JP3090013B2 - Icデバイスの移載装置 - Google Patents

Icデバイスの移載装置

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JP3090013B2 JP07337668A JP33766895A JP3090013B2 JP 3090013 B2 JP3090013 B2 JP 3090013B2 JP 07337668 A JP07337668 A JP 07337668A JP 33766895 A JP33766895 A JP 33766895A JP 3090013 B2 JP3090013 B2 JP 3090013B2
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    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICデバイスの製
造工程や検査工程等において、受渡トレー側から受取ト
レー側にICデバイスを移載するためのICデバイスの
移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路素子を樹脂でモールドしてなる
パッケージ部から多数のリードピンを延設してなるIC
デバイス(以下、単にデバイスという)は、回路基板等
への実装方式により、ピン挿入タイプのものと面実装タ
イプのものとが用いられる。ピン挿入タイプのデバイス
は、回路基板に設けたスルーホールにリードピンを挿入
することにより実装されるものであり、このためにリー
ドピンは、パッケージ部の側方から導出して下方に曲折
せしめられている。このタイプのデバイスは、通常は、
筒状のマガジンに1列に並べて収容するようにしてい
る。
【0003】一方、面実装タイプのデバイスDは、図7
に示したように、パッケージ部Pの少なくとも2辺(図
面においては4辺)の側部からリードピンLを延在させ
て、これら各リードピンLを途中で下方に曲折させて、
パッケージ部Pの底面部より僅かに低い位置で、さらに
外方に向けて曲折する形状としている。このタイプのデ
バイスDは回路基板の表面にはんだ付け等により実装さ
れるもので、回路基板の薄型化、小型化を図ることがで
きるので、この面実装タイプのデバイスDは近年広く用
いられるようになってきている。
【0004】デバイスDを収容するための治具として
は、前述したピン挿入タイプのデバイスのように筒状の
マガジンを用いることはできないために、トレーSTが
用いられる。即ち、トレーSTは方形の薄板状の部材か
らなり、縦横に所定のピッチ間隔をもって多数のデバイ
ス収容部SRを凹設してなるものであって、デバイス収
容部SRの深さは、リードピンLからパッケージ部Pの
上端部までのデバイスDの高さ寸法より深くなってい
る。これによって、各デバイス収容部SRにデバイスD
を収容させた状態で、トレーSTを段積みできるので、
保管や運搬等に便利になる。そして、デバイス収容部S
Rの上部を開放させておき、真空吸着手段によりパッケ
ージ部Pの上面部を吸着することによって、デバイスD
のトレーSTへの載置及びトレーSTからの取り出しが
容易に行われる。
【0005】デバイスDは、その製造後、出荷する前の
段階で、その電気的特性を測定する製品テストが行われ
る。このテストは、デバイスDの各リードピンLに電気
的に接続する接点を備えたテストヘッドを有するICテ
スタにより行われるが、このテストを効率的に行うため
に、図8に示したように、多数のデバイスを収容するテ
スト用トレーTTを用い、このテスト用トレーTTの各
デバイス収容部TRにデバイスを収容させた状態で、上
方からテストヘッドの接点を各リードピンに当接させ
て、テスト用トレーTT内に収容した多数のデバイスを
同時にテストするように構成される。
【0006】図7に示したトレーST(以下、テスト用
トレーTTと区別するために、保管用トレーという)
は、その性質上、小さなスペースでできるだけ多数のデ
バイスを収容できるようにするために、できるだけ小さ
なピッチ間隔でデバイスを収容させるように構成する。
これに対して、テスト用トレーTTにおいては、図8に
は省略するが、デバイスDを正確に位置決めし、かつ保
持するためのクランプ機構や、接点とリードピンとの位
