JP3090037U - 操作ボタン一体式フロントパネル - Google Patents

操作ボタン一体式フロントパネル

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JP3090037U JP2002002832U JP2002002832U JP3090037U JP 3090037 U JP3090037 U JP 3090037U JP 2002002832 U JP2002002832 U JP 2002002832U JP 2002002832 U JP2002002832 U JP 2002002832U JP 3090037 U JP3090037 U JP 3090037U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ボタン一体式のフロントパネルにおい
て、良好な外観を維持しつつ、操作ボタン周辺を覆うカ
バーパネルが不要となり、部品点数及び組立て工数の削
減を図る。 【解決手段】 操作ボタン3が、フロントパネル1のパ
ネル面2の背面からパネル面2に対し略直角方向に立設
されたボタン支持部31と、その後端付近からパネル面
2と平行に突設されたボタンアーム32とを介して、パ
ネル面2に連結され、一体成形される。パネル面2とボ
タンアーム32とは、スライドコアが抜き出された空間
36を介して前面視で2重となり、カバーパネルを抹消
することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビデオカセットレコーダ等の電気機器の前面に装着されるフロント パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電気機器のフロントパネルにおいては、パネル本体と操作ボタンと は、別々に成形されていた。操作ボタンは、その後のパネル組立て工程において パネル本体に取付けられ、溶着等によりパネル本体と一体化されていた。しかし ながら、このような構造のフロントパネルによれば、部品点数が増加すると共に 、組立て工数が嵩むためフロントパネルの製造コストを低減することが困難であ った。そこで、操作ボタンをパネル本体に一体成形するように構成されたフロン トパネルが提案されている。
【0003】 図7は、上記構成を有するビデオカセットレコーダのフロント部分の断面を示 している。フロントパネル100は、電気機器の前面を覆うためのパネル本体1 02と、ユーザが各種の操作指令を入力するための操作ボタン103と、操作ボ タン周辺を装飾するためのカバーパネル104とを備えている。操作ボタン10 3は、パネル本体102と一体成形されている。カバーパネル104は、これら とは、別に成形され、後程、パネル本体102に装着される。パネル本体102 には、操作ボタン103を収容するための凹状の基部105が形成されている。 操作ボタン103は、ブリッジ106を介して基部105に一体成形されている 。ブリッジ106は操作ボタン103の下方に形成され、ブリッジ106を除く 操作ボタン103の周囲には、溝107が形成されている。操作ボタン103の 背面には、プッシュスイッチ62を作動させるためのスイッチ作動用アーム10 8が一体的に形成されている。プッシュスイッチ62は、シャーシ6上の基板6 1に実装されている。操作ボタン103が押圧されると、ブリッジ106が撓み 、スイッチ作動アーム108の先端がプッシュスイッチ62を押圧し作動させる 。このようなフロントパネル100にあっては、ブリッジ106及び溝107が フロントパネル前面に露出するとデザイン上好ましくないので、パネル本体10 2には、ブリッジ106及び溝107を覆い隠すためのカバーパネル104が装 着され、パネル本体102の下部は、カバーパネル104と基部105との2重 構造とされている。
