメラで撮像した画像を解析することにより抽出される。
このように、空気環境調整システムは、在室者に関する在室者情報を出力する監視装置60を備えていてもよい。そして、制御装置10は、制御情報を在室者情報により補正することが望ましい。なお、監視装置60は必須ではない。
(評価装置の他の構成例)
上述した構成において、評価装置40は入力器41を備えているが、在室者にとっては入力器41を操作せずに基準情報に対する補正が行われると、より利便性が高くなる。そのため、本実施形態の評価装置40は、過去における入力器41の操作の情報を蓄積し、蓄積された情報を用いて感覚情報を推定する構成を含んでいる。
すなわち、評価装置40は、感覚情報を推定するために必要な過去の情報を蓄積する履歴記憶部42と、履歴記憶部42に蓄積された情報を用いて室内空間に在室者が存在する場合の感覚情報を推定する推定部43とを備える。
履歴記憶部42は、計測装置30が計測した計測情報、制御装置10で生成された基準情報、評価装置40が出力した感覚情報の組み合わせを含むレコードを蓄積する。また、履歴記憶部42は、制御装置10が基準情報を感覚情報で補正した後の制御情報を併せて蓄積することが望ましい。履歴記憶部42は、制御情報が変更されるたびに上述したレコードを蓄積する。したがって、制御情報が変更されたときに、当該制御情報が生成された条件である計測情報と感覚情報とが履歴記憶部42に格納される。さらに、履歴記憶部42に格納されるレコードは、時計部が計時している日時を含んでいることが望ましい。
上述した動作例において、履歴記憶部42は、制御情報が変更されたときのみのレコードを格納しているが、定期的に取得したレコードを併せて、または単独で履歴記憶部42に格納してもよい。履歴記憶部42に格納する時間間隔は、10分毎、30分毎、1時間毎などから選択すればよい。
推定部43は、履歴記憶部42に記憶されるレコードの個数が所定個数以上になれば、在室者から入力器41による感覚情報が入力されなくても、履歴記憶部42に蓄積されたレコードから感覚情報を推定することが可能である。推定部43は、計測装置30が計測した計測情報と感覚情報あるいは制御情報の組み合わせを履歴記憶部42から取り出し、在室者が入力器41を用いて入力する感覚情報と計測情報との関係を学習する。また、推定部43は、学習結果を用いることにより計測装置30が計測した計測情報を推定部43に与えることによって感覚情報を推定する。すなわち、在室者は入力器41を操作することなく、評価装置40から制御装置10に対して感覚情報を与えることが可能になる。
なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。

Claims (10)

  1. 室内空間について空気質を含む空気環境を調整する調整装置と、
    前記室内空間の空気環境を計測する計測装置と、
    前記調整装置を制御する制御情報を生成する制御装置と、
    前記室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置とを備え、
    前記制御装置は、前記計測装置が計測した空気環境に関する計測情報から導出される基準情報を前記感覚情報で補正することにより前記制御情報を生成する
    ことを特徴とする空気環境調整システム。
  2. 前記空気環境は、空気質以外に温度を含み、
    前記評価装置は、前記在室者が評価した空気質に関する第1の感覚情報と、前記在室者が評価した温冷感に関する第2の感覚情報とを併せて出力する
    請求項1記載の空気環境調整システム。
  3. 前記評価装置は、前記室内空間の在室者に前記感覚情報を入力させる入力器を備え、
    前記入力器から入力された情報を前記感覚情報として出力する
    請求項1又は2記載の空気環境調整システム。
  4. 前記評価装置は、
    前記計測情報と前記制御情報と前記感覚情報との組み合わせを含むレコードが前記制御情報の変更毎に格納される履歴記憶部と、
    前記履歴記憶部に格納された前記レコードを用いて、前記計測情報と前記制御情報の組み合わせから前記感覚情報を推定する推定部とを備え、
    前記推定部が推定した前記感覚情報を出力する
    請求項1又は2記載の空気環境調整システム。
  5. 前記在室者に関する在室者情報を出力する監視装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記制御情報を前記在室者情報により補正する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気環境調整システム。
  6. 前記調整装置は、前記室内空間と室外空間との間で換気する換気装置を含み、
    前記計測装置は、前記室内空間に加えて前記室外空間の空気環境を計測し、
    前記制御装置は、前記計測装置が計測した前記室内空間と前記室外空間との空気環境の情報に基づいて前記換気装置の利用の有無を選択する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気環境調整システム。
  7. 前記調整装置は、前記室内空間の空気中に含まれる物質の量で評価される空気質と、前記室内空間の温度と、前記室内空間の湿度との少なくとも1要素を、前記室内空間と室外空間との間の空気の移動を伴わずに行う機器を含む
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気環境調整システム。
  8. 前記基準情報は、前記調整装置を動作させるための情報である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気環境調整システム。
  9. 前記制御装置は、前記基準情報を前記調整装置に対して与えて動作を指示し、前記基準情報に従って前記調整装置の動作を開始してから所定時間が経過すると前記評価装置からの前記感覚情報を受付け、前記感覚情報を受け付けると前記基準情報を前記感覚情報で補正することにより前記制御情報を生成するように構成される
    請求項8に記載の空気環境調整システム。
  10. 室内空間について空気質を含む空気環境を調整する調整装置、前記室内空間の空気環境を計測する計測装置、前記室内空間の空気環境に関して在室者が評価した快適性の程度を反映する感覚情報を出力する評価装置と併せて空気環境調整システムを構成し、前記調整装置を制御する制御情報を生成する制御装置であって、
    前記計測装置が計測した空気環境に関する計測情報を取得する取得部と、
    前記計測情報から導出される基準情報を前記感覚情報で補正することにより前記制御情報を生成する動作決定部とを備える
    ことを特徴とする制御装置。
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