置合わせ機構をテスト用トレーTT側に設けなければな
らない等の関係から、デバイス収容部TRのピッチ間隔
はある程度広くなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】而して、デバイスのテ
ストを行う際には、まずローダ部にデバイスを収容した
保管用トレーを載置して、この保管用トレーからデバイ
スをテスト用トレーに移し替える。また、テスト終了後
には、テスト用トレーからデバイスを取り出して、テス
ト結果に基づいて分類分けした状態で、再び保管用トレ
ーに移し替えるうようにする。このために、ロボット等
に装着した真空吸着手段を用い、この真空吸着手段でデ
バイスのパッケージ部を真空吸着して取り出して、トレ
ー間での移し替えが行われる。
【0008】既に説明したように、保管用トレーとテス
ト用トレーとでは、デバイス収容部のピッチ間隔が異な
っているので、デバイスを1個ずつ取り出して移載する
場合には、ピッチ間隔の相違による影響はないが、デバ
イスの移載速度及び効率が悪くなる。そこで、デバイス
収容部のピッチ間隔を補正するために、一対からなる真
空吸着手段を用い、これらの真空吸着手段の一方または
双方を相互に近接・離間する方向に移動可能となし、ピ
ッチ間隔が狭いトレー、即ち保管用トレー側では真空吸
着手段の相互間の間隔を縮めた状態でデバイスの吸着・
脱着を行い、またピッチ間隔の広いテスト用トレー側で
は、真空吸着手段相互間の間隔を広げることによって、
デバイスの吸着・脱着を可能にするように構成したもの
も知られている。
【0009】ところで、近年においては、高性能のIC
テスタが用いられるようになってきており、このために
テスト時間の短縮が図られるようになってきている。こ
れに伴って、ICデバイスの移載、即ち保管用トレーか
らテスト用トレーに移載し、またテスト用トレーから保
管用トレーに移載するための時間が短縮されない限り
は、ICテスタによるテストの効率化、高速化が図られ
なくなってしまう。従って、デバイスの移載速度を向上
させることは、デバイスの試験装置によるテストの効率
化及び高速化を図る点で極めて重要である。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、それぞれデバイス収
容部のピッチ間隔が異なる受渡側トレーから受取側トレ
ーに極めて高速で、効率的にデバイスの移載を行えるよ
うにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、ICデバイスを吸着する4個の真空
吸着ヘッドのそれぞれを縦横に並べて設けた支持ブロッ
クに装着し、第1の支持ブロックを固定的に保持し、第
2の支持ブロック及び第3の支持ブロックはそれぞれ直
交する方向において、第1の支持ブロックに対してそれ
ぞれ直交する方向に往復移動可能となし、また第4の支
持ブロックは、第2,第3の支持ブロックの少なくとも
一方の移動に連動して、第1の支持ブロックに対して対
角線の方向に往復移動するように構成したことをその特
徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のICデバイスの移載装置
の基本構成について図1及び図2に基づいて説明する。
同図において、1は受渡側トレー、2は受取側トレー、
3は両トレー1,2間にデバイスDを移載する移載手段
をそれぞれ示す。移載手段3は、少なくとも上下方向に
昇降動作を行うものであり、好ましくは水平方向におけ
るX,Y方向及び上下方向であるZ方向に移動可能なア
ームからなる3軸ロボット4に装着させるように構成す
る。
【0013】トレー1,2はそれぞれデバイスDを収容
する多数のデバイス収容部1a,2aを設けたものであ
って、図2に示したように、デバイス収容部1aの左右
及び前後のピッチ間隔PX1,PY1は、デバイス収容部2
aの左右及び前後のピッチ間隔PX2,PY2より狭くなっ
ている。ここで、前述した左右及び前後のピッチ間隔P
X1及びPY1、PX2及びPY2は、それぞれ同一の場合もあ
るが、左右及び前後のピッチ間隔は異なっていても、そ
れらの比が同じ、即ちPX1/PY1=PX2/PY2の関係と
なっておれば良い。
【0014】移載手段3は、4個の真空吸着手段5を有
し、これら各真空吸着手段5は、それぞれ支持ブロック
に装着されている。支持ブロックは4個設けられ、それ