【0004】 また、炊飯器等の電気機器においては、装飾フィルムによって、操作ボタンと パネル本体とを一体化するように構成した成形パネルが知られている(例えば、 特開2001−43770号公報参照)。また、ゴム弾性を有する熱可塑性エラ ストマー樹脂によって、ボタンパネル本体と操作ボタンとを一体成形した操作ボ タンパネルが知られている(例えば、特開平2−121815号公報及び特開平 3−127417号公報参照)。さらにまた、中空パネルの射出成形においては 、内部に補強リブを形成して、荷重による変形を少なくした中空パネルの成形方 法が知られている(例えば、特開平5−278076号公報参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示されるようなフロントパネル又は特開2001−43 770号公報に示される成形パネルにおいては、上述したようなカバーパネル1 04又は装飾フィルムが別途必要となり、部品点数を削減できず、また、組立て 工数も削減できない。また、特開平2−121815号公報又は特開平3−12 7417号公報に示される操作ボタンパネルは、ゴム弾性を有するエラストマー 樹脂によって形成されているので、変形し易く電子機器のフロントパネルには適 していない。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、デザイン上 良好な外観を維持しながらカバーパネルが不要となり、部品点数及び組立て工数 の削減を図り、低コスト化を図った操作ボタン一体式のフロントパネルを提供す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、フロントパネルに操作ボタンが 樹脂材料により一体的に形成され、フロントパネルの開孔より隙間を介して操作 ボタン前面部がパネル前面に露出してなる操作ボタン一体式フロントパネルにお いて、操作ボタンは、適宜の間隔をおいて複数個並設されるものであって、各操 作ボタンは、フロントパネルの背面から該パネル面に対し略直角方向に一体的に 立設された板状のボタン支持部と、このボタン支持部の後端付近からフロントパ ネルと略平行に該ボタン支持部と一体的に突設された板状のボタンアームとを介 してフロントパネルにそれぞれ連結され、各ボタンアームの背面側から該アーム と略直角方向後方にスイッチ作動用アームが一体的に延出形成され、各ボタン支 持部は、ボタンアームの立設部位とフロントパネル背面との間に、フロントパネ ル成形用のコア側金型及びキャビティ側金型の型開き方向と直交方向にスライド 移動されるスライドコアの先端部が抜き出される開口をそれぞれ有し、スライド コアが抜き出された空間を介してフロントパネルとボタンアームとは、該ボタン アームの部分においてのみ前面視で2重になっているものである。
【0008】 この構成においては、複数の操作ボタンは、板状のボタン支持部と板状のボタ ンアームとを介してフロントパネルの背面に連結され、該パネルと一体的に成形 される。各ボタンアームは、操作ボタン及びボタン支持部と一体的に成形され、 かつ、フロントパネルに対向して該フロントパネルと平行に成形される。これに より、フロントパネルと各ボタンアームとはその部分においてのみ2重とされ、 前面側に位置するフロントパネルによって各ボタンアーム等を覆い隠すことがで き、従来必要としていたカバーパネルが不要となる。また、操作ボタンは、ボタ ン支持部及びボタンアームを介してフロントパネルに連結されているので、操作 ボタンの押込ストロークの確保が容易になる。また、各ボタンアームの背面側に 延出された各スイッチ作動用アームによって、各操作ボタンの押込ストロークを 増幅することができ、スイッチの作動を確実なものにすることができる。また、 操作ボタンは、適宜の間隔をおいて並設されているので、スライドコアの先端部 が抜き出された開口と空間とは、各操作ボタンに対応して並ぶことになる。従っ て、スライドコアは、先端部が分れた櫛刃状の一体物を用いればよく、このため 、スライドコアのスライド駆動は容易となる。
【0009】 また、請求項2の考案は、フロントパネルに操作ボタンが一体的に形成され、 フロントパネルの開孔より操作ボタン前面部がパネル前面に露出してなる操作ボ タン一体式フロントパネルにおいて、操作ボタンは、フロントパネルの背面側に 立設されたボタン支持部と、このボタン支持部からフロントパネルと略平行に該 ボタン支持部と一体的に突設されたボタンアームとを介してフロントパネルに連 結され、ボタンアームには、スイッチ作動用部材が一体的に形成され、ボタン支 持部は、ボタンアームの立設部位とフロントパネル背面との間に、フロントパネ ル成形用のコア側金型及びキャビティ側金型の型開き方向と直交方向にスライド 移動されるスライドコアの先端部が抜き出される開口を有し、スライドコアが抜 き出された空間を介してフロントパネルとボタンアームとは、前面視で2重にな っているものである。