らは縦横に配置される。このうちの1個の支持ブロック
は所定の基準位置に固定的に保持された第1の支持ブロ
ック6sである。この第1の支持ブロック6sに隣接す
る位置には、所定の方向(図1のX方向)に往復移動可
能な第2の支持ブロック6xであり、また第3の支持ブ
ロック6yは第1の支持ブロック6sに対して、第2の
支持ブロック6xと直交する方向(図1のY方向)に往
復移動するものである。さらに、第4の支持ブロック6
xyは、第1の支持ブロック6sの対角線方向(図1の
DG方向)に往復移動可能となっている。
【0015】第2の支持ブロック6x及び第3の支持ブ
ロック6yには駆動手段を接続して、それぞれX方向及
びY方向に往復移動させるように構成する。そして、第
4の支持ブロック6xyは、第2の支持ブロック6xの
X方向の動きと第3の支持ブロック6yのY方向の動き
との少なくともいずれか一方の動きに追従して第1の支
持ブロック6sに対して対角線方向に移動することにな
る。
【0016】以上のように構成することによって、まず
第2,第3及び第4の各支持ブロック6x,6y,6x
yを第1の支持ブロック6sに近接させて、4個の真空
吸着手段5は相互に近接した位置に配置すると、受渡側
トレー1におけるデバイス収容部1aのピッチ間隔に一
致する間隔となる。従って、3軸ロボット4によって、
支持ブロック6s,6x,6y,6xyを下降させて、
これら4個の真空吸着手段5に吸着力を作用させること
によって、受渡側トレー1における4個のデバイスDを
同時に吸着できる。
【0017】そして、各吸着手段5で4個のデバイスD
を取り出して、図2に矢印で示したように、3軸ロボッ
ト4により受渡側トレー1の位置から受取側トレー2の
位置に移行させる。この間に、第2の支持ブロック6x
を第1の支持ブロック6sからX方向に離間するように
移動させ、かつ第3の支持ブロック6yを第1の支持ブ
ロック6sに対してY方向に離間するように移動させ、
さらには第4の支持ブロック6xyを第1の支持ブロッ
ク6sに対して対角線の方向に移動させる。これによっ
て、各真空吸着手段5は、受取側トレー2のデバイス収
容部2aのピッチ間隔となるように間隔が広げられるこ
とになる。
【0018】そこで、3軸ロボット4によって、それぞ
れデバイスDを吸着した真空吸着手段5をそれぞれ装着
した各支持ブロック6s,6x,6y,6xyを下降さ
せて、各デバイスDを受取側トレー2の各デバイス収容
部2a内に配置する。この状態で、真空吸着手段5によ
る吸着力を解除することによって、4個のデバイスDは
同時に受取側トレー2に移載される。
【0019】以上の構成において、支持ブロック6s,
6x,6y,6xyのうち、1個の支持ブロック6sは
3軸ロボット4のアーム等に固定的に保持させる。可動
の支持ブロックである第2,第3及び第4の支持ブロッ
ク6x,6y,6xyのうち、第2,第3の支持ブロッ
ク6x,6yはそれぞれX方向及びY方向に駆動しなけ
ればならないが、第4の支持ブロック6xyは駆動手段
に接続する必要はなく、第2,第3の支持ブロック6
x,6yの一方または両方の動きに追従して変位させれ
ば良い。
【0020】第2,第3の支持ブロック6x,6yはそ
れぞれ独立の駆動手段により駆動するか、または単一の
駆動手段で駆動することもできる。駆動はシリンダや、
モータ等により行われ、シリンダを用いる場合には、支
持ブロック6x,6yに直接連結すれば良いが、狭い間
隔と広い間隔との2つの間隔の間でしか変位させること
はできない。モータを用いる場合には、モータから駆動
力を支持ブロック6x,6yに伝達するために、ボール
ねじや駆動ベルト、さらにはカム機構等を用いる必要が
あるが、間隔の調整は任意に行える。さらに、駆動ベル
ト方式で動力を伝達する場合には、1個のモータで一対
の駆動ベルトを駆動できることから、単一の駆動手段に
より駆動できる。また、カム駆動機構も、モータを共用
させることができる。
【0021】第4の支持ブロック6xyには駆動手段を
設けられないが、第2及び第3の支持ブロック6x,6
yの動きに追従して動くようにする必要がある。このた
めに、第2の支持ブロック6xには、その動きと直交す
る方向、即ちY方向のガイド手段を設け、また第3の支
持ブロック6yにも、それと直交するX方向のガイド手
段を設けて、これら両ガイド手段に第4の支持ブロック
6xyを係合させる。例えば、第2及び第3の支持ブロ
ック6x,6yにはガイドロッドを突設させ、第4の支
持ブロック6xyにはこれらのガイドロッドを摺動可能
に挿通させる。これによって、第2及び第3の支持ブロ
ック6x,6yを第1の支持ブロック6sにおけるそれ
ぞれX方向及びY方向に動かした時に、第4の支持ブロ
ック6xyは第1の支持ブロック6sの対角線方向に移
動させることができる。また、支持ブロック6s,6
x,6y,6xyが、それらの位置関係が常に同一間隔
となる状態で移動する場合には、第2,第3の支持ブロ
ック6x,6yのいずれかと連動して移動するようにな
し、かつ第1の支持ブロック6sに対して、対角線の方
向へのガイド部材に係合させれば良い。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。まず、図3に移載装置の全体構成を示す。同図に
おいて、10は移載装置であって、この移載装置10は
X軸,Y軸及びZ軸からなる3軸ロボットのアームに装
着されており、この3軸ロボットにより水平方向及び上
下方向に移動可能な構成となっている。ただし、この3
軸ロボットは周知のものであるから、その図示及び説明
は省略する。
【0023】移載装置10は、断面がL字状となり、相
互に直交する状態となった板体11Xと板体11Yから
なる取付板11を有し、この取付板11は板面が上下方
向を向くように配置されて、その上端部がロボットのア
ームに上下動可能に連結されている。取付板11には、
図4に示したように、4個の支持ブロック12s,12
x,12y及び12xyが設けられている。第1の支持
ブロック12sが板体11Xと板体11Yとのコーナ部
に固定して設けられている。また、第2の支持ブロック
12xは、板体11X側に装着されており、第3の支持
ブロック12yは板体11Yに装着されて、これら第
2,第3の支持ブロック12x,12yはそれぞれ板体
11X,11Yの板面に沿って直線的に移動可能となっ
ている。ここで、第2の支持ブロック12x及び第3の
支持ブロック12yは、所定の平面内で、相直交する方
向に動くものであって、以下の説明においては、第2の
支持ブロック12xの動きの方向をX方向とし、第3の
支持ブロック12yの動きの方向をY方向とする。そし
て、これら各支持ブロック12s,12x,12y及び
12xyには、それぞれ真空吸着手段13がその下面か
ら垂設されている。
【0024】第2,第3の支持ブロック12x,12y
には、それぞれスライド部材14x,14yが連結され
ており、これらスライド部材14x,14yは、図5に
示したように、それぞれ板体11X,11Yに設けたガ
イド手段15x,15yを貫通する状態に設けられてい
る。ここで、ガイド手段15x,15yは、例えば板体
11X,11Yに設けた水平方向の長孔にガイドレール
を設け、またガイド手段15x,15y側にはローラウ
エイを設けて、ガイドレールとローラウエイとの間にロ
ーラを装着してなるものである。これによって、第2,
第3の支持ブロック12x,12yはそれぞれ直交する
方向、即ち第2の支持ブロック12xはX方向、第3の
支持ブロック12yはY方向に往復移動できることにな
る。
【0025】第2,第3の支持ブロック12x,12y
をそれぞれX方向及びY方向に駆動するために、スライ
ド部材14x,14yは、それぞれ板体11X,11Y
のガイド手段15x,15yを貫通して、板体11X,
11Yの支持ブロックを設けた部位の反対側に延在され
ている。これら板体11X,11Yの反対側の部位に
は、それらの下面部に受け台16x,16yが設けられ
ており、これら各受け台16x,16yには、それぞれ
プーリ17x,18x及び17y,18yと、これら各
プーリ17x,18x及び17y,18y間に巻回して
設けたベルト19x,19yとが設けられ、プーリ17
x,17yはモータ20x,20yに接続されており、
このモータ20x,20yによりベルト19x,19y
が回転駆動されるようになっている。そして、ベルト1
9x,19yにはスライド部材14x,14yが連結・
固定されており、従ってベルト19x,19yを送るこ
とによって、第2,第3の支持ブロック12x,12y
をそれぞれX方向及びY方向に変位せしめられることに
なる。