【0010】 この構成においては、操作ボタンは、ボタン支持部とボタンアームとを介して フロントパネルの背面に連結され、該パネルと一体的に成形される。ボタンアー ムは、操作ボタン及びボタン支持部と一体的に成形され、かつ、フロントパネル に対向して該フロントパネルと平行に成形される。これにより、フロントパネル とボタンアームとは2重とされ、前面側に位置するフロントパネルによってボタ ンアーム等を覆い隠すことができ、カバーパネルが不要となる。また、ボタンア ームと一体的に形成されたスイッチ作動用部材は、操作ボタンの押圧に連動して スイッチを作動させる。ここで、操作ボタンは、ボタン支持部及びボタンアーム を介してフロントパネルに連結されているので、操作ボタンの押込ストロークの 確保が容易になる。
【0011】 また、請求項3の考案は、請求項2に記載の操作ボタン一体式フロントパネル において、操作ボタンは、適宜の間隔をおいて複数個並設されるものである。こ の構成においては、操作ボタンは、適宜の間隔をおいて並設されているので、ス ライドコアの先端部が抜き出された開口と空間とは、各操作ボタンに対応して並 ぶことになる。従って、スライドコアは、先端部が分れた櫛刃状の一体物を用い ればよく、このため、スライドコアのスライド駆動は容易となる。
【0012】 また、請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の操作ボタ ン一体式フロントパネルにおいて、フロントパネルの下部には、該パネルの後方 に回り込んだ下面板が形成され、この下面板には、スライドコアの先端部が抜き 出される開口が形成されると共に、この開口の周縁から前記ボタン支持部の下面 に向って延びる囲い状の壁面が形成され、この壁面は静電気を遮蔽可能な遮蔽板 として機能するものとされているものである。この構成においては、壁面が下面 板開口の周縁を囲っているので、帯電したユーザの指先が下面板の開口付近に近 づいたとしても、フロントパネルの電子部分に対する静電遮蔽作用が得られる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態によるビデオカセットレコーダのフロントパネルに ついて、図面を参照して説明する。図1はフロントパネルの正面を、図2は同フ ロントパネル背面の操作ボタンの構成を、図3はA−A断面を示している。フロ ントパネル1は、樹脂材料により形成され、ビデオカセットレコーダの前面に装 着される。フロントパネル1は、ビデオカセットレコーダの前面を形成するため のパネル面2と、ユーザが各種の操作指令をビデオカセットレコーダに入力する ための複数の操作ボタン3からなるボタン群4とを有しており、これらは、図4 に示されるように、キャビティ側金型7、コア側金型8及びスライドコア9を用 いた射出成形により一体成形される。図1に示したように、各ボタン群4は、適 宜の間隔をおいて一列状に併設された操作ボタン3によって構成される。各ボタ ン群4同士は一列状に併設する必要はなく、異なる高さ位置に設けられていても 良い。以下では、1つの操作ボタン3について説明する。
【0014】 パネル面2には、操作ボタン3の前面部30を露出させるための開孔21が設 けられている。操作ボタン3は、板状のボタン支持部31及び板状のボタンアー ム32を介してパネル面2の背面に連結されている。ボタン支持部31は、パネ ル面2の背面からパネル面2と略直角方向に一体的に立設されている。ボタン支 持部31には、スライドコア9が抜き出される開口35が形成されている。
【0015】 スライドコア9は、図4に示されるように、パネル面2と平行にボタンアーム 32を成形するための金型であり、キャビティ側金型7の型開き方向Xに対して 直交方向Yにスライド移動される。ボタンアーム32は、ボタン支持部31の後 端からボタン支持部31と一体的に突設され、スライドコア9が抜き出された空 間36を介してパネル面2と平行に形成される。また、ボタンアーム32の背面 には、スイッチ作動用アーム33が、ボタンアーム32と略直角方向後方に一体 的に形成されている。スイッチ作動用アーム33は、その先端部34がプッシュ スイッチ62に対向するように延出形成されている。プッシュスイッチ62は、 シャーシ6上の基板61に実装されている。操作ボタン3が押圧されると、主と してボタンアーム32の下端近傍部37が撓み、スイッチ作動用アーム33の先 端部34がプッシュスイッチ62を押圧する。なお、先端部34の下面側は、フ ロントパネル1の装着時にプッシュスイッチとの干渉を避けるためにテーパ状に 形成されている。
【0016】 また、フロントパネル1の下部には、該パネルの後方に回り込んだ下面板22 が形成される。この下面板22には、スライドコア9が抜き出された開口41が 形成されている。さらに、開口41の周縁には、ボタン支持部31の下面に向っ て延びる囲い状の壁面42,43が形成されている。この壁面42,43は、静 電気を遮蔽する遮蔽板として機能する。
【0017】 次に、フロントパネル1の成形工程について、図4を参照して説明する。フロ ントパネル1の射出成形時にキャビティ側金型7、コア側金型8及びスライドコ ア9は、図4に示されるように閉着される。スライドコア9の先端部91の上面 には、図5に示されるように、操作ボタン3の下面を成形するための凹面部92 と、型閉時にコア側金型8の接合面(図示せず)と面接触させるための平面部9 3とが形成されている。また、上記開口35及び開口41の幅寸法は、先端部9 1の幅寸法Wと略同一とされる(実際には、スライドコア9の抜きテーパによっ て開口の41の幅寸法は、開口35の幅寸法に対して若干大きく形成される)。
【0018】 キャビティ側金型7、コア側金型8及びスライドコア9によって形成された隙 間空間に樹脂を射出することにより、パネル面2と操作ボタン3とがボタン支持 部31及びボタンアーム32を介して一体成形される。このとき、ボタンアーム 32は、コア側金型8によって操作ボタン3及びボタン支持部31と一体的に成 形され、スライドコア9によってパネル面2と平行に成形される。これにより、 パネル面2とボタンアーム32とは対向し、前面視で2重とされる。また、キャ ビティ側金型7に設けられた円筒状の突片71によって、パネル面2の開孔21 (パネル面2と操作ボタン3との隙間)が形成される。操作ボタン3の形状を角 柱状にする場合は、キャビティ側金型7に設ける突片を角筒状にすればよい。上 記射出成形後は、スライドコア9を方向Yに抜き出し、キャビティ側金型7を型 開き方向Xに移動させた後、成形体(フロントパネル1)をコア側金型8から離 型させれば、フロントパネル1が得られる。
【0019】 以上のように成形されたフロントパネル1によれば、スライドコア9が抜き出 された空間36を介してパネル面2とボタンアーム32とは前面視で2重になっ ているので、パネル面2によってボタンアーム32等を覆い隠すことができ、従 来の構造では必要とされていたカバーパネルが不要となる。これにより、部品点 数の削減と組立て工数の削減を図ることができる。また、操作ボタン3は、ボタ ン支持部31及びボタンアーム32を介してパネル面2に連結されているので、 ボタンアーム32の下端近傍部37近傍から操作ボタンの前面部を離すことがで き、操作ボタン3の押込ストロークの確保が容易になる。また、ボタンアーム3 2の背面側からボタンアーム32と略直角方向後方にスイッチ作動用アーム33 が一体的に延出形成されているので、スイッチ作動用アーム33を長く延出する ように構成すれば、操作ボタン3の押込ストロークが増幅され、プッシュスイッ チ62の作動が確実なものとなる。
【0020】 また、操作ボタン3は、適宜の間隔をおいて並設されているので、スライドコ ア9の先端部91が抜き出された開口35,41と空間36とは、各操作ボタン 3に対応して並ぶことになる。従って、スライドコア9は、先端部91が分れた 櫛刃状の一体物を用いればよく、このため、スライドコア9のスライド駆動は容 易となる。また、パネル面2と各ボタンアーム32とは、該ボタンアーム32の 部分においてのみ前面視で2重になっている。従って、カバーパネル全域に亘っ て2重構造を有していた従来の構造と比較すれば、フロントパネルの成形に必要 とされる樹脂を削減することができ、フロントパネルの製造原価を下げることが できる。