【0026】さらに、第2,第3の支持ブロック12
x,12yには、それぞれ延在部21y,21xが連設
されており、これら各延在部21y,21xには各々2
本のガイドロッド22y,22xがそれぞれの移動方向
と直交する方向に導出されている。そして、第4の支持
ブロック12xyには、軸受部23y,23xが延在さ
れており、これら各軸受部23y,23xにはそれぞれ
ガイドロッド22y,22xが摺動可能に挿通されてい
る。これによって、第2,第3の支持ブロック12x,
12yがそれぞれX方向及びY方向に動くと、それに追
従して第4の支持ブロック12xyがX,Y方向にそれ
ぞれ同じ距離だけ動くことになり、これによって第4の
支持ブロック12xyは第1の支持ブロック12sに対
して対角線の方向に変位する。
【0027】以上のように構成することによって、図4
に示したように、第2,第3の支持ブロック12x,1
2yを第1の支持ブロック12s側に近接させると、こ
れら第2,第3の支持ブロック12x,12yにそれぞ
れガイドロッド22y,22xを介して連動する第4の
支持ブロック12xyが相互に近接した状態となり、こ
の状態で取付板11を下降させると、それぞれの真空吸
着手段13によりトレーに収容されている4個のデバイ
スDが同時に吸着され、この状態で取付板11を上昇さ
せると、トレーからデバイスDを取り出すことができ
る。また、4個のデバイスDをそれぞれ真空吸着手段1
3で吸着している状態で、取付板11を下降させて、ト
レーの各収容部内にデバイスDを送り込み、真空吸着手
段13から脱着させることにより、デバイスDをトレー
に収容させることができる。
【0028】また、支持ブロック12s,12x,12
y及び12xyを前述の位置関係から、モータ20x,
20yを駆動して、ベルト19x,19yを送ると、第
2,第3の支持ブロック12x,12yがそれぞれX方
向及びY方向に向けて、第1の支持ブロック12sから
離間する方向に変位する。そして、これら第2,第3の
支持ブロック12x,12yには、それぞれガイドロッ
ド22y,22xが装着されており、これらガイドロッ
ド22y,22xは第4の支持ブロック12xyに連結
されているから、第2の支持ブロック12xの移動に追
従して、第4の支持ブロック12xyがX方向におい
て、同じ方向に同じ距離だけ移動し、第3の支持ブロッ
ク12yの移動に追従して、Y方向において、同じ方向
に同じ距離だけ移動する。これによって、第4は第1の
支持ブロック12sに対して対角線の方向に移動するこ
とになり、図6に示した位置関係となる。ここで、第2
の支持ブロック12xと第3の支持ブロック12yと
は、時間をずらして移動させても良いが、同時に移動さ
せることも可能である。
【0029】これによって、支持ブロック12s,12
x,12y及び12xyの間隔が広がって、デバイス収
容部のピッチ間隔が広いトレーから4個のデバイスDを
同時に取り出すことができ、またこのトレーに4個のデ
バイスDを同時に収容させることができる。
【0030】以上のように、デバイス収容部のピッチ間
隔が異なるトレー間でデバイスDの移載を行う際に、4
個のデバイスを同時に吸着させて、移載途中で各デバイ
スDの相対位置関係を変化させるようにしているから、
移載速度が速くなり、効率的な移載が可能となる。しか
も、真空吸着手段13がそれぞれ設けられている支持ブ
ロック12s,12x,12y及び12xyのうち、2
個の支持ブロック12x,12yを駆動するだけで、全
ての支持ブロックの間隔を変化させることができるの
で、駆動機構の構成を簡略化できるようになる。さら
に、駆動機構としては、モータ20x,20yとベルト
19x,19yとを用いているから、任意の位置に位置
決めできるようになるから、2種類のトレー間の移載だ
けでなく、複数種類のトレー間の移載を行うこともでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ICデ
バイスを吸着する4個の真空吸着ヘッドのそれぞれを縦
横に並べて設けた支持ブロックに装着し、第1の支持ブ
ロックを固定的に保持し、第2の支持ブロック及び第3
の支持ブロックはそれぞれ直交する方向において、第1
の支持ブロックに対してそれぞれ直交する方向に往復移
動可能となし、また第4の支持ブロックは、第2,第3
の支持ブロックの少なくとも一方の移動に連動して、第