【0021】 また、先端部34の下面側がテーパ状に形成されているで、フロントパネル1 をビデオカセットレコーダ本体に装着する際、先端部34とプッシュスイッチ6 2の先端との干渉回避することができ、フロントパネル1の装着が容易に行える ようになる。また、開口41の周縁には、静電気遮蔽板として機能する壁面42 ,43が設けられているので、ユーザが開口41付近に指先を近づけたとき、ユ ーザの身体に帯電している静電気がビデオカセットレコーダ内に侵入するのを防 止することができる。また、この壁面42,43は、開口41からの埃等の侵入 を抑制することもできる。なお、図6に示したように、壁面42,43はボタン 支持部31又はボタンアーム32に接するように形成されていてもよく、このよ うに形成すれば、より確実に静電気の侵入を防止することができるようになる。
【0022】 なお、本考案は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であ り、例えば、ボタン支持部31は、板状部材に限られることなく、ブロック状の 部材を適用してもよい。また、ボタンアーム32も板状部材に限られることなく 、棒状の部材を適用してもよい。また、プッシュスイッチ62を作動させるため のスイッチ作動用部材は、上記実施例の構成のスイッチ作動用アーム33に限ら れることなく、ボタンアーム32と一体的に形成された部材であれば特に限定さ れない。
【0023】
【考案の効果】
以上のように請求項1の考案によれば、スライドコアが抜き出された空間を介 して各フロントパネルと各ボタンアームとは前面視で2重になっているので、フ ロントパネルによって各ボタンアーム等を覆い隠すことができ、カバーパネルが 不要となる。これにより、部品点数の削減と組立て工数の削減を図ることができ る。また、操作ボタンは、ボタン支持部及びボタンアームを介してフロントパネ ルに連結されているので、操作ボタンの押込ストロークの確保が容易になる。ま た、各ボタンアームの背面側から該アームと略直角方向後方にスイッチ作動用ア ームが一体的に延出形成されているので、該アームのアーム長を適宜設定して操 作ボタンの押込ストロークを増幅することができ、スイッチの作動を確実に行え るようになる。また、操作ボタンは、適宜の間隔をおいて並設されているので、 スライドコアは、先端部が分れた櫛刃状の一体物を用いればよく、このため、ス ライドコアのスライド駆動は容易となる。また、フロントパネルと各ボタンアー ムとは、該ボタンアームの部分においてのみ前面視で2重になっている。従って 、カバーパネル全域に亘って2重構造を有していた従来の構造と比較すれば、フ ロントパネルの成形に必要とされる樹脂を削減することができ、フロントパネル の製造原価を下げることができる。
【0024】 請求項2の考案によれば、スライドコアが抜き出された空間を介してフロント パネルとボタンアームとは前面視で2重になっているので、フロントパネルによ ってボタンアーム等を覆い隠すことができ、カバーパネルが不要となる。これに より、部品点数の削減と組立て工数の削減を図ることができる。また、操作ボタ ンは、ボタン支持部及びボタンアームを介してフロントパネルに連結されている ので、操作ボタンの押込ストロークの確保が容易になる。
【0025】 請求項3の考案によれば、操作ボタンは、適宜の間隔をおいて並設されている ので、スライドコアの先端部が抜き出された開口と空間とは、各操作ボタンに対 応して並ぶことになる。従って、スライドコアは、先端部が分れた櫛刃状の一体 物を用いればよく、このため、スライドコアのスライド駆動は容易となる。
【0026】 請求項4の考案によれば、静電気遮蔽板として機能する壁面が下面板の開口周 縁に設けられているので、ユーザが開口付近に指先を近づけたとき、ユーザの身 体に帯電している静電気が機器内に侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態によるビデオカセットレ
コーダのフロントパネルの正面図。
【図2】 同フロントパネル背面に形成された操作ボタ
ンの構成を示した斜視図。
【図3】 同フロントパネルのA−A断面図。
【図4】 同フロントパネルのA−A断面を金型と共に
示した断面図。
【図5】 同フロントパネルの成形に用いられるスライ
ドコアの先端部を示した斜視図。
【図6】 同操作ボタンの別の構成を示した斜視図。
【図7】 従来のフロントパネルの断面図。
【符号の説明】
1 フロントパネル 2 パネル面 3 操作ボタン 7 キャビティ側金型 8 コア側金型 9 スライドコア 21 開孔 22 下面板 31 ボタン支持部 32 ボタンアーム 33 スイッチ作動用アーム 35,41 開口 42,43 壁面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントパネルに操作ボタンが樹脂材料
    により一体的に形成され、フロントパネルの開孔より隙
    間を介して操作ボタン前面部がパネル前面に露出してな
    る操作ボタン一体式フロントパネルにおいて、 前記操作ボタンは、適宜の間隔をおいて複数個並設され
    るものであって、 前記各操作ボタンは、フロントパネルの背面から該パネ
    ル面に対し略直角方向に一体的に立設された板状のボタ
    ン支持部と、このボタン支持部の後端付近からフロント
    パネルと略平行に該ボタン支持部と一体的に突設された
    板状のボタンアームとを介してフロントパネルにそれぞ
    れ連結され、 前記各ボタンアームの背面側から該アームと略直角方向
    後方にスイッチ作動用アームが一体的に延出形成され、 前記各ボタン支持部は、前記ボタンアームの立設部位と
    フロントパネル背面との間に、フロントパネル成形用の
    コア側金型及びキャビティ側金型の型開き方向と直交方
    向にスライド移動されるスライドコアの先端部が抜き出
    される開口をそれぞれ有し、 前記スライドコアが抜き出された空間を介してフロント
    パネルと前記ボタンアームとは、該ボタンアームの部分
    においてのみ前面視で2重になっていることを特徴とす
    る操作ボタン一体式フロントパネル。
  2. 【請求項2】 フロントパネルに操作ボタンが一体的に
    形成され、フロントパネルの開孔より操作ボタン前面部
    がパネル前面に露出してなる操作ボタン一体式フロント
    パネルにおいて、 前記操作ボタンは、フロントパネルの背面側に立設され
    たボタン支持部と、このボタン支持部からフロントパネ
    ルと略平行に該ボタン支持部と一体的に突設されたボタ
    ンアームとを介してフロントパネルに連結され、 前記ボタンアームには、スイッチ作動用部材が一体的に
    形成され、 前記ボタン支持部は、前記ボタンアームの立設部位とフ
    ロントパネル背面との間に、フロントパネル成形用のコ
    ア側金型及びキャビティ側金型の型開き方向と直交方向
    にスライド移動されるスライドコアの先端部が抜き出さ
    れる開口を有し、 前記スライドコアが抜き出された空間を介してフロント
    パネルと前記ボタンアームとは、前面視で2重になって
    いることを特徴とする操作ボタン一体式フロントパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記操作ボタンは、適宜の間隔をおいて
    複数個並設されるものであることを特徴とする請求項2
    に記載の操作ボタン一体式フロントパネル。
  4. 【請求項4】 フロントパネルの下部には、該パネルの
    後方に回り込んだ下面板が形成され、この下面板には、
    スライドコアの先端部が抜き出される開口が形成される
    と共に、この開口の周縁から前記ボタン支持部の下面に
    向って延びる囲い状の壁面が形成され、この壁面は静電
    気を遮蔽可能な遮蔽板として機能するものとされている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の操作ボタン一体式フロントパネル。
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