1の支持ブロックに対して対角線の方向に往復移動する
ように構成したので、それぞれデバイス収容部のピッチ
間隔が異なる受渡側トレーから受取側トレーに4個のデ
バイスを同時に移載できるようになり、その移載を極め
て高速で、効率的に行えるようになる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICデバイスの移載装置の基本構成を
示す説明図である。
【図2】受渡側トレーと受取側トレーとにおけるデバイ
ス収容部のピッチ間隔を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示す移載装置の外観図であ
る。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】各支持ブロックの間隔を最大限に広げた状態の
図4と同様の平面図である。
【図7】面実装タイプのICデバイスと保管用トレーと
を示す外観図である。
【図8】ICデバイスと共に示すテスト用トレーの外観
図である。
【符号の説明】
1 受渡側トレー 2 受取側トレー 1a,2a デバイス収容部 3 移載手段 4 3軸ロボット 5,13 真空吸着手段 6s,6x,6y,6xy,12s,12x,12y,
12xy支持ブロック 10 移載装置 11 取付板 11X,11Y 板体 14x,14y スライド部材 15x,15y ガイド手段 19x,19y ベルト 20x,20y モータ 22x,22y ガイドロッド

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のピッチ間隔で多数のICデバイス
    の収容部を設けた受渡側トレーと、この受渡側トレーと
    は異なるピッチ間隔で多数のICデバイスの収容部を設
    けた受取側トレーとの間にICデバイスを移載するため
    の装置において、ICデバイスを吸着する4個の真空吸
    着ヘッドのそれぞれを縦横に並べて設けた支持ブロック
    に装着し、第1の支持ブロックを固定的に保持し、第2
    の支持ブロック及び第3の支持ブロックはそれぞれ直交
    する方向において、第1の支持ブロックに対してそれぞ
    れ直交する方向に往復移動可能となし、また第4の支持
    ブロックは、第2,第3の支持ブロックの少なくとも一
    方の移動に連動して、第1の支持ブロックに対して対角
    線の方向に往復移動するように構成したことを特徴とす
    るICデバイスの移載装置。
  2. 【請求項2】 前記第4の支持ブロックを前記第2及び
    第3の支持ブロックから、それぞれの移動方向と直交す
    る方向に延在させたガイド手段にスライド変位可能に連
    結する構成としたことを特徴とする請求項1記載のIC
    デバイスの移載装置。
  3. 【請求項3】 断面がL字状となった取付板の角隅部に
    前記第1の支持ブロックを固定的に設け、また第2及び
    第3の支持ブロックはこの取付板のそれぞれの板体部の
    表面に沿ってスライド変位可能に設けて、駆動手段によ
    りスライド変位させるようになし、これら第2及び第3
    の支持ブロックからそれぞれ第4の支持ブロックをスラ
    イド変位させるための前記ガイド手段を設ける構成とし
    たことを特徴とする請求項2記載のICデバイスの移載
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2及び第3の支持ブロックには、
    それぞれ別個の駆動手段を接続する構成としたことを特
    徴とする請求項3記載のICデバイスの移載装置。
  5. 【請求項5】 前記第2及び第3の支持ブロックは単一
    の駆動手段で駆動させる構成としたことを特徴とする請
    求項3記載のICデバイスの移載装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段は、前記第2及び第3の支
    持ブロックを、それぞれの移動範囲における任意の位置
    に停止可能な構成としたことを特徴とする請求項4また
    は請求項5記載のICデバイスの移載装置。
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